JP3685025B2 - エンジンルームのハーネス配索構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジンルームのハーネス配索構造に関し、とりわけ、過給機を備えたV型エンジン車におけるEGIハーネスの配索に好適なハーネス配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5,6は従来のV型エンジン車におけるEGIハーネスの配索構造を示すもので、エンジン本体1の上側部には左右バンク1L,1Rの丁度中央部に過給機2を配設してある。
【0003】
過給機2の前側には駆動プーリー3が突出配置され、該駆動プーリー3にはエンジン本体1の出力プーリー4,他の補機駆動プーリー5,およびアイドラプーリー6,7と共に駆動ベルト8を掛架してあり、駆動プーリー3の回転によりエアダクト9から導入された吸気を過給機2で加圧して、左右バンク1L,1Rの吸気コレクタ(図示省略)へ供給するようにしてある。
【0004】
11は図外のダッシュパネルを貫通して車室側からエンジンルーム内に引き出されたEGIハーネスを示し、該EGIハーネス11は複数本のハーネス支線11a〜11nを束ねてあり、前記過給機2の一側部、例えば右側バンク1R側で、該過給機2の前方に突出する前記駆動プーリー3の近傍に配設したブラケット12に固定してある。
【0005】
このEGIハーネス11は前記ブラケット12に固定した部分で右バンク用のハーネス11Rと、左バンク用のハーネス11Lとに分岐(以下、分岐ハーネス11L,11Rと称する)してあり、分岐ハーネス11Rは前記ブラケット12に固定した部分からそのまま右側(図5では紙面左側)へ曲げて右側バンク1Rの各EGI(電子制御燃料噴射弁装置)に接続される。
【0006】
一方、分岐ハーネス11Lは前記ブラケット12に固定した部分から左側バンク1L側に向けて左側(図5では紙面右側)へ曲げて配策される。
【0007】
この分岐ハーネス11Lは駆動プーリー3の首部の下側を通して左側バンク1Lに向けて配索してもよいが、この場合、配索作業中および配索後に分岐ハーネス11Rが駆動ベルト8と擦れて相互が損傷したり、あるいは配索作業中に駆動プーリー3の下側に通す際にハーネスの曲がりを矯正するため左側バンク1L側で引っ張って、前記ブラケット12に固定した部分で分岐ハーネス11Lが損傷することが考えられる。
【0008】
そこで、一般には図5に示すように該分岐ハーネス11Lを前記駆動プーリー3の上方を跨いで左側バンク1L側に向けて配索するようにしている。
【0009】
また、このように分岐ハーネス11Lを駆動プーリー3の上方に跨いで配索した場合、左側バンク1L側で分岐ハーネス11Lが駆動ベルト8と干渉することがないように、該駆動ベルト8の近傍部分では予めL字状に曲折成形されて、エンジン本体1の周辺部分に図外のブラケットで固定した硬質樹脂製のハーネスプロテクタ13内に各ハーネス支線11a,11b,11c,11dを収納して保護するようにしている。
【0010】
図6は前記EGIハーネス11を固定するブラケット12を示しており、該ブラケット12はEGIハーネス11の固定部12aと、左側バンク1L寄りに設けた図外のデイストリビュータのハイテンションコードのうち、右側バンク1Rに接続される右側バンク1R用のハイテンションコードの固定部12bとを備えており、該ブラケット12は図外のアクセルケーブルの途中を支持固定するブラケット14と共に、エンジン本体1の周辺機器、例えばウォーターポンプ15のアウトレット15aに設けた座部16上にボルト17により締結固定してある。
【0011】
前記EGIハーネス11は前記ブラケット14と固定部12aとの間に通して、該固定部12aにクランプ18によりクリップ固定される。
【0012】
図5中、19は左右バンクのロッカーカバーを示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように分岐ハーネス11Lと駆動ベルト8との干渉を回避するために、所定形状に型成形した専用のハーネスプロテクタ13を必要とするためコスト的に不利となってしまうのみならず、該ハーネスプロテクタ13の近傍には図外のデイストリビュータが存在するため、それらのレイアウトが困難となってしまう。
【0014】
また、ハーネス支線のうち、例えば水温センサ用ハーネス11aは、ハーネスプロテクタ13の上,下何れかの端部、例えば図5に示すようにハーネスプロテクタ13の上端側で分岐して、駆動プーリー3の首部の下側に廻し込んでエンジン本体1の図外のウォータージャケットに取付けた水温センサ側のハーネスとコネクタ接続するのであるが、この場合、作業者はハーネスプロテクタ13を配設した部分から手を差し入れてコネクタ作業しなければならず、ハーネスプロテクタ13およびそのブラケット等が邪魔になってコネクタ接続作業が困難となってしまう。
【0015】
そこで、本発明は簡単な構造によりハーネスを損傷することなく容易に過給機の駆動プーリーの首部下側に通して配策することができるエンジンルームのハーネス配索構造を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、ダッシュパネルを貫通して車室側からエンジンルーム内に引き出された複数本のハーネス支線を束ねたハーネスを、エンジン本体の上側部に配設した過給機の一側部側で、該過給機の前部に突出する駆動プーリーの近傍に配設したブラケットに固定し、該ブラケットから先に延びるハーネスの少なくともブラケット近傍から前記駆動プーリーに掛架した駆動ベルトの近傍に配置される領域を保形硬度の高いほぼ直状のチューブで被覆,保形し、該チューブを前記ブラケットに固定して、前記駆動プーリーの首部の下側に通して過給機の他側部側に向けて配索したこと特徴としている。
【0017】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載のハーネス支線のうち、特定のハーネス支線をチューブの端部近傍でハーネスより分岐して引き出し、該ハーネス支線を前記分岐部近傍でチューブにテーピング手段により保持したことを特徴としている。
【0018】
請求項3の発明にあっては、請求項1,2に記載のハーネスのチューブを含めて過給機の他側部側に配策される部分に、駆動プーリーの首部の下側に通して配索した後に外される保形帯を巻装したことを特徴としている。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ブラケットに固定されて該ブラケットから先に延びるハーネスの所定領域部分を保形硬度の高いほぼ直状のチューブで被覆してほぼ直状に保形してあるため、該ブラケットよりも先のハーネスを過給機の駆動プーリーの首部の下側に通す際、ハーネスが駆動ベルトと干渉することがなく、ほぼ直状の状態で容易に挿入配索することができ、しかも、該チューブは前記ブラケットに固定されるため、配索後においてもハーネスが駆動ベルトと干渉することがなく、ハーネスおよび駆動ベルト相互の損傷の危惧を伴うことなく駆動プーリーの首部下側への挿通配索を可能とすることができる。
【0020】
この結果、従来のような専用のハーネスプロテクタが不要で、しかも、チューブはほぼ直状の汎用チューブを用いることができるのでコスト的に有利に得ることができる。
【0021】
また、駆動プーリーの首部下側に通したハーネスのハーネス支線のうち特定のハーネス支線を駆動プーリーの首部下側でエンジン本体側ハーネスとコネクタ接続する場合でも、従来のようなハーネスプロテクタやその固定ブラケットがなく、駆動プーリーの首部下側周辺に所要の作業空間を確保できるため前記コネクタ接続作業を容易に行うことも可能となる。
【0022】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、チューブの端部近傍でハーネスより分岐して引き出した特定のハーネス支線は、その分岐部近傍でチューブにテーピング手段により保持してあるため、該ハーネス支線が駆動ベルトと干渉する心配がなく、また、該ハーネス支線を駆動プーリーの首部下側でエンジン本体側ハーネスとコネクタ接続する場合に、ハーネス支線を手で支持しなくても該エンジン本体側ハーネスと容易にコネクタ接続することができて、作業性を改善することができる。
【0023】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1,2の発明の効果に加えて、ブラケットよりも先に延びるハーネスには、駆動プーリーの首部下側へ挿通配索する前に予め保形帯を巻装してあるため、ハーネス端における各ハーネス支線やそれらの端末のコネクタが振らつくことがなく、前記挿通配索をより一層容易に行う事ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態をエンジン本体として過給機を備えたV型エンジンを搭載した車両を例に採って、図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【0025】
図1,2において、エンジン本体1の上側部には左右バンク1L,1Rの略中央部に過給機2を配設してある。
【0026】
過給機2の前側に突出配置した駆動プーリー3には、エンジン本体1の出力プーリー4、他の補機駆動プーリー5、およびアイドラプーリー6,7と共に駆動ベルト8を掛架してあり、駆動プーリー3の回転によりエアダクト9から導入された吸気を過給機2で加圧して、左右バンク1L,1Rの吸気コレクタ(図示省略)へ供給するようにしてある。
【0027】
ダッシュパネル20を貫通して車室R側からエンジンルームE・R内に引き出されたEGIハーネス11は複数本のハーネス支線11a〜11nを束ねてあり、前記過給機2の例えば右側バンク1R側で、該過給機2の前方に突出する前記駆動プーリー3の近傍に配設したブラケット12に固定してある。
【0028】
このEGIハーネス11は前記ブラケット12に固定した部分で右バンク用の分岐ハーネス11Rと、左バンク用の分岐ハーネス11Lとに分岐してあり、分岐ハーネス11Rは前記ブラケット12に固定した部分からそのまま右側(図1,2では紙面左側)へ曲げて、端部で分離した各ハーネス支線11e,11f,11gは右側バンク1Rの各対応するEGI(電子制御燃料噴射弁装置)に接続される。
【0029】
一方、分岐ハーネス11Lは前記ブラケット12に固定した部分から左側バンク1L側に向けて左側(図1,2では紙面右側)へ曲げて配索され、端部で分離した各ハーネス支線11b,11c,11dは左側バンク1Lの各対応するEGIに接続される。
【0030】
以上の基本的構造は図5,6に示した前記従来の構造と同様であるが、本実施形態にあっては前記分岐ハーネス11Lをチューブとして保形硬度の高いほぼ直状の樹脂チューブ31で被覆,保形し、該樹脂チューブ31を前記駆動プーリー3の首部3aの下側に通して分岐ハーネス11Lを過給機2の他側部側、即ち、左側バンク1Lに向けて配索してある。
【0031】
前記樹脂チューブ31はハーネス11Lの、前記ブラケット12に固定した部分の近傍から駆動ベルト8の近傍に配置される領域に亘る所要の長さに設定してあって、後述するように前記ブラケット12に固定してある。
【0032】
図3は前述のブラケット12を示しており、該ブラケット12はEGIハーネス11の固定部12aと、左側バンク1L寄りに設けたデイストリビュータ21に設けたハイテンションコード22のうち、右側バンク1Rに接続される右側バンク1R用のハイテンションコード22Rの固定部12bとを備えており、該ブラケット12はアクセルケーブル23の途中を支持固定するブラケット14と共に、エンジン本体1の周辺機器、例えばウォーターポンプ15のアウトレット15aに設けた座部16上にボルト17により締結固定してある。
【0033】
本実施形態では前記アクセルケーブル固定用のブラケット14は、ブラケット12の下面に溶接によって接合固定してある。
【0034】
前記EGIハーネス11は前記ブラケット14と固定部12aとの間に通して、該固定部12aにクランプ18によりクリップ固定され、ハイテンションコード22Rは前記樹脂チューブ31の裏側で駆動プーリー3の首部3aの下側に通して配索して、前記固定部12aにクランプ24によりクリップ固定され、また、アクセルケーブル23はブラケット14の外側にクランプ25によりクリップ固定される。
【0035】
前記ブラケット12には固定部12aの前縁部に固定部12cを駆動プーリー3側に向けて張り出して形成してあり、該固定部12cに 前述の樹脂チューブ31の上端部をクランプ26によりクリップ固定してある。
【0036】
また、本実施形態ではこのように樹脂チューブ31の上端部をブラケット12の固定部12cに固定しているため、該樹脂チューブ31の固定を確実なものとするためにその下端部もクランプ27によりエンジン本体1の周辺機器、例えば図外のブローバイパイプに座部を設けて該座部にクリップ固定するようにしている。
【0037】
一方、分岐ハーネス11Lのハーネス支線のうち、水温センサ用ハーネス11aは、樹脂チューブ31の上,下何れかの端部、例えば図2に示すように樹脂チューブ31の上端部とブラケット12の固定部12aとの間でハーネス11Lより分岐して引き出し、該水温センサ用ハーネス11aを前記分岐部近傍で樹脂チューブ31に、例えば粘着テープ等のテーピング手段32により保持して引き出し端部を樹脂チューブ31の裏側に配置してある。
【0038】
以上の実施形態の構造によれば、ブラケット12の固定部12aに固定されたEGIハーネス11の一方の分岐ハーネス11Lは、その所定領域部分を保形硬度の高いほぼ直状の樹脂チューブ31で被覆してほぼ直状に保形してあるため、該分岐ハーネス11Lを過給機2の駆動プーリー3の首部3aの下側に通す際に、分岐ハーネス11Lが駆動ベルト8と干渉することがなく、また、曲がりを矯正するために前記固定部12aを支点に強く引っ張る必要もなく、ほぼ直状の状態で容易に挿入配索することができる。
【0039】
しかも、該樹脂チューブ31はその上端部を前記ブラケット12の固定部12aに、下端部をエンジン本体1の周辺機器に固定してあるため、配索後においても分岐ハーネス11Lが駆動ベルト8と干渉することがなく、分岐ハーネス11Lおよび駆動ベルト8の相互の損傷の危惧を伴うことなく駆動プーリー3の首部3a下側への挿通配索を可能とすることができる。
【0040】
この結果、従来のような専用のハーネスプロテクタが不要で、しかも、樹脂チューブ31はほぼ直状の汎用チューブを用いることができるのでコスト的に有利に得ることができる。
【0041】
また、駆動プーリー3の首部3aの下側に通した分岐ハーネス11Lのハーネス支線のうち、水温センサ用ハーネス11aを駆動プーリー3の首部3aの下側で、エンジン本体1の左右バンク1L,1Rの中央部分に配設した図外の温水センサのハーネスとコネクタ接続する場合でも、左側バンク1L側には従来のようなハーネスプロテクタやそのブラケットがなく、駆動プーリー3の首部3aの下側周辺にはデイストリピュータ21の前方に所要の作業空間が確保されるから、ここから手を差し入れて前記コネクタ接続作業を容易に行うことができる。
【0042】
とりわけ、本実施形態にあっては前記水温センサ用ハーネス11aは樹脂チューブ31の上端部側で分岐させて、該分岐部近傍で樹脂チューブ31にテーピング手段32によって保持してあるため、水温センサ用ハーネス11aが駆動ベルト8と干渉する心配がなく、また、該水温センサ用ハーネス11aを駆動プーリー3の首部3aの下側で水温センサ側ハーネスとコネクタ接続する場合に、水温センサ用ハーネス11aを手で支持しなくても水温センサ側ハーネスと容易にコネクタ接続することができて、作業性を改善することができる。
【0043】
ここで、前述のようにして分岐ハーネス11Lを駆動プーリー3の首部3aの下側に通して配策する場合、図4に示すように分岐ハーネス11Lを樹脂チューブ31を含めて全体に布等の保形帯33を巻きつけておいて、その挿通配索後に該保形帯33を外すようにすれば、前記駆動プーリー3の首部3aの下側への挿通配索の際に、分岐ハーネス11の端部で分離したハーネス支線11b,11c,11dや、途中で分岐した水温センサ用ハーネス11a、およびそれらの端末のコネクタ28が振らつく(ばらつく)ことがなく、前記挿通配索をより一層容易に行うことができる。
【0044】
なお、前記実施形態では過給機2を備えたV型エンジン搭載車におけるEGIハーネスの配索構造を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、過給機2の駆動プーリー3の首部3aの下側に通して配索するハーネスの配索構造に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面説明図。
【図2】本発明の一実施形態の正面説明図。
【図3】本発明の一実施形態におけるブラケットの斜視図。
【図4】本発明の一実施形態における保形帯使用例を示す略示的説明図。
【図5】従来の構造を示す正面説明図。
【図6】従来の構造におけるブラケットを示す斜視図。
【符号の説明】
1 エンジン本体
2 過給機
3 駆動プーリー
3a 首部
8 駆動ベルト
11 EGIハーネス(ハーネス)
11L 分岐ハーネス(ブラケットから先に延びるハーネス)
11a〜11n ハーネス支線
12 ブラケット
20 ダッシュパネル
31 チューブ
32 テーピング手段
33 保形帯
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジンルームのハーネス配索構造に関し、とりわけ、過給機を備えたV型エンジン車におけるEGIハーネスの配索に好適なハーネス配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5,6は従来のV型エンジン車におけるEGIハーネスの配索構造を示すもので、エンジン本体1の上側部には左右バンク1L,1Rの丁度中央部に過給機2を配設してある。
【0003】
過給機2の前側には駆動プーリー3が突出配置され、該駆動プーリー3にはエンジン本体1の出力プーリー4,他の補機駆動プーリー5,およびアイドラプーリー6,7と共に駆動ベルト8を掛架してあり、駆動プーリー3の回転によりエアダクト9から導入された吸気を過給機2で加圧して、左右バンク1L,1Rの吸気コレクタ(図示省略)へ供給するようにしてある。
【0004】
11は図外のダッシュパネルを貫通して車室側からエンジンルーム内に引き出されたEGIハーネスを示し、該EGIハーネス11は複数本のハーネス支線11a〜11nを束ねてあり、前記過給機2の一側部、例えば右側バンク1R側で、該過給機2の前方に突出する前記駆動プーリー3の近傍に配設したブラケット12に固定してある。
【0005】
このEGIハーネス11は前記ブラケット12に固定した部分で右バンク用のハーネス11Rと、左バンク用のハーネス11Lとに分岐(以下、分岐ハーネス11L,11Rと称する)してあり、分岐ハーネス11Rは前記ブラケット12に固定した部分からそのまま右側(図5では紙面左側)へ曲げて右側バンク1Rの各EGI(電子制御燃料噴射弁装置)に接続される。
【0006】
一方、分岐ハーネス11Lは前記ブラケット12に固定した部分から左側バンク1L側に向けて左側(図5では紙面右側)へ曲げて配策される。
【0007】
この分岐ハーネス11Lは駆動プーリー3の首部の下側を通して左側バンク1Lに向けて配索してもよいが、この場合、配索作業中および配索後に分岐ハーネス11Rが駆動ベルト8と擦れて相互が損傷したり、あるいは配索作業中に駆動プーリー3の下側に通す際にハーネスの曲がりを矯正するため左側バンク1L側で引っ張って、前記ブラケット12に固定した部分で分岐ハーネス11Lが損傷することが考えられる。
【0008】
そこで、一般には図5に示すように該分岐ハーネス11Lを前記駆動プーリー3の上方を跨いで左側バンク1L側に向けて配索するようにしている。
【0009】
また、このように分岐ハーネス11Lを駆動プーリー3の上方に跨いで配索した場合、左側バンク1L側で分岐ハーネス11Lが駆動ベルト8と干渉することがないように、該駆動ベルト8の近傍部分では予めL字状に曲折成形されて、エンジン本体1の周辺部分に図外のブラケットで固定した硬質樹脂製のハーネスプロテクタ13内に各ハーネス支線11a,11b,11c,11dを収納して保護するようにしている。
【0010】
図6は前記EGIハーネス11を固定するブラケット12を示しており、該ブラケット12はEGIハーネス11の固定部12aと、左側バンク1L寄りに設けた図外のデイストリビュータのハイテンションコードのうち、右側バンク1Rに接続される右側バンク1R用のハイテンションコードの固定部12bとを備えており、該ブラケット12は図外のアクセルケーブルの途中を支持固定するブラケット14と共に、エンジン本体1の周辺機器、例えばウォーターポンプ15のアウトレット15aに設けた座部16上にボルト17により締結固定してある。
【0011】
前記EGIハーネス11は前記ブラケット14と固定部12aとの間に通して、該固定部12aにクランプ18によりクリップ固定される。
【0012】
図5中、19は左右バンクのロッカーカバーを示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように分岐ハーネス11Lと駆動ベルト8との干渉を回避するために、所定形状に型成形した専用のハーネスプロテクタ13を必要とするためコスト的に不利となってしまうのみならず、該ハーネスプロテクタ13の近傍には図外のデイストリビュータが存在するため、それらのレイアウトが困難となってしまう。
【0014】
また、ハーネス支線のうち、例えば水温センサ用ハーネス11aは、ハーネスプロテクタ13の上,下何れかの端部、例えば図5に示すようにハーネスプロテクタ13の上端側で分岐して、駆動プーリー3の首部の下側に廻し込んでエンジン本体1の図外のウォータージャケットに取付けた水温センサ側のハーネスとコネクタ接続するのであるが、この場合、作業者はハーネスプロテクタ13を配設した部分から手を差し入れてコネクタ作業しなければならず、ハーネスプロテクタ13およびそのブラケット等が邪魔になってコネクタ接続作業が困難となってしまう。
【0015】
そこで、本発明は簡単な構造によりハーネスを損傷することなく容易に過給機の駆動プーリーの首部下側に通して配策することができるエンジンルームのハーネス配索構造を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、ダッシュパネルを貫通して車室側からエンジンルーム内に引き出された複数本のハーネス支線を束ねたハーネスを、エンジン本体の上側部に配設した過給機の一側部側で、該過給機の前部に突出する駆動プーリーの近傍に配設したブラケットに固定し、該ブラケットから先に延びるハーネスの少なくともブラケット近傍から前記駆動プーリーに掛架した駆動ベルトの近傍に配置される領域を保形硬度の高いほぼ直状のチューブで被覆,保形し、該チューブを前記ブラケットに固定して、前記駆動プーリーの首部の下側に通して過給機の他側部側に向けて配索したこと特徴としている。
【0017】
請求項2の発明にあっては、請求項1に記載のハーネス支線のうち、特定のハーネス支線をチューブの端部近傍でハーネスより分岐して引き出し、該ハーネス支線を前記分岐部近傍でチューブにテーピング手段により保持したことを特徴としている。
【0018】
請求項3の発明にあっては、請求項1,2に記載のハーネスのチューブを含めて過給機の他側部側に配策される部分に、駆動プーリーの首部の下側に通して配索した後に外される保形帯を巻装したことを特徴としている。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ブラケットに固定されて該ブラケットから先に延びるハーネスの所定領域部分を保形硬度の高いほぼ直状のチューブで被覆してほぼ直状に保形してあるため、該ブラケットよりも先のハーネスを過給機の駆動プーリーの首部の下側に通す際、ハーネスが駆動ベルトと干渉することがなく、ほぼ直状の状態で容易に挿入配索することができ、しかも、該チューブは前記ブラケットに固定されるため、配索後においてもハーネスが駆動ベルトと干渉することがなく、ハーネスおよび駆動ベルト相互の損傷の危惧を伴うことなく駆動プーリーの首部下側への挿通配索を可能とすることができる。
【0020】
この結果、従来のような専用のハーネスプロテクタが不要で、しかも、チューブはほぼ直状の汎用チューブを用いることができるのでコスト的に有利に得ることができる。
【0021】
また、駆動プーリーの首部下側に通したハーネスのハーネス支線のうち特定のハーネス支線を駆動プーリーの首部下側でエンジン本体側ハーネスとコネクタ接続する場合でも、従来のようなハーネスプロテクタやその固定ブラケットがなく、駆動プーリーの首部下側周辺に所要の作業空間を確保できるため前記コネクタ接続作業を容易に行うことも可能となる。
【0022】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、チューブの端部近傍でハーネスより分岐して引き出した特定のハーネス支線は、その分岐部近傍でチューブにテーピング手段により保持してあるため、該ハーネス支線が駆動ベルトと干渉する心配がなく、また、該ハーネス支線を駆動プーリーの首部下側でエンジン本体側ハーネスとコネクタ接続する場合に、ハーネス支線を手で支持しなくても該エンジン本体側ハーネスと容易にコネクタ接続することができて、作業性を改善することができる。
【0023】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1,2の発明の効果に加えて、ブラケットよりも先に延びるハーネスには、駆動プーリーの首部下側へ挿通配索する前に予め保形帯を巻装してあるため、ハーネス端における各ハーネス支線やそれらの端末のコネクタが振らつくことがなく、前記挿通配索をより一層容易に行う事ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態をエンジン本体として過給機を備えたV型エンジンを搭載した車両を例に採って、図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【0025】
図1,2において、エンジン本体1の上側部には左右バンク1L,1Rの略中央部に過給機2を配設してある。
【0026】
過給機2の前側に突出配置した駆動プーリー3には、エンジン本体1の出力プーリー4、他の補機駆動プーリー5、およびアイドラプーリー6,7と共に駆動ベルト8を掛架してあり、駆動プーリー3の回転によりエアダクト9から導入された吸気を過給機2で加圧して、左右バンク1L,1Rの吸気コレクタ(図示省略)へ供給するようにしてある。
【0027】
ダッシュパネル20を貫通して車室R側からエンジンルームE・R内に引き出されたEGIハーネス11は複数本のハーネス支線11a〜11nを束ねてあり、前記過給機2の例えば右側バンク1R側で、該過給機2の前方に突出する前記駆動プーリー3の近傍に配設したブラケット12に固定してある。
【0028】
このEGIハーネス11は前記ブラケット12に固定した部分で右バンク用の分岐ハーネス11Rと、左バンク用の分岐ハーネス11Lとに分岐してあり、分岐ハーネス11Rは前記ブラケット12に固定した部分からそのまま右側(図1,2では紙面左側)へ曲げて、端部で分離した各ハーネス支線11e,11f,11gは右側バンク1Rの各対応するEGI(電子制御燃料噴射弁装置)に接続される。
【0029】
一方、分岐ハーネス11Lは前記ブラケット12に固定した部分から左側バンク1L側に向けて左側(図1,2では紙面右側)へ曲げて配索され、端部で分離した各ハーネス支線11b,11c,11dは左側バンク1Lの各対応するEGIに接続される。
【0030】
以上の基本的構造は図5,6に示した前記従来の構造と同様であるが、本実施形態にあっては前記分岐ハーネス11Lをチューブとして保形硬度の高いほぼ直状の樹脂チューブ31で被覆,保形し、該樹脂チューブ31を前記駆動プーリー3の首部3aの下側に通して分岐ハーネス11Lを過給機2の他側部側、即ち、左側バンク1Lに向けて配索してある。
【0031】
前記樹脂チューブ31はハーネス11Lの、前記ブラケット12に固定した部分の近傍から駆動ベルト8の近傍に配置される領域に亘る所要の長さに設定してあって、後述するように前記ブラケット12に固定してある。
【0032】
図3は前述のブラケット12を示しており、該ブラケット12はEGIハーネス11の固定部12aと、左側バンク1L寄りに設けたデイストリビュータ21に設けたハイテンションコード22のうち、右側バンク1Rに接続される右側バンク1R用のハイテンションコード22Rの固定部12bとを備えており、該ブラケット12はアクセルケーブル23の途中を支持固定するブラケット14と共に、エンジン本体1の周辺機器、例えばウォーターポンプ15のアウトレット15aに設けた座部16上にボルト17により締結固定してある。
【0033】
本実施形態では前記アクセルケーブル固定用のブラケット14は、ブラケット12の下面に溶接によって接合固定してある。
【0034】
前記EGIハーネス11は前記ブラケット14と固定部12aとの間に通して、該固定部12aにクランプ18によりクリップ固定され、ハイテンションコード22Rは前記樹脂チューブ31の裏側で駆動プーリー3の首部3aの下側に通して配索して、前記固定部12aにクランプ24によりクリップ固定され、また、アクセルケーブル23はブラケット14の外側にクランプ25によりクリップ固定される。
【0035】
前記ブラケット12には固定部12aの前縁部に固定部12cを駆動プーリー3側に向けて張り出して形成してあり、該固定部12cに 前述の樹脂チューブ31の上端部をクランプ26によりクリップ固定してある。
【0036】
また、本実施形態ではこのように樹脂チューブ31の上端部をブラケット12の固定部12cに固定しているため、該樹脂チューブ31の固定を確実なものとするためにその下端部もクランプ27によりエンジン本体1の周辺機器、例えば図外のブローバイパイプに座部を設けて該座部にクリップ固定するようにしている。
【0037】
一方、分岐ハーネス11Lのハーネス支線のうち、水温センサ用ハーネス11aは、樹脂チューブ31の上,下何れかの端部、例えば図2に示すように樹脂チューブ31の上端部とブラケット12の固定部12aとの間でハーネス11Lより分岐して引き出し、該水温センサ用ハーネス11aを前記分岐部近傍で樹脂チューブ31に、例えば粘着テープ等のテーピング手段32により保持して引き出し端部を樹脂チューブ31の裏側に配置してある。
【0038】
以上の実施形態の構造によれば、ブラケット12の固定部12aに固定されたEGIハーネス11の一方の分岐ハーネス11Lは、その所定領域部分を保形硬度の高いほぼ直状の樹脂チューブ31で被覆してほぼ直状に保形してあるため、該分岐ハーネス11Lを過給機2の駆動プーリー3の首部3aの下側に通す際に、分岐ハーネス11Lが駆動ベルト8と干渉することがなく、また、曲がりを矯正するために前記固定部12aを支点に強く引っ張る必要もなく、ほぼ直状の状態で容易に挿入配索することができる。
【0039】
しかも、該樹脂チューブ31はその上端部を前記ブラケット12の固定部12aに、下端部をエンジン本体1の周辺機器に固定してあるため、配索後においても分岐ハーネス11Lが駆動ベルト8と干渉することがなく、分岐ハーネス11Lおよび駆動ベルト8の相互の損傷の危惧を伴うことなく駆動プーリー3の首部3a下側への挿通配索を可能とすることができる。
【0040】
この結果、従来のような専用のハーネスプロテクタが不要で、しかも、樹脂チューブ31はほぼ直状の汎用チューブを用いることができるのでコスト的に有利に得ることができる。
【0041】
また、駆動プーリー3の首部3aの下側に通した分岐ハーネス11Lのハーネス支線のうち、水温センサ用ハーネス11aを駆動プーリー3の首部3aの下側で、エンジン本体1の左右バンク1L,1Rの中央部分に配設した図外の温水センサのハーネスとコネクタ接続する場合でも、左側バンク1L側には従来のようなハーネスプロテクタやそのブラケットがなく、駆動プーリー3の首部3aの下側周辺にはデイストリピュータ21の前方に所要の作業空間が確保されるから、ここから手を差し入れて前記コネクタ接続作業を容易に行うことができる。
【0042】
とりわけ、本実施形態にあっては前記水温センサ用ハーネス11aは樹脂チューブ31の上端部側で分岐させて、該分岐部近傍で樹脂チューブ31にテーピング手段32によって保持してあるため、水温センサ用ハーネス11aが駆動ベルト8と干渉する心配がなく、また、該水温センサ用ハーネス11aを駆動プーリー3の首部3aの下側で水温センサ側ハーネスとコネクタ接続する場合に、水温センサ用ハーネス11aを手で支持しなくても水温センサ側ハーネスと容易にコネクタ接続することができて、作業性を改善することができる。
【0043】
ここで、前述のようにして分岐ハーネス11Lを駆動プーリー3の首部3aの下側に通して配策する場合、図4に示すように分岐ハーネス11Lを樹脂チューブ31を含めて全体に布等の保形帯33を巻きつけておいて、その挿通配索後に該保形帯33を外すようにすれば、前記駆動プーリー3の首部3aの下側への挿通配索の際に、分岐ハーネス11の端部で分離したハーネス支線11b,11c,11dや、途中で分岐した水温センサ用ハーネス11a、およびそれらの端末のコネクタ28が振らつく(ばらつく)ことがなく、前記挿通配索をより一層容易に行うことができる。
【0044】
なお、前記実施形態では過給機2を備えたV型エンジン搭載車におけるEGIハーネスの配索構造を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、過給機2の駆動プーリー3の首部3aの下側に通して配索するハーネスの配索構造に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面説明図。
【図2】本発明の一実施形態の正面説明図。
【図3】本発明の一実施形態におけるブラケットの斜視図。
【図4】本発明の一実施形態における保形帯使用例を示す略示的説明図。
【図5】従来の構造を示す正面説明図。
【図6】従来の構造におけるブラケットを示す斜視図。
【符号の説明】
1 エンジン本体
2 過給機
3 駆動プーリー
3a 首部
8 駆動ベルト
11 EGIハーネス(ハーネス)
11L 分岐ハーネス(ブラケットから先に延びるハーネス)
11a〜11n ハーネス支線
12 ブラケット
20 ダッシュパネル
31 チューブ
32 テーピング手段
33 保形帯
Claims (3)
- ダッシュパネルを貫通して車室側からエンジンルーム内に引き出された複数本のハーネス支線を束ねたハーネスを、エンジン本体の上側部に配設した過給機の一側部側で、該過給機の前部に突出する駆動プーリーの近傍に配設したブラケットに固定し、該ブラケットから先に延びるハーネスの少なくともブラケット近傍から前記駆動プーリーに掛架した駆動ベルトの近傍に配置される領域を保形硬度の高いほぼ直状のチューブで被覆,保形し、該チューブを前記ブラケットに固定して、前記駆動プーリーの首部の下側に通して過給機の他側部側に向けて配索したこと特徴とするエンジンルームのハーネス配索構造。
- 特定のハーネス支線をチューブの端部近傍でハーネスより分岐して引き出し、該ハーネス支線を前記分岐部近傍でチューブにテーピング手段により保持したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンルームのハーネス配索構造。
- ハーネスのチューブを含めて過給機の他側部側に配策される部分に、駆動プーリーの首部の下側に通して配索した後に外される保形帯を巻装したことを特徴とする請求項1,2に記載のエンジンルームのハーネス配索構造。
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