JP3112899U - 化粧筆 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧筆の軸本体に嵌合したキャップが軸本体から抜け出ることがないように確実に保持すると共に、キャップ内に毛部を収容したり抜き出したりする際に、毛部を損傷することがない構造の化粧筆を提供する。
【解決手段】先端に毛部2を有する軸本体3の後端に着脱自在に固定された嵌合軸4と円筒形のキャップ5の開口側端部の内周に着脱自在に固定された円筒形の係止筒6とを有し、キャップ5の係止筒6の内側には、該係止筒6に嵌合軸4の前後いずれの嵌合部4fを挿入した場合でも該嵌合部4fの環状係止突起4a、4bが乗り越えて係止される位置に複数の凸部6cが設けられ、さらに嵌合軸4の前後いずれかの嵌合部4fをキャップ5に固定された係止筒6に嵌合した状態で該係止筒6が嵌合部4fの端部を越す長さを有して末広がり6dに形成されている。
【選択図】図4

Description

本考案は、毛部を保護するためのキャップを備えた化粧筆に関する。
従来の化粧筆においては、毛部を保護するためにキャップを備えたものが知られている。その例として、図5に示す化粧筆は一般に知られるもので、先端に毛部11を設けた筆軸12の把持部材13に嵌合するキャップ14を有し、このキャップ14は一端が閉塞され、他端が筒状の開口部15を有するものである。また、把持部材13の外周の途中には環状凸部16が形成され、該環状凸部16を境にして前後の外周に夫々1個の点状凸部17、17が形成され、毛部11側をキャップ14内に挿入する場合でも、その反対側をキャップ14内に挿入する場合でも、夫々の点状凸部17がキャップ14の内側に圧接状態で押し入れられることによって、キャップ14の抜け出しを防止するようにしたものである。
ところが、このような構造においては、把持部材の点状凸部17によってキャップ14の外形が変形し、また経時的な使用によって把持部13がキャップ14から抜けやすくなるという欠点があった。
また、上記のキャップ構造は、キャップ14の開口部15の内周が単に筒状に形成されているだけであるが、上記の欠点がないように、キャップの開口部の内周に他の部材を設けた構造が案出されている。
その構造は、特許文献1に記載されたもので、図6に示すように、毛部21を設けた軸本体22に嵌合されるキャップ23には、その開口部24付近の内周に圧接用板バネ25が固定されたものである。この圧接用板バネ25には変形部位を有し、その変形部位の有する弾性によって、キャップ23に挿入した軸本体22の外周に圧迫を与えることで軸本体22の抜け出しを防止するようにしたものである。
ところが、このような構造においては、キャップ23の内周に設けられた圧接用板バネ25に撓みが生じると、軸本体22の外周を圧迫する弾性が弱くなり、経時的な使用によってキャップ23が抜けやすくなるという欠点があった。
また、上記の特許文献1のように、キャップの開口部付近の内周に圧接用板バネを固定した構造のキャップを用いて、化粧筆の軸本体の毛部をキャップ内に嵌合する構造とした場合、毛部がキャップの内周と圧接用板バネとの隙間に挟まって、毛部を損傷するという不都合が生じる。
特開平09−084629
本考案は、上記の欠点を解消するためになされたもので、化粧筆の軸本体に嵌合したキャップが軸本体から抜け出ることがないように確実に保持すると共に、キャップ内に毛部を収容したり抜き出したりする際に、毛部を損傷することがない構造の化粧筆を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案における請求項1の筆記具における化粧筆は、先端に毛部を有する軸本体の後端に着脱自在に固定された嵌合軸と円筒形のキャップの開口側端部の内周に着脱自在に固定された円筒形の係止筒とを有し、前記軸本体に固定された嵌合軸の前後のいずれかを前記キャップに固定された係止筒内に嵌合して係止状態にするもので、前記嵌合軸は中央の環状凸部で仕切られた前後に同様の外径と同様の長さを有する嵌合部が設けられると共に、夫々の嵌合部の端部には環状係止突起が形成され、前記キャップに固定された係止筒の内側には、該係止筒に前記嵌合軸の前後いずれの嵌合部を挿入した場合でも該嵌合部の環状係止突起が乗り越えて係止される位置に複数の凸部が設けられ、さらに前記嵌合軸の前後いずれかの嵌合部を前記キャップの係止筒に嵌合した状態で該係止筒が前記嵌合部の端部を越す長さを有して末広がりに形成されていることを特徴とする。
また、請求項2の化粧筆は、請求項1において、前記キャップの係止筒に少なくとも3個の凸部が形成されていることを特徴とする。
以上説明したように、本考案の化粧筆においては、先端に毛部を有する軸本体の後端に固定された嵌合軸とキャップの開口側端部の内周に固定された円筒形の係止筒とを有し、嵌合軸は中央の環状凸部で仕切られた前後に同様の外径と同様の長さを有する嵌合部が設けられると共に、夫々の嵌合部の端部には環状係止突起が形成され、キャップの係止筒の内側には、該係止筒に嵌合軸の前後いずれの嵌合部を挿入した場合でも該嵌合部の環状係止突起が乗り越えて係止される位置に複数の凸部が設けられているため、毛部を外に出した状態で嵌合軸をキャップの係止筒に結合する場合でも、毛部をキャップ内に収容して保護状態に結合する場合でも、軸本体に固定された嵌合軸の環状係止突起をキャップの係止筒の凸部に嵌合係止した状態に保持することができる。
また、本考案において、嵌合軸の前後いずれかの嵌合部をキャップの係止筒に嵌合した状態で該係止筒が嵌合部の端部を越す長さを有して末広がりに形成されているため、キャップの内周と係止筒の外周との間に隙間が生じることのない構造とすることができ、キャップの内周にて毛部が挟まる隙間がない構造となり、毛部をキャップ内から抜き出す際にも、毛部をキャップ内に挿入する際にも、毛部に損傷がないように保護することが可能となる。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
本考案による化粧筆1は、図1に示すように、先端に毛部2を有する軸本体3の後端に着脱自在に固定された嵌合軸4と円筒形のキャップ5の開口5a側端部の内周に着脱自在に固定された円筒形の係止筒6とを有し、軸本体3の嵌合軸4の前後のいずれかをキャップ5の係止筒6内に嵌合して係止状態にするものである。
上記の構成において、軸本体3の先端付近の外周には環状凹部3aが形成されると共に、毛部2を固定した毛部保持部材7の端部付近の内周には環状凸部7aが形成され、この毛部保持部材7の環状凸部7aを軸本体3の環状凹部3aに嵌め込むことによって両者は着脱自在に固定状態となる。
また、図1に示すように、キャップ5は長尺の円筒形であって一端が閉塞され、他端に開口5aを有し、この開口側端部に係止筒6を着脱自在に固定するためのネジ山5bが形成されている。
係止筒6は、図1に示すように円筒形であって、キャップ5の内周にほぼ隙間なく挿入される外径を有するものであり、基端側の外周に環状の係止突起6aを有すると共に、該係止突起6aからやや内方寄りにキャップ5のネジ山5bに螺合される環状のネジ凸部6bが形成されている。このような構成により、図2に示すように、係止筒6をキャップ5内に挿入して回転すると、係止筒6のネジ凸部6bがキャップ5のネジ山5bに螺合され、基端側の係止突起6aがキャップ5の端部に係止されることによって固定状態となる。
また、係止筒6の先端付近には後述するように(図3または図4参照)、嵌合軸4に設けられた嵌合部4の環状係止突起4a、4bが乗り越えて係止される位置に間隔をあけて複数の凸部6cが設けられている。この凸部6cの数として、上記のような嵌合状態における均等な係止状態を確保するために少なくとも3個の凸部6cを設けるのが望ましいが、それ以上の数の突起6cを設けてもよい。このような凸部6cは、係止筒6を薄厚の金属製で形成した場合、外周からポンチによる打込み加工によって形成することができる。
さらに、係止筒6の先端付近は外周方向に末広がり6dに形成され、図2に示すように、係止筒6をキャップ5内に挿入した状態で末広がり6dの端部がキャップ5の内周にほぼ接触する程度の外径を有するものとされている。このような構成により、後述するように、キャップ5の内周と係止筒6の末広がり6dの外周との間に隙間が生じることがなく、また係止筒6の端部は環状係止突起6aによってキャップ5の開口5a側を閉塞した状態にあるため、キャップ5の内周にて毛部2が挟まる隙間がない構造となる。
また、図1に示すように、嵌合軸4は一端側の内周に上記の軸本体3の端部の外周に形成されたネジ山3bを螺合する雌ネジ4cが形成され、図2に示すように、軸本体3のネジ山3bを嵌合軸4の雌ネジ4cにねじ込むことによって両者は固定状態となる。
また、嵌合軸4の外周は中央の環状凸部4eで仕切られ、その前後に同様の外径と同様の長さを有する嵌合部4f、4fが設けられ、夫々の嵌合部4f、4fの前後の端部には環状係止突起4a、4bが形成されている。
このような構成においては、嵌合軸4の環状係止突起4a、4bと係止筒6の凸部6cとの位置関係が肝要であり、キャップ5の係止筒6に嵌合軸4の前後のいずれの嵌合部4f、4fを挿入した場合でも、いずれかの嵌合部4fの環状係止突起4aまたは4bが乗り越えて係止される位置にこの環状係止突起4a、4bが形成されるべきであり、またこの関係を満たす位置に係止筒6の複数の凸部6cが設けられている。
このような構成により、図3に示すように、キャップ5の係止筒6に嵌合軸4の後部、即ち、毛部2が設けられていない側を押し込んで挿入した場合、後部側の環状係止突起4aが係止筒6の複数の凸部6cを乗り越えて係止されることによって固定状態に保持され、この状態で、キャップ5が軸本体3の柄部として機能する。また、嵌合軸4を抜き出すときは、軸本体3を引き出すことによって、環状係止突起4aが係止筒6の複数の凸部6cを乗り越えて離脱状態となる。
また、図4に示すように、キャップ5の係止筒6に嵌合軸4の前部、即ち、毛部2が設けられた側を押し込んで挿入した場合、前部側の環状係止突起4bが係止筒6の複数の凸部6cを乗り越えて係止されることによって固定状態に保持され、この状態でキャップ5内に毛部2を収容した状態となって毛部2を保護する。また、嵌合軸4を抜き出すときは、上記同様に、軸本体3を引き出すことによって、環状係止突起4bが係止筒6の複数の凸部を乗り越えて離脱状態となる。
本実施例においては、毛部2の側をキャップ5内に挿入する際、またキャップ5内の毛部2が使用等により乱れている場合でも、この毛部2を抜き出す際、上記のようにキャップ5の内周と係止筒6の末広がり6dの外周との間には隙間がないため、キャップ5の内周にて毛部2が挟まるという不都合が生じない。
本考案は、化粧筆の軸本体に嵌合したキャップが軸本体から抜け出ることがないように確実に保持すると共に、キャップ内に毛部を収容したり抜き出したりする際に、毛部を損傷することがない化粧筆としての利用が可能である。
本考案による化粧筆の分解図である。 本考案による化粧筆のキャップと係止筒を結合し、また軸本体と嵌合軸を結合した状態を示す図である。 本考案による化粧筆の嵌合軸をキャップの係止筒内に嵌合した状態を示す図である。 本考案による化粧筆の毛部をキャップの内部に収容した結合状態を示す図である。 従来の化粧筆の外観を示す図である。 特許文献1の化粧筆の内部構造を示す図である。
符号の説明
1…化粧筆
2…毛部
3…軸本体
3a…環状凹部
4…嵌合軸
4a、4b…環状係止突起
4c…雌ネジ
4e…環状凸部
4f…嵌合部
5…キャップ
5a…開口
5b…ネジ山
6…係止筒
6a…係止突起
6b…ネジ凸部
7…毛部保持部材
7a…環状凸部

Claims (2)

  1. 先端に毛部を有する軸本体の後端に着脱自在に固定された嵌合軸と円筒形のキャップの開口側端部の内周に着脱自在に固定された円筒形の係止筒とを有し、前記軸本体に固定された嵌合軸の前後のいずれかを前記キャップに固定された係止筒内に嵌合して係止状態にするもので、前記嵌合軸は中央の環状凸部で仕切られた前後に同様の外径と同様の長さを有する嵌合部が設けられると共に、夫々の嵌合部の端部には環状係止突起が形成され、前記キャップに固定された係止筒の内側には、該係止筒に前記嵌合軸の前後いずれの嵌合部を挿入した場合でも該嵌合部の環状係止突起が乗り越えて係止される位置に複数の凸部が設けられ、さらに前記嵌合軸の前後いずれかの嵌合部を前記キャップの係止筒に嵌合した状態で該係止筒が前記嵌合部の端部を越す長さを有して末広がりに形成されていることを特徴とする化粧筆。
  2. 前記キャップの係止筒に少なくとも3個の凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の化粧筆。
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