JP4215941B2 - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は誘導発熱ローラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように誘導発熱ロール装置は、回転するロールの内部に、鉄心と、これに巻装された誘導コイルとからなる誘導発熱機構を備えている。この構成の一例を図5によって説明すると、1はロールで、架台2に対して軸受3によって回転可能に支持され、図示しない回転源によって回転駆動される。4はロール1の肉厚部分に形成されてあるジャケット室で、内部に気液二相の熱媒体が封入されてある。
【0003】
ロール1の中空内部には、複数の誘導コイル5とこれが巻装されてある鉄心6とによって誘導発熱機構7が構成されてある。8は各誘導コイル間に介在している磁性円板、9は誘導発熱機構7を支持する支持ロッドで、これは軸受10を介してロール1に連なるジャーナル11の内部に支持されている。12は誘導コイル5のリード線で、支持ロッド9内を通って外部に導出され、外部の交流電源に接続されている。
【0004】
ところで誘導コイルの励磁に三相電源を利用することが行われている。これは三相電源が身近にあることに基づくものであるが、周知のように三相電源のU,V,W相の相電圧の位相差は120度であるから、誘導コイルを3個用意し、そのそれぞれに前記相電圧のそれぞれを印加するとき、隣合う誘導コイルの間に対峠するロールの2個所において他の個所よりも表面温度が低くなることが知られている。
【0005】
この温度低下を減少させるためには、隣合う誘導コイルに印加される電圧の位相差を小さくすればよいことに着目し、三相電圧を一次電圧とし、4相以上の多相の二次電圧を発生する多相変圧器を用意し、この二次電圧のそれぞれを、4個以上用意された誘導コイルのそれぞれに印加するようにした構成が、既に提案されている(特開平9−7754号公報参照。)。
【0006】
これによれば、隣合う誘導コイルに印加される電圧の位相差は120度より小さくすることができるので、三相電圧をそのまま誘導コイルに印加する場合よりも、ロール表面における局部的な温度低下を減少させることができる。しかしこの構成では多相変圧器を使用する必要があるので、製作費が高騰し、また多相変圧器を設置するための据付場所も必要となる欠点がある。
【0007】
これを解決するために、三相電圧をそのまま励磁電圧とし、たとえば12個の誘導コイルをそれぞれデルタ結線(またはスター結線)された4個のグループに分ち、三相電圧により励磁される第1の誘導コイルに対して、三相電圧を180度移相した三相電圧により励磁される第2のグループの誘導コイルを相回転方向に沿って第1のグループの誘導コイルの間に配置し、さらに第1のグループの誘導コイルおよび第2のグループの誘導コイルの分電圧を合成した電圧を励磁電圧とする第3および第4のグループの誘導コイルを、第1のグループの誘導コイルおよび第2のグループの誘導コイルの間に配置した構成が、本発明者によってさきに提案されている(特願2000−058182号)。
【0008】
これによれば隣合う各誘導コイルに印加される励磁電圧の位相差は30度となり、したがって多相変圧器を使用することなく、単に誘導コイル同志の接続のみによってロールの表面温度の均一化が図れるようになる。しかしこの構成によれば、第3および第4のグループの誘導コイルには、第1および第2のグループの誘導コイルの分電圧を合成して印加する必要があり、そのために第1および第2のグループの誘導コイルから中間タップを引出し、この中間タップ間に第3および第4のグループの誘導コイルを接続しなければならない。したがってその構成は煩雑となり、製作も容易ではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、三相電源を電源とし、ロールの中空内部に配置される12個の誘導コイルのうちの隣合う誘導コイルのそれぞれに、互いに位相差が30度の電圧を励磁電圧として印加するにあたり、多相変圧器を使用することなく、誘導コイル同志の接続のみによって、位相差が30度の励磁電圧の印加を可能にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、ロールの内部にあって、ロールの軸方向に沿って順次並んで配置された誘導発熱機構のための12個の誘導コイルを、三相電源の線路電圧により励磁されるようにデルタ結線されてある第1のグループの3個の誘導コイルと、前記線路電圧により励磁されるようにスター結線されてあり、前記第1のグループのそれぞれの誘導コイルの、相回転方向に沿う隣接位置に順次配置される第2のグループの3個の誘導コイルと、前記三相電源の電圧を180度移相した移相電圧により励磁されるようにデルタ結線されてあり、前記第2のグループのそれぞれの誘導コイルの、相回転方向に沿う隣接位置に順次配置される第3のグループの3個の誘導コイルと、前記移相電圧により励磁されるようにスター結線されてあり、前記第3のグループのそれぞれの誘導コイルの、相回転方向に沿う隣接位置に順次配置される第4のグループの3個の誘導コイルとに分けて構成したことを特徴とする。また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の誘導発熱ローラ装置において、前記12個の誘導コイルの中で、1〜12個のいずれかの個数の誘導コイルと並列にx個(ただし、xは1以上の整数)の誘導コイルを接続したことを特徴とする。更に、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の誘導発熱ローラ装置において、前記12個の誘導コイルの配置位置に5〜11個の誘導コイルを選択して配置し、誘導コイルに印加される電圧の位相差が30度となるように接続したことを特徴とする。
【0011】
すべての誘導コイルには、順次30度の位相差の電圧が印加されるので、多相変圧器の二次電圧をそれぞれ印加したのと同じことになる。そしてそのために誘導コイル同志の接続のみによって実施しているので、多相変圧器を必要とはしない。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施態様を図によって説明する。図5に示すように誘導コイル5を12個用意し、これを4個のグループに分ける。第1のグループの3個の誘導コイルm、d、hは、三相電源のU,V,W相の相間にデルタ結線される。第2のグループの3個の誘導コイルa,e,iは、同じ三相電源の相間にスター結線される。第3のグループの3個の誘導コイルb,f,jは、三相電源のU,V,W相の電圧を180度移相した三相電圧の相間にデルタ結線される。第4のグループの3個の誘導コイルc,g,kは、同じく三相電源の電圧を180度移相した三相電圧の相間にスター結線される。
【0013】
これをさらに図3とともに説明すると、三相電源のU、V、W相の各タップをu,v,wとした場合、タップu,v,w間に第1のグループの誘導コイルをデルタ結線し、第2のグループの誘導コイルをスター結線する。次いで三相電源のU、V、W相の電圧を180度移相した電圧が与えられる三相電源の各タップをx,y,zとした場合、タップx,y,z間に第3のグループの誘導コイルをデルタ結線し、また第4のグループの誘導コイルをスター結線する。N1,N2はスター結線の中性点である。
【0014】
このような接続関係においては、第1および第2のグループの各誘導コイルに印加される電圧の位相差はそれぞれ120度であるが、第1および第2のグループの各誘導コイルは共通のタップu,v.wに接続されているので、誘導コイルm,aに印加される電圧の位相差は30度となる。以下同様に同じタップに接続されている第1及び第2のグループの誘導コイルに印加される電圧の位相差は30度となる。第3および第4のグループの誘導コイルについても同じことが言える。各誘導コイルの印加電圧の位相差の関係を示したのが図2の地形図である。
【0015】
このように接続された第1乃至第4の各誘導コイルをロール1の内部にその軸方向に沿って並べて配置するのであるが、まず第1のグループの誘導コイルm,d,hをロール1の軸方向に沿って並べる。次ぎに第2のグループの誘導コイルa,e,iを、第1のグループの誘導コイルm,d,hの、相回転方向に沿って隣接する位置に順次配置する。
【0016】
次ぎに第3のグループの誘導コイルb,f,jを、第2のグループの誘導コイルa,e,iの、相回転方向に沿って隣接する位置に順次配置する。次ぎに第4のグループの誘導コイルc,g,kを、第3のグループの誘導コイルb,f,jの、相回転方向に沿って隣接する位置に順次配置する。このような配置関係を示したのが図4である。この場合配置順序の始発点はどこであってもよく、また順序向きは逆であってもよい。
【0017】
したがって前記した順序にしたがって各誘導コイルをロール1の内部に軸方向に沿って配置し、三相電源によって励磁すれば、隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差はすべて30度となる。これによって隣合う誘導コイルの間と向かいあうロール表面の温度低下は極力小さくなり、ロール表面の温度分布は均一化されるようになる。
【0018】
ここでU,V,W相の線間電圧をE、相電流をIとすれば、第1および第3のグループの誘導コイルに印加される電圧Edは、それぞれE、第2および第4のグループの誘導コイルに印加される電圧Esは、それぞれE/√3(したがってE=√3×Es)である。また相電流は第1乃至第4のグループに分流されるので、第1および第3のグループの誘導コイルに流れる電流Idは、それぞれI/4√3(したがってI=4×√3×Id)、第2および第4のグループの誘導コイルに流れる電流Isは、それぞれI/4(したがってI=4×Is)である。
【0019】
各誘導コイル励磁されてロールを誘導発熱するとき、ロールの加熱温度をすべて同じとするべく、誘導コイルのロール面長当りのアンペアターンが同じとなるように巻数、コイル幅、抵抗などが設定されてあるので、したがって誘導コイルの容量P(VA)は、第1および第3のグループの誘導コイルの容量P1については、
Figure 0004215941
第2および第4のグループの誘導コイルの容量P2については、
Figure 0004215941
よって
P=P1+P2=√3×E×I=6×E×Id+6×Es×Is
となる。
【0020】
図6は本発明の他の実施態様を示す配線図、図7は図6の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図、図8は図6の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。次に、図6〜図8に示された例について説明する。この実施態様においては、図6に示されたように三相電源にスタ−結線されている誘導コイルaと並列に誘導コイルnを接続している。
【0021】
誘導コイルnは、図7の配線図に示されているように、U相のタップuとスタ−結線の中性点N1間に接続されている。この結線は誘導コイルaと同じであり、電圧ベクトルの大きさと方向は、誘導コイルaと同じになる。すなわち、図2において、誘導コイルaの電圧ベクトルはu点から中性点N1方向に向き、u−N1の長さで表されるが、誘導コイルnの電圧ベクトルも同様の大きさ(長さ)と方向で表されることになる。
【0022】
図1に示された12個の誘導コイルに、図7に示されたように誘導コイルnを追加して結線することにより、誘導コイルの個数は13個となる。この場合の誘導コイルの配置は、図8に示されているように、ロ−ル1の中空内部に長手方向に13個の誘導コイル5を鉄心6に巻装する。このように、13個の誘導コイルを配置することにより、12個の誘導コイルの配置では対応できない、ロ−ルの長さや、ロ−ル表面の発熱分布の特性に適合した、誘導発熱ローラ装置を提供することが可能となる。
【0023】
図6の例では、三相電源にスタ−結線されている誘導コイルaと並列に誘導コイルnを接続しているが、追加して結線される誘導コイルnは、その他の誘導コイルと並列に接続することができる。すなわち、他のスタ−結線されている誘導コイルe、i、180度移相した三相電源にスタ−結線されている誘導コイルc、g、kのいずれの誘導コイルに接続しても良い。また、誘導コイルnを三相電源にデルタ結線されている誘導コイルm、d、h、または、180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルb、f、jと並列に接続することも可能である。
【0024】
図9は本発明の他の実施態様を示す配線図、図10は図9の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。次に、図9、図10に示された例について説明する。この実施態様においては、図9に示されたように三相電源にスタ−結線されている誘導コイルaと並列に誘導コイルnを接続し、更に180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルbと並列に誘導コイルoを接続するものである。
【0025】
誘導コイルnの電圧ベクトルの大きさと方向は、前記のように誘導コイルaと同じになる。また、誘導コイルoの電圧ベクトルの大きさと方向は、誘導コイルbと同じになる。このことは、図10の配線図に示されているように、誘導コイルb、oは、三相電源U、V、W相の電圧を180度移相した電圧が与えられる三相電源のタップx−zに接続されていることからも明らかである。
【0026】
12個の誘導コイルに誘導コイルnと誘導コイルoを追加して結線することにより、誘導コイルの個数は14個となる。この場合の誘導コイルの配置は、図示を省略しているが、図5においてロ−ル1の中空内部に長手方向に14個の誘導コイル5を鉄心6に巻装する構成となる。このように、14個の誘導コイルを配置することによっても、12個の誘導コイルの配置では対応できない、ロ−ルの長さや、ロ−ル表面の発熱分布の特性に適合した誘導発熱ローラ装置を提供することが可能となる。
【0027】
図9の例では、三相電源にスタ−結線されている誘導コイルaと並列に誘導コイルnを接続し、180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルbと並列に誘導コイルoを接続しているが、追加して結線される誘導コイルnと誘導コイルoは、その他の誘導コイルと並列に接続することができる。すなわち、他のスタ−結線されている誘導コイルe、i、180度移相した三相電源にスタ−結線されている誘導コイルc、g、kのいずれの誘導コイルに接続しても良い。また、誘導コイルnと誘導コイルoとをそれぞれ、三相電源にデルタ結線されている誘導コイルm、d、h、または、180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルf、jと並列に接続することも可能である。
【0028】
図11は本発明の他の実施態様を示す配線図、図12は図11の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。次に、図11、図12に示された例について説明する。この実施態様においては、図11に示されたように三相電源にスタ−結線されている誘導コイルaと並列に誘導コイルnを接続し、誘導コイルeと並列に誘導コイルrを接続する。また、三相電源にデルタ結線されている誘導コイルdと並列に誘導コイルqを接続する。
【0029】
更に180度移相した三相電源にスタ−結線されている誘導コイルgと並列に誘導コイルtを接続し、誘導コイルcと並列に誘導コイルpを接続する。また、180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルbと並列に誘導コイルoを接続し、誘導コイルfと並列に誘導コイルsを接続する。
【0030】
図12の配線図から、前記図10で説明したと同様の理由により、追加して並列に接続された誘導コイルn、r、qの電圧ベクトルの大きさと方向は、当初から接続されている誘導コイルa、e、dと同じである。また、追加して並列に接続された誘導コイルp、t、o、sの電圧ベクトルの大きさと方向も、当初から接続されている誘導コイルc、g、b、fと同じになることがわかる。
【0031】
図6〜図12の例では、12個の誘導コイルの一部に追加の誘導コイルを並列に接続しているが、12個すべての誘導コイルに追加の誘導コイルを並列に接続しても良い。また、各誘導コイルに追加して並列に接続される誘導コイルは、1個に限らず、複数個でもよい。誘導コイルの総数は、ロ−ルの長さや、ロ−ル表面の発熱分布の特性を考慮して適宜定められる。このように、本発明においては、前記当初配置されている12個の誘導コイルの中で、1〜12個のいずれかの個数の誘導コイルと並列に、x個(ただし、xは1以上の整数とする)の誘導コイルを接続する構成とすることができる。
【0032】
前記図6〜図12の例は、当初配置されている12個の誘導コイルの1〜12個のいずれかの個数の誘導コイルに、誘導コイルを並列に接続して誘導コイルの総数を増加している。本発明は、隣接位置に配置された誘導コイルに印加される電圧の位相差が30度となるように誘導コイルを配置する場合には、当初配置されている12個の誘導コイルを減少させた場合においても成立するものである。
【0033】
図13は本発明の他の実施態様を示す配線図、図14は図13の例のベクトル図、図15は図13の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図、図16は図13の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。
【0034】
次に、図13〜図16に示された例について説明する。この実施態様においては、図1の配線図において三相電源にスタ−結線されている誘導コイルi、三相電源にデルタ結線されている誘導コイルm、hを除去する。また、180度移相した三相電源にスタ−結線されている誘導コイルg、kを除去する。更に、180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルjを除去する。すなわち、12個の誘導コイルから6個の誘導コイルを除去して、誘導コイルの個数を6個としている。
【0035】
図14のベクトル図と、図15の配線図を参照すると、図13のような構成においても、隣接位置に配置された誘導コイルに印加される電圧の位相差は30度となっている。すなわち、隣接位置に配置された誘導コイル(a、b)、(b、c)、(c、d)、(d、e)、(e、f)に印加される電圧の位相差は、図14のベクトル図を参照すると30度である。
【0036】
この場合の誘導コイルの配置は、図16に示されているように、ロ−ル1の中空内部に長手方向に6個の誘導コイル5を鉄心6に巻装する。このように、6個の誘導コイルを用いる場合においても隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差を30度とすることができるので、従来のような多相変圧器を使用する必要なく、ロールの表面温度の均一化を図ることができる効果を奏する。また、図1の例よりも誘導コイルの個数を低減しているので、製作が容易であり、コストを削減することができる。
【0037】
図17は本発明の他の実施態様を示す配線図、図18は図17の例のベクトル図、図19は図17の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図、図20は図17の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。
【0038】
次に、図17〜図20に示された例について説明する。この実施態様においては、図1の配線図において三相電源にスタ−結線されている誘導コイルi、三相電源にデルタ結線されている誘導コイルm、hを除去する。また、180度移相した三相電源にスタ−結線されている誘導コイルg、kを除去する。更に、180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルj、fを除去する。すなわち、12個の誘導コイルから7個の誘導コイルを除去して、誘導コイルの個数を5個としている。
【0039】
図18のベクトル図と、図19の配線図を参照すると、図17のように誘導コイルの個数を5個とする構成においても、隣接位置に配置された誘導コイルに印加される電圧の位相差は30度となっている。すなわち、隣接位置に配置された誘導コイル(a、b)、(b、c)、(c、d)、(d、e)に印加される電圧の位相差は、図118のベクトル図を参照すると30度である。
【0040】
この場合の誘導コイルの配置は、図20に示されているように、ロ−ル1の中空内部に長手方向に5個の誘導コイル5を鉄心6に巻装する。このように、5個の誘導コイルを用いる場合においても隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差を30度とすることができるので、ロールの表面温度の均一化を図ることができる。また、少ない誘導コイルを用いているので製作が容易であり、コストを削減することができる。
【0041】
図21は本発明の他の実施態様を示す配線図、図22は図21の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図、図23は図21の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。
【0042】
次に、図21〜図23に示された例について説明する。この実施態様においては、図1の配線図において三相電源にスタ−結線されている誘導コイルi、三相電源にデルタ結線されている誘導コイルm、hを除去する。また、180度移相した三相電源にスタ−結線されている誘導コイルkを除去する。更に、180度移相した三相電源にデルタ結線されている誘導コイルjを除去する。すなわち、12個の誘導コイルから5個の誘導コイルを除去して、誘導コイルの個数を7個としている。
【0043】
図21の例ではベクトル図を省略しているが、前記図13〜図20の例と同様に、隣接位置に配置された誘導コイルに印加される電圧の位相差は30度となっている。すなわち、図22の配線図において、隣接位置に配置された誘導コイル(a、b)、(b、c)、(c、d)、(d、e)、(e、f)、(f、g)に印加される電圧の位相差は、それぞれ30度である。
【0044】
この場合の誘導コイルの配置は、図23に示されているように、ロ−ル1の中空内部に長手方向に6個の誘導コイル5を鉄心6に巻装する。このように、7個の誘導コイルを用いる場合においても隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差を30度とすることができるので、ロールの表面温度の均一化が図れ、製作が容易であり、コストを削減することができる。
【0045】
図24は本発明の他の実施態様を示す配線図、図25は図21の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。次に、図24、25に示された例について説明する。この実施態様においては、図1の配線図において三相電源にデルタ結線されている誘導コイルm1個を除去する。すなわち、誘導コイルの個数を11個としている。
【0046】
図24の例でもベクトル図を省略しているが、前記図13〜図23の例と同様に、隣接位置に配置された誘導コイルに印加される電圧の位相差は30度となっている。すなわち、図25の配線図において、隣接位置に配置された誘導コイル(a、b)、(b、c)、(c、d)、(d、e)、(e、f)、(f、g)、(g、h)、(h、i)、(i、j)、(j、k)に印加される電圧の位相差は、それぞれ30度である。このように、11個の誘導コイルを用いる場合においても、隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差を30度とすることができるので、ロールの表面温度の均一化が図れ、製作が容易であり、コストを削減することができる。
【0047】
なお、前記図13〜図25の例で「図1に示された12個の誘導コイルから、所定個数の誘導コイルを除去する」旨の説明をしている。この「誘導コイルの除去」の意味は、図1に記載されているような12個の誘導コイルの配置位置に5〜11個の誘導コイルを選択して配置する、との趣旨であり、一旦12個の誘導コイルを配置して、その中から所定数の誘導コイルを除去する、という意味ではない。このように、本発明は、図1に記載されているような12個の誘導コイルの配置位置に5〜11個の誘導コイルを選択して配置し、誘導コイルに印加される電圧の位相差が30度となるように接続した場合でも成立するものである。
【0048】
本発明は、図1のように12個の誘導コイルの配置と結線を基本的な構成として、誘導コイル数を増加させた場合と、下限の個数を5個として誘導コイルの個数を減少させた場合にも成立する。この際に、各誘導コイルのロ−ル面長当りのアンペアタ−ンを同じに設定して、ロ−ルの誘導発熱温度が全て同じとなるようにしている。すなわち、各誘導コイルのアンペアタ−ンが同じになるように、巻数、コイル幅、抵抗値等を設定している。このように各誘導コイルのアンペアタ−ンを同じに設定しているので、ロールの表面温度の均一化を図ると共に、力率が改善される。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、ロール内に順次直列に配列される複数の誘導コイルを三相電源を利用して励磁するにあたり、12個の誘導コイルの接続と配置を考慮するだけで、隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差を30度とすることができるので、従来のような多相変圧器を使用する必要なく、ロールの表面温度の均一化を図ることができる効果を奏する。
【0050】
また、請求項2に係る発明は、13個以上の誘導コイルを配置することにより、ロ−ルの長さや、ロ−ル表面の発熱分布の特性に対応した誘導発熱ローラ装置を構成することができる。更に、隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差を30度とすることができるので、ロールの表面温度の均一化が図れる。
【0051】
また、請求項3に係る発明は、5個〜11個の誘導コイルを用いる場合においても隣合う誘導コイルの励磁電圧の位相差を30度とすることができるので、ロールの表面温度の均一化が図れる。また、誘導コイルの個数を少なくするので誘導発熱ローラ装置の製作が容易であり、コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す配線図である。
【図2】図1における地形図である。
【図3】図1に示す配線を分離して示した配線図である。
【図4】図1の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【図5】誘導発熱ロール装置の断面図である。
【図6】本発明の他の実施態様を示す配線図である。
【図7】図6の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【図8】図6の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。
【図9】本発明の他の実施態様を示す配線図である。
【図10】図9の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【図11】本発明の他の実施態様を示す配線図である。
【図12】図11の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【図13】本発明の他の実施態様を示す配線図である。
【図14】図13の実施態様のベクトル図である。
【図15】図13の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【図16】図13の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。
【図17】本発明の他の実施態様を示す配線図である。
【図18】図17の実施態様のベクトル図である。
【図19】図17の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【図20】図17の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。
【図21】本発明の他の実施態様を示す配線図である。
【図22】図21の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【図23】図21の実施態様に対応する誘導発熱ロール装置の断面図である。
【図24】本発明の他の実施態様を示す配線図である。
【図25】図24の誘導コイルを相回転方向に沿って並べた配線図である。
【符号の説明】
1 ロール
7 誘導発熱機構
m,d,h 第1のグループの誘導コイル
a,e,i 第2のグループの誘導コイル
b,f,j 第3のグループの誘導コイル
c,g,k 第4のグループの誘導コイル
U,V,W 三相線路
u,v,w 三相電圧が印加されるタップ
x,y,z 三相電圧を180度移相した電圧が印加されるタップ

Claims (3)

  1. 回転するロールと、前記ロールの中空内部にあって、前記ロールの軸方向に沿って順次並んで配置された誘導発熱機構のための12個の誘導コイルと、前記誘導コイルを励磁する三相電源とからなり、前記誘導コイルを、前記三相電源の線路電圧により励磁されるようにデルタ結線されてある第1のグループの3個の誘導コイルと、前記線路電圧により励磁されるようにスター結線されてあり、前記第1のグループのそれぞれの誘導コイルの、相回転方向に沿う隣接位置に順次配置される第2のグループの3個の誘導コイルと、前記三相電源の電圧を180度移相した移相電圧により励磁されるようにデルタ結線されてあり、前記第2のグループのそれぞれの誘導コイルの、相回転方向に沿う隣接位置に順次配置される第3のグループの3個の誘導コイルと、前記移相電圧により励磁されるようにスター結線されてあり、前記第3のグループのそれぞれの誘導コイルの、相回転方向に沿う隣接位置に順次配置される第4のグループの3個の誘導コイルとに分けてなる誘導発熱ローラ装置。
  2. 前記12個の誘導コイルの中で、1〜12個のいずれかの個数の誘導コイルと並列にx個(ただし、xは1以上の整数)の誘導コイルを接続したことを特徴とする、請求項1に記載の誘導発熱ローラ装置。
  3. 前記12個の誘導コイルの配置位置に5〜11個の誘導コイルを選択して配置し、誘導コイルに印加される電圧の位相差が30度となるように接続したことを特徴とする、請求項1に記載の誘導発熱ローラ装置。
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