JP3696285B2 - ドーマおよびその設置方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、建物の屋根の勾配面に設けられて屋根裏空間に採光するための採光用開口部を有するドーマおよびその設置方法に関し、ユニット式建物にドーマを設ける際などに利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来より、図5に示す如く、屋根裏空間に採光するために屋根91の勾配面92から突出するように設けられたドーマ93を有するドーマ付建物90が建てられている。このようなドーマ付建物90の建築においては、通常、ドーマ93の屋根94の棟線95とドーマ付建物90の屋根91の勾配面92とが交わるように配置される。
【0003】
ところで、ドーマ93の設置方法としては、屋根91の勾配面92を形成する屋根パネルにドーマ93を取り付ける方法の他、本願出願人により提案されている方法として、建物本体の構造材にドーマ93を取り付けるとともにドーマ93の形状に応じた開口を有する屋根パネルを用意し、この屋根パネルの開口からドーマ93を突出させる方法などがある(特願平5−332253号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した勾配面92を形成する屋根パネルにドーマ93を取り付ける方法、つまり屋根パネルの上側のみにドーマ93を配置する場合には、勾配面92の勾配の大きさが異なる都度に、それに応じてドーマ93の形状を変化させなければならないので、ドーマ93の種類が多くなり、生産コストの増大、部品管理の手間の増大等を招くという問題があった。
【0005】
一方、建物本体の構造材にドーマ93を取り付けて屋根パネルの開口からドーマ93を突出させる方法では、次のような問題が生じる。
すなわち、図6に示す如く、ドーマ93の屋根94の奥側部分96を、勾配面92を形成する屋根パネルの下側に配置すると、屋外から見えない位置にドーマ93の屋根94が存在することになるので、無駄が生じるうえ、ドーマ93の屋根94の奥行き寸法が大きくなって取り扱いが不便になるという問題がある。
特に、建物が、予め工場で生産された複数の建物ユニットを現場で組み立てて建築されるユニット式建物である場合には、トラック輸送等が行われるため、輸送制限を満足させる、あるいは輸送時の取り扱いを容易にする等の点で、ドーマ93の屋根94の大型化は不都合である。
【0006】
本発明の目的は、異なる勾配を有する建物の屋根への設置に対応でき、かつ容易に取り扱うことができるドーマおよびその設置方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ドーマの屋根を分割構造として前記目的を達成しようとするものである。
具体的には、本発明は、ユニット式建物の屋根の勾配面に設けられて屋根裏空間に採光するための採光用開口部を有するドーマであって、互いに分割されたドーマ本体部と、前記屋根の勾配面と当該ドーマの屋根の棟線とが交わる部分の近傍を含んで当該ドーマの屋根の一部分を形成するドーマ屋根奥側端部とを備えて構成され、前記ユニット式建物は、複数の建物ユニットを組み立てて形成した建物本体の上側に、屋根の勾配面を形成する屋根パネルを配置して構築され、前記ドーマ本体部は、前記建物ユニットの大きさに対応した奥行き寸法を有して形成されるとともに、所定の建物ユニットの上側に取り付けられ、前記屋根パネルは、前記ドーマ本体部が挿通可能な開口を有して形成されるとともに、前記ドーマ本体部を取り付けた建物ユニットの設置後に、前記開口から前記ドーマ本体部を上方に突出させて前記建物本体の上側に取り付けられ、前記ドーマ屋根奥側端部は、前記屋根パネルの設置後に、当該屋根パネルの上側に配置されて固定されることを特徴とする。
【0008】
また、本発明のドーマは、前記ドーマ屋根奥側端部が前記ドーマ本体部を取り付けた建物ユニットに隣接配置された建物ユニットの上側まで跨って配置されることが望ましい。
【0010】
そして、本発明は、複数の建物ユニットを組み立てて形成した建物本体の上側に、屋根の勾配面を形成する屋根パネルを配置して構築されるユニット式建物の屋根の勾配面に設けられて屋根裏空間に採光するための採光用開口部を有するドーマの設置方法であって、前記建物ユニットの大きさに対応した奥行き寸法を有したドーマ本体部と、前記屋根の勾配面と当該ドーマの屋根の棟線とが交わる部分の近傍を含んで当該ドーマの屋根の一部分を形成するドーマ屋根奥側端部とを互いに分割して形成しておくとともに、前記屋根パネルに開口を設けておき、前記ドーマ本体部を所定の建物ユニットの上側に取り付け、複数の建物ユニットを組み立てて建物本体を形成した後、前記屋根パネルの開口から前記ドーマ本体部を上方に突出させて前記屋根パネルを前記建物本体の上側に配置し、その後、前記ドーマ屋根奥側端部を前記屋根パネルの上側に配置して固定することを特徴とする。
【0012】
【作用】
このような本発明においては、ドーマをドーマ本体部とドーマ屋根奥側端部とによる分割構造としておく。そして、ドーマの設置の際には、建物の屋根の勾配面を形成する屋根パネルに開口を設けておき、ドーマ本体部を建物本体に取り付けた後、屋根パネルの開口からドーマ本体部を上方に突出させて屋根パネルを配置し、その後、ドーマ屋根奥側端部を屋根パネルの上側に配置する。
【0013】
このため、ドーマ本体部は、屋根の勾配の大きさに影響を受けない構造となり、ドーマ屋根奥側端部のみが勾配の大きさに影響を受ける構造となるので、異なる勾配を有する建物の屋根にドーマを設置するに際して、ドーマ本体部は共通化され、ドーマ屋根奥側端部のみを各勾配の大きさに対応させて複数種類用意すればよくなるため、生産コストの低減が図られる。
また、ドーマ屋根奥側端部を分割したことにより、ドーマの屋根の奥行き寸法が抑えられることから、設置時や輸送時や生産時等における取り扱いの容易化が図られ、これらにより前記目的が達成される。
【0014】
また、本発明のドーマを、複数の建物ユニットを組み立てて建築されるユニット式建物への設置に適用する場合には、ドーマ本体部を、建物本体を構成する建物ユニットに取り付けられてこの建物ユニットの大きさに対応した奥行き寸法を有する構成とし、ドーマ屋根奥側端部を、ドーマ本体部が取り付けられる建物ユニットに隣接配置された建物ユニットの上側まで跨って配置される構成とすることで、ドーマの各構成要素が建物ユニットの区画内に収まる大きさとなるため、トラック輸送時の輸送制限を確実に満足するものとなり、ドーマを分割構造とした効果がより一層発揮される。
【0015】
さらに、ドーマ屋根奥側端部を建物の屋根に取り付ける場合には、ドーマ屋根奥側端部を建物の屋根に載せておいて固定すればよいので、ドーマ屋根奥側端部をドーマ本体部に取り付けて固定する場合に比べ、設置作業が容易である。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施例のドーマ20の分解斜視図が示されている。また、図2には、ドーマ20を建物ユニット10に設置した状態の縦断面図が示され、図3および図4には、ドーマ20の設置状態の分解斜視図が示されている。
建物ユニット10は、ユニット式建物の建物本体の一部を構成するものであり、通常、ユニット式建物の建物本体は、このような箱型の建物ユニット10(図3参照)を複数個組み合わせて建築されている。
【0017】
図1において、ドーマ20は、ドーマ20の大部分を構成するドーマ本体部21と、ドーマ20の山型の屋根の奥側端部を構成する三角錐状のドーマ屋根奥側端部27とに分割された構造を有している。
【0018】
ドーマ本体部21は、ドーマ20の正面に配置される矩形状の正面パネル22と、ドーマ20の両側の側面に配置される二枚の矩形状の側面パネル23と、ドーマ20の裏面に配置される矩形状の裏面パネル24と、ドーマ20の裏面に配置される三角形状の裏面三角パネル25と、ドーマ20の屋根の大部分(正面から見て手前側部分)を形成するドーマ屋根パネル26とを備え、これらの各パネル22〜26を組み立てて構成されている。但し、図1では、正面パネル22、側面パネル23、裏面パネル24、および裏面三角パネル25は、面状部材の如く図示されているが、実際には軸材による骨組みであるか、若しくは骨組みに面材を張り付けたものである(図2、図3、図4参照)。
【0019】
ドーマ本体部21が組み立てられた状態では、正面パネル22の上側に採光用開口部28が形成されるようになっている(図2、図3、図4参照)。この採光用開口部28には、開口用サッシまたはガラリが設けられる。
【0020】
図2および図3において、ドーマ本体部21は、矩形状に枠組みされた小屋パネル13を介して建物ユニット10の上面に配置された構造材、つまり建物ユニット10の四隅に立設された柱11の上端間に掛け渡された上梁12(または柱11の柱頭部)に固定されている。ドーマ本体部21の小屋パネル13への固定、および小屋パネル13の上梁12(または柱11の柱頭部)への固定は、ボルト締め等により行われている。
また、小屋パネル13には、ドーマ本体部21の底面形状に従ってドーマ本体部21を支持するためのサブフレーム14が設けられている。
ドーマ本体部21は、建物ユニット10で仕切られる平面区画内に収まる大きさとなっている。
【0021】
図2および図4において、ユニット式建物の屋根の勾配面を形成する屋根パネル30には、ドーマ本体部21の大きさ、形状に応じた開口31が形成されている。屋根パネル30は、支持部材32等により小屋パネル13に固定されている。屋根パネル30を設置した状態では、開口31から採光用開口部28を含むドーマ本体部21の一部が上方に突出するようになっている。
【0022】
ドーマ屋根奥側端部27は、建物ユニット10とこれに隣接配置される図示されない建物ユニットとの区画ラインSに跨って配置されている。従って、ドーマ屋根奥側端部27は、開口31が形成された屋根パネル30とこの勾配上側位置に隣接配置された屋根パネル32とに跨った状態で、これらの屋根パネル30,32の上側に配置されている。
ドーマ屋根奥側端部27は、屋根パネル30,32にボルト等で取り付けられて固定され、屋根パネル30,32によりその荷重を支持されている。
【0023】
屋根パネル30の開口31にドーマ本体部21を通した状態において、正面パネル22の手前側には、開口31の一部分(開口31A)が残るが、この開口31Aは、合板40を被されて塞がれるようになっている。
【0024】
図4において、ドーマ本体部21のドーマ屋根パネル26の延長位置には、二枚の三角形状のドーマ屋根側部パネル41が設けられる。このドーマ屋根側部パネル41は、屋根パネル30またはこれに隣接する図示されない屋根パネルの上側に配置され、ドーマ屋根側部パネル41の端縁部分は、これらの屋根パネル30等に密着するようになっている。
また、屋根パネル30,32等により形成されるユニット式建物の屋根の勾配面と、ドーマ屋根奥側端部27およびドーマ屋根パネル26により形成されるドーマ20の屋根との間の隙間は、接続用合板42を釘止め等で取り付けることにより塞がれるようになっている。
【0025】
このような本実施例においては、以下のようにしてドーマ20を設置する。
先ず、ドーマ本体部21を小屋パネル13を介して建物本体を構成する建物ユニット10に取り付ける。この際、ドーマ本体部21を構成する各パネル22〜26を予め組み立ててドーマ本体部21として一体の状態とし、この状態で小屋パネル13に取り付けてもよく、あるいは各パネル22〜26を別々に小屋パネル13に取り付けていき、最終的にドーマ本体部21を形成するようにしてもよい。
【0026】
次に、開口31からドーマ本体部21の一部を突出させるようにして屋根パネル30を設置する。また、屋根パネル30に隣接する屋根パネル32等の設置も行う。
【0027】
そして、ドーマ屋根奥側端部27を、屋根パネル30と屋根パネル32とに跨る状態でこれらの屋根パネル30,32の上側に配置してから、これらの屋根パネル30,32に取り付けて固定する。
【0028】
その後、合板40を設置して開口31Aを塞ぐとともに、ドーマ屋根側部パネル41を設置し、さらに接続用合板42を設置してドーマ20の設置を完了する。
【0029】
このような本実施例によれば、次のような効果がある。
すなわち、ドーマ20をドーマ本体部21とドーマ屋根奥側端部27とによる分割構造としたので、異なる勾配を有する建物の屋根にドーマ20を設置するに際して、ドーマ本体部21を共通化でき、ドーマ屋根奥側端部27のみを各勾配の大きさに対応させて複数種類用意すればよくなるため、生産コストの低減を図ることができる。
また、ドーマ屋根奥側端部27を分割したことにより、ドーマ20の屋根の奥行き寸法を抑えることができるので、設置時や輸送時や生産時等の取り扱いの容易化を図ることができる。
【0030】
さらに、ドーマ20をドーマ本体部21とドーマ屋根奥側端部27とによる分割構造としたので、ドーマ本体部21は、建物ユニット10で仕切られる平面区画内に収まる大きさとなり、各パネル22〜26を予め組み立ててドーマ本体部21として一体の状態でトラック輸送を行う場合には、輸送制限を確実に満足することができる。
【0031】
また、ドーマ屋根奥側端部27を、屋根パネル30,32の上側に載せた状態でこれらの屋根パネル30,32に取り付けて固定することができるので、ドーマ屋根奥側端部27をドーマ本体部21に取り付けて固定する場合に比べ、設置作業を容易に行うことができる。
【0032】
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。
すなわち、前記実施例では、ドーマ本体部21は、小屋パネル13を介して建物本体を構成する建物ユニット10に取り付けられていたが、建物ユニット10に直接に取り付けてもよい。
【0033】
また、前記実施例では、ドーマ20は、ユニット式建物に設置されるものとなっていたが、本発明のドーマは、ユニット式建物への設置に限定されるものではなく、在来の軸組み工法による建物、パネル組立工法による建物などに設置してもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明によれば、ドーマをドーマ本体部とドーマ屋根奥側端部とによる分割構造としたので、異なる勾配を有する建物の屋根にドーマを設置するに際して、ドーマ本体部を共通化でき、ドーマ屋根奥側端部のみを各勾配の大きさに対応させて複数種類用意すればよくなるため、生産コストの低減を図ることができるうえ、ドーマ屋根奥側端部を分割したことにより、ドーマの屋根の奥行き寸法を抑えることができ、取り扱いの容易化を図ることができるという効果がある。
【0035】
また、本発明のドーマを、複数の建物ユニットを組み立てて建築されるユニット式建物への設置に適用する場合には、ドーマ本体部を、建物本体を構成する建物ユニットに取り付けられてこの建物ユニットの大きさに対応した奥行き寸法を有する構成とし、ドーマ屋根奥側端部を、ドーマ本体部が取り付けられる建物ユニットに隣接配置された建物ユニットの上側まで跨って配置される構成とすることで、ドーマの各構成要素を建物ユニットの区画内に収まる大きさにできるため、トラック輸送時の輸送制限を確実に満足させることができ、ドーマを分割構造とした効果をより一層発揮できるという効果がある。
【0036】
さらに、ドーマ屋根奥側端部を建物の屋根に取り付ける場合には、ドーマ屋根奥側端部を建物の屋根に載せておいて固定すればよいので、ドーマ屋根奥側端部をドーマ本体部に取り付けて固定する場合に比べ、設置作業を容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドーマの分解斜視図。
【図2】前記実施例のドーマを建物ユニットに設置した状態の縦断面図。
【図3】前記実施例のドーマの設置状態を示す分解斜視図。
【図4】前記実施例のドーマの設置状態を示す別の分解斜視図。
【図5】ドーマを有するドーマ付建物の一般的な構成図。
【図6】従来のドーマの設置状態を示す概略図。
【符号の説明】
10 建物本体を構成する建物ユニット
20 ドーマ
21 ドーマ本体部
27 ドーマ屋根奥側端部
28 採光用開口部
30 建物の屋根の勾配面を形成する屋根パネル
31 開口
Claims (3)
- ユニット式建物の屋根の勾配面に設けられて屋根裏空間に採光するための採光用開口部を有するドーマであって、
互いに分割されたドーマ本体部と、前記屋根の勾配面と当該ドーマの屋根の棟線とが交わる部分の近傍を含んで当該ドーマの屋根の一部分を形成するドーマ屋根奥側端部とを備えて構成され、
前記ユニット式建物は、複数の建物ユニットを組み立てて形成した建物本体の上側に、屋根の勾配面を形成する屋根パネルを配置して構築され、
前記ドーマ本体部は、前記建物ユニットの大きさに対応した奥行き寸法を有して形成されるとともに、所定の建物ユニットの上側に取り付けられ、
前記屋根パネルは、前記ドーマ本体部が挿通可能な開口を有して形成されるとともに、前記ドーマ本体部を取り付けた建物ユニットの設置後に、前記開口から前記ドーマ本体部を上方に突出させて前記建物本体の上側に取り付けられ、
前記ドーマ屋根奥側端部は、前記屋根パネルの設置後に、当該屋根パネルの上側に配置されて固定されることを特徴とするドーマ。 - 請求項1に記載したドーマにおいて、
前記ドーマ屋根奥側端部は、前記ドーマ本体部を取り付けた建物ユニットに隣接配置された建物ユニットの上側まで跨って配置されることを特徴とするドーマ。 - 複数の建物ユニットを組み立てて形成した建物本体の上側に、屋根の勾配面を形成する屋根パネルを配置して構築されるユニット式建物の屋根の勾配面に設けられて屋根裏空間に採光するための採光用開口部を有するドーマの設置方法であって、
前記建物ユニットの大きさに対応した奥行き寸法を有したドーマ本体部と、前記屋根の勾配面と当該ドーマの屋根の棟線とが交わる部分の近傍を含んで当該ドーマの屋根の一部分を形成するドーマ屋根奥側端部とを互いに分割して形成しておくとともに、前記屋根パネルに開口を設けておき、
前記ドーマ本体部を所定の建物ユニットの上側に取り付け、複数の建物ユニットを組み立てて建物本体を形成した後、前記屋根パネルの開口から前記ドーマ本体部を上方に突出させて前記屋根パネルを前記建物本体の上側に配置し、その後、前記ドーマ屋根奥側端部を前記屋根パネルの上側に配置して固定することを特徴とするドーマの設置方法。
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