JP3698003B2 - 自動ドア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リニアモータを用いてドア体を走行させる自動ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ドア体の駆動源として可動子が直進移動するリニアモータを用いた自動ドアが提供されている。このようなリニアモータとしては、複数のコイルが列設されたコイルブロックを磁界中に配し、可動子を移動させる向きの推力を発生させるように各コイルに電流を流して成り、進行方向に沿って複数のコイルが列設されたコイルブロック、各コイルと一体となって電磁石を構成する複数の鉄心、各鉄心同士を磁気的に結合する固定子ヨークを具備する固定子と、進行方向に沿って複数の磁極が交互に異極となるように固定子と対向して配設された永久磁石からなる可動子と、可動子の位置を検出する複数の磁気センサと、永久磁石との相互作用により可動子を移動させる推力を生じさせるように磁気センサにより検出した可動子の位置に応じたタイミングで各コイルへの通電を制御する制御手段とを備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のようなリニアモータを駆動源とする従来構成の自動ドアにおいては、可動子をドア体に埋め込んだり、あるいは接着することでドア体に固定していたが、このような固定方法ではドア体に可動子を取り付ける場合にドア体に溝加工が必要となったり、手間がかかるという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ドア体に対して可動子を確実且つ簡単に取り付けることができる自動ドアを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、ドア枠に取り付けられ、ドア体の走行方向に沿って配置された複数個のコイルからなる固定子と、ドア体に走行方向において複数の磁極が交互に異極となるように設けられた永久磁石を具備する可動子と、前記永久磁石との相互作用によりドア体を移動させる推力を生じさせるように各コイルへの通電を制御する制御手段とを備えた自動ドアであって、前記可動子は、ドア体にねじ固定される固定片と固定片から固定子側へ突出し永久磁石が磁着される磁着片とからなるヨークに永久磁石を磁着してなり、かつ、永久磁石をドア体の長手方向に沿って覆う磁石カバーを設け、磁石カバーは、ドア体上部とヨークの磁着片との間の隙間に挿入係止される一対のフランジ部を有するとともに長手方向両端部に折曲可能な突片が設けられたことを特徴とし、ドア体に特別な加工をすること無しにヨーク並びに永久磁石を確実且つ簡単にドア体に取り付けることができる。また、平板状に形成された場合に比較してヨークの剛性を増すことができ、その結果、コイルの吸引力によってヨークがドア体上部から浮き上がるように振動したり、あるいは永久磁石と固定子の鉄心とが接触して推力が低下したりすることを防ぐことができ、しかも、固定片に対して固定子側へ突出した磁着片に永久磁石を磁着するから、固定片を固定するねじの頭が永久磁石に干渉して邪魔になることがなく、永久磁石をヨークに簡単に磁着することができ、さらに、外力が加えられた場合に磁石カバーによって永久磁石がヨークから離脱してしまうことを防ぐことができる。またさらに、折曲された突片で永久磁石の両端部を覆うことにより永久磁石のドア体の長手方向への移動を防ぐことができ、しかも、突片を折曲していることでヨーク両端部の形状が曲面形状となり、ドア体の移動時に磁石カバーの角部でドア枠の固定子が削られてしまうことを防ぐことができる。さらに、一対のフランジ部をドア体上部とヨークの磁着片との間の隙間に挿入係止することによってヨークへの磁石カバーの取着作業が簡素化できる。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ドア体移動方向に沿った前記磁石カバーの側面に少なくともドア体移動時に前記ドア枠に摺接する凸部を設けたことを特徴とし、少なくともドア体移動中には磁石カバー側面に設けた凸部がドア枠に摺接するため、移動時における可動子の摩擦抵抗を少なくすることができる。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、少なくとも可動子を囲むようにドア枠に取り付けられる合成樹脂製のドア枠カバーを備え、ドア体移動方向に沿ったドア枠カバーの内側面に少なくともドア体の移動時に前記磁石カバー側面と接触する突起部を設けたことを特徴とし、少なくともドア体移動中にはドア枠カバー内側面に設けた突起部が磁石カバーに摺接するため、移動時における可動子の摩擦抵抗を少なくすることができる。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、前記ヨークの両端部を除く部位に設けられたねじ挿通孔と連通するとともに固定用ねじが挿通される貫通孔を前記永久磁石並びに磁石カバーに設けたことを特徴とし、永久磁石並びに磁石カバーに設けた貫通孔を通して固定用ねじにてヨークをドア体に固定することができ、ドア体に対するヨークの固定強度を向上させ、コイルの吸引力によってヨークがドア体上部から浮き上がるように振動したり、あるいは永久磁石と固定子の鉄心とが接触して推力が低下したりすることを防ぐことができる。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、ドア体移動方向に沿った前記ヨークの長さ寸法を、移動方向に沿ったドア体の長手寸法よりも短くしたことを特徴とし、固定用ねじでヨークをドア体に固定する際にドア体を破損するなどの作業ミスがあっても、ヨークがドア体からはみ出さない範囲でドア体の移動方向に沿ってヨークの位置をずらして固定用ねじにて固定することができる。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、前記ヨークの両端に設けられたねじ挿通孔の一方を丸孔形状とし、他方をドア体移動方向に略直交する長孔形状としたことを特徴とし、ドア体の移動方向に直交する幅方向においてヨークがドア体からはみ出さないように容易に固定することができる。
【0011】
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れかの発明において、前記ヨークの両端近傍に複数個のねじ挿通孔を設けたことを特徴とし、固定用ねじでヨークをドア体に固定する際にドア体を破損するなどの作業ミスがあっても、他のねじ挿通孔を利用してヨークの位置をずらさずに固定用ねじにて固定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を説明する前に本発明の参考例について説明する。
(参考例1)
図1及び図2に示すように、自動ドアのドア体(引き戸)6の上部に永久磁石21を具備する可動子2を取り付け、縦枠52並びに敷居53とともにドア枠5の一部を構成してドア体6の上部を保持する鴨居51に、可動子2と対向するように固定子1を設けている。また、鴨居51の内部には後述する制御回路ブロック4が収納されている。
【0013】
ここで、ドア体6を移動させるリニアモータは、図3〜図6に示すように、コイル11及び鉄心12からなり進行方向に沿って複数個配列された電磁石、各電磁石を磁気的に結合する固定子ヨーク13で構成される固定子1と、進行方向に沿って複数の磁極が交互に異極となるように電磁石と対向して配設された永久磁石21、永久磁石21の磁極22同士を磁気的に結合する可動子ヨーク23で構成される可動子2と、固定子1に対する可動子2の相対的な位置を検出する複数の磁気センサ31を具備した磁気センサブロック3と、永久磁石21との相互作用により可動子2を移動させる推力を生じさせるように磁気センサブロック3により検出した可動子2の位置に応じたタイミングで各コイル11への通電を制御する制御回路ブロック4とを備えている。
【0014】
固定子ヨーク13は軟磁性材料により可動子2の移動方向に沿った長尺形状に形成され、図5に示すように電磁石を固着するための複数の穴13aが一定間隔で列設されている。また、コイル11は合成樹脂等の絶縁性材料により形成されたコイルボビン14の周囲に巻回されており、このコイルボビン14の中央部に設けた円筒形の貫通穴14aに鉄心12を挿着することで電磁石が構成されている。そして、このように構成された複数個の電磁石を、固定子ヨーク13に設けた穴13aに鉄心12の一端側に突設した突起12aを嵌合し、かしめ等の適宜の方法で固着することによって固定子1が構成してある。本参考例ではコイル11の相数を3相としてあり、これらのコイル11をY結線し、2相ずつ通電する方式を採用している。
【0015】
可動子2を構成する永久磁石21は移動方向において複数の磁極22が交互に異極になるように設けられており、隣接する磁極22の間の距離(間隔)は一定となっている。この可動子2は1つの磁性体に複数の磁極22ができるように着磁して形成するか、複数個の永久磁石を可動子ヨーク23に取り付けることによって形成される。なお、複数個の永久磁石を可動子ヨーク23に取り付けた構造においては、各永久磁石がそれぞれ1つの磁極を構成する。
【0016】
ここで、本参考例では固定子1において隣接する一対の電磁石間の距離(間隔)を一定として配列してあり、さらに可動子2の長さと移動距離に応じた一定間隔毎に、電磁石の間隔を上記一定距離よりも永久磁石21の磁極22の2極分だけ広くした空間が設けてあって、この空間に磁気センサブロック3が配置される。
【0017】
磁気センサブロック3は、プリント基板32上にホール素子等の磁気センサ31を3個配置してなり、絶縁材料製のスペーサ33を介して固定子ヨーク13にネジ止め等により固着されており、スペーサ33によって鉄心12とほぼ同じ高さに配置されている。
【0018】
一方、制御回路ブロック40は、図8に示すように、直流電源から成る電源部41と、例えば逆起防止用ダイオードDが逆並列に接続された6つのスイッチ素子Qのブリッジ回路で構成されコイル1の各相(U相、V相、W相の3相)を切り換える出力部42と、出力部42の各スイッチ素子Qをスイッチング制御する制御部43とを備えている。また、制御部43は、例えばCPUを主構成要素とし、磁気センサ31からの位置検出信号を入力し、所定のプログラムに基づいて出力部42のスイッチ素子Qを順次オンオフする。この制御回路ブロック40により、固定子1の3相のコイル11の内の2つの相のコイル11に常時電流を流すことにより、永久磁石21を有する可動子2との間で可動子2の長手方向に沿って移動する進行磁界を発生し、この進行磁界によって永久磁石21との間で大略直線的な長手方向に向けて移動し得る推力を得ることができる。
【0019】
本参考例では、固定子1において磁気センサブロック3に隣接する電磁石以外は、隣接する各一対の電磁石の間隔を一定として配列してあり、また、可動子2の磁極22の間隔も一定としてある。可動子2の磁極22の1極分の長さをLとすると、電磁石を一定ピッチで配置してある部位における電磁石間の距離は、10L/6になるように構成してある。また、磁気センサブロック3における隣接した磁気センサ31同士の間隔を2L/3としてある。
【0020】
図3並びに図4におけるU、V、Wの記号は各電磁石(コイル11)の相(励磁相)を示している。ここで、アポストロフィが付加されている相のコイル11は、アポストロフィが付加されていない同相のコイル11と巻線方向が逆向きになっていることを意味している。例えば、Uに対応するコイル11に上から見て右回りに通電されるときは、U’に対応するコイル11には左回りに通電される。つまり、コイル11の巻方向を同じ向きにしておけば、後述する図7の導電パターン15bを持つコイル接続基板15を用いて各コイル11を電気的に接続することにより、図示例のようにコイル11をU,V’、W、U’、V、W’の順で配列することとなる。そして、これらのコイル11を2相ずつ順次通電することにより、U,V→V,W→W,U→U,Vというように循環的に通電する。また、それぞれのコイル11はY結線されていることから、アポストロフィが付加されていないもの同士またはアポストロフィが付加されているもの同士の2相は逆向きに通電される。例えば、図4においてU,Wが励磁されるときに、Uに対応するコイル11とWに対応するコイル11とは逆向きに通電される。言い換えると、固定子1において隣接している2個ずつのコイル11が同時に同じ向きに通電され、通電されている2個のコイル11の組の左右に隣接しているコイル11には通電されず、通電されないコイル11を挟んで左右両側のコイル11の組は互いに逆向きに通電されることになる。
【0021】
ここで、固定子1の各コイル11を電気的に接続する構成について説明する。図6に示すように、コイルボビン14のコイル接続基板15と対向する側面には、複数個のコイル11を列設したときに一直線上に並ぶように各々2個の圧入孔14b,14cが設けられている。そして、一対の端子ピン16a,16bが、その後端部を各圧入孔14b,14cに圧入することでコイルボビン14に固定されており、一方の端子ピン16aにはコイル11の巻き始めの端末が、他方の端子ピン16bにはコイル11の巻き終わりの端末がそれぞれ半田付けされている。また、端子ピン16a,16bの先端部は、コイル接続基板15に設けた挿通孔15aに挿通されてコイル接続基板15上に形成された導電パターン15bと半田付け等の適宜の方法で電気的に接続されている。コイル接続基板15は片面に導電パターン15bが形成された片面プリント基板であり、本参考例ではコイル11の相数を3相としているため、3相を1セットとするコイル11を3極配置し、図7に示すように同相同士を直列接続するとともに異相同士をY結線した導電パターン15bが形成されている。また、コイル接続基板15はタッピングねじ(図示せず)にてコイルボビン14に機械的に固定されている。さらに図5に示すように、コイルボビン14が固定子ヨーク13と接する面にはダボ14dが設けてあり、このダボ14dを固定子ヨーク13に設けた嵌合孔13bに嵌合することにより、コイルボビン14が固定子ヨーク13に対して回転することを防止できる。このため、端子ピン16a,16bが常に同一方向を向くようになり、この端子ピン16a,16bをコイル接続基板15に挿入する際の作業性が向上する。
【0022】
ところで本参考例においては、一部の隣接する電磁石の間隔を他の隣接する電磁石の間隔よりも磁極22の2極分2Lだけ長く構成して磁気センサブロック3を配置するための空間を設けている。つまり2つの電磁石を10L/6+2L=22L/6の距離で配置して設けた空間に磁気センサブロック3を配置しているのである。ここで、図4に示すように左隣りのW相の電磁石から可動子2の移動方向に沿って12L/6(=2L)の間隔で磁気センサ31を配置するとともに、この磁気センサ31から可動子2の移動方向に沿って各々2L/3の間隔を空けて残りの2つの磁気センサ31を配置すれば、各電磁石の中央に磁気センサ31を分散配置したときと同様の位置で励磁相の切り替えを行うことができる。このとき、コイル11の無い空間が2L分できるので、コイル11を一定間隔に配置して磁気センサ31を分散配置したときと比べて、2Lの長さ分の永久磁石21、すなわち2極分の磁極22を余分に配置することで、全く同じ推力を得ることができる。
【0023】
また、本参考例においては、磁気センサブロック3を配置した空間の隣接する電磁石の距離は他の部分の距離より2Lだけ長くしており、Lの整数倍の距離だけ離れた位置のコイル11同士は同相となるので、図3に示すように、他の部分で連続している相順のまま入れ替わることなしに、磁気センサブロック3を配置したことになる。すなわち、相順が入れ替わると推力のリプルが大きくなり、さらに推力リプルが大きくなると制御性が悪くなるという欠点があるが、相順が入れ替わらないために推力リプルを抑制することができる。
【0024】
次に、可動子2の構造について詳細に説明する。
【0025】
図9に示すように可動子ヨーク23は鉄板等の磁性材料により矩形平板状に形成されており、長手方向の両端近傍に設けたねじ挿通孔24に挿通した固定用ねじ(図示せず)をドア体6に螺着することでドア体6上部に固定される。そして、ドア体6上部に固定された可動子ヨーク23の上面に永久磁石21が磁着されている。このようにドア体6上部にねじにて固定した可動子ヨーク23に永久磁石21を磁着しているので、ドア体6に特別な加工(溝加工など)をすること無しに可動子ヨーク23並びに永久磁石21を確実且つ簡単にドア体6に取り付けることができる。ここで本参考例では、アルミ等の非磁性材料にて断面形状略コ字形に形成された磁石カバー25が永久磁石21並びに可動子ヨーク23をドア体6の長手方向に沿って覆うようにドア体6に取り付けられている(図1参照)。而して、この磁石カバー25により、外力が加えられた場合に永久磁石21が可動子ヨーク23から離脱してしまうことを防止している。
【0026】
ところで、可動子ヨーク23を両端部のみでドア体6にねじ止めした場合、可動子ヨーク23中央部のドア体6に対する固定強度が低いために、永久磁石21に作用するコイル11の電磁吸引力によって可動子ヨーク23の中央部がドア体6から浮きあがるように振動したり、あるいは永久磁石21と固定子1の鉄心12とが接触して推力が低下したりする虞がある。そこで、可動子ヨーク23中央部にもねじ挿通孔24を設け、図10に示すように可動子ヨーク23を両端部と中央部の3箇所で固定用ねじ61によりドア体6に固定すれば、上述のような可動子ヨーク23中央部が浮きあがるように振動したり、あるいは永久磁石21と固定子1の鉄心12とが接触して推力が低下することを防ぐことができる。なお、このときに少なくとも永久磁石21が磁着される箇所、すなわち可動子ヨーク23中央部のねじ挿通孔24を皿ねじ用とし固定用ねじ61に皿ねじを用いれば、少なくとも永久磁石21が磁着される箇所においてはねじ挿通孔24から固定用ねじ61の頭が突出しないことから永久磁石21を可動子ヨーク23に密接して磁着することができ、可動子ヨーク23に対する永久磁石21の磁着強度を低下させずに済むという利点がある。
【0027】
(参考例2)
本参考例は可動子ヨーク23に特徴があり、これ以外の構成は参考例1と共通である。したがって、共通する構成については同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0028】
本参考例における可動子ヨーク23は、矩形板状の磁性材の両端部を長手方向に沿って断面形状略鉤形に折曲することによって、図11に示すようにドア体6にねじ固定される固定片23aと、固定片23aの両端縁から固定子1側へそれぞれ突出し永久磁石21が磁着される一対の磁着片23b,23bとで一体に構成される。
【0029】
そして、図12に示すように固定片23aの長手方向両端部に設けたねじ挿通孔24にそれぞれ固定用ねじ61を挿通してドア体6の上部に固定片23aをねじ止めすることにより、可動子ヨーク23がドア体6上部に固定され、固定片23aの両端縁から固定子1側(上方)へ突出する一対の磁着片23b,23bに永久磁石21が磁着される。而して、固定片23aに対して固定子1側へ突出した磁着片23b,23bに永久磁石21を磁着しているので、固定片23aを固定する固定用ねじ61の頭が永久磁石21に干渉して邪魔になることがなく、永久磁石21を可動子ヨーク23に簡単に磁着することができる。また、参考例1のように平板状に形成された場合に比較して可動子ヨーク23の剛性を増すことができ、その結果、コイル11の吸引力によって可動子ヨーク23がドア体6上部から浮き上がるように振動したり、あるいは永久磁石21と固定子1の鉄心12とが接触して推力が低下したりすることを防ぐことができる。
【0030】
ところで本参考例においては、磁石カバー25の長手方向に沿った両端縁を内側に折曲することで一対のフランジ部25aが形成してあり、可動子ヨーク23をドア体6上部に固定して永久磁石21を磁着した後、図13に示すようにドア体6上部と可動子ヨーク23の磁着片23b,23bとの間に生じる隙間に、可動子ヨーク23の長手方向一端側から各フランジ部25aをスライドさせるように挿入係止することによって、磁石カバー25を可動子ヨーク23に取着している。このため、磁石カバー25を可動子ヨーク23に取着するに際して別途ねじや接着剤などの部材が不要であるから、磁石カバー25の取着作業が簡素化できるものである。
【0031】
なお、図14及び図15に示すように可動子ヨーク23の中央部にねじ挿通孔24を設けて中央部においても可動子ヨーク23をドア体6上部に固定するようにすれば、上述した可動子ヨーク23の振動や鉄心12への接触による推力低下を更に確実に防止することができる。このとき、可動子ヨーク23中央部のねじ挿通孔24と連通するとともに固定用ねじ61が挿通される貫通孔21a,25bを永久磁石21並びに磁石カバー25に設けておけば、永久磁石21及び磁石カバー25を可動子ヨーク23に取り付けた後でも固定用ねじ61を貫通孔21a,25bを通してねじ挿通孔24に挿通してドア体6上部に螺着することができ、作業性の向上が図れるという利点がある。
【0032】
(実施形態1)
本実施形態は磁石カバー25に特徴があり、これ以外の構成は参考例1並びに参考例2と共通である。したがって、共通する構成については同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0033】
本実施形態における磁石カバー25は、図16に示すようにドア体6の長手方向に沿った側面の両端部に突片25c,25cが設けられ、図17に示すように可動子ヨーク23に取着された後に突片25c,25cが内側に折曲されて永久磁石21の両端部を覆うように構成されている。すなわち、磁石カバー25の長手方向両端部が開放されているとドア体6の長手方向に対して永久磁石21が移動してしまう可能性があるが、本実施形態のように折曲された突片25c,25cで永久磁石21の両端部を覆うことにより、永久磁石21のドア体6の長手方向への移動を防ぐことができる。しかも、突片25c,25cを折曲していることで可動子ヨーク23両端部の形状が曲面形状となり、ドア体6の移動時に磁石カバー25の角部で固定子1が削られてしまうことを防ぐことができる。
【0034】
(実施形態2)
本実施形態は磁石カバー25に特徴があり、これ以外の構成は参考例1並びに参考例2と共通である。したがって、共通する構成については同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0035】
本実施形態は、図18に示すようにドア体6の移動方向に沿った磁石カバー25の両側面にドア枠5(実際には鴨居51)に摺接する連続又は不連続の凸部25dを設けた点に特徴がある。而して、ドア体6が移動中に傾いて可動子2がドア枠5に接触することがあっても、磁石カバー25の両側面に設けた凸部25dがドア枠5に摺接するため、可動子2とドア枠5との接触面積を低減することができ、移動時における可動子2の摩擦抵抗を少なくすることができる。
【0036】
(実施形態3)
本実施形態は、図19に示すように可動子2を囲むようにドア枠5の鴨居51に取り付けられる合成樹脂製のドア枠カバー(鴨居カバー)54を備え、ドア体6の移動方向に沿ったドア枠カバー54の内側面に少なくともドア体6の移動時に磁石カバー25側面と接触する連続又は不連続の突起部54aを設けた点に特徴がある。これ以外の構成は参考例1並びに参考例2と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0037】
ドア枠カバー54は合成樹脂により断面形状略コ字形の樋状に形成され、ドア体6の上部を保持する鴨居51の下部に取り付けられる。そして、磁石カバー25の長手方向に沿った両側面と対向するドア枠カバー54の内側面に、磁石カバー25の方へ突出する突起部54aが設けてある。
【0038】
而して本実施形態では、ドア体6が移動中に傾いて可動子2がドア枠カバー54に接触することがあっても、ドア枠カバー54の内側面に設けた突起部54aが磁石カバー25の側面に摺接するため、可動子2とドア枠カバー54との接触面積を低減することができ、移動時における可動子2の摩擦抵抗を少なくすることができる。
【0039】
ところで、上述の参考例1,2及び実施形態1〜3においてはドア体6の移動方向に沿った可動子ヨーク23の長さ寸法を、移動方向に沿ったドア体6の長手寸法よりも短くしている。このため、固定用ねじ61で可動子ヨーク23をドア体6に固定する際にドア体6を破損するなどの作業ミスがあっても、図20に示すように可動子ヨーク23がドア体6からはみ出さない範囲でドア体6の移動方向に沿って可動子ヨーク23の位置をずらして固定用ねじ61にて固定することができる。
【0040】
(実施形態4)
本実施形態は可動子ヨーク23に特徴があり、これ以外の構成は参考例1並びに参考例2と共通である。したがって、共通する構成については同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0041】
本実施形態においては、図21に示すように可動子ヨーク23の両端に設けられた一方のねじ挿通孔24aを丸孔形状とし、他方のねじ挿通孔24bをドア体6の移動方向に略直交する長孔形状としている。
【0042】
而して、可動子ヨーク23をドア体6上部に固定する際には、まず一端側の丸穴形状のねじ挿通孔24aに固定用ねじ61を挿通してドア体6の幅方向略中央に固定用ねじ61を螺着し、さらに他端側の長孔形状のねじ挿通孔24bに固定用ねじ61を挿通し、ドア体6の幅方向略中央に固定用ねじ61を螺着して仮止めし、ねじ挿通孔24bに沿って可動子ヨーク23がドア体6の幅方向にはみ出さないように移動させた後に固定用ねじ61を締め付けて可動子ヨーク23をドア体6上部に固定する。このように本実施形態では、ドア体6の移動方向に直交する幅方向において可動子ヨーク23がドア体6からはみ出さないように容易に固定することができるものである。
【0043】
(実施形態5)
本実施形態は可動子ヨーク23に特徴があり、これ以外の構成は参考例1並びに参考例2と共通である。したがって、共通する構成については同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0044】
本実施形態では、図22に示すように可動子ヨーク23の両端近傍に複数個のねじ挿通孔24を長手方向に沿って設けている。このため、一方のねじ挿通孔24に挿通した固定用ねじ61で可動子ヨーク23をドア体6に固定する際にドア体6を破損するなどの作業ミスがあっても、他のねじ挿通孔24を利用して可動子ヨーク23の位置をずらさずに固定用ねじ61にて固定することができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1の発明は、ドア枠に取り付けられ、ドア体の走行方向に沿って配置された複数個のコイルからなる固定子と、ドア体に走行方向において複数の磁極が交互に異極となるように設けられた永久磁石を具備する可動子と、前記永久磁石との相互作用によりドア体を移動させる推力を生じさせるように各コイルへの通電を制御する制御手段とを備えた自動ドアであって、前記可動子は、ドア体にねじ固定される固定片と固定片から固定子側へ突出し永久磁石が磁着される磁着片とからなるヨークに永久磁石を磁着してなり、かつ、永久磁石をドア体の長手方向に沿って覆う磁石カバーを設け、磁石カバーは、ドア体上部とヨークの磁着片との間の隙間に挿入係止される一対のフランジ部を有するとともに長手方向両端部に折曲可能な突片が設けられたので、ドア体に特別な加工をすること無しにヨーク並びに永久磁石を確実且つ簡単にドア体に取り付けることができ、平板状に形成された場合に比較してヨークの剛性を増すことができ、その結果、コイルの吸引力によってヨークがドア体上部から浮き上がるように振動したり、あるいは永久磁石と固定子の鉄心とが接触して推力が低下したりすることを防ぐことができ、しかも、固定片に対して固定子側へ突出した磁着片に永久磁石を磁着するから、固定片を固定するねじの頭が永久磁石に干渉して邪魔になることがなく、永久磁石をヨークに簡単に磁着することができ、さらに、外力が加えられた場合に磁石カバーによって永久磁石がヨークから離脱してしまうことを防ぐことができるという効果がある。またさらに、折曲された突片で永久磁石の両端部を覆うことにより永久磁石のドア体の長手方向への移動を防ぐことができ、しかも、突片を折曲していることでヨーク両端部の形状が曲面形状となり、ドア体の移動時に磁石カバーの角部でドア枠の固定子が削られてしまうことを防ぐことができるという効果がある。さらに、一対のフランジ部をドア体上部とヨークの磁着片との間の隙間に挿入係止することによってヨークへの磁石カバーの取着作業が簡素化できるという効果がある。
【0046】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ドア体移動方向に沿った前記磁石カバーの側面に少なくともドア体移動時に前記ドア枠に摺接する凸部を設けたので、少なくともドア体移動中には磁石カバー側面に設けた凸部がドア枠に摺接するため、移動時における可動子の摩擦抵抗を少なくすることができるという効果がある。
【0047】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、少なくとも可動子を囲むようにドア枠に取り付けられる合成樹脂製のドア枠カバーを備え、ドア体移動方向に沿ったドア枠カバーの内側面に少なくともドア体の移動時に前記磁石カバー側面と接触する突起部を設けたので、少なくともドア体移動中にはドア枠カバー内側面に設けた突起部が磁石カバーに摺接するため、移動時における可動子の摩擦抵抗を少なくすることができるという効果がある。
【0048】
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、前記ヨークの両端部を除く部位に設けられたねじ挿通孔と連通するとともに固定用ねじが挿通される貫通孔を前記永久磁石並びに磁石カバーに設けたので、永久磁石並びに磁石カバーに設けた貫通孔を通して固定用ねじにてヨークをドア体に固定することができ、ドア体に対するヨークの固定強度を向上させ、コイルの吸引力によってヨークがドア体上部から浮き上がるように振動したり、あるいは永久磁石と固定子の鉄心とが接触して推力が低下したりすることを防ぐことができるという効果がある。
【0049】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、ドア体移動方向に沿った前記ヨークの長さ寸法を、移動方向に沿ったドア体の長手寸法よりも短くしたので、固定用ねじでヨークをドア体に固定する際にドア体を破損するなどの作業ミスがあっても、ヨークがドア体からはみ出さない範囲でドア体の移動方向に沿ってヨークの位置をずらして固定用ねじにて固定することができるという効果がある。
【0050】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、前記ヨークの両端に設けられたねじ挿通孔の一方を丸孔形状とし、他方をドア体移動方向に略直交する長孔形状としたので、ドア体の移動方向に直交する幅方向においてヨークがドア体からはみ出さないように容易に固定することができるという効果がある。
【0051】
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れかの発明において、前記ヨークの両端近傍に複数個のねじ挿通孔を設けたので、固定用ねじでヨークをドア体に固定する際にドア体を破損するなどの作業ミスがあっても、他のねじ挿通孔を利用してヨークの位置をずらさずに固定用ねじにて固定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1を示す要部断面図である。
【図2】 同上の全体構成を示す斜視図である。
【図3】 同上の要部構成を示す概略構成図である。
【図4】 同上の要部を示す概略構成図である。
【図5】 同上の要部断面図である。
【図6】 同上における固定子を示す斜視図である。
【図7】 同上におけるコイル接続器板の平面図である。
【図8】 同上の回路構成を示す概略回路構成図である。
【図9】 同上における可動子の分解斜視図である。
【図10】 同上における可動子の別構成を示す側断面図である。
【図11】 本発明の参考例2における可動子ヨークの一部省略した斜視図である。
【図12】 同上の要部断面図である。
【図13】 同上の他の構成を示す要部断面図である。
【図14】 同上における可動子の他の構成を示す分解斜視図である。
【図15】 同上における可動子の他の構成を示す一部省略した側面図である。
【図16】 実施形態1における可動子ヨークの一部省略した斜視図である。
【図17】 同上における可動子の一部省略した斜視図である。
【図18】 実施形態2における可動子の側面図である。
【図19】 実施形態3を示す要部断面図である。
【図20】 同上における可動子の要部側面図である。
【図21】 実施形態4における可動子ヨークの平面図である。
【図22】 実施形態5における可動子ヨークの平面図である。
【符号の説明】
1 固定子
2 可動子
4 制御回路ブロック
5 ドア枠
6 ドア体
11 コイル
12 鉄心
13 固定子ヨーク
21 永久磁石
23 可動子ヨーク
Claims (7)
- ドア枠に取り付けられ、ドア体の走行方向に沿って配置された複数個のコイルからなる固定子と、ドア体に走行方向において複数の磁極が交互に異極となるように設けられた永久磁石を具備する可動子と、前記永久磁石との相互作用によりドア体を移動させる推力を生じさせるように各コイルへの通電を制御する制御手段とを備えた自動ドアであって、前記可動子は、ドア体にねじ固定される固定片と固定片から固定子側へ突出し永久磁石が磁着される磁着片とからなるヨークに永久磁石を磁着してなり、かつ、永久磁石をドア体の長手方向に沿って覆う磁石カバーを設け、磁石カバーは、ドア体上部とヨークの磁着片との間の隙間に挿入係止される一対のフランジ部を有するとともに長手方向両端部に折曲可能な突片が設けられたことを特徴とする自動ドア。
- ドア体移動方向に沿った前記磁石カバーの側面に少なくともドア体移動時に前記ドア枠に摺接する凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動ドア。
- 少なくとも可動子を囲むようにドア枠に取り付けられる合成樹脂製のドア枠カバーを備え、ドア体移動方向に沿ったドア枠カバーの内側面に少なくともドア体の移動時に前記磁石カバー側面と接触する突起部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の自動ドア。
- 前記ヨークの両端部を除く部位に設けられたねじ挿通孔と連通するとともに固定用ねじが挿通される貫通孔を前記永久磁石並びに磁石カバーに設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自動ドア。
- ドア体移動方向に沿った前記ヨークの長さ寸法を、移動方向に沿ったドア体の長手寸法よりも短くしたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の自動ドア。
- 前記ヨークの両端に設けられたねじ挿通孔の一方を丸孔形状とし、他方をドア体移動方向に略直交する長孔形状としたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の自動ドア。
- 前記ヨークの両端近傍に複数個のねじ挿通孔を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の自動ドア。
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