JP3703165B2 - 画像記録検索装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、文書画像を検索可能に記録する画像記録検索装置及び方法、いわゆるファイリング装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のファイリング装置では、文書画像を記録する際にいくつかのキーワードを同時に記録し、検索する際にはそのキーワードを操作手段より入力して、該当する文書画像を絞り込んでいき所望の文書画像を検索していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来例では、キーワードを忘れたり、間違えた場合には、検索することが不可能であるかまたは非常に時間がかかっていた。また、正常に操作していても検索時のキー入力および条件の絞り込み等の操作に時間がかかるという欠点があった。
【0004】
本発明は、上記従来の問題点を解消するために成されたもので、記録した文書画像の1枚日の縮小画像や記録時の情報を表示した検索シートという用紙を利用者は検索することにより、容易に所望の文書画像を特定できる。また特定した検索シートを原稿読み取り手段より読み込ませることだけで記録手段より所望の文書画像を検索できる。更に検索シートはいわゆるマークシートになっていて、マーク欄のマーキングによって、条件設定ができる画像記録検索装置及び方法の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、画像記録検索装置および画像記録検索方法を次の(1)ないし(10)のとおりに構成する。
(1)原稿文書を読み取る読み取り手段と、読み取った文書画像を記憶する記憶手段と、記憶した文書画像を出力する画像形成手段とを備えた画像記録検索装置において、
記録した文書画像を検索するための検索シートを作成する検索シート作成手段と、該検索シートを上記原稿読み取り手段より読み込ませることにより所望の文書画像を特定して検索する検索手段と、画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定手段と、上記指定手段でファイル機能が指定された場合に前記読み取り手段で読み取った原稿文書が前記検索シート作成手段で作成した検索シートか否か判定する判定手段とを備え、上記判定手段で検索シートと判定された場合は当該検索シートに従って上記記憶手段を検索するとともに検索した文書画像を上記画像形成手段により出力し、検索シートではないと判定された場合は上記読み取り手段で読み取った原稿文書を前記記憶手段に記録する画像記録検索装置。
(2)前記検索シートには、記録した文書画像の用紙サイズ、枚数、読み取りの解像度、固有のID番号、文書名、文書番号、記録更新日、アクセス日および文書画像の1ページ目の画像の縮小画像を印刷するとともに、シートの位置決めマークと固有情報をバーコードまたは記号によって印刷する前記(1)記載の画像記録検索装置。
(3)前記(1)または(2)に記載の構成に加えて、前記検索シートのフォーマットを変更する変更手段を備え、該変更手段によって入力した数と同じ件数の文書画像の情報である固有のID番号、記録更新した日付、読み取りの解像度および文書画像の1ページ目の画像の縮小画像をそれぞれ1枚の検索シート上に印刷し、シートの位置決めマークと固有情報をバーコードまたは記号によって印刷する画像記録検索装置。
(4)前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の構成に加えて、前記検索シートを文書画像の記録後自動的に出力するモードを選択できる操作手段を備えた画像記録検索装置。
(5)前記(1)ないし(4)のいずれかに記載の構成に加えて、前記検索シートを出力する操作手段を備えた画像記録検索装置。
(6)前記検索シートには、文書画像の記録後に文書名を付けることができる前記(2)記載の画像記録検索装置。
(7)前記画像形成手段が、複数の給紙手段を備えている場合には特定の給紙手段を選択して検索シートを作成することができる前記検索シート作成手段を、また、ソータ等のフィニッシャを備えている場合には、検索シートの出力を特定のビンに指定することのできる前記検索シート作成手段を備えた前記(1)記載の画像記録検索装置。
(8)原稿文書を読み取る読み取り手段と、読み取った文書画像を記憶する記憶手段と、記憶した文書画像を出力する画像形成手段とを備えた画像記録検索装置において、
記録した文書画像を特定する特定情報が付加された文書画像をシート上に生成する生成手段と、
原稿を前記原稿読み取り手段より読み込ませた際に、読み込まれた前記原稿の画像が前記生成手段により生成された文書画像であるか否か判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記生成された文書画像であると判定した場合、前記特定情報に基づき所望の文書画像を検索する検索手段と、
画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定手段とを備え、
前記判定手段は、前記指定手段でファイル機能が指定された場合に前記判定を行い、
前記記憶手段は、前記判定手段で前記生成された文書画像でないと判定した場合、前記原稿読み取り手段により読み込ませた原稿の画像を記録し、
前記画像形成手段は、前記検索手段により検索された文書画像を出力する画像記録検索装置。
(9)読み取られた原稿の文書画像を記憶手段に記憶しておき、記憶された前記文書画 像を検索して画像形成手段により出力する画像記録検索方法において、
記録した文書画像を検索するための検索シートを作成する検索シート作成工程と、
該検索シートを原稿読み取り手段より読み込ませることにより所望の文書画像を特定して検索する検索工程と、
画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定工程と、
前記指定工程でファイル機能が指定された場合に前記原稿読み取り手段で読み取った原稿文書が前記検索シート作成工程で作成した検索シートか否か判定する判定工程と、
前記判定工程で検索シートと判定された場合は当該検索シートに従って前記記憶手段を検索するとともに検索した文書画像を前記画像形成手段により出力する出力工程と、
前記判定工程で検索シートではないと判定された場合は前記原稿読み取り手段で読み取った原稿文書を前記記憶手段に記録する工程と、を備える画像記録検索方法。
(10)読み取られた原稿の文書画像を記憶手段に記憶しておき、記憶された前記文書画像を検索して画像形成手段により出力する画像記録検索方法において、
記録した文書画像を特定する特定情報が付加された文書画像をシート上に生成する生成工程と、
画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定工程と、
前記指定工程でファイル機能が指定された場合に原稿を前記原稿読み取り手段より読み込ませた際に、読み込まれた前記原稿の画像が前記生成工程において生成された文書画像であるか否か判定する判定工程と、
前記判定工程において、前記生成された文書画像であると判定した場合、前記特定情報に基づき所望の文書画像を検索する検索工程と、
前記検索工程において検索された文書画像を前記画像形成手段により出力する出力工程と、
前記判定工程において、前記生成された文書画像でないと判定した場合、前記原稿読み取り手段より読み込まれた前記原稿の画像を前記記憶手段に記録する記録工程と、
を備える画像記録検索方法。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例である画像記録検索装置を説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施例を示す画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【0016】
図1において、1は原稿を画像データに変換する画像入力装置(以下リーダ部と称する)、2は複数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令により画像データを記録紙上に可視像として出力する画像出力装置(以下プリンタと称する)、3はリーダ部1と電気的に接続された画像入出力制御部であり、ファイル部5、ファイル部5と接続されている外部記憶装置6、及び上記各機能を制御するためのコア部4等を備えている。
【0017】
図2は、リーダ部1およびプリンタ部2の構成を示す断面図であり、以下、構成および動作について説明する。
【0018】
原稿給送装置101上に積載された原稿は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送される。原稿がガラス面102の所定位置へ搬送されると、スキャナ部のランプ103が点灯、かつスキャナ・ユニット104が移動して原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラー105,106,107、レンズ108を介してCCDイメージ・センサー部109(以下CCDと称する)に入力される。
【0019】
CCD109に照射された原稿の反射光は、ここで光電変換される。変換された電気信号は、画像処理部110において、各種の画像処理が施されて、外部切り替え回路に至る。
【0020】
外部切り替え回路は、リーダ部1からの信号をプリンタ部2または画像入出力制御部3へ切り替えるセレクタである。また、リーダ部1からの信号と、画像入出力制御部3からの信号のいずれかを選択し、プリンタ部2に接続する働きも行う。
【0021】
画像処理部110の外部切り替え回路にて、プリンタ部2へ接続された電気信号は、露光制御部201にて変調された光信号に変換されて感光体202を照射する。照射光によって感光体202上に作られた潜像は現像器203によって現像される。上記現像像の先端とタイミングを併せて転写紙積載部204、もしくは205より転写紙が搬送され、転写部206に於て、上記現像された像が転写される。転写された像は定着部207にて転写紙に定着された後、排紙部208より装置外部に排出される。排紙部208から出力された転写紙は、ソータ220でソート機能が働いている場合には、各ビンに、またはソート機能が働いていない場合には、ソータの最上位のビンに排出される。
【0022】
続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用紙の両面に出力する方法について説明する。
【0023】
定着部207で定着された出力用紙を、一度、排紙部208まで搬送後、用紙の搬送向きを反転して搬送方向切り替え部材209を介して再給紙用被転写紙積載部210に搬送する。次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取られるが転写紙については再給紙用被転写紙積載部210より給紙されるので、結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚の原稿画像を出力することができる。
【0024】
図1に示すように、画像入出力制御部3はリーダ部1とケーブルで接続され、コア部4で信号の制御や各機能の制御を行う。そして各種原稿情報を電気信号に変換し光磁気ディスクに保存するファイル部5、および上記各機能を制御するコア部4からなる。
【0025】
図3は、リーダ部1にある操作パネルの構成図である。図3において、301は表示部であり動作状態・メッセージを表示する。また、表示部301の表面はタッチパネルになっていて、表面を触ることにより選択キーとして働く。302はテンキーであり、数字を入力するキーである。303はスタートキーであり、このキーを押すことにより動作を開始する。
【0026】
次に、本発明に係る画像記録検索装置の実施例における記録処理動作について図4および図5を参照しながら説明する。
【0027】
図4は画像記録検索装置の実施例の処理手順の一例を示したフローチャートである。なお、図中のS1〜S17は各ステップを示す。図5は表示部301の操作画面のフロー説明図であり、図中のF51〜F56は変化する各画面の番号を示す。
【0028】
まず、記憶媒体(図示せず)を外部記憶装置6に挿入し、図6のF51の操作部画面上でファイルキー511を押下すると、操作画面がファイル機能に切り替わり、記録/検索が可能な状態になる。
【0029】
ステップS1では原稿の読み取りモードを設定する。原稿の読み取りモード設定はF51の記録設定キー512を押下するとF52のように解像度、読み取りモード(両面原稿)、ノイズ除去、濃度、ハーフトーン、読み取りサイズ等の各種読み取りモード設定が可能である。なお、ステップS1を省略して、デフォルト設定の読み取りモードで読み取るように構成しても良い。
【0030】
次にステップS2では、リーダ部1の原稿給送装置101上に原稿束を載置し、図3のスタートキー303を押下すると次のステップS3へと進む。
【0031】
ステップS3では操作画面がF53のように切り替わるとともに、リーダ部1の原稿給送装置101上に積載された原稿の1枚が原稿台ガラス102上へ搬送され、リーダ部1で読み取られた画像情報が前記した信号の流れに従い、リーダ部1の図示しない原稿サイズ検知用のフォトセンサによるサイズ検知結果をもとに、ファイル部5のメモリ(図示せず)に記憶される。
【0032】
ステップS4では、メモリに記憶された画像データを読み取って、パターンマッチングにより所定の検索シートであるか否かを識別する。パターンマッチングの詳細は後記説明する。
【0033】
次にステップS5ではステップS4の結果が所定の検索シートである場合にはステップS14へ進み、所定の検索シートではない、すなわち通常の原稿である場合にはステップS6へ進む。ここでは説明のため、通常の原稿であるとする。
【0034】
ステップS6では原稿を前記した手順に従って記憶媒体へ画像データを記録するとともに、操作画面をF54のように切り替える。画像データの記録が終了すると、ステップS7へ進み、画像データの記録枚数をカウントアップし、ステップS8へ進む。
【0035】
ステップS8では原稿給送装置101上に積載された原稿束をすべて処理し終ったかどうか判断する。処理されていない原稿が残っている場合はステップS3へ進み、すべての原稿が処理された場合はステップS9へ進む。
【0036】
ステップS9では原稿を処理しているのでステップS10へ進む。ステップS10では操作画面をF55に切り替えて次の処理を選択可能とする。記録終了キー551が押下された場合はステップS11へ進む。また、原稿給送装置101上の原稿束を交換して別文書記録キー552あるいは同文書継続キー553が押下された場合はステップS3へ進む。別文書記録キーが押下された場合はステップS6にて前回とは別の文書として原稿を記録し、同文書継続キーが押下された場合はステップS6にて前回記録された文書に追加して記録を行う。
【0037】
ステップS11では記録された画像データをひとまとまりの文書として管理するための種々の管理情報、例えば記録日付、記録時刻、画像データの読み取りモード等を記憶装置に書き込み、データベースのFIXを行う。
【0038】
ステップS12では操作画面をF56に切り替えるとともに記録された文書に対応する検索シートを作成する。マークシートの作成については後記する。
【0039】
以上、原稿給送装置101を使用して記録する場合について説明したが、原稿給送装置101を使用せず、原稿を直接原稿台ガラス面102上に載置して記録する場合についても、原稿束を1枚として扱うだけで同様に構成することができる。なお、原稿給送装置101を使用した場合には、操作の容易性を向上するため、一束の原稿を記録し終えた後のステップS10の処理を必ず記録終了するようにしても良い。
【0040】
以下、図6を参照して検索シート601について説明する。
【0041】
図6はファイル部5における検索シート601のフォーマットを示す説明図である。
【0042】
図6において、611,612,613,614,615,616はマークシート検知用のパターン、620は文書情報の表示欄である。文書情報表示欄620内では、文書ID、文書名、文書番号、アクセス日付、更新日付、画像枚数、用紙サイズ等を表示する。文書名、文書番号等のキーワードは画像記録時に登録しても、画像記録後に登録しても良い。
【0043】
621は検索後の自動プリントの設定欄で、622および623は実際にマーキングするマーク欄であり、622はマーキングが省略された場合にデフォルト設定されるマーク欄である。このデフォルト設定は変更可能であり、記録媒体単位に変更可能にしても文書単位に変更可能にしても良い。623にマーキングされない場合は、例えば検索した後に「文書サンプル」という文書名の文書が1部プリントアウトされる。623にマーキングされた場合は、検索のみ行う。
【0044】
624はイメージ文書名の表示欄で、625は手書きのイメージが表示される。この手書きのイメージについても、画像記録時に登録しても、画像記録後に登録しても良い。
【0045】
626は「文書サンプル」という文書名で記録された画像データで、627は6枚中の1枚目であることを示す。628は記録された画像データの用紙サイズを示す。629は記録された画像データの解像度を示す。
【0046】
630は記録媒体のディスク名で、631は検索シートを出力した日付、時刻情報を示す。632はイメージコードであり、検索シートのタイプ、ディスク名「画像入出力装置」のディスクの「文書サンプル」という文書名の文書を特定する情報等が記述されている。
【0047】
次に、本発明実施例の画像記録検索装置において、検索シートによる検索処理およびプリント処理動作について図4,図6および図7を参照して説明する。
【0048】
まず、記憶媒体を外部記憶装置6に挿入し、図7のF71の操作画面上でファイルキー711を押下すると、操作画面がファイル機能に切り替わり、記録/検索が可能な状態になる。
【0049】
ステップS1では原稿の読み取りモードを設定する。前記したように、ステップS1を省略して、デフォルト設定の読み取りモードで読み取るように構成しても良い。
【0050】
次にステップS2では、リーダ部1の原稿給送装置101上に検索を載置し、スタートキー303を押下すると次のステップS3へと進む。
【0051】
ステップS3では操作画面がF72のように切り替わるとともに、リーダ部1の原稿給送装置101上に、あらかじめ積載された検索シートの1枚が原稿台ガラス面102上へ搬送され、リーダ部1で読み取られた画像情報が前記した信号の流れに従い、リーダ部1の図示しない原稿サイズ検知用のフォトセンサによるサイズ検知結果をもとに、ファイル部5のメモリに記憶される。
【0052】
ステップS4では、メモリに記憶された画像データを読み取って、パターンマッチングにより所定の検索シートであるか否かを識別する。
【0053】
まず、ファイル部5はメモリ上の所定の位置に図6に示したパターン611、パターン612、パターン613、パターン614、パターン615およびパターン616が存在しているかどうかを調べる。次に、調べた各パターンをあらかじめ用意してある雛型のパターンと比較して、メモリA上に記憶された画像データが所定の検索シートであるか否かを判断する。所定の検索シートである場合は検索シート上の記載情報としてイメージコード632および検索後の自動プリント設定欄621の中の各マーク欄622および623を読み取る。これらの情報はあらかじめ規定した検索シート上の基準位置からのオフセット座標から得られる。ここで、マーク欄にマークが記されているか否かの判断は、例えばマーク欄623中の黒画素の個数をカウントし、この黒画素の個数が所定のしきい値を超えているかどうかによって判断すれば良い。
【0054】
ステップS5では検索シートであると認識したので操作画面をF73に切り替えてステップS14へ進む。
【0055】
ステップS14では読み取った検索シート601の検索情報と検索後の自動プリントでマーキングされた内容を、ファイル部5で一時的に記憶した後、ステップS15へ進む。ステップS15では読み取った検索シートの枚数をカウントアップする。
【0056】
ステップS8では原稿給送装置101上に積載された検索シートをすべて処理し終ったかどうか判断する。処理されていない検索シートが残っている場合はステップS3へ進み、すべての検索シートが処理された場合はステップS9へ進む。ステップS9では検索シートを処理しているのでステップS16へ進む。
【0057】
ステップS16では読み取り後、一時的に記憶した検索シート601の検索情報と検索後の自動プリントでマーキングされた内容に従って順次記録媒体から文書のデータベースをオープンし、検索処理を行う。この検索結果で得られる総文書数および総ページ数は操作画面F73上に表示される。ここでは説明のため、検索後自動プリントする場合について説明する。
【0058】
ステップS17では検索された文書の画像データを1文書ずつ記録媒体から読み出し、前記した手順に従ってプリンタ部2へプリント出力し、ステップS18へ進む。
【0059】
ステップS18では読み取った検索シートが全部処理し終ったかどうかを判断する。全シート処理終了していない場合はステップS9へ進み、全シート処理終了した場合はステップを終了する。
【0060】
なお、検索シートの読み取り順序と検索後の文書プリント順序は検索シートが読み取られた順序に従って順次プリント処理しても、逆順にプリント処理するように構成しても良い。
【0061】
また、検索後自動プリントしない場合はステップS16の検索後、操作画面をF75のように切り替え、検索された文書をリスト表示するように構成できる。検索後自動プリントする場合はプリンタ部2へのプリント設定はプリント枚数を1部で用紙の片面にプリントするように構成したが、リスト表示後はプリントキー751を押下することにより操作画面をF76のように切り替え、両面、用紙選択、ソータ等各種設定を行えるように構成しても良い。
【0062】
次に、検索シートの作成方法について詳しく説明する。検索シートのフォーマットは図6に示したとおりであり、このフォーマットをあらかじめ、ファイル部5のメモリに記憶してある。
【0063】
文書画像の記録後、文書の固有情報を対応する欄に合成する。すなわち、文書ID、文書名、文書番号、アクセス日付、更新日付、画像枚数、用紙サイズ等を、文書情報表示欄620内に文字情報にして合成する。
【0064】
また、文書画像の1ページ目を縮小して、画像データ欄626に合成する。さらに、文書データが何ページのうちの何ページ目かを欄627に、用紙サイズを欄628に、解像度を欄629に、ディスク名を欄630に、検索シートをプリントした出力日を欄631にそれぞれ合成する。
【0065】
そして、文書ID等を装置が読めるようにイメージコード化して、欄632に合成する。
【0066】
次に複数の検索シートを1枚にまとめたマルチ検索シートについて説明する。
【0067】
図8は、マルチ検索シートの出力例を示すフォーマット説明図であり、あらかじめ、操作パネル(図示せず)より検索シートをマルチタイプで出力するモードを選択し、1枚に表示する件数を操作パネルのテンキー303にて入力する。本例では、4を設定してある。
【0068】
図8において、811,812,813,814,815,816は、マークシート検知用のパターン、821は、検索後の自動プリントの設定欄で、822および823は実際にマーキングするマーク欄であり、822はマーキングが省力された場合のデフォルト設定されるマーク欄である。
【0069】
830は、記録媒体のディスク名で、831は検索シートを出力した日付、時刻情報を示す。632は、イメージコードであり、記録した文書を特定する情報が載せられている。
【0070】
上記の811から832までの情報は、図6における情報611から632にそれぞれ対応している。
【0071】
次にマルチ検索シート固有の情報841から884について説明する。
【0072】
841,842,843,844は記録された文書画像の文書ID情報、851,852,853,854は更新された日付情報、861,862,863,864は文書の読み取り解像度をそれぞれ表示してある。また、871,872,873,874は表示された文書のうちどの文書を検索するかを示すマーク欄であり、マーキングされた文書を検索する。881,882,883,884は記録した文書画像の1ページ目をそれぞれ縮小して貼りつけてある。
【0073】
検索シート601とマルチ検索シート801は、表示上の情報が若干異なるが、読み取り時は、検索シートのタイプを切り替えてそれぞれ対応した位置のマーク欄をチェックするので、全く同様の処理ルーチンにて、処理できる。
【0074】
また、検索シートを出力する操作手段は、例えば、図7のF71画面にて“エキスパートキー”712を押すことにより、検索シート出力モードに設定し、文書ID番号が分かっている場合には、そのID番号を入力することにより、所望の文書画像を特定して、検索シートを出力する。
【0075】
ここで、文書ID番号が分からない場合には、操作パネルより検索モードに入り、F75のようなリストより所望の文書を特定して検索シートを出力する。
【0076】
検索シートに、文書画像の記録後に文書名を付ける文書名後付けは、まず、図7のF71画面にて、“記録設定”713を押すことにより、文書名後付けモードに入り、文書名を設定し、その後に前記説明のように検索シートを出力すれば良い。
【0077】
また、検索シートの用紙指定または、ソータの出力ビン指定は、上記と同様に図7のF71画面にて“エキスパートキー”712を押して、用紙指定および、ソータビン指定モードに入り、プリンタ部2のカセット204か205、および、ソータ220のビン指定を行うと、その情報をファイル部5よりコア部4を介してプリンタ部2のカセット指定およびソータ220のビン指定ができる。
【0078】
以上説明したように本発明によれば、一まとまりの文書として画像データを記録し、各々の文書に1対1に対応する検索用のマークシートを作成し、この検索用のマークシートを原稿と同様に読み取り、読み取った結果に応じてその後の処理を自動的に行うことにより、文書を検索するための特定のキーワードを付加しなくとも記録媒体中に記録されている複数の文書から特定の文書を検索することができる。
【0079】
また、検索用のマークシート上に各々の文書の画像データを張り付けてプリントされるように構成することにより、画像表示用のディスプレイ装置を必要とせずに検索処理が行えるとともに、装置のコストダウンを図ることができる。
【0080】
さらに、検索処理は各ユーザーが検索シートをその画像データを参照しながら特定するだけの日常的に慣れ親しんだ方法で行うことができ、プリントアウトしたい時にのみ装置の設置場所に行って検索シートを読み取らせるだけの操作で達成できるため、一人のユーザーができるだけ装置を占有せずに装置を共有利用することができる。
【0081】
また、複数の文書を1枚の検索シートに表示できる構成となっているので、検索シートの枚数を節約することができる。
【0082】
さらに、検索のための条件である文書名等を後から追加した場合でも、また、記録時に出力した検索シートを紛失したり汚してしまったりした時でも任意の時に検索シートを出力することができる。
【0083】
また、検索シートの出力用紙、ソータがある場合にはその出力ビンも、あらかじめ設定しておくことができ、他の出力用紙と容易に区別することができる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、読み込ませる原稿文書の種別に従って容易に画像の記録及び検索を適宜選択的に実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像記録検索装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 一実施例のリーダ部およびプリンタ部の模式断面図である。
【図3】 一実施例のリーダ部にある操作パネルの表示例を示す平面図である。
【図4】 一実施例のフローチャートである。
【図5】 一実施例のファイルモードの時の記録操作の表示部画面のフロー説明図である。
【図6】 一実施例の検索シートのフォーマットの説明図である。
【図7】 一実施例の検索、プリント操作の画面のフロー説明図である。
【図8】 一実施例のマルチ検索シートのフォーマットの説明図である。
【符号の説明】
1 リーダ部
2 プリンタ部
3 画像入出力制御部
4 コア部
5 ファイル部
6 外部記憶装置
601 検索シート
801 マルチ検索シート

Claims (10)

  1. 原稿文書を読み取る読み取り手段と、読み取った文書画像を記憶する記憶手段と、記憶した文書画像を出力する画像形成手段とを備えた画像記録検索装置において、
    記録した文書画像を検索するための検索シートを作成する検索シート作成手段と、該検索シートを上記原稿読み取り手段より読み込ませることにより所望の文書画像を特定して検索する検索手段と、画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定手段と、上記指定手段でファイル機能が指定された場合に前記読み取り手段で読み取った原稿文書が前記検索シート作成手段で作成した検索シートか否か判定する判定手段とを備え、上記判定手段で検索シートと判定された場合は当該検索シートに従って上記記憶手段を検索するとともに検索した文書画像を上記画像形成手段により出力し、検索シートではないと判定された場合は上記読み取り手段で読み取った原稿文書を前記記憶手段に記録することを特徴とする画像記録検索装置。
  2. 前記検索シートには、記録した文書画像の用紙サイズ、枚数、読み取りの解像度、固有のID番号、文書名、文書番号、記録更新日、アクセス日および文書画像の1ページ目の画像の縮小画像を印刷するとともに、シートの位置決めマークと固有情報をバーコードまたは記号によって印刷することを特徴とする請求項1記載の画像記録検索装置。
  3. 請求項1または2に記載の構成に加えて、前記検索シートのフォーマットを変更する変更手段を備え、該変更手段によって入力した数と同じ件数の文書画像の情報である固有のID番号、記録更新した日付、読み取りの解像度および文書画像の1ページ目の画像の縮小画像をそれぞれ1枚の検索シート上に印刷し、シートの位置決めマークと固有情報をバーコードまたは記号によって印刷することを特徴とする画像記録検索装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の構成に加えて、前記検索シートを文書画像の記録後自動的に出力するモードを選択できる操作手段を備えたことを特徴とする画像記録検索装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の構成に加えて、前記検索シートを出力する操作手段を備えたことを特徴とする画像記録検索装置。
  6. 前記検索シートには、文書画像の記録後に文書名を付けることができることを特徴とする請求項2記載の画像記録検索装置。
  7. 前記画像形成手段が、複数の給紙手段を備えている場合には特定の給紙手段を選択して検索シートを作成することができる前記検索シート作成手段を、また、ソータ等のフィニッシャを備えている場合には、検索シートの出力を特定のビンに指定することのできる前記検索シート作成手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像記録検索装置。
  8. 原稿文書を読み取る読み取り手段と、読み取った文書画像を記憶する記憶手段と、記憶した文書画像を出力する画像形成手段とを備えた画像記録検索装置において、
    記録した文書画像を特定する特定情報が付加された文書画像をシート上に生成する生成手段と、
    原稿を前記原稿読み取り手段より読み込ませた際に、読み込まれた前記原稿の画像が前記生成手段により生成された文書画像であるか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記生成された文書画像であると判定した場合、前記特定情報に基づき所望の文書画像を検索する検索手段と
    画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定手段とを備え、
    前記判定手段は、前記指定手段でファイル機能が指定された場合に前記判定を行い、
    前記記憶手段は、前記判定手段で前記生成された文書画像でないと判定した場合、前記原稿読み取り手段により読み込ませた原稿の画像を記録し、
    前記画像形成手段は、前記検索手段により検索された文書画像を出力することを特徴とする画像記録検索装置。
  9. 読み取られた原稿の文書画像を記憶手段に記憶しておき、記憶された前記文書画像を検索して画像形成手段により出力する画像記録検索方法において、
    記録した文書画像を検索するための検索シートを作成する検索シート作成工程と、
    該検索シートを原稿読み取り手段より読み込ませることにより所望の文書画像を特定して検索する検索工程と、
    画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定工程と、
    前記指定工程でファイル機能が指定された場合に前記原稿読み取り手段で読み取った原稿文書が前記検索シート作成工程で作成した検索シートか否か判定する判定工程と、
    前記判定工程で検索シートと判定された場合は当該検索シートに従って前記記憶手段を検索するとともに検索した文書画像を前記画像形成手段により出力する出力工程と、
    前記判定工程で検索シートではないと判定された場合は前記原稿読み取り手段で読み取った原稿文書を前記記憶手段に記録する工程と、を備えることを特徴とする画像記録検索方法。
  10. 読み取られた原稿の文書画像を記憶手段に記憶しておき、記憶された前記文書画像を検索して画像形成手段により出力する画像記録検索方法において、
    記録した文書画像を特定する特定情報が付加された文書画像をシート上に生成する生成工程と、
    画像の記録/検索を行うためのファイル機能を指定する指定工程と、
    前記指定工程でファイル機能が指定された場合に原稿を前記原稿読み取り手段より読み込ませた際に、読み込まれた前記原稿の画像が前記生成工程において生成された文書画像であるか否か判定する判定工程と、
    前記判定工程において、前記生成された文書画像であると判定した場合、前記特定情報に基づき所望の文書画像を検索する検索工程と、
    前記検索工程において検索された文書画像を前記画像形成手段により出力する出力工程と、
    前記判定工程において、前記生成された文書画像でないと判定した場合、前記原稿読み取り手段より読み込まれた前記原稿の画像を前記記憶手段に記録する記録工程と、
    を備えることを特徴とする画像記録検索方法。
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