JP3703878B2 - Am受信機の受信品質を決定する方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般的には受信されたAM無線送信の信号品質の識別に関し、特に、同調走査動作を停止させるのに十分な受信品質を有するAM信号の存在の検出に関する。
【0002】
【従来の技術】
商業ラジオ放送用の受信機は通常、走査および/または探索機能を備えている。走査または探索動作の開始に応答して受信機は、十分な受信品質を有する放送を求めて、連続する割当てられた周波数を検査する。そのような信号が検出されると、走査または探索機能は休止または終了せしめられ、放送の可聴再生が可能となる。
【0003】
自動走査同調器において周波数走査動作を終了させる停止信号を発生するためには、いくつかの異なる方法が用いられてきた。たいていの方法は、受信信号強度の測定、直角位相検出器またはIFカウンタ回路により決定される周波数窓、またはこれらの組合せ、に基づく。ある方法はまた、検査されている割当てられたチャネルに関連する雑音レベルの検出をも用いる。AMラジオ受信機は、特に受信信号強度の測定に基づいて停止信号を発生する。
【0004】
AM受信機における走査同調動作は低速のものになりがちである。実質的に全てのラジオ受信機におけると同様に、AM受信機は自動利得制御(AGC)を備えている。自動利得制御は、たとえ入力信号レベルが変動しつつあっても、増幅された出力信号を実質的に一定レベルに保持する公知の技術である。放送通信受信機においては、AGCは、同調された放送信号の信号強度の動揺、または他の放送信号への再同調中に起こる動揺があっても、一貫したオーディオ出力レベルを発生するために用いられる。
【0005】
AM受信機の場合は、AGCループは、AM搬送波上の変調オーディオ情報のフィルタ除去を避けるために十分長い時定数を有する。そうでなければ、AGCループはAM変調を除去して、オーディオ情報を破壊するであろう。従って、走査形AM受信機においては、信号強度の測定に基づいて品質のよい放送が受信されつつあるか否かを決定するための決定時間は、AGCループの応答時間より長くならざるをえない。このため走査同調動作に際し、満足しうる放送信号を見出すのに、望ましくない遅延を生じる。
【0006】
従来技術の走査形AM受信機におけるもう1つの問題は、隣接チャネルの妨害を有する放送信号における停止に関する。隣接チャネルに強い放送信号が存在すると、関心がもたれている現在の弱いチャネルの信号強度測定にそれが加わるので、その周波数における真の信号強度が誇張されることになる。従って、走査同調機能は、不満足な受信品質を有する放送信号において停止しうる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、AGC時定数により遅延せしめられる信号強度の測定に基づくことなく、AM放送信号の受信品質を決定することである。もう1つの目的は、本発明の受信品質測定により隣接チャネルの妨害を検出し、それによって隣接チャネルの妨害を有する信号における走査の停止を避けることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
これらの、および他の、諸目的は、AGCループ時間に基づくことなく、入来放送信号の特性を検査することにより達成される。現在同調されている信号は、中間周波数において検査される。信号の主要なオーディオおよび搬送波成分は除去される。残った信号は、同調された信号内に存在しうる隣接チャネルの妨害を含む残留雑音の特徴を示す。さらに、この残留雑音は、チャネルにもし実質的な信号が存在しなければ、常に高レベルのはずである。残留雑音の量は、受信された信号の品質を定める。
【0009】
さらに詳述すると、本発明は、受信機により受信された振幅変調(AM)無線信号の受信品質を決定する方法を含む。該AM無線信号は、混合により搬送波を含む中間周波(IF)信号とされる。該IF信号からオーディオ情報が実質的に除去されて、修正されたIF信号が発生せしめられる。該修正IF信号から、前記搬送波の遷移(ゼロ交差点)が回復される。該回復された遷移から、実質的に純粋な搬送正弦波信号が再生される。前記修正IF信号と、前記実質的に純粋な搬送正弦波信号とが180°の位相外れで加算されることにより、前記搬送波が実質的に消去され、隠れた雑音信号が発生せしめられる。該雑音信号に応答して(例えば、所定のスレショルドとの比較により)、前記受信品質が測定される。走査形受信機において前記雑音信号は、高品質放送が表示された時に停止信号を発生させるのに用いられる。
【0010】
【実施例】
図1において、AMラジオ受信機は、受信機前端部11に結合せしめられたアンテナ10を含む。AM放送信号はアンテナ10によって捕捉され、前端部11により、従来技術のスーパーヘテロダインラジオ受信機において公知のように、混合によって中間周波(IF)信号に変換される。選択された放送チャネルを所定の中間周波数に変換するために必要とされる混合周波数は、使用者から前端部11へ与えられる同調指令に応答して決定される。同調指令は、上方または下方へ走査するなどの、探索または走査機能を含み、放送チャネルは、再生のための十分な信号品質をもつ存在するプログラムのために順次検査される。前端部11は、受信可能な局が検出された時、探索または走査中に停止信号に応答する。動作に際し、前端部11は、選択されたチャネルに同調しうる。もし停止信号が所定量の時間内に発生しなければ、前端部は次のチャネルの検査に進みうる。あるいは、不満足なチャネルが検出された時に、前端部11の走査を続行するために「進行」信号を発生させることができる。さらに、停止信号と進行信号との組合せを用いることもできる。
【0011】
図示されていない通常の手段により放送オーディオ情報を再生するために、前端部11からのIF信号は検出されて処理される。さらに、そのIF信号は、信号品質検出器12内の可変利得ブロック13へ供給される。信号品質検出器12は、好ましくは、ディジタル信号処理(DSP)技術を用いて実現され、それはIF信号がまずディジタル化されることを必要とする。可変利得ブロック13は修正IF信号を発生し、これは振幅検出器ブロック14の入力に結合せしめられる。修正IF信号内の搬送波に対する任意の振幅変調は検出されて、(通常約5kHzである)所望の受信オーディオに対応する上方カットオフ周波数を有する低域フィルタ(LPF)15に結合せしめられる。LPF15は、AM信号内のオーディオ情報は通過させるが、搬送波信号上に存在するいかなる残留雑音をも阻止する。LPF15の出力は、可変利得ブロック13の利得制御入力に結合せしめられ、修正IF信号の振幅変調を減少させる。従って、可変利得ブロック13と、検出ブロック14と、LPF15とは、AGCループとして作用する。しかし、このAGCループは速い応答時間を有する。そのわけは、放送信号内のオーディオ情報に対応するAM変調を除去するために、それが所望されるからである。従って、LPF15からの出力信号の増加は、可変利得ブロック13における利得の減少を招き、その逆も成立する。可変利得ブロック13は、好ましくは、IF信号の値にLPF出力信号の逆数を乗算して修正IF信号を発生するための乗算器としてDSPにより実現されうる。
【0012】
交差情報を含む修正IF信号は、修正IF信号のゼロ交差を確定するためのゼロ交差方形波発生器16の入力に結合せしめられる。発生器16からのゼロ交差情報は、正弦波発生器17に結合せしめられ、最初にAM放送送信機により放送された搬送波信号に対応する純粋な正弦搬送波信号を発生せしめる。この純粋な正弦搬送波信号は、位相調節器18に結合せしめられる。調節された位相の純粋な正弦搬送波信号は、加算機20の1入力に結合せしめられる。修正IF信号は加算器20の第2入力に結合せしめられる。位相調節器18は、加算機20において純粋な正弦搬送波信号が180°の位相外れで修正IF信号と組合わされるように、発生器16および17におけるいかなる位相遅延差をも補償する。
【0013】
DSPによる実現においては、ブロック16、17、および18は、好ましくは、所望の再生搬送波信号を発生するための単一機能をなすように組合わされる。しかし、図1は、なんらかのハードウェアまたは他のタイプの手段用の信号品質を検出するために、受信されたAM信号からのアナログ情報および搬送波信号成分の除去を実現する本質的機能を示す。
【0014】
加算器20の出力は、受信されたAM放送信号内の残留雑音に対応する。検査されている周波数に、放送信号が実際に存在しない場合には、残留雑音の含量は常に高いはずである。放送信号が存在する時、放送信号の信号強度が雑音源に比較して低い場合、または隣接チャネルの妨害のような強い雑音源がその周波数に存在する場合には、残留雑音は顕著になる。
【0015】
加算器20の出力は、積分および比較ブロック21の入力に接続されている。なんらかの必要な整流の後、残留雑音は、残留雑音含量の平均値(例えば電圧)を得るために積分される。この平均値は、満足に再生されうる放送信号と、受入れえない雑音量を含む放送信号と、の識別のために、(所定電圧のような)所定スレショルドと比較される。平均残留雑音レベルが所定スレショルドより低い時は、停止信号が発生せしめられ、走査同調動作を終了または休止させるために、前端部11に結合せしめられる。
【0016】
図2Aから図2Eまでを参照しつつ、本発明の受信機の動作をさらに説明する。図2Aは、受信機の前端部からのIF信号25を示す。IF信号25は、特定の受信機によって用いられる中間周波数に等しい周波数(例えば、10.7MHzまたは450kHz)を有し、オーディオ情報信号26によって変調されている。図2Bは、オーディオ情報による変調が実質的に除去されている(すなわち、実質的に一定のピークピーク振幅を有する)が、図1のLPF15の上方カットオフ周波数より高い残留搬送波雑音を含む修正IF信号を示す。従って、修正IF信号27は、複数の雑音パルス28を含む。
【0017】
図2Cは、修正IF信号27から導かれた、修正IF信号27のゼロ交差点に遷移を有する方形波30を示す。図2Dには、方形波信号30から導かれた純粋な正弦搬送波信号31が示されている。修正IF信号27から純粋な正弦搬送波信号31を減算すると、図2Eに示されている雑音信号32が発生する。あるいは、純粋な正弦搬送波信号を、修正IF信号に対し180°の位相偏移をもって発生せしめ、これらの2信号を加算して該雑音信号を発生させることもできる。
【0018】
図3の別の実施例は、可変利得増幅器35を含み、その入力にはIF信号が印加される。増幅器35からの修正IF信号出力は、インピーダンス整合用変成器36を経て、例えばシーメンス(Siemens)から発売されている4222X6集積回路から構成されうるFM IF回路37の入力に、結合せしめられる。FM IF回路37は、ゼロ交差方形波発生器を作るのに利用されるリミタ増幅器を含む。FM IF回路37はまた、復調されたAM出力を発生するのに利用される信号強度ピーク検出器をも含む。リミタ増幅器からの方形波信号は、可変インピーダンス変成器39と並列に接続されたキャパシタ38を含む直角位相タンク回路40へ供給される。共振タンク回路40は、正弦波変換および位相調節を同時に行う。共振タンク回路40は、IF周波数(例えば10.7MHz)に等しい公称常駐周波数と、約200kHzの帯域幅とを有する。変成器39のインダクタンスは、共振タンク回路40の共振周波数を同調させて適切な量の位相偏移を得るように調節される。
【0019】
低域フィルタ(LPF)41は、FM IF回路37からピーク信号強度信号を受け、約5kHzの周波数を越える残留雑音内容をフィルタ除去し、可変利得増幅器35の利得制御入力へ利得信号を供給してAGCループを実現する。増幅器35からの修正IF信号は、緩衝増幅器42の入力に結合せしめられる。増幅器42から供給される差動出力は、ミクサ43の正および負入力のそれぞれに接続される。共振回路40からの、位相偏移され再構成された純粋な正弦搬送波信号は、差動増幅器44を経て、ミクサ43の正および負入力のそれぞれに結合せしめられる。
【0020】
ミクサ43へのそれぞれの入力は、好ましくは、180°の位相外れになるように選択される。従って、ミクサ43の出力は、搬送周波数信号がゼロ周波数になるように混合されるために搬送周波数信号を除去されている(混合動作から生じる搬送周波数の2倍の任意の信号は、それらが諸成分の帯域幅の外側にあるので抑制される)。ミクサ43の出力内に残るものの全ては、残留雑音であり、それは結合変成器45を経て、抵抗47およびキャパシタ48を含む積分回路46に結合せしめられる。積分回路46の出力は、比較器50の反転入力に接続される。比較器50の非反転入力は、所定のスレショルド電圧VREF に接続される。比較器50の出力は、停止信号を発生する。
【0021】
図3の回路の動作は、図1および図2に関して上述された動作と実質的に同じである。可変利得増幅器35は、好ましくは約60dBの程度の高ダイナミックレンジを有し、それによって修正IF信号は、約90%のAM変調を消去される。FM IF回路37、LPF41、および増幅器35を含むAGCループの応答は約1MHzの速度で行われ、従来技術の停止信号検出器が動作しうる速度よりもはるかに高速である。
【0022】
可変変成器39および可変利得緩衝増幅器42の校正は、製造時に一度だけ行いさえすればよく、その後は固定したままでよい。このようにして、ミクサ43の出力を最小化するために変成器39および増幅器42が繰返し調節されている間に、試験信号が、実質的な残留雑音なく信号品質検出器に印加される。用いられる諸成分の安定性に依存して、緩衝増幅器42の利得は、設計段階において固定さえされうる。
【0023】
比較器50からの停止信号は、検査されている周波数における任意の放送信号の受信品質が、再生のために満足すべきものであるか否かを速やかに識別する。本技術分野において公知のように、停止信号は、ラジオの動作を制御するマイクロプロセッサへ供給されて、走査同調動作を継続、休止、または停止させ、また周波数走査動作中に無音化されていたオーディオ出力を有音化することができる。特定のチャネルに停止することを決定する前に、受信機が周波数に合っていることを確認するためのIFカウントのような他の処理もまたなされうる。
【0024】
LPF15の上方カットオフ周波数を約5kHzに選択することにより、隣接チャネルの信号はAGCループから阻止され、従って修正IF信号内に含まれることになる。従って、それらは残留雑音に寄与する。図4に示されているように、第1放送信号は搬送周波数fC1を有する。隣接チャネルには、第2搬送周波数fC2の、より強い第2放送信号が存在する。その、より強い信号は、隣接チャネル妨害に寄与する第1放送信号と重なり合う周波数成分を有する。この妨害は、本発明によって検出される残留雑音に寄与するので、走査動作は、隣接チャネル妨害を有するチャネルには停止しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】AからEまでは、図1に関連する波形を示す図。
【図3】本発明の別の実施例を示すブロック図。
【図4】隣接チャネル妨害の存在を示す。
【符号の説明】
25 IF信号
26 オーディオ情報信号
27 修正IF信号
28 雑音パルス
30 方形波信号
31 純粋な正弦搬送波信号
32 雑音信号
【産業上の利用分野】
本発明は、一般的には受信されたAM無線送信の信号品質の識別に関し、特に、同調走査動作を停止させるのに十分な受信品質を有するAM信号の存在の検出に関する。
【0002】
【従来の技術】
商業ラジオ放送用の受信機は通常、走査および/または探索機能を備えている。走査または探索動作の開始に応答して受信機は、十分な受信品質を有する放送を求めて、連続する割当てられた周波数を検査する。そのような信号が検出されると、走査または探索機能は休止または終了せしめられ、放送の可聴再生が可能となる。
【0003】
自動走査同調器において周波数走査動作を終了させる停止信号を発生するためには、いくつかの異なる方法が用いられてきた。たいていの方法は、受信信号強度の測定、直角位相検出器またはIFカウンタ回路により決定される周波数窓、またはこれらの組合せ、に基づく。ある方法はまた、検査されている割当てられたチャネルに関連する雑音レベルの検出をも用いる。AMラジオ受信機は、特に受信信号強度の測定に基づいて停止信号を発生する。
【0004】
AM受信機における走査同調動作は低速のものになりがちである。実質的に全てのラジオ受信機におけると同様に、AM受信機は自動利得制御(AGC)を備えている。自動利得制御は、たとえ入力信号レベルが変動しつつあっても、増幅された出力信号を実質的に一定レベルに保持する公知の技術である。放送通信受信機においては、AGCは、同調された放送信号の信号強度の動揺、または他の放送信号への再同調中に起こる動揺があっても、一貫したオーディオ出力レベルを発生するために用いられる。
【0005】
AM受信機の場合は、AGCループは、AM搬送波上の変調オーディオ情報のフィルタ除去を避けるために十分長い時定数を有する。そうでなければ、AGCループはAM変調を除去して、オーディオ情報を破壊するであろう。従って、走査形AM受信機においては、信号強度の測定に基づいて品質のよい放送が受信されつつあるか否かを決定するための決定時間は、AGCループの応答時間より長くならざるをえない。このため走査同調動作に際し、満足しうる放送信号を見出すのに、望ましくない遅延を生じる。
【0006】
従来技術の走査形AM受信機におけるもう1つの問題は、隣接チャネルの妨害を有する放送信号における停止に関する。隣接チャネルに強い放送信号が存在すると、関心がもたれている現在の弱いチャネルの信号強度測定にそれが加わるので、その周波数における真の信号強度が誇張されることになる。従って、走査同調機能は、不満足な受信品質を有する放送信号において停止しうる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、AGC時定数により遅延せしめられる信号強度の測定に基づくことなく、AM放送信号の受信品質を決定することである。もう1つの目的は、本発明の受信品質測定により隣接チャネルの妨害を検出し、それによって隣接チャネルの妨害を有する信号における走査の停止を避けることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
これらの、および他の、諸目的は、AGCループ時間に基づくことなく、入来放送信号の特性を検査することにより達成される。現在同調されている信号は、中間周波数において検査される。信号の主要なオーディオおよび搬送波成分は除去される。残った信号は、同調された信号内に存在しうる隣接チャネルの妨害を含む残留雑音の特徴を示す。さらに、この残留雑音は、チャネルにもし実質的な信号が存在しなければ、常に高レベルのはずである。残留雑音の量は、受信された信号の品質を定める。
【0009】
さらに詳述すると、本発明は、受信機により受信された振幅変調(AM)無線信号の受信品質を決定する方法を含む。該AM無線信号は、混合により搬送波を含む中間周波(IF)信号とされる。該IF信号からオーディオ情報が実質的に除去されて、修正されたIF信号が発生せしめられる。該修正IF信号から、前記搬送波の遷移(ゼロ交差点)が回復される。該回復された遷移から、実質的に純粋な搬送正弦波信号が再生される。前記修正IF信号と、前記実質的に純粋な搬送正弦波信号とが180°の位相外れで加算されることにより、前記搬送波が実質的に消去され、隠れた雑音信号が発生せしめられる。該雑音信号に応答して(例えば、所定のスレショルドとの比較により)、前記受信品質が測定される。走査形受信機において前記雑音信号は、高品質放送が表示された時に停止信号を発生させるのに用いられる。
【0010】
【実施例】
図1において、AMラジオ受信機は、受信機前端部11に結合せしめられたアンテナ10を含む。AM放送信号はアンテナ10によって捕捉され、前端部11により、従来技術のスーパーヘテロダインラジオ受信機において公知のように、混合によって中間周波(IF)信号に変換される。選択された放送チャネルを所定の中間周波数に変換するために必要とされる混合周波数は、使用者から前端部11へ与えられる同調指令に応答して決定される。同調指令は、上方または下方へ走査するなどの、探索または走査機能を含み、放送チャネルは、再生のための十分な信号品質をもつ存在するプログラムのために順次検査される。前端部11は、受信可能な局が検出された時、探索または走査中に停止信号に応答する。動作に際し、前端部11は、選択されたチャネルに同調しうる。もし停止信号が所定量の時間内に発生しなければ、前端部は次のチャネルの検査に進みうる。あるいは、不満足なチャネルが検出された時に、前端部11の走査を続行するために「進行」信号を発生させることができる。さらに、停止信号と進行信号との組合せを用いることもできる。
【0011】
図示されていない通常の手段により放送オーディオ情報を再生するために、前端部11からのIF信号は検出されて処理される。さらに、そのIF信号は、信号品質検出器12内の可変利得ブロック13へ供給される。信号品質検出器12は、好ましくは、ディジタル信号処理(DSP)技術を用いて実現され、それはIF信号がまずディジタル化されることを必要とする。可変利得ブロック13は修正IF信号を発生し、これは振幅検出器ブロック14の入力に結合せしめられる。修正IF信号内の搬送波に対する任意の振幅変調は検出されて、(通常約5kHzである)所望の受信オーディオに対応する上方カットオフ周波数を有する低域フィルタ(LPF)15に結合せしめられる。LPF15は、AM信号内のオーディオ情報は通過させるが、搬送波信号上に存在するいかなる残留雑音をも阻止する。LPF15の出力は、可変利得ブロック13の利得制御入力に結合せしめられ、修正IF信号の振幅変調を減少させる。従って、可変利得ブロック13と、検出ブロック14と、LPF15とは、AGCループとして作用する。しかし、このAGCループは速い応答時間を有する。そのわけは、放送信号内のオーディオ情報に対応するAM変調を除去するために、それが所望されるからである。従って、LPF15からの出力信号の増加は、可変利得ブロック13における利得の減少を招き、その逆も成立する。可変利得ブロック13は、好ましくは、IF信号の値にLPF出力信号の逆数を乗算して修正IF信号を発生するための乗算器としてDSPにより実現されうる。
【0012】
交差情報を含む修正IF信号は、修正IF信号のゼロ交差を確定するためのゼロ交差方形波発生器16の入力に結合せしめられる。発生器16からのゼロ交差情報は、正弦波発生器17に結合せしめられ、最初にAM放送送信機により放送された搬送波信号に対応する純粋な正弦搬送波信号を発生せしめる。この純粋な正弦搬送波信号は、位相調節器18に結合せしめられる。調節された位相の純粋な正弦搬送波信号は、加算機20の1入力に結合せしめられる。修正IF信号は加算器20の第2入力に結合せしめられる。位相調節器18は、加算機20において純粋な正弦搬送波信号が180°の位相外れで修正IF信号と組合わされるように、発生器16および17におけるいかなる位相遅延差をも補償する。
【0013】
DSPによる実現においては、ブロック16、17、および18は、好ましくは、所望の再生搬送波信号を発生するための単一機能をなすように組合わされる。しかし、図1は、なんらかのハードウェアまたは他のタイプの手段用の信号品質を検出するために、受信されたAM信号からのアナログ情報および搬送波信号成分の除去を実現する本質的機能を示す。
【0014】
加算器20の出力は、受信されたAM放送信号内の残留雑音に対応する。検査されている周波数に、放送信号が実際に存在しない場合には、残留雑音の含量は常に高いはずである。放送信号が存在する時、放送信号の信号強度が雑音源に比較して低い場合、または隣接チャネルの妨害のような強い雑音源がその周波数に存在する場合には、残留雑音は顕著になる。
【0015】
加算器20の出力は、積分および比較ブロック21の入力に接続されている。なんらかの必要な整流の後、残留雑音は、残留雑音含量の平均値(例えば電圧)を得るために積分される。この平均値は、満足に再生されうる放送信号と、受入れえない雑音量を含む放送信号と、の識別のために、(所定電圧のような)所定スレショルドと比較される。平均残留雑音レベルが所定スレショルドより低い時は、停止信号が発生せしめられ、走査同調動作を終了または休止させるために、前端部11に結合せしめられる。
【0016】
図2Aから図2Eまでを参照しつつ、本発明の受信機の動作をさらに説明する。図2Aは、受信機の前端部からのIF信号25を示す。IF信号25は、特定の受信機によって用いられる中間周波数に等しい周波数(例えば、10.7MHzまたは450kHz)を有し、オーディオ情報信号26によって変調されている。図2Bは、オーディオ情報による変調が実質的に除去されている(すなわち、実質的に一定のピークピーク振幅を有する)が、図1のLPF15の上方カットオフ周波数より高い残留搬送波雑音を含む修正IF信号を示す。従って、修正IF信号27は、複数の雑音パルス28を含む。
【0017】
図2Cは、修正IF信号27から導かれた、修正IF信号27のゼロ交差点に遷移を有する方形波30を示す。図2Dには、方形波信号30から導かれた純粋な正弦搬送波信号31が示されている。修正IF信号27から純粋な正弦搬送波信号31を減算すると、図2Eに示されている雑音信号32が発生する。あるいは、純粋な正弦搬送波信号を、修正IF信号に対し180°の位相偏移をもって発生せしめ、これらの2信号を加算して該雑音信号を発生させることもできる。
【0018】
図3の別の実施例は、可変利得増幅器35を含み、その入力にはIF信号が印加される。増幅器35からの修正IF信号出力は、インピーダンス整合用変成器36を経て、例えばシーメンス(Siemens)から発売されている4222X6集積回路から構成されうるFM IF回路37の入力に、結合せしめられる。FM IF回路37は、ゼロ交差方形波発生器を作るのに利用されるリミタ増幅器を含む。FM IF回路37はまた、復調されたAM出力を発生するのに利用される信号強度ピーク検出器をも含む。リミタ増幅器からの方形波信号は、可変インピーダンス変成器39と並列に接続されたキャパシタ38を含む直角位相タンク回路40へ供給される。共振タンク回路40は、正弦波変換および位相調節を同時に行う。共振タンク回路40は、IF周波数(例えば10.7MHz)に等しい公称常駐周波数と、約200kHzの帯域幅とを有する。変成器39のインダクタンスは、共振タンク回路40の共振周波数を同調させて適切な量の位相偏移を得るように調節される。
【0019】
低域フィルタ(LPF)41は、FM IF回路37からピーク信号強度信号を受け、約5kHzの周波数を越える残留雑音内容をフィルタ除去し、可変利得増幅器35の利得制御入力へ利得信号を供給してAGCループを実現する。増幅器35からの修正IF信号は、緩衝増幅器42の入力に結合せしめられる。増幅器42から供給される差動出力は、ミクサ43の正および負入力のそれぞれに接続される。共振回路40からの、位相偏移され再構成された純粋な正弦搬送波信号は、差動増幅器44を経て、ミクサ43の正および負入力のそれぞれに結合せしめられる。
【0020】
ミクサ43へのそれぞれの入力は、好ましくは、180°の位相外れになるように選択される。従って、ミクサ43の出力は、搬送周波数信号がゼロ周波数になるように混合されるために搬送周波数信号を除去されている(混合動作から生じる搬送周波数の2倍の任意の信号は、それらが諸成分の帯域幅の外側にあるので抑制される)。ミクサ43の出力内に残るものの全ては、残留雑音であり、それは結合変成器45を経て、抵抗47およびキャパシタ48を含む積分回路46に結合せしめられる。積分回路46の出力は、比較器50の反転入力に接続される。比較器50の非反転入力は、所定のスレショルド電圧VREF に接続される。比較器50の出力は、停止信号を発生する。
【0021】
図3の回路の動作は、図1および図2に関して上述された動作と実質的に同じである。可変利得増幅器35は、好ましくは約60dBの程度の高ダイナミックレンジを有し、それによって修正IF信号は、約90%のAM変調を消去される。FM IF回路37、LPF41、および増幅器35を含むAGCループの応答は約1MHzの速度で行われ、従来技術の停止信号検出器が動作しうる速度よりもはるかに高速である。
【0022】
可変変成器39および可変利得緩衝増幅器42の校正は、製造時に一度だけ行いさえすればよく、その後は固定したままでよい。このようにして、ミクサ43の出力を最小化するために変成器39および増幅器42が繰返し調節されている間に、試験信号が、実質的な残留雑音なく信号品質検出器に印加される。用いられる諸成分の安定性に依存して、緩衝増幅器42の利得は、設計段階において固定さえされうる。
【0023】
比較器50からの停止信号は、検査されている周波数における任意の放送信号の受信品質が、再生のために満足すべきものであるか否かを速やかに識別する。本技術分野において公知のように、停止信号は、ラジオの動作を制御するマイクロプロセッサへ供給されて、走査同調動作を継続、休止、または停止させ、また周波数走査動作中に無音化されていたオーディオ出力を有音化することができる。特定のチャネルに停止することを決定する前に、受信機が周波数に合っていることを確認するためのIFカウントのような他の処理もまたなされうる。
【0024】
LPF15の上方カットオフ周波数を約5kHzに選択することにより、隣接チャネルの信号はAGCループから阻止され、従って修正IF信号内に含まれることになる。従って、それらは残留雑音に寄与する。図4に示されているように、第1放送信号は搬送周波数fC1を有する。隣接チャネルには、第2搬送周波数fC2の、より強い第2放送信号が存在する。その、より強い信号は、隣接チャネル妨害に寄与する第1放送信号と重なり合う周波数成分を有する。この妨害は、本発明によって検出される残留雑音に寄与するので、走査動作は、隣接チャネル妨害を有するチャネルには停止しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】AからEまでは、図1に関連する波形を示す図。
【図3】本発明の別の実施例を示すブロック図。
【図4】隣接チャネル妨害の存在を示す。
【符号の説明】
25 IF信号
26 オーディオ情報信号
27 修正IF信号
28 雑音パルス
30 方形波信号
31 純粋な正弦搬送波信号
32 雑音信号
Claims (1)
- 受信機により受信された振幅変調(AM)無線信号の受信品質を決定する方法であって、
該AM無線信号に混合を行って、搬送波を含む中間周波(IF)信号を得るステップと、
該IF信号内に存在する変調オーディオ情報を実質的に除去して修正されたIF信号を発生せしめるステップと、
該修正IF信号から前記搬送波の遷移を回復するステップと、
該回復された遷移から実質的に純粋な搬送正弦波信号を再生するステップと、
前記修正IF信号と前記実質的に純粋な搬送正弦波信号との間の減算を行って、前記搬送波が実質的に消去された雑音信号を発生せしめるステップと、
該雑音信号に応答して前記受信品質を測定するステップと、
を含む、受信機により受信された振幅変調(AM)無線信号の受信品質を決定する方法。
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