JP3701236B2 - フレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造及び固定方法 - Google Patents

フレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造及び固定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造及び固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転式スイッチ、回転式可変抵抗器、スライド式スイッチ、スライド式可変抵抗器等の各種電子部品に用いる電子部品用ケースとして、スイッチパターンや抵抗体パターン等からなる機能パターンと機能パターンから引き出した端子接続パターンとを形成したフレキシブル基板を具備し、前記端子接続パターンに端子を当接した状態でこのフレキシブル基板をモールド樹脂製のケース内にインサート成形し、これによってケース内に機能パターンを露出させると同時に前記端子接続パターンに当接した端子をケースによって固定した構造のものがあった。そしてこの電子部品用ケースの前記機能パターン上に摺動子を取り付けた摺動型物を設置することで電子部品が構成される。
【0003】
図6はこの種従来の回転式電子部品80の一例を示す概略断面図である。この回転式電子部品80は、金属板製の取付板91上にフレキシブ基板95を載置すると同時にフレキシブル基板95の一端部に金属板製の端子101の一端部を当接した状態でフレキシブル基板95の周囲にモールド樹脂製のケース105を成形してなる電子部品用ケース90と、取付板91中央に突出する軸93に回動自在に軸支される回転型物110と、回転型物110の下面に固定されて前記フレキシブル基板95上に設けた機能パターン(スイッチパターンや抵抗体パターン等)96上を摺動する摺動子120とを具備して構成されている。
【0004】
ここで図7は端子101とフレキシブル基板95との接続部分の要部拡大断面図である。同図に示すように端子101はフレキシブル基板95上に形成された前記機能パターン96から引き出した端子接続パターン97上に当接された状態でその上下をモールド樹脂製のケース105によって挟持することでその機械的固定と電気的接続とが図られている。なおこの従来例では端子101と端子接続パターン97間の接続を、製造工程の簡素化等のため、圧接によって行なっている。
【0005】
そして図6に示す回転型物110を回転すれば、摺動子120が機能パターン96上を摺動し、複数本ある端子101間の電気的出力を変化する。
【0006】
ところでこの回転式電子部品80は図示しない回路基板上に載置され、その端子101の部分が回路基板に設けたランドパターンに半田等の低融点金属によって電気的・機械的に接続される。
【0007】
しかしながら前記端子101を低融点金属によって固定する際、端子101は加熱されてその根元部分まで高熱になるので、その熱がケース105の端子101に触れている部分(特に端子101がケース105から突出する付近の部分)を少し溶かすが、その際通常端子101にはその先端側部分を上方向に押し上げようとする力がかかっているので、図7に点線で示すように端子101のケース105によって固定されている部分が端子101の根元部分を中心にして少し端子接続パターン97面から斜め上方に浮き上がり、浮き上がって端子101と端子接続パターン97間に生じた隙間aに前記溶けたケース105を構成するモールド樹脂が入り込んで固化し、これによって端子101と端子接続パターン97間の電気的接続不良を生じてしまう恐れがあった。この電気的接続不良現象は、端子101と端子接続パターン97の接続長さLが長い場合は生じないが、接続長さLが短い場合は生じる危険性が高い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、フレキシブル基板に設けた端子接続パターンと端子間の電気的接続不良が生じないフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造及び固定方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本発明は、フレキシブル基板に設けた端子接続パターン上に端子を当接し、前記フレキシブル基板と端子の当接部分の周囲にモールド樹脂を成形することでフレキシブル基板と端子間を固定するフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造において、前記端子のフレキシブル基板に当接する面に溝部を設け、フレキシブル基板の前記溝部に対向する部分を前記溝部内に挿入するように湾曲変形した状態でその周囲にモールド樹脂を成形することで溶融樹脂進入堰き止め部を形成したことを特徴とする。
【0010】
ここで前記溝部は、端子がモールド樹脂から突出する方向に交差する方向を向くように設けられていることが好ましい。
【0011】
また本発明は、フレキシブル基板に設けた端子接続パターン上に端子を当接する工程と、前記フレキシブル基板と端子を金型内に設置して金型の前記フレキシブル基板と端子の当接部分の周囲に設けたキャビティー内に溶融したモールド樹脂を圧入成形する工程と、前記モールド樹脂が固化した後に金型を取り外す工程とを具備するフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定方法において、前記端子のフレキシブル基板に当接する面に溝部を設け、前記金型のキャビティー内に溶融したモールド樹脂を圧入することでフレキシブル基板の前記溝部に対向する部分をモールド樹脂の熱と圧力によって前記溝部内に挿入するように湾曲変形させることで溶融樹脂進入堰き止め部を形成することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を適用した電子部品用ケース10を用いて構成した回転式電子部品の分解斜視図、図2は組み立てた回転式電子部品の側断面図である。図1に示すようにこの回転式電子部品は、電子部品用ケース10の上に回転型物(摺動型物)30を回動自在に取り付けて構成されている。
【0013】
図3は電子部品用ケース10を構成する各部材(ケース60を除く)の分解斜視図である。同図に示すように電子部品用ケース10は、取付板20上にフレキシブル基板40を載置し、フレキシブル基板40に設けた5つの端子接続パターン47上にそれぞれ金属板製の端子50の一端を載置した上で、取付板20及びフレキシブル基板40の外周に図1に示すようにモールド樹脂(以下「ケース」という)60を成形することによって構成されている。以下各部材について説明する。
【0014】
取付板20は薄い金属板によって構成され、その中央に筒状に絞って突出した軸21を設け、またその外周から外方向に向けて2本の基板固定片25,25を突出して構成されている。
【0015】
フレキシブル基板40はポリエチレンテレフタレート(PET)等の可撓性を有する合成樹脂フイルム製のフイルム41中央に貫通孔43を設け、その周囲にリング状に4本の機能パターン(この実施形態では集電パターンと抵抗体パターンであるが、スイッチパターン等の他の各種パターンであってもよい)45を設け、さらに各機能パターン45から引き出したパターン先端にフイルム41の端部に至る端子接続パターン47を一列に設けて構成されている。各端子接続パターン47上には、弾性導電塗料層bが印刷形成されている。弾性導電塗料層bの材質としては、熱硬化性の架橋型ウレタン樹脂に銀粉を混練したもの等、印刷乾燥後であっも所定のゴム弾性を有する性質の材質のものを用いる。
【0016】
端子50はその一端(末端)近傍にその幅を広くしてなる固定部51を設けて構成されている。図4は端子50をその下面側から見た拡大斜視図である。同図に示すように端子50の固定部51の下面側には、円弧状に凹む直線状の溝部53が設けられている。溝部53は端子50のケース60からの突出方向に交差する方向を向くように、言い換えれば端子50を幅方向に横切るように設けられている。
【0017】
電子部品用ケース10を製造するには、取付板20上にフレキシブル基板40を載置する。そのとき軸21は貫通孔43を貫通し、またフレキシブル基板40の端子接続パターン47を設けた部分の裏面側の部分は取付板20上に位置しない。
【0018】
そして5本の端子50の固定部51をそれぞれフレキシブル基板40の端子パターン47上に載置する。なお実際にはこの時点においては、5本の端子50の固定部51を設けていない側の端部は帯状の図示しないフレームに一列に接続されており、下記するケース60成形後に切断され各々独立にされる。そしてこれら取付板20とフレキシブル基板40と端子50とを図示しない金型内に挿入して挟持して固定し、取付板20とフレキシブル基板40の周囲の部分に設けた金型のキャビティー内に260℃程度の高温高圧の溶融モールド樹脂(熱可塑性樹脂)、例えばPBTやPETやPPSやナイロン等を圧入して満たし、冷却後に金型を取り外せば、図1,図2に示すような取付板20とフレキシブル基板40の周囲にケース60を成形した電子部品用ケース10が完成する。
【0019】
図5は電子部品用ケース10の端子50とフレキシブル基板40との接続部分の要部拡大断面図である。同図に示すように端子50はフレキシブル基板40上に形成された端子接続パターン47上に当接された状態でその上下をモールド樹脂製のケース60によって挟持されることでその機械的固定と電気的接続とが図られている。ここでケース60を成形する際、図8に示すように、端子50とフレキシブル基板40を当接した部分の周囲は第一,第二金型200,210によって挟持され、第一,第二金型200,210のキャビティー203,213が位置する。そして第二金型210側に設けたピンゲート211からキャビティー213,203内に溶融したモールド樹脂を圧入成形する。このとき端子50のフレキシブル基板40に当接する面に溝部53を設けているので、第一,第二金型200,210のキャビティー203,213内に溶融したモールド樹脂を圧入する際にフレキシブル基板40の溝部53に対向する部分が溶融モールド樹脂の熱(260℃程度)と射出圧力(100〜600kgf/cm2)によって軟化すると同時に強く端子50に押し付けられ、これによって端子50に設けた溝部53内にフレキシブル基板40が湾曲してその内面に接触するように変形し、この状態のまま固定されることで、図5に示すような溶融樹脂進入堰き止め部100が形成される。モールド樹脂が固化した後に第一,第二金型200,210を取り外す。ところで端子接続パターン47と端子50間には何ら接着材を介在していないが、前記溶融モールド樹脂の射出圧力によって端子接続パターン47上の弾性導電塗料層b(図3参照)と端子50間はその上下から押圧され、押圧された状態のまま固化するので、両者間の接続固定は確実になる。なお弾性導電塗料層bを用いず、通常の導電パターンのみからなる端子接続パターン47上に直接端子50を当接して固定しても良い。
【0020】
ケース60は図1,図2に示すように、その下面は取付板20の下面と同一面となっており、またフレキシブル基板40の端子接続パターン47を設けた部分の先端辺の部分はその上下面がケース60によって挟持されている。またケース60の上面中央は凹部となっていて機能パターン45が露出している。
【0021】
そして電子部品用ケース10上に回転型物30を載せて回転型物30の貫通孔31に取付板20の軸21を挿入してその先端をかしめれば、図2に示す回転式電子部品が完成する。そして回転型物30を回転すれば、回転型物30の下面に固定した摺動子35がそれぞれ機能パターン45上を摺動し、各端子50間の電気的出力を変化する。
【0022】
ところでこの回転式電子部品は図示しない別の基板上に取り付けられるが、その際各端子50のケース60から突出している部分は別の基板のランドパターンに半田等の低融点金属によって固定される。そして低融点金属による端子50固定の際、端子50は加熱されてその根元部分まで高熱になるので、その熱がケース60の端子50に触れている部分、特に端子50がケース60から突出する付近の部分を少し溶かす。その際通常端子50にはケース60から突出している部分を上方向に押し上げようとする力がかかっているので、図5に点線で示すように端子50のケース60によって固定されている部分が端子50の根元部分を中心にして少し端子接続パターン47面から斜めに浮き上がり、浮き上がって端子50と端子接続パターン47間に生じた隙間Aに前記溶けたケース60を構成するモールド樹脂が入り込む。
【0023】
しかしながら本発明においては、溶融樹脂進入堰き止め部100においてフレキシブル基板40が湾曲変形しているので、端子50の先端側から入り込んできた溶融樹脂はこの部分で堰き止められ、それよりも端子50の根元側には侵入できなくなる。従って低融点金属による固定作業が終了した後、端子50と端子接続パターン47間は少なくとも溶融樹脂進入堰き止め部100よりも根元側の部分で確実に電気的に接続されており、しかも溶融樹脂進入堰き止め部100においてフレキシブル基板40が湾曲して端子50に接している長さ分だけ両者の接触距離が長くなっているので、たとえ端子50と端子接続パターン47の接続長さLが短い場合でも、接続不良を生じる恐れはない。
【0024】
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では取付板20を用いることで薄い電子部品用ケース10の補強を行なっているが、場合によっては補強板20は必要なく、補強板20の部分もモールド樹脂製のケース60で構成しても良い。
【0025】
また上記実施形態では本発明を電子部品用ケース10に適用した例を示したが、電子部品用ケース10以外の種々のものに用いても良い。要はフレキシブル基板に設けた端子接続パターン上に端子を当接し、フレキシブル基板と端子の当接部分の周囲にモールド樹脂を成形することでフレキシブル基板と端子間を固定する固定構造部分であれば、どのような部分にも本発明を適用できる。
【0026】
また端子50に形成した溝部53の形状も種々の変形が可能であることは言うまでもない。要は端子を加熱した際に溶融したモールド樹脂が端子と端子接続パターン間に侵入するのをその途中で堰き止める形状であれば、どのような形状であっても良い。
【0027】
また上記実施形態では端子50と端子接続パターン47間に接着材を介在していないが、端子50と端子接続パターン47間に導電性接着材を介在させた上でその周囲にケース60を成形しても良い。導電性接着材を用いるとさらに端子50と端子接続パターン47間の電気的接続が確実になる。
【0028】
また上記実施形態では溶融モールド樹脂の熱と圧力によって端子50に設けた溝部53内にフレキシブル基板40を変形・挿入することで溶融樹脂進入堰き止め部100を形成したが、予めフレキシブル基板40のみの状態で溝部53に対向する部分を溝部53の形状(又はこれに近い形状)にプレフォーミングによって変形しておき、変形したフレキシブル基板40上に端子50を接続してその周囲にモールド樹脂を成形するようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、端子を加熱した際の熱が例えこれを固定するモールド樹脂の端子に触れている部分を溶かしたとしても、フレキシブル基板に設けた端子接続パターンと端子間に接続不良が生じないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子部品用ケース10を用いて構成した回転式電子部品の分解斜視図である。
【図2】本発明を適用した電子部品用ケース10を用いて構成した回転式電子部品の側断面図である。
【図3】電子部品用ケース10を構成する各部材(ケース60を除く)の分解斜視図である。
【図4】端子50をその下面側から見た斜視図である。
【図5】端子50とフレキシブル基板40との接続部分の要部拡大断面図である。
【図6】従来の回転式電子部品80の一例を示す概略断面図である。
【図7】端子101とフレキシブル基板95との接続部分の要部拡大断面図である。
【図8】溶融樹脂進入堰き止め部100が形成される状態を示す図である。
【符号の説明】
10 電子部品用ケース
20 取付板
21 軸
30 回転型物(摺動型物)
35 摺動子
40 フレキシブル基板
41 フイルム
43 貫通孔
45 機能パターン
47 端子接続パターン
50 端子
51 固定部
53 溝部
60 ケース(モールド樹脂)
100 溶融樹脂進入堰き止め部
200 第一金型
203 キャビティー
210 第二金型
213 キャビティー

Claims (6)

  1. フレキシブル基板に設けた端子接続パターン上に端子を当接し、前記フレキシブル基板と端子の当接部分の周囲にモールド樹脂を成形することでフレキシブル基板と端子間を固定するフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造において、
    前記端子のフレキシブル基板に当接する面に溝部を設け、フレキシブル基板の前記溝部に対向する部分を前記溝部内に挿入するように湾曲変形した状態でその周囲にモールド樹脂を成形することで溶融樹脂進入堰き止め部を形成したことを特徴とするフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造。
  2. 前記端子はモールド樹脂から突出しており、且つ前記溝部は、端子がモールド樹脂から突出する方向に交差する方向を向くように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造。
  3. 前記フレキシブル基板の前記溝部内に挿入するように湾曲変形した部分は、この溝部の内面に接触していることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造。
  4. 前記フレキシブル基板にはその端部に前記端子接続パターンが設けられると共にこの端子接続パターンに接続される機能パターンが設けられ、
    一方前記モールド樹脂はこのフレキシブル基板の外周に成形されてその中央に前記フレキシブル基板の機能パターンを露出してなる電子部品用のケースであることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定構造。
  5. フレキシブル基板に設けた端子接続パターン上に端子を当接する工程と、
    前記フレキシブル基板と端子を金型内に設置して金型の前記フレキシブル基板と端子の当接部分の周囲に設けたキャビティー内に溶融したモールド樹脂を圧入成形する工程と、
    前記モールド樹脂が固化した後に金型を取り外す工程とを具備するフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定方法において、
    前記端子のフレキシブル基板に当接する面に溝部を設け、前記金型のキャビティー内に溶融したモールド樹脂を圧入することでフレキシブル基板の前記溝部に対向する部分をモールド樹脂の熱と圧力によって前記溝部内に挿入するように湾曲変形させることで溶融樹脂進入堰き止め部を形成することを特徴とするフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定方法。
  6. 前記フレキシブル基板の湾曲変形は、このフレキシブル基板が溝部の内面に接触する状態まで挿入される湾曲変形であることを特徴とする請求項5に記載のフレキシブル基板と端子のモールド樹脂による固定方法
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