JP3694190B2 - 電球着脱器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工場内の照明等高所に設置されている電球の交換作業を容易にする電球着脱器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこのような電球着脱器具には、単に竿状に伸縮する棒体の先端に電球保持具を取付けて、必要な長さに棒体を伸ばして、手作業によりその棒体を回転して電球を回転し着脱操作するものや、特開平10−573号公報に記載されているように、動力を用いて電球を回転操作可能としたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記手動によるものは、棒体の回転操作が難しく技術を要し、回転する際に棒体が揺れたり回転力が一定に保てなかったりして、電球の口金をソケットに合致させる操作がし辛かったり、電球やソケットに不必要なストレスを掛けることがあった。また、電動機により回転するものは機構が複雑で高価なものとなるし、重量が嵩み作業者一人で操作することができず、持ち運びも面倒であった。
【0004】
そこで、本発明は作業者が一人で持ち運びでき、手動により回転せずとも電球を着脱できる電球着脱器具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、 伸縮可能な棒体の先端に電球を保持する保持部材を設け、前記棒体の基端部に棒体を正逆両方向に回転させる電動機を接続し、少なくとも電動機と棒体の一部とを筒体により覆い、前記筒体に電動機を固定すると共に棒体を支持させ
棒体と電動機とを継手を介して連結し、前記継手の棒体側接続部が径を変形可能な拡縮体を有し、その拡縮体を棒体内で拡径して棒体に圧接させて棒体と継手とを接続し、
前記継手の電動機側接続部が前記電動機のチャックに対応したビットであることを特徴とする。
【0008】
請求項の発明は、請求項1の発明において、筒体が電動機を固定する第1筒部と棒体を支持する第2筒部とから成り、前記第1筒部と第2筒部とを少なくとも1個の連結部材で連結して構成される。
【0009】
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、筒体の対向する側面に取手を突設したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を図面を基に詳細に説明する。
図1は本発明に係る電球着脱器具の1例を示す縦断面の概略図であり、段階的に太さの異なる筒状の棒材を複数段に重ね合わせて、伸縮可能に形成した竿状の棒体1の先端に、4本の保持片2aを対向して設けて電球を保持する保持部材2が取り付けられ、棒体1の基端は継手3を介して電動機4が連結されている。そして、5は電動機4を固定すると共に棒体1を支持する筒体である。
【0011】
筒体5は下部に電動機固定部5a、上部に棒体支持部5bを有し、作業者の操作掴持部を成しているもので、電動機4の操作部を有し、上部に棒体基部を送通支持する孔を中央に設けた支持辺10を設けてある。この支持辺10は棒体1の傾斜を防止するもので、棒体1と電動機4との接続部に横方向応力が働かないように棒体1を支持している。
【0012】
尚、棒体1や筒体5の材質は軽量で硬質な合成樹脂製が良く、特に、棒体は堅牢なガラス繊維強化プラスチック製であれば更に良いし、保持部材2も硬質な樹脂が適しているが、内側電球当接部はシリコン樹脂や塩化ビニル等の摩擦抵抗の大きな軟質樹脂を貼着すると良く、こうした材質で形成すれば、全体を軽量化することができ、作業者一人で操作することが可能となる。
【0013】
電動機4と棒体1とを連結する継手3を図2に示す。図示するように、継手3は棒体1の基端部に挿入されて内側から棒体に圧接して接続する圧接接続部3aと、電動機4のチャック7に挿入し電動機に連結されるビット3bとから成り、圧接接続部はボルト状にねじ溝8aが形成された金属製の芯部材8に、棒体基端部の孔とほぼ同径に形成した拡縮体としての円柱状のゴム体9が外挿され、ゴム体9両端をリング片11により挾持して、ねじ溝8aに螺入されたナット8bによりゴム体9を締め付け可能に形成されている。
【0014】
電動機4は、バッテリにより駆動するモーターを使用すれば良く、その回転部には電動工具において広く使用されている公知のチャック構造が設けられている。また、継手3に形成されたビット3bはこのチャック7に対応したものを採用し、芯部材8の先端に連続して形成されている。尚、拡縮体は天然ゴムや樹脂製のゴム材以外にシリコン樹脂等の柔軟性を有する樹脂であっても良い。
【0015】
継手3と棒体1との接続操作は、継手3の圧接接続部を棒体基端部に挿入してナット8bを締め付けてゴム体9を圧縮することで棒体の直径方向に膨らませてゴム体9を拡径し、棒体1に圧接して行い、継手1と電動機4との接続は、電動機4のチャック7にビット3bを挿入すればよい。
【0016】
このように、棒体1と電動機4とを連結することで、ゴム体9の拡縮作用により棒体1の上下方向の振動や衝撃を吸収することができるし、左右方向の傾斜によるストレスを吸収することができ、棒体1や電動機4に大きなストレスが加わることがない。また、電動機4との接続もビット3bを挿入するだけの簡単な操作で行うことができる。
【0017】
尚、この実施の形態の場合、保持部材2を有した棒体1は従来の手動で回転する電球着脱器具を使用することが可能であり、棒体下部に継手3を連結しさえすれば電動機により回転操作することができ、安価なものとすることができる。
更に、電動機も市販のバッテリー式電動ドライバーを使用することが可能であり、この場合、筒体を電動ドライバーの形状に合わせて形成し、電動ドライバーのスイッチ位置に合わせて窓を開口すればよい。
【0018】
次に電球の着脱操作を説明する。電球の取り外し操作は、まず棒体1を電動機4に接続し、筒体5で電動機4を固定して棒体1を支持したら、取り外す電球の高さに応じて棒体1の長さを調節して伸ばし、筒体5を両手で掴み、照明の真下から電球を保持部材2により保持操作し、保持したら電動機4を所定の方向に回転させて保持部材2を回転し、電球を取り外す。
そして、電球の取り付け操作は、電球を保持部材2に保持させて目標とするソケット位置まで真下から棒体を操作して持って行き、電球の口金をソケットに合致させる。そして、取り外しとは逆の所定の方向に電動機4を回転させれば良い。
【0019】
このように、電球を保持した後は電動機により回転するので、容易に着脱操作をすることができる。また、作業者が直接棒体を操作するので、保持部材の回転トルクが作業者の手に直接伝わり電球とソケットの状況を判断し易いため、電球にストレスを加えることなく無理のない着脱操作をすることが可能である。
【0020】
図3は筒体の他の形状を示している。図3(a)は、筒体13を電動機4を保持固定する第1筒部13aと、棒体を支持する第2筒部13bとに分離して、双方をアーチ状の連結部材14で連結している。また、図3(b)は筒体15の左右の異なる位置に取っ手16を設けてある。
このように上下に渡る大きな連結部材を設けることで取手として利用でき、使い勝手を良くできるし、筒体を2つに分離して中央部を削除することで連結部材を設けても重量が増すことがなく容易に操作することができる。また、左右の異なる高さに取手を設けても同様に使い勝手が向上し、操作し易い。
【0021】
尚、アーチ状の連結部材は左右2ヶ所に設けても良いし、アーチ部を設けたからといって筒体を分離しなくとも良い。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体化することも可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、棒体を電動機により回転動作させるので、電球の着脱操作を容易に行うことができる。また、棒体に電動機を接続して筒体で覆った簡易な構成であるため軽量化を図ることができ、1人で操作することが可能である。
また、作業者が直接棒体を操作することで、保持部材の回転トルクが作業者の手に直接伝わり電球とソケットの状況を判断し易いため、電球にストレスを加えることなく無理のない着脱操作をすることが可能である。
更に、拡縮体により棒体の上下方向の振動や衝撃や棒体の左右方向の傾斜によるストレスを無理なく吸収することができ、棒体や電動機に大きなストレスが加わることがない。
また、電動機側のチャックに、ビットを挿入する簡単な操作で継手と電動機とを接続することができるし、ビットを採用することで、市販のバッテリ式電動ドライバーを電動機として使用することも容易である。
【0025】
請求項の発明によれば、請求項の効果に加えて連結部材を取手として利用でき、使い勝手が向上し、筒体を分離して中央部を無くすことができ重量が増すこともない。
【0026】
請求項の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて左右に取手を有するので操作し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す電球着脱器具の概略縦断面図である。
【図2】図1の継手を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は棒体に連結した状態を示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示し、(a)は筒体を分離した要部縦断面図、(b)は取手を設けた要部縦断面図である。
【符号の説明】
1・・棒体、2・・保持部材、2a・・保持片、3・・継手、3a・・圧接接続部、3b・・ビット、4・・電動機、5・・筒体、5a・・電動機固定部、5b・・棒体支持部、7・・チャック、9・・ゴム体、13・・筒体、13a・・第1筒部、13b・・第2筒部、14・・連結部材、15・・筒体、16・・取手。

Claims (3)

  1. 伸縮可能な棒体の先端に電球を保持する保持部材を設け、前記棒体の基端部に棒体を正逆両方向に回転させる電動機を接続し、少なくとも電動機と棒体の一部とを筒体により覆い、前記筒体に電動機を固定すると共に棒体を支持させ
    棒体と電動機とを継手を介して連結し、前記継手の棒体側接続部が径を変形可能な拡縮体を有し、その拡縮体を棒体内で拡径して棒体に圧接させて棒体と継手とを接続し、
    前記継手の電動機側接続部が前記電動機のチャックに対応したビットであることを特徴とする電球着脱器具。
  2. 筒体が電動機を固定する第1筒部と棒体を支持する第2筒部とから成り、前記第1筒部と第2筒部とを少なくとも1個の連結部材で連結した請求項1記載の電球着脱器具。
  3. 筒体の対向する側面に取手を突設した請求項1又は2記載に電球着脱器具。
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