JP3702164B2 - リヤランプ用整流装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リヤランプへの雪、ほこり等の付着を防止するリヤランプ用整流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のリヤランプ用整流装置は、図8に示すように、車体の側壁面1に沿って流れる空気をリヤランプ2の表面に沿うように流れの向きを変えるデフレクタ3を有している。デフレクタ3は、デフレクタ3により、リヤランプ2が車両後方から見えなくなることを防ぐために、主として車両後部側ではなく車両側面側に設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のリヤランプ用整流装置にはつぎの問題がある。
デフレクタ3は主として車両側面側に設けられるので、リヤランプ2が主として車両後部側に設けられていたり、車両後部側面と車両側面との合流部の曲率半径が小さい場合、車両後部側面に位置するリヤランプ2に空気を沿わせることが困難になる。その結果、十分な雪、ほこり等の付着防止効果が得られず、車両後方からリヤランプ2を視認することが困難になる。
本発明の目的は、車体の側壁面に沿って流れる空気を従来より多く車両後部側面に位置するリヤランプの表面に沿わせることができるリヤランプ用整流装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
車体の側壁面に沿って流れる空気をリヤランプの表面に沿うように流れの向きを変える第1、第2のデフレクタを有し、
前記第1のデフレクタは、上端部と下端部と前端部と後端部を備えており、前記上端部はリヤランプの上端と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、前記下端部はリヤランプの下端と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、前記前端部には空気入口があり、前記後端部には空気出口があり、
前記第2のデフレクタは、前記第1のデフレクタの上部と下部と上下方向中央部のいずれか少なくとも1以上の位置に設けられており、
前記第2のデフレクタは前端部と後端部を備えており、該第2のデフレクタの前端部は前記第1のデフレクタの前端部と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、前記第2のデフレクタの後端部前記第1のデフレクタの後端部より車両後方側に位置しており車両後部側にまわり込んでおり
前記第2のデフレクタの前端部は空気流れ方向上流側に向って開口しており該開口が前記第2のデフレクタの空気入口となっており、
前記第2のデフレクタの後端部に空気出口が設けられており、該空気出口は前記第2のデフレクタの空気通路内の空気流れ方向と直交する方向にのみ開口させて設けられている、
リヤランプ用整流装置。
【0005】
本発明のリヤランプ用整流装置では、第2のデフレクタが設けられており、第2のデフレクタの空気出口を第1のデフレクタの後端部より下流側部分で上下方向に開口させて設けたので、リヤランプの表面のうち第1のデフレクタのみでは流れを沿わせられなかった部分に、第2のデフレクタにより流れを送り込むことができる。そのため、第2のデフレクタが設けられていない従来のリヤランプ用整流装置より多く、車体の側壁面に沿って流れる空気を車両後部側に位置するリヤランプの表面に沿わせることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1、図2は、本発明の第1実施例のリヤランプ用整流装置を示しており、図3は、本発明の第2実施例のリヤランプ用整流装置を示しており、図4〜図7は、本発明の第1実施例と第2実施例に適用可能なリヤランプ用整流装置を示している。
本発明の第1実施例と第2実施例に共通する部分には、本発明の第1実施例と第2実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明の第1実施例と第2実施例にわたって共通する部分を、たとえば図1、図2、図4〜図7を参照して、説明する。
【0007】
リヤランプ用整流装置10は、たとえば、樹脂製、金属製である。リヤランプ用整流装置10が樹脂製である場合、リヤランプ用整流装置10は、ブロー成形または射出成形にて成形される。
リヤランプ用整流装置10は、図1、図2に示すように、車体30の側壁面31に沿って流れる空気をリヤランプ20の表面21に沿うように流れの向きを変えるデフレクタ40を有している。デフレクタ40は、第1のデフレクタ50と、第2のデフレクタ60と、からなる。
【0008】
第1のデフレクタ50と、車体30との間に、空気が通る空気通路70がある。第1のデフレクタ50の上端はリヤランプ20の表面21の上端と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、第1のデフレクタ50の下端はリヤランプ20の表面21の下端と同じかまたはほぼ同じ位置にある。
第1のデフレクタ50の前端部51の壁厚中心線L1 の向きは、図4、図5に示すように、車体30の側壁面31に沿って流れる空気の流れの方向に対して、上流側ほど側壁面31から離れる側に5°、上流側ほど側壁面31に接近する側に20°の範囲内にある。
第1のデフレクタ50の前端部51は、図4に示すように、断面R形状(断面半円形状)となっているか、または、図5に示すように、第1のデフレクタ50の後端部52側にいくにつれて車体30から離れる側に傾斜する断面テーパ形状となっている。
【0009】
第1のデフレクタ50の後端部52の車体30に対向する面(以下、後端部内面という)52aは、後端部内面52aの接線L2 がリヤランプ20と接触するかまたは交差するように設定されている(本発明図示例では交差する場合を示している)。後端部52には、空気通路70の空気出口が、車両後方に向って(水平方向に)開口させて設けられている。
【0010】
第1のデフレクタ50の後端部52は、第1のデフレクタ50の後端部52の後縁における空気の流れの剥離を軽減するために、断面R形状(断面半円形状)となっている。ただし、第1のデフレクタ50の後端部52の後縁において、剥離が生じないか、または、剥離が生じても無視できる程度である場合、後端部52は断面R形状となっていなくてもよく、後端部52は断面コ字状形状となっていてもよい。具体的には、第1のデフレクタ50の後端部52を断面コ字状形状とした場合であっても、後端部52の壁厚が11mmの場合、後端部52の空気流れ方向下流側において発生する乱流は無視できる程度であることが確認されている。したがって、第1のデフレクタ50の後端部52の壁厚が11mm以下であれば、第1のデフレクタ50の後端部52は断面コ字状形状であってもよい。
【0011】
第1のデフレクタ50の車体30と対向する面(以下、内面という)53は、車体30から離れる方向に凸となる、なめらかな湾曲面からなる。内面53は、第1のデフレクタ50の前端部51の車体30と対向する面(以下、前端部内面という)51aと、第1のデフレクタ50の後端部内面52aとを接続する。
第1のデフレクタ50の車体30と反対側の面(以下、外面という)54は、車体30から離れる方向に凸となる、なめらかな湾曲面からなる。外面54は、第1のデフレクタ50の前端部51の車体30と反対側の面(以下、前端部外面という)51bと、第1のデフレクタ50の後端部52の車体30と反対側の面(以下、後端部外面という)52bとを接続している。
【0012】
第2のデフレクタ60は、図2に示すように、第1のデフレクタ50の、上部に、または下部に、または上下方向に互いに隔たった2か所以上の位置に設けられる。第2のデフレクタ60は、リヤランプ20の車両後方からの視認性が十分確保できる部位に設けられている。第2のデフレクタ60は、空気流れ方向に延びるダクトである。第2のデフレクタ60と、車体30との間に、空気が通る空気通路71がある。空気通路71は、空気通路70と連通していない。
【0013】
第2のデフレクタ60の前端部61は、空気流れ方向において、第1のデフレクタ50の前端部51と同じかまたはほぼ同じ位置にある。第2のデフレクタ60の後端部62は、空気流れ方向において、第1のデフレクタ50の後端部52より車両後方側に位置しており、車両後部側にまわり込んでいる。
【0014】
第2のデフレクタ60の前端部61は、空気流れ方向上流側に向って開口しており、該開口が第2のデフレクタ60の空気入口となっている。
第2のデフレクタ60の前端部61の壁厚中心線L3 の向きは、図6に示すように、車体30の側壁面31に沿って流れる空気の流れ方向に対して、上流側ほど側壁面31から離れる側に5°、上流側ほど側壁面31に接近する側に20°の範囲内にある。
第2のデフレクタ60の前端部61は、図6に示すように、断面R形状(断面半円形状)となっているか、または、図7に示すように、第2のデフレクタ60の後端部62側にいくにつれて車体30から離れる側に傾斜する断面テーパ形状となっている。
【0015】
第2のデフレクタ60の空気出口63は、後端部62に設けられており、第1のデフレクタ50の後端部52より空気流れ方向下流側に設けられている。空気出口63は、空気通路71を通る空気がリヤランプ20の表面21に沿うように上下方向(空気通路71内の空気流れ方向と直交する方向)に開口させて設けられている。
第2のデフレクタ60の空気出口63を形成する縁部64は、縁部64における空気の剥離を軽減するために、断面R形状(断面半円形状)となっている。第2のデフレクタ60の縁部64の車体30に対向する面の接線は、リヤランプ20と接触するかまたは交差するように設定されている。
【0016】
第2のデフレクタ60の車体30と対向する面(以下、内面)65は、車体30から離れる方向に凸となる、なめらかな湾曲面からなる。内面65の空気流れ方向下流側端部は、なめらかな湾曲面からなる。ただし、内面65の空気流れ方向下流端部は、たとえば角柱形状であってもよい。内面65は、前端部61の車体30と対向する面(以下、前端部内面という)61aと、後端部62の内面62aとを接続する。
第2のデフレクタ60の車体30と反対側の面(以下、外面という)66は、車体30から離れる方向に凸となる、なめらかな湾曲面からなる。外面66は、第2のデフレクタ60の前端部61の車体30と反対側の面(以下、前端部外面という)61bと、第2のデフレクタ60の後端部62の車体30と反対側の面(以下、後端部外面という)62bとを接続している。
【0017】
つぎに、本発明の第1実施例と第2実施例に共通する作用を説明する。
第2のデフレクタ60が設けられており、第2のデフレクタ60の空気出口63を第1のデフレクタ50の後端部52より下流側部分で上下方向に開口させて設けたので、リヤランプ20の表面21のうち第1のデフレクタ50のみでは流れを沿わせられなかった部分に、第2のデフレクタ60により流れを送り込むことができる。そのため、第2のデフレクタ60が設けられていない従来のリヤランプ用整流装置より多く、車体30の側壁面31に沿って流れる空気を車両後部側に位置するリヤランプ20の表面21に沿わせることができる。
【0018】
第1のデフレクタ50の後端部内面52aの接線L2 が、リヤランプ20と接触するかまたは交差するように設定されているので、接線L2 がリヤランプ20と接触するかまたは交差するように設けられていない場合に比べて、車体30の側壁面31に沿って流れる空気をより多くリヤランプ20の表面21に沿わせることができる。また、第2のデフレクタ60の縁部64の車体30に対向する面の接線がリヤランプ20と接触するかまたは交差するように設定されているので、縁部64の車体30に対向する面の接線がリヤランプ20と接触するかまたは交差するように設けられていない場合に比べて、車体30の側壁面31に沿って流れる空気をより多くリヤランプ20の表面21に沿わせることができる。
【0019】
第1のデフレクタ50の前端部51の壁厚中心線L1 の向きが、車体30の側壁面31に沿って流れる空気の流れの方向に対して、上流側ほど側壁面31から離れる側に5°、上流側ほど側壁面31に接近する側に20°の範囲内にあり、また、第1のデフレクタ50の前端部外面51bと後端部外面52bとをなめらかな湾曲面からなる外面54で接続しているので、第1のデフレクタ50の後方での流れの剥離を軽減することができる。その結果、剥離が原因で生じる騒音を従来より低減することができる。また、外面54の後方の空気の流れはリヤランプ20に沿う空気の流れに追従し、外面54が剥離域となり空気通路70内を流れリヤランプ20に沿う空気の流れに剥離を誘起することを軽減することができる。
また、第2のデフレクタ60の前端部61の壁厚中心線L3 の向きが、車体30の側壁面31に沿って流れる空気の流れに対して、上流側ほど側壁面31から離れる側に5°、上流側ほど側壁面31に接近する側に20°の範囲内にあり、第2のデフレクタ60の前端部外面61bと後端部外面62bとをなめらかな湾曲面からなる外面66で接続しているので、第2のデフレクタ60の後方での流れの剥離を軽減することができる。その結果、剥離が原因で生じる騒音を低減できる。
【0020】
本発明実施例に示すような空気通路70には、一般的に、通風抵抗があることが知られている。そのため、空気通路70の外に逃げる空気の流れが存在する。しかし、第1のデフレクタ50の前端部51と第2のデフレクタ60の前端部61とは、断面R形状(断面半円形状)となっているか、または、車両後方側にいくにつれて車体30から離れる側に傾斜する断面テーパ形状となっているので、空気通路70の外に逃げる空気の流れの変化を緩やかにすることができる。そのため、第1のデフレクタ50の前端部外面51bと第2のデフレクタ60の前端部外面61bでの空気の剥離の発生を防ぐことができる。
【0021】
つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を説明する。
本発明の第1実施例では、図1、図2に示すように、第2のデフレクタ60が第1のデフレクタ50の上部と下部に設けられている場合を示している。
第2のデフレクタ60のうち、第1のデフレクタ50の上部に設けられている第2のデフレクタ(以下、上部側第2のデフレクタという)60aと、第2のデフレクタ60の下部に設けられている第2のデフレクタ(以下、下部側第2のデフレクタという)60bとは、それぞれ、空気流れ方向長さが異なっている。上部側第2のデフレクタ60aの空気出口63aは、図2に示すように、下方に向って開口している。下部側第2のデフレクタ60bの空気出口63bは、上部側第2のデフレクタ60aの空気出口63aと異なる空気流れ方向位置で上方に向って開口している。
【0022】
上部側第2のデフレクタ60aの空気出口63aと、下部側第2のデフレクタ60bの空気出口63bとの、空気流れ方向位置が異なっているため、上部側第2のデフレクタ60aと下部側第2のデフレクタ60bとで、リヤランプ20の表面21の異なる位置に空気を沿わせることができる。そのため、リヤランプ20の表面21のうち第1のデフレクタ50のみでは空気を沿わせられない部分に、上部側第2のデフレクタ60aで空気を沿わせることができ、さらに、第1のデフレクタ50と上部側第2のデフレクタ60aでは空気を沿わせられない部分に、下部側第2のデフレクタ60bで空気を沿わせることができる。
【0023】
本発明の第2実施例では、図3に示すように、第2のデフレクタ60が第1のデフレクタ50の上部と下部と上下方向中央部に設けられ、それぞれの第2のデフレクタ60が互いに上下方向に隔たった位置に設けられている場合を示している。
【0024】
第2のデフレクタ60のうち、第1のデフレクタ50の上部に設けられている第2のデフレクタ(以下、上部側第2のデフレクタという)60aと、第1のデフレクタ50の下部に設けられている第2のデフレクタ(以下、下部側第2のデフレクタという)60bと、第1のデフレクタ50の上下方向中央部に設けられている第2のデフレクタ(以下、中央部側第2のデフレクタという)60cとは、それぞれ、空気流れ方向長さが異なっている。上部側第2のデフレクタ60aの空気出口63aは、下方に向って開口している。下部側第2のデフレクタ60bの空気出口63bは、上方に向って開口している。中央部側第2のデフレクタ60cの空気出口63cは、上方および下方に向って開口している。上部側第2のデフレクタ60aの空気出口63aと、中央部側第2のデフレクタ60cの空気出口のうち上方に向って開口する空気出口63cとは、空気流れ方向において、互いに異なった位置に設けられている。下部側第2のデフレクタ60bの空気出口63bと、中央部側第2のデフレクタ60cの空気出口のうち下方に向って開口する空気出口63cとは、空気流れ方向において、互いに異なった位置に設けられている。
【0025】
上部側第2のデフレクタ60aの空気出口63aと、中央部側第2のデフレクタ60cの空気出口のうち上方に向って開口する空気出口63cとの、空気流れ方向位置が異なっているため、上部側第2のデフレクタ60aと中央部側第2のデフレクタ60cとで、リヤランプ20の表面21の異なる位置に空気を沿わせることができる。そのため、リヤランプ20の表面21のうち第1のデフレクタ50のみでは空気を沿わせられない部分に、上部側第2のデフレクタ60aで空気を沿わせることができ、さらに、第1のデフレクタ50と上部側第2のデフレクタ60aでは空気を沿わせられない部分に、中央部側第2のデフレクタ60cで空気を沿わせることができる。
【0026】
また、下部側第2のデフレクタ60bの空気出口63bと、中央部側第2のデフレクタ60cの空気出口のうち下方に向って開口する空気出口63cとの、空気流れ方向位置が異なっているため、下部側第2のデフレクタ60bと中央部側第2のデフレクタ60cとで、リヤランプ20の表面21の異なる位置に空気を沿わせることができる。そのため、リヤランプ20の表面21のうち第1のデフレクタ50のみでは空気を沿わせられない部分に、下部側第2のデフレクタ60bで空気を沿わせることができ、さらに、第1のデフレクタ50と下部側第2のデフレクタ60bでは空気を沿わせられない部分に、中央部側第2のデフレクタ60cで空気を沿わせることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明のリヤランプ用整流装置によれば、第2のデフレクタが設けられており、第2のデフレクタの空気出口を第1のデフレクタの後端部より下流側部分で上下方向に開口させて設けたので、リヤランプの表面のうち第1のデフレクタのみでは流れを沿わせられなかった部分に、第2のデフレクタにより流れを送り込むことができる。そのため、第2のデフレクタが設けられていない従来のリヤランプ用整流装置より多く、車体の側壁面に沿って流れる空気を車両後部側に位置するリヤランプの表面に沿わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例のリヤランプ用整流装置とその近傍を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例のリヤランプ用整流装置の拡大斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例のリヤランプ用整流装置の拡大斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例と第2実施例に適用可能なリヤランプ整流装置の、第1のデフレクタの前端部の壁厚中心線の向きが車体の側壁面に沿って流れる空気の流れの方向に対して車体側と反対側に向いている場合を示し、さらに、第1のデフレクタの前端部がR形状となっている場合を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例と第2実施例に適用可能なリヤランプ整流装置の、第1のデフレクタの前端部の壁厚中心線の向きが車体の側壁面に沿って流れる空気の流れの方向に対して車体側に向いている場合を示し、さらに、第1のデフレクタの前端部がテーパ形状となっている場合を示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施例と第2実施例に適用可能なリヤランプ整流装置の、第2のデフレクタの前端部の壁厚中心線の向きが車体の側壁面に沿って流れる空気の流れの方向に対して車体側と反対側に向いている場合を示し、さらに、第2のデフレクタの前端部がR形状となっている場合を示す断面図である。
【図7】本発明の第1実施例と第2実施例に適用可能なリヤランプ整流装置の、第2のデフレクタの前端部の壁厚中心線の向きが車体の側壁面に沿って流れる空気の流れの方向に対して車体側に向いている場合を示し、さらに、第2のデフレクタの前端部がテーパ形状となっている場合を示す断面図である。
【図8】従来のリヤランプ整流装置とその近傍を示す断面図である。
【符号の説明】
10 リヤランプ用整流装置
20 リヤランプ
21 リヤランプの表面
30 車体
31 車体の側壁面
40 デフレクタ
50 第1のデフレクタ
52 第1のデフレクタの後端部
60 第2のデフレクタ
61 第2のデフレクタの前端部
62 第2のデフレクタの後端部

Claims (1)

  1. 車体の側壁面に沿って流れる空気をリヤランプの表面に沿うように流れの向きを変える第1、第2のデフレクタを有し、
    前記第1のデフレクタは、上端部と下端部と前端部と後端部を備えており、前記上端部はリヤランプの上端と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、前記下端部はリヤランプの下端と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、前記前端部には空気入口があり、前記後端部には空気出口があり、
    前記第2のデフレクタは、前記第1のデフレクタの上部と下部と上下方向中央部のいずれか少なくとも1以上の位置に設けられており、
    前記第2のデフレクタは前端部と後端部を備えており、該第2のデフレクタの前端部は前記第1のデフレクタの前端部と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、前記第2のデフレクタの後端部前記第1のデフレクタの後端部より車両後方側に位置しており車両後部側にまわり込んでおり
    前記第2のデフレクタの前端部は空気流れ方向上流側に向って開口しており該開口が前記第2のデフレクタの空気入口となっており、
    前記第2のデフレクタの後端部に空気出口が設けられており、該空気出口は前記第2のデフレクタの空気通路内の空気流れ方向と直交する方向にのみ開口させて設けられている、
    リヤランプ用整流装置。
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