JP3688372B2 - パチンコ機のパチンコ球整流装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、球タンクから供給されるパチンコ球を、2列から1列に変更整流してパチンコ球放出装置へ送り出すパチンコ機のパチンコ球整流装置、特に、2列の球通路から1個づつ合計2個のパチンコ球を規制して受け入れ、この2個のパチンコ球を確実に1個づつ順番に送出誘導する回転体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のパチンコ機のパチンコ球放出装置は、パチンコ球を1個単位で計数するようにし、入賞球ごとに放出されるパチンコ球の定量数を1個単位に設定、変更調整できるようにした構造のものが提供されているが、このようなパチンコ球放出措置へは、球タンクからそれぞれ2列に整流した誘導樋の各列のパチンコ球を1個づつ交互に順番に制御して送り出してやらなければならない。
【0003】
このような2列の球通路の各列のパチンコ球を1個単位で制御して前記パチンコ球放出装置へ送り出す機構として、外周に数個の円弧面とパチンコ球が嵌入し得る凹窪を等間隔で形成した円盤状になる回転体を前記2列の各列の球通路ごとに1個設置し、各列の回転体は互いの円弧面の1個分に対する半ピッチを回転方向へ変位させて並列に設置し、一方の回転体の円弧面が一方の球通路に臨んでいるとき、他方の回転体の凹窪が他方の球通路に臨んで互いの回転体の円弧面と凹窪が各列の球通路に食い違い状に臨ませることにより、各列のパチンコ球を1個づつ所定のタイミング差を以て交互に取り込んで送出すようにしている。
【0004】
そして、これら2列の球通路に並列設置した2個の回転体を回転駆動させる手段として、球通路の傾斜により上方からの球圧を受けて回転駆動する方法によるもの(特公平5−5515号公報参照)、或は、動力装置により2個の回転体を交互に回転させる方法を用いたもの(特開昭61−76181号公報参照)等が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で説明したような2列の球通路の各列のパチンコ球を1個単位で放出制御する機構は、2列の球通路にそれぞれ個々に設置する2個の回転体が必要であり、これら2個の回転体は回転体の円弧面と凹窪が各列の球通路に食い違い状に臨ませるための所定のピッチ差を有して設置しなければならず、しかも円盤状の回転体はそれぞれの球通路を通過するパチンコ球の中心となる位置に設置しなければならないために、部品点数が多く、組み立ても精度が要求される困難なものであった。
【0006】
また、動力装置により回転体を駆動させる方法では部品点数が更に多く、構造も複雑となり、しかも、動力装置の設置スペ−スの確保と、困難な組み立て作業を余儀なくされている。その結果、生産効率が悪く経済性も良くないものであった。それ故に、部品点数を少なくして構造を簡素化することが望まれている。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、2列の球通路の各列に共同する一個の回転体を設け、この回転体は円弧面を一端側から他端側へ先細状にするテーパを設けて形成し、凹窪に納まる2個のパチンコ球を小径側のパチンコ球が大径側のパチンコ球より必ず先に回転体から離脱するように規制し、球寄せ案内路に納まる2個のパチンコ球の水平方向へのスムーズな誘導が得られるようにし、球寄せ案内路の2個のパチンコ球を1個づつ順番に制御して送り出すように形成し、少ない部品点数で構造を簡素化し、組み立て作業も容易にし、しかも狭い設置スペ−スに楽々納めて設置することを可能にしたパチンコ球整流装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るパチンコ機のパチンコ球整流装置は、上流側に位置する2列の球通路と、これら2列の球通路を1列に変更案内する球寄せ案内路と、外周に数個の円弧面とパチンコ球が嵌入し得る凹窪を等間隔で設けて前記2列の球通路からそれぞれ1個づつ合計2個のパチンコ球ごとに規制して球寄せ案内路へ誘導する回転体と、この回転体と球寄せ案内路により規制誘導された2個のパチンコ球を1個づつ送出する下流側の1列の送出路を設けて形成し、前記回転体は上流側の2列の球流路を受ける長さを有すると共に前記全ての円弧面を回転体の一端側から他端側へテーパを設けて形成し、この回転体の小径側を前記送出路側へ位置させて設置してなる。
【0009】
前壁の内面に前記球寄せ案内路に臨む湾曲斜面を有する球寄せ案内片を設け、この湾曲斜面の下端を下流側の送出路に連通させて設置し、球寄せ案内路に誘導された2個のパチンコ球を湾曲斜面の勾配により水平方向へ誘導して送出路へ1個づつ順番に導出するように設置するのが好ましい。
【0010】
前記下流側の送出路は、後壁の前記球寄せ案内路から送出路に対応する箇所に外側に膨出する膨出壁部を設けると共に下流側の隔壁の球通路面に前記膨出壁部の膨出量に応じた張り出しを設けて膨出壁部の側へづらして形成するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1はパチンコ機の概略裏面図を示し、1は遊技盤、2は遊技盤の後面に設置された機構板、3は機構板の上方に設けられた球タンク、4は上流側を球タンクに接続し、下流側で2列の通路部を有して形成された誘導樋、5はパチンコ球を1個単位で計数して所定個数のパチンコ球を下端に接続する排出路6を介してパチンコ機の表面に設けた球受皿(図示せず)に放出するパチンコ球放出装置をそれぞれ示す。
【0012】
本発明に係るパチンコ球整流装置7は、図3に示すように、上流側にパチンコ球が並ぶ2列の球通路8a,8bと、これら2列の球通路8a,8bを1列に変更して水平方向へ案内する球寄せ案内路9と、この球寄せ案内路9へパチンコ球を2個づつ規制して誘導する回転体10と、この回転体10と球寄せ案内路9により規制して誘導された2個のパチンコ球を1個づつ送出する下流側の1列の送出路11を有して形成し、上流側の2列の球通路8a,8bを前記誘導樋4に接続し、下流側の1列の送出路11をパチンコ球放出装置5に接続設置して構成する。
【0013】
【実施例】
本発明のパチンコ球整流装置7は、図2に分解して示すように、カ−ブ壁12、前壁13、後壁14によりケ−ス体として組立てられる。前記カ−ブ壁12は上面部12aから湾曲部12bを介して垂直に延長する側面部12cを有して形成され、このカ−ブ壁12は上面部12aから湾曲部12bに至る内面中央に隔壁15aを突設すると共に側面部12cの下部の内面中央に隔壁15bを突設し、前記隔壁15aと15bとの間の空間に球寄せ案内路9が設けられ、前記上面部12aから湾曲部12bに至る隔壁15aの両側面に、パチンコ球がそれぞれ1条に並ぶ2列の球通路8a,8bを設け、これら2列の球通路8a,8bの下流側を前記球寄せ案内路9に連通させ、前記側面部12cの隔壁15bの一方の側面に上部を前記球寄せ案内路9に連通する下流側の1列の送出路11を形成する。
【0014】
前記後壁14は、図5(イ)〜(ホ)に示すように、前記球寄せ案内路9から下流側の隔壁15bの一方側に設けた送出路11に対応する箇所に外側に膨出する膨出壁部16を設けると共に下流側の隔壁15bの球通路面には前記膨出壁部16の膨出量に応じた張り出し17を設けて隔壁15bの1列の送出路11を膨出壁部16の側へづらして1個のパチンコ球が通過する幅に形成する。
【0015】
前壁13の内面に前記球寄せ案内路9に臨む球寄せ案内片18が設けられ、前記球寄せ案内片18は湾曲斜面18aを有して形成し、図5(イ)〜(ホ)に示すように、この湾曲斜面18aの下端を隔壁15bの送出路11に連通させて上流側の隔壁15aの他方の球通路8bを水平方向へ誘導して送出路11へ案内するように設置する。
【0016】
前壁13と後壁14の内面に短軸よりなる枢軸19a,19bが互いに対向して突設され、図4(イ)〜(ハ)に示すように、この枢軸19a,19bに回転体10の両端を枢着して図6(イ)〜(ホ)に示すように、回転体10の外周を前記球寄せ案内路9に臨ませて回転自在に設置される。
【0017】
前記回転体10は、図2に示すように、外周に数個の円弧面20とパチンコ球が嵌入し得る凹窪21を等間隔で設けて形成し、この回転体10は、2列の球通路8a,8bを受ける長さを有すると共に全ての円弧面20が回転体10の一端から他端側へ先細にするテーパを設けて円錐台形状に形成し、図4(イ)〜(ハ)に示すように、この回転体は小径側を送出路11の側に位置させ、且つ、図6(イ)〜(ホ)に示すように、凹窪21を球寄せ案内路9に臨ませて設置し、凹窪21に納まる2個のパチンコ球のうち小径側に位置するパチンコ球が大径側のパチンコ球より先に凹窪20から離脱し、そして僅かに遅れて大径側のパチンコ球が凹窪20から離脱するように離脱順序を規制し、送出路11の側のパチンコ球、即ち、回転体10の小径側のパチンコ球が先球となり、大径側のパチンコ球が後球となって、凹窪21から球寄せ案内路9へ落下する2個のパチンコ球の先球と後球の落下順序が確実に得られるようにし、大径側から落下する後続のパチンコ球の球圧を先球へ有効に作用させ、2個のパチンコ球を水平方向へ確実に誘導して、球寄せ案内路9で2個のパチンコ球が球詰まりを生じることなく送出路11へ1個づつ確実に送出することができるようにする。
【0018】
また、前記回転体10の前記円弧面20の頭部が軸心に対して真円でない形状に形成し、円弧面20の頭部でパチンコ球を咬み込み難くし、球詰まりの発生を阻止し得る形状に形成するのが好ましい。
尚、22は前壁13に突設された支持軸、23はねじ24を前記支持軸22にねじ止めするためのねじ孔。25a,25bはパチンコ球整流装置7を機構板2の裏面にねじ止め設置するために、前壁13と後壁14に互いに貫通するように穿設したねじ孔を示す。
【0019】
図4〜図6は、本発明のパチンコ球整流装置におけるパチンコ球の整流状態を断面で示す作用図で、パチンコ球整流装置7は上流側の2列の球通路8a,8bを球タンク3に接続する誘導樋4の2列に整流した通路部にそれぞれ接続し、下流側の送出路11をパチンコ球放出装置5に接続して設置され、前記誘導樋4の2列の通路部からパチンコ球整流装置7の球通路8aにパチンコ球A1 ,A2 ,A3 …が流入し、球通路8bにパチンコ球B1 ,B2 ,B3 …が流入し、これらの球通路8aと8bのパチンコ球A1 とB1 が球寄せ案内路9に達すると、各球通路8a,8bの各パチンコ球A1 とB1 が同時に回転体10の円弧面20aに係合して、球重量により回転体10を回転しながら、図5(イ)、図6(イ)に示すように、回転体10の凹窪21aに一緒に納まる。即ち、この時点で、回転体10の凹窪21aには2個のパチンコ球A1 ,B1 が納まっている。
【0020】
そして回転体10が図5(ロ)、図6(ロ)の位置まで回転したとき、2個のパチンコ球A1 ,B1 は凹窪21aにまだ納まり保持されると共に、パチンコ球A2 ,B2 が次の円弧面20bに係合する。そして回転体10が更に回転して、図5(ハ),図6(ハ)に示す凹窪21aが球寄せ案内路9に連通位置したとき、円弧面20aの小径側のパチンコ球A1 が凹窪21aから先に離脱し、回転体10の回転に伴ってパチンコ球A1 から僅かに遅れてパチンコ球B1 が離脱し、図4(イ)に示すように、2個のパチンコ球A1 とパチンコ球B1 とが球寄せ案内路9に横並びに納まる。そして、パチンコ球B1 が球寄せ案内片18の湾曲斜面18aの勾配によりパチンコ球A1 を送出路11の側へ押し出して、図4(ロ),図5(ニ),図6(ニ)に示すように、パチンコ球A1 を送出路11へ誘導送出し、続いてパチンコ球B1 も湾曲斜面18aの勾配により、図5(ホ),図6(ホ)に示すように、送出路11へ誘導送出される。また、図5(ホ),図6(ホ)の状態では、2個のパチンコ球A2 ,B2 は凹窪21bに納まり保持され、そして次の2個のパチンコ球A3 ,B3 が円弧面20cに係合位置する。
【0021】
以上のように、上流側の2列の球通路8a,8bの各パチンコ球A1 ,A2 ,A3 …とB1 ,B2 ,B3 …は各球通路8a,8bから1個づつ合計2個のパチンコ球を回転体10の凹窪21に納めて回転し、凹窪21が球寄せ案内路9に連通したときに、凹窪に納まる2個のパチンコ球A1 ,B1 は、回転体10の小径側のパチンコ球A1 が大径側のパチンコ球B1 より必ず先に球寄せ案内路9に落下する。このように、回転体10の円弧面20に備えるテーパが、回転体10の回転に伴なって凹窪21に納まる2個のパチンコ球の落下順序を正確に規制し、球寄せ案内路9において2個のパチンコ球を確実に横並びに配置し、球寄せ案内路9での球詰まりを生じさせることなく、2個のパチンコ球を球寄せ案内片18の湾曲斜面18aの勾配により、後球のパチンコ球B1 が先球のパチンコ球A1 に球圧を与えて1個づつ順番に送出路11へ誘導送出する。そして次の凹窪21に納まり保持された2個のパチンコ球を同じ動作を繰り返しながら送出路11へ1個づつ誘導送出し、この送出路11からパチンコ球放出装置5へパチンコ球を1個づつ送り出す。
【0022】
【発明の効果】
本発明は上記のような構成であるから、1個の回転体により上流側の2列の球通路を受けることにより、上流側の2列の球通路の各列から1個づつ合計2個のパチンコ球が回転体の円弧面に係合して、パチンコ球の重量により回転体を回転し、回転体の回転に伴って回転体の同じ凹窪に2個宛のパチンコ球を受け入れて回転しながら球寄せ案内路に誘導し、球寄せ案内路の湾曲斜面の勾配により2個のパチンコ球を1個づつ順に送出路へ送出するので、本発明の回転体は、回転体に対する負荷を少なくし、回転体の破損率が少なくなり、テ−パでのパチンコ球の送出路への誘導が迅速確実に行うことができ、部品点数を少なくし、2列の球通路に対する各列の球通路ごとにピッチを設定する必要もないので全体の構造が簡素化され、組み立て作業を容易にし、狭い設置スペ−スに楽々納め設置可能である。
【0023】
また、回転体は円弧面を先細状にするテ−パを設けて形成することにより、凹窪に納まる2個のパチンコ球は、回転体の小径側のパチンコ球を大径側のパチンコ球より必ず先に球寄せ案内路に落下させ、回転体の回転に伴なって凹窪に納まる2個のパチンコ球の落下順序を正確に規制し、球寄せ案内路において2個のパチンコ球を確実に横並びに納め、球寄せ案内路での球詰まりを生じさせることなく、2個のパチンコ球を球寄せ案内片の湾曲斜面の勾配により、後球の球圧を先球に有効に与えて2個のパチンコ球を1個づつ順番に送出路11へ確実に誘導送出することを可能にする。
【0024】
回転体の円弧面の頭部を軸心に対して真円でない形状に形成することにより、円弧面でのパチンコ球の咬み込みの発生がなく球詰まりから解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ球整流装置を設置して示すパチンコ機の裏面図である。
【図2】本発明のパチンコ球整流装置の分解斜視図である。
【図3】本発明のパチンコ球整流装置の組立斜視図である。
【図4】本発明のパチンコ球整流装置における上流側の2列の球通路から下流側の送出路へ誘導案内される状態を断面で示す作用図である。
【図5】本発明のパチンコ球整流装置の回転体の設置状態と上流側の2列の球通路から下流側の送出路へ誘導案内される状態を断面で示す作用図である。
【図6】本発明のパチンコ球整流装置の回転体の設置状態と上流側の2列の球通路から下流側の送出路へ誘導案内される状態を断面で示す作用図である。
【符号の説明】
3 球タンク
4 誘導樋
5 パチンコ球放出装置
7 パチンコ球整流装置
8a,8b 球通路
9 球寄せ案内路
10 回転体
11 送出路
12 カーブ壁
13 前壁
14 後壁
16 膨出壁部
17 張り出し
18 球寄せ案内片
18a 湾曲斜面
20 円弧面
21 凹窪
【発明の属する技術分野】
本発明は、球タンクから供給されるパチンコ球を、2列から1列に変更整流してパチンコ球放出装置へ送り出すパチンコ機のパチンコ球整流装置、特に、2列の球通路から1個づつ合計2個のパチンコ球を規制して受け入れ、この2個のパチンコ球を確実に1個づつ順番に送出誘導する回転体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のパチンコ機のパチンコ球放出装置は、パチンコ球を1個単位で計数するようにし、入賞球ごとに放出されるパチンコ球の定量数を1個単位に設定、変更調整できるようにした構造のものが提供されているが、このようなパチンコ球放出措置へは、球タンクからそれぞれ2列に整流した誘導樋の各列のパチンコ球を1個づつ交互に順番に制御して送り出してやらなければならない。
【0003】
このような2列の球通路の各列のパチンコ球を1個単位で制御して前記パチンコ球放出装置へ送り出す機構として、外周に数個の円弧面とパチンコ球が嵌入し得る凹窪を等間隔で形成した円盤状になる回転体を前記2列の各列の球通路ごとに1個設置し、各列の回転体は互いの円弧面の1個分に対する半ピッチを回転方向へ変位させて並列に設置し、一方の回転体の円弧面が一方の球通路に臨んでいるとき、他方の回転体の凹窪が他方の球通路に臨んで互いの回転体の円弧面と凹窪が各列の球通路に食い違い状に臨ませることにより、各列のパチンコ球を1個づつ所定のタイミング差を以て交互に取り込んで送出すようにしている。
【0004】
そして、これら2列の球通路に並列設置した2個の回転体を回転駆動させる手段として、球通路の傾斜により上方からの球圧を受けて回転駆動する方法によるもの(特公平5−5515号公報参照)、或は、動力装置により2個の回転体を交互に回転させる方法を用いたもの(特開昭61−76181号公報参照)等が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で説明したような2列の球通路の各列のパチンコ球を1個単位で放出制御する機構は、2列の球通路にそれぞれ個々に設置する2個の回転体が必要であり、これら2個の回転体は回転体の円弧面と凹窪が各列の球通路に食い違い状に臨ませるための所定のピッチ差を有して設置しなければならず、しかも円盤状の回転体はそれぞれの球通路を通過するパチンコ球の中心となる位置に設置しなければならないために、部品点数が多く、組み立ても精度が要求される困難なものであった。
【0006】
また、動力装置により回転体を駆動させる方法では部品点数が更に多く、構造も複雑となり、しかも、動力装置の設置スペ−スの確保と、困難な組み立て作業を余儀なくされている。その結果、生産効率が悪く経済性も良くないものであった。それ故に、部品点数を少なくして構造を簡素化することが望まれている。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、2列の球通路の各列に共同する一個の回転体を設け、この回転体は円弧面を一端側から他端側へ先細状にするテーパを設けて形成し、凹窪に納まる2個のパチンコ球を小径側のパチンコ球が大径側のパチンコ球より必ず先に回転体から離脱するように規制し、球寄せ案内路に納まる2個のパチンコ球の水平方向へのスムーズな誘導が得られるようにし、球寄せ案内路の2個のパチンコ球を1個づつ順番に制御して送り出すように形成し、少ない部品点数で構造を簡素化し、組み立て作業も容易にし、しかも狭い設置スペ−スに楽々納めて設置することを可能にしたパチンコ球整流装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るパチンコ機のパチンコ球整流装置は、上流側に位置する2列の球通路と、これら2列の球通路を1列に変更案内する球寄せ案内路と、外周に数個の円弧面とパチンコ球が嵌入し得る凹窪を等間隔で設けて前記2列の球通路からそれぞれ1個づつ合計2個のパチンコ球ごとに規制して球寄せ案内路へ誘導する回転体と、この回転体と球寄せ案内路により規制誘導された2個のパチンコ球を1個づつ送出する下流側の1列の送出路を設けて形成し、前記回転体は上流側の2列の球流路を受ける長さを有すると共に前記全ての円弧面を回転体の一端側から他端側へテーパを設けて形成し、この回転体の小径側を前記送出路側へ位置させて設置してなる。
【0009】
前壁の内面に前記球寄せ案内路に臨む湾曲斜面を有する球寄せ案内片を設け、この湾曲斜面の下端を下流側の送出路に連通させて設置し、球寄せ案内路に誘導された2個のパチンコ球を湾曲斜面の勾配により水平方向へ誘導して送出路へ1個づつ順番に導出するように設置するのが好ましい。
【0010】
前記下流側の送出路は、後壁の前記球寄せ案内路から送出路に対応する箇所に外側に膨出する膨出壁部を設けると共に下流側の隔壁の球通路面に前記膨出壁部の膨出量に応じた張り出しを設けて膨出壁部の側へづらして形成するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1はパチンコ機の概略裏面図を示し、1は遊技盤、2は遊技盤の後面に設置された機構板、3は機構板の上方に設けられた球タンク、4は上流側を球タンクに接続し、下流側で2列の通路部を有して形成された誘導樋、5はパチンコ球を1個単位で計数して所定個数のパチンコ球を下端に接続する排出路6を介してパチンコ機の表面に設けた球受皿(図示せず)に放出するパチンコ球放出装置をそれぞれ示す。
【0012】
本発明に係るパチンコ球整流装置7は、図3に示すように、上流側にパチンコ球が並ぶ2列の球通路8a,8bと、これら2列の球通路8a,8bを1列に変更して水平方向へ案内する球寄せ案内路9と、この球寄せ案内路9へパチンコ球を2個づつ規制して誘導する回転体10と、この回転体10と球寄せ案内路9により規制して誘導された2個のパチンコ球を1個づつ送出する下流側の1列の送出路11を有して形成し、上流側の2列の球通路8a,8bを前記誘導樋4に接続し、下流側の1列の送出路11をパチンコ球放出装置5に接続設置して構成する。
【0013】
【実施例】
本発明のパチンコ球整流装置7は、図2に分解して示すように、カ−ブ壁12、前壁13、後壁14によりケ−ス体として組立てられる。前記カ−ブ壁12は上面部12aから湾曲部12bを介して垂直に延長する側面部12cを有して形成され、このカ−ブ壁12は上面部12aから湾曲部12bに至る内面中央に隔壁15aを突設すると共に側面部12cの下部の内面中央に隔壁15bを突設し、前記隔壁15aと15bとの間の空間に球寄せ案内路9が設けられ、前記上面部12aから湾曲部12bに至る隔壁15aの両側面に、パチンコ球がそれぞれ1条に並ぶ2列の球通路8a,8bを設け、これら2列の球通路8a,8bの下流側を前記球寄せ案内路9に連通させ、前記側面部12cの隔壁15bの一方の側面に上部を前記球寄せ案内路9に連通する下流側の1列の送出路11を形成する。
【0014】
前記後壁14は、図5(イ)〜(ホ)に示すように、前記球寄せ案内路9から下流側の隔壁15bの一方側に設けた送出路11に対応する箇所に外側に膨出する膨出壁部16を設けると共に下流側の隔壁15bの球通路面には前記膨出壁部16の膨出量に応じた張り出し17を設けて隔壁15bの1列の送出路11を膨出壁部16の側へづらして1個のパチンコ球が通過する幅に形成する。
【0015】
前壁13の内面に前記球寄せ案内路9に臨む球寄せ案内片18が設けられ、前記球寄せ案内片18は湾曲斜面18aを有して形成し、図5(イ)〜(ホ)に示すように、この湾曲斜面18aの下端を隔壁15bの送出路11に連通させて上流側の隔壁15aの他方の球通路8bを水平方向へ誘導して送出路11へ案内するように設置する。
【0016】
前壁13と後壁14の内面に短軸よりなる枢軸19a,19bが互いに対向して突設され、図4(イ)〜(ハ)に示すように、この枢軸19a,19bに回転体10の両端を枢着して図6(イ)〜(ホ)に示すように、回転体10の外周を前記球寄せ案内路9に臨ませて回転自在に設置される。
【0017】
前記回転体10は、図2に示すように、外周に数個の円弧面20とパチンコ球が嵌入し得る凹窪21を等間隔で設けて形成し、この回転体10は、2列の球通路8a,8bを受ける長さを有すると共に全ての円弧面20が回転体10の一端から他端側へ先細にするテーパを設けて円錐台形状に形成し、図4(イ)〜(ハ)に示すように、この回転体は小径側を送出路11の側に位置させ、且つ、図6(イ)〜(ホ)に示すように、凹窪21を球寄せ案内路9に臨ませて設置し、凹窪21に納まる2個のパチンコ球のうち小径側に位置するパチンコ球が大径側のパチンコ球より先に凹窪20から離脱し、そして僅かに遅れて大径側のパチンコ球が凹窪20から離脱するように離脱順序を規制し、送出路11の側のパチンコ球、即ち、回転体10の小径側のパチンコ球が先球となり、大径側のパチンコ球が後球となって、凹窪21から球寄せ案内路9へ落下する2個のパチンコ球の先球と後球の落下順序が確実に得られるようにし、大径側から落下する後続のパチンコ球の球圧を先球へ有効に作用させ、2個のパチンコ球を水平方向へ確実に誘導して、球寄せ案内路9で2個のパチンコ球が球詰まりを生じることなく送出路11へ1個づつ確実に送出することができるようにする。
【0018】
また、前記回転体10の前記円弧面20の頭部が軸心に対して真円でない形状に形成し、円弧面20の頭部でパチンコ球を咬み込み難くし、球詰まりの発生を阻止し得る形状に形成するのが好ましい。
尚、22は前壁13に突設された支持軸、23はねじ24を前記支持軸22にねじ止めするためのねじ孔。25a,25bはパチンコ球整流装置7を機構板2の裏面にねじ止め設置するために、前壁13と後壁14に互いに貫通するように穿設したねじ孔を示す。
【0019】
図4〜図6は、本発明のパチンコ球整流装置におけるパチンコ球の整流状態を断面で示す作用図で、パチンコ球整流装置7は上流側の2列の球通路8a,8bを球タンク3に接続する誘導樋4の2列に整流した通路部にそれぞれ接続し、下流側の送出路11をパチンコ球放出装置5に接続して設置され、前記誘導樋4の2列の通路部からパチンコ球整流装置7の球通路8aにパチンコ球A1 ,A2 ,A3 …が流入し、球通路8bにパチンコ球B1 ,B2 ,B3 …が流入し、これらの球通路8aと8bのパチンコ球A1 とB1 が球寄せ案内路9に達すると、各球通路8a,8bの各パチンコ球A1 とB1 が同時に回転体10の円弧面20aに係合して、球重量により回転体10を回転しながら、図5(イ)、図6(イ)に示すように、回転体10の凹窪21aに一緒に納まる。即ち、この時点で、回転体10の凹窪21aには2個のパチンコ球A1 ,B1 が納まっている。
【0020】
そして回転体10が図5(ロ)、図6(ロ)の位置まで回転したとき、2個のパチンコ球A1 ,B1 は凹窪21aにまだ納まり保持されると共に、パチンコ球A2 ,B2 が次の円弧面20bに係合する。そして回転体10が更に回転して、図5(ハ),図6(ハ)に示す凹窪21aが球寄せ案内路9に連通位置したとき、円弧面20aの小径側のパチンコ球A1 が凹窪21aから先に離脱し、回転体10の回転に伴ってパチンコ球A1 から僅かに遅れてパチンコ球B1 が離脱し、図4(イ)に示すように、2個のパチンコ球A1 とパチンコ球B1 とが球寄せ案内路9に横並びに納まる。そして、パチンコ球B1 が球寄せ案内片18の湾曲斜面18aの勾配によりパチンコ球A1 を送出路11の側へ押し出して、図4(ロ),図5(ニ),図6(ニ)に示すように、パチンコ球A1 を送出路11へ誘導送出し、続いてパチンコ球B1 も湾曲斜面18aの勾配により、図5(ホ),図6(ホ)に示すように、送出路11へ誘導送出される。また、図5(ホ),図6(ホ)の状態では、2個のパチンコ球A2 ,B2 は凹窪21bに納まり保持され、そして次の2個のパチンコ球A3 ,B3 が円弧面20cに係合位置する。
【0021】
以上のように、上流側の2列の球通路8a,8bの各パチンコ球A1 ,A2 ,A3 …とB1 ,B2 ,B3 …は各球通路8a,8bから1個づつ合計2個のパチンコ球を回転体10の凹窪21に納めて回転し、凹窪21が球寄せ案内路9に連通したときに、凹窪に納まる2個のパチンコ球A1 ,B1 は、回転体10の小径側のパチンコ球A1 が大径側のパチンコ球B1 より必ず先に球寄せ案内路9に落下する。このように、回転体10の円弧面20に備えるテーパが、回転体10の回転に伴なって凹窪21に納まる2個のパチンコ球の落下順序を正確に規制し、球寄せ案内路9において2個のパチンコ球を確実に横並びに配置し、球寄せ案内路9での球詰まりを生じさせることなく、2個のパチンコ球を球寄せ案内片18の湾曲斜面18aの勾配により、後球のパチンコ球B1 が先球のパチンコ球A1 に球圧を与えて1個づつ順番に送出路11へ誘導送出する。そして次の凹窪21に納まり保持された2個のパチンコ球を同じ動作を繰り返しながら送出路11へ1個づつ誘導送出し、この送出路11からパチンコ球放出装置5へパチンコ球を1個づつ送り出す。
【0022】
【発明の効果】
本発明は上記のような構成であるから、1個の回転体により上流側の2列の球通路を受けることにより、上流側の2列の球通路の各列から1個づつ合計2個のパチンコ球が回転体の円弧面に係合して、パチンコ球の重量により回転体を回転し、回転体の回転に伴って回転体の同じ凹窪に2個宛のパチンコ球を受け入れて回転しながら球寄せ案内路に誘導し、球寄せ案内路の湾曲斜面の勾配により2個のパチンコ球を1個づつ順に送出路へ送出するので、本発明の回転体は、回転体に対する負荷を少なくし、回転体の破損率が少なくなり、テ−パでのパチンコ球の送出路への誘導が迅速確実に行うことができ、部品点数を少なくし、2列の球通路に対する各列の球通路ごとにピッチを設定する必要もないので全体の構造が簡素化され、組み立て作業を容易にし、狭い設置スペ−スに楽々納め設置可能である。
【0023】
また、回転体は円弧面を先細状にするテ−パを設けて形成することにより、凹窪に納まる2個のパチンコ球は、回転体の小径側のパチンコ球を大径側のパチンコ球より必ず先に球寄せ案内路に落下させ、回転体の回転に伴なって凹窪に納まる2個のパチンコ球の落下順序を正確に規制し、球寄せ案内路において2個のパチンコ球を確実に横並びに納め、球寄せ案内路での球詰まりを生じさせることなく、2個のパチンコ球を球寄せ案内片の湾曲斜面の勾配により、後球の球圧を先球に有効に与えて2個のパチンコ球を1個づつ順番に送出路11へ確実に誘導送出することを可能にする。
【0024】
回転体の円弧面の頭部を軸心に対して真円でない形状に形成することにより、円弧面でのパチンコ球の咬み込みの発生がなく球詰まりから解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ球整流装置を設置して示すパチンコ機の裏面図である。
【図2】本発明のパチンコ球整流装置の分解斜視図である。
【図3】本発明のパチンコ球整流装置の組立斜視図である。
【図4】本発明のパチンコ球整流装置における上流側の2列の球通路から下流側の送出路へ誘導案内される状態を断面で示す作用図である。
【図5】本発明のパチンコ球整流装置の回転体の設置状態と上流側の2列の球通路から下流側の送出路へ誘導案内される状態を断面で示す作用図である。
【図6】本発明のパチンコ球整流装置の回転体の設置状態と上流側の2列の球通路から下流側の送出路へ誘導案内される状態を断面で示す作用図である。
【符号の説明】
3 球タンク
4 誘導樋
5 パチンコ球放出装置
7 パチンコ球整流装置
8a,8b 球通路
9 球寄せ案内路
10 回転体
11 送出路
12 カーブ壁
13 前壁
14 後壁
16 膨出壁部
17 張り出し
18 球寄せ案内片
18a 湾曲斜面
20 円弧面
21 凹窪
Claims (4)
- 一方の壁と他方の壁とを上隔壁によって区画して形成し上流側に設けられた2列の球通路と、前記他方の壁と下隔壁とによって区画して形成し下流側に設けられた1列の送出路と、前記球通路と前記送出路との間の空間に位置して前記2列の球通路を前記1列の送出路へと変更する球寄せ案内路と、外周に数個の円弧面とパチンコ球が嵌入し得る凹窪を等間隔で設けて前記2列の球通路からそれぞれ1個ずつ合計2個のパチンコ球ごとに規制して前記球寄せ案内路へ誘導する回転体とを設けて形成し、前記回転体は前記上流側の2列の球通路を受ける長さを有すると共に前記全ての円弧面を回転体の一端側から他端側へ先細にするテーパを設けて形成し、該回転体の小径側を前記送出路側へ位置させて設置したことを特徴とするパチンコ機のパチンコ球整流装置。
- 前記一方の壁の内面に前記球寄せ案内路に臨むように下端を下流側の送出路に連通させた球寄せ案内片を設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機のパチンコ球整流装置。
- 前記球寄せ案内片に傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ機のパチンコ球整流装置。
- 前記送出路は、前記他方の壁の前記球寄せ案内路から該送出路に対応する箇所に外側に膨出する膨出壁部を設けると共に下隔壁の球通路面に前記膨出壁部の膨出量に応じた張り出しを設けて膨出壁部の側へずらして形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のパチンコ機のパチンコ球整流装置。
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