JP3698384B2 - 産業資材用合成繊維の処理方法 - Google Patents

産業資材用合成繊維の処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は産業資材用合成繊維の処理方法に関する。タイヤコードやベルトコードに使用される産業資材用合成繊維には、その表面にゴム類との接着性を付与する処理が施される。本発明は産業資材用合成繊維にゴム類との優れた接着性を付与できる処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、産業資材用合成繊維にゴム類との接着性を付与する処理方法として、1)合成繊維にRFL(レゾルシン−ホルマリン−ゴムラテックス系接着剤)を付着させる方法(日本合成ゴム協会誌,45巻,953頁,1972年)、2)溶融紡糸直後のポリエステル繊維にポリエポキシ化合物やポリイソシアネート化合物を含有する紡糸油剤を付着させた後、熱処理し、更に一定時間熟成する方法(特開昭60−194122、特公昭43−21507)、3)紡糸後でパッケージに巻き取りまでの間の合成繊維にエポキシ化合物を含有する処理剤を付着させる方法(特開平2−154067、特開平2−154068)、4)紡糸及び/又は延伸工程において合成繊維にブロックドイソシアネート化合物を付着させる方法(特開平5−222623)等が提案されている。ところが、これらの従来法ではいずれも、産業資材用合成繊維にゴム類との接着性を充分に付与できず、処理剤の取り扱い性も悪いという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来法では、産業資材用合成繊維にゴム類との接着性を充分に付与できず、処理剤の取り扱い性も悪いという点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明者らは、上記課題を解決するべく研究した結果、特定構造のアミンイミド化合物を含有する処理剤を水性液となし、該水性液を紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の合成繊維に対し該アミンイミド化合物として所定量となるよう付着させることが正しく好適であることを見出した。
【0005】
すなわち本発明は、下記の式1又は式2で示されるアミンイミド化合物から選ばれる一つ又は二つ以上を20〜80重量%の割合で含有する処理剤を水性液となし、該水性液を紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対し該アミンイミド化合物として0.2〜1.5重量%となるよう付着させることを特徴とする産業資材用合成繊維の処理方法に係る。
【0006】
【式1】
Figure 0003698384
【0007】
【式2】
Figure 0003698384
【0008】
式1、式2において、
1:炭素数2〜22の1価の炭化水素基又は炭素数2〜22の1価のモノヒドロキシ炭化水素基
5:炭素数2〜22の2価の炭化水素基
2,R3,R6,R7,R9,R10:炭素数1〜6のアルキル基
4,R8,R11:H、炭素数2〜22の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜16のアルキル基で置換された置換フェニル基又は炭素数2〜22のオキシ脂肪族炭化水素基
【0009】
本発明に供するアミンイミド化合物には、分子中に置換アミンイミド基1個を有する式1で示されるアミンイミド化合物と、分子中に置換アミンイミド基2個を有する式2で示されるアミンイミド化合物とが包含される。
【0010】
式1において、R1は置換アミンイミド基のカルボニル基に直結した有機基である。かかるR1には、炭素数2〜22の1価の炭化水素基、炭素数2〜22の1価のモノヒドロキシ炭化水素基が包含される。炭素数2〜22の1価の炭化水素基としては、1)エチル基、プロピル基、ラウリル基、ステアリル基等の炭素数2〜22のアルキル基、2)アリル基、ブテニル基、オレイル基等の炭素数3〜22のアルケニル基、3)フェニル基、ナフチル基、アントリル基等の炭素数6〜22のアリール基、4)ベンジル基、フェネチル基等の炭素数6〜22のアラルキル基等が挙げられる。また炭素数2〜22の1価のモノヒドロキシ炭化水素基としては、5)1−ヒドロキシエチル基、12−ヒドロキシステアリル基等の炭素数2〜22の1価のモノヒドロキシアルキル基、6)3−ヒドロキシ−1−ブテニル基、12−ヒドロキシオレイル基等の炭素数2〜22のモノヒドロキシアルケニル基等が挙げられる。なかでも炭素数6〜22のアリール基が好ましく、フェニル基が特に好ましい。
【0011】
式1において、R2,R3は置換アミンイミド基の第4級アンモニウムの窒素原子に直結した有機基である。かかるR2,R3は、メチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基である。なかでもメチル基が好ましい。
【0012】
式1において、R4は置換アミンイミド基の第4級アンモニウムの窒素原子に2−ヒドロキシプロピレン基を介して連結した有機基である。かかるR4には、水素、炭素数2〜22の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜16のアルキル基で置換された置換フェニル基、炭素数2〜22のオキシ脂肪族炭化水素基が包含される。炭素数2〜22の脂肪族炭化水素基としては、1)メチル基、エチル基、ブチル基、ラウリル基、ステアリル基等の炭素数1〜22のアルキル基、2)プロペニル基、オレイル基等の炭素数2〜22のアルケニル基等が挙げられる。また炭素数6〜16のアルキル基で置換された置換フェニル基としては、3)オクチルフェニル基、ノニルフェニル基等が挙げられる。更に炭素数2〜22のオキシ脂肪族炭化水素基としては、4)エトキシ基、ブトキシ基、ラウリルオキシ基、ステアリルオキシ基等の炭素数2〜22のアルキルオキシ基、5)ビニルオキシ基、アリルオキシ基、オレイルオキシ基等の炭素数2〜22のアルケニルオキシ基等が挙げられる。なかでも炭素数2〜22のアルケニルオキシ基が好ましく、炭素数2〜6のアルケニルオキシ基が特に好ましい。
【0013】
本発明に供する式1で示されるアミンイミド化合物は以上説明したものであるが、かかるアミンイミド化合物の具体例としては、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−プロピオンイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−ブチリンイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−オクチルフェニル)アミン−N’−3−ヒドロキシ−2−ペンテノインイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−ラウリンイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−ブトキシ)アミン−N’−ブチリンイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−メタクリルイミド、N,N−ジエチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−メタクリルイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシプロピル)アミン−N’−メタクリルイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)アミン−N’−メタクリルイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシプロピル)アミン−N’−ブテニルイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−オレインイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシヘプチル)アミン−N’−ベンズイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−ベンズイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−プロペニル)アミン−N’−ラクトイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−ラクトイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−12−ヒドロキシオレインイミド等が挙げられる。
【0014】
式2において、R5は2個の置換アミンイミド基のカルボニル基を連結する有機基であって、炭素数2〜22の2価の炭化水素基である。かかるR5としては、1)テトラメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基等の炭素数2〜22のアルキレン基、2)ビニレン基、ブテニレン基等の炭素数2〜22のアルケニレン基、3)トリレン基、フェニレン基等の炭素数6〜22のアリーレン基(芳香族2価基)、4)4,4’−ジフェニレンメタン基、4,4’−ジフェニレンエタン基、4,4’−ジフェニレンペンタン基等の炭素数が6〜22であって且つ2個のアリール基が脂肪族炭化水素鎖で連結された有機基等が挙げられる。なかでも炭素数6〜15のアリーレン基、炭素数6〜15であって且つ2個のアリール基が脂肪族炭化水素鎖で連結された有機基が好ましく、トリレン基、4,4’−ジフェニレンメタン基、フェニレン基が特に好ましい。
【0015】
式2において、R6,R7,R9,R10は置換アミンイミド基の第4級アンモニウムの窒素原子に直結した有機基である。R6,R7,R9,R10は前記したR2,R3と同じである。
【0016】
式2において、R8,R11は置換アミンイミド基の第4級アンモニウムの窒素原子に2−ヒドロキシプロピレン基を介して連結した有機基である。R8,R11は前記したR4と同じである。
【0017】
本発明に供する式2で示されるアミンイミド化合物は以上説明したものであるが、かかるアミンイミド化合物の具体例としては、ビス−[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシプロピル)アミン−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−ビニルオキシプロピル)アミン−N’−アジピンイミド、[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン]−N’−アジピンイミド、ビス−[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン]−N’−アゼラインイミド、ビス−[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)−アミン]−N’−セバシンイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシヘプチル)アミン−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−イソプロペニル)アミン−N’−マレインイミド、ビス−[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン]−N’−フタルイミド、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−ビニロオキシプロピル)アミン−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン−N’−フタルイミド、ビス−[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン]−N’−トルエンジカルボイミド、ビス−[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン]−N’−フタルイミド、ビス−[N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル)アミン]−N’−ジフェニルメタン−4、4’−ジカルボイミド等が挙げられる。
【0018】
本発明は、本発明に供するアミンイミド化合物の合成方法を特に制限するものではなく、これには公知の合成方法、例えば、1)J.Polym.Sci.,27,2361(1982)、2)Macromolecules,1,254(1968)、3)特公昭45−9367号公報等に記載されている合成方法が適用できる。
【0019】
本発明に供する処理剤は、以上説明したアミンイミド化合物を20〜80重量%の割合で含有するものであるが、25〜70重量%の割合で含有するものが好ましく、30〜60重量%の割合で含有するものが更に好ましい。
【0020】
本発明は、本発明に供する処理剤中の成分として、アミンイミド化合物以外の成分を特に制限するものではないが、合目的的に公知の潤滑剤成分を併用することが好ましい。かかる潤滑剤成分としては、潤滑油と界面活性剤とから成るものが適用できる。潤滑油としては、1)鉱物油、2)脂肪族モノカルボン酸と脂肪族1価アルコールとのエステル化合物、3)脂肪族モノカルボン酸と脂肪族多価アルコールとの完全エステル化合物、4)脂肪族ポリカルボン酸と脂肪族1価アルコールとの完全エステル化合物等が挙げられる。
【0021】
前記した鉱物油としては、各種の粘度を有する鉱物油が使用できるが、なかでも25℃における粘度が2×10-6〜40×10-62/sのものが好ましく、かかる好ましい鉱物油としては流動パラフィンオイルが有利に使用できる。
【0022】
前記したエステル化合物としては、1)イソトリデシルステアレート、オレイルオレート、イソペンタコシルオレート等の、脂肪族モノカルボン酸と脂肪族1価アルコールとのエステル化合物、2)ネオペンチルグリコールジラウレート、1、6−ヘキサンジオールジオレート、トリメチロールプロパントリペラルゴネート等の、脂肪族モノカルボン酸と脂肪族多価アルコールとの完全エステル化合物、3)ジオレイルアジペート、ジオレイルチオジプロピオネート等の、脂肪族ポリカルボン酸と脂肪族1価アルコールとの完全エステル化合物等が挙げられる。
【0023】
また通常は前記した潤滑油と共に用いる界面活性剤としては、1)いずれもオキシアルキレン基がオキシエチレン基及び/又はオキシプロピレン基からなる、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステル、ポリオキシアルキレンヒマシ油、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキルアミノエーテル等の、ポリオキシアルキレン基を有する非イオン性界面活性剤、2)ソルビタンモノラウレート、ソルビタントリオレート、グリセリンモノラウレート、ジグリセリンジラウレート等の、多価アルコール部分エステル型の非イオン性界面活性剤、3)アルキルスルホネート塩、アルキルリン酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤、4)アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルイミダゾリニウム塩等のカチオン性界面活性剤、5)アルキルジメチルベタイン、アルキルイミダゾリンのベタイン化合物等の両性界面活性剤等が挙げられる。
【0024】
潤滑剤成分を併用する場合、処理剤中に潤滑剤成分を80〜20重量%の割合で含有するものとする。
【0025】
本発明では、以上説明した処理剤を水性液として産業資材用合成繊維に付着させる。本発明は、かかる水性液の調製方法を特に制限するものではなく、これには例えば、室温の処理剤を室温の水に投入し、機械的に分散乃至乳化させて調製する公知の方法が適用できる。この場合、調製される水性液の処理剤濃度は、通常10〜20重量%のものとする。
【0026】
本発明では、前記した処理剤の水性液を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に付着させる。付着方法としては、ローラーオイリング法、ガイドオイリング法、スプレーオイリング法等、公知の方法が適用できる。水性液の付着量は、産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物として0.2〜1.5重量%、好ましくは0.5〜1.0重量%となるようにする。
【0027】
本発明を適用する産業資材用合成繊維としては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリオレフィン繊維等が挙げられるが、なかでもポリエステル繊維に適用するのが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態としては、次の1)〜14)が好適例として挙げられる。
1)アミンイミド化合物(M−1){式1において、R1がプロピル基、R2とR3がメチル基、R4がアリルオキシ基である場合のアミンイミド化合物}45重量%及び潤滑剤成分(E−1)[オレイルオレート/硬化ひまし油1モルにエチレンオキサイドを25モル付加した化合物{以下、POE(25)硬化ひまし油とする}/ポリエーテルA{オキシエチレン/オキシプロピレン=60/40(モル比)であって、平均分子量が1500のポリエーテル}/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物]55重量%の割合から成る処理剤(T−1)の15重量%水性液(A−1)を調製し、この水性液(A−1)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(M−1)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0029】
2)アミンイミド化合物(M−2){式1において、R1がアリル基、R2とR3がメチル基、R4が水素である場合のアミンイミド化合物}45重量%及び潤滑剤成分(E−2)[トリメチロールプロパントリペラルゴネート/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物]55重量%の割合から成る処理剤(T−2)の15重量%水性液(A−2)を調製し、この水性液(A−2)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(M−2)として1.4重量%となるよう付着させる方法。
【0030】
3)アミンイミド化合物(M−3){式1において、R1がフェニル基、R2とR3がメチル基、R4がブチル基である場合のアミンイミド化合物}45重量%及び潤滑剤成分(E−1)55重量%の割合から成る処理剤(T−3)の15重量%水性液(A−3)を調製し、この水性液(A−3)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(M−3)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0031】
4)アミンイミド化合物(M−4){式1において、R1が1−ヒドロキシエチル基、R2とR3がメチル基、R4がプロペニル基である場合のアミンイミド化合物}45重量%及び潤滑剤成分(E−2)55重量%の割合から成る処理剤(T−4)の15重量%水性液(A−4)を調製し、この水性液(A−4)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(M−4)として0.4重量%となるよう付着させる方法。
【0032】
5)アミンイミド化合物(M−5){式1において、R1が3−ヒドロキシ−1−ブテニル基、R2とR3がメチル基、R4がオクチルフェニル基である場合のアミンイミド化合物}45重量%及び潤滑剤成分(E−1)55重量%の割合から成る処理剤(T−5)の15重量%水性液(A−5)を調製し、この水性液(A−5)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(M−5)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0033】
6)アミンイミド化合物(M−6){式1において、R1がプロピル基、R2とR3がメチル基、R4がブトキシ基である場合のアミンイミド化合物}45重量%及び潤滑剤成分(E−4)[25℃における粘度が10×10-62/sの鉱物油/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物]55重量%の割合から成る処理剤(T−6)の15重量%水性液(A−6)を調製し、この水性液(A−6)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(M−6)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0034】
7)アミンイミド化合物(D−1){式2において、R5がフェニレン基、R6とR7とR9とR10がメチル基、R8とR11がアリルオキシ基である場合のアミンイミド化合物}35重量%及び潤滑剤成分(E−1)65重量%の割合から成る処理剤(T−7)の15重量%水性液(A−7)を調製し、この水性液(A−7)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−1)として0.6重量%となるよう付着させる方法。
【0035】
8)アミンイミド化合物(D−1)45重量%及び潤滑剤成分(E−2)55重量%の割合から成る処理剤(T−8)の15重量%水性液(A−8)を調製し、この水性液(A−8)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−1)として0.9重量%となるよう付着させる方法。
【0036】
9)アミンイミド化合物(D−2){式2において、R5がトリレン基、R6とR7とR9とR10がメチル基、R8とR11がアリルオキシ基である場合のアミンイミド化合物}55重量%及び潤滑剤成分(E−3){ジオレイルチオジプロピオネート/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物}45重量%の割合から成る処理剤(T−9)の15重量%水性液(A−9)を調製し、この水性液(A−9)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−2)として0.9重量%となるよう付着させる方法。
【0037】
10)アミンイミド化合物(D−2)35重量%及び潤滑剤成分(E−1)65重量%の割合から成る処理剤(T−10)の15重量%水性液(A−10)を調製し、この水性液(A−10)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−2)として0.6重量%となるよう付着させる方法。
【0038】
11)アミンイミド化合物(D−3){式2において、R5が4,4’−ジフェニレンメタン基、R6とR7とR9とR10がメチル基、R8とR11がアリルオキシ基である場合のアミンイミド化合物}40重量%及び潤滑剤成分(E−1)60重量%の割合から成る処理剤(T−11)の15重量%水性液(A−11)を調製し、この水性液(A−11)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−3)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0039】
12)アミンイミド化合物(D−4){式2において、R5がフェニレン基、R6とR7とR9とR10がメチル基、R8がビニルオキシ基、R11がアリルオキシ基である場合のアミンイミド化合物}40重量%及び潤滑剤成分(E−2)60重量%の割合から成る処理剤(T−12)の15重量%水性液(A−12)を調製し、この水性液(A−12)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−4)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0040】
13)アミンイミド化合物(D−5){式2において、R5がテトラメチレン基、R6とR7とR9とR10がメチル基、R8が水素、R11がプロペニル基である場合のミンイミド化合物}40重量%及び潤滑剤成分(E−1)60重量%の割合から成る処理剤(T−13)の15重量%水性液(A−13)を調製し、この水性液(A−13)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−5)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0041】
14)アミンイミド化合物(D−6){式2において、R5がビニレン基、R6とR7とR9とR10がメチル基、R8がブチル基、R11がイソプロペニルフェニル基である場合のアミンイミド化合物}40重量%及び潤滑剤成分(E−2)60重量%の割合から成る処理剤(T−14)の15重量%水性液(A−14)を調製し、この水性液(A−14)を、紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対しアミンイミド化合物(D−6)として0.8重量%となるよう付着させる方法。
【0042】
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明が該実施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施例等において、別に記載しない限り、部は重量部、%は重量%である。
【0043】
【実施例】
試験区分1(アミンイミド化合物の合成)
・アミンイミド化合物(M−1)の合成
フラスコに酪酸エチル116g(1モル)、アリルグリシジルエーテル114g(1モル)及び溶媒としてイソプロピルアルコール79gを仕込み、0〜10℃に冷却して、撹拌しながら1,1−ジメチルヒドラジン60g(1モル)を2時間かけて滴下した。滴下終了後、10〜20℃で5時間、更に40〜50℃で7時間反応させた後、同温度で、溶媒と未反応原料を減圧留去して、粘性のある液体の合成物を得た。得られた合成物は、電位差滴定法、IR、元素分析、NMR分析、質量分析により、式1において、R1がプロピル基、R2とR3とがメチル基、R4がアリルオキシ基である場合のアミンイミド化合物(M−1)であった。
【0044】
・アミンイミド化合物(M−2)〜(M−6)及び(m−1)の合成
アミンイミド化合物(M−1)の合成の場合と同様にして、アミンイミド化合物(M−2)〜(M−6)及び(m−1)を合成した。合成したアミンイミド化合物の内容を表1にまとめて示した。
【0045】
・アミンイミド化合物(D−1)の合成
フラスコにフタル酸ジエチル222g(1モル)、アリルグリシジルエーテル228g(2モル)及び溶媒としてイソプロピルアルコール158gとを仕込み、0〜10℃に冷却して、撹拌しながら1,1−ジメチルヒドラジン120g(2モル)を2時間かけて滴下した。滴下終了後、10〜20℃で5時間、更に40〜50℃で7時間反応させた後、同温度で、溶媒と未反応原料を減圧留去して、固状の粗合成物を得た。得られた粗合成物を再結晶により精製して合成物を得た。得られた合成物は、電位差滴定法、IR、元素分析、NMR分析、質量分析により、式2において、R5がフェニレン基、R6、R7、R9及びR10がメチル基、R8及びR11がアリルオキシ基である場合のアミンイミド化合物(D−1)であった。
【0046】
・アミンイミド化合物(D−2)〜(D−6)の合成
アミンイミド化合物(D−1)の合成の場合同様にして、アミンイミド化合物(D−2)〜(D−6)を合成した。合成したアミンイミド化合物の内容を表2にまとめて示した。
【0047】
【表1】
Figure 0003698384
【0048】
【表2】
Figure 0003698384
【0049】
表2において、
r−1:4,4’−ジフェニレンメタン基
【0050】
試験区分2(処理剤の調製)
・処理剤(T−1)〜(T−14)及び(t−1)〜(t−8)の調製
試験区分1で得たアミンイミド化合物(M−1)45部と潤滑剤成分(E−1){オレイルオレート/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物}55部とを30〜50℃で均一になるまで混合して処理剤(T−1)を調製した。同様にして、処理剤(T−2)〜(T−14)及び(t−1)〜(t−4)を調製した。調製した処理剤の内容を表3にまとめて示した。
【0051】
試験区分3(水性液の調製)
・水性液(A−1)〜(A−14)及び(a−1)〜(a−4)の調製
上記で得た処理剤(T−1)15部を20〜30℃に保持して、20〜30℃の水85部を仕込んだビーカーにかき混ぜながら注入し、水性液(A−1)を調製した。同様にして、水性液(A−2)〜(A−14)及び(a−1)〜(a−4)を調製した。調製した水性液の内容を表3にまとめて示した。
【0052】
試験区分4(ポリエステル繊維への水性液の付着及びその評価)
・ポリエステル繊維への水性液の付着
固有粘度1.10、カルボキシル末端濃度15当量/106gのポリエチレンテレフタレ−トのチップをエクストル−ダ−型紡糸機にて孔数240個の口金を用いて溶融紡糸した。口金から紡出した紡出糸に、表3に記載した15%水性液を、計量ポンプを用いたガイド給油法で付着させた後、水性液の付着した紡出糸をガイドで集束させて表面速度3500m/分の引取りロ−ルで引き取った後、引き続き第1延伸ロ−ル、第2延伸ロ−ル、第3延伸ロ−ル、弛緩ロ−ルを介して全延伸倍率1.7倍となるように延伸させた。弛緩ロ−ルを通過した延伸糸の繊度は1000デニ−ルであり、これを10kg巻きチ−ズとして巻き取り、処理済みポリエステル繊維を得た。
【0053】
・処理剤の付着量の測定とアミンイミド化合物の付着量の算出
JIS−L1073(合成繊維フィラメント糸試験方法)に準拠し、抽出溶剤としてノルマルヘキサン/エタノ−ル(70/30容量比)混合溶剤を用いて、前記の処理済みポリエステル繊維から処理剤の付着量を測定した。得られた抽出物の窒素分を常法により分析し、予め得られた該当アミンイミド化合物の窒素分を用いて換算して、アミンイミド化合物の付着量とした。結果を表3にまとめて示した。
【0054】
接着性の評価
前記の処理済みポリエステル繊維の10kg巻きチ−ズを3日間放置後、タイヤコード用撚糸機(株式会社加地テック製DTC直撚機)を用いて撚糸し、撚り数480×480回/m(下撚×上撚)の双糸コードを得た。この双糸コードを、ディッピングテスト機を用いて、通常のRFL(レゾルシン−ホルマリン−ゴムラテックス系接着剤)で処理し、乾燥熱処理してディップコードを得た。このディップコードを未加硫ゴム上に荷重をかけて張り、その上に未加硫ゴムを張り合わせ、ディップコードが動かない状態で温度150℃、圧力40kg/cm2で30分加硫して、埋め込み試料を作製し、JIS−L1017にしたがって接着力(Tテスト)の測定を行なった。測定値を下記の基準で評価した。結果を表3にまとめて示した。尚、接着力の数値はゴム中に埋め込まれたディップコードをゴムブロックから30cm/分の速度で引き抜くために要する力(kg/cm)を表す。
◎ :16kg/cm以上
○〜◎:16kg/cm未満〜15kg/cm以上
○ :15kg/cm未満〜14kg/cm以上
△ :14kg/cm未満〜13kg/cm以上
× :13kg/cm未満
【0055】
水性液の安定性の評価
試験区分2で調製した水性液100mlを、200mlのガラスビンに入れ、40℃の恒温槽に1週間放置した後、水性液の外観を観察し、以下の基準で水性液の安定性を評価して、これを取り扱い性の指標とした。結果を表3にまとめて示した。
○:水性液の調製時と同じ外観であり、安定性は良好であって、そのまま使用可能
×:水性液の調製時と異なり、モヤ、沈降物或は浮遊物が発生しており、安定性は不良であって、そのままでは使用できない。
【0056】
【表3】
Figure 0003698384
【0057】
表3において、
付着量:ポリエステル繊維に対するアミンイミド化合物の付着量(但し、*印のものは処理剤の付着量)
E−1:オレイルオレート/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物
E−2:トリメチロールプロパントリペラルゴネート/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物
E−3:ジオレイルチオジプロピオネート/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物
E−4:25℃における粘度が10×10-62/sの鉱物油/POE(25)硬化ひまし油/ポリエーテルA/オレイルホスフェートカリ塩=60/29/10/1(重量比)の混合物
C−1:デナコールEX−313(長瀬産業株式会社製のグリセリンジグリシジルエーテルとグリセリントリグリシジルエーテルとの混合物)
C−2:ポリメチレンポリフェニルイソシアナートを15%含有するキシレン溶液
C−3:デナコールEX−512(長瀬産業株式会社製のポリグリセリンジグリシジルエーテル)
C−4:オレイン酸トリグリセライド/POE(600)モノオレエート/オクチルスルホサクシネートナトリウム塩/エラストロンBN−11(日本油脂株式会社製のブロックドイソシアネート)/触媒=65/28/4.9/2/0.1(重量比)
g−1:C−1を15%含有する水溶液
g−2:C−3を15%含有する水溶液
g−3:C−4を15%含有する水溶液
**:水性液が調製できなかったので、評価しなかった。
【0058】
【発明の効果】
既に明らかなように、以上説明した本発明には、産業資材用合成繊維にゴム類との優れた接着性を安定して付与できるという効果がある。

Claims (5)

  1. 下記の式1又は式2で示されるアミンイミド化合物から選ばれる一つ又は二つ以上を20〜80重量%の割合で含有する処理剤を水性液となし、該水性液を紡糸後でパッケージに巻き取るまでの間の産業資材用合成繊維に対し該アミンイミド化合物として0.2〜1.5重量%となるよう付着させることを特徴とする産業資材用合成繊維の処理方法。
    【式1】
    Figure 0003698384
    【式2】
    Figure 0003698384
    (式1、式2において、
    1:炭素数2〜22の1価の炭化水素基又は炭素数2〜22の1価のモノヒドロキシ炭化水素基
    5:炭素数2〜22の2価の炭化水素基
    2,R3,R6,R7,R9,R10:炭素数1〜6のアルキル基
    4,R8,R11:H、炭素数2〜22の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜16のアルキル基で置換された置換フェニル基又は炭素数2〜22のオキシ脂肪族炭化水素基)
  2. アミンイミド化合物が、式2で示されるものであって、式2中のR5が炭素数6〜22のアリーレン基、R8とR11が炭素数2〜6のアルケニルオキシ基、R6とR7とR9とR10がメチル基である場合のものである請求項1記載の産業資材用合成繊維の処理方法。
  3. 処理剤が更に潤滑剤成分を80〜20重量%の割合で含有するものである請求項1又は2記載の産業資材用合成繊維の処理方法。
  4. 潤滑剤成分が潤滑油と界面活性剤との混合物である請求項3記載の産業資材用合成繊維の処理方法。
  5. 産業資材用合成繊維がポリエステル繊維である請求項1、2、3又は4記載の産業資材用合成繊維の処理方法。
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