JP2877752B2 - 化粧用筆及びその組立方法 - Google Patents

化粧用筆及びその組立方法

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JP2877752B2 JP12186596A JP12186596A JP2877752B2 JP 2877752 B2 JP2877752 B2 JP 2877752B2 JP 12186596 A JP12186596 A JP 12186596A JP 12186596 A JP12186596 A JP 12186596A JP 2877752 B2 JP2877752 B2 JP 2877752B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口紅塗付用その他
の化粧用筆に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種化粧用筆としては、図9及
び図10に示すものが知られている(例えば実公平1−
21613号公報参照)。この化粧用筆31は、収納筒
体32に、先端に穂先33を有する筆本体34が、穂先
33を収納筒体32の先端開口部35から出退するよう
に移動自在に収納され、収納筒体32の長手方向に長孔
36が設けられ、穂先33が収納筒体32の先端から出
退するように筆本体34を移動操作するための操作体3
7が、長孔36から外方に突出するように設けられてい
る。
【0003】そして、前記収納筒体32には、穂先33
が該筒体32内に後退するように付勢するコイルバネ3
8が、筆本体34に外観された状態で収納され、収納筒
体32に基端側からキャップ39を套嵌した際に、キャ
ップ39の開口縁部で操作体37を収納筒体32の先端
側に押して筆本体34をコイルバネ38に抗して押し出
すことで、穂先33が収納筒体32から突出するように
構成されている。
【0004】さらに、前記収納筒体32の先端部の狭ま
った部分が、コイルバネ38の先端部を受けるバネ受け
40とされ、筆本体34の中途部にコイルバネ38の基
端部を受けるバネ受け41が設けられ、コイルバネ38
が筆本体34の先端部外側に外嵌された状態で収納筒体
32の先端部側に収納されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、筆
本体34をコイルバネ38に抗して押し出し、穂先33
を収納筒体32から突出させる際、コイルバネ38の先
端部が縮径されて収納筒体32の先端開口部35から突
出する恐れがあった。また、コイルバネ38が筆本体3
4の先端部側に外嵌された状態で収納筒体32の先端部
側に収納されており、筆本体34の穂先33側がコイル
バネ38の内径に位置しているので、筆本体34の穂先
33側をコイルバネ38の内径よりもさらに小さくする
必要があり、従って、収納筒体32の内径に比べて筆本
体34の穂先33側が相当小さくなる。さらに、筆本体
34の穂先33側をある程度太く形成すれば、収納筒体
32はもとより筆全体が太くなり、収納や持ち運び等に
不便になるという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、コイルバネ
が収納筒体の先端開口部から不測に突出する恐れがな
く、しかも筆本体の穂先側をある程度太く形成でき、か
つ収納筒体を極力細く形成できて、しかも組立が容易
で、収納や持ち運び等にも便利になるようにした化粧用
筆及びその組立方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る化粧用筆は、収納筒体内に、先端に穂先を有す
る筆本体が、穂先を収納筒体の先端開口部から出退する
ように移動自在に収納され、穂先が収納筒体内に後退す
るように筆本体を付勢するコイルバネが収納筒体内に設
けられ、収納筒体の長手方向に長孔が設けられ、穂先が
収納筒体の先端から進出するように筆本体を移動操作す
るための操作体が、前記長孔から外方に突出するように
設けられた化粧用筆において、前記筆本体の基端側に摺
動体が設けられ、収納筒体の基端側に保持体が内嵌され
ると共に端栓を介して固定され、前記摺動体の基端部に
バネ受片が設けられ、前記保持体の先端に摺動体側に突
出するバネ受片が設けられ、摺動体と保持体間でかつバ
ネ受片間に形成されたバネ収納空間に、前記コイルバネ
が収納され、前記保持体の基端部が前記端栓に係脱可能
に連係され、前記保持体の基端部に前記操作体を前記長
孔から出退させるカム部が設けられていることを特徴と
している(請求項1)。
【0008】この場合、コイルバネは、摺動体と保持体
の両バネ受片により摺動体内に収納されるため、収納筒
体の先端開口から突出することはなく、かつ小径にでき
るので、収納筒体も極力細く形成できる。また、前記操
作体は、摺動体に対して保持体を後退移動させることに
より、その先端を長孔から突出させることができ、該操
作体の先端を突出させたままの状態で、保持体と端栓を
連係させることにより、その状態を維持することができ
る。したがって、操作体の先端を長孔の基端側縁に当接
させて、筆本体のコイルバネによる退入限を規制すると
共に、操作体の先端を収納筒体の先端側に押動すること
により、筆本体の穂先を収納筒体先端部から突出させ
て、使用可能状態とすることができる。
【0009】本発明に係る化粧用筆は、前記操作体がL
字形の金属線材から成り、該操作体の屈曲部外側を前記
カム部により押動するようになっているので(請求項
2)、保持体を収納筒体の基端側に移動させるだけで、
操作体をスムーズに収納筒体の軸線と直交方向に駆動さ
せて、その先端を長孔から突出させることができる。ま
た、本発明に係る化粧用筆は、前記保持体の後端及び端
栓内端に、相互に連係するカギ形係合部が設けられてい
るので(請求項3)、両者のカギ形係合部を掛け合わせ
るだけで連係でき、かつ保持体を端栓を介して収納筒体
の基端側に固定することができる。
【0010】そして、本発明に係る化粧用筆の組立方法
は、筆本体の摺動体を、保持体との間に形成されるバネ
収納空間にコイルバネを嵌入させた状態で前記保持体に
抱き合わせ、前記摺動体後端に操作体を直交状に挿通す
ると共に、該操作体の屈曲部を前記保持体のカム部に嵌
入させて操作体の先端が摺動体側面から突出しない状態
とし、筆本体の穂先を前記収納筒体に基端側より挿入
し、保持体のカギ形係合部に組立治具のフック部を係合
させ、組立治具により筆本体及び保持体を先端側に挿入
し、収納筒体の先端から穂先を突出させ、穂先を指で摘
んで収納筒体に一時的に固定したままで、組立治具を収
納筒体から基端方向に引っ張り、保持体のカム部により
操作体を摺動させてその先端を収納筒体の長孔から外方
に突出させ、保持体のカギ形係合部が収納筒体の基端か
ら突出すると、該係合部を指で摘んで保持し、組立治具
を取り外してから保持体のカギ形係合部に端栓のカギ形
係合部を係合させ、そのままの状態で保持体の前記係合
部から指を離してその拘束を解き、保持体をコイルバネ
により収納筒体内に引き込ませることにより端栓を共に
引き込ませて収納筒体基端開口に嵌着固定することを特
徴としている(請求項4)。
【0011】この場合、組立治具を用いることにより、
保持体を摺動体に対して後退移動させて、操作体をスム
ーズに収納筒体の長孔から突出させて組み込むことがで
き、かつ、保持体と端栓の連係を容易に行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1〜図3において、1は本発明に
係る化粧用筆で、収納筒体2と、該筒体2内に収納され
かつ先端側から出退する筆本体3と、該筆本体3を前記
筒体2に保持させる保持体4及びこれに連係された端栓
5と、筆本体3を収納筒体2の基端側に付勢しかつ退入
駆動するコイルバネ6と、筆本体3の穂先7を収納筒体
2の先端から進出させるための操作体8と、収納筒体2
に着脱自在に套嵌されるキャップ9とにより構成されて
いる。
【0013】前記収納筒体2は、金属製で偏平な筒状
(断面略長円、長方、小判形等)を呈し、その先端側は
狭められて先端に先端開口部10が設けられ、その基端
側に前記操作体8が貫通しかつ前後移動する長孔11が
長手方向に形成されており、基端開口12に前記端栓5
が嵌着される。前記筆本体3は、先端の穂先7と、該穂
先7を保持する金属製で偏平状の穂先保持筒13と、該
保持筒13の後端(基端側端)に連設された合成樹脂
(又は真鍮等の金属)製の摺動体14とから成り、該摺
動体14が収納筒体2内を長手方向に自在に移動して、
前記穂先7が先端開口部10から出退するようになって
いる。なお、穂先7が穂先保持筒13と同様に、即ち収
納筒体2内を自在に移動できるように偏平状となってい
る。
【0014】そして、前記摺動体14は、長手方向と直
交する断面形状において、その先端部のみを収納筒体2
内周形状と同じとしてあるが、先端部14Aを除く基端
側が、収納筒体2の内幅(長辺側)の半分の寸法とさ
れ、収納筒体2内面に摺接するようにしてある。また、
摺動体14の基端側端部には、幅方向に貫通する操作体
挿通孔15が設けられ、該挿通孔15の先端側近傍に位
置して、バネ受片16が保持体4側に突設されており、
前記先端部14Aとバネ受片16の間の保持体4との対
向面に半円形断面のバネ収納凹部17が長手方向に形成
されている。
【0015】前記保持体4は、合成樹脂(又は真鍮等の
金属)製で、収納筒体2の基端側に前記摺動体14と対
向状に内嵌され、収納筒体2の基端開口12を塞ぐ端栓
5を介して収納筒体2に固着されている。そして、保持
体4の基端側端には、前記摺動体14側に突出するカギ
形の係合部18が設けられ、その先端側嵌合部4Aの断
面形状が、収納筒体2の内周形状と同じでかつ嵌脱自在
でしかも摺動自在に嵌合するように形成されている。
【0016】また、前記保持体4の嵌合部4Aから先端
側は、長手方向と直交する断面形状において、収納筒体
2の内幅(長辺側)の半分の寸法とされ、収納筒体2内
面に摺接嵌合するようにしてある。そして保持体4の先
端には、バネ受片19が摺動体14側に突出状に設けら
れ、かつ前記摺動体14のバネ収納凹部17の内面に当
接しかつ摺動自在とされている。
【0017】さらに、保持体4の前記嵌合部4Aとバネ
受片19の間の摺動体14との対向面には、断面半円溝
状のバネ収納凹部20が長手方向に形成され、前記嵌合
部4A近傍に長手方向に長い孔状の操作片駆動カム部2
1が形成されている。そして、コイルバネ6は、摺動体
14のバネ収納凹部17とこれに対向する保持体4のバ
ネ収納凹部20及び両バネ受片16,19で囲まれたバ
ネ収納空間22内に収納される。
【0018】したがって、コイルバネ6の基端はもとよ
り先端が収納筒体2の開口部10,12から突出する恐
れは全くなく、しかも、コイルバネ6は、筆本体3を退
入させるに必要な付勢力を確保できるものであればよい
ので、その外径を可及的に小さくすることができ、収納
筒体2の太さを極力小さく、スマートな形とすることが
可能である。
【0019】また、前記カム部21は、先端側の摺動体
14対向面が先端側に向かって傾く傾斜カム面21Aと
され、該カム部21に操作体8の内端屈曲部8Aが嵌入
するようになっている。なお、前記摺動体14のバネ受
片16は、保持体4のバネ収納凹部20の内面に摺接
し、保持体4により支持されるようになっている。
【0020】前記端栓5は、合成樹脂製で収納筒体2の
基端開口12に嵌合固着され、その内端に保持体4のカ
ギ形係合部18に嵌入係合するカギ形係合部23が形成
されている。前記操作体8は、金属線材を略L字形に屈
曲形成したもので、その屈曲部8Aと短片24が摺動体
14と保持体4の間に内端が基端側に向くように位置
し、かつ保持体4のカム部21に嵌入したとき、前記屈
曲部8A外面が前記カム面21Aに当接し、操作体8の
外端8Bが摺動体14の外面と面一か又はこれから若干
没入する寸法とされている。そして、操作体8の屈曲部
8Aが保持体4のバネ収納凹部20に当接したとき、操
作体8の外端8Bが収納筒体2の長孔11から外方に突
出して、操作体8を駆動操作可能とされている。
【0021】前記キャップ9は、収納筒体2に套嵌可能
とされ、収納筒体2の先端側に套嵌したとき、キャップ
開口端縁9Aが前記操作体8の外端8Bに当接してスト
ップするか、又は当接寸前で停止する寸法とされ、キャ
ップ9を収納筒体2の基端側から套嵌すると、キャップ
開口端縁9Aが、図2に示すように操作体外端8Bを押
動し、筆本体3をコイルバネ6の弾発力に抗して先端側
に移動させ、その穂先7を収納筒体2の先端開口部10
から突出させ、操作体外端8Bが長孔11の先端側端縁
に当接して停止する。
【0022】そして、キャップ9を収納筒体2の基端側
から抜き出すと、筆本体3がコイルバネ6の付勢力によ
り後退し、穂先7が先端開口部10から退入し、操作体
8の外端8Bが長孔11の基端側端縁に当接して停止す
る。なお、キャップ9は、収納筒体2の先端側に套嵌し
て保管する。なお、前記保持体4及び摺動体14の対向
面間に形成されるバネ収納空間22は、図4に示すよう
に、バネ収納凹部17,20の形状を弧状(又は平面
状)として、該凹部17,20と収納筒体2の内面及び
両バネ受片16,19で囲まれた空間で構成することが
できる。
【0023】本発明の上記実施形態における化粧用筆1
の組立方法を、図5〜図8を参照して説明する。まず、
穂先7を穂先保持筒13の先端に嵌着すると共に、穂先
保持筒13の後端に摺動体14を嵌入連結して、筆本体
3を組み立てる。前記筆本体3の摺動体14を、保持体
4との間に形成されるバネ収納空間22にコイルバネ6
を嵌入させた状態で前記保持体4に抱き合わせ、片手で
保持したままで、前記摺動体14の後端に設けた操作体
挿通孔15に、操作体8を保持体4のカム部21側から
挿通し、操作体8の屈曲部8Aをカム部21内に、その
屈曲外面が傾斜カム面21A側になるように位置させ
る。この時、操作体外端8Bは摺動体14側面から突出
しない。
【0024】続いて、操作体外端8Bが収納筒体2の長
孔11側に位置するように、収納筒体2にその基端開口
12から筆本体3の穂先7を挿入し、図5に示すよう
に、保持体4のカギ形係合部18が収納筒体2外に位置
する状態まで、筆本体3及び保持体4を収納筒体2内に
嵌入する。ここで、保持体4のカギ形係合部18に、図
5に示しているような組立治具24のフック部25を係
合させる。
【0025】前記組立治具24は、棒状本体24Aの先
端に前記保持体4のカギ形係合部18に係合するフック
部25を備え、穂先7を保持筒体2の先端開口部10か
ら突出させて、図6に示す状態とするに十分な長さを備
えている。なお、該組立治具24は、金属線材、合成樹
脂等により成形することができ、形状は適宜選定するこ
とができる。
【0026】そこで、組立治具24を保持体4に係合さ
せたままで、該組立治具24を押動して、穂先7を収納
筒体2の先端開口部10から突出させ、図6に示す状態
とし、穂先7を指で摘んで収納筒体2に一時的に固定し
たままで、組立治具24を図7に示すように、コイルバ
ネ6の弾発力に抗して基端側に引き出す。この時、筆本
体3は収納筒体2に固定されているので、保持体4が摺
動体14に対して基端方向に移動し、傾斜カム面21A
が操作体8の屈曲部8Aの外側面を押動するため、操作
体8が図7に矢印イで示す方向に移動し、操作体外端8
Bが収納筒体2の長孔11から突出して、操作可能な状
態となり、筆本体3の基端側への移動が操作体8を介し
て長孔11の基端側端縁により規制されることになる
(図1参照)。
【0027】次いで、保持体4のカギ形係合部18が収
納筒体2の基端側から突出し、図8に示す状態になる
と、カギ形係合部18を指で摘んで保持し、保持体4が
収納筒体2内に引き込まれない状態とした後、穂先7か
ら指を離す。すると、筆本体3はコイルバネ6の付勢力
により収納筒体2内に引き込まれ、図1に示す収納状態
になる。
【0028】そこで、保持体4のカギ形係合部18から
組立治具24を取り外してから、保持体4のカギ形係合
部18に、端栓5のカギ形係合部25を係合させた後、
そのままの状態で保持体4のカギ形係合部18から指を
離してその拘束を解き、保持体4をコイルバネ6の弾発
力により収納筒体2内に引き込ませることにより、端栓
5を共に引き込ませて、収納筒体2の基端開口12に嵌
着固定する。
【0029】以上の作業により化粧用筆1の組立作業が
完了する。上記組立方法によれば、至極簡単な組立治具
24を使用することで、容易にかつ迅速に化粧用筆1を
組み立てることができる。本発明に係る化粧用筆及びそ
の組立方法は、上記実施形態に限定されるものではな
く、例えば、収納筒体2の断面形状を楕円・長円(小
判)形はもとより円形等とすることができ、任意に選択
し設計することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る化粧用筆は、上述のよう
に、筆本体を退入方向に付勢するコイルバネが、前記摺
動体と保持体の間に形成されるバネ収納空間に収納され
ているため、筆本体をコイルバネの付勢力に抗して先端
開口部から押し出す際等に、コイルバネが収納筒体の先
端開口部から突出する恐れがなくなり、化粧用筆を長期
にわたって良好に使用することができる。
【0031】そして、前記保持体及び摺動体にバネ受片
が夫々一体的に形成されているので、構造が簡単で組立
が容易であり、しかも、コイルバネが筆本体に外嵌され
ないから、筆本体をコイルバネの内径よりも小さくする
必要がなくなり、筆本体の穂先側の太さを収納筒体の内
径に近づけることができ、したがって、筆本体の穂先側
を極力太く形成でき、手で持ち易く使用上便利である。
さらに、筆本体の穂先側をある程度太くしても、収納筒
体をさほど太くする必要性がなくなり、筆全体を細くス
マートな形に形成することができ、収納や持ち運び等に
も便利になる。
【0032】また、コイルバネは、前記バネ収納空間に
嵌入されるため、極力小さなコイルバネを使用すること
ができ、筆全体の製造を容易とし、かつ安価に得ること
が可能である。さらに、保持体に操作体を前記収納筒体
の長孔から突出させるカム部を備えかつ操作体の屈曲部
外側を前記カム部で押動するようになっているので、操
作体を組み込むのが至極容易である。そして、前記保持
体の基端部が前記端栓に係脱可能に連係されているの
で、収納筒体への筆本体、保持体及び操作体の組み込み
が容易である。
【0033】本発明に係る化粧用筆の組立方法によれ
ば、組立治具のフック部を、保持体のカギ形係合部に係
合させた状態で、筆本体、保持体等を押し込むので、筆
本体等の挿入を容易に行うことができる。そして、収納
筒体の先端開口部から突出せられた穂先を固定した状態
で、組立治具を引き出すことで保持体を基端側に後退さ
せ、カム部で操作体を駆動して、収納筒体の長孔から操
作体外端を突出させるので、操作体の組み込みが至極容
易であり、しかも、保持体のカギ形係合部を収納筒体の
基端開口から突出させた状態として、端栓のカギ形係合
部を係合するので、保持体の端栓との係合及び収納筒体
への固定を容易にかつ迅速に行うことが容易で、組立作
業を能率的に行え、コスト低下を図ることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧用筆の一実施の形態を示す不
使用状態の中央縦断側面図である。
【図2】同実施形態における使用状態の中央縦断側面図
である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】同実施形態における摺動体と保持体の断面形状
の他の形状例を示す断面(図1のA−A線断面相当)図
である。
【図5】本発明に係る化粧用筆の組立工程説明図であ
る。
【図6】本発明に係る化粧用筆の組立工程説明図であ
る。
【図7】本発明に係る化粧用筆の組立工程説明図であ
る。
【図8】本発明に係る化粧用筆の組立工程説明図であ
る。
【図9】従来例を示す不使用状態の側断面図である。
【図10】従来例の使用状態の側断面図である。
【符号の説明】
1 化粧用筆 2 収納筒体 3 筆本体 4 保持体 5 端栓 6 コイルバネ 7 穂先 8 操作体 8A 屈曲部 8B 操作体外端 10 先端開口部 11 長孔 12 基端開口 14 摺動体 16 バネ受片 18 カギ形係合部 19 バネ受片 21 カム部 22 バネ収納空間 23 カギ形係合部 24 組立治具 25 フック部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納筒体内に、先端に穂先を有する筆本
    体が、穂先を収納筒体の先端開口部から出退するように
    移動自在に収納され、穂先が収納筒体内に後退するよう
    に筆本体を付勢するコイルバネが収納筒体内に設けら
    れ、収納筒体の長手方向に長孔が設けられ、穂先が収納
    筒体の先端から進出するように筆本体を移動操作するた
    めの操作体が、前記長孔から外方に突出するように設け
    られた化粧用筆において、 前記筆本体の基端側に摺動体が設けられ、収納筒体の基
    端側に保持体が内嵌されると共に端栓を介して固定さ
    れ、前記摺動体の基端部にバネ受片が設けられ、前記保
    持体の先端に摺動体側に突出するバネ受片が設けられ、
    摺動体と保持体間でかつバネ受片間に形成されたバネ収
    納空間に、前記コイルバネが収納され、前記保持体の基
    端部が前記端栓に係脱可能に連係され、前記保持体の基
    端部に前記操作体を前記長孔から出退させるカム部が設
    けられていることを特徴とする化粧用筆。
  2. 【請求項2】 前記操作体がL字形の金属線材から成
    り、該操作体の屈曲部外側を前記カム部により押動する
    ようになっていることを特徴とする請求項1に記載の化
    粧用筆。
  3. 【請求項3】 前記保持体の後端及び端栓内端に、相互
    に連係するカギ形係合部が設けられていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の化粧用筆。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の化粧用筆の組立方
    法であって、筆本体の摺動体を、保持体との間に形成さ
    れるバネ収納空間にコイルバネを嵌入させた状態で前記
    保持体に抱き合わせ、前記摺動体後端に操作体を直交状
    に挿通すると共に、該操作体の屈曲部を前記保持体のカ
    ム部に嵌入させて操作体の先端が摺動体側面から突出し
    ない状態とし、筆本体の穂先を前記収納筒体に基端側よ
    り挿入し、保持体のカギ形係合部に組立治具のフック部
    を係合させ、組立治具により筆本体及び保持体を先端側
    に挿入し、収納筒体の先端から穂先を突出させ、穂先を
    指で摘んで収納筒体に一時的に固定したままで、組立治
    具を収納筒体から基端方向に引っ張り、保持体のカム部
    により操作体を摺動させてその先端を収納筒体の長孔か
    ら外方に突出させ、保持体のカギ形係合部が収納筒体の
    基端から突出すると、該係合部を指で摘んで保持し、組
    立治具を取り外してから保持体のカギ形係合部に端栓の
    カギ形係合部を係合させ、そのままの状態で保持体の前
    記係合部から指を離してその拘束を解き、保持体をコイ
    ルバネにより収納筒体内に引き込ませることにより端栓
    を共に引き込ませて収納筒体基端開口に嵌着固定するこ
    とを特徴とする化粧用筆の組立方法。
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