JP3702664B2 - システム天井用設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、システム天井用照明器具等のシステム天井用設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
平行する2本のTバーの間の予め決められた位置に設備、例えば照明器具を設置する場合、例えば図5に示す照明器具53のエンド部に設けた取付具54をTバー51の頭部に引っ掛けて取付けるとともに、位置決め具50がTバー51の係止孔52に挿入されて位置決めが完了するように構成している。その一方、地震が発生した場合に照明器具53がTバー51から外れないように、通常システム天井用の照明器具53にはTバー51からの浮上りを防止するための浮上り防止構造として爪55が設けられている。
【0003】
従来、この浮上り防止機能は図6に示すように、位置決め具50とは別の位置の取付具54に設けられて図6(b)のように係合していたため、その照明器具53を外そうとした場合、位置決め具50をTバー51から外し、さらに浮き上がり防止爪55を外すということになり、2回の行為が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この照明器具53を簡単に移動できることを前提とした天井では、照明器具53をTバー51から外すのに必要な行為は、できるだけ少ない方が望ましい。
したがって、この発明の目的は、Tバーの取外し時に1回の作業で位置決め機能と浮上り防止機能を解除することができるシステム天井用設備を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のシステム天井用設備は、Tバーの頭部に引っ掛かる取付具をエンド部に有する設備本体と、前記Tバーの垂直片に設けられた係止孔に係合して前記設備本体の側方移動を防止する弾性体よりなる位置決め具と、前記Tバーの頭部下面に突き当たることにより前記設備本体の浮上りを防止する浮上り防止具とを備えたシステム天井用設備において、前記浮上り防止具を前記位置決め具に一体的に設け、前記位置決め具の前記Tバーの前記係止孔からの離脱状態では前記浮上り防止具が前記Tバーの前記頭部下面の下方投影範囲外に位置することを特徴とするものである。
【0006】
請求項1記載のシステム天井用設備によれば、浮上り防止具を位置決め具に設けるようにしたため、設備を取り外すのに従来2回の行為が必要であったのに対し、1回の行為で可能になるため、設備を外すのに必要な人および時間が削減できる。
請求項2記載のシステム天井用設備は、請求項1において、前記位置決め具が略くの字形をなし、前記浮上り防止具は前記略くの字形の中央折曲部近傍が前記係止孔に係合した状態で、前記Tバーの前記垂直片に略沿うように形成されているものである。
【0007】
請求項2記載のシステム天井用設備によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を図1から図4により説明する。すなわち、このシステム天井用設備が照明器具であり、この照明器具は水平片12に対する垂直片1に係止孔2のあるシステム天井用のTバー3に取付けている。この照明器具は、設備本体となる器具本体4と、位置決め部5と、浮上り防止具6とを有する。
【0009】
器具本体4は、Tバー3の頭部11に引っ掛かる取付具7をエンド部8に有する。
位置決め具5は、Tバー3の垂直片1に設けられた係止孔2に係合して器具本体4の側方移動を防止する弾性体よりなる。実施の形態の位置決め具5は略くの字形をなすもので、ばね性を有する帯状の金属板の上端側をくの字形に屈曲し、下端をU字形に折返して取付片13を形成し、その略中央に取付孔9を形成している。位置決め具5の下端をエンド部8の内面に当て取付孔9を通して取付具(図示せず)によりエンド部8に位置決め具5を取付けている。
【0010】
浮上り防止具6は、Tバー3の頭部11の下面に突き当たることにより器具本体4の浮上りを防止するもので、浮上り防止具6を位置決め具5に一体的に設け、位置決め具5のTバー3の係止孔2からの離脱状態では、図3に示すように浮上り防止具6がTバー3の頭部11の下面の下方投影範囲Xの外に位置するようにしている。実施の形態の浮上り防止具6は図1に示すように位置決め具5の略くの字形の中央折曲部5aの近傍が係止孔2に係合した状態で、Tバー3の垂直片1に略沿うように、くの字形の上側斜片5bに切起こしにより、形成している。
【0011】
上記のように、位置決め具5は器具本体4のエンド部8に取付けられており、Tバー3の頭部11に取付具7を引っ掛けて仮乗せした状態では、図3に示すように位置決め具5のくの字形の先端(中央折曲部5a)がTバー3の垂直片1に当たっている。そして器具本体4を側方移動すなわち横にスライドさせると、ばね性の位置決め具5は自動的にTバー3の角穴の係止孔2に入り、位置決め完了となる。この状態のとき、図1に示すように、位置決め具5の略くの字形の先端付近に設けられた浮上り防止具6はTバー3の頭部11の下面に位置する。
【0012】
ここで、図1に示すように浮上り防止具6の先端とTバー3の頭部11の下面との間に寸法aのスペースがある場合、位置決め具5の斜め上がりの上側斜片5bと係止孔2の上端が接するほど近い(イ点)と、すなわち係止孔2の上端が図1のイ点にある場合、例えば図4に示すように器具本体4が浮き上がったとき斜片5bが係止孔2の上端をスライドして自動的に位置決め具5が器具本体4側に引っ込んで、位置決め具5の浮上り防止具6がTバー3の頭部11の下面より外れてしまう。そのため、Tバー3の頭部11の下面に浮上り防止具6の上端が当たるまでその斜め上がりの斜片5bが係止孔2の上端に当たらないように、係止孔2の上端は斜片5bよりも寸法a以上、上の位置(ロ点)にあるようにしている。このことにより、実施の形態の位置決め具5は器具本体4の浮上り防止具6が確実に機能を果たしているのである。つぎに照明器具をTバー3から外そうとした場合、位置決め具5のくの字形の折曲部5aをTバー3から抜くように斜片5bの上端または折曲部5aを押すと、位置決め機能は解除される。また、図3に示すように、位置決め具5の先端(5a)の近傍の寸法A離れた位置にある浮上り防止具6の位置と、Tバー3頭部11の垂直片1からの突出量の寸法Bの関係がA>Bであることにより、位置決めを解除したと同時に浮上り防止をも解除できるのである。
【0013】
なお、設備は照明器具の場合について説明したが、他の器具等でもよい。
【0014】
【発明の効果】
請求項1記載のシステム天井用設備によれば、浮上り防止具を位置決め具に設けるようにしたため、設備を取り外すのに従来2回の行為が必要であったのに対し、1回の行為で可能になるため、設備を外すのに必要な人および時間が削減できる。
【0015】
請求項2記載のシステム天井用設備によれば、請求項1と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のTバーに照明器具を取付けた状態の部分断面図である。
【図2】取付具を示し、(a)はその斜視図、(b)は側面図である。
【図3】照明器具をTバーに仮乗せした状態の部分断面図である。
【図4】係止孔の上端がイ点に位置するときに器具が持ち上がった状態の部分断面図である。
【図5】従来例の部分斜視図である。
【図6】(a)は従来例の位置決め状態の部分断面図、(b)は取付具の係合状態の部分断面図である。
【符号の説明】
1 垂直片
2 係止孔
3 Tバー
4 器具本体
5 位置決め具
5a 折曲部
6 浮上り防止具
7 取付具
8 エンド部
11 頭部

Claims (2)

  1. Tバーの頭部に引っ掛かる取付具をエンド部に有する設備本体と、前記Tバーの垂直片に設けられた係止孔に係合して前記設備本体の側方移動を防止する弾性体よりなる位置決め具と、前記Tバーの頭部下面に突き当たることにより前記設備本体の浮上りを防止する浮上り防止具とを備えたシステム天井用設備において、前記浮上り防止具を前記位置決め具に一体的に設け、前記位置決め具の前記Tバーの前記係止孔からの離脱状態では前記浮上り防止具が前記Tバーの前記頭部下面の下方投影範囲外に位置することを特徴とするシステム天井用設備。
  2. 前記位置決め具は略くの字形をなし、前記浮上り防止具は前記略くの字形の中央折曲部近傍が前記係止孔に係合した状態で、前記Tバーの前記垂直片に略沿うように形成されている請求項1記載のシステム天井用設備。
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