JP3693708B2 - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、誘導発熱ローラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の熱処理用等に供される誘導発熱ローラ装置には、3相交流で誘導発熱駆動されるものがある。図6はその3相交流で誘導発熱駆動される誘導発熱ローラ装置の断面図を示すもので、ロール61の中空内部に鉄心62にコイル(誘導コイル)63を巻回した電磁誘導機構60を配置し、誘導コイル63に交流の電源を印加して鉄心62を励磁させ、その磁束により回転するロール61の内周壁に電流を誘起させ、この電流によってロール61をジュール発熱させるように構成されている。
【0003】
この場合、電磁誘導機構60は、3相交流を用いることから、各相毎に誘導コイル63を形成して(図示の場合3個)ロール61の軸方向に直列に配置し、各誘導コイル63間に各々磁気的ループを形成するための磁性円板64を挿入して構成されている。つまり、図示の場合3個の電磁誘導機構60により構成されている。また、ロール61の周壁の肉厚内部に多数の中空孔65を設け、その内部に気液2相の熱媒体を減圧封入し、この熱媒体の蒸発潜熱による均熱作用で、ローラ61の外側表面温度を均一化するようにしている。
【0004】
ところで、このように構成されるこの種の誘導発熱ローラ装置では、各々の電磁誘導機構60により発生する磁束によって、ロール61の周壁内径部に発生する電流による発熱分布は各電磁誘導機構60と対峙する中央部付近で最も高くなり、隣接の電磁誘導機構60間と対峙する部分で低くなり、この発熱量の凹凸に応じて、ロール61の表面温度に係わりなく、ロール61の半径方向の熱膨脹差(サーマルクラウン)が発生することがある。すなわち、ロール61の表面に凹凸が発生することがある。
【0005】
この発熱分布の不均一を解消するために、多数の提案がなされており、なかでも特開平1−265486号公報において、誘導コイルをロールの軸方向に沿って細分化して多数の電磁誘導機構として配置し、それぞれに単相または3相電源に対して並列に接続することが提案されており、この提案は、サーマルクラウンの発生を防止することに寄与するものと考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、誘導コイルをロールの軸方向に沿って細分化、すなわち電磁誘導機構を細分化すると、各々の電磁誘導機構の長さと外径の比(L/D)が小さくなり、ロールとの磁気的結合が低下し、各電磁誘導機構間に磁性円板を装着して磁気的ループを構成したとしても隣接する電磁誘導機構に対して磁束が漏洩する。
【0007】
特に大きな電気容量(換言すると大きな熱容量)を必要とするローラ装置では、通常図6に示すような構成をなし、3相交流で誘導発熱駆動されるものであり、この場合、隣接する電磁誘導機構間の漏洩磁束のため、主磁束と漏洩磁束とが相互干渉を起こし、力率の低下や力率のアンバランスが発生し、その結果、電気容量のアンバランスを生ずることになる。この電気容量のアンバランスは、またロール内周壁での発熱量のアンバランスにもつながり、発熱量の凹凸がサーマルクラウンとして発生することになる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みなされてもので、誘導発熱ローラ装置において、電磁誘導機構間の磁束の相互干渉を減じ、力率の低下やアンバランスを防止し、電気容量のアンバランスを減じて、ロールのサーマルクラウンを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、表面部の肉厚内部に周方向適宜の間隔で、軸方向に延び内部に気液二相の熱媒体を減圧封入した複数のジャケット室を有するロールと、前記ロールの中空内部にあって前記ロールの軸方向に順次直列に配置された4個以上の複数の電磁誘導機構と、前記複数の電磁誘導機構に供給する4相以上の多相電源とからなるとともに、前記複数の電磁誘導機構の配置順と前記多相電源の相順とを一致させて前記複数の電磁誘導機構と前記多相電源とを、隣接する電磁誘導機構に印加する電源の位相角の差を90度以下にして接続してなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置とすることによって達成することができる。
【0010】
また、本発明の上記目的は、表面部の肉厚内部に周方向適宜の間隔で、軸方向に延び内部に気液二相の熱媒体を減圧封入した複数のジャケット室を有するロールと、前記ロールの中空内部にあって前記ロールの軸方向に順次直列に配置された4個以上の複数の電磁誘導機構と、前記複数の電磁誘導機構と同数の相を有する多相電源とからなるとともに、前記複数の電磁誘導機構の配置順と前記多相電源の相順とを一致させて前記複数の電磁誘導機構と前記多相電源とを、隣接する電磁誘導機構に印加する電源の位相角の差を90度以下にして接続してなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置とすることによって達成することができる。
【0011】
【作用】
本発明の上記構成は、主磁束と漏洩磁束とが相互干渉を起こし、発熱量のアンバランスを発生する原因が、隣接する電磁誘導機構に印加する電源の位相角の差に依存し、隣接する電磁誘導機構に印加する電源の位相角の差を90度以下にすると、その差を小さくするほど主磁束と漏洩磁束の相互干渉があったとしても、そのベクトル和は小さくならず、これにより発熱量のアンバランスの発生が抑制されることを究明した結果に基づくものである。
【0012】
したがって、本発明の上記構成によれば、複数の電磁誘導機構の配置順にみて、各電磁誘導発熱機構が発生する磁束の位相差は、励磁電源の位相差と同一であるため、4相以上の多相電源であれば、その位相角差は90度以下となり、隣接する電磁誘導機構間で主磁束と漏洩磁束の相互干渉があったとしても、そのベクトル和は小さくならず、特に電源の相数が増加すればするほど、漏洩磁束の影響度は少なくなり、換言するとベクトル和の変化量が小さくなり、力率の低下やアンバランスが低減され、電気容量のアンバランスも小さくでき、ローラ表面のサーマルクラウンの発生も低減される。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図1ないし図5を参照して説明する。図1は、本発明の実施例の誘導発熱ローラ装置の断面図、図2は、図1の誘導発熱ローラ装置の横断面概略図、図3は、電磁誘導機構が形成する閉磁路を示す断面図、図4は、図1の誘導発熱ローラ装置に適用する電源回路図、図5は、図1の誘導発熱ローラ装置の電磁誘導機構の線番号を示す図である。
【0014】
図1ないし図3において、1は外表面に被加熱物を当接して加熱するロールで、架台4の軸受5によって回転可能に支持されている。そして図示しない適当な回転源によって回転されるようになっている。
【0015】
ロール1の表面部の肉厚内部には、軸方向にロール1の幅に跨って連通するジャケット室3が形成され、このジャケット室3はロール1の周方向に適宜の間隔を設けて複数形成され、各ジャケット室3はそれぞれ独立であっても良いが、この実施例では、図示していないが適宜例えば2本置きに互いに連通するように形成されている。また、各ジャケット室3には、図示していないが気液2相の熱媒体が減圧封入されている。
【0016】
ロール1の中空内部には、複数(この実施例では12個)の誘導コイル2がロール1の軸方向に間に磁性円板9を挾んで順次直列に配置され、各誘導コイル2を単位としてこの実施例では12個の電磁誘導機構7が配置されて軸受8によって支持されている。
【0017】
10は、各電磁誘導機構7に電力を供給する電源供給用リード線で、この電源供給用リード線10は、各電磁誘導機構7のそれぞれから個別に導出され、電磁誘導機構7の配置順が明確にわかるよう、図5に示すように線番号が付されている。図5は、図1の誘導コイル2を端部例えば右端から順次取り出して並べたものを示していて、各誘導コイル2の両端から引き出された電源供給用リード線のそれぞれに図示のような番号が付されている。
【0018】
そして、各誘導コイル2の両端から引き出された電源供給用リード線のそれぞれに誘導コイル2の配置順、すなわち電磁誘導機構7の配置順に所定の位相角の差(この実施例では30度)を有する多相の電源の相順にしたがって接続される。その接続は、多相電源の相順と電源供給用リード線に付されている線番号とを照らして行う。
【0019】
この実施例では、電磁誘導機構7を12個有するので、30度の位相角の差を有する12相の電源が必要となるが、12相の電源は、例えばU、V、W相の3相の電源から、図4に示す結線を有する変圧器を介して容易に得ることができる。
【0020】
この結線では、変圧器の端子のそれぞれからu1v1(位相角0度)、u3v3(位相角30度)、w2u2(位相角60度)、w4u4(位相角90度)、v1w1(位相角120度)、v3w3(位相角150度)、u2v2(位相角180度)、u4v4(位相角210度)、w1u1(位相角240度)、w3u3(位相角270度)、v2w2(位相角300度)、v4w4(位相角330度)の電源が得られる。この電源と、図5に示す誘導コイル2の電源供給用リード線番号とは、u1v1(11−12)、u3v3(21−22)、w2u2(31−32)、w4u4(41−42)、v1w1(51−52)、v3w3(61−62)、u2v2(71−72)、u4v4(81−82)、w1u1(91−92)、w3u3(101−102)、v2w2(111−112)、v4w4(121−122)と接続される。なお、括弧内が線番号である。
【0021】
このようにして、電磁誘導機構7に電源が接続されて電力が供給されると、各電磁誘導機構7は、図3の一点鎖線で示すようにそれぞれ誘導コイル2の回りに交番磁束を発生する。この交番磁束は、磁性円板9を介してロール1の内周壁を流れ、ロール1にこの交番磁束と交叉する電流(誘導電流)がロール1の周方向に発生し、この電流によるジュール熱によりロール1は発熱する。
【0022】
この場合、隣接する電磁誘導機構7が発生する磁束の位相角の差が30度と小さく、したがって、隣接する電磁誘導機構7の両者により発生する磁束が相互に干渉することが殆どなくなり、磁束の相互干渉により発生する力率の低下や力率のアンバランスが抑制される。
【0023】
また、ロール1の誘導電流による発熱は、ジャケット室3に減圧封入されている気液2相の熱媒体を加熱し、この加熱によって気液2相の熱媒体12は気化、蒸発し、これによって発生した蒸気は、ジャケット室3内を適宜に移動し低温状態にあるジャケット室1の内壁に触れて凝縮する。その時潜熱を放出してその部の温度を上昇させる。また、凝縮した熱媒体は再び液相部に戻り、以下これを繰り返し、ロール1の表面全域に亘って均一の温度分布が得られる。
【0024】
なお、この実施例では、電磁誘導機構を12個に細分化し、細分化した電磁誘導機構と同数の12相の多相電源を用いてこの電源の相順と各電磁誘導機構の配列順と合わせてあるが、例えば電源を4相にして相順を繰り返し接続しても同様の作用効果を享受することができる。すなわち、隣接する電磁誘導機構間の位相差が90度以内にすると同様の作用効果を享受することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、複数の電磁誘導機構の配置順にみて、各電磁誘導機構が発生する磁束の位相差は、励磁電源の位相差と同一であるため、4相以上の多相電源であれば、その位相角差は90度以下となり、隣接する電磁誘導機構間で主磁束と漏洩磁束の相互干渉があったとしても、そのベクトル和は小さくならず、特に電源の相数が増加すればするほど、漏洩磁束の影響度は少なくなり、換言するとベクトル和の変化量が小さくなり、力率の低下やアンバランスが低減され、電気容量のアンバランスも小さくでき、ローラ表面のサーマルクラウンの発生も低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の誘導発熱ローラ装置の縦断面図である。
【図2】図1の誘導発熱ローラ装置の横断面概略図である。
【図3】電磁誘導機構が形成する閉磁路を示す断面図である。
【図4】図1の誘導発熱ローラ装置に適用する電源の例を示す回路図である。
【図5】図1の誘導発熱ローラ装置の電磁誘導機構の線番号を示す図である。
【図6】従来の誘導発熱ローラ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ロール
2 誘導コイル
3 ジャケット室
4 架台
5、8 軸受
7 電磁誘導機構
9 磁性円板
10 電源供給用リード線
Claims (2)
- 表面部の肉厚内部に周方向適宜の間隔で、軸方向に延び内部に気液二相の熱媒体を減圧封入した複数のジャケット室を有するロールと、前記ロールの中空内部にあって前記ロールの軸方向に順次直列に配置された4個以上の複数の電磁誘導機構と、前記複数の電磁誘導機構に供給する4相以上の多相電源とからなるとともに、前記複数の電磁誘導機構の配置順と前記多相電源の相順とを一致させて前記複数の電磁誘導機構と前記多相電源とを、隣接する電磁誘導機構に印加する電源の位相角の差を90度以下にして接続してなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置。
- 表面部の肉厚内部に周方向適宜の間隔で、軸方向に延び内部に気液二相の熱媒体を減圧封入した複数のジャケット室を有するロールと、前記ロールの中空内部にあって前記ロールの軸方向に順次直列に配置された4個以上の複数の電磁誘導機構と、前記複数の電磁誘導機構と同数の相を有する多相電源とからなるとともに、前記複数の電磁誘導機構の配置順と前記多相電源の相順とを一致させて前記複数の電磁誘導機構と前記多相電源とを、隣接する電磁誘導機構に印加する電源の位相角の差を90度以下にして接続してなることを特徴とする誘導発熱ローラ装置。
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JP18318895A JP3693708B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 誘導発熱ローラ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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