JP3693591B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直視型の表示装置に関し、特に、複数の表示パネルをその側面でつなぎ合わせることによって大画面化されたマルチパネル型の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オーディオビジュアル(AV)機器やオフィスオートメーション(OA)機器に用いられている表示装置に対しては、軽量化、薄型化、低消費電力化、高精細化、および表示画面の大型化(以下、大画面化とする)が要求されている。このなかで、大画面化は、CRT(Cathode Ray Tube)方式を始めとして、液晶表示装置(LCD)、プラズマ表示装置(PDP)、エレクトロルミネセンス(EL)表示装置、発光ダイオード(LED)表示装置など各種の表示装置に共通の課題となっている。
【0003】
特に、アクティブマトリクス駆動を行なう液晶表示装置やEL表示装置は、フルカラー表示が可能で表示品位が優れていること、アクティブマトリクス基板の製造技術が共通であることなどのメリットを活かし、現在幅広い分野で用いられつつあり、大画面化への期待も大きい。
【0004】
しかしながら、アクティブマトリクス型の液晶表示装置やEL表示装置に代表されるフラットパネル型の表示装置を大画面化すると、製造工程において信号線などの断線や絵素の欠陥などに由来する不良率が急激に上昇する。これに加えて、大画面化によって製造工程も煩雑化し、その結果、表示装置の価格上昇をもたらすといった問題が生じている。
【0005】
そこで、この問題を解決するために、同一平面上で複数の表示パネルを相互に接続することによって大画面化を図った表示装置や、大画面表示パネルを構成する一対の透光性基板のうちの少なくとも一方の基板に、複数の小型基板がその側面で相互に接続された基板(「接続基板」と基板ということもある。)を用いることによって大画面化を図った表示装置が知られている。
【0006】
これらの大画面化の方法による大画面表示装置においては、互いに隣接する表示パネルの間や小型基板の間の接続部、すなわち、継ぎ目を目立たなくする技術が必要とされる。例えば、継ぎ目の目立たないマルチパネル型の液晶表示装置は、本願出願人による特開平11−202308号公報に提案されている。
【0007】
図7を参照しながら、特開平11−202308号公報に開示されている液晶表示装置の構造と機能を説明する。
【0008】
以下では、簡単のために、複数の表示パネルを相互に接続する(貼り合わせる)ことによって大画面化された表示パネルを「大型表示パネル」と呼び、大型パネルを構成する個々の表示パネルと区別することにする。なお、「大型表示パネル」は、表示面積が大きいことを要しない。例えば、15型未満の表示パネルであっても、相互に接続された複数の表示パネルから構成されているものを「大型表示パネル」と称する。また、「表示パネル」を単に「パネル」と呼ぶこともある。
【0009】
上記公報に開示されている液晶表示装置が有する大型液晶パネル700は、図7に示したように、複数の液晶パネル70と、複数の液晶パネル70を互いに接続する接続部82とを有している。個々の液晶パネル70は、一対の基板73および74の間に液晶層76を有している。基板73は例えばTFT基板であり、基板74は例えばカラーフィルタ基板である。カラーフィルタ基板74は、カラーフィルタ74aと遮光部74bおよび74cを含むカラーフィルタ層を有している。遮光部74cは、接続部82に隣接する位置に配置された遮光部(「接続部隣接遮光部」と呼ぶこともある。)を指し、遮光部74bはその他の遮光部を指すこととにする。遮光部74bおよび74cをまとめてブラックマトリクス(BM)と呼ぶこともある。
【0010】
大型液晶パネル700においては、基板73および74の厚さをB、隣接する遮光部74cの幅(接続部82の延設方向と直交する方向)をAとすると、|A|>Btan(sin-1[1/{(√2)・n}])の関係を満足するように構成されている。その結果、大型液晶パネル700の表示面の法線方向から接続部82を線対称の中心線として左右45°の視野範囲においては、接続部82を透過した光は観察者まで到達しない。すなわち、接続部82が観察者に視認され難く、継ぎ目が目立たない。
【0011】
また、上記公報には、大型液晶パネル700においては、表示パネル70の遮光部74c以外の遮光部74bの幅をQとし、接続部82の幅をPとすると、2A+P=Qの関係を満足するこが好ましいことが開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示されている大型液晶表示装置は、透過型液晶パネルを用いた表示装置に限られており、且つ、視角範囲として左右45°しか検討されていない。
【0013】
従って、視角範囲が45°を超える透過型液晶パネルを用いた大型液晶パネルの継ぎ目を目立たなくするための条件は示されていない。さらに、反射型表示パネルを用いた表示装置や、EL表示パネルなどの自発光型表示パネルを用いた表示装置などにおいて、継ぎ目を見え難くする条件は検討されていない。すなわち、上記公報の技術では、広視野角特性を有する表示パネルの継ぎ目を目立たなくすることができない。
【0014】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示パネル間の接続部(継ぎ目)が目立たない、広視野角特性を有するマルチパネル型表示装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明による表示装置は、複数の表示パネルが接続部を介して互いに接続された表示装置であって、前記複数の表示パネルのそれぞれは、表示媒体層と、前記表示媒体層の観察者側に配置された透光性を有する第1基板とを有し、前記第1基板の厚さをX、前記複数の表示パネルの前記接続部を介して互いに隣接する位置に形成されたそれぞれの非表示領域の幅をY、前記第1基板の屈折率をnとしたとき、Y>Xtan{sin-1(1/n)}の関係が成立しているので、上記目的が達成される。
【0016】
前記複数の表示パネルのそれぞれは、自発光型表示パネルまたは反射型表示パネルであることが好ましい。
【0017】
前記複数の表示パネルのそれぞれは、前記表示媒体層を介して前記第1基板に対向するように配置された第2基板をさらに有し、前記第2基板の厚さZは、前記第1基板の厚さXよりも大きい構成とすることができる。
【0018】
前記複数の表示パネルの観察者側に配置され、前記複数の表示パネルおよび接続部の全体を覆う、透光性を有する第3基板をさらに備えてもよい。
【0019】
以下、本発明の作用を説明する。
【0020】
本発明による表示装置は、表示パネルの基板のうち観察者側に配置されている第1基板の厚さをX、複数の表示パネルの接続部を介して互いに隣接する位置に形成されたそれぞれの非表示領域の幅をY、第1基板の屈折率をnとしたとき、Y>Xtan{sin-1(1/n)}の関係が成立するように配置されているので、接続部を通過する光は、第1基板から観察者側に出射されることがない。従って、表示パネルの表示面の法線方向から接続部を線対称の中心線としてして、左右90°の範囲、すなわち全視野角範囲において、表示パネル間の接続部が観察者に見えなくなり、表示品位が向上する。但し、表示パネルが、透過型表示パネルの場合、表示媒体層(典型的には液晶層)を介して第1基板に対向するように配置された第2基板も上記関係を満足する必要がある。
【0021】
表示パネルとして、ELパネルなどの自発光表示パネルや、反射型表示パネルを用いると、第1基板だけが上記関係を満足すればよい。従って、透過型表示パネルを用いる構成に対して、下記のような利点が得られる。
【0022】
透過型表示パネルを用いる構成において、開口率や解像度が高い表示パネルを用いると、非表示領域(すなわち遮光部)の幅が狭くなるにともない、上記関係を満足するように、表示媒体層の両側に配置される一対の基板の両方の厚さを薄くする必要が生じるので、表示パネルの機械的な強度が低下し、表示装置の製造工程におけるハンドリング性が低下したり、歩留まりが低下するという問題が生じる。これに対し、自発光型または反射型表示パネルを用いる構成においては、第1基板だけが上記関係を満足するように構成し、第2基板の厚さを十分に厚くすることができる。すなわち、第1基板の厚さよりも厚い第2基板を用いることによって、表示パネルの機械的な強度を確保することができる。
【0023】
また、複数の表示パネルの観察者側に配置され、複数の表示パネルおよび接続部の全体を覆う、透光性を有する第3基板をさらに設けることによって、外光の表示面での反射(表面反射)を均一にでき、表示品位を更に向上することができる。すなわち、表示パネルの表面状態と接続部の表面状態の違いや、表示パネルの基板材料と接続部を構成する材料との屈折率の違いなどによって、外光の表面反射の程度(強度は角度分布)が異なると、外光の表面反射の均一性が損なわれて接続部が目立つことがあるが、接続部を覆う第3基板を設けることによって、表面反射の違いによって接続部が目立つことを防止することができる。
【0024】
さらに、本発明の表示装置においても、接続部とその両側に位置する遮光部の合計の幅が他の遮光部の幅とほぼ等しい(大型液晶パネル700における2A+P=Qの関係)を満足することが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明による実施形態の表示装置の構造と機能を説明するが、本発明は下記の例に限られない。
【0026】
(実施形態1)
図1および図2を参照しながら、実施形態1の液晶表示装置の構造と機能を説明する。図1および図2に実施形態1の液晶表示装置が有する大型液晶パネル100の模式的な断面図を示す。図2は、大型液晶パネル100の接続部22の含む部分の拡大図である。
【0027】
図1に示したように、大型液晶パネル100は、接続部22で互いに接続された複数の液晶パネル10を有している。以下では、簡単のために、左右に配置された2枚の液晶パネル10をその側面で互いに接続した場合を例示する。接続部22は、例えば、アクティブマトリクス型の液晶表示装置においては、行または列に平行(走査線まはた信号線に平行)に形成される。
【0028】
それぞれの液晶パネル10は、一対の基板13および14の間に液晶層16を有している。一対の基板13および14は、シール材17で互いに接着されている。ここでは、基板13はアクティブマトリクス基板であり、基板14はカラーフィルタ基板である。
【0029】
アクティブマトリクス基板13は、基板13’と、基板13’の液晶層16側の表面に形成された、絵素電極15と、アクティブ素子、走査線や信号線(いずれも不図示)などを有している。上記アクティブ素子としては、MIM(Metal Insulator Metal )やTFT(薄膜トランジスタ)などを用いることができる。基板13’は、典型的には、ガラス基板であるが、プラスチック基板を用いてもよい。液晶パネル10が反射型液晶パネルである場合、液晶層16に対して観察者と反対側に配置される基板には透光性は必要ないので、基板13’として半導体基板を用いることもできる。
【0030】
カラーフィルタ基板14は、透明基板14’と、透明基板14’の液晶層16側の表面に形成された、カラーフィルタ14aと遮光部14bおよび14cを含むカラーフィルタ層を有している。遮光部14cは、接続部22に隣接する位置に配置された遮光部を指し、遮光部14bはその他の遮光部を指すこととにする。すなわち、遮光部14bは、マトリクス状に配列された絵素間に設けられた遮光部を指す。遮光部14bおよび14cは一般に一体に形成され、遮光部14bおよび14cをまとめてBMと呼ぶこともある。
【0031】
カラーフィルタ基板14は、さらに、液晶層16側の表面に対向電極(不図示)を有している。アクティブマトリクス基板13が有する画素電極15とそれに対向する位置にある対向電極(不図示)によって液晶層16に電圧が印加される。画素電極15とそれに対向する位置にある対向電極(不図示)によって電圧が印加される領域のうち、カラーフィルタ14aが形成されている領域(遮光部14bおよび14cが形成されていない領域)が絵素(「開口部」と呼ばれることもある。)に対応する。
【0032】
なお、大型液晶パネル100に用いられる液晶パネル10は、上記の構成に限られず、公知の種々の液晶パネルを用いることができる。アクティブマトリクス基板13と対向基板14とを逆に配置してもよいし、液晶層16に電圧を印加するための電極を一方の基板に形成したIPS(In−Plane−Switching)モードの液晶パネルであってもよい。さらに、アクティブ駆動型の液晶パネルに限られず、パッシブ駆動型の液晶パネルを用いることもできる。また、カラーフィルタ14aは省略され得る。
【0033】
但し、液晶パネル10としては、後述するように、反射型の液晶パネルを用いることが好ましい。反射型液晶パネルとしては、公知の種々の液晶パネルを用いることができる。例えば、反射特性に優れた金属材料を用いて画素電極15を形成してもよいし、液晶層16の材料としてコレステリック液晶材料を用いて、コレステリック層の選択反射機能を利用してもよい。もちろん、液晶パネル10の表示モードによって、偏光板や位相差板を設けてもよいし、基板13および14の液晶層16側表面に配向膜を設けてもよい。
【0034】
2枚の液晶パネル10を互いに接続している接続部22は、例えば、接着剤で形成されている。接続部22を構成する材料の屈折率は、アクティブマトリクス基板14を構成する透明基板14’の屈折率とほぼ等しいことが好ましいが、異なっていてもよい。透明基板14’としては、例えばガラス基板やプラスチック基板が用いられる。また、板に限られず、フィルムを用いることもできる。また、接続部22を構成する材料は、例えば接着剤であり、エポキシ系やアクリル系の接着剤(熱硬化性または光硬化性)を用いることができる。
【0035】
大型液晶パネル100は、絵素(カラーフィルタ14a)から出射されて接続部22を通過した光が対向基板14から観察者側に出射されることが無いように構成となっている。すなわち、絵素を通過した光が接続部22に至らないように構成されている。
【0036】
具体的には、接続部隣接遮光部の幅をY、対向基板14を構成する透明基板14’の厚さをX、透明基板14’の屈折率をnとすると、次の関係式(1)が成立している。
Y>Xtan{sin-1(1/n)}・・・・・(1)
【0037】
上記の関係式(1)が成立していると、液晶表示パネル10同士の接続部22を左右±90°のどの角度から観察しても接続部22が認識されることがない。
【0038】
図2を参照しながら、上記の関係式(1)について、より具体的に説明する。図2に示したように、絵素電極15で反射された表示光は、対向基板14の透明基板14’を透過角θ2で透過した後、出射角θ1で対向基板14から出射する。このとき、出射角θ1と透過角θ2との間には、スネルの法則により、次の関係式(2)が成立する。但し、透明基板14’の周囲の媒質を空気(屈折率が1)とする。
sinθ1=nsinθ2・・・・・(2)
【0039】
ここで、大型液晶パネル100の左右の視野角が±90°となるようにするために必要な透過角の臨界角θ2’は、θ2’=sin-1(1/n)となる。
【0040】
一方、大型液晶パネル100を斜め方向から観察した場合に接続部22(継ぎ目)を目立たなくするには、絵素を通過した光が接続部22に到達しないようにすればよい。そのためには、図2からも明らかなように、透明基板14’の厚さXおよび接続部隣接遮光部14cの幅Yとが、次の関係式(3)を満足すればよい。
Y/X>tanθ2’ ・・・・・(3)
【0041】
なお、上記関係式(3)を求める際に、液晶層16の厚さや、透明基板14’上に形成されているカラーフィルタ層やBMの厚さは、上記XやYに比べて1桁以上小さな値であるため、これらをよい近似で無視することができる。
【0042】
本実施形態の表示装置が有する大型液晶パネル100では、互いに隣接する液晶表示パネル10間の接続部22付近の構成が、上記関係式(2)および関係式(3)から導かれる関係式(1)を満足しているので、接続部22を透過する光が観察者に到達することが無く、大型液晶パネル100を左右±90°のどの視野角から観察しても接続部22が認識されることがない。
【0043】
例えば、透明基板14’(対向基板14)の厚さXを0.2mm(200μm)とし、また屈折率をn=1.53とすると、上記関係式(1)を満足するためには、接続部隣接遮光部14cの幅Yは0.173mm以上に設定すると良い。
【0044】
なお、上記関係式(1)において、接続部隣接遮光部14cの幅Yの上限としては特に限定されるものではない。しかしながら、大型液晶パネル100の表示画面上において、接続部22を介して互いに隣接する絵素の間隔(絵素ピッチ)が、個々の液晶パネル10における絵素ピッチとほぼ同一でないと、接続部22(継ぎ目)が目立つことになる。従って、接続部22において、左右2つの接続部隣接遮光部14cの幅Yと接続部22の間隙(図1中のP)との和は、他の領域における遮光部14bの幅(図1中のQ)とほぼ同一となることが好ましい。具体的には、接続部と平行に延びる表示パネル内の遮光領域の幅をRとし、接続部の幅をQとすると、0.8Q≦2Y+P≦1.2Qの関係を満足することが好ましく、0.9Q≦2Y+P≦1.1Qの関係を満足することが更に好ましい。
【0045】
なお、本実施形態では、対向基板14の透明基板14’として、厚さXが0.2mmの薄いガラス基板を用いているが、アクティブマトリクス基板13の基板には、厚さZが、0.7mmの厚い基板(例えばガラス基板)を用いる。これは、本実施形態の液晶表示装置が、表示方式として外部の光を利用する反射モードを採用しているために可能となる。一般に、表示パネルの背面側にバックライトを備えた透過型の表示装置の場合、表示光は観察者に到達するまでに、アクティブマトリクス基板13および対応基板14の両方を通過することになる。このため、接続部22(継ぎ目)を目立たなくするためには、アクティブマトリクス基板13(透明基板13’)の厚さZも、対向基板(透明基板13’)の厚さXと同じく関係式(1)の制約を受けることになり、アクティブマトリクス基板(第2基板)13の厚さZを厚くすることができい。従って、上述の場合を例にとれば、X、Yともに0.2mmに設定する必要があり、表示パネルの機械的な強度を低下させるといった問題が生じる。但し、透過型や、半透過型、透過/反射両用型(透過領域と反射領域とを個々の絵素領域に備えたもの)の表示装置の場合、複数のアクティブマトリクス基板13およびその接続部22の全体を覆うように、アクティブマトリクス基板13の裏面側に支持基板を別途設ければ、機械的な強度を確保することができる。
【0046】
表示方式として外部の光を利用する反射モードを採用すると、表示光は液晶層16の背面側にあるアクティブマトリクス基板13やその接続部22に影響を受けることが無く、アクティブマトリクス基板13(基板13’)の厚さZは何ら制約を受けることが無い。従って、アクティブマトリクス基板13(基板13’)の厚さZを、Xよりも大きく設定することができる。例えばX=0.2mに対し、Z=0.7mmや、Z=1.1mmとすることができる。この結果、接続部22が目立たないように関係式(1)を満たしながら、十分な機械的な強度を有する液晶パネル10を用いて大型液晶パネル100を構成することができる。
【0047】
ところで、本実施形態の液晶パネル10の対向基板14を構成する透明基板14’の厚さXを0.2mmとしたが、このような薄い基板はハンドリングなどが困難になるため、液晶表示パネル10の製造工程において扱い難い。従って、厚い基板(例えば、厚さが0.7mmのガラス基板)を有するアクティブマトリクス基板13および対向基板14を用いて液晶パネル10を作製した後、対向基板14の透明基板14’だけをエッチングや研磨により薄く加工することで、簡便に対向基板14が薄い液晶パネル10を作製することができる。例えば、透明基板14’がガラス基板であるとき、透明基板14’の薄型化は、例えば、硫酸を含有したフッ酸系のエッチャント等を用いて透明基板14’の外側表面をエッチングすることによって実行される。
【0048】
また、透明基板14’の材料は、ガラスに限られるものではなく、プラスチックあってもよい。大型液晶パネル100の解像度が高く、接続部隣接遮光部14bの幅Xを大きく取れない場合、例えば透明基板14’の厚さXとして10〜200μm程度の小さい値が求められる場合には、透明基板14’としてプラスチックフィルムを用いると便利である。
【0049】
以上のように、本実施形態の液晶表示装置は、複数の液晶表示パネル10間の接続部22において、上記関係式(1)が成立している。その結果、接続部22を透過した光が観察者にまで到達することがなく、継ぎ目が目立たない。液晶パネル10として、広視野角特性(例えば左右視角が90°)を有する液晶パネルを用いても、継ぎ目が視認されることがなく、表示品位の高い、広視野角大画面表示装置を実現することができる。
【0050】
さらに、液晶パネル10として、反射モードの液晶パネルを用いると、液晶層16の背面側に配置されたアクティブマトリクス基板13の厚さや接続形態(例えば、接着剤の色、材質、接続部の形状)の自由度が高く、アクティブマトリクス基板13として厚い基板を用いることができる。例えば、アクティブマトリクス基板13の側面に嵌合構造を設けたり、面取りを施したりしてもよい。その結果、液晶パネル10の機械的な強度を犠牲にすることなく、信頼性の優れた表示装置を得ることができる。
【0051】
さらに、図3に示すように、上述の大型液晶パネル100の観察者側の表面に透光性を有する基板32を設けてもよい。
【0052】
図3に示した大型液晶パネル200は、図1に示した大型液晶パネル100の観察者側に配置されている対向基板14の観察者側に、複数の液晶パネル10およびその接続部22の全体を覆うように配置された透光性を有する基板32を備えている。
【0053】
大型液晶パネル100は、上述したように関係式(1)の関係を満足しているので、接続部22を通過する表示光は全く観察者に認識されず、接続部22が目立たない。しかしながら、大型表示パネル100の観察者側表面におけいて、液晶パネル10の表面状態と接続部22の表面状態の違いや、透明基板14’と接続部22を構成する材料との屈折率の違いなどによって、外光の表面反射の程度(強度は角度分布)が異なると、外光の表面反射の均一性が損なわれて接続部22が目立つことがある。これに対し、大型液晶パネル200のように、複数の液晶パネル10と接続部22とを覆う透光性基板32を設けることによって、表面反射の違いによって接続部22が目立つことを防止することができる。
【0054】
透光性基板32としては、ガラス基板やプラスチック基板などの透明基板を用いることができる。また、表示モードに応じて透明基板14’の観察者側に偏光板、位相差板あるいは拡散板が設けられる場合には、透光性基板32とこれらを兼用してもよい。なお、透光性基板32を大型液晶パネル100の表面に固定するための接着層22aは、接続部22と同様に例えば透明な接着剤から形成され得る。接着層22aと接続部22とを同じ接着剤を用いて、同一工程で一括に形成することもできる。
【0055】
(実施形態2)
図4を参照しながら、実施形態2のEL表示装置の構造と機能を説明する。図4に実施形態2のEL表示装置が有する大型ELパネル400の模式的な断面図を示す。
【0056】
図4に示したように、大型ELパネル400は、接続部52で互いに接続された複数のELパネル40を有している。以下では、簡単のために、左右に配置された2枚のELパネル40をその側面で互いに接続した場合を例示する。接続部52は、例えば、アクティブマトリクス型のEL表示装置においては、行または列に平行(走査線まはた信号線に平行)に形成される。
【0057】
それぞれのELパネル40は、一対の基板43および44の間にEL層46を有している。一対の基板43および44は、シール材4で互いに接着されており、EL層46は外部(空気中の水分およびまたは不純物)から保護されている。ここでは、基板43はアクティブマトリクス基板であり、基板44は対向基板である。
【0058】
アクティブマトリクス基板43は、基板43’と、基板43’のEL層46側の表面に形成された、絵素電極(例えば陰極)45と、アクティブ素子、走査線や信号線(いずれも不図示)などを有している。上記アクティブ素子としては、TFT(薄膜トランジスタ)などを用いることができる。基板43’は、典型的には、ガラス基板であるが、プラスチック基板を用いてもよい。ELパネル40の観察者と反対側に配置される基板には透光性は必要ないので、基板43’として半導体基板を用いることもできる。
【0059】
対向基板44は、透明基板44’と、透明基板44’のEL層46側の表面に形成された対向電極(例えば陽極)44aを有している。対向電極44aは、EL層46を介して絵素電極45に対向するように形成されており、絵素ごとに形成されているEL層46に電圧を印加する。対向電極44aおよび絵素電極45が形成されている領域が絵素に対応し、それ以外の領域は、表示に寄与しない、非表示領域である。ここでは、マトリクス状に配列された絵素間に形成される非非表示領域を非表示領域44bとし、接続部22に隣接する位置に配置された非表示領域を非表示領域(「接続部隣接非表示領域」と呼ぶこともある。)44cとする。なお、色純度を向上させる目的等でカラーフィルタや遮光部(BM)を形成する場合には、液晶パネル10(図1参照)のように、カラーフィルタが絵素(表示領域)に対応し、遮光部が非表示領域に対応する。
【0060】
なお、大型ELパネル400に用いられるELパネル40は、上記の構成に限られず、公知の種々のELパネルを用いることができる。アクティブマトリクス基板43と対向基板44とを逆に配置してもよいし、パッシブ駆動型のELパネルを用いることもできる。また、EL層46を構成する材料としては、公知の種々のEL材料を用いることができる。例えば、特開平2000−173770号公報に開示されている有機EL材料を用いることができる。
【0061】
大型ELパネル400は、絵素(EL層46)から出射されて接続部52を通過した光が対向基板44から観察者側に出射されることが無いように構成となっている。すなわち、絵素を通過した光が接続部52に至らないように構成されている。
【0062】
具体的には、対向基板44を構成する透明基板44’の厚さをX、透明基板44’の屈折率をn、接続部隣接非表示領域44cの幅をYとすと、実施形態1の大型液晶パネル100と同様に、上記の関係式(1)を満足しており、EL層46から出射されて接続部52を通過したが、対向基板44から観察者側に出射されることが無い構成となっている。その結果、大型ELパネル400を左右±90°のどの視野角から観察しても接続部52が認識されることがなく、EL層46から全方位に出射される光を有効に表示に利用することができる。
【0063】
なお、上記関係式(1)において、接続部隣接非表示領域14cの幅Yの上限としては特に限定されるものではない。しかしながら、大型ELパネル400の表示画面上において、接続部52を介して互いに隣接する絵素の間隔(絵素ピッチ)が、個々のELパネル40における絵素ピッチとほぼ同一でないと、接続部52(継ぎ目)が目立つことになる。従って、接続部52において、左右2つの接続部隣接非表示領域44cの幅Yと接続部52の間隙(図4中のP)との和は、他の領域における非表示領域44bの幅(図4中のQ)とほぼ同一となることが好ましい。具体的には、接続部と平行に延びる表示パネル内の遮光領域の幅をRとし、接続部の幅をQとすると、0.8Q≦2Y+P≦1.2Qの関係を満足することが好ましく、0.9Q≦2Y+P≦1.1Qの関係を満足することが更に好ましい。
【0064】
ELパネル40は、自発光型の表示パネルであるので、反射型表示パネルと同様に、表示光はEL層46の背面側にあるアクティブマトリクス基板43やその接続部52に影響を受けることが無く、アクティブマトリクス基板43(基板43’)の厚さZは何ら制約を受けることが無い。従って、アクティブマトリクス基板43(基板43’)の厚さZを、Xよりも大きく設定することができる。例えばX=0.2mに対し、Z=0.7mmや、Z=1.1mmとすることができる。この結果、接続部52が目立たないように関係式(1)を満たしながら、十分な機械的な強度を有するELパネル40を用いて大型ELパネル400を構成することができる。
【0065】
以上のように、本実施形態のEL表示装置は、複数のEL表示パネル40間の接続部52において、上記関係式(1)が成立している。その結果、接続部52を透過した光が観察者にまで到達することがなく、継ぎ目が目立たない。すなわち、ELパネル40の広い視野角特性を損なうことがなく、光の利用効率が高い、高品位の大画面表示装置を実現することができる。
【0066】
さらに、EL層46の背面側に配置されたアクティブマトリクス基板43の厚さや接続形態の自由度が高く、アクティブマトリクス基板43として厚い基板を用いることができる。その結果、ELパネル40の機械的な強度を犠牲にすることなく、信頼性の優れた表示装置を得ることができる。
【0067】
さらに、図5に示すように、上述の大型ELパネル400の観察者側の表面に透光性を有する基板62を設けてもよい。
【0068】
図5に示した大型ELパネル500は、図4に示した大型ELパネル400の観察者側に配置されている対向基板44の観察者側に、複数のELパネル40およびその接続部52の全体を覆うように配置された透光性を有する基板62を備えている。
【0069】
このように、大型ELパネル400の観察者側の表面に透光性を有する基板62を設けることによって、図3を参照しながら上述したのと同様に、外光の表面反射の不均一性に起因して、接続部52が目立つことを防止することができる。
【0070】
透光性基板62としては、ガラス基板やプラスチック基板などの透明基板を用いることができる。透光性基板62を大型ELパネル400の表面に固定するための接着層62aは、接続部62と同様に例えば透明な接着剤から形成され得る。接着層62aと接続部52とを同じ接着剤を用いて、同一工程で一括に形成することもできる。
【0071】
さらに、図5に示した大型ELパネル500のように、大型ELパネル400の背面に、基板64を設けてもよい。基板64を設けることによって、EL層46を外部からより確実に保護することができる。特に、有機EL材料は、空気中の水分や不純物に曝されると特性が劣化しやすいので、基板64を設けることが好ましい。
【0072】
個々のELパネル40のエッジにシール材47を配置し、かつELパネル40の間の接着部52に接着剤(樹脂)を充填することで、有機EL材料を外気と隔離することが可能であるが、樹脂材料は僅かにガスと透過する特性を有するため完全に隔離することは困難である。これに対し、表側基板62と背面側基板64とで、表示パネル40の接続部52を挟み込む構造にすることによって、より確実に外気から遮断することができる。特に、表側基板62および背面側基板64をガスバリア性に優れた無機材料で構成すれば、ほぼ完全に有機EL材料を外気から隔離することができ、信頼性が向上する。表側基板62には透光性も必要なので、ガラス板が適しており、裏面基板64には、ガラス板や金属板を用いることができる。背面基板64を大型ELパネル400の背面に固定するための接着層62bは接着剤から形成され得る。
【0073】
上記の実施形態1および2では、図6(a)に示すように、2枚の表示パネル60Aを互いに接続した表示装置600Aを例に説明してきたが、これに限定されるものではなく、図6(b)に示すように4枚の表示パネル60Bを相互に接続した表示装置600Bや、図6(c)に示すように3枚以上の表示パネル60Cを1方向に沿って連続的に接続した表示装置600Cを構成できることは言うまでも無い。
【0074】
また、表示パネルとしては、例示した液晶パネルやELパネルに限らず、電気泳動表示パネル、LED表示パネルなど、反射型表示や自発光表示を行なう表示パネルであれば、本発明の表示装置に用いることができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明によると、表示パネル間の接続部(継ぎ目)が目立たない、広視野角特性を有するマルチパネル型表示装置が提供される。また、表示パネルとして、反射型や自発光型の表示パネルを用いると、背面側の基板の厚さを十分厚くできるので、機械的強度が高く、信頼性に優れた大型表示パネルを比較的簡単な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1の液晶表示装置が備える大型液晶パネル100の模式的な断面図である。
【図2】大型液晶パネル100の接続部22付近の部分拡大図である。
【図3】本発明による実施形態1の他の液晶表示装置が備える大型液晶パネル200の模式的な断面図である。
【図4】本発明による実施形態2のEL表示装置が備える大型ELパネル400の模式的な断面図である。
【図5】本発明による実施形態2の他のEL表示装置が備える大型ELパネル500の模式的な断面図である。
【図6】(a)〜(c)は、本発明によるの表示装置の表示パネルの配置例を示す平面図である。
【図7】従来の大型液晶パネル700の模式的な断面図である。
【符号の説明】
10 液晶パネル
13 アクティブマトリクス基板
13’ 基板
14 カラーフィルタ基板
14’ 透明基板
14a カラーフィルタ
14b 絵素間に形成されている遮光部
14c 接続部に隣接して形成されている遮光部
15 絵素電極
16 液晶層
17 シール材
22 接続部
100、200 大型液晶パネル

Claims (2)

  1. 複数の表示パネルが接続部を介して互いに接続された表示装置であって、
    前記複数の表示パネルのそれぞれは、自発光型表示パネルまたは反射型表示パネルであって、表示媒体層と、前記表示媒体層の観察者側に配置された透光性を有する第1基板と、前記表示媒体層を介して前記第1基板に対向するように配置された第2基板を有し、
    前記第2基板の厚さZは、前記第1基板の厚さXよりも大きく、
    前記第1基板の厚さをX、前記複数の表示パネルの前記接続部を介して互いに隣接する位置に形成されたそれぞれの非表示領域の幅をY、前記第1基板の屈折率をnとしたとき、Y>Xtan{sin-1(1/n)}の関係が成立している表示装置。
  2. 前記複数の表示パネルの観察者側に配置され、前記複数の表示パネルおよび接続部の全体を覆う、透光性を有する第3基板をさらに備える、請求項1記載の表示装置。
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