JP3694213B2 - 印刷媒体真空固定方法および印刷媒体保持装置ならびにインクジェット・ハードコピー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷媒体真空固定方法および印刷媒体保持装置ならびにインクジェット・ハードコピー装置に関するものであり、更に詳細には、真空力を使用して印刷媒体を真空保持するための方法および装置に、特に湿式染料印刷を採用するハードコピー装置に使用されている様々な大きさの印刷媒体のための保持装置に自動的に適応させることに関する。
【0002】
【従来の技術】
柔軟な材料のシートを所定表面に付着させて、たとえば、印刷媒体のシートを一時的にプラテンに保持するのに、真空誘導力を使用することが知られている。このような真空保持装置は、市場で実施するのに比較的普通の、廉価な技術であり、指定処理量を向上させることができる。たとえば、表面を貫く穴を有する回転ドラムを設けることが知られており、この場合ドラム円筒を通る真空がドラム表面を貫く穴の位置で吸引力を与える。(今後使用する限り、用語「ドラム」は、本発明を取り入れた曲線状実施形態と同意語であり、一方、用語「プラテン」を平らな保持面と定義することができ、ハードコピー技術ではこの用語は普通のタイプライタのゴムローラのような曲面に対しても使用されている。したがって、本発明の用途の目的では、「プラテン」を一般にハードコピー装置に使用されているすべての形状の紙止め表面に使用する。)
【0003】
複写機またはコンピュータ・プリンタのようなハードコピー装置では、カットシート印刷媒体を、内部印刷ステーションで移動させるのに、または画像を形成しながら印刷ステーションにシート媒体を保持するのに、または両方の操作に、プラテンを使用している。[説明を簡単にするために、すべての形式の印刷媒体を指すのにここでは用語「紙」を使用する。本発明の範囲を制限するつもりはなく、なにかを暗示するつもりもない。]一つの普遍的問題は、大きさの違う紙を管理することである。プラテン表面の真空領域の寸法より小さいシートの縁の周りに開放穴があれば、紙を保持するための真空の損失を生ずる。換言すれば、露出真空ポートが多すぎると、各真空ポート内の流動力の変化および覆われたポートにおける保持力の損失を生ずる。したがって、真空領域全体より小さい紙のシートは表面に堅く付着しない。既知の装置は、末端のユーザが動作機能を手動で切り替えて真空領域を現在使用中の紙の大きさに合わせるよう調節することに依存している。
【0004】
「湿式」印刷環境で、すなわち、液体染料を使用するインクジェット・プリンタのようなハードコピー装置で紙を保持するのに真空を採用する試みが行なわれるにつれて、別の問題が明らかになってきた。(用語「液体染料」または「湿式染料」または「染料」を、ここでは一般に、インクと呼ぶ。(それ自身染料主体のこともあり、顔料主体のこともある)、湿式トナー、を使用しようと、または他の液体着色剤を使用しようと、このようなすべてのハードコピー装置に使用するものをインクという。)インクジェット技術の技巧は比較的良く発展している。コンピュータ・プリンタ、図形プロッタ、複写機、およびファクシミリ機械のような商業製品は、ハードコピーを作成するのにインクジェット技術を採用している。この技術の基本は、たとえば、ヒューレット・パッカード・ジャーナル、Vol.36,No.5(1985年5月)、Vol.39,No.4(1988年8月)、Vol.39,No.5(1988年10月)、Vol.43,No.4(1992年8月)、Vol.43,No.6(1992年12月)、およびVol.45,No.1(1994年2月)の各号の様々な論文に開示されている。インクジェット装置はまた、「出力ハードコピー(原文のまま)装置」第13章(1998年サンディエゴのアカデミック・プレス発行、R.C.DurbeckとH.T.Sherr編集)にW.J.LloydおよびH.T.Taubにより述べられている。
【0005】
たとえば、個別真空穴の領域を使用しているドラム表面の場合、紙の下側に対する局部真空圧は、染料が定着する前に湿式染料を紙材料の毛管作用により引き出す。この結果、前記領域にある穴の個別の影響領域で染料が交互に暗および明の濃度を生ずる。その上、インクジェットの環境では、紙の周辺の周りのポートを通る真空力による空気流がインク滴発射軌道に影響して、最終画像に印刷誤りまたは不規則な人為的生成物を生ずることがある。
【0006】
ペンと紙との間隔が紙の表面にわたって変化するとき、インクジェット印刷に別の問題が生ずる。この間隔変化が急速であれば、小滴の軌道誤差および飛行時間差のため印刷欠陥が生ずる。このような間隔変化は、かなりな大きさの、たとえば、約1乃至2ミリメートルより大きい真空ポートにより紙が局部的に変形すれば、生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
比較的に普遍の多様な大きさの柔軟材料を保持するよう自動的に調節できる真空保持装置の必要性が存在する。保持装置は、(たとえば、約30インチ/秒で回転するドラムの場合)比較的高速で移動しながら動作すべきである。その上、湿式染料印刷環境での使用に適する真空紙保持装置の必要性が存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
その基本的局面において、本発明は、柔軟材料のシートをその上に受けて保持するための装置を提供し、該装置は、真空を発生する機構を備え、更に、複数の区域を有する第1の表面に柔軟材料を受けて保持するための機構であって、前記区域の各々が、それと関連して真空を発生する機構からそれぞれ各区域への真空力送出をトリガする機構、その一つが、それぞれ、複数の区画の各々に関連している、表面の下にあって真空を入れるための複数の機構であって、各々が個別の一つの区域に流体的に結合している複数の機構、および真空を発生する機構から真空を入れる複数の機構まで真空力を多岐管で分配する機構、を備え、トリガする機構が大気圧に開いているとき真空を入れる機構が、大気圧への開放をトリガする機構に関連する区域の一つまで真空力が伝わらない第1の状態にあり、トリガする機構が柔軟材料により覆われているとき真空を入れる機構が、大気圧への閉鎖をトリガする機構に関連する区域の一つまで真空力が伝わる第2の状態にあるようにしている。
【0009】
別の基本的局面において、本発明は、真空力を発生する真空機構を使用して、印刷媒体の可変サイズの個別シートをプラテン表面に固定する方法を提供する。この方法は、表面に複数の個別真空溝を有するプラテンを準備するステップであって、前記溝は、表面の個別区域に関連する組を成して設置され、各々がプラテンを貫く通路により表面の下に隣接する複数の真空プレナム室の一つに流体的に結合しているものであり、前記真空プレナム室は、前記組の各々に関連しており、前記プレナム室は、通路を開閉し且つ室を外部領域と内部領域とに分離する機構を備えており、前記開閉機構は、大気圧に抗して通路開放位置に片寄せられ、真空力が多岐管により外部領域に加えられたとき通路閉鎖位置に引き込まれるものであり、プラテン表面は、大きさの違う印刷媒体に連続して適応するための長さおよび幅を有し且つ、真空力を発生する機構に流体的に結合している、各組に関連した少なくとも一つの真空ポートを備えているものであるステップ、各プレナム室に外部領域から、開閉機構を通路閉鎖位置に移動させることにより通路を閉じるのに十分な所定の値を有する真空力を加え、通路およびそれに関連する溝の内部に実質的大気状態が存在するようにするステップ、および印刷媒体のシートをプラテン表面に移動させるステップであって、印刷媒体のシートと印刷媒体がプラテン表面に接触している真空ポートとの相互作用により印刷媒体のシートにより覆われている真空ポートが開閉機構を、プレナム室の外部領域と内部領域との間の圧力差の変化のため通路開放位置に移動させ、それによりシートを前記表面に固定するようにするステップ、を備えている。
【0010】
更に他の基本的局面において、本発明は、真空力を加える機構を有するハードコピー装置のためのカットシート印刷媒体保持装置を提供するが、該装置は、大きさの違う印刷媒体のシートをその上に連続して収容するのに十分な面積およびその上に分布した複数の真空溝を真空溝の個別組合せとして備えているプラテン外面、プラテン内面、およびプラテン外面およびプラテン内面を真空溝の個別組合せの各々に関連する少なくとも一つの真空トリガと流体的に結合させる複数の真空トリガ・ポート、を備えているプラテンに隣接し、各々が真空溝の個別組合せの一つとの少なくとも一つの流体結合を有する複数の真空プレナム室、真空力を加えるための機構から真空力をプレナム室に分配し、真空トリガ・ポートをプラテン内面から真空プレナム室に流体的に結合させ、各室が真空溝の個別の組の一つおよびそれと関連するトリガ・ポートに別々に結合させるようにするための多岐管、その一つが各真空プレナム室の内部に取付けられ、印刷媒体シートが個別真空トリガ・ポートを覆うと、シートに覆われた真空トリガ・ポートに関連する真空プレナム弁だけに圧力差の変化を生じ、シートに覆われた真空トリガ・ポートに関連する真空プレナム弁を閉鎖位置から開放位置に自動的に移動させて真空力がシートに覆われた真空ポートに関連する真空溝によってだけ加えられるようにする複数の真空プレナム弁、を備えている。
【0011】
更に他の基本的局面では、本発明は、真空力を発生するための真空機構を備えたインクジェット・ハードコピー装置を提供しており、該装置は、大きさの違うカットシート印刷媒体を使用するようになっている。前記装置は、真空機構に流体的に結合した内面および様々な大きさの印刷媒体をその上に受けるための外面を有するプラテン、外面の個別の区域を真空機構に結合させるための多岐管、多岐管に取付けられ、個別区域の各々が個別区域の個別の一つと関連するそれぞれの弁により真空力に個別に結合するようにされた複数の真空動作弁であって、各真空動作弁が個別区域のそれぞれの一つが真空力から遮断される第1の位置、および個別区域のそれぞれの一つが真空力に結合している第2の位置を備えている複数の真空動作弁、およびプラテンを貫通し、真空機構におよび個別区域の一つに関連するトリガ・ポートに一つづつ個別区域のそれぞれの一つに関連する真空動作弁のそれぞれの一つに流体的に結合し、トリガ・ポートを印刷媒体の領域で覆うと弁の前後で大気圧と真空力との間の圧力差が変化して弁が第1の位置から第2の位置に移動するようにしてある複数の真空作動トリガ・ポート、を備えている。
【0012】
別の基本的局面では、本発明は、真空保持装置を提供し、該保持装置は、様々な大きさのカットシート印刷媒体をその上に受けて捕捉するための、個別区域に分割されている、表面を有するドラム、ドラムに結合されている真空多岐管、多岐管に結合され、個別区域への吸引力を調節する少なくとも一つの弁機構、および各区域に関連し、弁機構を作動させる少なくとも二つの関連真空トリガ・ポート機構であって、関連区域に対してカットシート印刷媒体の前縁により覆われるように設置された第1の真空トリガ・ポート機構、および関連区域に対してカットシート印刷媒体の後縁により覆われるように設置された第2の真空トリガ・ポート機構、を備え、真空トリガ・ポート機構の各々は、二つの関連真空トリガ・ポート機構の一つがカットシート印刷媒体により覆われたときはいつでも関連する真空トリガ・ポート機構を閉じる機構を備えている。
【0013】
本発明の長所は、保持材料のサイズに合わせて自動的に調節する真空保持装置を提供することである。
【0014】
本発明の更に他の長所は、複数の真空力分配機構に関連する単一調節装置を提供し、製造を簡単にしていることである。
【0015】
真空の無駄を制限し、所要真空パワーを減らしていることが本発明の更に他の長所である。
【0016】
より高い真空パワーを可能とし、更に強い媒体を保持できることが本発明の更に他の長所である。
【0017】
真空力を、保持している紙のシートを横断して実質的に一様に分布させ、それにより局部的変形が無いようにすることが本発明の長所である。
【0018】
真空力を、保持している紙のシートを横断して実質的に一様に分布させ、それにより湿式染料印刷装置での使用に適していることが本発明の長所である。
【0019】
本発明の他の目的、特徴、および長所は、下記説明および付図を考察することにより明らかになるであろう。付図において類似参照記号は図面を通じて類似形体を表している。
【0020】
この明細書で参照する図面は、特に記す他は尺度に合わせて描かれてはいないことを理解すべきである。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、発明人が本発明を実用化する際に現時点で考えられる最良態様を示している、本発明の特定の実施形態を詳細に参照する。該当する場合代わりの実施形態をも簡潔に説明する。今後説明をハードコピー装置の実施形態に関して説明する。しかし、当業者は、説明した締め具をほとんどすべての柔軟材料、たとえば、金属、厚紙などの比較的大きいシート、を移動させるのに使用できることを認識するであろう。説明の便宜上、本発明を、カットシート印刷媒体を使用するハードコピー装置から成る例示実施形態に関して説明する。本発明は更に広い適用可能性を有していることを認識すべきである。ハードコピー装置の例示実施形態を使用することは本発明の範囲を限定しようとするつもりはなく、このような限定をそれから暗示しようとするものでもない。
【0022】
図1および図2は、ハードコピー装置に使用するための、組立てた柔軟材料保持装置101を示し、該保持装置は、受け保持プレート、または「プラテン」103、真空ゲート弁板105、真空多岐管107、および基礎板109を備えている。真空力を、排気ファン機構を用いるような、現状水準の技術で既知のどんな手法を使用してでも実現できる。紙送り方向を矢印102、図2により示してある。この実施形態では、プラテン103まで送られる紙を保持装置101の側縁104に整列させている。
【0023】
今度は図3、図4、および図5をも参照すると、プラテン103は、複数の真空貫通穴、または「真空ポート」113を備え、各ポートは、空気流のためにプラテン103の外面111にある関連真空溝112(図3および図5のみ)に流体的に結合している。真空ポート113はその関連溝112の床からプラテン103を貫いてプラテン103の内面115(図4だけ)に出ているが、溝112は出ていない。[ここに使用するかぎり「内部」という用語は構造の側または真空を加える方向と同義語であることを意味する。]したがって、真空ポート113を介して締め具101の中に引かれた真空は、吸引力を溝112により外面111にわたって分布させる。外面111の縁104に隣接し且つ溝112の一端に隣接している真空分布トリガ・ポート117は各々、複数の真空ポート113およびそのそれぞれの真空溝112に関連している。図示した実施形態では、プラテン面111は、三つの区域121、122、123に分割されている。各区域121-123には真空分布トリガ・ポート117および5対から成る一組の真空ポート113およびそのそれぞれの関連真空溝112がある。特定の実施形態は、表面111の配置構成および溝、真空ポート113、および真空トリガ・ポート117の相対寸法を特定の必要性に従って修正できる。同様に、真空源の仕様も特定の実施に便利などんな装置でもよい。
【0024】
保持装置101を平面状構造として示したが、本発明の特定の実施形態は、基礎板109がドラムの内面層を構成し、保持装置101の構造がそれを通して真空力を加える円筒を形成しているような回転ドラム構造のような他の形状を取ることができることを認識すべきである。図13を簡単に参照すると、好適実施形態において、プラテン103'およびその下にある組立体は、円筒の軸に平行の方向を向き、円筒面内にある溝112'を有する円筒形ドラム保持装置101'として形成されている。
【0025】
図1乃至図5に戻ると、真空ゲート弁板105が適切な既知の製造技法によりプラテン103の内面115の下に隣接して取付けられている。特に図3および図5を参照すると、ゲート弁板105の外面214は、プラテン103の下側の内面115に隣接することになるが、三つの対221/222、223/224、225/226を成してプラテン103の真空分布プラテン面111の三つの区域121、122、123にそれぞれ対応するよう設置された6個から成る一組の外側真空分布空洞221、222、223、224、225、226を備えている。区域トリガ・ポート117は、プラテン103の外面111からプラテン103を貫き、次にゲート弁板105を貫き、その内面235、図4、から出る連続流体通路である。特に図4を見ると、ゲート弁板105の内面235には、真空プレナムとして働き、一つのプレナムが各プラテン区域121、122、123に関連するようになっている3個から成る一組の内側真空分布空洞231、232、233がある。内側真空分布空洞231、232、233の各々は、図3および図5に見られるように、ゲート弁板105を通って戻る空気流通路を形成するポート295によりゲート弁板105の外面214にある外側真空分布空洞の内の3個、221、222、223に流体的に結合している。各対221/222、223/224、225/226の他の3個の外側真空分布空洞222、224、226は、別々のゲート通路292、294、296によりそれらの個別に関連する内側真空分布空洞231、232、233(図4のみ)に流体的に結合し、したがって各区域121、122、123のプラテン103の真空ポート113をそれらの関連する溝112により内側真空分布空洞231、232、233に結合させている。このようにして、今後図6および図7に関して更に詳細に説明するように、ゲート弁板105は、ゲート型真空プレナムの一部および真空源からプラテン103の表面溝112までの多岐管の一部を形成している。柔軟なダイアフラム237が、図4に透明な形態で示したように内側真空分布空洞231−233を覆い、図5に仮想線で示したように、ゲート弁板内側真空分布空洞に隣接する整列多岐管107の3個の外側真空分布空洞231'、232'、233'をそれぞれ覆っている。したがって、組立たとき、ゲート弁板105および多岐管107の真空分布空洞の整列したそれぞれの対231/231'、232/232'、 233/233'は、それぞれ、ダイアフラム237により分離され、分離真空プレナム室を形成し、そこから最後に真空がプラテン103の表面111の溝112に散布される。
【0026】
多岐管107は、適切な既知の製造手法によりゲート弁板105の内面235(図4だけ)の下に隣接して取付けられている。図3に戻って、多岐管107は、ゲート弁板105の下側の内面235に、3個の内側真空分布空洞231、232、233とそれぞれ整列している3個の外側真空分布空洞231'、232'、233'を備えた外面244を備えている。3個のトリガ・ポート117の各々は、ゲート弁板105の内面235から多岐管107の隣接外面244、図3および図5のみ、の中に個別に連続している。図4を見ると、多岐管107の内面245にはトリガ溝241、242、243を形成する3個の空洞があり、これらトリガ溝は、トリガ・ポート117をそれぞれの空洞床穴251、252、253を介して多岐管107の外側真空分布空洞231'、232'、233'にそれぞれ流体的に結合させている。図3および図4を参照すると、前記結合によりプラテン面111から、トリガ・ポート117まで、プラテン103を内側に貫き、ゲート弁板105を貫いて続き、多岐管107を通り、次にトリガ溝241−243に沿って締め具101の平面内を、多岐管107とゲート弁板105との間にあって空洞231/231'、232/232'、233/233'をそれぞれの外側および内側の真空プレナム領域に分離しているダイアフラム237の内側にある多岐管外側真空分布空洞231'−233’に戻る連続流体接続が作られる。換言すれば、表面111のトリガ・ポート107オリフィスと各分離真空分布空洞231/231'、232/232'、 233/233'の内部領域との間に流体結合が存在している。3個の別の穴281、282、283が多岐管107を通して設けられているがこの目的については後に説明する。多岐管107にある関連空洞および穴も整列して整列プラテン面111の区域121、122、123に関して対を成して個別に動作する。
【0027】
基礎板109は、適切な既知の製造手法のどれによってでも多岐管107の内面245(図4のみ)に隣接して取付けられる。基礎板109の内面265は、最初真空力に暴露されている表面である。基礎板には真空側表面265から、組立たとき、多岐管107の内面245(図4)に隣接する外面264(図3および図5)まで延長する6個の穴261、262、263、271、272、273がある。今度も、これらの穴は、対261/271、262/272、263/273を成してそれぞれ整列しているプラテン面111の区域121、122、123とともに個別に動作する。基礎板109の穴の内、三つの穴261、262、263は、直径が比較的小さい「逃がし穴」であり、上にある多岐管107のトリガ溝241、242、243と流体的に結合しているので、動作の全期間、トリガ溝に真空力を加える。基礎板109の他の3個の穴271、272、273は、直径が比較的大きい真空引き穴であり、締め具101を組立たとき、多岐管107を介して、それそれ、三つの穴281、282、283と直接整列するが、前記3個の穴281、282、283は、弁ゲート板105の3個の穴と整列しており、前記3個の穴291、292、293はこのとき弁ゲート板105の外面214にある3個の外側真空空洞221、223、225(図3)の中に開いている。これら3個の外側真空空洞221、223、225には各々、ダイアフラム237の外側にあるゲート弁板の外面235で弁ゲート板105の3個の内側真空分布空洞231、232、233に、それぞれ、流体的に結合している複数の真空ポート295が設けられている。換言すれば、整列した真空引き穴は、三つ組み271/281/291、272/282/292を成して設置され、基礎板109の基礎板真空側265(図4)から構造を通じてずっと上方のダイアフラム237の外側(図5だけ)まで真空通路を形成している。
【0028】
真空流体回路は、プラテン103の真空ポート113から基礎板109の真空側まで三つの区域121、122、123の真空ポート113を、それぞれ弁ゲート板105の3個の外側真空空洞221、232、233に3個の外側真空分布空洞222、224、226を介して整列させることにより完成している。前記3個の外側真空分布空洞222、224、226はゲート弁板を貫いて3個の比較的大きい中心穴292、294、296、図4および図5でのみ見られる、を設けることによりゲート弁板105の外面214に「真空ポート溝」222、224、226を形成するよう構成され、それにより3個の外側真空ポート溝222、224、226を複合弁ゲート板105・多岐管107の真空分布空洞231/231'、231/231'、233/233'を連絡しおよび分離するダイアフラム237の外側に流体的に結合している。各中心穴292、294、296の真空側周辺には弁座、または「リップシール」299(図4のみ)が設けられている。
【0029】
真空流体回路、および組立てた保持装置101の動作を図6および図7に概略図示してある。真空力を矢羽300で示す。図6は、本発明による保持装置101の一つのトリガ作動ゲート弁装置をトリガ開放、ゲート弁閉鎖の状態、たとえば、表面111の区域121、図3−図5、について示す。図7は、本発明による同じトリガ作動ゲート弁装置をトリガ閉鎖、ゲート弁開放の状態で示す。
【0030】
トリガ・ポート117が開いている状態で、すなわち、トリガ・ポートを覆う紙が存在しないとき、真空力300が加えられると、トリガ・ポートの上方に大気圧が存在する。基礎板109の逃がし穴261は、大きいトリガ・ポート117およびプラテン103の真空ポート113に比較して比較的直径が小さいものである。真空力300は、ダイアフラム237を外向き上方にリップシール299に接触する位置に引く所定の値で構造に加えられる。すなわち、真空は、基礎板109の真空引き穴271、それと整列している多岐管穴281、および整列した弁ゲート穴291を経て弁ゲート板105の外側真空分布空洞221に入る広い通路を備えており、この外側真空分布空洞221は、弁ゲート板105の真空ポート295を経てダイアフラム237を中心穴292のリップシール299に抗して上方に引く弁ゲート板105の内側真空分布空洞231に連絡している。逃がし穴261による真空引きは比較的に無視できる。したがって、トリガ・ポート117が開いていると、ダイアフラムがリップシール299に抗して引かれるにつれて、その関連する組の5個の真空ポート113およびそのそれぞれの関連する表面溝112が真空力300に対して締め切られる。真空ポート113により、弁ゲート板105の外側真空ポート溝222および中心穴292が大気圧状態を受ける。同様に、トリガ・ポート117、多岐管107のトリガ溝241、および床穴251により、逃がし穴261がそれらと比較して小さいので、多岐管107の外側真空空洞231'も実質的に大気圧にある。
【0031】
次に、紙シート302が、前縁がトリガ・ポート117を覆うように紙縁が保持装置101の縁104と整列した状態でプラテン103の表面111の上に既知の手法で送り込まれる(図1、矢印102)と仮定する。これを図7に示す。逃がし穴261により、真空力300は、整列して現在閉じているトリガ・ポート117および多岐管107の内側トリガ溝241と多岐管107の床穴251を通して、閉ループ真空通路回路としての多岐管107の外側真空分布空洞231'を介してダイアフラム237を引き、そこに真空力を確立し、ダイアフラム237を弁ゲート板105の内側真空分布空洞231のリップシール299から引き離す。その結果、真空が今度は基礎板109の真空引き穴271、それと整列している多岐管穴281、および弁ゲート板105の穴291を経て弁ゲート板105の外側真空分布空洞221に入り、5個の真空ポート295を通り、次に中心穴292を通り、次に弁ゲート板105の外側真空分布空洞222、5個の関連真空ポート113、その関連する組の5個のプラテン面111の溝112を経由する広い通路を有する。多岐管107の外側真空分布空洞231'、その床穴251、トリガ溝241、およびトリガ・ポート117は、逃がし穴261によりなおも真空300を受けている。真空力300はそれによりダイアフラム237をリップシール299から遠ざけておくことができる。真空は、覆われたトリガ・ポート117を有する区域にわたって分布しているが、開いたトリガ穴を有するプラテン面111には、その溝112に引き込む真空は存在しない。すなわち、真空状態は自動的に、トリガ・ポート117が覆われているプラテン表面111の区域を通してのみ存在する。大きさの違う紙は一定のトリガ・ポートだけを覆うから、関連区域だけが真空作動する。
【0032】
ハードコピー装置の実施の場合には、シートの前領域全体が捕らえられるように真空区域を作動させるにはシートの前縁が一つのトリガ・ポートを覆うだけでよいから、円筒形ドラム装置が好適である。ドラムが回転するにれて、シートの後続領域が後続のトリガ・ポートを横断し、それらの領域に対する真空動作を開始させ、紙の後縁が捕らえられると停止する。ドラムの円周を装置で使用する紙の最大寸法より大きくし、このようなシートが捕らえられたとき少なくとも一つのトリガ・ポートを覆われないままにすることにより、現在捕らえられているシートの取り外し期間中に後続シートを捕らえることができる。シートがプラテンの上方で引き渡され、前縁が、媒体サイズに応じて、一つ以上のトリガ・ポートの上に垂直に置かれる平面状プラテンのような、他の実施形態を計画できることに注目のこと。
【0033】
これまで説明したプラテン、ゲート弁板、多岐管、および基礎板の溝、ポート、穴、および空洞の配置は組合わさって、その表面区域のトリガ・ポートが開いているか覆われているかにより、真空力を表面区域に多岐管で分配する機構を形成する。トリガ・ポートをハードコピー装置で使用されると予想される様々な大きさの媒体に合わせて適切に設置することにより、表面真空が、使用中の現在の媒体に合わせて装置を調節するというユーザの関与なしにすべての大きさに自動的に適応するよう適切に制限される。
【0034】
真空ドラムの実施形態についてプラテン103の表面111に真空トリガ・ポート117を設置するよう修正したものを図8および図9に示す。プラテン表面111の各区域121、122、123に対して二つのトリガ・ポート417、417'を設けるのが有利であることが見いだされている。一つのトリガ・ポート417、417'を区域121の真空溝112の配列の各縁に設置する。いずれかのトリガ・ポート417、417'が閉じれば、両ポートを閉じたと同等の流れ状態が生ずるので、図3−図5の真空力系に分配する機構により形成される下方隣接真空プレナム弁装置が作動して関連表面溝112に真空を与える。したがって、いずれかの側から表面111の区域を覆う紙の前縁または後縁がその区域に対する真空を作動させる。こうすると紙のシートの前縁または後縁領域のいずれかが真空保持に曝されない機会が実質的に存在しなくなる。
【0035】
図10は、プラテン103の表面に二重真空トリガ・ポート417、417'があり、各トリガ・ポート417、417'に組み込みフラップ418、418'がある実施形態を概略示している。フラップ418、418'から内側に、別々のトリガ・ポート417、417'が単一トリガ通路に混合するか、またはポート417"が図1−図7の実施形態のトリガ・ポート117の真空通路と同じ様式で構成され、動作する。真空引きの流れを「FLOW(f)」と記した矢印により表してある。フラップ418、418'は、どのトリガ・ポート417、417'も紙により覆われていないとき、各フラップを通過する流れが流れ全体の半分に等しいか、またはフラップを片寄せ力に抗して変位させるのに不十分であるよう計画されている「f÷2」であるように開放位置に片寄せられるよう構成されている。同様に、f÷2より大きいFLOW(f)に対して設計はフラップ418、418'を真空引きの方向に変位させるようになっている。したがって、いずれかのトリガ・ポート418、418'が紙の前縁または後縁により覆われれば、覆われないポートを通る流れが全力「f」に達してフラップをその片寄せ力に抗して変位させ、覆われていないポート通路を閉じるまでまで増大する。したがって、真空力を多岐管で分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁が、対を成す両トリガ・ポート417、417'が閉じて締め具動作が図6および図7で実証したように進行しているという「信号を受ける」。
【0036】
図11は、図10のフラップ418、418'の代わりに動作する中心平衡ばね419を使用する代わりの二重トリガ・ポート417、417'の構成を概略示している。いずれかのポート417、417'が閉じれば、他方のポートを通る流れが増大し、ばね419を始動させてその上に紙が存在しないにもかかわらずそのポートを閉じる。今度も、真空力を多岐管分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁が、両者が閉じて動作が図6および図7で実証したように進行しているという「信号を受ける」。
【0037】
図12は、ダイアフラム天秤421を利用してトリガ真空室422、422'を分離し、分離した室のそれぞれの領域からの二つの出口通路423、423'−EXIT1およびEXIT2として描いてあり、且つそのように参照する−が真空力を多岐管分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁に対するトリガ装置として動作するようにした別の二重トリガ・ポート417、417'の構成を概略示している。梁ゲート425がダイアフラム天秤421の中心に結合し、各出口通路423、423'に一つずつ、二つの通路止め427、427'が設けられている。各トリガ・ポート417、417'関連導管420、420'を経由してダイアフラム天秤421の反対側に流体結合している。
【0038】
プラテン103の表面111に媒体が存在しないとき、相対圧力がダイアフラム天秤421の両側で釣り合い、両通路423、423'が開く。すなわち、大気圧の空気が両出口通路423、423'を通って真空力を多岐管分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁に流れる。プラテン103の表面111にある媒体のシート(図示せず)が両トリガ・ポート417、417'を覆うと、ダイアフラム天秤421が中心にある状態で流れが止まり、上に説明したように、真空がトリガ・ポート417、417'を通って引き、紙を所定位置に保持する。紙シートの前縁がトリガ・ポート417を覆うと、流れが止まり、EXIT1の通路423を通る真空引きにより真空がダイアフラム天秤421の上に生ずる。ダイアフラム天秤421は、梁ゲート425の通路止め427'がEXIT2の通路423を閉じるまでEXIT1の方に撓み、後縁ポート417'から真空力を多岐管分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁への空気流を遮断し、両トリガ・ポート417、417'が閉じているということを報せる。同様に、媒体シートの後縁だけがトリガ・ポート417'を覆っていれば、その関連導管420、420'を通る空気流が止まり、ダイアフラム天秤421の他方の側−EXIT2の側−にあるトリガ真空室内に真空が生ずる。真空が通路423'を通って引くにつれて、ダイアフラム天秤421が、前縁ポート417覆われたときとは反対の方向に撓み、EXIT1の通路止め427が閉じるまで梁ゲート425を移動させる。EXIT1が止め427により封止された状態で、真空力を多岐管分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁への流れが再び遮断され、真空が表面の溝112に伝えられる。
【0039】
図13は、本発明による紙保持装置101'を採用しているインクジェット・プリンタ501を示す。ハウジング503がプリンタの電気的および機械的動作機構を囲んでいる。動作は、適切なケーブルによりコンピュータ(図示せず)に接続された電子式制御器(普通、マイクロプロセッサまたはアプリケーション特有集積回路(「ASIC」)により制御される印刷回路板)により制御される。通常のまたは汎用のマイクロプロセッサまたはASICのためのファームウェアまたはソフトウェア指令で画像作成、印刷、印刷媒体処理、制御機能、および論理をプログラムし且つ実行することは周知である。末端ユーザにより入力トレイ507に装填されるカットシート印刷媒体505は、適切な紙経路輸送機構(図示せず)によりY軸方向に真空ドラム保持装置101'まで送られ、締め具101'は、前述の方法および装置の細目に従ってシートをプラテン103'の表面111'の上に捕らえ、これを内部の印刷ステーションまで移動させる。往復台509が、スライダ511に取付けられているが、印刷媒体を横断してX軸方向(矢印で示す)に走査する。エンコーダ・ストリップ513および付属の既知様式の装置(図示せず)が設けられてすべての所定時刻における往復台509の位置を追跡している。一組の個別インクジェット・ペン、または印字カートリッジ、515が往復台509に開放可能に取付けられ、アクセスおよび取り替えを容易にしている(一般に、フルカラー装置では、減色混合法の原色、シアン、黄色、マゼンタ(CYM)および真黒(K)のインクが設けられている)。各ペンまたはカートリッジ515は、インクの微小滴を「噴出」してドットのスウォースを、図形画像または英数文字列を現状水準の技術のドット・マトリクス技法を用いて作成する隣接設置印刷媒体上に形成する一つ以上の印字ヘッド機構を備えている。(注記:静止した、ページ大の、インクジェット印刷機構も採用可能である。)
【0040】
真空保持装置101'に保持されている紙シートを取り外すための多様な機構−ブロワ、選択可能持ち上げフィンガ、などのような−が業界で公知であり、本発明に関連して採用可能である。これら機構のこれ以上の説明は本発明を理解するのに不要である。
【0041】
当業者が認識するように、説明した実施形態を特定の計画の必要性に適応するよう変えることができる。プラテンの大きさ、弁の数、および関連するプラテン内の真空伝達構造の数をどんな特定の装置にでも合うように変えることができる。この点で、好適実施形態をハードコピー装置の特定の設計に合わせて特別に構成することができる。湿式染料印刷装置では、媒体の毛管を通って湿った染料を引く真空により印刷人為生成物が作り出されないように溝およびポートの寸法を極小にすべきである。
【0042】
更に、インクジェット印刷装置では、溝およびポートの寸法および真空力のレベルを、媒体表面の密接した局部的変形が生じないように選定すべきである。このような局部的変形は、ペンと紙との間隔の固有の変形がインク小滴の飛行時間の変化および軌道誤差と相互に作用し合うとき印刷人工生成物を生ずる可能性がある。
【0043】
当業者に知られているように紙の組成、染料の組成、などのような因子は、変化するが、市販の普通紙について、約0.2乃至1.0mmの範囲の特徴を有するドラム表面は、約10mmの直径を有する丸いダイアフラムを備えた真空力を多岐管分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁にかかる水柱(「W.C.」)5インチと同等の真空圧力を使用するとき、受容可能な性能を与えることが見いだされている。一般に、真空力を多岐管分配する機構のダイアフラム真空プレナム弁を設置する方法および装置は、プレナムの表面の小さい区域を制御しながら弁を極大にすることである。各弁を隣接する組の表面真空溝の下に突出できるようにすることにより、弁直径を溝のスパンより大きくすることができ、たとえば、約7.5mmの断面寸法を有する5個の溝の各区域について10mmのダイアフラムとすることができる。(したがって図13において、プラテン103'の溝112'の大きさを例示の目的で誇張してあることを認識すべきである。)一般的に言うと、開放/閉鎖の流れの比は、約100:1が適切であることがわかっている。図3−図5に示したように真空力を多岐管分配する機構の各ダイアフラム真空プレナム弁の位置を互い違いにすることは、特定の弁装置の更に大きい詳細形体が製造および組立の許容差に対する感度を下げることができるので有利である。
【0044】
したがって、本発明は、プラテン面上の紙の有無を検出し、真空を覆われている表面の区域にだけ自動的に供給する方法および装置を提供する。多岐管分配される真空と大気圧との間の圧力差により生ずる弁機構の張力は、弁機構が表面にある紙のシートにより生ずる圧力差の変化によりトリガされるまで真空吸引力が表面に存在しないように釣り合わされる。
【0045】
当技術では、印刷媒体および関連ハードコピー装置は、一般に、Aサイズ、たとえば5×7インチから8.5×14インチまでの範囲にある(または「法定」)、として類別され、Bサイズ、Cサイズ、および大型技術描画、青写真などのためのDサイズに連続して大きくなっていることが知られている。。本発明を一般的技術原理および慣習に従ってこれらの装置の各々に適応させることができる。
【0046】
本発明の例示実施形態のこれまでの説明は、例示および説明の目的で提示してきた。本発明を徹底的に説明したり、開示した精密な形態または例示実施形態に限定したりするつもりはない。明らかに、多数の修正案および変態例−特にたとえば多岐管装置に関して−が当業者に明らかであろう。その上、現在の最良態様を多片組立体または構造を現在は本質的に図示してあるが、込み入った既知様式のモールド手法を使用して計画できる単一形態も本発明の範囲内にある。同様に、説明したすべての方法ステップは、同じ結果を達成するために他のステップと相互に交換可能である。実施形態は、本発明の原理およびその最良態様の用途を最も良く説明し、それにより当業者が様々な実施形態についておよび様々な修正案で考え得る特定の使用法または実施形態に適しているとして使用できるために選定して説明したものである。本発明の範囲をここに付記する特許請求の範囲およびその同等事項により規定するつもりである。
【0047】
なお、本発明の上記した実施の形態を列挙すると以下の通りである。
【0048】
1.大きさ可変の、個別の印刷媒体シートを真空力を発生する真空手段を使用してプラテン表面に固定する方法において、
1)前記表面の個別の区域(121、122、123)に関連する組を成して設けられている表面(111)を有する複数の個別真空溝(112)を備えたプラテン(103)を準備するステップであって、
前記溝が、前記プラテンを貫く通路(113)により、前記表面の下にあって前記各組に関連している複数の真空プレナム室(222、292、231/231'、下を参照)の一つに流体的に結合しており、
前記プレナム室が、前記通路を開閉し且つ前記室を外部領域(ダイアフラム上方)および内部領域(ダイアフラムの真空側)に分離する手段(237)を備え、前記開閉する手段は、大気圧に抗して通路開放位置に片寄せられており、前記真空力が前記外部領域に多岐管分配されると通路閉鎖位置の方に引かれるものであり、
前記プラテン面の長さおよび幅寸法は、大きさの違う印刷媒体に連続的に適応するようになっており、
前記表面には真空力を発生する前記手段に流体的に結合している前記各組に関連する少なくとも一つの真空ポートがあるプラテン(103)を準備するステップ、
2)前記各プレナム室に前記外部領域(図6)から前記真空力を加えるステップであって、前記真空力は、前記開閉する手段を前記通路閉鎖位置に移動させることにより前記通路を閉鎖するのに十分な所定の値のものであるステップ、
3)印刷媒体のシート(701)を前記プラテン面上に移動させるステップであって、前記印刷媒体のシートと前記プラテン面に接触している前記真空ポートとの相互作用により、前記印刷媒体のシートにより覆われている真空ポートは、前記開閉する手段を、前記プレナム室の前記外部領域と前記内部領域との間の圧力差の変化のため前記通路開放位置の方に移動させ、それにより前記シートを前記表面に固定するステップ、を備えた方法。
【0049】
2.真空力(300/Fv)を加える手段を有する、ハードコピー装置(501)用カットシート印刷媒体締め具装置(101)において、
(A)サイズの違う印刷媒体シート(701)に連続的に適応するのに十分な面積を有するプラテン外面(111)、
真空溝の個別集合体(121、122、123)としてその上に分布している複数の真空室(112)、プラテン内面(115)、および
前記プラテン外面および前記プラテン内面を流体的に結合する複数の真空トリガ・ポート、
を備え、少なくとも一つの真空トリガ・ポート(117)が前記個別組合せの真空溝に関連しているプラテン(103)、
(B)前記プラテンの下にあり、各々が前記個別組合せの真空溝の一つと少なくとも一つの流体継手(113)を備えている複数の真空プレナム室(231/231'、下を参照)、
(C)真空力(300)を前記プレナム室に加えるための前記手段から真空力を分配するための、および
前記真空トリガ・ポートを前記プラテン内面から前記真空プレナム室に流体的に結合させて前記室の各々が前記個別組合せの真空溝の一つおよびこれに関連するトリガ・ポートに別々に結合させるための多岐管(105、107、109)、
(D)その一つが前記真空プレナム室の各々の内部に取付けられ、
個別真空トリガ・ポートを印刷媒体シートが覆うと、それに流体的に結合しているシートに覆われた真空トリガ・ポートに関連する真空プレナム弁の前後のみに圧力差を生ずるようにされ、
シートに覆われた真空トリガ・ポートに関連する前記真空プレナム弁を閉鎖位置から開放位置に自動的に移動させ、
真空力がシートに覆われた真空ポートに関連する真空溝によってのみ加えられるようにした複数の真空プレナム弁(237)、
を備えていることを特徴とするカットシート印刷媒体締め具装置(101)。
【0050】
3.前記装置が更に曲線状組立体を備えている上記2に記載の装置。
【0051】
4.前記曲線状組立体が、
長手方向回転軸を有する真空ドラム(101')を備え、
前記プラテン(103')の外面(111')が一定範囲の印刷媒体サイズに適応する円周寸法および長手寸法を備え、前記個別組合せの真空溝(112')がそれぞれの溝の長手軸に対して前記回転軸に平行に設置され、
前記各個別組合せの真空溝に関連する前記真空トリガ・ポート(117')は前記各個別組合せの一端に分布して前記プラテンの外面のまわりに包まれた前記印刷媒体のシートが前記複数の真空トリガ・ポートの少なくとも一つを覆うようにしてある上記3に記載の装置。
【0052】
5.前記各個別組合せの真空溝は、二つの真空トリガ・ポート(417、417')、前縁トリガ・ポート、および後縁トリガ・ポートを備え、
前記前縁トリガ・ポートおよび後縁トリガ・ポートは、
流体継手(図10−図12)および
弁機構(418、418'、または419、または421/423/425/427)を
備えて、前記前縁トリガ・ポートを前記シートの前縁でまたは前記後縁トリガ・ポートを前記シートの後縁で覆うと、前記真空力が多岐管により分配されて前記二つの真空トリガ・ポートの他方を閉じるようにしている上記4に記載の装置。
【0053】
6.前記真空プレナム弁の各々は、それぞれの真空プレナム室を分離するダイアフラムであり、前記ダイアフラムが第1の室(231/232/233)および第2の室(231'/232'/233')に取付けられて、
前記第1の室が前記少なくとも一つの流体継手(113)により真空溝(112)の前記個別の組合せ121、122、123の一つに流体的に結合され(292、222、133)、真空力を加える前記手段に流体的に結合され(295、221、291、281、271)、
前記第2の室が前記各個別組合せの真空溝に関連するそれぞれのトリガ・ポート(117)との第2室流体継手(241/251)を備え、
前記第2室流体継手が真空力を加える前記手段への真空逃がし継手(261)を備えるようにされ、
前記ダイアフラムには、
前記それぞれのトリガ・ポートが印刷媒体のシートにより覆われていないとき前記それぞれのトリガ・ポートに関連する前記真空溝に真空力が多岐管分配されないようになっている閉鎖位置、および
前記それぞれのトリガ・ポートが印刷媒体のシートにより覆われているときき前記それぞれのトリガ・ポートに関連する前記真空溝に真空力が多岐管分配されるようになっている開放位置、
を有する上記4または5に記載の装置。
【0054】
7.真空力(300/Fv)を発生する真空手段を有するインクジェット・ハードコピー装置(501)であって、前記装置はサイズの違うカットシート印刷媒体を使用するようになっているものにおいて、
(A)前記真空手段に流体的に結合している内面(265)および様々なサイズの印刷媒体をその上に受ける外面(111)を有するプラテン(103/103')、 (B)前記外面(111)の個別区域(121、122、123)を前記真空手段に結合するための多岐管(105、107、109)、
(C)前記各個別区域が前記個別区域の個別の一つに関連するそれぞれの弁により前記真空力に個別に結合するように、前記多岐管に取付けられ、
各々が個別区域のそれぞれの一つが前記真空力から遮断されている第1の位置、および個別区域のそれぞれの一つが前記真空力に結合される第2の位置、を有している複数の真空動作弁、および
(D)前記プラテンを貫く複数の真空作動トリガ・ポートであって、
前記真空手段におよび個別区域のそれぞれの一つに関連する前記真空動作弁のそれぞれの一つに流体的に結合し、
前記トリガ・ポートの各一つが、トリガ・ポートを前記印刷媒体の領域で覆うと大気圧と前記真空力との間の圧力差が前記弁の前後において変化し、前記弁が前記第1の位置から前記第2の位置に移動するように前記個別区域の一つに関連している、複数の真空作動トリガ・ポート、
を備えていることを特徴とするインクジェット・ハードコピー装置(501)。
【0055】
8.前記プラテンおよび前記多岐管が真空ドラム(101')を形成している上記7に記載のハードコピー装置。
【0056】
9.前記複数の真空動作弁は、前記プレナムの前記外面の最小のそれぞれの個別区域の面積を制御しながら前記弁の各々の大きさを極大にするような形状および寸法を有する真空プレナム・ダイアフラム弁から成る装置を備えている上記7または8に記載のハードコピー装置。
【0057】
10.インクジェット・ハードコピー装置(501)の真空締め具において、
様々なサイズのカットシート印刷媒体をその上に受けて捕捉するための、個別区域に分割されている、表面(103')を有するドラム(101')、
ドラムに結合している真空多岐管(103/105/107/109)、
吸引力を前記個別区域に弁を通して分配する多岐管に結合された少なくとも一つの弁機構(237)、および
前記区域の各々に関連する、
前記弁機構を作動させるための少なくとも二つの関連真空トリガ・ポート機構(113/117)であって、
第1の真空トリガ・ポート機構(113)は関連する区域に対して前記カットシート印刷媒体の前縁により覆われるような位置にあり、
第2の真空トリガ・ポート機構(117)は関連する区域に対して前記カットシート印刷媒体の後縁により覆われるような位置にあり、
前記真空トリガ・ポート機構の各々は、前記二つの関連真空トリガ・ポート機構の一つが前記カットシート印刷媒体により覆われるとき、関連真空トリガ・ポート機構を閉じるための手段(261)を備えていることを特徴とする真空締め具。
【0058】
【発明の効果】
本発明は、上記した如き工程及び構成を備えているので、保持材料のサイズに合わせて自動的に調節する真空保持装置を提供することが可能であり、複数の真空力分配機構に関連する単一調節装置を提供し、製造を簡単にしており、真空の無駄を制限し、所要真空パワーを減らしており、より高い真空パワーを可能とし、更に強い媒体を保持可能としており、真空力を、保持している紙のシートを横断して実質的に一様に分布させ、それにより局部的変形が無いようにすることが可能であり、真空力を、保持している紙のシートを横断して実質的に一様に分布させ、それにより湿式染料印刷装置での使用に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空締め具の上方斜視図である。
【図2】図1に示したような本発明による真空締め具の下方斜視図である。
【図3】図1および図2に示したような本発明による真空締め具の分解上方斜視図である。
【図4】図1、図2、および図3に示したような本発明による真空締め具の分解下方斜視図である。
【図5】図3および図4に示したような本発明による真空締め具の、図3とは違う角度から見た分解上方斜視図である。
【図6】図1乃至図5に示したような本発明の真空制御弁の動作を実証する概略図である。
【図7】図1乃至図5に示したような本発明の真空制御弁の動作を実証する概略図である。
【図8】図1乃至図5に示したような本発明のための代わりの二重トリガ・ポート実施形態を実証する概略図である。
【図9】図1乃至図5に示したような本発明のための代わりの二重トリガ・ポート実施形態を実証する概略図である。
【図10】図1乃至図5に示したような本発明のための代わりの二重トリガ・ポート実施形態を実証する概略図である。
【図11】図1乃至図5に示したような本発明のための代わりの二重トリガ・ポート実施形態を実証する概略図である。
【図12】図1乃至図5に示したような本発明のための代わりの二重トリガ・ポート実施形態を実証する概略図である。
【図13】本発明に従い、図1乃至図12に実証した方法および装置を採用しているインクジェット・ハードコピー装置である。
【符号の説明】
101 媒体締め具装置
103 プラテン
105、107、109 多岐管
111 プラテン表面
112 真空溝
113 流体継手
115 プラテン内面
117 真空トリガ・ポート
121、122、123 表面の区域
222、231 真空プレナム室
237 真空プレナム弁
Claims (9)
- 大きさの異なる、個別の印刷媒体シートを真空力を発生する真空手段を使用してプラテン表面に固定する方法において、
複数の個別の真空溝を持つプラテン表面を有するプラテンを準備するステップであって、
前記真空溝が前記プラテン表面の個別の区域に関連する組として配置され、
前記真空溝の各々が前記プラテンを貫く通路としての真空ポート(113)により、前記プラテン表面の下にある複数の真空プレナム室の1つに流体的に結合しており、さらに前記真空プレナム室の1つが前記組の各々に関連付けされており、
前記真空プレナム室内の通路を開閉し、前記プレナム室を内部領域および外部領域に分離する開閉手段を備え、前記開閉手段が大気圧に抗して通路開放位置に片寄せられて、前記真空力が前記外部領域に分配されると通路閉鎖位置の方に引かれ、
前記プラテン表面の長さと幅寸法は、大きさの違う印刷媒体シートに適応するようになっており、
前記プラテン表面は、真空力を発生する前記開閉手段に流体的に結合された前記各組に関連する少なくとも1つの真空ポート(113)を有するプラテンを準備するステップと、
前記プレナム室に前記外部領域から真空力を加えるステップであって、関連する通路と溝内をほぼ大気圧状態にすることにより、前記開閉手段を前記通路閉鎖位置に移動させて、前記通路を閉鎖するのに十分な値の真空力を加えるステップと、
印刷媒体シートを前記プラテン表面上に移動させるステップであって、前記印刷媒体シートが前記プラテン表面に接触している場合に前記印刷媒体シートと前記真空ポート(113)との相互作用により、前記印刷媒体シートに覆われている真空ポート(113)が、プレナム室の前記外部領域と内部領域間の圧力差により前記開閉手段を自動的に通路開放位置の方に移動させ、それにより前記印刷媒体シートを前記表面に固定するステップと、を備えていることを特徴とする印刷媒体真空固定方法。 - 真空力を加える手段を有するハードコピー装置用のカットシート印刷媒体保持装置において、
サイズの違う印刷媒体シートに順次適応するのに十分な面積および真空溝の個別の組として配置されている複数の真空溝を上面に持つプラテン外面と、プラテン内面と、少なくとも1つの真空ポート(113)が前記個別の組の真空溝の各々に関連付けされて設けられ、前記プラテン外面および内面を流体的に結合している複数の真空ポート(113)とを有するプラテンと、
プレナム室の各々が前記個別の組の真空溝の1つに少なくとも1つの流体継ぎ手を備えている前記プラテンの下の複数の真空プレナム室と、
前記プレナム室に真空力を加えるため前記真空力を加える手段から真空力を分配するとともに、前記プラテン内面と前記真空プレナム室を前記真空ポート(113)により流体結合させて、前記プレナム室の各々を前記個別の組の真空溝の1つおよび溝に関連する真空ポート(113)に個別に結合するための多岐管と、
複数の真空プレナム弁であって、前記複数の真空プレナム弁の1つが前記真空プレナム室の各々の内部に取り付けられることにより、個別の真空ポート(113)の印刷媒体シートの有効範囲が、真空プレナム弁に流体的に結合された前記印刷媒体シートで覆われた真空ポート(113)に関連する真空プレナム弁の両端だけに圧力差を発生し、印刷媒体シートで覆われた真空ポート(113)に関連する前記真空プレナム弁を閉鎖位置から開放位置に自動的に移動させ、真空力が印刷媒体シートで覆われた真空ポート(113)に関連する真空溝によってのみ加えられる、複数の真空プレナム弁と、を備えていることを特徴とする印刷媒体保持装置。 - 真空力を加える手段を有するハードコピー装置用のカットシート印刷媒体保持装置において、
サイズの違う印刷媒体シートに順次適応するのに十分な面積および真空溝の個別の組として配置されている複数の真空溝を上面に持つプラテン表面と、プラテン内面と、少なくとも1つの真空ポート(113)が前記個別の組の真空溝の各々に関連付けされて設けられ、前記プラテン表面および内面を流体的に結合している複数の真空ポート(113)とを有するプラテンと、
プレナム室の各々が前記個別の組の真空溝の1つに少なくとも1つの流体継ぎ手を備えている前記プラテンの裏側の複数の真空プレナム室と、
前記プレナム室に真空力を加えるため前記真空力を加える手段から真空力を分配するとともに、前記プラテン内面と前記真空プレナム室を前記真空ポート(113)により流体結合させて、前記プレナム室の各々を前記個別の組の真空溝の1つおよび溝に関連する真空ポート(113)に個別に結合するための多岐管と、
複数の真空プレナム弁であって、前記複数の真空プレナム弁の1つが前記真空プレナム室の各々の内部に取り付けられることにより、個別の真空ポート(113)の印刷媒体シートの有効範囲が、真空プレナム弁に流体的に結合された前記印刷媒体シートで覆われた真空ポート(113)に関連する真空プレナム弁の両端だけに圧力差を発生し、印刷媒体シートで覆われた真空ポート(113)に関連する前記真空プレナム弁を閉鎖位置から開放位置に自動的に移動させ、真空力が印刷媒体シートで覆われた真空ポート(113)に関連する真空溝によってのみ加えられる、複数の真空プレナム弁と、
前記プラテンと、真空プレナム室と、多岐管と、真空プレナム弁とを組立体に構成したことを特徴とする、印刷媒体保装置。 - 真空溝の前記個別の組の各々が2つのトリガポート(417,417´)、すなわち前縁トリガポートと後縁トリガポートを有しており、前記前縁トリガポートと後縁トリガポートが流体継手および弁機構を有することにより、前記前縁トリガポートを前記印刷媒体シートの前縁によって、または前記後縁トリガポートを前記印刷媒体シートの後縁によってかのどちらかで覆うことにより、前記真空力を多岐管分配して前記2つのトリガポートの他方を閉じるようしたことを特徴とする、請求項3に記載の印刷媒体保装置。
- 前記真空プレナム弁の各々が、それぞれの真空プレナム室を分離するダイヤフラムであって、
前記真空プレナム室には前記ダイヤフラムが第1室および第2室内に取り付けられることにより、前記第1室は、前記少なくとも1つの流体結合により真空溝の前記個別の組合わせの1つに流体的に結合され、前記真空力を加える手段に流体的に結合されており、
前記第2室は、真空溝の前記個別の組合わせの各々に関連するそれぞれのトリガポート(117)への第2室流体継手を有し、前記第2室流体継手が真空力を加える前記手段に真空逃がし継手を備え、
前記ダイヤフラムには、前記それぞれのトリガポートが印刷媒体シートにより覆われていないとき前記それぞれのトリガポートに関連する前記真空溝に真空力が多岐管分配されないようになっている閉鎖位置と、前記それぞれのトリガポートが印刷媒体シートにより覆われているとき前記それぞれのトリガポートに関連する前記真空溝に真空力が多岐管分配されるようになっている開放位置を有することを特徴とする、請求項3に記載の印刷媒体保装置。 - サイズの違うカットシート印刷媒体を使用するのに適応する、真空力を発生する真空手段を有するインクジェット・ハードコピー装置において、
前記真空手段に流体的に結合しているプラテン内面と様々なサイズの印刷媒体シートを上に受けるプラテン外面とを有するプラテンと、
前記プラテン外面の個別の区域を前記真空手段に結合する多岐管と、
前記各個別の区域が前記個別の区域の個々の1つに関連するそれぞれの弁により前記真空力に個々に結合されるように、前記多岐管に取り付けられる複数の真空作動弁であって、
前記真空作動弁の各々が、個別の区域のそれぞれ1つが前記真空力から遮断される第1位置と、個別の区域のそれぞれ1つが前記真空力に結合される第2位置とを有する、複数の真空作動弁と、
前記真空手段と前記個別区域のそれぞれ1つに関連する前記真空作動弁のそれぞれ1つとに流体的に結合されており、かつ前記プラテンを貫く複数の真空ポートであって、前記真空ポートの各1つが前記個別区域の1つに関連付けされることにより、前記印刷媒体シートの領域で真空ポートを覆うことにより、大気圧と前記真空力との間の圧力差が前記真空作動弁の前後において変化して、前記真空作動弁を前記第1位置から第2位置に移動させる、真空ポートと、を備えていることを特徴とするインクジェット・ハードコピー装置。 - 前記プラテンおよび前記多岐管が真空ドラムを形成していることを特徴とする、請求項6に記載のインクジェット・ハードコピー装置。
- 前記複数の真空作動弁が、プレナムの外側面のそれぞれの個別区域面積を最小に制御すると同時に、前記弁の各々の最大の大きさに対する形状および寸法を有する真空プレナムダイヤフラム弁の機構を含むことを特徴とする、請求項6に記載のインクジェット・ハードコピー装置。
- 様々なサイズのカットシート印刷媒体をその上に受けて、保持する表面を有するドラムであって、その表面が個別の区域に分割されているドラムと、
前記ドラムに結合された真空多岐管と、
吸引力を前記個別の区域に弁を通して分配する多岐管に結合された少なくとも1つの弁機構と、
前記区域の各々に関連し、前記弁機構を作動させるための少なくとも2つの関係する真空ポートおよびトリガポート(113,117)であって、前記カットシート印刷媒体の前縁で覆われるように関連する区域に対し置かれた第1の真空ポートおよびトリガポート(113,117)と、前記カットシート印刷媒体の後縁で覆われるように関連する区域に対して置かれた第2の真空ポートおよびトリガポート(113,117)を備えており、また前記真空ポートおよびトリガポート(113,117)の各々は、前記2つの関係する真空ポートおよびトリガポート(113,117)の1つが前記カットシート印刷媒体により覆われるとき、関連する真空ポートおよびトリガポート(113,117)を閉じるための手段を備えていること特徴とするインクジェット・ハードコピー装置の真空保持装置。
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