JP3701630B2 - 卓上式ガラストップコンロ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス板とガラス板の周縁部上面に固着される外枠とで構成されるガラス天板をコンロ本体の上面に装着して成る卓上式ガラストップコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラス天板を用いるガラストップコンロとしてはビルトイン式のものが知られている。このものでガラス天板は、カウンタトップ上に載置される外枠にガラス板の周縁部下面を受ける凹入形状の受け縁を形成し、受け縁の外周の立ち上がり部とガラス板との間の隙間に接着剤入りのコーキング材を充填して、ガラス板の周縁部に外枠を固着することで構成されている。この場合、コーキング材の充填箇所は外観に現れるため、コーキング材の充填高さの不揃いを均す等の修正作業が必要になり、コスト高になる。
【0003】
一方、ガラス板の周縁部上面に外枠を接着剤等で固着すれば、外枠が目隠しとなって固着箇所が外観に現れず、体裁を整えるための面倒な修正作業が不要になり、コスト的に有利である。従って、ビルトイン式コンロに比し一層のコストダウンが要請される卓上式コンロでガラス天板を用いる場合は、ガラス板の周縁部上面に外枠を固着することが望まれる。
【0004】
また、ガラス天板に用いるガラス板は、上面に強化コーティングが施されていて、上面からの衝撃に対しては非常に強いが、下面からの衝撃には弱く、ガラス板を直接コンロ本体で支持することはできない。そのため、卓上式ガラストップコンロでは、コンロ本体の上縁に、ガラス天板の外枠の下面に当接する内曲げフランジを形成し、ガラス天板を外枠を介してコンロ本体に支持させることが必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、卓上式コンロでは、ビルトイン式コンロに比し天板がコンロ内部のグリル等からの熱影響を受けやすい。特に、天板としてガラス板の周縁部上面に外枠を固着して成るガラス天板を用いる場合、ガラス板と外枠との固着部が熱影響で劣化すると、最悪の場合ガラス板が外枠から剥離落下する可能性がある。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、ガラス板と外枠との固着部の熱劣化を防止すると共に、ガラス板が外枠から剥離落下したときの安全性も確保できるようにした卓上式ガラストップコンロを提供することをその課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、ガラス板とガラス板の周縁部上面に固着される外枠とで構成されるガラス天板をコンロ本体の上面に装着して成る卓上式ガラストップコンロであって、コンロ本体の上縁に、ガラス天板の外枠の下面に当接する内曲げフランジを形成し、ガラス天板を外枠を介してコンロ本体に支持させるものにおいて、前記内曲げフランジの内縁部に、下方への段差を存して内方に張り出し、前記ガラス板の周縁部の下方に隙間を存して対向する張り出し部を形成している。
【0008】
上記の構成によれば、張り出し部がガラス板と外枠との固着部にコンロ本体内からの熱が及ぶことを抑制する遮熱部として機能し、固着部の熱劣化が防止される。更に、万一ガラス板が外枠から剥離落下しても、ガラス板は張り出し部で受け止められ、ガラス板の落下による破損が防止される。
【0009】
また、ガラス板の下方に隙間を存して対向する遮熱板を前記張り出し部に連続して設けておけば、ガラス板と外枠との固着部への熱影響を一層効果的に防止できると共に、ガラス板が過大な荷重を受けて細かく破損した場合に破片がガス台や床面に飛散するのを防止することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照して、1は卓上式ガラストップガスコンロのコンロ本体を示している。コンロ本体1には、左右2個のコンロバーナ2,2と中央のグリル3とが設けられ、また、コンロ本体1の上面にはガラス天板4が装着されており、ガラス天板4上に、両コンロバーナ2,2に対応する左右2個の五徳5,5を載置している。
【0011】
ガラス天板4は、セラミックガラスから成るガラス板6とガラス板6の周縁部に固着される金属製の外枠7とで構成されている。ここで、外枠7は、図3に明示されているように、ガラス板6の周縁部上面に接着剤8で固着されている。また、ガラス板6には、左右の各コンロバーナ2を臨ませるコンロ開口9が開設されている。コンロ開口9には、その開口縁を保護する金属製の保護リング10が装着されており、更に、ガラス板6上に保護リング10を覆う煮こぼれ対策用のカバーリング11を載置している。
【0012】
尚、図3に示したコンロの左側のバーナ2は、環状のバーナ本体2aに形成した内向きの炎孔2bからの炎をバーナ本体2aの上方に配置したガイド2cを介してカバーリング11の内周空間に導く内炎式バーナで構成されている。コンロの右側のバーナ2は、鍋底温度センサ2d付の外炎式バーナで構成されている。
【0013】
また、ガラス板6の後部の左右両側部分に、ガラス板6の中央部分よりも後方にのびる延長部6a,6aを設けて、ガラス板6の後部中央部分が切り欠き形状に形成されるようにしている。そして、外枠7の後辺部分に、ガラス板6の後部の両延長部6a,6aの後縁に固着される左右両側の幅狭部7a,7aと、ガラス板6の後部中央の切り欠き形状部の内縁に固着される中央の幅広部7bとを形成し、この幅広部7bにグリル用の排気口12を開設している。図中12aは、排気口12に被せた排気ガードである。
【0014】
コンロ本体1の上縁には、外枠7の下面に当接する内曲げフランジ13が形成されており、ガラス天板4を外枠7を介してコンロ本体1に支持させている。更に、内曲げフランジ13の内縁部には、下方への段差14aを存して内方に張り出す張り出し部14が形成されており、この張り出し部14がガラス板6の周縁部の下方に隙間を存して対向するようにしている。
【0015】
これによれば、コンロ本体1内のグリル3等からの輻射熱がガラス板6と外枠7との固着部に及ぶことを張り出し部14によって遮ることができ、固着部の熱劣化が防止される。更に、万が一ガラス板6が外枠7から剥離落下しても、ガラス板6は張り出し部14で受け止められ、ガラス板6の落下による破損も防止される。尚、図示しないが、張り出し部14上にクッション材を取り付けて、ガラス板6の破損をより確実に防止することも可能である。
【0016】
図4は他の実施形態を示している。このものでも上記実施形態と同様に内曲げフランジ13の内縁部に張り出し部14を形成しているが、更に、ガラス板6の下方に隙間を存して対向する遮熱板15を設け、この遮熱板15が張り出し部14に連続するように、遮熱板15の外縁を張り出し部14に係合させている。尚、上記した内炎式バーナ2のガイド2cは遮熱板15に一体に形成されているが、ガイド2cを遮熱板15と別体にしても勿論良い。
【0017】
これによれば、遮熱板15とガラス板6との間に断熱空間が確保され、ガラス板6と外枠7との固着部への熱影響がより効果的に防止される。また、ガラス板6に過大な荷重が加えられる等して、ガラス板6が細かく破損しても、破片は遮熱板15で受け止められ、ガス台や床面に破片が飛散することはなく、安全性が一層向上する。
【0018】
尚、図4の実施形態では遮熱板15をコンロ本体1とは別部材としたが、張り出し部14を延長して遮熱板15をコンロ本体1と一体に形成することも可能である。
【0019】
以上、卓上式のガラストップガスコンロに本発明を適用した実施形態について説明したが、コンロ用熱源として電磁誘導コイルやハロゲンランプ等を用いる卓上式のガラストップ電気コンロにも本発明を適用でき、この場合ガラス板6のコンロ開口9は不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンロの一例の平面図。
【図2】図1のコンロの右側面図。
【図3】図1のIII―III線拡大切断正面図。
【図4】他の実施形態の切断正面図。
【符号の説明】
1…コンロ本体 4…ガラス天板 6…ガラス板 7…外枠 13…内曲げフランジ 14…張り出し部 14a…段差 15…遮熱板

Claims (2)

  1. ガラス板とガラス板の周縁部上面に固着される外枠とで構成されるガラス天板をコンロ本体の上面に装着して成る卓上式ガラストップコンロであって、コンロ本体の上縁に、ガラス天板の外枠の下面に当接する内曲げフランジを形成し、ガラス天板を外枠を介してコンロ本体に支持させるものにおいて、
    前記内曲げフランジの内縁部に、下方への段差を存して内方に張り出し、前記ガラス板の周縁部の下方に隙間を存して対向する張り出し部を形成することを特徴とする卓上式ガラストップコンロ。
  2. 前記ガラス板の下方に隙間を存して対向する遮熱板を前記張り出し部に連続して設けることを特徴とする請求項1に記載の卓上式ガラストップコンロ。
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