JP3698423B2 - ステータ用コイル接続ワイヤ、及びステータ - Google Patents

ステータ用コイル接続ワイヤ、及びステータ Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転電機のステータ、及び該ステータにおけるコイル間を電気的に接続するコイル接続ワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
モータ等の回転電機は、複数のコイルが内設されたステータと、該ステータの内部に配設されたロータとを備えている。
前記ステータは、内周面に複数のスロットが設けられたステータコアと、前記複数のスロットに装着された複数のコイルとを有している。該複数のコイルは、前記モータに対して回転磁界を発生させ得るように電気的に接続されている。
【0003】
具体的には、前記複数のコイルのそれぞれの巻き始め端部は、接続ワイヤを介して同相の電力供給端子に接続される。斯かる同相コイル接続は、通常、前記ステータコアに沿うように形成された同相コイル接続ワイヤを介して行われる。即ち、該同相コイル接続ワイヤは前記ステータコアに沿うような略環状に形成されており、該同相コイル接続ワイヤが同相コイルの巻き始め端部及び同相電力供給端子に対して電気的に接続される。
【0004】
他方、前記複数のコイルのそれぞれの巻き終わり端部は、互いに電気的に接続されて、中性点とされる。斯かる中性点コイル接続も、通常、ステータコアに沿って配設された中性点コイル接続ワイヤを介して行われる。
【0005】
ところで、前記コイルは外部との絶縁性を確保する為、外周が絶縁性被膜によって被覆された被覆導線を用いて形成される。同様に、該コイルの巻き始め端部と電力供給端子とを電気的に接続する前記接続ワイヤも、被覆導線を用いて形成される。
【0006】
その為、従来においては、コイルの端部と前記接続ワイヤとの接合は、前記絶縁性被膜を剥離させた後に環状接続部材を介して行うか、若しくは、溶接によって前記絶縁性被膜を焼却除去しながら行われていた。
【0007】
しかしながら、前者の方法は、絶縁性被膜の剥離処理を要する為、作業効率が悪いという問題がある。
又、後者の方法においては、加熱等の影響によって被覆導線の導電性部材が組織変化したり、及び/又は、該導線性部材にろう材等の異種物質が付着して合金化し、該導電性部材の導電率が変化するという問題がある。
【0008】
特に、前記被覆導線の導電率を向上させる為に、近年、該被覆導線の導電性部材として無酸素銅が使用されている。斯かる無酸素銅等の高導電性部材を溶接する際には、一対の溶接電極の互いの対向端部にタングステン等の低導電性部材を付設すると共に、溶接すべき一の被覆導線と他の被覆導線との間に銀りん銅ろう等のろう材を介挿する必要がある。この状態で、一の被覆導線と他の被覆導線とを溶接すると、溶接部位に、低導電性材料が付着し、これにより、被覆導線間の導電率が悪化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、斯かる従来技術に鑑みなされたものであり、複数の被覆導線が接合されてなるコイル接続ワイヤであって、ステータコアに装着される複数のコイルの対応端部間を電気的に接続するコイル接続ワイヤにおいて、比較的容易に前記複数の被覆導線間を接合でき、且つ、接合部位における導電率の悪化を有効に防止し得るコイル接続ワイヤの提供を、一の目的とする。
又、本発明は、回転電機におけるステータにおいて、コイルの端部とコイル接続ワイヤとの間の接合、及び/又は、コイル接続ワイヤと電力供給端子との間の接合を、導電率の悪化を有効に防止しつつ比較的容易に行えるステータの提供を、他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成する為に、ステータコアに装着される複数のコイルの対応端部間を電気的に接続するコイル接続ワイヤであって、導線性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなる複数の被覆導線を有し、該複数の被覆導線は、前記導電性部材と同一の導電性材料で形成されたリベットによって電気的且つ機械的に接合されており、前記リベットは、該リベットと前記導電性部材との接触面積が、該導電性部材の断面積と同一又はそれ以上となるような外表面積を有しているコイル接続ワイヤを提供する。
【0011】
好ましくは、前記リベットは、ローレット加工部を有する軸部と、該軸部の一端部に設けられたテーパ状頭部と、前記軸部の他端部に設けられた中空部とを備えており、前記リベットは、前記被覆導線に形成された下孔であって、前記軸部の外径と同一又は大径であり且つ前記ローレット加工部より小径の下孔に挿入された後に、前記中空部を加圧変形させられることにより、前記被覆導線を電気的且つ機械的に接合する。
【0012】
一態様においては、前記対応端部は、前記ステータコアに装着される複数のコイルのうちの同相コイルの巻き始め端部とされる。
他態様においては、前記対応端部は、前記ステータコアに装着される複数のコイルのそれぞれの巻き終わり端部とされる。
好ましくは、前記種々の態様において、前記被覆導線の導電性部材及び前記リベットは共に、無酸素銅によって形成される。
【0013】
さらに、本発明は、前記目的を達成する為に、周方向に沿った複数のスロットが設けられたステータコアと、導電性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなるコイルであって、前記複数のスロットにそれぞれ装着される複数のコイルと、導電性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなる端子であって、前記コイルに電力を供給する為の端子と、導電性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなる接続ワイヤであって、前記コイルの巻き始め端部と前記電極供給端子との間を電気的に接続するコイル接続ワイヤとを備え、前記コイル接続ワイヤと前記コイルの巻始め端部又は前記電極供給端子との間の少なくとも何れか一方は、前記導電性部材と同一の導電性材料で形成されたリベットによって電気的且つ機械的に接合されており、前記リベットは、該リベットと前記導電性部材との接触面積が、該導電性部材の断面積と同一又はそれ以上となるような外表面積を有している回転電気のステータを提供する。
好ましくは、前記リベットは、ローレット加工部を有する軸部と、該軸部の一端部に設けられたテーパ状頭部と、前記軸部の他端部に設けられた中空部とを備えており、前記リベットは、前記被覆導線に形成された下孔であって、前記軸部の外径と同一又は大径であり且つ前記ローレット加工部より小径の下孔に挿入された後に、前記中空部を加圧変形させられることにより、前記被覆導線を電気的且つ機械的に接合する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコイル接続ワイヤの好ましい実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係るコイル接続ワイヤは、回転電機のステータに備えられるコイルの対応端部を電気的に接続する為に使用される。
【0015】
図1及び図2に、それぞれ、前記コイル接続ワイヤが適用されたステータ100の概略平面図及び底面図を示す。
図1に示すように、前記ステータ100は、内周面に周方向に沿った複数のスロット111が設けられたステータコア110と、前記複数のスロット111に装着される複数のコイル120とを備えている。なお、図1に示すステータ100は、u相,v相及びw相の3相モータ用とされており、従って、前記複数のコイル120は、それぞれ、周方向に沿ってu相コイル120u,v相コイル120v及びw相コイル120wを構成している。
なお、前記複数のコイル120は、それぞれ、無酸素銅等の導電性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなる被覆導線によって構成されている。
【0016】
本実施の形態に係るコイル接続ワイヤは、前記u相コイル120u,v相コイル120v及びw相コイル120wのうちの同相コイルの各巻き始め端部同士を電気的に接続する同相コイル接続ワイヤ10u,10v,10w(図1参照)、及び前記u相コイル120u,v相コイル120v及びw相コイル120wの各巻き終わり端部を相互に電気的に接続する中性点コイル接続ワイヤ10n(図2参照)として使用されている。なお、図1においては、理解容易の為に、v相コイル接続ワイヤ10vのみを示している。
【0017】
前記同相コイル接続ワイヤ10u,10v,10wとして使用される前記コイル接続ワイヤ10は、それぞれ、前記ステータコア110に沿うように、周方向に沿って配設される複数の被覆導線20(1),20(2),・・・を有している。
即ち、前記コイル接続ワイヤ10においては、一の被覆導線20(1)と該一の被覆導線に隣接した他の被覆導線20(2)とが一部分においてオーバーラップした状態で、前記複数の被覆導線全体がステータコアに沿った環状を形成するように構成されている。
なお、該複数の被覆導線20(1),20(2),・・・は、前記コイルを構成する被覆導線と同様、導電性部材140と、該導電性部材を囲繞する絶縁性被膜141とを有している(図3参照)。
【0018】
そして、前記一の被覆導線20(1)と他の被覆導線20(2)とは、互いがオーバーラップしている部位(以下、当接部位という)において、導電性材料からなるリベット30によって接合されている。
即ち、一の被覆導線20(1)と隣接する他の被覆導線20(2)とは、互いの当接部位に圧入された一又は複数のリベット30によって電気的且つ機械的に接続されている。
【0019】
図3に、図1におけるIII-III線断面図を示す。
図3に示すように、本実施の形態においては、前記リベット30は、接合すべき被覆導線(例えば、被覆導線20(1)及び20(2))間に亘って延び、外表面に導電性部材が露出した軸部31を備えている。
斯かる軸部31を接合すべき被覆導線間に亘って圧入させることにより、該被覆導線同士を電気的且つ機械的に接続させることができる。
【0020】
好ましくは、前記リベット30は、前記軸部31の両端部に位置し、外方へ行くに従って拡径されたテーパ状頭部32を備えるものとされる。斯かるテーパ状頭部32を備えることにより、リベット30の被覆導線からの脱離を防止しつつ、被覆導線間の連結強度を向上させ得る。
【0021】
より好ましくは、前記軸部31は、少なくとも一部において、表面積が増大するような異形状加工が施される。本実施の形態においては、前記異形状加工として、前記軸部31は、ローレット加工が施されたローレット部33を有している。
【0022】
このように、前記軸部31の少なくとも一部に、表面積が増大するような異形状加工を施すことにより、リベット30と被覆導線20の導電性部材140との間の接触面積が増加し、これにより、接合される被覆導線間の導電率の悪化を有効に防止し得ると共に、該被覆導線間の接合強度も向上させることができる。
【0023】
特に、リベット30と導電性部材140との接触面積は、コイル接続ワイヤ10全体の導電率に直接的に影響を与える。従って、好ましくは、リベット30と導電性部材140との接触面積が被覆導線20における導電性材料140の断面積と同一又はそれ以上となるように、リベット30の外表面積を設定すれば、接合部位における導電率の悪化を有効に防止できる。
【0024】
より好ましくは、前記リベット30は、被覆導線20における導電性部材140と同一材料とされる。即ち、被覆導線20における導電性部材140が無酸素銅である場合には、リベット30も無酸素銅を用いて形成される。このように、リベット30の材質と被覆導線20における導電性部材140の材質とを同一とすることにより、一の被覆導線20(1)と他の被覆導線20(2)との接合部位における導電率の変動を有効に防止できる。
【0025】
図4に、圧入前のリベット30の一例を示す。
図4に示すように、前記リベット30は、例えば、ローレット加工が施された軸部31と、該軸部31の一端部に設けられたテーパ状頭部32と、前記軸部31の他端部に設けられた中空部32’とを備え得る。
斯かるリベットを用いる場合には、接合すべき一の被覆導線20(1)と他の被覆導線20(2)とに、前記軸部31の外径に対して同一径又は若干大径であり且つローレット加工部33の外径よりも小径の下孔を形成し、該下孔にリベットを挿入した後、前記中空部32’を加圧変形させることにより、一の被覆導線20(1)と他の被覆導線20(2)とを確実に接合させることができる。
【0026】
前記中性点コイル接続ワイヤ10nとして使用される前記コイル接続ワイヤ10(図2参照)は、u相コイル120u,v相コイル120v及びw相コイル120wの各巻き終わり端部を互いに導通するように構成されている点を除き、前記同相コイル接続ワイヤ10u,10v,10nと同一である。
【0027】
斯かる構成のコイル接続ワイヤ10においては、前記種々の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
即ち、従来のように、被覆導線同士を溶接により接合すると、溶接時の熱によって被覆導線の導電性部材が組織変化を起こしたり、及び/又は、該導電性部材にろう材が付着し、コイル接続ワイヤの導電率が変動する恐れがある。
特に、導電性部材として無酸素銅等の高導電性部材を用いる場合には、溶接によって導電率が大きく変動する。
【0028】
これに対し、本実施の形態に係るコイル接続ワイヤ10においては、リベット30を圧入することによって一の被覆導線20(1)と他の被覆導線20(2)とを接合している為、被覆導線の導電性部材140が熱によって組織変化したり、該導電性部材140に対して不純物質が付着することがない。従って、コイル接続ワイヤ全体の導電率変動を可及的に抑えることができる。又、被覆導線の接合に際して絶縁性被覆を剥離する必要も無いので、作業効率が悪化することも無い。
【0029】
さらに、各当接部位に対して複数個のリベット30で被覆導線を接合するように構成すれば、リベット30のみで十分な機械的接合強度を得ることができる。なお、前記リベット30の両端部は、好ましくは、圧入後、絶縁性樹脂等によってモールドされる。
【0030】
本実施の形態においては、前記コイル接続ワイヤ10を構成する複数の被覆導線20(1),20(2),・・・間の接合についてのみ説明したが、該コイル接続ワイヤ10とコイル120の端部との接続、及び/又は、該コイル接続ワイヤ10と電力供給端子(図示せず)との接続を、前記リベット30によって行うことも、当然に可能である。
斯かる態様においても、本実施の形態におけると同様の効果を得ることができる。即ち、ステータ100におけるコイルと電力供給端子との間の電気的且つ機械的接続を、導電率の変動を可及的に抑えつつ、効率良く行うことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るコイル接続ワイヤによれば、該コイル接続ワイヤを構成する複数の被覆導線を、該被覆導線における導電性部材と同一の導電性材料で形成されたリベットであって、該リベットと前記導電性部材との接触面積が、該導電性部材の断面積と同一又はそれ以上となるような外表面積を有するリベットによって接合するように構成したので、導電率の悪化を有効に防止しつつ、複数の被覆導線間の接合を容易に行うことができる。
【0032】
又、本発明に係るステータによれば、コイルの端部とコイル接続ワイヤとの間の接合、及び/又は、コイル接続ワイヤと電力供給端子との間の接合を、被覆導線における導電性部材と同一の導電性材料で形成されたリベットであって、該リベットと前記導電性部材との接触面積が、該導電性部材の断面積と同一又はそれ以上となるような外表面積を有するリベットによって行うように構成したので、導電率の悪化を有効に防止しつつ、前記接合を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に係るコイル接続ワイヤを備えたステータの概略平面図である。
【図2】図2は、図1に示すステータの概略底面図である。
【図3】図3は、図1におけるIII-III線断面図である。
【図4】図4は、圧入前のリベットの一例を示す一部断面図である。
【符号の説明】
10 コイル接続ワイヤ
10u u相コイル接続ワイヤ
10v v相コイル接続ワイヤ
10w w相コイル接続ワイヤ
10n 中性点コイル接続ワイヤ
20 被覆導線
30 リベット
100 ステータ
111 スロット
110 ステータコア
120 コイル
120u u相コイル
120v v相コイル
120w w相コイル
140 導電性部材
141 絶縁性被膜

Claims (7)

  1. ステータコアに装着される複数のコイルの対応端部間を電気的に接続するコイル接続ワイヤであって、
    導線性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなる複数の被覆導線を有し、
    該複数の被覆導線は、前記導電性部材と同一の導電性材料で形成されたリベットによって電気的且つ機械的に接合されており、
    前記リベットは、該リベットと前記導電性部材との接触面積が、該導電性部材の断面積と同一又はそれ以上となるような外表面積を有していることを特徴とするコイル接続ワイヤ。
  2. 前記リベットは、ローレット加工部を有する軸部と、該軸部の一端部に設けられたテーパ状頭部と、前記軸部の他端部に設けられた中空部とを備えており、
    前記リベットは、前記被覆導線に形成された下孔であって、前記軸部の外径と同一又は大径であり且つ前記ローレット加工部より小径の下孔に挿入された後に、前記中空部を加圧変形させられることにより、前記被覆導線を電気的且つ機械的に接合していることを特徴とする請求項1に記載のコイル接続ワイヤ。
  3. 前記対応端部は、前記ステータコアに装着される複数のコイルのうちの同相コイルの巻き始め端部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル接続ワイヤ。
  4. 前記対応端部は、前記ステータコアに装着される複数のコイルのそれぞれの巻き終わり端部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル接続ワイヤ。
  5. 前記被覆導線の導電性部材及び前記リベットは共に、無酸素銅からなることを特徴とする請求項1からの何れかに記載のコイル接続ワイヤ。
  6. 周方向に沿った複数のスロットが設けられたステータコアと、
    導電性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなるコイルであって、前記複数のスロットにそれぞれ装着される複数のコイルと、
    導電性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなる端子であって、前記コイルに電力を供給する為の端子と、
    導電性部材が絶縁性被膜によって被覆されてなる接続ワイヤであって、前記コイルの巻き始め端部と前記電極供給端子との間を電気的に接続するコイル接続ワイヤとを備え、
    前記コイル接続ワイヤと前記コイルの巻始め端部又は前記電極供給端子との間の少なくとも何れか一方は、前記導電性部材と同一の導電性材料で形成されたリベットによって電気的且つ機械的に接合されており、
    前記リベットは、該リベットと前記導電性部材との接触面積が、該導電性部材の断面積と同一又はそれ以上となるような外表面積を有していることを特徴とする回転電気のステータ。
  7. 前記リベットは、ローレット加工部を有する軸部と、該軸部の一端部に設けられたテーパ状頭部と、前記軸部の他端部に設けられた中空部とを備えており、
    前記リベットは、前記被覆導線に形成された下孔であって、前記軸部の外径と同一又は大径であり且つ前記ローレット加工部より小径の下孔に挿入された後に、前記中空部を加圧変形させられることにより、前記被覆導線を電気的且つ機械的に接合していることを特徴とする請求項6に記載の回転電気のステータ。
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