JP2001210004A - 光ディスク装置、及び光ディスク判別方法 - Google Patents

光ディスク装置、及び光ディスク判別方法

Info

Publication number
JP2001210004A
JP2001210004A JP2000014872A JP2000014872A JP2001210004A JP 2001210004 A JP2001210004 A JP 2001210004A JP 2000014872 A JP2000014872 A JP 2000014872A JP 2000014872 A JP2000014872 A JP 2000014872A JP 2001210004 A JP2001210004 A JP 2001210004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
information
optical
optical disc
atip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000014872A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Tada
淳二 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000014872A priority Critical patent/JP2001210004A/ja
Publication of JP2001210004A publication Critical patent/JP2001210004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップのレンズ部に埃等が付着した
場合にも、反射率の異なる複数種の光ディスクの種類を
確実かつ詳細に判別し、再生または再生・記録可能な光
ディスク装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク判別手段が、反射光の信号レ
ベル、RF信号によるピットの有無(記録済み、または
未記録ディスクの判別)、ATIP情報の有無、及びA
TIP特別情報内のDisc type identification情報の少
なくとも1つの情報を用いて光ディスクの種類を判別す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを再
生、又は再生・記録する光ディスク装置に関し、特に光
ディスク装置に装着された光ディスクの種類の判別に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM、CD−RおよびCD−R
W等の光ディスクを再生または再生・記録する光ディス
ク装置が知られており、前記CD−ROMおよびCD−
Rは、その記録層の特性より高反射率の光ディスクに属
し、前記CD−RWは低反射率の光ディスクに属する。
ところで、同一の光ディスク装置で前記高反射率のディ
スクと前記低反射率のディスクを再生または記録する場
合、それぞれの光ディスクに応じた条件の設定を行わな
ければならない。その為には、光ディスク装置に装着さ
れた光ディスクの種類判別が必要となる。
【0003】以下、従来の技術における光ディスクの種
類を判別する際の制御動作を、図3、図4を用いて説明
する。図3は、従来の技術における光ディスク装置の構
成を示すブロック図である。図において、従来の技術に
おける光ディスク装置は、スピンドルモータ31と、光
ピックアップ32と、ドライバ33と、フォーカス制御
可否検出手段34と、光ディスク情報検出手段35と、
制御手段36とからなり、制御手段36は、光ディスク
判別手段37を有する。
【0004】スピンドルモータ31は、光ディスク装置
に装着された光ディスク1を回転させる。光ピックアッ
プ32は、光ディスク装置に装着された光ディスク1に
レーザー光を照射する。ドライバ33は、制御手段36
により制御されスピンドルモータ31、光ピックアップ
32を駆動させる。
【0005】フォーカス制御可否検出手段34は、フォ
ーカス制御が可能か否かを検出する。光ディスク情報検
出手段35は、光ディスク1上に記録された当該光ディ
スク1の種類を示す情報を検出する。
【0006】制御手段36は、光ディスク装置全体を制
御する。光ディスク判別手段37は、フォーカス制御可
否検出手段34の検出結果、及び光ディスク情報検出手
段35の検出結果を用いて光ディスク装置に装着された
光ディスク1の種類を判別する。
【0007】次に、動作について図4に示すフローチャ
ートを用いて説明する。 (ステップS41)光ディスク1が光ディスク装置に装
着されると、初期設定を行う。この初期設定時には、再
生手段に対して高反射率の光ディスク1に対応したゲイ
ン切替等の初期設定がなされる。 (ステップS42)次いで、スピンドルモータ31が駆
動すると共に、光ピックアップ32のレーザダイオード
を点灯させ、フォーカス制御を開始する。 (ステップS43)この時、フォーカス制御可否検出手
段34は、フォーカス制御が可能か否かを検出し、制御
手段36内の光ディスク判別部37に出力する。フォー
カス制御可否検出手段34の検出結果が、フォーカス制
御可能であれば、ステップS44に行く。フォーカス制
御が不可能であればステップS45に行く。
【0008】(ステップS44)光ディスク判別部37
は、フォーカス制御が可能であれば、装着された光ディ
スク1を高反射率の光ディスク、すなわちCD−ROM
またはCD−Rと判断する。制御手段36は、光ディス
ク判別手段37からの判断結果を受け、データの記録、
或いは再生のモードをCD−ROM/CD−Rモードに
設定する。このCD−ROM/CD−Rモードの設定で
は、トラッキング制御、回転数制御等が開始され、CD
−ROMの再生、CD−Rの記録・再生が可能となる。 (ステップS45)光ディスク判別部37は、フォーカ
ス制御が不可能であれば、その旨を制御手段36に知ら
せ、制御手段36は、ドライバ33を制御し、低反射率
の光ディスク1に対応したゲイン切替等の設定を行い、
ステップS46に行く。 (ステップS46)再びフォーカス制御動作を開始す
る。
【0009】(ステップS47)この時、フォーカス制
御可否検出手段34は、フォーカス制御が可能か否かを
検出し、制御手段36内の光ディスク判別部37に出力
する。フォーカス制御可否検出手段34の検出結果が、
フォーカス制御可能であれば、ステップS48に行く。
フォーカス制御が不可能であればステップS51に行
く。 (ステップS48)光ディスク情報検出手段35は、光
ディスク1上に記録された光ディスク1の種類を判別す
るATIP特別情報の検出を行う。 (ステップS49)光ディスク情報検出手段35が検出
したATIP特別情報内の光ディスクの種類を示す情報
がCD−RWであれば、ステップS50に行く。一方、
CD−RWでなければ、ステップS51に行く。
【0010】(ステップS50)光ディスク判別手段3
7は、装着された光ディスク1が低反射率の光ディス
ク、すなわちCD−RWと判断する。制御手段36は、
光ディスク判別手段37からの判断結果を受け、データ
の記録・再生のモードをCD−RWモードに設定する。
このCD−RWモードの設定では、CD−RWの記録・
再生が可能となる。 (ステップS51)制御手段36は、異常な光ディスク
1が装着されたと判断し、エラー処理を行なう。このエ
ラー処理では、光ピックアップ32のレーザダイオード
を消灯、スピンドルモータ31の停止が行われる。以上
の処理により、光ディスク装置に装着された光ディスク
1が、高反射率の光ディスクか低反射率の光ディスクか
を判別できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク装置の使用
環境、使用年数により光ピックアップ32のレンズ部に
埃等が付着した場合に、付着した埃等により光ディスク
1に照射したレーザ光により得られる反射光の受光量が
低下する。すなわち光ピックアップ32の反射率が低下
する現象が生じる。この場合、前述した従来の光ディス
ク判別方法では、本来、高反射率である光ディスク(C
D−ROM、CD−R)を低反射率の光ディスク(CD
−RW)と誤判別してしまうため、再生または記録のた
めの条件設定を誤り、正確な再生または記録が不可能と
なっていた。
【0012】また、前述した従来の光ディスク判別方法
では、高反射率の光ディスク(CD−ROM、CD−
R)であるのか低反射率の光ディスク(CD−RW)で
あるのかの判別をおこなうことができるのみであり、光
ディスク1の種類を詳細に判別できるものではなった。
【0013】本発明は、前記課題に鑑みてなされたもの
であり、光ピックアップ32のレンズ部に埃等が付着し
た場合であっても、光ディスク1の種類を判別するため
の複数の判断要素を統合して光ディスク1の種類を判断
することにより、反射率の異なる複数種類の光ディスク
1を確実かつ詳細に判別することができる光ディスク装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかる光ディスク装置は、光デ
ィスクを再生、又は記録・再生する光ディスク装置にお
いて、光ディスクにレーザ光を照射することにより得ら
れる反射光の受光量を検出する受光量検出手段と、光デ
ィスクからATIP情報の有無を検出するATIP情報
有無検出手段と、光ディスクのピットの有無を検出する
ピット有無検出手段と、光ディスク上に記録された当該
光ディスクの種類を示す情報を検出する光ディスク情報
検出手段と、光ディスクの種類を判別する光ディスク判
別手段を有し、前記光ディスク判別手段は、前記受光量
検出手段の検出結果、ATIP情報有無検出手段の検出
結果、ピット有無検出手段の検出結果、及び光ディスク
情報検出手段の検出結果の少なくとも1つを用いて光デ
ィスクの種類を判別するものである。
【0015】また、請求項2にかかる光ディスク装置に
よれば、請求項1に記載の光ディスク装置において、前
記光ディスク判別手段は、前記ATIP情報有無検出手
段の検出結果が、ATIP情報有りであり、かつ前記受
光量検出手段の検出結果が該光ディスク判別手段の有す
るしきい値以上である場合には、当該光ディスクをCD
−Rと判別し、また、ATIP情報有りであり、かつ前
記受光量検出手段の検出結果が該光ディスク判別手段の
有するしきい値未満である場合には、当該光ディスクを
CD−RWと判別するものである。
【0016】また、請求項3にかかる光ディスク装置に
よれば、請求項1、請求項2の何れかに記載の光ディス
ク装置において、光ディスク判別手段は、ATIP情
報、及び光ディスクの受光量により、光ディスクの種類
がCD−RであるのかCD−RWであるのかを判別した
後に、前記光ディスク情報検出手段により検出された光
ディスクの種類を示す情報と矛盾を生じないかを判断す
るものである。
【0017】また、請求項4にかかる光ディスク装置に
よれば、請求項3に記載の光ディスク装置において、光
ディスク判別手段は、前記ATIP情報、及び光ディス
クの受光量を用いたCD−RであるのかCD−RWであ
るのかの判別結果と、前記光ディスク情報検出手段によ
り検出された光ディスクの種類を示す情報と、に矛盾が
生じた場合には、光ディスクの種類が、前記光ディスク
情報検出手段により検出された光ディスクであると判別
するものである。
【0018】また、請求項5にかかる光ディスク装置に
よれば、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の光ディ
スク装置において、前記光ディスク判別手段は、前記A
TIP情報有無検出の検出結果が、ATIP情報無しで
あり、かつ前記ピット有無検出手段の検出結果が、ピッ
ト有りである場合には、当該光ディスクをCD−ROM
と判別するものである。
【0019】また、請求項6にかかる光ディスク装置に
よれば、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光ディ
スク装置において、光ディスク情報検出手段は、ATI
P特別情報内のDisc type identification情報から当該
光ディスクの種類を示す情報を得るものである。
【0020】また、請求項7にかかる光ディスク判別方
法によれば、光ディスクにレーザ光を照射することによ
り得られる反射光の受光量を検出する受光量検出ステッ
プと、光ディスクからATIP情報の有無を検出するA
TIP情報有無検出ステップと、光ディスクのピットの
有無を検出するピット有無検出ステップと、光ディスク
上に記録された当該光ディスクの種類を示す情報を検出
する光ディスク情報検出ステップと、前記受光量検出ス
テップの検出結果、ATIP情報有無検出ステップの検
出結果、ピット有無検出ステップの検出結果、及び光デ
ィスク情報検出ステップの検出結果の少なくとも1つを
用いて光ディスクの種類を判別する光ディスク判別ステ
ップとを有するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に、本発明
の実施の形態による光ディスク再生装置の一例について
図1、図2を用いて説明する。図1は、本発明にかかる
光ディスク装置の構成の一例を示したブロック図であ
る。図1において、本発明にかかる光ディスク装置は、
スピンドルモータ101と、光ピックアップ102と、
ドライバ103と、受光量検出手段104と、ATIP
情報有無検出手段105と、ピット有無検出手段106
と、光ディスク情報検出手段107と、制御手段108
とからなり、制御手段108は、光ディスク判別手段1
09を有する。
【0022】スピンドルモータ101は、光ディスク装
置に装着された光ディスク1を回転させる。光ピックア
ップ102は、光ディスク装置に装着された光ディスク
1にレーザー光を照射する。ドライバ103は、制御手
段108により制御されスピンドルモータ101、光ピ
ックアップ102を駆動させる。
【0023】受光量検出手段104は、光ディスク1に
レーザ光を照射することにより得られる反射光の受光量
を検出する。ATIP情報有無検出手段105は、光デ
ィスク1からATIP情報の有無を検出する。ピット有
無検出手段106は、光ディスク1のピットの有無を検
出する。光ディスク情報検出手段107は、光ディスク
1上に記録された当該光ディスク1の種類を示す情報を
検出する。
【0024】制御手段108は、光ディスク装置全体を
制御する。光ディスク判別手段109は、受光量検出手
段104の検出結果、ATIP情報有無検出手段105
の検出結果、ピット有無106検出手段の検出結果、及
び光ディスク情報検出手段107の検出結果の少なくと
も1つを用いて光ディスク装置に装着された光ディスク
1の種類を判別する。
【0025】次に動作について図2に示すフローチャー
トを用いて説明する。 (ステップS201)光ディスク1が光ディスク装置に
装着されると、制御手段108により制御されたドライ
バ103は、スピンドルモータ101を駆動させると共
に、光ピックアップ102のレーザダイオードが点灯す
る。次に、受光量検出手段104は、光ピックアップよ
り光ディスク1からの反射光の受光量を検出する。
【0026】(ステップS202)次に、ピット有無検
出手段106は、光ピックアップよりRF信号(光ディ
スク1に書き込まれたピットとランドに対応するアナロ
グ信号)を取得し、当該RF信号より、装着された光デ
ィスク1のピットの有無、すなわち記録済の光ディスク
1(CD−ROM/CD−R/CD−RW)であるか、
未記録の光ディスク1(CD−R/CD−RW)である
かを検出する。
【0027】(ステップS203)次に、ATIP情報
有無検出手段105は、ATIP(Absolute Time In P
re-Groove)情報の有無の検出を行う。なお、ATIP
情報は、光ディスク1上の絶対時間を示す時間情報(A
TIP時間情報)および特殊情報(ATIP特殊情報)
から構成され、CD−Rディスク、CD−RWディスク
のみに存在する情報である。
【0028】(ステップS204)次に、光ディスク判
別手段109は、ATIP情報有無検出手段105から
の検出結果によりATIP情報の有無の判断を行なう。
ATIP情報が有りと判断された場合には、ステップS
205に行く。ATIP情報が有りと判断されなかった
場合には、ステップS211に行く。
【0029】(ステップS205)ATIP情報が有り
と判断された場合には、光ディスク判別手段109は、
受光量検出手段104により検出された受光量としきい
値を比較する。受光量がしきい値以上であれば、ステッ
プS206に行く。受光量がしきい値未満であれば、ス
テップS207に行く。
【0030】(ステップS206)光ディスク判別手段
109は、受光量検出手段104により検出された受光
量がしきい値以上であれば、装着された光ディスク1を
CD−Rディスクと判断する。制御手段108は、光デ
ィスク判別手段109からの判断結果を受け、データの
記録・再生のモードをCD−Rモードに設定する。この
CD−Rモードの設定では、CD−Rの記録・再生が可
能となる。
【0031】(ステップS207)光ディスク判別手段
109は、受光量検出手段104により検出された受光
量がしきい値未満であれば、装着された光ディスク1を
CD−RWディスクと判断する。制御手段108は、光
ディスク判別手段109からの判断結果を受け、データ
の記録・再生のモードをCD−RWモードに設定する。
このCD−RWモードの設定では、CD−RWの記録・
再生が可能となる。
【0032】(ステップS208)光ディスク情報検出
部107は、光ディスク1上に記録された光ディスク1
の種類を示す情報を検出する。その一例として、ATI
P特別情報のうち光ディスク1の種類を示すDisc type
identificationから光ディスク1の種類がCD−R、C
D−RWのどちらであるかを検出するものがあり、具体
的には、ATIP特別情報のうち、ビット位置5、13
および21のビットの組合せが「101」(Disc type
identification)の場合に、そのATIPフレームのA
TIP情報が光ディスク1の種類がCD−R、CD−R
Wのどちらであるかを示す。ビット位置22のビット
(RWビット)が「1」の場合には、光ディスク1の種
類がCD−RWであることを示し、「0」の場合には、
光ディスク1の種類がCD−RWでないことを示す。
【0033】(ステップS209)次に、光ディスク判
別手段109は、ステップS206、ステップS207
により判別した判別結果と、光ディスク情報検出手段1
07からの検出結果に矛盾が生じないか否かを判断す
る。矛盾が生じた場合には、ステップS210に行く。
矛盾が生じない場合には、処理を終了する。
【0034】(ステップS210)ステップS206、
ステップS207により判別した判別結果と、光ディス
ク情報検出手段107からの検出結果に矛盾が生じた場
合には、制御手段108は、エラー処理を行なう。この
エラー処理では、例えば光ピックアップ102のレンズ
部に埃等が付着したため、正確なディスクの判別を行な
えなかったとして、ステップS207のATIP特別情
報取得から取得された光ディスク1の情報を信頼し、A
TIP特別情報取得から取得された光ディスク1の情報
に基づいて、ディスクモードを切替え、そのディスクモ
ードに応じた設定等を再試行する。
【0035】(ステップS211)一方、ステップS2
04により、ATIP情報が有りと判断されなかった場
合には、光ディスク判別手段109は、ピット有無検出
手段106からの検出結果により光ディスク1のピット
の有無を判断する。ピットが有りと判断された場合に
は、ステップS212に行く。ピットが有りと判断され
なかった場合には、ステップS213に行く。
【0036】(ステップS212)ピットが有りと判断
された場合には、光ディスク判別手段109は、装着さ
れた光ディスク1をCD−ROMディスクと判断する。
制御手段108は、光ディスク判別手段109からの判
断結果を受け、データの再生のモードをCD−ROMモ
ードに設定する。このCD−ROMモードの設定では、
CD−ROMの再生が可能となる。
【0037】(ステップS213)ピットが有りと判断
されなかった場合には、制御手段108は、エラー処理
を行なう。なお、ATIP情報無し、かつピット無しと
いう判定は、理論上矛盾しており、該光ディスク1が不
正な光ディスク1であるか、もしくは、光ディスクの種
類判別を誤った可能性がある。そこで、このエラー処理
では、例えばディスク判別を誤った可能性を想定し、ス
テップS202(ピット有無検出)以降の処理をやり直
す(リトライ)ことにより、ディスク判別をやり直すも
のとする。なお、この場合において再度同じエラーが発
生した場合には、光ディスク1が不正な光ディスク1で
あると判断し、光ピックアップ12のレーザダイオード
の駆動を停止(消灯)させ、スピンドルモータ11の駆
動を停止させる。
【0038】このように、光ディスク判別手段109
が、受光量検出手段104の検出結果、ATIP情報有
無検出手段105の検出結果、ピット有無検出手段10
6の検出結果、及び光ディスク情報検出手段107の検
出結果を統合して光ディスク1の種類を判断することに
より、光ピックアップ102のレンズ部に埃等が付着し
た場合であっても、反射率の異なる複数種類の光ディス
ク1を確実かつ詳細に判別することができる光ディスク
装置を提供することができる。
【0039】また、ATIP特別情報が検出される前
に、光ディスク1の記録・再生を行なうモードを決定す
ることにより、早期にディスクの記録・再生処理を行な
うことができ、光ディスク装置のパフォーマンスを向上
させることができる。また、光ディスク情報検出手段1
07が検出したATIP特別情報と矛盾を生じた場合に
は、ATIP特別情報が示す光ディスク1の種類を採用
して、ディスクモードを切替え、そのディスクモードに
応じた設定等を再試行することにより、光ディスク装置
がディスク判別を誤った場合であっても光ディスク装置
に装着された光ディスク1の種類を正確に判別すること
ができる。
【0040】なお、本実施の形態では、光ディスクとし
てCD−R、CD−RW、CD−ROMの別を判別する
ものを例にとって説明したが、本発明にかかる光ディス
ク装置は、光ディスクの受光量、ATIP情報有無、ピ
ット有無、及び光ディスク上に記録された光ディスクの
種類を示す情報の少なくとも1つを用いて光ディスクの
種類を判別するものであればよい。
【0041】また、本発明の実施形態では、光ディスク
の種類がCD−R、CD−RWの何れかであるかを判別
後、光ディスク情報検出手段107が検出したATIP
特別情報が示す光ディスクの種類と矛盾するか否かを判
断することにより、光ディスクの判断結果の信頼性を高
めるものについて説明したが、例えば、光ディスク情報
検出手段107が検出したATIP特別情報が示す光デ
ィスクの種類と矛盾するか否かの判断を行なわないもの
であっても、本発明の適用は可能である。
【0042】なお、本実施の形態で示した光ディスク判
別方法を実現するプログラムを記録した記録媒体を、シ
ステム、或いは装置に供給し、そのシステム、或いは装
置のCPU等の主処理部が該記録媒体に格納されたプロ
グラムを読み出し実行することによっても、本実施の形
態で説明した効果と同様の効果を得ることができる。な
お、プログラムを記録する記録媒体としては、例えば、
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、磁
気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テー
プ、パンチカード、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の光ディスク装置
によれば、光ディスク判別手段が、受光量検出手段の検
出結果、ATIP情報有無検出手段の検出結果、ピット
有無検出手段の検出結果、及び光ディスク情報検出手段
の検出結果を統合して光ディスクの種類を判断すること
により、光ピックアップのレンズ部に埃等が付着した場
合であっても、反射率の異なる複数種類の光ディスクを
確実かつ詳細に判別することができる光ディスク装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光ディスク装置の構成の一例を
示したブロック図。
【図2】本発明にかかる光ディスク装置の光ディスクの
種類を判別する際の制御動作を示すフローチャート。
【図3】従来の技術における光ディスク装置の構成を示
すブロック図。
【図4】従来の技術における光ディスク装置の光ディス
クの種類を判別する際の制御動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 光ディスク 31、101 スピンドルモータ 32、102 光ピックアップ 33、103 ドライバ 34 フォーカス制御可否検出手段 35、107 光ディスク情報検出手段 36、108 制御手段 37、109 光ディスク判別手段 104 受光量検出手段 105 ATIP情報有無検出手段 106 ピット有無検出手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを再生、又は記録・再生する
    光ディスク装置において、 光ディスクにレーザ光を照射することにより得られる反
    射光の受光量を検出する受光量検出手段と、 光ディスクからATIP情報の有無を検出するATIP
    情報有無検出手段と、 光ディスクのピットの有無を検出するピット有無検出手
    段と、 光ディスク上に記録された当該光ディスクの種類を示す
    情報を検出する光ディスク情報検出手段と、 光ディスクの種類を判別する光ディスク判別手段を有
    し、 前記光ディスク判別手段は、前記受光量検出手段の検出
    結果、ATIP情報有無検出手段の検出結果、ピット有
    無検出手段の検出結果、及び光ディスク情報検出手段の
    検出結果の少なくとも1つを用いて光ディスクの種類を
    判別する、ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスク装置におい
    て、 前記光ディスク判別手段は、前記ATIP情報有無検出
    手段の検出結果が、ATIP情報有りであり、かつ前記
    受光量検出手段の検出結果が該光ディスク判別手段の有
    するしきい値以上である場合には、当該光ディスクをC
    D−Rと判別し、また、ATIP情報有りであり、かつ
    前記受光量検出手段の検出結果が該光ディスク判別手段
    の有するしきい値未満である場合には、当該光ディスク
    をCD−RWと判別する、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、請求項2の何れかに記載の光
    ディスク装置において、 光ディスク判別手段は、ATIP情報、及び光ディスク
    の受光量により、光ディスクの種類がCD−Rであるの
    かCD−RWであるのかを判別した後に、前記光ディス
    ク情報検出手段により検出された光ディスクの種類を示
    す情報と矛盾を生じないかを判断する、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光ディスク装置におい
    て、 光ディスク判別手段は、前記ATIP情報、及び光ディ
    スクの受光量を用いたCD−RであるのかCD−RWで
    あるのかの判別結果と、前記光ディスク情報検出手段に
    より検出された光ディスクの種類を示す情報と、に矛盾
    が生じた場合には、光ディスクの種類が、前記光ディス
    ク情報検出手段により検出された光ディスクであると判
    別する、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    光ディスク装置において、 前記光ディスク判別手段は、前記ATIP情報有無検出
    の検出結果が、ATIP情報無しであり、かつ前記ピッ
    ト有無検出手段の検出結果が、ピット有りである場合に
    は、当該光ディスクをCD−ROMと判別する、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の
    光ディスク装置において、 光ディスク情報検出手段は、ATIP特別情報内のDisc
    type identification情報から当該光ディスクの種類を
    示す情報を得る、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 光ディスクにレーザ光を照射することに
    より得られる反射光の受光量を検出する受光量検出ステ
    ップと、 光ディスクからATIP情報の有無を検出するATIP
    情報有無検出ステップと、 光ディスクのピットの有無を検出するピット有無検出ス
    テップと、 光ディスク上に記録された当該光ディスクの種類を示す
    情報を検出する光ディスク情報検出ステップと、 前記受光量検出ステップの検出結果、ATIP情報有無
    検出ステップの検出結果、ピット有無検出ステップの検
    出結果、及び光ディスク情報検出ステップの検出結果の
    少なくとも1つを用いて光ディスクの種類を判別する光
    ディスク判別ステップとを有する、 ことを特徴とする光ディスク判別方法。
JP2000014872A 2000-01-24 2000-01-24 光ディスク装置、及び光ディスク判別方法 Pending JP2001210004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014872A JP2001210004A (ja) 2000-01-24 2000-01-24 光ディスク装置、及び光ディスク判別方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014872A JP2001210004A (ja) 2000-01-24 2000-01-24 光ディスク装置、及び光ディスク判別方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001210004A true JP2001210004A (ja) 2001-08-03

Family

ID=18542256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000014872A Pending JP2001210004A (ja) 2000-01-24 2000-01-24 光ディスク装置、及び光ディスク判別方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001210004A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1280141A2 (en) * 2001-07-24 2003-01-29 Pioneer Corporation Recording disc and apparatus for playing back recorded information
WO2003088228A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-23 Sony Corporation Dispositif d'identification de disque optique, procede d'identification de disque optique, enregistreur de disque optique, et dispositif de reproduction de disque optique
US6879555B2 (en) 2000-04-21 2005-04-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc apparatus for discriminating type of optical disk, and method therefor
KR100662943B1 (ko) 2004-12-31 2006-12-28 엘지전자 주식회사 광디스크 기기에서의 디스크 유형 판별방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6879555B2 (en) 2000-04-21 2005-04-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc apparatus for discriminating type of optical disk, and method therefor
EP1280141A2 (en) * 2001-07-24 2003-01-29 Pioneer Corporation Recording disc and apparatus for playing back recorded information
EP1280141A3 (en) * 2001-07-24 2005-12-14 Pioneer Corporation Recording disc and apparatus for playing back recorded information
WO2003088228A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-23 Sony Corporation Dispositif d'identification de disque optique, procede d'identification de disque optique, enregistreur de disque optique, et dispositif de reproduction de disque optique
US6965550B2 (en) 2002-03-29 2005-11-15 Sony Corporation Optical disk identifying device, optical disk identifying method, optical disk recorder, and optical disk reproducing device
US7277374B2 (en) 2002-03-29 2007-10-02 Sony Corporation Optical disc discriminating apparatus, optical disc discriminating method, optical disc recording apparatus and optical disc reproducing apparatus
KR100662943B1 (ko) 2004-12-31 2006-12-28 엘지전자 주식회사 광디스크 기기에서의 디스크 유형 판별방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0294490B1 (en) Optical disc discriminating device
EP1191529B1 (en) Optical disk drive, and method for identifying optical disks mounted thereto
US20050169145A1 (en) Optical disk, and method and apparatus for reproducing information recorded in optical disk
KR19980033269A (ko) 디스크에서 데이터 재생전에 디스크 종류를 결정하는 장치 및 방법
KR100430249B1 (ko) 정보 기록매체의 판별장치 및 그 방법
EP1246181B1 (en) Optical disk recording/reproducing apparatus
EP1517323A2 (en) Optical disk apparatus and method for controlling the same
CN1571050B (zh) 确定光盘类型的装置和方法
JP2001210004A (ja) 光ディスク装置、及び光ディスク判別方法
US7477586B2 (en) Optical disk apparatus for distinguishing recording media including single-layer and double-layer H-L media and L-H medium
US7209417B2 (en) Method of and apparatus for recording data on defective optical storage media and computer readable medium storing the method
US7813253B2 (en) DVD-RAM disc discriminative reproducing device
EP1209679A2 (en) Recording apparatus and method for optical recording medium
JP3210366B2 (ja) 光ディスクの記録及び/又は再生装置及び光ディスクの記録及び/又は再生方法
US20080002539A1 (en) Optical disk apparatus and an alternation process method for the same
KR100364577B1 (ko) 광기록매체의 알에프 게인 설정방법
KR100734102B1 (ko) 광디스크장치의 트래킹서보 조정방법
JP2753073B2 (ja) 光ディスク装置
JP2001101658A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2005071478A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置のトラッキング制御方法
JP2000251258A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2005122822A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2004303330A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
KR20050046975A (ko) 광 기록매체의 디스크 종류 판별 방법
JP2000251261A (ja) 光ディスク記録再生装置