JP3694050B2 - 多シート折畳み印刷物のシートの接合方法および装置 - Google Patents
多シート折畳み印刷物のシートの接合方法および装置 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、定期刊行物、新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物のシートの接合方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このタイプの方法および装置はCH特許出願第01754/93−7号、これに関連するEP特許出願第0628429号、およびUS特許出願第08/258,096号に記載されている。この印刷物はサドル型支持体の両側に配置される。打込み式または孔付針の形態の侵入具もしくは穿孔具を有するキャリングバーが上記支持体上に設置される。接合を可能にするために、先ず第1に、印刷物を保持するためにプレス装置を所定方法により印刷物の下に配置して上記支持体へ当接させる。上記侵入具を下に配置することにより、貫通路が印刷物の折れ部へ形成され、上記貫通路を形成後または上記侵入具の除去後に、上記侵入具の外側へ塗布された接着剤が点の形をした接着剤結合を可能にするために上記貫通路の全長にわたって上記シートへ転移される。上記侵入具は、キャリングバー内へ配設する代わりに、上記支持体内へ配設されてよく、その結果として打込み運動は下から上へ、即ち、印刷物の内側から外側へ行われる。この方法では、接着剤をその表面上に塗布した侵入具を除去する時に、接着剤が最も外側のシートの外面と摩擦し、しかも接着剤は最も内側のシートの内面へも接着する危険がある。後者の場合、接着剤導入直後に完全に折畳まない場合には、結果的に印刷物は完全に折畳むことができなくなるか、または印刷物の最も内側のシートの分割部が折れ部の近隣領域で相互に接着することにより完全に開放しなくなる。更に、印刷物を接着剤の導入後に上記支持体に沿って移動させる場合には、上記支持体が接着剤によって汚染される。印刷物の外側に摩擦する接着剤は他の印刷物または装置部分を汚す危険がある。更に、例えば、印刷物の積み上げ時に未だ乾燥しない接着剤が印刷物を相互に接着させる結果になるので続く工程を悪化させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は多シート折畳み印刷物の各シートを接合する方法および装置を提供することにあり、その場合、侵入具により印刷物へ貫通路を形成し、その貫通路において上記シートへ接着剤を転移する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による課題は請求項1の方法および請求項9の装置により達成される。即ち、本発明による定期刊行物、新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物の各シートを接合する方法は、印刷物を折れ線(18)から2分割部に略V字に拡げた状態で保持する支持部材上に設置し、上記印刷物の折れ部の領域に貫通路を形成するために侵入具を上記印刷物の最も内側のシートからを侵入させ、かつ上記侵入具の表面へ接着剤を塗布してこの侵入具を後退させた後に、上記侵入具の侵入により形成された貫通路を拡張しかつ上記貫通路において各シートへ上記接着剤を転移させるために上記印刷物の外側シートから上記印刷物上へ横圧縮力を加えることを特徴とする。
【0005】
この結果として、上記貫通路は上記支持部材に対して横方向へ拡張する。それにより、漏斗形の貫通路がシート間に形成される。上記侵入具の後退後に上記印刷物の外側シートはシート相互に当接することなく間隔を置く。その結果として、上記接着剤は該外側シートを摩擦することなく、上記貫通路の内部においてシート間へ転移される。同時に、横圧縮力により接着剤が上記貫通路内において侵入具からシートへ完全に転移して印刷物の最も内側のシートの内面上へ移動するのを防止する。
【0006】
横圧縮力が一旦消失すると、上記貫通路の拡張は印刷物に内在する弾性により閉鎖し、上記貫通路に沿って印刷物の全シートへ信頼性のある接着剤の分布を可能にする。印刷物の全シートが相互に確実に接合する。
上記横圧縮力は上記印刷物の両側から加えられる。それにより上記貫通路の拡張が良好に達成できる。
【0007】
本発明の方法において、上記印刷物の最も内側のシートの折れ線は上記横圧縮力の作用線と実質的に交差させるのが好ましい。この簡単な方法により、高い信頼性をもって、全接着剤が上記印刷物のシートへ転移される。
本発明の方法において、上記貫通路の外側を除く上記印刷物の折れ部に隣接する境界領域において、上記印刷物をその折れ部の方向へ支持部材より支持するのが望ましい。これにより、上記貫通路は、印刷物のシートの長手方向へ、特にその端領域において印刷物の折れ線の方向へ、大きく広がる。更に、上記貫通路を閉鎖するための復元力が同様に増大する。
【0008】
本発明の方法において、上記侵入具の侵入を誘導し、上記支持部材上に配設され、かつ弾性変形自在の側壁を有するガイド要素により上記印刷物を支持し、かつ上記横圧縮力により上記印刷物を上記側壁へ付勢して該側壁を上記侵入具へ当接させるのが好ましい。このように、上記横圧縮力の作用点を変化させることにより接着剤の均一な転移を確実にすることができる。
【0009】
本発明の方法において、上記ガイド要素の側壁を上記横圧縮力の作用線と交差させるのが望ましい。これにより、簡単な方法によって上記印刷物の最も内側のシートに関する上記貫通路の拡張を可能にして、該内側シートへの接着剤の接触を信頼性のあるものにすることができる。これと同時に、上記内側シートの内面への接着剤の侵入を防止できる。
【0010】
本発明の方法において、上記印刷物上への上記横圧縮力の付与は上記貫通路から上記侵入具を除去すると同時に解除するのが望ましい。それにより、上記貫通路は迅速に閉鎖し、接着剤の迅速な硬化を促進できる。
本発明の方法において、上記印刷物は上記侵入具の強制作用に対して上記支持部材により当接保持されるのが望ましい。これにより、あらゆる条件下における上記支持部材により信頼性ある上記印刷物の支持が可能になり、印刷シートが相互に変移するのが防止され、高品質の印刷物が製造される。
【0011】
本発明による上記方法は次の装置により達成される。即ち、本発明による多シート折畳み印刷物の各シートを接合する装置は、上記印刷物を折れ線から2分割部に略V字に拡げた状態で保持することのできる支持部材を有し、上記支持部材に対して休止位置から侵入位置へ移動すると共に復帰し、かつ上記支持部材上に支持された上記印刷物の折れ部の領域において上記印刷物へ上記支持部材の方向から貫通路を形成できる侵入具を有し、少なくとも略上記侵入位置に配置された上記侵入具へ接着剤を塗布するための接着剤塗布装置を有し、かつ接着剤を表面上に塗布した上記侵入具を上記休止位置へ後退させた後に上記貫通孔を拡張しかつ接着剤を上記貫通孔内の上記印刷物のシートへ転移するために上記印刷物上へその外側シートから横圧縮力を付与する圧縮力手段を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の装置において、上記圧縮力手段は上記支持部材を横切る方向において、上記支持部材から離れた準備位置からプレス位置へ移動すると共に復帰する加圧要素を有するのが好ましい。
更に、上記支持部材は切欠き部を有し、上記圧縮力手段の作用線は上記侵入具の運動路および上記支持部材の支持エッジの少なくとも略直線方向の延長部と上記切欠き部の領域において交差するのが望ましい。
【0013】
更に、上記切欠き部は上記印刷物を支持するために弾性変形自在の側壁を有するガイド要素を内設でき、かつ上記圧縮力手段の作用線は上記印刷物を上記ガイド要素の側壁へ付勢して該側壁を上記侵入具へ付勢するために該側壁と交差するのが望ましい。
更に、上記印刷物を上記侵入具の強制作用に対して上記印刷物を上記支持部材により当接保持するプレス・センタリング装置を含むのが好ましい。
【0014】
以下に、添付図面に示された本発明の2つの例示態様を参照して本発明を更に詳細に説明する。
【0015】
【実施例】
図1から7において、本発明による、周期的新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物12の各シート10を接合する装置の態様が示されている。この態様に示された本発明の装置は支持エッジ16を有する細長いサドル状支持部材14を有する。印刷物12は支持部材14上の両側に、その最も内側のシート10がその折れ線18から支持エッジ16上に担持されるように位置決めされる。印刷物12の折れ部は20により示されている。折畳み印刷物12の分割部12′は略三角形断面を有する支持部材14により開いた状態、即ち略V字に拡げた状態で間隔を置いて保持される。印刷物12の内側および外側はそれぞれ21および21′により示されている。
【0016】
支持部材14上にはプレス・センタリング装置22が配設され、ここでは単に2つプレス要素24のみが示されている。支持部材14の方向の端側上で、プレス要素24は支持部材14の断面に対応する形状のプレス・クリアランス26を有する。印刷物12を支持部材14上へプレスするために、プレス要素24を2重矢印Aの方向において、支持部材14へ向けて下降させ、かつ印刷物12を解放するために上昇させる。
【0017】
剣状侵入具28は、2重矢印Bの方向において、休止位置30から支持部材14内で直線運動路32に沿って侵入位置30′へ移動させてから後退させる。侵入具28の長手延長部は運動路32の方向へ移動し、かつ運動路32は少なくとも支持部材14の略長手中心面14′内でそれに対して直角に走る。支持部材14の長手方向に見られるように侵入具28が休止位置30から侵入位置30′へ移動し、2つのプレス要素24間で印刷物12の折れ部20へ侵入した後に、プレス要素24は侵入具28の作用に対抗して印刷物12を支持部材14により当接保持する。特に図2から7から理解されるように、支持部材14は貫通開口部34を有し、侵入具28はここへ侵入する。
【0018】
特に図1から理解されるように、支持部材14は支持部材14の長手方向に見られる運動路32に対称的にプレス要素24の外側へ延在する支持エッジ切欠き部36を有する。ただし、印刷物12は支持エッジ切欠き部36の2端部の外側で支持部材14上に担持される。
図1において、38は2重矢印CおよびDの方向で、支持部材14から遠隔の準備位置からプレス位置へ移動する舌状加圧要素38が示されている。加圧要素38はプレス位置で示されている。加圧要素38は印刷物上へ外側から横圧縮力40を付与し、圧縮力の作用線40′は最も内側のシート10の折れ線18と交差し、かつそのようにして支持エッジ切欠き部36上に延在する仮想支持エッジ16、および侵入具28の運動路32と交差する。支持エッジ切欠き部36の方向において横圧縮力40はプレス要素24の方向へ分割部12′を押圧する。その結果、侵入具28により形成される貫通路42は拡大または漏斗状に拡がる。支持部材14の長手方向に見られるように、加圧要素38は印刷物12上、好ましくはこの方向にいて剣状または刃形侵入具28の幅よりも広い範囲で印刷物12の長手上へ作用する。
【0019】
圧縮力手段44は図5から7に対応する矢印により示されたように2つの加圧要素38を具備するのが好ましい。プレス位置へ移動した2つの加圧要素38は2つの分割部12′を加圧し、横圧縮力40は相互方向へ誘導され、その結果、貫通路42が長手中心面14′に対して対称的に上方へ拡がった漏斗形になる(図5および6)。
【0020】
図面を完全にするために説明すれば、加圧要素38はピストン/シリンダユニット等の既知駆動手段によって準備位置からプレス位置へ移動し、そして後退する。本装置を調整することなく異なる厚みを有する印刷物12の処理を可能にするには、加圧要素38とプレス要素24との両方を弾性的に支持する。
図5に概略示されたように、接着剤塗布装置46が支持部材14上に更に配設されている。接着剤48はこの装置によって侵入位置30′内に設置された侵入具28上へ塗布される。
【0021】
支持部材14は曲折したシート10をそれぞれ両側へまたがせる収集通路として使用されるのが好ましい。そこで、支持部材14に沿って移動させることにより、結果として印刷物12は支持部材14の長手延長部を横切る方向において、接着剤接着ステーションを通過する。この配置において、図2に示されたように、プレス要素24はその上端位置に配設され、かつ侵入具28は休止位置30に設置されている。プレス要素24を下降させることにより、印刷物12は支持部材14の方向へプレスされかつ中心に位置決めされる。この時同時に、侵入具28が上方向で矢印Bの方向の侵入位置30′へ移動するように構成されている(図3)。この運動時に、侵入具28は内側のシート21から印刷物12の折れ部20の領域へ侵入して、図4に示されたように貫通路42を形成する。図5から明らかなように、接着剤塗布装置46は侵入位置30′内に設置された侵入具28の表面上へ接着剤48を塗布する。この場合、接着剤は侵入具28の先細り端部の領域においてフラット側上へ滴下される。同時に、加圧要素38をその準備位置からプレス位置へ移動させる。その結果として加圧要素38は貫通路42を拡張するために印刷物12上に横圧縮力40を加える。侵入具28の休止位置30への後退時に(図6)、接着剤48は漏斗状に拡大された貫通路42へ流れ込み、シート10上へ転移し、かつ該シートにより侵入具28へ摩擦される。この配置において、最も内側のシート10のカットエッジは横圧縮力40により侵入具28へ押圧される摩擦エッジを形成する。最後に、図7に矢印AおよびDにより示されたように、プレス要素24を印刷物12から上昇させ、かつ加圧要素38を準備位置へ後退させる。折れ線18から折り曲げられる印刷物12が支持部材14上に支持部材に沿って開いた状態で支持されることにより、また印刷物12の弾性により、貫通路42は閉鎖し、その結果、接着剤48はシート10上で貫通路42の全面に沿って分布されるので、信頼性のあるクリーンな接合が達成される。
【0022】
図8から14は上述の態様と類似の本発明による装置の他の態様を示す。同一部は図1から7に使用した同一参照番号により示されている。構成およびその作用については上記説明を参照されたい。
細長いサドル状支持部材14は同様に支持エッジ切欠き部36を有する。貫通開口部34はこの支持エッジ切欠き部へ開放しており、この開口部は矩形断面を有し、かつ、支持部材14の長手方向において見られるように、支持エッジ切欠き部36の略全長上に延在する。貫通開口部34内にはスリーブ状ガイド要素50が配設されており、この要素の端壁52は側壁54を介して相互に連結されている。側壁54は基本位置において長手中心面14′と実質的平行に走る。ガイド要素50は支持エッジ切欠き部36へ突出し、端壁52と側壁54の上境界部56は支持部材14の仮想面に対応する面内にあり、特に図8および11から理解されるように、支持エッジ切欠き部36上に延在する。ガイド要素50の側壁54は弾性変形自在である。
【0023】
図8および12は図4に示された作業サイクル時点に対応する。プレス要素24は、上記印刷物を支持部材14に対して当接位置で保持するために、矢印Aの方向において印刷物12へ向けて下降させる。侵入具28を支持部材14内で休止位置30から矢印Bの方向へガイド要素50を経て侵入位置30′へ移動させ、侵入具28を折れ部20の領域内で内側シート21から印刷物12へ侵入させて、貫通路42を形成する。接着剤塗布装置46により接着剤48を侵入具28の表面へ塗布する。そこで、加圧要素38を図8に示されたその準備位置から図9に示された矢印40の方向においてプレス位置へ移動させる。そこで、加圧要素38は各々印刷物12上へ横圧縮力40を加え、その圧縮力の作用線40′は支持エッジ切欠き部36の領域において側壁54と交差する。特に図13から理解されるように、支持部材14の長手方向に見られるように加圧要素38は侵入具28の近傍領域に設置されるので、側壁54は横圧縮力40下で内方へ曲折し、かつ侵入具28により押圧される。そこで、矢印Bの方向において、侵入具28は図10に示された休止位置30へ放出される。この配置において、侵入具28へ既に塗布されている接着剤48は貫通路42内でシート10へ転移される。この態様において、加圧要素38により加えられた横圧縮力40は貫通路42を漏斗形に拡張し、最も内側のシート10により形成されたカットエッジの位置は図9および10から理解されるように、境界部56により画定される。更に、横圧縮力40は、侵入具28が貫通開口部34へ後退すると同時にガイド要素50の側壁54を相互に当接させる(図10および14参照)。結果的に、貫通路42は最も内側のシート10の領域において閉鎖する。そこで、加圧要素38は、図11の矢印Dにより示されたように、準備位置へ後退し、その結果、貫通路42は閉鎖する。これは印刷物12の弾性属性および弾性変形自在の側壁54の回復力により生じる。貫通路42の閉鎖後に、接着剤48を貫通路42の全面に沿ってシート10上へ分布する。その結果として孔形状になった貫通路42は完全に接着剤48で充填され、その結果として信頼性のあるクリーンな接合が達成される。プレス要素24が一旦矢印A方向へ上昇すると、結合された印刷物12は次の工程の準備態勢に入る。
【0024】
図示態様において、幅狭の剣状侵入具28は略矩形の断面を有する。この侵入具は先細であり、先細の領域に極めて鋭利なエッジを有していて刃を形成している。同様に、楕円形断面のものが採用でき、侵入具28上に溝、チャンネル等を接着剤のための間隙として設けることができる。これらの侵入具はいずれの印刷物シートをも移動させることのない貫通路を形成する。
【0025】
上記侵入具の両側へ接着剤を塗布することは理解されるであろう。
冷却硬化接着剤または加熱硬化接着剤のいずれもが使用できる。特に良好な接合を可能にするためにシート間の隙間へ流入させることのできる接着剤が採用できる。
上記印刷物を水平位置で処理することが可能である。この配置の場合、上記支持部材は上記分割部を拡げた状態で保持する。
【0026】
プレス・センタリング装置22、同様に圧縮力手段44は矢印A方向において上下動する共通の固定手段上に設置できる。この配置において、プレス要素24はプレス・センタリング装置22および圧縮力手段44を支持部材14に対して中心に位置決めするために設けられてよい。
上記侵入具は孔付リンク制御手段のシリンダ/ピストンユニット等の種々の方法により駆動できる。同様手段がプレス・センタリング装置22および圧縮力手段44に採用されていてよい。
【0027】
図面を完成させるために説明すれば、好ましい方法として、印刷物12は支持エッジ切欠き部36の領域、即ち、折れ部20に沿った境界領域の一部において、弾性降伏可能に支持されるか、または支持されなくてもよい。その場合、横圧縮力40により、分割部12′をその領域で内方向へ折り曲げ、かつ付加的に共に押圧する。しかし、支持エッジ切欠き部36で懸垂しかつ最も内側のシート10の全折れ線18に沿って印刷物12を支持することが可能である。この場合には、特に折れ部20の領域、および隣接する境界領域において折畳んだ多シート印刷物12は弾性属性の結果としてシート10間で分離するので横圧縮力40は貫通路42を拡大し、かつそのようにして折れ部20から遠隔の境界域の面におけるよりも厚みが増える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の第1態様の実質部の斜視図を示す。
【図2】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第1工程を示す。
【図3】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第2工程を示す。
【図4】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第3工程を示す。
【図5】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第4工程を示す。
【図6】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第5工程を示す。
【図7】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第6工程を示す。
【図8】本発明による装置の第2態様の縦断面図であって、支持部材のガイド要素の作業サイクル第1工程を示す。
【図9】図8のガイド要素の作業サイクル第2工程を示す。
【図10】図8のガイド要素の作業サイクル第3工程を示す。
【図11】図8のガイド要素の作業サイクル第4工程を示す。
【図12】本発明による装置の第2態様の平面図であって、図8の作業サイクル時点を示す。
【図13】本発明による装置の第2態様の平面図であって、図9の作業サイクル時点を示す。
【図14】本発明による装置の第2態様の平面図であって、図10の作業サイクル時点を示す。
【符号の説明】
10…シート
12…多シート折畳み印刷物
12′…分割部
14…支持部材
20…折れ部
22…プレス・センタリング装置
24…プレス要素
28…侵入具
30…休止位置
32…直線運動路
38…加圧要素
40…横圧縮力
42…貫通路
44…圧縮力手段
46…接着剤塗布装置
48…接着剤
50…ガイド要素
54…変形自在側壁
【産業上の利用分野】
本発明は、定期刊行物、新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物のシートの接合方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このタイプの方法および装置はCH特許出願第01754/93−7号、これに関連するEP特許出願第0628429号、およびUS特許出願第08/258,096号に記載されている。この印刷物はサドル型支持体の両側に配置される。打込み式または孔付針の形態の侵入具もしくは穿孔具を有するキャリングバーが上記支持体上に設置される。接合を可能にするために、先ず第1に、印刷物を保持するためにプレス装置を所定方法により印刷物の下に配置して上記支持体へ当接させる。上記侵入具を下に配置することにより、貫通路が印刷物の折れ部へ形成され、上記貫通路を形成後または上記侵入具の除去後に、上記侵入具の外側へ塗布された接着剤が点の形をした接着剤結合を可能にするために上記貫通路の全長にわたって上記シートへ転移される。上記侵入具は、キャリングバー内へ配設する代わりに、上記支持体内へ配設されてよく、その結果として打込み運動は下から上へ、即ち、印刷物の内側から外側へ行われる。この方法では、接着剤をその表面上に塗布した侵入具を除去する時に、接着剤が最も外側のシートの外面と摩擦し、しかも接着剤は最も内側のシートの内面へも接着する危険がある。後者の場合、接着剤導入直後に完全に折畳まない場合には、結果的に印刷物は完全に折畳むことができなくなるか、または印刷物の最も内側のシートの分割部が折れ部の近隣領域で相互に接着することにより完全に開放しなくなる。更に、印刷物を接着剤の導入後に上記支持体に沿って移動させる場合には、上記支持体が接着剤によって汚染される。印刷物の外側に摩擦する接着剤は他の印刷物または装置部分を汚す危険がある。更に、例えば、印刷物の積み上げ時に未だ乾燥しない接着剤が印刷物を相互に接着させる結果になるので続く工程を悪化させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は多シート折畳み印刷物の各シートを接合する方法および装置を提供することにあり、その場合、侵入具により印刷物へ貫通路を形成し、その貫通路において上記シートへ接着剤を転移する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による課題は請求項1の方法および請求項9の装置により達成される。即ち、本発明による定期刊行物、新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物の各シートを接合する方法は、印刷物を折れ線(18)から2分割部に略V字に拡げた状態で保持する支持部材上に設置し、上記印刷物の折れ部の領域に貫通路を形成するために侵入具を上記印刷物の最も内側のシートからを侵入させ、かつ上記侵入具の表面へ接着剤を塗布してこの侵入具を後退させた後に、上記侵入具の侵入により形成された貫通路を拡張しかつ上記貫通路において各シートへ上記接着剤を転移させるために上記印刷物の外側シートから上記印刷物上へ横圧縮力を加えることを特徴とする。
【0005】
この結果として、上記貫通路は上記支持部材に対して横方向へ拡張する。それにより、漏斗形の貫通路がシート間に形成される。上記侵入具の後退後に上記印刷物の外側シートはシート相互に当接することなく間隔を置く。その結果として、上記接着剤は該外側シートを摩擦することなく、上記貫通路の内部においてシート間へ転移される。同時に、横圧縮力により接着剤が上記貫通路内において侵入具からシートへ完全に転移して印刷物の最も内側のシートの内面上へ移動するのを防止する。
【0006】
横圧縮力が一旦消失すると、上記貫通路の拡張は印刷物に内在する弾性により閉鎖し、上記貫通路に沿って印刷物の全シートへ信頼性のある接着剤の分布を可能にする。印刷物の全シートが相互に確実に接合する。
上記横圧縮力は上記印刷物の両側から加えられる。それにより上記貫通路の拡張が良好に達成できる。
【0007】
本発明の方法において、上記印刷物の最も内側のシートの折れ線は上記横圧縮力の作用線と実質的に交差させるのが好ましい。この簡単な方法により、高い信頼性をもって、全接着剤が上記印刷物のシートへ転移される。
本発明の方法において、上記貫通路の外側を除く上記印刷物の折れ部に隣接する境界領域において、上記印刷物をその折れ部の方向へ支持部材より支持するのが望ましい。これにより、上記貫通路は、印刷物のシートの長手方向へ、特にその端領域において印刷物の折れ線の方向へ、大きく広がる。更に、上記貫通路を閉鎖するための復元力が同様に増大する。
【0008】
本発明の方法において、上記侵入具の侵入を誘導し、上記支持部材上に配設され、かつ弾性変形自在の側壁を有するガイド要素により上記印刷物を支持し、かつ上記横圧縮力により上記印刷物を上記側壁へ付勢して該側壁を上記侵入具へ当接させるのが好ましい。このように、上記横圧縮力の作用点を変化させることにより接着剤の均一な転移を確実にすることができる。
【0009】
本発明の方法において、上記ガイド要素の側壁を上記横圧縮力の作用線と交差させるのが望ましい。これにより、簡単な方法によって上記印刷物の最も内側のシートに関する上記貫通路の拡張を可能にして、該内側シートへの接着剤の接触を信頼性のあるものにすることができる。これと同時に、上記内側シートの内面への接着剤の侵入を防止できる。
【0010】
本発明の方法において、上記印刷物上への上記横圧縮力の付与は上記貫通路から上記侵入具を除去すると同時に解除するのが望ましい。それにより、上記貫通路は迅速に閉鎖し、接着剤の迅速な硬化を促進できる。
本発明の方法において、上記印刷物は上記侵入具の強制作用に対して上記支持部材により当接保持されるのが望ましい。これにより、あらゆる条件下における上記支持部材により信頼性ある上記印刷物の支持が可能になり、印刷シートが相互に変移するのが防止され、高品質の印刷物が製造される。
【0011】
本発明による上記方法は次の装置により達成される。即ち、本発明による多シート折畳み印刷物の各シートを接合する装置は、上記印刷物を折れ線から2分割部に略V字に拡げた状態で保持することのできる支持部材を有し、上記支持部材に対して休止位置から侵入位置へ移動すると共に復帰し、かつ上記支持部材上に支持された上記印刷物の折れ部の領域において上記印刷物へ上記支持部材の方向から貫通路を形成できる侵入具を有し、少なくとも略上記侵入位置に配置された上記侵入具へ接着剤を塗布するための接着剤塗布装置を有し、かつ接着剤を表面上に塗布した上記侵入具を上記休止位置へ後退させた後に上記貫通孔を拡張しかつ接着剤を上記貫通孔内の上記印刷物のシートへ転移するために上記印刷物上へその外側シートから横圧縮力を付与する圧縮力手段を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の装置において、上記圧縮力手段は上記支持部材を横切る方向において、上記支持部材から離れた準備位置からプレス位置へ移動すると共に復帰する加圧要素を有するのが好ましい。
更に、上記支持部材は切欠き部を有し、上記圧縮力手段の作用線は上記侵入具の運動路および上記支持部材の支持エッジの少なくとも略直線方向の延長部と上記切欠き部の領域において交差するのが望ましい。
【0013】
更に、上記切欠き部は上記印刷物を支持するために弾性変形自在の側壁を有するガイド要素を内設でき、かつ上記圧縮力手段の作用線は上記印刷物を上記ガイド要素の側壁へ付勢して該側壁を上記侵入具へ付勢するために該側壁と交差するのが望ましい。
更に、上記印刷物を上記侵入具の強制作用に対して上記印刷物を上記支持部材により当接保持するプレス・センタリング装置を含むのが好ましい。
【0014】
以下に、添付図面に示された本発明の2つの例示態様を参照して本発明を更に詳細に説明する。
【0015】
【実施例】
図1から7において、本発明による、周期的新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物12の各シート10を接合する装置の態様が示されている。この態様に示された本発明の装置は支持エッジ16を有する細長いサドル状支持部材14を有する。印刷物12は支持部材14上の両側に、その最も内側のシート10がその折れ線18から支持エッジ16上に担持されるように位置決めされる。印刷物12の折れ部は20により示されている。折畳み印刷物12の分割部12′は略三角形断面を有する支持部材14により開いた状態、即ち略V字に拡げた状態で間隔を置いて保持される。印刷物12の内側および外側はそれぞれ21および21′により示されている。
【0016】
支持部材14上にはプレス・センタリング装置22が配設され、ここでは単に2つプレス要素24のみが示されている。支持部材14の方向の端側上で、プレス要素24は支持部材14の断面に対応する形状のプレス・クリアランス26を有する。印刷物12を支持部材14上へプレスするために、プレス要素24を2重矢印Aの方向において、支持部材14へ向けて下降させ、かつ印刷物12を解放するために上昇させる。
【0017】
剣状侵入具28は、2重矢印Bの方向において、休止位置30から支持部材14内で直線運動路32に沿って侵入位置30′へ移動させてから後退させる。侵入具28の長手延長部は運動路32の方向へ移動し、かつ運動路32は少なくとも支持部材14の略長手中心面14′内でそれに対して直角に走る。支持部材14の長手方向に見られるように侵入具28が休止位置30から侵入位置30′へ移動し、2つのプレス要素24間で印刷物12の折れ部20へ侵入した後に、プレス要素24は侵入具28の作用に対抗して印刷物12を支持部材14により当接保持する。特に図2から7から理解されるように、支持部材14は貫通開口部34を有し、侵入具28はここへ侵入する。
【0018】
特に図1から理解されるように、支持部材14は支持部材14の長手方向に見られる運動路32に対称的にプレス要素24の外側へ延在する支持エッジ切欠き部36を有する。ただし、印刷物12は支持エッジ切欠き部36の2端部の外側で支持部材14上に担持される。
図1において、38は2重矢印CおよびDの方向で、支持部材14から遠隔の準備位置からプレス位置へ移動する舌状加圧要素38が示されている。加圧要素38はプレス位置で示されている。加圧要素38は印刷物上へ外側から横圧縮力40を付与し、圧縮力の作用線40′は最も内側のシート10の折れ線18と交差し、かつそのようにして支持エッジ切欠き部36上に延在する仮想支持エッジ16、および侵入具28の運動路32と交差する。支持エッジ切欠き部36の方向において横圧縮力40はプレス要素24の方向へ分割部12′を押圧する。その結果、侵入具28により形成される貫通路42は拡大または漏斗状に拡がる。支持部材14の長手方向に見られるように、加圧要素38は印刷物12上、好ましくはこの方向にいて剣状または刃形侵入具28の幅よりも広い範囲で印刷物12の長手上へ作用する。
【0019】
圧縮力手段44は図5から7に対応する矢印により示されたように2つの加圧要素38を具備するのが好ましい。プレス位置へ移動した2つの加圧要素38は2つの分割部12′を加圧し、横圧縮力40は相互方向へ誘導され、その結果、貫通路42が長手中心面14′に対して対称的に上方へ拡がった漏斗形になる(図5および6)。
【0020】
図面を完全にするために説明すれば、加圧要素38はピストン/シリンダユニット等の既知駆動手段によって準備位置からプレス位置へ移動し、そして後退する。本装置を調整することなく異なる厚みを有する印刷物12の処理を可能にするには、加圧要素38とプレス要素24との両方を弾性的に支持する。
図5に概略示されたように、接着剤塗布装置46が支持部材14上に更に配設されている。接着剤48はこの装置によって侵入位置30′内に設置された侵入具28上へ塗布される。
【0021】
支持部材14は曲折したシート10をそれぞれ両側へまたがせる収集通路として使用されるのが好ましい。そこで、支持部材14に沿って移動させることにより、結果として印刷物12は支持部材14の長手延長部を横切る方向において、接着剤接着ステーションを通過する。この配置において、図2に示されたように、プレス要素24はその上端位置に配設され、かつ侵入具28は休止位置30に設置されている。プレス要素24を下降させることにより、印刷物12は支持部材14の方向へプレスされかつ中心に位置決めされる。この時同時に、侵入具28が上方向で矢印Bの方向の侵入位置30′へ移動するように構成されている(図3)。この運動時に、侵入具28は内側のシート21から印刷物12の折れ部20の領域へ侵入して、図4に示されたように貫通路42を形成する。図5から明らかなように、接着剤塗布装置46は侵入位置30′内に設置された侵入具28の表面上へ接着剤48を塗布する。この場合、接着剤は侵入具28の先細り端部の領域においてフラット側上へ滴下される。同時に、加圧要素38をその準備位置からプレス位置へ移動させる。その結果として加圧要素38は貫通路42を拡張するために印刷物12上に横圧縮力40を加える。侵入具28の休止位置30への後退時に(図6)、接着剤48は漏斗状に拡大された貫通路42へ流れ込み、シート10上へ転移し、かつ該シートにより侵入具28へ摩擦される。この配置において、最も内側のシート10のカットエッジは横圧縮力40により侵入具28へ押圧される摩擦エッジを形成する。最後に、図7に矢印AおよびDにより示されたように、プレス要素24を印刷物12から上昇させ、かつ加圧要素38を準備位置へ後退させる。折れ線18から折り曲げられる印刷物12が支持部材14上に支持部材に沿って開いた状態で支持されることにより、また印刷物12の弾性により、貫通路42は閉鎖し、その結果、接着剤48はシート10上で貫通路42の全面に沿って分布されるので、信頼性のあるクリーンな接合が達成される。
【0022】
図8から14は上述の態様と類似の本発明による装置の他の態様を示す。同一部は図1から7に使用した同一参照番号により示されている。構成およびその作用については上記説明を参照されたい。
細長いサドル状支持部材14は同様に支持エッジ切欠き部36を有する。貫通開口部34はこの支持エッジ切欠き部へ開放しており、この開口部は矩形断面を有し、かつ、支持部材14の長手方向において見られるように、支持エッジ切欠き部36の略全長上に延在する。貫通開口部34内にはスリーブ状ガイド要素50が配設されており、この要素の端壁52は側壁54を介して相互に連結されている。側壁54は基本位置において長手中心面14′と実質的平行に走る。ガイド要素50は支持エッジ切欠き部36へ突出し、端壁52と側壁54の上境界部56は支持部材14の仮想面に対応する面内にあり、特に図8および11から理解されるように、支持エッジ切欠き部36上に延在する。ガイド要素50の側壁54は弾性変形自在である。
【0023】
図8および12は図4に示された作業サイクル時点に対応する。プレス要素24は、上記印刷物を支持部材14に対して当接位置で保持するために、矢印Aの方向において印刷物12へ向けて下降させる。侵入具28を支持部材14内で休止位置30から矢印Bの方向へガイド要素50を経て侵入位置30′へ移動させ、侵入具28を折れ部20の領域内で内側シート21から印刷物12へ侵入させて、貫通路42を形成する。接着剤塗布装置46により接着剤48を侵入具28の表面へ塗布する。そこで、加圧要素38を図8に示されたその準備位置から図9に示された矢印40の方向においてプレス位置へ移動させる。そこで、加圧要素38は各々印刷物12上へ横圧縮力40を加え、その圧縮力の作用線40′は支持エッジ切欠き部36の領域において側壁54と交差する。特に図13から理解されるように、支持部材14の長手方向に見られるように加圧要素38は侵入具28の近傍領域に設置されるので、側壁54は横圧縮力40下で内方へ曲折し、かつ侵入具28により押圧される。そこで、矢印Bの方向において、侵入具28は図10に示された休止位置30へ放出される。この配置において、侵入具28へ既に塗布されている接着剤48は貫通路42内でシート10へ転移される。この態様において、加圧要素38により加えられた横圧縮力40は貫通路42を漏斗形に拡張し、最も内側のシート10により形成されたカットエッジの位置は図9および10から理解されるように、境界部56により画定される。更に、横圧縮力40は、侵入具28が貫通開口部34へ後退すると同時にガイド要素50の側壁54を相互に当接させる(図10および14参照)。結果的に、貫通路42は最も内側のシート10の領域において閉鎖する。そこで、加圧要素38は、図11の矢印Dにより示されたように、準備位置へ後退し、その結果、貫通路42は閉鎖する。これは印刷物12の弾性属性および弾性変形自在の側壁54の回復力により生じる。貫通路42の閉鎖後に、接着剤48を貫通路42の全面に沿ってシート10上へ分布する。その結果として孔形状になった貫通路42は完全に接着剤48で充填され、その結果として信頼性のあるクリーンな接合が達成される。プレス要素24が一旦矢印A方向へ上昇すると、結合された印刷物12は次の工程の準備態勢に入る。
【0024】
図示態様において、幅狭の剣状侵入具28は略矩形の断面を有する。この侵入具は先細であり、先細の領域に極めて鋭利なエッジを有していて刃を形成している。同様に、楕円形断面のものが採用でき、侵入具28上に溝、チャンネル等を接着剤のための間隙として設けることができる。これらの侵入具はいずれの印刷物シートをも移動させることのない貫通路を形成する。
【0025】
上記侵入具の両側へ接着剤を塗布することは理解されるであろう。
冷却硬化接着剤または加熱硬化接着剤のいずれもが使用できる。特に良好な接合を可能にするためにシート間の隙間へ流入させることのできる接着剤が採用できる。
上記印刷物を水平位置で処理することが可能である。この配置の場合、上記支持部材は上記分割部を拡げた状態で保持する。
【0026】
プレス・センタリング装置22、同様に圧縮力手段44は矢印A方向において上下動する共通の固定手段上に設置できる。この配置において、プレス要素24はプレス・センタリング装置22および圧縮力手段44を支持部材14に対して中心に位置決めするために設けられてよい。
上記侵入具は孔付リンク制御手段のシリンダ/ピストンユニット等の種々の方法により駆動できる。同様手段がプレス・センタリング装置22および圧縮力手段44に採用されていてよい。
【0027】
図面を完成させるために説明すれば、好ましい方法として、印刷物12は支持エッジ切欠き部36の領域、即ち、折れ部20に沿った境界領域の一部において、弾性降伏可能に支持されるか、または支持されなくてもよい。その場合、横圧縮力40により、分割部12′をその領域で内方向へ折り曲げ、かつ付加的に共に押圧する。しかし、支持エッジ切欠き部36で懸垂しかつ最も内側のシート10の全折れ線18に沿って印刷物12を支持することが可能である。この場合には、特に折れ部20の領域、および隣接する境界領域において折畳んだ多シート印刷物12は弾性属性の結果としてシート10間で分離するので横圧縮力40は貫通路42を拡大し、かつそのようにして折れ部20から遠隔の境界域の面におけるよりも厚みが増える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の第1態様の実質部の斜視図を示す。
【図2】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第1工程を示す。
【図3】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第2工程を示す。
【図4】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第3工程を示す。
【図5】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第4工程を示す。
【図6】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第5工程を示す。
【図7】図1の装置の縦断面図であって、作業サイクル第6工程を示す。
【図8】本発明による装置の第2態様の縦断面図であって、支持部材のガイド要素の作業サイクル第1工程を示す。
【図9】図8のガイド要素の作業サイクル第2工程を示す。
【図10】図8のガイド要素の作業サイクル第3工程を示す。
【図11】図8のガイド要素の作業サイクル第4工程を示す。
【図12】本発明による装置の第2態様の平面図であって、図8の作業サイクル時点を示す。
【図13】本発明による装置の第2態様の平面図であって、図9の作業サイクル時点を示す。
【図14】本発明による装置の第2態様の平面図であって、図10の作業サイクル時点を示す。
【符号の説明】
10…シート
12…多シート折畳み印刷物
12′…分割部
14…支持部材
20…折れ部
22…プレス・センタリング装置
24…プレス要素
28…侵入具
30…休止位置
32…直線運動路
38…加圧要素
40…横圧縮力
42…貫通路
44…圧縮力手段
46…接着剤塗布装置
48…接着剤
50…ガイド要素
54…変形自在側壁
Claims (13)
- 定期刊行物、新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物の各シートを接合する方法であって、印刷物(12)を折れ線(18)から2分割部(12′)に略V字に拡げた状態で保持する支持部材(14)上に設置し、印刷物(12)の折れ部(20)の領域へ貫通路(42)を形成するために侵入具(28)を印刷物の最も内側のシート(21)から侵入させ、かつ侵入具(28)の表面へ接着剤(48)を塗布してこの侵入具(28)を後退させた後に、侵入具の侵入により形成された貫通路(42)を拡張しかつ貫通路(42)においてシート(10)へ接着剤(48)を転移するために外側シート(21′)から印刷物(12)上へ横圧縮力(40)を加えることを特徴とするシート接合方法。
- 横圧縮力(40)を印刷物(12)の両側から加える、請求項1の方法。
- 印刷物(12)の最も内側のシート(10)の折れ線(18)は横圧縮力(40)の作用線(40′)と実質的に交差させる、請求項1または2の方法。
- 形成される貫通路(42)の外側を除く折れ部(20)に隣接する境界領域において、印刷物(12)を折れ部(20)の方向へ支持部材(14)より支持する、請求項1から3のいずれか1の方法。
- 侵入具(28)の侵入を誘導し、支持部材(14)上に配設され、かつ弾性変形自在の側壁(54)を有するガイド要素(50)により印刷物(12)を支持し、かつ横圧縮力(40)により印刷物(12)を側壁(54)へ付勢して側壁(54)を侵入具(28)へ当接させる、請求項1または2の方法。
- ガイド要素(50)の側壁(54)を横圧縮力(40)の作用線(40′)と交差させる、請求項5の方法。
- 印刷物(12)上への横圧縮力(40)の付与は貫通路(42)から侵入具(28)を除去したときに解除する、請求項1から6のいずれか1の方法。
- 印刷物(12)は侵入具(28)の強制作用に対して支持部材(14)により当接保持される、請求項1から7の方法。
- 定期刊行物、新聞、パンフレット等の多シート折畳み印刷物の各シートを接合する装置であって、印刷物(12)を折れ線(18)から2分割部(12′)に略V字に拡げた状態で保持することのできる支持部材(14)を有し、支持部材(14)に対して休止位置(30)から侵入位置(30′)へ移動すると共に復帰し、かつ支持部材(14)上に支持された印刷物(12)へ折れ部(20)の領域において支持部材(14)の方向から貫通路(42)を形成できる侵入具(28)を有し、少なくとも略侵入位置(30′)に配置された侵入具(28)へ、接着剤を塗布するための接着剤塗布装置(46)を有し、かつ接着剤(48)が表面上に塗布された侵入具(28)を休止位置(30)へ後退させた後に貫通孔(42)を拡張しかつ貫通孔(42)内のシート(10)へ接着剤(48)を転移するために印刷物(12)上へ外側シート(21′)から横圧縮力(40)を付与する圧縮力手段(44)を有することを特徴とするシート接合装置。
- 圧縮力手段(44)は支持部材(14)を横切る方向(D)において支持部材(14)から離れた準備位置からプレス位置へ移動すると共に復帰する加圧要素(38)を有する、請求項9の装置。
- 支持部材(14)は切欠き部(36)を有し、圧縮力手段(44)の作用線(40′)は侵入具(28)の運動路(32)および支持部材(14)の支持エッジ(16)の少なくとも略直線方向の延長部と切欠き(36)の領域において交差する、請求項9または10の装置。
- 支持部材(14)は印刷物(12)を支持するために弾性変形自在の側壁(54)を有するガイド要素(50)を内設できる切欠き部(36)を有し、かつ圧縮力手段(44)の作用線(40′)は印刷物(12)を側壁(54)へ付勢して側壁(54)を侵入具(28)へ付勢するために側壁(54)と交差する、請求項9または10の装置。
- 侵入具(28)の強制作用に対して印刷物(12)を支持部材(14)により当接保持するプレス・センタリング装置(22)を含む、請求項9から12のいずれか1の装置。
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