JP3696044B2 - 光ディスク装置とその光ディスク判別方法 - Google Patents

光ディスク装置とその光ディスク判別方法 Download PDF

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    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばCD−ROMやCD−R、CD−RWといった反射率の異なる複数種類の光ディスクに対して記録あるいは再生するための光ディスク装置とその光ディスク判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル情報の記録媒体である光学ディスクとしてCD(コンパクトディスク)が広く普及しており、このようなCD方式の光ディスクが、オーディオシステムやコンピュータシステムをはじめとして各種分野で、それら各種データの記録媒体として使用されている。
【0003】
このCD方式の光ディスクとしては、当初は再生専用メディアとされるCD−ROMが大半を占めていたが、昨今ではCD−R(コンパクトディスク−レコーダブル)と呼ばれる追記型の光ディスクや、CD−RW(コンパクトディスク−リライタブル)と呼ばれる書き換え可能な光ディスクも製品化されるなど、光ディスクの多様化や仕様および用途の拡大が著しい。
【0004】
このような複数種類の光ディスクが製品化されることに応じて、従来の光ディスクとの互換性を備え、複数種類の光ディスクに対応できる光ディスク装置の提供が必要となる。
【0005】
一般的に、CDでは、光ディスクの信号記録層構造の違いにより入射光に対する反射光の比率、つまり反射率が異なる。そのため、光ディスクの種類によって、ピックアップ装置から得られる反射光、つまりRF信号の信号レベルに違いが生じる。この信号レベルの違いを利用して、CD−ROMもしくはCD−R、CD−RWといった光ディスクの種類の判別を行うことが可能である。各種光ディスクの反射率は、光ディスクの種類により、CD−ROMは0.7以上、CD−Rは0.65以上、CD−RWは0.15〜0.25である。
【0006】
また、CD−RやCD−RWといった記録可能な光ディスクでは、記録時のトラッキング用として案内溝が設けられており、その案内溝には、光ディスクの時間情報、識別情報、記録媒体の性質などがATIP(Absolute Time In Pre−groove)情報として記録されている。特に、ディスクの識別情報のひとつとして記録されているDisc type identification情報を読み出すことにより、CD−RもしくはCD−RWといった光ディスクの種類の判別を行うことができる。さらに、CD−ROMでは、ATIP情報そのものがないことから、CD−ROMといった再生専用の光ディスクとの種類判別も行うことが可能である。
【0007】
以上のようにして、光ディスクの種類判別が可能であり、複数種類の光ディスクに対応できる光ディスク装置では、光ディスクが装填された際に、前述の通り、反射率とDisc type identification情報を組み合せて判定することにより、装填された光ディスクが、どの種類の光ディスクであるかを判別している。
【0008】
また、光ディスク装置は、この判定結果をもとに、フォーカスサーボやトラッキングサーボなどの各種サーボ系のパラメータの最適値や、レーザパワーの設定等を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術では、光ディスク製造元の違いにより、光ディスクからの反射光がばらつくため、光ディスクの種類を判別するための反射光量の閾値として各製造元に共通の固定した閾値を決定するのが難しくなり、例えば、新規参入した光ディスク製造元から光ディスクが提供された際に、反射率による光ディスクの判別と、Disc type identification情報による光ディスク判別との間では、光ディスクの判定結果が異なる場合が発生してしまい、この場合、Disc type identification情報による光ディスクの判別結果を優先することで、光ディスクの種類を決定しているが、この決定の後に再度、この光ディスクに対してフォーカスサーボやトラッキングサーボなどの各種サーボ系のパラメータの最適値やレーザパワーの設定を行わなければならなかった。
【0010】
つまり、光ディスクの種類を判別する反射光量の閾値が、光ディスク製造元に関係なく固定であるため、前述のように、光ディスクを光ディスク装置に装填すると、必ず2度、各種サーボ系のパラメータやレーザパワーの設定を行ってしまい、光ディスク装置の起動時間が長くなるという問題点を有していた。
【0011】
また、上記のように反射率による光ディスクの判別とDisc type identification情報による光ディスクの判別との間で判定結果が異なる場合には、後者による光ディスクの判別結果を優先して光ディスクの種類を決定しているため、光ディスクの製造元によっては、光ディスクの判別結果が間違った状態のままで、光ディスクに対する再生あるいは記録が行われ、それらの動作が正確にできないという問題点も有していた。
【0012】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、光ディスク装置を正確に起動させ、その起動時間を短縮することができるとともに、複数種類の光ディスクに対して、それらの種類に応じて情報を確実にかつ正確に再生あるいは記録することができる光ディスク装置とその光ディスク判別方法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の光ディスク装置とその光ディスク判別方法は、光ディスクの種類を判別するための反射光量の閾値を、CD−ROMやCD−Rといった高反射率の光ディスクからの反射光量の測定値と、CD−RWといった低反射率の光ディスクからの反射光量の測定値とに基づいて算出し、その閾値に更新していくことにより、光ディスク装置に装填された光ディスクが、どの種類の光ディスクであるかを精度よく短時間でかつ確実に判別し、その判別に基づいて光ディスクの種類に応じた動作モードを設定することを特徴とする。
【0014】
以上により、光ディスク装置を正確に起動させ、その起動時間を短縮することができるとともに、複数種類の光ディスクに対して、それらの種類に応じて情報を確実にかつ正確に再生あるいは記録することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の光ディスク装置は、対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置において、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類と前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類とで判定結果が相違する場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における前記フォーカスエラー信号の信号レベルを、前記ディスク信号判別手段で使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくよう構成する。
【0016】
請求項11に記載の光ディスク判別方法は、対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置における光ディスク判別方法であって、対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段による前記光ディスクの種類判別結果と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段による前記光ディスクの種類判別結果とが相違する場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルを、前記ディスク信号判別手段で使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していく方法とする。
【0017】
これらの構成および方法によると、光ディスクの種類を判別するための反射光量の閾値を、CD−ROMやCD−Rといった高反射率の光ディスクからの反射光量の測定値と、CD−RWといった低反射率の光ディスクからの反射光量の測定値とに基づいて算出し、その閾値に更新していくことにより、光ディスク装置に装填された光ディスクが、どの種類の光ディスクであるかを短時間でかつ確実に判別する。
【0018】
請求項2に記載の光ディスク装置は、請求項1に記載のディスク信号判別手段を、フォーカスエラー信号の信号レベルを、光ディスクの種類を判別する反射光量の閾値データとして用いるよう構成する。
【0020】
請求項5に記載の光ディスク装置は、対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置において、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類と前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類とで判定結果が相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最大値と、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最小値の中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくよう構成する。
【0021】
請求項に記載の光ディスク装置は、請求項に記載のディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最大値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最大値として使用するよう構成する。
【0022】
請求項に記載の光ディスク装置は、請求項に記載のディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最小値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最小値として使用するよう構成する。
【0023】
請求項8に記載の光ディスク装置は、対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置において、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類と前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類とで判定結果が相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値と、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値との中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくよう構成する。
【0024】
請求項に記載の光ディスク装置は、請求項に記載のディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類において得られた複数の信号レベルを平均して求めるよう構成する。
【0025】
請求項10に記載の光ディスク装置は、請求項に記載のディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類においてディスク信号判別手段により得られた複数の信号レベルを平均して求めるよう構成する。
【0026】
請求項12に記載の光ディスク判別方法は、請求項11に記載のディスク信号判別手段による光ディスクの種類判別の際に、フォーカスエラー信号の信号レベルを、前記光ディスクの種類を判別する反射光量の閾値データとして用いる方法とする。
【0028】
請求項15に記載の光ディスク判別方法は、対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置における光ディスク判別方法であって、対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段による前記光ディスクの種類判別結果と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段による前記光ディスクの種類判別結果とが相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最大値と、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最小値の中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していく方法とする。
【0029】
請求項16に記載の光ディスク判別方法は、請求項15に記載のディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最大値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最大値として使用する方法とする。
【0030】
請求項17に記載の光ディスク判別方法は、請求項15に記載のディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最小値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最小値として使用する方法とする。
【0031】
請求項18に記載の光ディスク判別方法は、対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置における光ディスク判別方法であって、対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段による前記光ディスクの種類判別結果と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段による前記光ディスクの種類判別結果とが相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値と、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値との中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していく方法とする。
【0032】
請求項19に記載の光ディスク判別方法は、請求項18に記載のディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類において得られた複数の信号レベルを平均して求める方法とする。
【0033】
請求項20に記載の光ディスク判別方法は、請求項18に記載のディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類においてディスク信号判別手段により得られた複数の信号レベルを平均して求める方法とする。
【0034】
これらの構成および方法によると、光ディスク装置に装填された光ディスクが、どの種類の光ディスクであるかを判別する精度を向上させる。
請求項3に記載の光ディスク装置は、請求項1に記載のディスク信号判別手段を、フォーカスエラー信号に基づいて判別する光ディスクが、CD−ROMか、CD−Rか、CD−RWか、ディスクなしかを判別するよう構成する。
【0035】
請求項13に記載の光ディスク判別方法は、請求項11に記載のディスク信号判別手段による光ディスクの種類判別の際に、フォーカスエラー信号に基づいて判別する光ディスクが、CD−ROMか、CD−Rか、CD−RWか、ディスクなしかを判別する方法とする。
【0036】
これらの構成および方法によると、ディスク信号判別手段による判別に基づいて、光ディスクの種類に応じた動作モードの設定を可能にする。
請求項4に記載の光ディスク装置は、請求項1に記載のディスク情報判別手段を、光ディスクに記録されている情報に基づいて判別する光ディスクが、CD−Rか、CD−RWか、CD−ROMかを判別するよう構成する。
【0037】
請求項14に記載の光ディスク判別方法は、請求項11に記載のディスク情報判別手段による光ディスクの種類判別の際に、光ディスクに記録されている情報に基づいて判別する光ディスクが、CD−Rか、CD−RWか、CD−ROMかを判別する方法とする。
【0038】
これらの構成および方法によると、ディスク情報判別手段による判別に基づいて、光ディスクの種類に応じた動作モードの設定を可能にする。
【0041】
以下、本発明の実施の形態を示す光ディスク装置とその光ディスク判別方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
まず、本実施の形態の光ディスク装置に装填されるCD−ROM、CD−R及びCD−RWについて、そのディスク断面構造を、図1、図2、図3を用いて説明する。
【0042】
図1に示すCD−ROMは、再生専用のメディアであり、透明のディスク基板11、信号面12、反射層13、保護層14から形成されている。このCD−ROMに対して、レーザ光がディスク基板11側から入射されると、信号面12に記録された情報が、その反射光によって検出される。
【0043】
図2に示すCD−Rは、追記型メディアであり、透明のディスク基板21、記録層22、反射層23、保護層24から形成されている。
このCD−Rに対してデータを記録するには、強力なレーザ光をディスク基板21側から照射する必要がある。強力なレーザ光が照射された記録層22は、有機色素が含まれているため、照射されたレーザ光を吸収して発熱し、局部的に温度が上昇する。この温度上昇により、ディスク基板21の変形及び記録層22の色素分解による屈折率変化が起こり、データに対応したピットが形成され、データの記録が成される。
【0044】
図3に示すCD−RWは、相変化記録層33を可逆的に変化させることでデータの記録あるいは消去を行うメディアである。透明のディスク基板31、誘電体層32、相変化記録層33、反射層34、保護層35、特殊印刷層36から形成されている。
【0045】
このCD−RWに対してデータを記録するには、比較的高パワーなレーザ光をディスク基板31側から照射して、相変化記録層33を融点近傍の高温まで昇温させた後、急冷する必要がある。この一連動作により、相変化記録層33に非結晶化状態が形成され、データの記録が成される。
【0046】
一方、データを消去するには、比較的低パワーなレーザ光をディスク基板31側から照射して、相変化記録層33を結晶化転移温度まで昇温させた後、徐冷する必要がある。この一連動作により、相変化記録層33に、データ記録による非結晶化状態から変化して結晶化状態が形成され、データの消去が成される。
【0047】
このように、光ディスクの信号記録層の構造の違いなどにより、光ディスクの種類に応じて、その種類毎の反射率として、CD−ROMでは0.7以上、CD−Rでは0.65以上、CD−RWでは0.15〜0.25となる。
【0048】
次に、本発明の一実施の形態の光ディスク装置を説明する。
図4は本実施の形態の光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。図4において、41はトレイ(図示せず)の上に載せた状態で光ディスク装置内に挿入される光ディスクである。光ディスク41の回転数を制御するディスクモータ制御回路44からの制御信号を受けて、ディスクモータ42が回転駆動し、光ディスク41を回転させる構成である。
【0049】
5はピックアップ装置であり、光ディスク41の所定位置にレーザ光を照射して、その反射光を検出する装置である。ピックアップ装置5により検出された各種信号は、対物レンズをその光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御回路45や、トラッキング状態を制御するために対物レンズを水平方向に動かすトラッキング制御回路46、ピックアップ装置5を送りモータ43により水平方向に動かす送りモータ制御回路47に入力され、各サーボ制御信号として出力される。
【0050】
マイコン48は、ディスクモータ制御回路44、フォーカス制御回路45、トラッキング制御回路46、送りモータ制御回路47を統括して制御する。
次に、本実施の形態の光ディスク装置に搭載されているピックアップ装置について説明する。
【0051】
図5は本実施の形態の光ディスク装置におけるピックアップ装置の構造説明図である。このピックアップ装置5においては、図5に示すように、レーザ光源56から出射したレーザ光は、回析格子55により複数のビームに分けられる。分割されたビームは、ビームを平行光線にするコリメータレンズ54、ビームスプリッタ53、1/4波長板52、ディスク面にビームを絞る対物レンズ51を通り、光ディスク41の記録面に入射する。
【0052】
光ディスク41への入射光は、光ディスク41に形成された記録面により変調を受けた後、反射光となり、ディスク面からの反射光は、再び対物レンズ51を通り、1/4波長板52とビームスプリッタ53により、入射光と反射光が分離される。分離された反射光は、フォーカスやトラッキング状態を検出する光検出器57により、各種エラー信号として生成出力される。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1について、図6、図7、図12を用いて説明する。
【0053】
トレイ上に載せて光ディスク装置内に挿入された光ディスク41に、対物レンズ51を介してレーザ光源56からレーザ光を出射する(S601)。その後、フォーカス制御回路45により対物レンズ51を上下方向へ動かすフォーカスサーチ(S602)動作を実施する。
【0054】
レーザ光源56から出射されたレーザ光に基づいて、そのレーザ光に対するフォーカスサーチ動作により得られる光ディスク41の記録面からの反射光を、光検出器57により検出する。光検出器57により生成されたフォーカスエラー信号やサブビーム加算信号の振幅レベルを、フォーカス制御回路45及びトラッキング制御回路46を経由してマイコン48が取得する(S603)。
【0055】
マイコン48は、取得した振幅レベルをメモリ(図示せず)内に格納し、この振幅レベルにより、挿入された光ディスク41が、CD−ROM(S607)もしくはCD−R(S606)、CD−RW(S608)、ディスクなし(S605)かを判定する(S604)。例えば、図7に示すように、振幅レベルがある閾値を超えた場合はCD−Rと判定し、ある閾値を超えない場合はCD−RWと判定できる。
【0056】
上記までの手順により判定した光ディスク41の種類に応じて、自動調整により、フォーカスサーボやトラッキングサーボなどの各種サーボ系のパラメータの最適値や、レーザパワーの設定を行う(S609)。
【0057】
各種サーボ系のパラメータやレーザパワーの設定を行う調整動作が完了した光ディスク装置は、光ディスク41に記録されている情報を読み出すことが可能となる。光ディスク41に記録されている情報を読み出すことが可能となった光ディスク装置は、ATIP情報のひとつとして記録されているDisc type identification情報を取得する(S610)。
【0058】
このDisc type identification情報により、挿入された光ディスク41が、CD−ROM(S612)もしくはCD−R(S613)、CD−RW(S614)かを判定する(S611)。例えば図12に示すように、Disc type identification情報(D1)が“1”の場合はCD−RWであり、“0”の場合はCD−Rであり、Disc type identification情報自体が存在しない場合はCD−ROMと判定できる。
【0059】
このように、フォーカスエラー信号やサブビーム加算信号に基づく振幅レベルにより判定した光ディスク41の種類と、Disc type identification情報により判定した光ディスク41の種類とを比較し(S615)、それぞれで判定した光ディスク41の種類が同じ場合、測定振幅レベルと、判定した光ディスク41の種類における最大・最小振幅レベルとを比較する(S616、S618)。
【0060】
一方、上記の測定振幅レベルが判定した光ディスク41の種類において最大振幅レベルより大きい場合は、その振幅レベルを最大振幅レベルとしてメモリ内へ格納する(S617)。同様に、振幅レベルが判定した光ディスク41の種類において最小振幅レベルより小さい場合は、その振幅レベルを最小振幅レベルとしてメモリ内へ格納する(S619)。
【0061】
このように、それぞれで判定した光ディスク41の種類が同じ場合は、光ディスク41の種類に応じて、最大・最小振幅レベルを判定してメモリ内へ格納して更新してゆく。
【0062】
一方、光ディスク41からの反射光のバラツキにより、フォーカスエラー信号やサブビーム加算信号に基づいて測定した振幅レベルから判定した光ディスク41の種類と、Disc type identification情報により判定した光ディスク41の種類とが異なる場合、例えば、図7に示すように、測定した振幅レベルから判定した光ディスク41の種類はCD−Rであるが、Disc type identification情報により判定した光ディスク41の種類がCD−RWとなる際には、Disc type identification情報により判定した光ディスク41の種類であるCD−RWを優先して、挿入された光ディスク41の種類を決定する(S620)。
【0063】
この異なる光ディスク41の種類の判定結果から、光ディスク41の種類の判別に使用されていた反射光量の振幅レベル、つまり閾値が、光ディスク41の種類の判別に有効な閾値ではなかったことが判明する。これを更新するために、反射光量の閾値を改めて算出して設定する。
【0064】
まず、誤判定へと導いた上記の測定振幅レベルを、マイコン48が取得して格納したメモリ内から読み出す(S621)。メモリ内には上記振幅レベルの他に、光ディスク41の種類に応じた最大・最小振幅レベルも格納されている。例えば、図7に示すように、挿入された光ディスクはCD−RWであるが、CD−Rに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合において、CD−Rに相当する測定振幅レベルと、CD−Rに応じた最小振幅レベルとを比較する(S622)。
【0065】
CD−Rに相当する測定振幅レベルが、CD−Rに応じた最小振幅レベルより小さい場合、CD−RとCD−RWを区別する振幅レベルの値、つまり閾値を、CD−Rに相当する測定振幅レベルの値へと引き上げ、その閾値に更新する(S623)。これにより、測定振幅レベルによる光ディスク41の種類判定の精度を向上させていくことができる。
【0066】
なお、実施の形態1では、新たな閾値をCD−Rに相当する測定振幅レベルの値へと更新する処理(S623)を行ったが、CD−Rに応じた最小振幅レベルより小さい範囲内で、CD−Rに相当する測定振幅レベルの値を、マージンを考慮して、係数倍した値を新たな閾値として更新しても良い。
【0067】
また、実施の形態1では、挿入された光ディスク41がCD−RWであり、その時CD−Rに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合に閾値を更新する処理としたが、逆に、挿入された光ディスク41がCD−Rであり、その時CD−RWに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合に閾値を更新する処理としても良い。
【0068】
次に、挿入した光ディスク41の種類の決定(S620)により、振幅レベルから判定した光ディスクの種類に応じて設定していたフォーカスサーボやトラッキングサーボなどの各種サーボ系のパラメータの最適値やレーザパワーを、Disc type identification情報により判定した光ディスクの種類に応じたフォーカスサーボやトラッキングサーボなどの各種サーボ系のパラメータ最適値やレーザパワーへと設定し直す必要があり、そのために、再度、自動調整動作を行う(S609)。
【0069】
各種サーボ系のパラメータやレーザパワーの再設定を行う調整動作が完了した光ディスク装置は、再びDisc type identification情報を取得して(S610)、光ディスク41の種類の決定に誤りがないか確認(S611)し、処理を完了する。
【0070】
ここで、上記の一連動作により、反射光量の閾値が更新された光ディスク装置において、再び、光ディスク41を挿入し、フォーカスサーチ(S602)動作により得られる反射光を、光検出器57により振幅レベルとして取得し(S603)、取得した測定振幅レベルと更新された閾値により、挿入された光ディスク41を判定する(S604)。
【0071】
前回実施した光ディスク41の判定では、振幅レベルが更新前の閾値を超えたため、例えば、本来CD−RWと判定するところをCD−Rと判定していたが、今回の光ディスク41の判定では、光ディスク41に対応した閾値へと更新されているため、例えば、正常にCD−RWと判定することが可能となった。
【0072】
これにより、後程実施する、Disc type identification情報から判定する光ディスクの種類と一致することとなり、起動時間の短縮の妨げになっていた再調整動作を行うこともなく、光ディスク装置が短時間に正常に起動することができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2について、図8から図9を用いて説明する。なお、前述した実施の形態1と同じ構成については、同じ符号を用い説明を省略する。
【0073】
光ディスク41からの反射光のバラツキにより、測定振幅レベルにより判定した光ディスク41の種類と、Disc type identification情報により判定した光ディスク41の種類が異なる場合、光ディスク41の種類の判別に使用されていた反射光量の振幅レベル、つまり閾値が、光ディスク41の種類の判別に有効な閾値ではないことが判明する。これを更新するために、反射光量の閾値を改めて算出して設定する必要がある。
【0074】
例えば、図9に示すように、挿入された光ディスク41はCD−RWであるが、CD−Rに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合、CD−RWに応じた最大振幅レベルの値を、上記のCD−Rに相当する測定振幅レベルの値へと更新する(S631)。
【0075】
CD−Rに応じた最小振幅レベルと、CD−RWに応じた最大振幅レベル、つまり前記のCD−Rに相当する測定振幅レベルから、それらの振幅レベルの中間値を算出する(S632)。この中間値を、CD−RとCD−RWを区別する振幅レベルの値、つまり閾値として更新する(S633)。
【0076】
なお、実施の形態2では、挿入された光ディスク41がCD−RWであり、その時CD−Rに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合に閾値を更新する処理としたが、逆に、挿入された光ディスク41がCD−Rであり、その時CD−RWに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合に閾値を更新する処理としても良い。
【0077】
次に、挿入した光ディスク41の種類の決定(S620)により、各種サーボ系のパラメータやレーザパワーを自動調整により再設定する(S609)。各種サーボ系のパラメータやレーザパワーの再設定を行う調整動作が完了した光ディスク装置は、再びDisc type identification情報を取得して(S610)、光ディスク41の種類の決定に誤りがないか確認(S611)し、処理を完了する。
【0078】
さて、上記の一連動作により、反射光量の閾値が更新された光ディスク装置において、再び、光ディスク41を挿入する。フォーカスサーチ(S602)動作により得られる反射光を、光検出器57により測定振幅レベルとして取得する(S603)。取得した測定振幅レベルと更新された閾値により、挿入された光ディスク41を判定する(S604)。
【0079】
前回実施した光ディスク41の判定では、振幅レベルが更新前の閾値を超えたため、例えば、本来CD−RWと判定するところをCD−Rと判定していたが、今回の光ディスク41の判定では、光ディスク41としてCD−RWに対応した閾値へと更新されているため、例えば、正常にCD−RWと判定することが可能となった。
【0080】
これにより、後程実施する、Disc type identification情報から判定する光ディスクの種類と一致することとなり、起動時間の短縮の妨げになっていた再調整動作を行うこともなく、光ディスク装置が短時間で正常に起動することができる。
(実施の形態3)
以下に、本発明の実施の形態3について、図10から図11を用いて説明する。なお、前述した実施の形態1及び実施の形態2と同じ構成については、同じ符号を用い説明を省略する。
【0081】
光ディスク41からの反射光のバラツキにより、測定振幅レベルにより判定した光ディスク41の種類と、Disc type identification情報により判定した光ディスク41の種類が異なる場合、光ディスク41の種類の判別に使用されていた反射光量の振幅レベル、つまり閾値が、光ディスク41の種類の判別に有効な閾値ではないことが判明する。
【0082】
これを更新するために、反射光量の閾値を改めて算出して設定する必要がある。例えば、図11に示すように、挿入された光ディスク41はCD−RWであるが、CD−Rに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合、CD−RWに応じた最大振幅レベルの値を、前記のCD−Rに相当する測定振幅レベルの値へと更新する(S631)。
【0083】
そして、更新したCD−RWに応じた最大振幅レベルを含んだ平均値を算出し(S641)、CD−Rに応じた振幅レベルの平均値と、CD−RWに応じた振幅レベルの平均値とから、それらの平均振幅レベルの中間値を算出し(S632)、この中間値を、CD−RとCD−RWを区別する振幅レベルの値、つまり閾値として更新する(S633)。
【0084】
なお、実施の形態3では、挿入された光ディスク41がCD−RWであり、その時CD−Rに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合に閾値を更新する処理としたが、逆に、挿入された光ディスク41がCD−Rであり、その時CD−RWに相当する振幅レベルが測定値として得られた場合に閾値を更新する処理としても良い。
【0085】
次に、挿入した光ディスク41の種類の決定(S620)により、各種サーボ系のパラメータやレーザパワーを自動調整により再設定する(S609)。各種サーボ系のパラメータやレーザパワーの再設定を行う調整動作が完了した光ディスク装置は、再びDisc type identification情報を取得して(S610)、光ディスク41の種類の決定に誤りがないか確認し(S611)、処理を完了する。
【0086】
さて、上記の一連動作により、反射光量の閾値が更新された光ディスク装置において、再び、光ディスク41を挿入する。フォーカスサーチ(S602)動作により得られる反射光を、光検出器57により振幅レベルとして取得する(S603)。取得した振幅レベルと更新された閾値により、挿入された光ディスク41を判定する(S604)。
【0087】
前回実施した光ディスク41の判定では、振幅レベルが更新前の閾値を超えたため、例えば、本来CD−RWと判定するところをCD−Rと判定していたが、今回の光ディスク41の判定では、光ディスク41に対応した閾値へと更新されているため、例えば、正常にCD−RWと判定することが可能となった。
【0088】
これにより、後程実施する、Disc type identification情報から判定する光ディスク41の種類と一致することとなり、起動時間の短縮の妨げになっていた再調整動作を行うこともなく、光ディスク装置が短時間で正常に起動することができる。
【0089】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、光ディスクの種類を判別するための反射光量の閾値を、CD−ROMやCD−Rといった高反射率の光ディスクからの反射光量の測定値と、CD−RWといった低反射率の光ディスクからの反射光量の測定値とに基づいて算出し、その閾値に更新していくことにより、光ディスク装置に装填された光ディスクが、どの種類の光ディスクであるかを精度よく短時間でかつ確実に判別し、その判別に基づいて光ディスクの種類に応じた動作モードを設定することができる。
【0090】
そのため、光ディスク装置を正確に起動させ、その起動時間を短縮することができるとともに、複数種類の光ディスクに対して、それらの種類に応じて情報を確実にかつ正確に再生あるいは記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のCD−ROMの構造を示す断面図
【図2】通常のCD−Rの構造を示す断面図
【図3】通常のCD−RWの構造を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態の光ディスク装置の全体構成を示すブロック図
【図5】同実施の形態の光ディスク装置におけるピックアップ装置の構造説明図
【図6】本発明の実施の形態1の光ディスク装置における光ディスク判別方法を示すフローチャート
【図7】同実施の形態1の光ディスク装置におけるディスク判別動作例を示す模式図
【図8】本発明の実施の形態2の光ディスク装置における光ディスク判別方法を示すフローチャート
【図9】同実施の形態2の光ディスク装置におけるディスク判別動作例を示す模式図
【図10】本発明の実施の形態3の光ディスク装置における光ディスク判別方法を示すフローチャート
【図11】同実施の形態3の光ディスク装置におけるディスク判別動作例を示す模式図
【図12】Disc type identification情報を示す模式図
【符号の説明】
5 ピックアップ装置
11、21、31 ディスク基板
12 信号面
13、23、34 反射層
14、24、35 保護層
22 記録層
32 誘電体層
33 相変化記録層
36 特殊印刷層
41 光ディスク
42 ディスクモータ
43 送りモータ
44 ディスクモータ制御回路
45 フォーカス制御回路
46 トラッキング制御回路
47 送りモータ制御回路
48 マイコン
51 対物レンズ
52 1/4波長板
53 ビームスプリッタ
54 コリメータレンズ
55 回析格子
56 レーザ光源
57 光検出器

Claims (20)

  1. 対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置において、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類と前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類とで判定結果が相違する場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における前記フォーカスエラー信号の信号レベルを、前記ディスク信号判別手段で使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくよう構成したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. ディスク信号判別手段を、フォーカスエラー信号の信号レベルを、光ディスクの種類を判別する反射光量の閾値データとして用いるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. ディスク信号判別手段を、フォーカスエラー信号に基づいて判別する光ディスクが、CD−ROMか、CD−Rか、CD−RWか、ディスクなしかを判別するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. ディスク情報判別手段を、光ディスクに記録されている情報に基づいて判別する光ディスクが、CD−Rか、CD−RWか、CD−ROMかを判別するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  5. 対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置において、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類と前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類とで判定結果が相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最大値と、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最小値の中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくよう構成したことを特徴とする光ディスク装置。
  6. ディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最大値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最大値として使用するよう構成したことを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. ディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最小値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最小値として使用するよう構成したことを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
  8. 対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置において、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類と前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類とで判定結果が相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値と、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値との中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくよう構成したことを特徴とする光ディスク装置。
  9. ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類において得られた複数の信号レベルを平均して求めるよう構成したことを特徴とする請求項8に記載の光ディスク装置。
  10. ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類においてディスク信号判別手段により得られた複数の信号レベルを平均して求めるよう構成したことを特徴とする請求項8に記載の光ディスク装置。
  11. 対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置における光ディスク判別方法であって、対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段による前記光ディスクの種類判別結果と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段による前記光ディスクの種類判別結果とが相違する場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルを、前記ディスク信号判別手段で使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくことを特徴とする光ディスク判別方法。
  12. ディスク信号判別手段による光ディスクの種類判別の際に、フォーカスエラー信号の信号レベルを、前記光ディスクの種類を判別する反射光量の閾値データとして用いることを特徴とする請求項11に記載の光ディスク判別方法。
  13. ディスク信号判別手段による光ディスクの種類判別の際に、フォーカスエラー信号に基づいて判別する光ディスクが、CD−ROMか、CD−Rか、CD−RWか、ディスクなしかを判別することを特徴とする請求項11に記載の光ディスク判別方法。
  14. ディスク情報判別手段による光ディスクの種類判別の際に、光ディスクに記録されている情報に基づいて判別する光ディスクが、CD−Rか、CD−RWか、CD−ROMかを判別することを特徴とする請求項11に記載の光ディスク判別方法。
  15. 対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置における光ディスク判別方法であって、対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段による前記光ディスクの種類判別結果と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段による前記光ディスクの種類判別結果とが相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最大値と、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの最小値の中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくことを特徴とする光ディスク判別方法。
  16. ディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最大値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最大値として使用することを特徴とする請求項15に記載の光ディスク判別方法。
  17. ディスク信号判別手段により得られた信号レベルの最小値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの最小値として使用することを特徴とする請求項15に記載の光ディスク判別方法。
  18. 対物レンズを介して光ディスク面に照射するためのレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光の前記光ディスク面による反射光を検出する光検出手段と、前記光検出手段により生成されたフォーカスエラー信号に応じて前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカス状態を制御するフォーカス制御手段と、前記光検出手段により生成されたトラッキングエラー信号に応じて前記対物レンズを水平方向に動かしてトラッキング状態を制御するトラッキング制御手段と、前記フォーカス制御手段により前記対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段とを備えた光ディスク装置における光ディスク判別方法であって、対物レンズを光軸方向に動かしてフォーカスサーチしたときに得られるフォーカスエラー信号の信号レベルに応じて光ディスクの種類を判別するディスク信号判別手段による前記光ディスクの種類判別結果と、前記光ディスクに記録されている情報に応じて前記光ディスクの種類を判別するディスク情報判別手段による前記光ディスクの種類判別結果とが相違する場合に、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類を優先し、その光ディスクの種類を、光ディスク装置に挿入された光ディスクの種類として判定した場合に、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値と、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類におけるフォーカスエラー信号の信号レベルの平均値との中間値を、前記ディスク信号判別手段に使用している光ディスクの種類判別のための閾値として更新していくことを特徴とする光ディスク判別方法。
  19. ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク信号判別手段により判定した光ディスクの種類において得られた複数の信号レベルを平均して求めることを特徴とする請求項18に記載の光ディスク判別方法。
  20. ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類における信号レベルの平均値を、前記ディスク情報判別手段により判定した光ディスクの種類においてディスク信号判別手段により得られた複数の信号レベルを平均して求めることを特徴とする請求項18に記載の光ディスク判別方法。
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