JP2736573B2 - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents
誘導発熱ローラ装置Info
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Description
関する。
中空のローラの内部に誘導発熱機構を設置し、ローラの
周壁を誘導電流によってジュール発熱させるようにした
ものは、既によく知られている。
構成している誘導コイルの、軸心方向における中央部、
すなわち磁気中心に対向するローラの周壁に、誘導電流
が集中する傾向がある。したがってローラの周壁部に現
われる発熱分布は、誘導コイルの中央部付近で最も高
く、誘導コイルの両端に位置する付近で最も低くなる。
善するために、ローラの周壁の肉厚部分に多数のジャケ
ット室を設け、その内部に気液二相の熱媒体を封入する
ことによって、ローラの外周壁の均一な温度分布を得る
ようにしている。
て、誘導コイルをローラの軸心方向に沿って複数に分割
し、この各誘導コイルを単相または三相交流電源によっ
て励磁するようにした構成が知られている。
立させるために、各誘導コイル間に継鉄を介在する必要
がある。このような継鉄の存在のために、この継鉄に対
向するローラの周壁部分の発熱温度は、他の周壁部分よ
りも低下する傾向にあり、したがってローラの軸心方向
に沿う発熱量の分布に凹凸が生ずるようになる。
ト室を設けておいても、充分に改善されない。そしてこ
のような発熱分布が生ずると、ローラの半径方向の膨張
差(サーマルクラウン)が大きくついてしまい、特にニ
ップローラの用途では、ニップ圧力の不均一が発生す
る。
めに、隣合う誘導コイルの一部をオーバラップさせる構
成がさきに提案されている(特開昭60−264078
号公報)。あるいは継鉄を傾斜させることにより、誘導
コイルの境界付近に相対するローラの周壁に磁束が通る
ようにした構成も提案されている(特開昭64−271
89号公報)。
コイルの磁束発生分布が一様でないことから、このよう
な構成を採用しない構成に比較して改善されるものの、
なお充分な温度分布の均等化は得られない。
向に細分化し、これらを励磁電源に対して並列接続する
ことにより、発熱分布の凹凸を分散し、小さくする構成
も提案されている(特開平1−265486号公報)。
しかしこのような構成では、誘導コイルの細分化に限界
があることから、充分に発熱分布の凹凸を解消すること
はできない。
コイルを設けた場合、ローラの発熱分布を確実に均一化
することを目的とする。
にその軸心方向に延び、かつ内部に気液二相の熱媒を封
入してなるジャケット室を設けるとともに、ローラの内
部に、ローラの軸心方向に沿って列状に並ぶ複数の誘導
コイルを備えた第1の誘導発熱機構と、第1の誘導発熱
機構の誘導コイルの列に対してローラの軸心を中心とし
て対称の列に沿って列状に並ぶ複数の誘導コイルを備え
た第2の誘導発熱機構とを設け、両誘導発熱機構の内の
一方の各誘導コイルの間に、他方の誘導発熱機構の各誘
導コイルの、ローラの軸心方向に沿う中央部が位置する
ように、誘導コイルを千鳥状に配置したことを特徴とす
る。
るローラの周壁部分は他の部分より温度が低くなるが、
その低くなった個所には、ローラの回転によって他方の
誘導発熱機構の誘導コイルの中央部が相対するようにな
る。
は、続いて他方の誘導発熱機構によって高温部分とな
り、また一方の誘導発熱機構よる高温部分は、他方の誘
導発熱機構によって低温部分となる。これによってロー
ラの表面温度はその軸心方向に沿って確実に均一化され
るようになる。
ローラ、2はその両側に一体的に取り付けられてある駆
動軸で、軸受3を介して機台4に回転自在に支持されて
いる。5はローラ1の周壁の内部に、互いに独立して複
数設けられたジャケット室で、これはたとえばドリルに
よってローラ1の軸方向に沿って穿孔されることに形成
する。ジャケット室5の内部には気液二相の熱媒たとえ
ば蒸留水が封入されてある。
発熱機構で、ともにホルダー8によって支持されてい
る。誘導発熱機構6は継鉄10を介して分割された複数
(図の例は5個)の誘導コイル11と、鉄心12によっ
て構成されてある。誘導発熱機構7は継鉄13を介して
分割された複数(図の例は7個)の誘導コイル14と、
鉄心15によって構成されてある。
介して励磁用の交流電源17に、電圧調整装置(図示し
ていない。)を介して接続されてある。熱負荷はローラ
1の表面に添接しながら移送される。
を用いた場合は、誘導コイル11、14はその交流電源
17の各相間に接続すればよい。また交流電源17とし
て単相交流電源を用いた場合は、誘導コイル11、14
は並列にしてその単相交流電源に接続すればよい。誘導
コイル11、14には交流電源17によって、個々に独
立して調整可能な電圧が印加されるようになっている。
の誘導コイル11は、ローラ1の軸心方向に沿って列状
に並んで配置されてあり、また誘導発熱機構7の誘導コ
イル14は、誘導発熱機構6の誘導コイル11の列に対
して、ローラ1の軸心を中心として対称の列に沿って列
状に並べられてある。
一方の誘導発熱機構6の各誘導コイル11間に、他方の
誘導発熱機構7の各誘導コイル14の、ローラの軸心方
向に沿う中央部が位置するように、千鳥状に配置されて
ある。ホルダー8はその両端が支持ロッド18によって
支持され、その支持ロッド8は駆動軸2に挿通され、軸
受19を介して駆動軸2に支持されている。
を示す特性曲線図である。一方の誘導発熱機構6によつ
て、ローラ1の表面の温度分布が、図3の分布曲線Aの
ようであったとする。このとき他方の誘導発熱機構7に
よる温度分布は、分布曲線Bのようになる。いずれも誘
導コイルの中央部に対応する部分の温度が、他の部分よ
り高くなる。これは冒頭に述べたとおりである。
ル11の間に相対するローラの周壁部分は、他の部分よ
り温度が低くなるが、その低くなった個所には、ローラ
の回転によって他方の誘導発熱機構7の誘導コイル14
の中央部が相対するようになる。したがってローラ1の
表面温度は両分布曲線A,Bを積分した、分布曲線Cの
ような温度分布となる。すなわちローラ1の表面温度は
ほぼ完全に均一化されるようになる。
き、その部分の熱が熱負荷に奪われて温度が低下する。
この温度を補うために温度低下を起こした部分に対応す
る位置にある誘導コイルの励磁電圧を高めて、その部分
の温度を高めるようにすればよい。その意味において個
々の誘導コイルに印加する励磁電圧を個々に調整自在と
しておくとよい。
導発熱機構に複数の誘導コイルを備えるとともに、各誘
導コイルを継鉄によって分離した構成においても、その
ローラの表面温度を確実に均一化することができる効果
を奏する。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ローラの周壁にその軸心方向に延び、か
つ内部に気液二相の熱媒を封入してなるジャケット室を
設けるとともに、前記ローラの内部に、前記ローラの軸
心方向に沿って列状に並ぶ複数の誘導コイルを備えた第
1の誘導発熱機構と、前記第1の誘導発熱機構の誘導コ
イルの列に対して前記ローラの軸心を中心として対称の
列に沿って列状に並ぶ複数の誘導コイルを備えた第2の
誘導発熱機構とを設け、前記両誘導発熱機構の内の一方
の各誘導コイルの間に、他方の誘導発熱機構の各誘導コ
イルの、前記ローラの軸心方向に沿う中央部が位置する
ように、前記誘導コイルを千鳥状に配置してなる誘導発
熱ローラ装置。
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| JP15419791A JP2736573B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 誘導発熱ローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP15419791A JP2736573B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 誘導発熱ローラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=15578962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15419791A Expired - Fee Related JP2736573B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 誘導発熱ローラ装置 |
Country Status (1)
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1991
- 1991-04-03 JP JP15419791A patent/JP2736573B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH04306588A (ja) | 1992-10-29 |
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