JP3704530B2 - ポンプのノズルヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器に組付けられ、容器に収納された内容液を、発泡化して噴出するポンプのノズルヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
容器に組付けられて、容器に収納された内容液を発泡化して噴出するポンプとして、アトマイザーポンプ等の通常のポンプのノズルヘッドに、噴出された内容液を空気と攪拌して発泡化させる発泡化体を組付けたものが多用されている。
【0003】
この発泡化用のノズルヘッドは、通常のノズルヘッドの噴出口に、発泡化体を有するノズル口筒を組付け、噴出口と発泡化体との間に形成される噴出路に外気を吸入する空気孔を開設して構成され、勢い良く噴出される内容液と、この内容液の勢いの良い噴出動作により空気孔から吸引された空気とを一緒に発泡化体に供給することにより、この発泡化体で内容液と空気とを攪拌して内容液の発泡化を達成するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術にあっては、空気孔が噴出口に近接した噴出路に開口する必要があることから、空気孔をノズルヘッドの上端部に、その開口部を外部に露出させた状態で直接開設した構造となっているので、空気孔開設のための専用の後加工を必要として、製作処理工数が増えるとか、空気孔を一体設することのできる専用の金型装置を新たに製造しなければならないと云う問題があった。
【0005】
また、空気孔は、ノズルヘッドの上端部の外表面に露出した状態で形成されるので、商品としてのノズルヘッドの外観体裁上、この空気孔を大きな開口面積で形成することができず、このため噴出される内容液の発泡化に空気が不足となり勝ちとなると云う問題があった。
【0006】
さらに、空気孔は、商品としてのノズルヘッドの外観体裁上、多数個を設けることができず、ノズルヘッドの上端部の左右にそれぞれ一つ設けるのが限界であるため、噴出路の全周にわたって空気を均一に吸引することは不可能であり、このため噴出される内容液の物性によっては、発泡化に不均一が発生する恐れがあると云う問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、ノズルヘッド本体に対するその為だけの開設加工によることなく空気孔を形成することを技術的課題とし、もってノズルヘッド本体の製作の面倒化を防止すると共に、既存のノズルヘッド本体の発泡化機能付きへの変換を容易とし、さらに内容液の充分で良好な発泡化を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
容器の口部に組付けられるポンプのノズルヘッドであること、
内容液を勢い良く噴出する噴出口を開設した噴出口板を底板として組付け凹部を形成したノズルヘッド本体を有すること、
ノズルヘッド本体の組付け凹部内に、先端部を突出させた姿勢で不動に挿入組付けされる口筒本体内に、噴出内容液を空気と攪拌させて発泡化させる発泡化体を設けたノズル口筒を有すること、
ノズルヘッド本体の組付け凹部の内周面とノズル口筒の口筒本体の外周面との間に外気吸い込み用の吸気路を形成すること、
ノズル口筒の口筒本体の基端に、吸気路をこの口筒本体内に連通させる吸気口を開設すること、
にある。
【0009】
そしてまた、ノズルヘッド本体の組付け凹部の内周面とノズル口筒の口筒本体の外周面の少なくとも一方に、突出端を他方に当接させて、ノズルヘッド本体の組付け凹部に対するノズル口筒の不動な挿入組付けを達成すると共に、ノズルヘッド本体の組付け凹部とノズル口筒の口筒本体との間に吸気路を形成する、複数の支持突片を突設したこと、にある。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に、ノズルヘッド本体の組付け凹部の内周面とノズル口筒の口筒本体の外周面の少なくとも一方に、他方に設けた支持突片が係合する係合溝を設けたこと、を加えたものである。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明に、係合溝に対する支持突片の係合により、ノズルヘッド本体の組付け凹部に対するノズル口筒の挿入組付け限位置を、ノズル口筒の口筒本体の後端縁とノズルヘッド本体の噴出口板との間に間隙を形成する位置に設定し、この形成された間隙を吸気口とすること、を加えたものである。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明における吸気口を、ノズル口筒の口筒本体の基端に設けた切欠きにより構成したものである。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載の発明における吸気口を、ノズルヘッド本体の噴出口板の外面周端部に、組付け凹部内に挿入組付けされたノズル口筒の口筒本体の基端縁に突き当たる複数の突き当たり突片を設け、この突き当たり突片との突き当たりにより口筒本体の基端縁と噴出口板との間に形成される間隙により構成したものである。
【0014】
ノズル口筒の口筒本体内部空間である噴出路に外気を導入する吸気路は、ノズルヘッド本体の組付け凹部内周面と、この組付け凹部内に先端部を突出させた姿勢で挿入組付けされたノズル口筒の口筒本体外周面との間に形成されるので、その開放口は、組付け凹部の開口部により提供されるので、ノズルヘッド本体に専用の加工を要することなく、吸気路の開放口が形成されることになり、またこの吸気路の開放口は口筒本体の開口部であるノズル口と並列的に位置するので、目立つことがなく、ノズルヘッドの外観体裁を劣化させることがない。
【0015】
吸気路を経て吸入された外気を噴出路内に噴出させる吸気口は、ノズル口筒の口筒本体の基端に位置しているので、ノズルヘッド本体の噴出口の側近に位置することになり、このため噴出口から噴出される内容液の噴出動作に伴う外気の吸引を、強力にかつ確実に達成することになる。
【0016】
このように、吸気路および吸気口は、別体物であるノズルヘッド本体とノズル口筒との組合せにより形成されるものであるので、構造の複雑なノズルヘッド本体に、吸気路および吸気口形成のための構造部分を追加することなく、吸気路および吸気口の形成が可能となり、これによりノズルヘッド本体の構造の複雑化を防止することができると共に、所望する流路面積の吸気路を簡単に形成することが可能となる。
【0017】
吸気路は、ノズルヘッド本体の組付け凹部の内周面と、ノズル口筒の口筒本体の外周面との間に形成されるので、ノズルヘッド本体の噴出口の周囲の全周から外気を供給することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1ないし図3は、本発明の第一の実施例を組付けたポンプの全体図を示すもので、ポンプ本体17は、通常の手押し式吸い上げポンプ構造となっていて、内容液を収納した容器(図示省略)の口部に組付けキャップ19により組付ける構造となっている。
【0019】
ポンプ本体17の噴出筒18上端に密に組付けられる本発明によるノズルヘッド1は、ポンプ本体17に組付いて、内容液噴出のための押し下げ操作部分を提供すると共に、内容液を霧状に勢い良く噴出するノズルヘッド本体2と、このノズルヘッド本体2から噴出された内容液を発泡化させるノズル口筒9とから構成されている。
【0020】
ノズルヘッド本体2は、押し下げ操作の操作部分を提供する頂板5から、ポンプ本体17の噴出筒18上端部に密に外嵌する内筒3と、ポンプ本体17の組付けキャップ19に一体設されたガイド筒に遊嵌する外筒4とを垂下設した有頂二重筒状体の上端部前半に、内筒3の一部である噴出口板7を底部として前方に向かって開放した組付け凹部6を形成して構成され、噴出口板7の中央には噴出口8が開設されている。
【0021】
ノズル口筒9は、単純な円筒形状をした口筒本体10の外周面に、突出端を組付け凹部6の内周面に圧接させる複数(図1ないし図3に示した実施例の場合、三つ)の支持突片12を突設し、口筒本体10内に、噴出されてきた内容液を空気と攪拌して発泡化させる発泡化体11を設けて構成されている。
【0022】
このノズル口筒9は、先端部分を前方に突出させた状態で組付け凹部6内に挿入組付けされ、各支持突片12の突出端を組付け凹部6の内周面に圧接することにより、口筒本体10の外周面と組付き凹部6の内周面との間に、吸気路15となる隙間を形成した状態で、その組付き姿勢を一定にかつ不動に保持する。
【0023】
このノズル口筒9の組付き凹部7に対する不動な組付きは、組付き凹部7の内周面の上部部分に係合溝13を設け、この係合溝13に口筒本体10の上側に設けられた支持突片12を係合させることにより達成している。
【0024】
ノズル口筒9の口筒本体10の後端縁(基端縁)の支持突片12の延長上に位置しない箇所には、切欠きにより吸気口16が形成されているが、このように吸気口16が各支持突片12の延長上に位置していないので、吸気路15からの外気は、吸気口16を通って円滑に口筒本体10内に流入する。
【0025】
それゆえ、ノズルヘッド1を押し下げて、内容液が噴出口8から勢い良く噴出されると、この内容液の噴出動作により、外気が組付け凹部6の開口端から吸気路15と吸気口16を通って口筒本体10内に吸引され、噴出内容液と一緒に発泡化体11に供給される。
【0026】
内容液の発泡化噴出動作に際して、発泡化した内容液を噴出する口筒本体10の先端開口部に対して、外気を吸引する組付け凹部6の開口部が後方に位置しているので、噴出された発泡化内容液が組付け凹部6の開口部に吸引されて、外気の吸気に悪影響を与えることはない。
【0027】
図4ないし図6は、本発明の第二の実施例を示すもので、組付け凹部6の縦断面形状を長方形状に形成すると共に、ノズル口筒9の口筒本体10を円筒形状に形成することにより、流路面積の大きい吸気路15を形成し、これにより噴出内容液の発泡化に充分な外気を常に供給できるようにしている。
【0028】
この第二の実施例において、支持突片12は四つ設けられているが、組付け凹部6に対するノズル口筒9の不動な組付けを達成するのは、組付け凹部6に設けられた係合溝13に係合しかつ係止する機能の付与された上下の支持突片12であって、左右の支持突片12は補助的に機能する。
【0029】
なお、吸気口16が、口筒本体10の後端縁の左右箇所に切欠き状に形成されているので、左右の支持突片12が外気の吸引の邪魔とならないように、この左右の支持突片12の長さは短いものとなっている。
【0030】
また、図7および図8に示すように、左右の支持突片12を、組付け凹部6の係合溝13に係合しかつ係止する機能を有するものに構成し、口筒本体10の上下両端部が組付け凹部6の内周面に圧接する構成とすることにより、上下の支持突片12を省略して左右の支持突片12だけで、ノズル口筒9の組付け凹部6に対する不動な組付きを達成維持することができ、上下の支持突片12を省略した分、ノズル口筒9の構造を簡単化させることになる。
【0031】
図9は、本発明の第三の実施例を示すもので、組付け凹部6に対するノズル口筒9の挿入組付け限位置を、口筒本体10の後端縁と噴出口板7の前面との間に間隙が形成される位置に規制設定し、この口筒本体10と噴出口板7との間に形成された間隙を吸気口16とすることにより、噴出口8の全周範囲から外気を均等に供給することを可能とし、これにより内容液の均一な発泡化を安定して得るようにしたものである。
【0032】
この第三の実施例において、口筒本体10と噴出口板7との間に吸気口16としての間隙を形成する手段としては、上下(または左右)の支持突片12の係合溝13に対する係止位置を不動に設定する手段が有効であるが、噴出口板7の前面周端縁の一部もしくは口筒本体10の後端面の一部の一方に、他方に突き当たる突き当たり突片14を設ける手段を用いても良い。
【0033】
なお、図示実施例の場合、発泡化体11は、ノズル口筒9が形成する内容液の噴出路を横断する隔壁状に設けたメッシュ体となっているが、このメッシュ体である発泡化体11のノズル口筒9への組付けは、発泡化体11をインサート材としてノズル口筒9を射出成形しても良いし、別個に成形されたノズル口筒9本体と発泡化体11とを溶着組付けしても良い。
【0034】
また、発泡化体11は、その構造がメッシュ構造に限定されることはなく、例えば口筒本体10の内周面に螺旋状のリブを設けて構成しても良いし、口筒本体10内に嵌装したコイルスプリングで構成しても良い。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
噴出内容液の発泡化のための外気を導入する吸気路および吸気口を、別体物であるノズルヘッド本体とノズル口筒との組合せで形成するので、吸気路および吸気口を形成するために、構造の複雑なノズルヘッド本体のさらなる構造の複雑化を防止することができ、もってノズルヘッドの製造を簡単にかつ安価に達成することができる。
【0036】
吸気路の開口部を、発泡化内容液の噴出口と並列的に位置させるので、この吸気路の開口部が、商品としてのノズルヘッドの外観体裁に悪影響を与えることがなく、これにより商品イメージを低下させることなく、充分に大きな吸気路の開口部を形成することができ、もって商品として外観体裁が良いと共に、良好な発泡化能力を発揮するノズルヘッドを得ることができる。
【0037】
吸気路と吸気口は、ノズルヘッド本体に対するノズル口筒の組付けにより、ノズルヘッド本体とノズル口筒との間に形成されるので、その形成が簡単にかつ確実に達成できると共に、寸法および形態変更が容易であり、もってノズル口筒を変更するだけで、同一のノズルヘッド本体を各種の内容液の発泡化に適応させて使用することができ、広い汎用性を発揮することができる。
【0038】
吸気口を噴出口の側近に無理なく位置させることができるので、勢い良く噴出される内容液の勢いに従った外気の吸引を確実にかつ効率良く達成することができ、もって良好で安定した内容液の発泡化を得ることができる。
【0039】
また、複数の支持突片により、ノズルヘッド本体に対するノズル口筒の不動な組付き固定を達成すると共に、吸気路と吸気口の形成を達成することができ、もってノズルヘッド本体とノズル口筒とから成るノズルヘッドの組立て処理を簡単で間違いのないものとすることができる。
【0040】
請求項2記載の発明にあっては、支持突片と係合する係合溝を設けることにより、ノズルヘッド本体に対するノズル口筒の単純な挿入組付け操作だけで、ノズルヘッド本体に対するノズル口筒の正確に位置出しされた状態での不動な組付けを達成することができ、もってノズルヘッドの組立てをより簡単で確実なものとすることができる。
【0041】
請求項3記載の発明にあっては、吸気口を噴出口の側近の全周域にわたって形成することができるので、噴出された内容液に対する外気の供給を、噴出内容液全体に対して均等に達成することができ、もって内容液の良質な発泡化を得ることができる。
【0042】
請求項4記載の発明にあっては、構造が複雑なノズルヘッド本体側に吸気口形成のための構造を全く必要としないので、既存のノズルヘッド本体の利用が可能であると共に、ノズルヘッド本体の製造が容易となる。
【0043】
請求項5記載の発明にあっては、複数の突き当たり突片と云うきわめて簡単な構造物により、噴出口の側近に、略全周域にわたって吸気口を形成することができ、もって良好な発泡化動作を簡単な構造で確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をポンプ本体に組付けた状態を示す、要部縦断側面図。
【図2】図1に示す実施例の正面図。
【図3】図1中、A−A線に沿って切断矢視した、要部縦断正面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す、全体縦断側面図。
【図5】図4に示す実施例の要部正面図。
【図6】図4に示す実施例における、ノズル口筒の全体斜視図。
【図7】図4に示す実施例の、ノズル口筒の他の構造例を使用した要部正面図。
【図8】図7に示した実施例における、ノズル口筒の全体斜視図。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す、全体縦断側面図。
【符号の説明】
1 ; ノズルヘッド
2 ; ノズルヘッド本体
3 ; 内筒
4 ; 外筒
5 ; 頂板
6 ; 組付け凹部
7 ; 噴出口板
8 ; 噴出口
9 ; ノズル口筒
10; 口筒本体
11; 発泡化体
12; 支持突片
13; 係合溝
14; 突き当たり突片
15; 吸気路
16; 吸気口
17; ポンプ本体
18; 噴出筒
19; 組付けキャップ
Claims (5)
- 容器の口部に組付けられるポンプのノズルヘッドであって、内容液を勢い良く噴出する噴出口(8) を開設した噴出口板(7) を底板として組付け凹部(6) を形成したノズルヘッド本体(2) と、前記組付け凹部(6) 内に、先端部を突出させた姿勢で不動に挿入組付けされる口筒本体(10)内に、噴出内容液を空気と攪拌させて発泡化させる発泡化体(11)を設けたノズル口筒(9) とから構成し、前記組付け凹部 (6) の内周面と口筒本体 (10) の外周面の少なくとも一方に、突出端を他方に当接させて、前記組付け凹部 (6) に対するノズル口筒 (9) の不動な挿入組付けを達成すると共に、前記組付け凹部 (6) の内周面と口筒本体 (10) の外周面との間に外気吸い込み用の吸気路 (15) を形成する、複数の支持突片 (12) を突設し、前記口筒本体(10)の基端に、前記吸気路(15)を前記口筒本体(10)内に連通させる吸気口(16)を開設して成るポンプのノズルヘッド。
- 組付け凹部(6) の内周面と口筒本体(10)の外周面の少なくとも一方に、他方に設けた支持突片(12)が係合する係合溝(13)を設けた請求項1記載のポンプのノズルヘッド。
- 係合溝(13)に対する支持突片(12)の係合により、組付け凹部(6) に対するノズル口筒(9) の挿入組付け限を、口筒本体(10)の後端縁と噴出口板(7) との間に間隙を形成する位置に設定し、該形成された間隙を吸気口(16)とした請求項2記載のポンプのノズルヘッド。
- 口筒本体(10)の基端に切欠きを設け、該切欠きを吸気口(16)とした請求項1または2記載のポンプのノズルヘッド。
- 噴出口板(7) の外面周端部に、組付け凹部(6) 内に挿入組付けされた口筒本体(10)の基端縁に突き当たる複数の突き当たり突片(14)を設け、該突き当たり突片(14)との突き当たりにより前記口筒本体(10)の基端縁と噴出口板(7) との間に形成される間隙を吸気口(16)とした請求項1または2記載のポンプのノズルヘッド。
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JP15504297A JP3704530B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | ポンプのノズルヘッド |
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1997
- 1997-06-12 JP JP15504297A patent/JP3704530B2/ja not_active Expired - Lifetime
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