JP3687973B2 - 眼内レンズマイクロカートリッジ - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、現在放棄された1992年9月30日付け米国特許出願第07/953,251号の一部継続出願である。
発明の分野
本発明は、変形可能な眼内レンズを眼球内に外科的に植え込むための器具を用いるマイクロカートリッジの改良に関する。
発明の背景
眼内レンズは、各種の白内障切除術後のヒト水晶体レンズの代用として広く受け入れられている。ヒト水晶体レンズは、一般に約5ミリメートルの厚みを有し、約9ミリメートルの直径を有する透明な構造体であると確認されている。水晶体は、毛様体へ水晶体を結合している層間線維により、虹彩の後方に吊り下げられている。水晶体嚢胞が水晶体をくるみ、嚢胞の前方は、前眼房として共通に周知で、また後方部分は後眼房として共通に周知である。
水晶体を眼球から除去して人工水晶体インプラントで置換するような白内障除去のための数多くの術式が開発されている。摘除術式は、一般に眼房内(水晶体が水晶体嚢胞といっしょに切除される)および眼房外(前眼房を水晶体とともに除去し、後眼房はそのまま残す)に分類することができる。
リドリーが1949年に最初に人工水晶体を植え込みして以来、白内障摘出および水晶体植え込みに関連した問題は、眼科医から大きな注目をもって受け止められてきた。各種の人工水晶体が考案されており、患者の不快感を低減し、術後合併症を減少することを標榜する適切な術式が開発されてきた。この関連において、N.JaffeらのPseudophakos(偽水晶体)、”History of Intraocular Implants(眼内インプラントの歴史)”by D.P.Choyce(Annals of Ophthalmolohy1973年10月)、1981年2月24日付けでAnisに発行された米国特許第4,251,887号、1977年11月8日付けでKelmanに発行された米国特許第4,092,743号、1982年4月23日に米国眼内インプラント学会シンポジウムで発表のCharles Berkert,M.D.による”Comparison of Flexible Posterior Chamber Implants(柔軟な後眼房インプラントの比較)”ならびに”the Simcoe Posterior Lens(Simcoe後眼房レンズ)”(Cilco,Inc.1980)、1986年3月4日付けでMazzoccoに発行された米国特許第4,573,998号、1982年7月22日付けの”Improved Fixation System for Intraoculr Lens Structures(眼内レンズ構造の固定システムの改良)”と題する米国特許出願第400,665号、1987年10月27日付けでMazzoccoに発行された米国特許第4,702,244号、1987年12月29日付けでMazzocco et al.に発行の米国特許第4,715,373号を参照し、これらの開示は本明細書の一部を構成する。
本発明の状況において特に注目されるのは、米国特許第4,002,169号ならびに米国特許第3,996,935号に開示されている白内障摘除のための眼球組織への比較的小さい切開を必要とする外科処置技術の開発である。光学的用途に好適なガラスまたはプラスチックなどの硬質材料から一般に作成される光学領域部分を含む眼内レンズ構造を多数の当業者が開示している。
しかし、従来の硬質眼内レンズの大きな欠点の1つは、レンズの植え込みに眼球組織の大きな切開を必要とすることである。この種の術式では、特に合併症併発率が比較的高くなる欠点がある。例えば、硬質レンズ構造の植え込みに伴う重大な危険として、感染の危険性の増大、網膜剥離、また眼球組織の特に眼瞼の断裂がある。
従って、比較的小さい切開創技術を使用する臨床的利点が実現でき、安全かつ一層便利な術式を提供する変形可能な眼内レンズ構造の植え込みのための手術器具の大きな必要性が当業者に認識されてきた。特に、変形可能な眼内レンズならびに植え込みの方法および装置の分野の当業者は、植え込み中または植え込み後に眼球組織内に作られる切開創を拡大する必要がなく、眼内レンズをストレスのかかった状態で所定の断面積に変形させ、眼球内で操作することなく植え込み前にレンズを眼外科医が検査することのできる手術器具の顕著な必要性を認識している。本発明はこれらの必要性を満たすものである。
本発明は前述の特許の方法ならびに装置、特に米国特許第4,573,998号の方法ならびに米国特許第4,702,244号の装置を改良することによりなされた。
発明の要約
本発明の目的は、変形可能な眼内レンズの外科植え込み用装置に使用するための改良したマイクロカートリッジを提供することである。
本発明の別な目的は、変形可能な眼内レンズを装填することができるレンズ保持器を有するコバイス(covice)のレンズ保持部と、一対の対向する溝を有する貫通孔を有するノズルとを具え、そしてレンズを植え込むための手段を有するホルダ内に挿入される改良したレンズマイクロカートリッジを提供することである。
本発明のさらなる目的は、レンズ植え込み用のノズルと組み合わせたレンズ保持部を具えたマイクロカートリッジにより形成されたレンズ保持器を有する手術器具を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、マイクロカートリッジを開閉するため、延長部を持った固定部と、延長部を持った可動部とを有する分割した管状部材を具え、これら延長部は、前記ホルダに装着した場合にマイクロカートリッジとホルダとの回転を防止し、レンズを受容するためのレンズ保持マイクロカートリッジを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、レンズを回転させるためのスロットを持ったノズルを有し、レンズがノズルを出るようなレンズ保持マイクロカートリッジを提供することである。
本発明の目的は、レンズ保持器およびこのレンズ保持器用のホルダを具え、このホルダはレンズ保持器用の収容部とレンズを挿入するためのプランジャとを有する手術器具を提供することである。
本発明の別の目的は、円筒状の管状部材により形成されてこの管状部材の壁を通る開口がレンズ保持器用の収容部を形成するホルダと、レンズ保持器に保持されるレンズに当接してこれを移動するための先端部を有するプランジャとを提供することである。
本発明のさらなる目的は、植え込み術中に係止ひげ(trailing haptic)に障害を与えないように、レンズ保持器を通る通路に係止ひげのための間隙を設けた面取り先端部を有するプランジャを提供することである。
本発明のさらなる目的は、植え込み術中にレンズを把持するための凹円錐表面の先端部を有するプランジャを提供することである。
本発明の目的は、変形可能な眼内レンズを植え込む改良した方法を提供することである。
本発明の別の目的は、植え込みノズルを有するレンズ保持器内への変形可能な眼内レンズの装填と、レンズ保持器内部での眼内レンズの圧縮と、このレンズの眼球内への植え込みとを具えた方法を提供することである。
本発明は、眼球内への眼内レンズの植え込みのための方法ならびに装置を包含するシステムに関する。
本発明による手術器具は、レンズ保持器および該レンズ保持器用のホルダの組み合わせを包含する。好適なレンズ保持器は、レンズ収容器および植え込みノズルの組み合わせを包含する。レンズ収容器は、好ましくはヒンジで延長部を持った可動管状部に接続する延長部を持った固定管状部を有する分割管状部材を具えるマイクロカートリッジにより形成される。この構造は、変形可能な眼内レンズを受け入れるためにマイクロカートリッジが開放され、また、通路内にレンズを圧縮するように閉じられることを許容する。分割管状部は、管状部材とノズルとを通る連続通路でノズルに接続される。
レンズ保持器は、レンズ保持器から眼球内にレンズを駆動すなわち操作するための手段を有するホルダ内に挿入される。好適な実施例において、ホルダには、レンズ保持器から眼球内にレンズを駆動するためのプランジャが設けられる。さらに、ホルダは、ノズルを有するマイクロカートリッジを受容するように形成される。
好適なホルダは、マイクロカートリッジがホルダ内で回転するのを防止するための手段と、プランジャがホルダ内で回転するのを防止するための手段とを有する。ホルダ内でマイクロカートリッジの回転を防止するための手段は、回転を防止するために、マイクロカートリッジにホルダの収容部の開口部と協動する1つあるいはそれ以上の延長部を持ったマイクロカートリッジを設けることにより形成されることができる。プランジャがホルダ内で回転するのを防止するための手段は、回転を防止する特定、例えば半円形の断面形状をホルダ内のプランジャおよびスリーブにもたらすことにより形成することができる。
好適なホルダは、植え込み術中にレンズの正確かつ精密な移動のため、ホルダ内でプランジャを前方に回すべく、ホルダ本体のねじスリーブと協動するねじキャップを持ったプランジャを有する。ホルダは、プランジャ先端部の前進移動を続けるため、ホルダ本体のねじスリーブとプランジャのねじキャップとの係合に伴うホルダ本体内での摺動により、所定の距離だけプランジャが移動可能となるように形成される。
好適なプランジャ先端部は、レンズ保持器から眼球内へレンズを移動して操作するための多様な表面を有する面取り先端部により形成される。先端部は、この先端と、レンズ保持器を貫通する通路の内側表面との間に間隙をもたらし、後続の係止ひげを収容し、これに損傷を与えないように設計される。レンズが眼球内に挿入されると、先端は眼球内部の正しい位置までレンズを押して回転させるために使用することができる。
本発明による方法は、変形可能な眼内レンズの表面を外科的に生体親和性の潤滑剤で潤滑すること、およびレンズを開放位置のマイクロカートリッジに装填することを含む。マイクロカートリッジを閉じる際に折り曲げ動作でレンズを圧縮し、マイクロカートリッジの通路へ圧入することができるようにする。マイクロカートリッジは、プランジャを引いた状態でホルダに挿入される。
ホルダ本体を保定しつつプランジャを前向きに押すことにより、プランジャは前方へ摺動状態で動かされる。この動作は、マイクロカートリッジの管部材部からノズル部へレンズを圧入する。この時点で、プランジャのねじ切りしてある端部キャップのねじが、ねじ切りしてあるスリーブのねじと係合する。ねじ端部キャップは、わずかに回転してねじと係合する。これで、装置は植え込み処置の準備ができたことになる。
マイクロカートリッジのノズルは、眼球の小切開創を通して置かれる。プランジャのねじ端部キャップを回転またはダイヤルし、レンズをノズルを通して眼球内までさらに前進させる。ねじ端部キャップをさらにダイヤルしてプランジャ先端を眼球内に露出させ、レンズを所定位置まで押し出す。先端は、眼球内でレンズを回転させて係止ひげの位置合わせを行なうためにも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、眼球内に設置するための変形可能なレンズ構造を植え込むための器具にレンズ保持マイクロカートリッジが配置された本発明による器具の1つの実施例の斜視図である。
図2は、図1に示した手術器具の斜視図であり、プランジャが後退され、レンズ保持マイクロカートリッジが除去された状態である。
図3は、図2に示した器具の側面図であり、プランジャが延出した位置にある。
図4は、図1に示した器具の側面図である。
図5は、図4に示した器具の詳細な長手方向断面図である。
図6は、図5に示した位置での器具の詳細な横断面図である。
図7は、図5に示した位置での器具の詳細端面図である。
図8は、図1に示した空間方向におけるプランジャの先端の拡大詳細左側面図である。
図9は、図8に示した先端の拡大詳細端面図である。
図10は、プランジャの先端の拡大詳細上部平面図である。
図11は、図4に示した空間方向におけるプランジャ先端の拡大詳細右側面図である。
図12は、図1に示した空間方向におけるプランジャ先端の拡大詳細底面図である。
図13は、本発明において使用するレンズの斜視図である。
図14は、本発明において使用する別の種類のレンズの斜視図である。
図15は、図13に示したレンズの側面図である。
図16は、レンズを装填できるように開放位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの斜視図である。
図16Aは、開放位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの他の斜視図である。
図17は、開放位置にあるレンズ保持カートリッジの後端端面図である。
図18は、開放位置にあるレンズ保持カートリッジの前端端面図である。
図19は、閉じた位置にあるレンズ保持カートリッジの後端端面図である。
図20は、閉じた位置にあるレンズ保持カートリッジの前端端面図である。
図20Aは、ノズルの詳細端面図で、長さが異なり先端外周部に等間隔に配置される3つのスロットを示す。
図20Bは、先端の詳細斜視図で、長さが異なる3つのスロットを示す。
図20Cは、斜めに切られた先端を示す詳細側面図である。
図21は、開放位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの上部平面図である。
図22は、閉じた位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの側面図である。
図23は、閉じた位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの後端端面図である。
図24は、本発明の器具の部分破断側面図であり、後退された位置のプランジャとの関連において、レンズ保持マイクロカートリッジを示す。
図25は、本発明の器具の部分破断側面図であり、部分的に延出された位置のプランジャとの関連において、レンズ保持マイクロカートリッジを示す。
図26は、本発明の器具の部分破断側面図であり、完全に延出された位置のプランジャとの関連において、レンズ保持マイクロカートリッジを示す。
図27は、変形可能な眼内レンズを眼球内に位置調節している本発明の器具を示す斜視図である。
図28は、変形可能な眼内レンズを眼球内の所定位置へ手術器具によって位置調節することを示す眼球の断面図である。
図29は、変形可能な眼内レンズを眼球内の別の位置へ手術器具によって位置調節することを示す眼球の断面図である。
図30は、斜めに切られた先端部が設けられたレンズ保持マイクロカートリッジの別の実施例の側面図である。
図31は、通路内に溝を設けてカートリッジの折り曲げを容易にしているレンズ保持マイクロカートリッジの開放位置における別の実施例の後端端面図である。
図32は、通路内に溝を設けてカートリッジの折り曲げを容易にしているレンズ保持マイクロカートリッジの閉じた位置における別の実施例の後端端面図である。
図33Aは、レンズ保持マイクロカートリッジの別の実施例のノズルの前端端面図である。
図33Bは、レンズ保持マイクロカートリッジのさらに別の実施例のノズルの前端端面図である。
図34から38は、レンズ保持マイクロカートリッジのさらに別の実施例を示す図である。
図39から43は、レンズ保持マイクロカートリッジのさらに別の実施例を示す図である。
好適実施例の詳細な説明
本発明は、外科的に眼球内に装着する変形可能な眼内レンズ構造の植え込みのための方法ならびに器具を具えたシステムに関する。
本発明による新規な器具は、収容部を有するホルダと、ホルダの収容部に着脱可能に挿入することのできるレンズ保持器と、ホルダ内に取り付けてレンズ保持器から眼球へレンズを押し出して操作する移動可能なプランジャなどの手段とを具える。
好ましくは、レンズ保持器はレンズ構造を受け入れるためのレンズ保持マイクロカートリッジにより形成される。さらに、マイクロカートリッジは開閉されるように設計された構造が好ましい。マイクロカートリッジの好適な実施例は、開放位置にある時に処方されたメモリ特性を有するレンズを受け入れ、閉じた時にレンズ構造を圧縮された形態まで折り曲げたり、あるいは変形させる機能を実行する。これ以外にも、マイクロカートリッジは連続壁の円環で形成された通路を有する構造とすることができ、マイクロカートリッジへの挿入前にレンズを圧縮、丸め、折り曲げ、またはこれらの技術の組み合わせによって、マイクロカートリッジの端部から通路に挿入することもできる。
レンズをマイクロカートリッジに装着してからマイクロカートリッジをプランジャ器具に装着する。組み立てた器具は、眼球内へ挿入する間、レンズを圧縮した状態に保持しつつ眼球内に挿入してから変形させたレンズを元の状態、寸法、所定の焦点距離に復元させられるので、安全、便利かつ快適な外科処置をもたらす。
本発明による変形可能な眼内レンズ植え込み器具10の好適実施例を図1,図2,図3に示してある。植え込み器具は、収容部15と移動可能なプランジャ16のついたホルダ本体14を含むホルダ13内部に装着するマイクロカートリッジ12を含む。図1において、収容部15は図1および図2に示した寸法形状のホルダ本体14の壁部を貫通する開口部17によって形成される。開口部17は、マイクロカートリッジ12をホルダ13の収容部15に装填できるように充分な間隔を取って離してある平行な縁部17a,17aと、先細りの縁部17bと、クランピング縁部17cと、ストップ縁部17dとで形成される。図1において、マイクロカートリッジ12は、プランジャが例えば、レンズ植え込み後に所定位置のマイクロカートリッジ12を通って演出され、クランピング縁部17cの間の収容部15に位置されている。
図2において、レンズ保持マイクロカートリッジ12は、装填されたレンズとこれの係止ひげとを含むマイクロカートリッジ12がホルダ13に挿入できるように、プランジャ16が後退された位置でホルダ13から取り出して示してある。図3では、部材を図解する目的で、マイクロカートリッジ12なしにプランジャ16を延出した位置でホルダ13を示してある。
プランジャ16は、一端でねじ端部キャップ18と嵌合し、対向する端部で先端20と嵌合する。ねじ端部キャップ18には、指先でねじ端部キャップ18をしっかり把持できるように複数の溝22が設けてある。ねじ端部キャップ18は、挿入ホルダ14のねじスリーブ24に受け入れられる。ねじ端部キャップ18は、挿入ホルダ13に取り付ける別の部材とするか、または図5の構造に示してあるようにこれと一体化することができる。
プランジャ16は、このプランジャが往復運動できるような方法でホルダ13に装着する。図示した実施例では、プランジャ16はプランジャ16内部で、図5および図6に示したように、ガイド26により摺動的に移動するように支持される。ガイド26の外寸は、ホルダ13の内寸とほぼ同一寸法としてガイドが挿入ホルダ内に挿入できるようにする。組み立て中、ガイド26はホルダ13に挿入され、ホルダ13の壁面およびガイド26の両方に予め穿孔してある孔に挿入されるピン28によって所定位置に固定される。
プランジャ16の断面形状ならびにガイド26の内部表面の形状は、図6に示してあるようにほぼ半円形である。この形状により、プランジャ16がホルダ13内部で回転するのを防止してホルダ13に対する先端20の方向を操作中に一定に保つようにする。
ねじ端部キャップ18は、ねじ端部キャップ18がプランジャ16に対して回転できるような方法でプランジャ16に結合する。例えば、プランジャ16の左端(図5)には、ねじ切りしてある延長部30が設けてあり、これがナット32によってねじ端部キャップ18に固定される。さらに詳しくは、ねじ端部キャップ18は、外ねじ34とねじ端部キャップ18の右端で壁38を残して終わる長手方向の中心孔36を備えて製造される。
壁38には、ねじ切りした延長部34の外径よりわずかに大きな孔を設け、ねじ端部キャップ18がプランジャ16に対して自由に回転でき、同時に、プランジャ16の端部に固定されるようにする。組み立て中、ナット32を中心孔36に挿入して延長部30にねじ込み、プランジャ16にねじ端部キャップ18を固定する。湾曲したキャップ40は、中心孔36の端部に圧入され、中心孔36を密閉し、使用中にくずが内部に入り込むのを防止している。
先端構造の詳細が図7から図12に示してある。プランジャ16は延長部42で先端20を支持するように製造する。先端20の構造は、変形可能な眼内レンズを眼球に挿入するためと挿入段階の後に眼球内でレンズを操作するための手段を提供する。例えば、先端20は図面に示したような方法で面取りする。さらに詳しくは、先端20の図8に示してある左側面には、平坦な表面42と円錐表面44と円筒状表面46とを設けてある。図11に示した右側面には、凹面状の表面50が設けてある。
先端20の端面は、眼内に挿入してからレンズを所定位置へ押すように設計してある。例えば、端面は図8に示したような凹面状の円筒表面52で形成される。
本発明での使用に好適な変形可能な眼内レンズが図13から図15に示してある。図13と図15に示した変形可能な眼内レンズ54は、それぞれがレンズ部56に固定された一端と眼球組織への係止のための自由端とを有する一対の係止ひげ58で形成される取り付け手段を備えるレンズ本体56を含む。図14に示した変形可能な眼内レンズ60は、レンズ本体62とレンズ部62の一対の側方ローブ64で形成される取り付け手段とを含む。
好適なレンズ保持マイクロカートリッジ12の詳細が図16から図20に示してある。マイクロカートリッジ12は、連続した管部材67まで延在する分割管部材66と植え込みノズル68とを備えている。マイクロカートリッジが閉じた位置にある時、同一直径の連続した円筒状または楕円形の通路が分割管部材66と連続管部材67と植え込みノズル68とを通って延在する。マイクロカートリッジは、ポリプロピレンなどの射出成形プラスチックから作られることが好ましい。分割管部材66は、固定部70と可動部72とで形成される。固定部70は、植え込みノズル68に対して相対的に固定され、管状部74と延長部72とで形成される。可動部72は、分割管部材66の開閉のために固定部70に対して移動できるようになっている。可動部72は、管状部78と延長部80とから形成される。固定部70と可動部72との間には、ヒンジ82を設ける。ヒンジ82は、図17,図18,図19に示すように、ヒンジ部82における管状部74,75の肉厚を減少することで形成する。ヒンジ82は、分割管部材66の全長に亙って延長部76,78が分離し、または合わさって、それぞれ分割管状部66を開閉するのを許容する。
可動部72の管状部78には、封止縁84が設けてあり、マイクロカートリッジ12が開いた時に図16Aに示すように露出され、レンズ保持マイクロカートリッジを閉じた時に連続管部材67の同様な封止縁86(図17および図21参照)で封止されるようになっている。
図20A,図20Bに示したように、先端20の端部にはこれの周に設けた長さが異なる3つの等間隔のスロット87a,87b,87cが設けてある。先端20の頂部に位置したスロット87aが最も短く、先端20の右側にあるスロット87cが最も長く、左側のスロット87bがそれらの中間の長さである。スロット87a,87b,87cにより、レンズ54が先端20から出る時に回転するようになる。
本発明によるマイクロカートリッジ12の1つの実施例を図30から図33に示してある。図30に示したマイクロカートリッジには、植え込み中に眼球への切開を通して先端部の挿入を容易にするための斜めに切った先端部94が設けてある。斜めに切った先端部94は、マイクロカートリッジ12の通路に対してほぼ45度の角度に設定できる。
図31および図32に示したマイクロカートリッジの実施例には、これを貫通する通路の内部に設けた一組の溝96が設けてある。溝は、レンズがマイクロカートリッジに装填される時にこれの縁部を収容してレンズを折り曲げ易くする。さらに詳しくは、レンズの縁部が溝96に位置するとマイクロカートリッジが閉じた位置へ折り曲げられる時にマイクロカートリッジを貫通する通路の内部表面と縁部の相対的な摺動を防止する。
図33Aおよび図33Bに示したマイクロカートリッジの実施例では、各々示したように異なる配置のスロット87′を設けた楕円形の断面を有するノズル68′をそれぞれ有し、眼球への切開を通しての挿入を容易にしている。これ以外にも、断面形状を楕円形ではなく2つの半円形として互いに分割接続できるようにしても良い。
図16から図21および図30から図33とに示したマイクロカートリッジの種々な特徴は、特定用途用に最適設計を実現するように各種の組み合わせで使用できる。しかし、これらの特徴の全部は、基本的組み合わせの改良と見なされるのが典型的である。
マイクロカートリッジ12を除く植え込み器具10の部材は、ステンレス鋼などのオートクレーブ滅菌可能な材質、または医療用ABSその他の使い捨て可能な硬質プラスチックから製造するのが望ましい.
植え込み方法
外科処置は、生体親和性のある潤滑剤でレンズを被覆し、レンズをマイクロカートリッジに装填することから開始する。例えば、図21に示したように、レンズ本体56と先行する係止ひげ58aを有するレンズ54をマイクロカートリッジ12に装填し、同時に後続の係止ひげ58bが図示したような方法でマイクロカートリッジ外部で後続するようにする。さらに詳しくは、レンズ54を一対のピンセットを使って、例えば、管状部74,78の内部表面に納まるまで開いたマイクロカートリッジ12に下向きに装填する。レンズ54の外周面は、それぞれ管状部74,78の縁部88,90で保持される。レンズ54の後縁は、マイクロカートリッジ12のほぼ後端に配置される。レンズ54は、さらに図示したような方法で係止ひげ58a,58bが配置されるように操作される。さらに詳しくは、一方の係止ひげ54aを先行する位置に配置し、他方の係止ひげ54bを矢印で示した植え込みの方向に対して外側の後続する位置に配置する。
次に、延長部76,80を指先で摘み、マイクロカートリッジ12の分割管部材66をレンズ54に向かって閉じる。管状部74,78の内部表面は、延長部76,80を互いに合わせる際に、図22および図23に示したように、レンズ54を屈曲させ2つ折にする。変形可能な眼内レンズ54の弾力性の故に、レンズ54は図23に示したように損傷を受けることなく、管状部74,78の湾曲した内部表面に適合する。
装填済みレンズ54を含むマイクロカートリッジ12は、ホルダ13の収容部15に開口部17の縁部17a,17aの間から挿入する。マイクロカートリッジ12を前向きに動かすと、延長部76,80が先細りの縁部17bを通過して移動し、延長部76,80の前方部分がストップ縁部17dと当接した時に、クランピング縁部17cの間の停止位置に来る。クランピング縁部17cは、ホルダ13内部でのマイクロカートリッジの回転を防止する。
使用者がホルダ本体14を動かないように固定してねじ端部キャップ18を前向きに押し、ホルダ内にプランジャ16を押し込む。プランジャ16が前進すると、先端20がマイクロカートリッジ12の後ろから後続の係止ひげ58を通過し、先端が図24に示したように装填したレンズ54と当接するまで進入する。このようにプランジャ16を前進させると、予め潤滑してあるレンズ54は、図25に示したように、マイクロカートリッジ12の植え込みノズル68へ押し込まれる。
レンズ54が植え込みノズル68に入ると、ねじ端部キャップ18のねじがねじスリーブ24のねじと当接し、このように前進するホルダ本体14のさらなる移動を止める。端部キャップ18がわずかに回転し、スリーブ24のねじと端部キャップ18のねじを係合させる。この時点で、手術器具は植え込み段階への準備が整ったことになる。ノズルを眼球の切開創から挿入し、ねじ端部キャップ18を回転させてホルダ本体14に対するねじ端部キャップ18の継続回転によりプランジャ16の前進を続け、図26に示したように、レンズをノズルから眼球の内部に排出する。プランジャ16を前向き移動するためのねじ式前進のこの方法は、植え込み術中に先端68の残りの部分を通って眼球内へレンズ54を押し出すことに関し、精密制御と精度とをもたらすものである。プランジャ16から排出された後に、変形したレンズは元の形状、完全な寸法、一定の焦点距離に復元する。
レンズが眼球内に挿入された後、端部キャップ18をさらに回転させ、図28および図29に示すように、プランジャ16の先端20を完全に露出させ、他の手術器具を使用することなく、レンズを前方へ押したり側面で操作してレンズを回転させ、また眼球内部でレンズを正しく配置するように押し下げることができる。
先端20の形状は、植え込み処置中に重要である。面取りした先端20は、先端20とマイクロカートリッジ12を貫通する通路の内部表面との間にすき間を作り、図25および図26に示したように、マイクロカートリッジ12内部でのレンズの移動中に後続の係止ひげ58bを収容する。さらに詳しくは、平坦な表面44とマイクロカートリッジ12を貫通する通路の内壁との間に充分なすき間が存在する。植え込み術中、後続の係止ひげは、先端20の延長部42と通路の内壁との間の空間で、図25に示すように浮遊する。これにより、例えば先端20とレンズ54の間に植え込み術中に挟まれることによるなどで、後続の係止ひげを損傷する可能性がなくなる。先行する係止ひげは、植え込み術中に通路を妨害されず通過するので損傷が防止される。
本発明の別の実施例を図34から図38に示す。
レンズマイクロカートリッジ100は、レンズ保持部102とノズル部104とを具える。レンズマイクロカートリッジ100は、図34,図35,図36で取り付け具106(例えば、植え込み器具10の端部)に取り付けた状態で示してある。取り付け具106は、基本的には円筒状で、レンズマイクロカートリッジ100を取り付け具106内にガイドするための先細りの縁部110を持ったスロット108を有する。
レンズ保持部102は、固定管状部112と可動管状部114とを有する分割管状構造により形成される。固定管状部112には延長部116が設けられ、可動管状部114には延長部118が設けられている。
本実施例の重要な特徴は、レンズマイクロカートリッジが閉じられた時に延長部116,118を整列させるための整列手段と、取り付け具106に挿入した時に閉じたレンズマイクロカートリッジ100を緊密に保持するための手段とを具える。
レンズマイクロカートリッジ100が閉じられた時に延長部116,118を整列させるための手段の一例は、図37に示したような整列ニブ122と協動する整列溝120である。整列溝120および整列ニブ122は、それぞれ延長部116,118の長さに延在する。しかし、整列溝120および整列ニブ122が延長部116,118の全長に及ぶ必要はなく、これら延長部の長さの一部にだけ設けてあっても、なおかつ有効である。
さらに、整列溝120および整列ニブ122は、他の延長部整列手段、例えばオス/メス整列タブや、突起や、あるいは表面などと整列させることができる。レンズマイクロカートリッジが閉じられる時に延長部116,118の整列を維持することは、固定管状部112に対する可動管状部114の整列を維持するために重要である。これら管状部の整列は、通路124の内側の延長部116,118の内部継目を整列状態に維持し、装填および/または挿入操作中、特に挿入操作中に変形可能な眼内レンズをレンズ保持部からノズル部内に移動する間に、変形可能な眼内レンズに損傷を与える可能性のあるこれらの継目の縁部が露出するのを防止する。
取り付け具106に挿入した時に閉じたレンズマイクロカートリッジ100を緊密に保持するための方法手段は、取り付け具106および/またはレンズマイクロカートリッジ100の両方の各種構造的特徴により与えることができる。
スロット108のための取り付け具106の形状や、延長部116,118を相互に挟み込むための手段は、望ましい特徴を得るための安価で効果的な方法を提供する。
例えば、延長部116,118には、図38に示したように取り付け具106のスロット108の縁部と協動する突起126,128がそれぞれ設けられることができる。これらの突起126,128は、スロット108の縁部の間に延長部126,128を緊密に挟み込むための手段として作用し、レンズマイクロカートリッジが挿入操作中に閉じて緊密に保持されることを保証する。さらに、これらの突起は、延長部116,118を整列させるための手段をも提供し、眼内レンズに対する損傷を防止するために延長部126,128の整列に対して前述したような利点を与える。
突起126,128は、弾性的に、そしておそらくは塑性的に、レンズマイクロカートリッジ100のプラスチック材料の弾性力を用いることで、挟み込み中にある程度の範囲で変形し、レンズ保持部102を緊密に閉じ、そして延長部116,118を正確に整列して保持する。
突起126,128は、帯状、点状、四角形、または延長部116,118の表面から延出するその他の形状の突起の形態にすることができる。

Claims (32)

  1. 眼球組織に形成した比較的小さな切開創を通して眼球内に変形可能な眼内レンズを植え込むための手術器具に使用するためのレンズマイクロカートリッジであって、
    レンズ保持器部と、このレンズ保持器部に接続されてここから延出するノズル部とを具え、
    前記レンズ保持器部および前記ノズル部は、これらを通って延在する連続した通路を有し、この通路は、前記変形可能な眼内レンズが前記レンズマイクロカートリッジを通過するように、これを操作するための前記通路の長さの少くとも一部に沿って延在する少くとも1つの溝を有するレンズマイクロカートリッジ。
  2. 前記溝は、前記通路の長さに沿った方向に深さが変化する請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  3. 前記溝は、前記通路の長さに沿った方向に深さが漸減する請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  4. 前記溝は、より深い前記レンズ保持器部から、より浅い前記ノズル部へ向けて漸減している請求項3に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  5. 前記通路には、前記通路の長さの少くとも一部に沿って延在する一組の対向する溝を設けた請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  6. 前記溝の少くとも一方は、前記通路の長さに沿った方向に深さが変化する請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  7. 前記少くとも一方の溝は、前記通路の長さに沿った方向に深さが漸減する請求項6に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  8. 前記少くとも一方の溝は、より深い前記レンズ保持器部から、より浅い前記ノズル部に向けて漸減している請求項7に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  9. 両方の前記溝は、より深い前記レンズ保持器部から、より浅い前記ノズル部に向けて漸減している請求項8に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  10. 前記溝は、前記レンズ保持器部および前記ノズル部の少くとも一部を通って延在している請求項9に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  11. 前記溝は、前記レンズ保持器部および前記ノズル部の少くとも一部を通って延在している請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  12. 前記レンズ保持器部および前記ノズル部は、一体型構造を形成している請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  13. 前記ノズル部は、眼球組織の切開創を通して前記ノズル部の挿入を容易にするための先細りの端部を有する請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  14. 前記レンズマイクロカートリッジは、このレンズマイクロカートリッジ内に前記変形可能な眼内レンズを装填するために開き、前記変形可能な眼内レンズを植え込むために前記器具内に前記レンズマイクロカートリッジを挿入するために閉じるように形成される請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  15. 前レンズマイクロカートリッジは、眼球組織の切開創を通して前記レンズを植え込むため、閉じた時に前記変形可能な眼内レンズが前記ノズル部を通過するように、前記変形可能な眼内レンズの形態を圧縮する方向に変形すべく形成される請求項14に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  16. 前記変形可能な眼内レンズは、前記レンズ保持器部を閉じた時に、前記ノズル部に通じる前記レンズマイクロカートリッジ内の前記通路内に湾曲して折り重ねた形状で配置される請求項15に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  17. 前記レンズ保持器部は、前記通路の一部を形成して前記ノズル部に接続される分割環状部材を有し、この分割環状部材は、前記変形可能な眼内レンズを植え込むため、前記変形可能な眼内レンズを挿入するために開き、前記器具内に前記レンズマイクロカートリッジを挿入するために閉じることができる請求項16に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  18. 前記分割環状部材は、相互にヒンジで連結された固定管状部と可動管状部とで形成され、前記固定管状部は前記ノズル部に連結され、前記可動管状部は前記ノズル部に対して移動する請求項17に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  19. 前記ヒンジは、前記固定管状部と前記可動管状部との間の接続部の肉厚を減らすことにより形成される請求項18に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  20. 前記固定管状部は延長部を有し、前記可動管状部は延長部を有し、これら延長部は、前記変形可能な眼内レンズを植え込むべく、前記変形可能な眼内レンズを装填するために前記レンズ保持部を開く方向に離れて移動し、前記変形可能な眼内レンズを折り重ねるために相互に移動し、前記器具内に前記レンズマイクロカートリッジを挿入するために前記レンズ保持部を閉じる請求項18に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  21. 前記レンズマイクロカートリッジは、使い捨ての外科的に受け入れ可能なプラスチックで作られる請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  22. 前記ノズル部の断面は、円形、楕円形、2つの別々の半円形を互いに連結した形状、のグループから選択した1つである請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  23. 前記ノズル部の先端には、前記通路の拡張を許容する複数のスロットが設けてある請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  24. 前記通路には、一対の対向する溝が設けてある請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  25. 前記レンズ保持器部には、装填される前記変形可能な眼内レンズの折り曲げを容易にするために、前記通路にこれを貫通する複数の溝を設けた請求項1に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  26. 前記レンズ保持器部には、装填される前記変形可能な眼内レンズの折り曲げを容易にするために、前記通路にこれを貫通する複数の溝を設けた請求項24に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  27. 前記変形可能な眼内レンズの折り曲げを容易にするための前記レンズ保持器部の前記複数の溝は、前記一対の対向する溝の一部を形成する請求項26に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  28. 前記複数の延長部には、前記レンズ保持部が閉じられる時に、これら延長部の整列を保持するための整列手段が設けてある請求項20に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  29. 前記整列手段は、前記レンズ保持部が閉じられる時に、他方の延長部の整列ニブと協する一方の延長部の整列溝により形成される請求項28に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  30. 前記整列溝および前記整列ニブは、前記複数の延長部の全長に延在する請求項29に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  31. 前記レンズマイクロカートリッジには、前記変形可能な眼内レンズの挿入のための前記器具に装着した時に、閉じた前記レンズマイクロカートリッジを緊密に保持するための手段が設けられた請求項20に記載のレンズマイクロカートリッジ。
  32. 閉じた前記レンズマイクロカートリッジを緊密に保持するための前記手段は、前記延長部に設けた複数の突起により形成され、これら突起は、前記複数の延長部を互いに挟み込むために前記器具の表面と協する請求項31に記載のレンズマイクロカートリッジ。
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