JP3694646B2 - 化粧用ブラシ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パウダーブラシ等の化粧用ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パウダーブラシ等の化粧用ブラシには、図26及び図27に示すように、収納筒体1と、収納筒体1に着脱自在に套嵌されるキャップ2とを備え、収納筒体1に、先端側にブラシ毛3を有するブラシ本体4を、ブラシ毛3が収納筒体1内に収まる収納位置Aとブラシ毛3が収納筒体1の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納し、収納筒体1の長手方向に長孔5を設け、ブラシ本体4に、突出体6を長孔5から外方突出するように設け、キャップ2を収納筒体1の基端側に套嵌するとき、キャップ2で、突出体6を長孔5に沿って収納筒体1の先端側に押圧することにより、ブラシ本体4を使用位置B側に移動させるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の場合、キャップ2を収納筒体1の基端側に套嵌して、ブラシ本体4を使用位置B側に移動させて、化粧用ブラシを使用した後、キャップ2を収納筒体1の先端側に套嵌する場合、キャップ2を収納筒体1の基端側から取り外しても、ブラシ本体4は使用位置B側にあって、ブラシ毛3が収納筒体1の先端から突出した状態のままであるので、キャップ2を収納筒体1の基端側から取り外した後、指等で突出体6を長孔5に沿って収納筒体1の基端側に押圧することにより、ブラシ本体4を収納位置A側に移動させ、その後にキャップ2を収納筒体1の先端側に套嵌させる必要があった。
【0004】
従って、従来では、化粧用ブラシを使用した後、指等を使用してブラシ本体4を収納位置A側に移動させる必要があり、キャップ2を収納筒体1の先端側に套嵌させるまでの操作が面倒であった。
本発明は上記問題点に鑑み、化粧用ブラシを使用した後に、ブラシ本体を簡単に収納位置側に移動させて、化粧用ブラシの使用後からキャップを収納筒体1の先端側に套嵌するまでの操作が容易になるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、収納筒体21と、収納筒体21に着脱自在に套嵌されるキャップ51とを備え、収納筒体21に、先端側にブラシ毛28を有するブラシ本体27が、ブラシ毛28が収納筒体21内に収まる収納位置Aとブラシ毛28が収納筒体21の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納され、収納筒体21の長手方向に長孔24が設けられ、ブラシ本体27に、突出体33が長孔24から外方突出するように設けられ、
キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌するとき、キャップ51で、突出体33を長孔24に沿って収納筒体21の先端側に押圧することにより、ブラシ本体27を使用位置B側に移動させるようにした化粧用ブラシにおいて、
ブラシ本体27に、係止体54が長孔24から外方突出するように設けられ、キャップ51を収納筒体21の基端側から取り外す際に、ブラシ本体27を、キャップ51に連動させて使用位置Bから収納位置A側に移動させるように、前記ブラシ本体27の係止体54に係脱自在に係合する係合部58が、キャップ51に、設けられ
前記係止体54が、ブラシ本体27に、長孔24から出退自在に外方突出するように設けられると共に、係止体54を長孔24から外方突出するように付勢するバネ55が設けられ、
キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌するとき、係合部58が係止体54を乗り越えるように係止体54を前記バネ55に抗して長孔24内に後退させるカム機構62が、設けられている点にある。
【0006】
本発明の他の技術的手段は、前記カム機構62が、係止体54に形成したカム面61と、キャップ51の開口縁部とで構成されている点にある。
【0007】
本発明の他の技術的手段は、収納筒体21と、収納筒体21に着脱自在に套嵌されるキャップ51とを備え、収納筒体21に、先端側にブラシ毛28を有するブラシ本体27が、ブラシ毛28が収納筒体21内に収まる収納位置Aとブラシ毛28が収納筒体21の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納され、収納筒体21の長手方向に長孔24が設けられ、ブラシ本体27に、突出体33が長孔24から外方突出するように設けられ、
キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌するとき、キャップ51で、突出体33を長孔24に沿って収納筒体21の先端側に押圧することにより、ブラシ本体27を使用位置B側に移動させるようにした化粧用ブラシにおいて、
ブラシ本体27に、係止体54が長孔24から外方突出するように設けられ、キャップ51を収納筒体21の基端側から取り外す際に、ブラシ本体27を、キャップ51に連動させて使用位置Bから収納位置A側に移動させるように、前記ブラシ本体27の係止体54に係脱自在に係合する係合部58が、キャップ51に、設けられ
前記係止体54が、ブラシ本体27に、長孔24から出退自在に外方突出するように設けられると共に、係止体54を長孔24から外方突出するように付勢するバネ71が設けられ、
ブラシ本体27を収納位置Aに移動させたとき、係合部58が係止体54から外れるように、係止体54を前記バネ55に抗して長孔24内に後退させるカム機構64が設けられている点にある。
【0008】
本発明の他の技術的手段は、前記カム機構64が、係止体54に形成したカム面61と、前記長孔24の基端側縁部とで構成されている点にある。
【0009】
本発明の他の技術的手段は、収納筒体21と、収納筒体21に着脱自在に套嵌されるキャップ51とを備え、収納筒体21に、先端側にブラシ毛28を有するブラシ本体27が、ブラシ毛28が収納筒体21内に収まる収納位置Aとブラシ毛28が収納筒体21の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納された化粧用ブラシにおいて、
ブラシ本体27に、係止体33が設けられ、キャップ51を収納筒体21の基端側から取り外す際に、ブラシ本体27をキャップ51に連動させて使用位置Bから収納位置A側に移動させるように、前記ブラシ本体27の係止体54に係脱自在に係合する係合部58が、キャップ51に、設けられ
収納筒体21に挿通孔66が設けられ、ブラシ本体27に、第2係止体70が前記挿通孔66から出退自在に外方突出するように設けられると共に、第2係止体70を挿通孔66から出退自在に外方突出するように付勢するバネ71が設けられ、
キャップ51に、前記ブラシ本体27の第2係止体70に係脱自在に係合する第2係合部72が設けられ、
キャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌したとき、ブラシ本体27の第2係止体70が、収納筒体21の挿通孔66から突出すると共に、この突出した第2係止体70に、収納筒体21に対してキャップ51を位置決め保持するように、キャップ51の第2係合部72が、係脱自在に係合するように構成されている点にある。
【0010】
本発明の他の技術的手段は、前記収納筒体21とキャップ51とは、長手方向の中心線廻りに互いに180度回転させても、収納筒体21に対してキャップ51が着脱自在に套嵌可能になるように、長手方向の中心線廻りに点対称となる筒状に形成され、前記キャップ51の係合部58と第2係合部72とが、互いに兼用できるように、長手方向の中心線廻りに点対称な位置に設けられている点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0012】
図1及び図2は、化粧用ブラシの一例として顔に白粉を付けるためのパウダーブラシを示している。同図において、21は収納筒体で、図6〜図8にも示すように、長円形の筒状に形成された胴部22と、基端に設けられた閉塞壁25とを有し、収納筒体21の先端に先端開口部23が設けられている。収納筒体21の胴部22に長孔24が長手方向に設けられている。この長孔24は胴部22の幅方向の一端側に形成されている。
【0013】
27はブラシ本体で、先端側に束ねられた多数のブラシ毛28を有すると共に、該先端側のブラシ毛28を束状に保持するブラシ保持具29を有している。ブラシ本体27は、収納筒体21に、ブラシ毛28が収納筒体21内に収まる収納位置Aとブラシ毛28が収納筒体21の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納されている。ブラシ保持具29には、図9〜図12にも示すように、先端側の収納凹部31と基端側の収納凹部32と収納凹部31,32間に位置する取付孔36とが設けられている。
【0014】
ブラシ本体27に、突出体33が長孔24から外方突出するように設けられている。この突出体33は、図17〜図19に示すように、操作頭部34と連結基部38と一対の支持脚部35とを有している。一対の支持脚部35を、ブラシ保持具29の取付孔36内に挿通し、支持脚部35先端の係合爪37を、取付孔36の段部36aに係合して抜け止めすることにより、突出体33がブラシ保持具29に装着され、一対の支持脚部35の連結基部38が長孔24内に挿通されて、操作頭部34が長孔24より収納筒体21の外部に突出されている。
【0015】
而して、突出体33を長孔24に沿って該長孔24の基端側に移動操作することにより、図2に示す如くブラシ毛28が収納筒体21内に収まる収納位置Aに、ブラシ本体27を移動させることができると共に、突出体33を長孔24に沿って該長孔24の先端側に移動操作することにより、図1に示す如くブラシ毛28が収納筒体21の先端から突出する使用位置Bに、ブラシ本体27を移動させることができるように構成されている。
収納位置Aにあるブラシ本体27のブラシ毛28の中途部に長孔24の先端が達するように、前記長孔24は収納筒体21の胴部22に形成され、収納筒体21とブラシ本体27との間に、長孔24からブラシ本体27のブラシ毛28が外方突出しないように規制する規制部材41が設けられている。
【0016】
規制部材41は、図13〜図16に示すように、長方形板状に形成され、規制部材41の基端側に、前記長孔24に対応して該長孔24の半分程度の長さの長孔42が設けられている。規制部材41の先端側は、長孔24の先端側とブラシ本体27のブラシ毛28との間を塞ぐ閉塞部44とされている。
規制部材41の長孔42の先端側縁部に、先端ストッパー47が突設され、規制部材41の長孔42の基端側縁部に、基端ストッパー48が突設されている。先端ストッパー47が長孔24の先端開口縁部に接当して、規制部材41の先端側への移動を後述の退避位置Dで規制し、ブラシ保持具29の基端縁部が基端ストッパー48に接当して、ブラシ本体27の収納位置A側への移動に連動して、規制部材41が収納筒体21の基端側に移動するようになっている。
【0017】
また、前記突出体33の一対の支持脚部35が、前記収納筒体21の長孔24と規制部材41の長孔42とに挿通されている。これにより、規制部材41が、長孔24からブラシ本体27のブラシ毛28が外方突出しないように規制すると共に、規制部材41が、突出体33が長孔24に沿って長孔24の先端側を移動するのを妨げないように、退避可能に構成されている。
即ち、長孔24の先端側とブラシ本体27のブラシ毛28との間を閉塞部44で塞ぐ規制位置Cと、突出体33が長孔24に沿って長孔24の先端側を移動するのを妨げないように、閉塞部44が収納筒体21の長孔24前方に位置する退避位置Dとに、規制部材41は移動自在とされ、図2に示す如くブラシ本体27のブラシ毛28が長孔24側に位置するとき、ブラシ毛28が長孔24から突出しないように、規制部材41が規制位置Cに位置すると共に、図1に示す如くブラシ本体27のブラシ毛28が長孔24の前方に位置するとき、突出体33の移動操作を妨げないように、規制部材41が退避位置Dに位置するように、規制部材41がブラシ本体27の移動に連動するようになっている。
【0018】
51は収納筒体21に着脱自在に套嵌されるキャップである。キャップ51は、図3〜図5にも示すように、前記収納筒体21に対応して一端が開口した長円形の筒状に形成されており、収納筒体21の基端側に着脱自在に套嵌可能であると共に、収納筒体21の基端側に套嵌可能に構成され、キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌するとき、キャップ51の開口縁部が、突出体33に収納筒体21の基端側から接当して、キャップ51で、突出体33を長孔24に沿って収納筒体21の先端側に押圧するようになっている。これにより、キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌すると、ブラシ本体27をキャップ51に連動させて収納位置Aから使用位置B側に移動させるようになっている。
【0019】
また、前記収納筒体21とキャップ51とは、上記の如く長円形の筒状に形成されていて、長手方向の中心線廻りに点対称となる筒状であり、収納筒体21とキャップ51とを長手方向の中心線廻りに互いに180度回転させても、収納筒体21に対してキャップ51が着脱自在に套嵌可能になっている。
ブラシ本体27に、係止頭部53を有する係止体54が設けられている。この係止体54は、図23〜図25に示すように、係止頭部53の他に、大径部52と小径部56と廻り止め部59とを有し、ブラシ本体27の収納凹部32に収納筒体21の幅方向に移動自在となるように収納されて、係止体54の係止頭部53が長孔42及び長孔24から出退自在に外方突出するようになっている。ブラシ本体27の収納凹部32に、係止体54を長孔24から外方突出するように付勢するバネ55が設けられている。
【0020】
キャップ51の開口端部側の幅方向両側に、四角形の貫通孔57が互いに対向するように設けられ、これら貫通孔57の開口端縁側が、前記ブラシ本体27の係止体54に係脱自在に係合する係合部58とされている。これら係合部58のうちの長孔24側に位置する一方の係合部58は、収納筒体21の基端側に套嵌したキャップ51を、収納筒体21の基端側から取り外す際に、ブラシ本体27の係止体54に係脱自在に係合して、ブラシ本体27を使用位置Bから収納位置A側に移動させるべく、ブラシ本体27をキャップ51に連動させるようになっている。
【0021】
前記係止体54の係止頭部53には、円弧状に形成したカム面61が設けられており、これにより、係止体54側と係合部58側との間にカム機構62が形成されている。このカム機構62は、係止体54に形成したカム面61と、キャップ51の開口縁部とで構成され、キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌するとき、カム機構62によって、係合部58が係止体54を乗り越えるように係止体54を前記バネ55に抗して長孔24内に後退させるようになっている。
また、ブラシ本体27を収納位置Aに移動させたとき、係合部58が係止体54から外れるように、係止体54を前記バネ55に抗して長孔24内に後退させるカム機構64が、係止体54と収納筒体21との間に設けられ、このカム機構64は、前記係止体54に形成したカム面61と前記長孔24の基端側縁部とで構成されている。
【0022】
前記収納筒体21の幅方向の一端側であって長孔24とは反対側に、挿通孔66が設けられている。この挿通孔66は、長孔24と対向する位置にあって、ブラシ本体27が収納筒体21の収納位置A側に移動したとき、前記ブラシ本体27の収納凹部31とが一致するようになっている。
ブラシ本体27に、係止頭部69を有する第2係止体70が設けられている。この第2係止体70は、図20〜図22に示すように、係止頭部69の他に、大径部73と小径部74と廻り止め部75とを有し、ブラシ本体27の収納凹部31に収納筒体21の幅方向に移動自在となるように収納されている。ブラシ本体27の収納凹部31に、係止体54を長孔24から外方突出するように付勢するバネ71が設けられ、前記収納筒体21の挿通孔66と、ブラシ本体27の収納凹部31とが一致したとき、第2係止体70の係止頭部69が挿通孔66から出退自在に外方突出するようになっている。
【0023】
キャップ51に互いに対向するように設けた前記一対の貫通孔57の開口端縁側が、前記ブラシ本体27の第2係止体70に係脱自在に係合する第2係合部72とされ、この第2係合部72と、係止体54に係脱自在に係合する前記係合部54とは、互いに兼用できるようになっている。
即ち、キャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌したとき、一対の貫通孔57の開口端縁側が、前記ブラシ本体27の第2係止体70に係脱自在に係合する第2係合部72として機能するようになっており、キャップ51の収納筒体21の先端側への套嵌により、ブラシ本体27が収納筒体21に対して収納位置A側に移動して、収納筒体21の挿通孔66とブラシ本体27の収納凹部31とが一致して、第2係止体70の係止頭部69が挿通孔66から出退自在に外方突出すると共に、この突出した第2係止体70に、これら第2係合部72のうちの挿通孔66側に位置する一方の第2係合部72が、係脱自在に係合し、収納筒体21に対してキャップ51を位置決め保持するようになっている。
【0024】
前記第2係止体70の係止頭部69は円弧状に形成され、これにより、第2係合部72が第2係止体70を乗り越える際に、比較的軽い力で第2係止体70がバネ71に抗して挿通孔66内に後退して、第2係合部72が第2係止体70に対して比較的簡単に係脱するようになっている。
上記実施の形態によれば、化粧用ブラシを使用する場合、図2に示すようにブラシ本体27が収納位置Aにある状態から、キャップ51を収納筒体21の先端側から取り外した後、図1に示す如くキャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌して、キャップ51で突出体33を長孔24に沿って該長孔24の先端側に移動操作すればよく、これによりブラシ本体27が収納筒体21に対して先端側に移動し、図1に示すようにブラシ本体27が使用位置Bに移動したとき、突出体5が規制部材41の先端ストッパー47を介して長孔24の先端開口縁部に接当し、ブラシ毛28が収納筒体21の先端開口部23から突出した使用状態になる。
【0025】
このように、ブラシ本体27が収納位置Aから使用位置Bに移動する際において、ブラシ本体27のブラシ毛28が長孔24の先端側に位置するとき、規制部材41が規制位置Cにあるため、長孔24の先端側とブラシ本体27のブラシ毛28との間を規制部材41の閉塞部44で塞ぎ、ブラシ毛28が長孔24から突出しないように、規制部材41が規制する。
そして、ブラシ本体27が収納位置Aから使用位置Bに移動する途中で、突出体33が規制部材41の先端ストッパー47(長孔42の先端開口縁部)に接当し、突出体33が規制部材41を先端側に押圧する。従って、ブラシ本体27が収納位置Aから使用位置B側に移動して、ブラシ本体27のブラシ毛28が長孔24の前方に位置するようになると、突出体33により先端ストッパー47が押圧されて、規制部材41が次第に先端側に移動し、最終的には先端ストッパー47が長孔24の先端開口縁部に接当して、突出体33の移動操作を妨げないように規制部材41が退避位置Dに移動するため、突出体33が長孔24に沿って長孔24の先端側を移動するのを妨げることがなくなる。
【0026】
また、キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌するとき、カム機構62によって、係止体54を前記バネ55に抗して長孔24内に後退させ、キャップ51の長孔24側の係合部58が係止体54を乗り越え、係合部58が係止体54よりも先端側に位置し、係合部58が係止体54に対して先端側から係合可能な状態になる。
また、キャップ51を収納筒体21の基端側に套嵌するとき、収納筒体21とキャップ51とを長手方向の中心線廻りに互いに180度回転させても、収納筒体21の基端側に対してキャップ51を套嵌できて、便利である。しかも、納筒体21とキャップ51とは、キャップ51の開口端部側の幅方向両側に、係止体54に係脱自在に係合する係合部58が設けられているため、このときにも、キャップ51の係合部58が係止体54を乗り越え、係合部58が係止体54よりも先端側に位置し、係合部58が係止体54に対して先端側から係合可能な状態になる。
【0027】
そして、化粧用ブラシを使用した後に、収納筒体21の基端側に套嵌したキャップ51を、収納筒体21の基端側から取り外す際に、係合部58のうちの長孔24側に位置する一方の係合部58が、ブラシ本体27の係止体54に係脱自在に係合して、ブラシ本体27がキャップ51に連動し、ブラシ本体27を使用位置Bから収納位置A側に移動し、ブラシ毛28が収納筒体21内に収まる。
また、収納筒体21の基端側に套嵌したキャップ51が、収納筒体21の基端側から抜ける直前には、カム面61と前記長孔24の基端側縁部との間に形成されたカム機構64が作用して、ブラシ本体27を収納位置Aに移動させたとき、係止体54を前記バネ55に抗して長孔24内に後退させ、係合部58が係止体54からスムーズに外れ、キャップ51を収納筒体21の基端側から大きな抵抗もなく容易に外すことができる。
【0028】
従って、従来のように、キャップ51を収納筒体21の基端側から取り外した後に、指等で突出体33を長孔24に沿って収納筒体21の基端側に押圧することにより、ブラシ本体27を収納位置A側に移動させる必要がなくなり、化粧用ブラシを使用した後、キャップ51を収納筒体21の基端側から取り外した後に、直ぐにキャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌させればよくなり、化粧用ブラシの使用後からキャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌させるまでの操作が非常に簡単になる。
【0029】
また、ブラシ本体27が使用位置Bから収納位置A側に移動する途中において、突出体33が規制部材41の長孔42内を基端側に移動し、ブラシ保持具29の基端縁部が基端ストッパー48に接当して、ブラシ本体27が規制部材41を基端側に押圧する。
その結果、ブラシ本体27により基端ストッパー48が押圧され、ブラシ本体27の収納位置A側への移動に連動して、規制部材41が次第に基端側に移動し、最終的には規制部材41が退避位置Dから規制位置Cに移動し、長孔24の先端側とブラシ本体27のブラシ毛28との間を規制部材41の閉塞部44で塞いだ状態になる。
【0030】
従って、収納筒体21とブラシ本体27との間に、長孔24からブラシ本体27のブラシ毛28が外方突出しないように規制する規制部材41があるため、ブラシ本体27を使用位置に移動させる際に、規制部材41により、ブラシ毛28が長孔24の先端側縁部に引っ掛かかってブラシ毛28が折れ曲がるのを確実に防止することができる。しかも、長孔24の先端が、収納位置にあるブラシ本体27のブラシ毛28の中途部に位置するように、長孔24を形成しているので、収納筒体21及びブラシ本体27を極力短く形成することができ、化粧用ブラシ全体をコンパクトに形成することができる。
【0031】
その後は、キャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌すればよい。キャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌すると、キャップ51の開口縁部で突出体33を基端側に押圧して、ブラシ本体27を完全に収納位置Aに移動させる。ブラシ本体27の収納位置Aへの移動により、収納筒体21の挿通孔66とブラシ本体27の収納凹部31とが一致して、第2係止体70の係止頭部69が挿通孔66から出退自在に外方突出すると共に、挿通孔66側に位置する一方の第2係合部72が、第2係止体70を乗り越え、突出した第2係止体70に係脱自在に係合する。これにより、収納筒体21に対してキャップ51が位置決め保持され、キャップ51が収納筒体21から不測に抜けないようになる。
【0032】
また、キャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌する際に、収納筒体21とキャップ51とを長手方向の中心線廻りに互いに180度回転させても、収納筒体21の先端側に対してキャップ51を套嵌できて、便利である。しかも、キャップ51の開口端部側の幅方向両側に設けた前記係合部58が、ブラシ本体27の第2係止体70に係脱自在に係合する第2係合部72として機能するようになっているため、このときにも、キャップ51の第2係合部72が第2係止体70を乗り越えて、第2係合部72が第2係止体70に対して基端側から係合し、収納筒体21に対してキャップ51を位置決め保持する。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、化粧用ブラシを使用した後に、キャップ51を収納筒体21の基端側から取り外すだけで、ブラシ本体27を収納位置A側に移動させることができ、化粧用ブラシの使用後からキャップ51を収納筒体21の先端側に套嵌させるまでの操作が非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す使用状態の正面断面図である。
【図2】 同使用状態の正面断面図である。
【図3】 同キャップの平面図である。
【図4】 同キャップの底面図である。
【図5】 同図3のA−A線断面図である。
【図6】 同収納筒体の平面図である。
【図7】 同収納筒体の底面図である。
【図8】 同図6のB−B線断面図である。
【図9】 同ブラシ保持具の平面図である。
【図10】 同ブラシ保持具の正面断面図である。
【図11】 同ブラシ保持具の底面図である。
【図12】 同ブラシ保持具の側面図である。
【図13】 同規制部材の平面図である。
【図14】 同図13のC−C線断面図である。
【図15】 同規制部材の底面図である。
【図16】 同規制部材の側面図である。
【図17】 同突出体の正面図である。
【図18】 同突出体の側面図である。
【図19】 同突出体の平面図である。
【図20】 同第2係止体の正面図である。
【図21】 同第2係止体の側面図である。
【図22】 同第2係止体の平面図である。
【図23】 同係止体の正面図である。
【図24】 同係止体の側面図である。
【図25】 同係止体の平面図である。
【図26】 従来例を示す収納状態の正面断面図である。
【図27】 同使用状態の正面断面図である。
【符号の説明】
21 収納筒体
24 長孔
27 ブラシ本体
28 ブラシ毛
33 突出体
51 キャップ
54 係止体
55 バネ
58 係合部
62 カム機構
64 カム機構
66 挿通孔
70 第2係止体
71 バネ
72 第2係合部

Claims (6)

  1. 収納筒体(21)と、収納筒体(21)に着脱自在に套嵌されるキャップ(51)とを備え、収納筒体(21)に、先端側にブラシ毛(28)を有するブラシ本体(27)が、ブラシ毛(28)が収納筒体(21)内に収まる収納位置Aとブラシ毛(28)が収納筒体(21)の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納され、収納筒体(21)の長手方向に長孔(24)が設けられ、ブラシ本体(27)に、突出体(33)が長孔(24)から外方突出するように設けられ、
    キャップ(51)を収納筒体(21)の基端側に套嵌するとき、キャップ(51)で、突出体(33)を長孔(24)に沿って収納筒体(21)の先端側に押圧することにより、ブラシ本体(27)を使用位置B側に移動させるようにした化粧用ブラシにおいて、
    ブラシ本体(27)に、係止体(54)が長孔(24)から外方突出するように設けられ、キャップ(51)を収納筒体(21)の基端側から取り外す際に、ブラシ本体(27)を、キャップ(51)に連動させて使用位置Bから収納位置A側に移動させるように、前記ブラシ本体(27)の係止体(54)に係脱自在に係合する係合部(58)が、キャップ(51)に、設けられ
    前記係止体(54)が、ブラシ本体(27)に、長孔(24)から出退自在に外方突出するように設けられると共に、係止体(54)を長孔(24)から外方突出するように付勢するバネ(55)が設けられ、
    キャップ(51)を収納筒体(21)の基端側に套嵌するとき、係合部(58)が係止体(54)を乗り越えるように係止体(54)を前記バネ(55)に抗して長孔(24)内に後退させるカム機構(62)が、設けられていることを特徴とする化粧用ブラシ。
  2. 前記カム機構(62)が、係止体(54)に形成したカム面(61)と、キャップ(51)の開口縁部とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の化粧用ブラシ。
  3. 収納筒体(21)と、収納筒体(21)に着脱自在に套嵌されるキャップ(51)とを備え、収納筒体(21)に、先端側にブラシ毛(28)を有するブラシ本体(27)が、ブラシ毛(28)が収納筒体(21)内に収まる収納位置Aとブラシ毛(28)が収納筒体(21)の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納され、収納筒体(21)の長手方向に長孔(24)が設けられ、ブラシ本体(27)に、突出体(33)が長孔(24)から外方突出するように設けられ、
    キャップ(51)を収納筒体(21)の基端側に套嵌するとき、キャップ(51)で、突出体(33)を長孔(24)に沿って収納筒体(21)の先端側に押圧することにより、ブラシ本体(27)を使用位置B側に移動させるようにした化粧用ブラシにおいて、
    ブラシ本体(27)に、係止体(54)が長孔(24)から外方突出するように設けられ、キャップ(51)を収納筒体(21)の基端側から取り外す際に、ブラシ本体(27)を、キャップ(51)に連動させて使用位置Bから収納位置A側に移動させるように、前記ブラシ本体(27)の係止体(54)に係脱自在に係合する係合部(58)が、キャップ(51)に、設けられ
    前記係止体(54)が、ブラシ本体(27)に、長孔(24)から出退自在に外方突出するように設けられると共に、係止体(54)を長孔(24)から外方突出するように付勢するバネ(71)が設けられ、
    ブラシ本体(27)を収納位置Aに移動させたとき、係合部(58)が係止体(54)から外れるように、係止体(54)を前記バネ(55)に抗して長孔(24)内に後退させるカム機構(64)が設けられていることを特徴とする化粧用ブラシ。
  4. 前記カム機構(64)が、係止体(54)に形成したカム面(61)と、前記長孔(24)の基端側縁部とで構成されていることを特徴とする請求項3に記載の化粧用ブラシ。
  5. 収納筒体(21)と、収納筒体(21)に着脱自在に套嵌されるキャップ(51)とを備え、収納筒体(21)に、先端側にブラシ毛(28)を有するブラシ本体(27)が、ブラシ毛(28)が収納筒体(21)内に収まる収納位置Aとブラシ毛(28)が収納筒体(21)の先端から突出する使用位置Bとに移動自在となるように収納された化粧用ブラシにおいて、
    ブラシ本体(27)に、係止体(33)が設けられ、キャップ(51)を収納筒体(21)の基端側から取り外す際に、ブラシ本体(27)をキャップ(51)に連動させて使用位置Bから収納位置A側に移動させるように、前記ブラシ本体(27)の係止体(54)に係脱自在に係合する係合部(58)が、キャップ(51)に、設けられ
    収納筒体(21)に挿通孔(66)が設けられ、ブラシ本体(27)に、第2係止体(70)が前記挿通孔(66)から出退自在に外方突出するように設けられると共に、第2係止体(70)を挿通孔(66)から出退自在に外方突出するように付勢するバネ(71)が設けられ、
    キャップ(51)に、前記ブラシ本体(27)の第2係止体(70)に係脱自在に係合する第2係合部(72)が設けられ、
    キャップ(51)を収納筒体(21)の先端側に套嵌したとき、ブラシ本体(27)の第2係止体(70)が、収納筒体(21)の挿通孔(66)から突出すると共に、この突出した第2係止体(70)に、収納筒体(21)に対してキャップ(51)を位置決め保持するように、キャップ(51)の第2係合部(72)が、係脱自在に係合するように構成されていることを特徴とする化粧用ブラシ。
  6. 前記収納筒体(21)とキャップ(51)とは、長手方向の中心線廻りに互いに180度回転させても、収納筒体(21)に対してキャップ(51)が着脱自在に套嵌可能になるように、長手方向の中心線廻りに点対称となる筒状に形成され、前記キャップ(51)の係合部(58)と第2係合部(72)とが、互いに兼用できるように、長手方向の中心線廻りに点対称な位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の化粧用ブラシ。
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