JP3682103B2 - 表示用マーキングフィルム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣類の基布を基材として熱接着される表示用マーキングフィルムに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の表示用マーキングフィルムとして、離型シートとなり得る支持フィルム層に対し表皮層を積層するか、又は表皮層及びベースフィルム層を順に積層し、続いてその上にホットメルト型接着剤層を積層してなる3層又は4層の熱接着マーキングフィルムが知られている。
【0003】
そして、このマーキングフィルムでは、その用途の中心が衣類、袋物であるため、風合い、物性(伸び)、安全性、コスト等の観点が重視され、その表皮層には通常、ポリウレタン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のものでは、表皮層が熱可塑性樹脂であるため、基布の折り曲げ等によりマーキングフィルムの表皮層同士を重ねた状態にしておいた場合に、熱と水分とによって表皮層が溶融状態となり、表皮層同士が密着して互いに剥がれなくなるいわゆるブロッキング現象が発生するという問題があった。
【0005】
このブロッキング現象は、例えばスポーツをした後等の汗を含んだ衣服を車の中に放置しているとき、洗濯中やその後の乾燥時、ドライクリーニングをしているとき等に顕著に発生する。
【0006】
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表皮層に熱可塑性樹脂であるポリウレタン樹脂を使用して衣類の基布に熱接着される表示用マーキングフィルムに対し、そのポリウレタン樹脂の組成を変えることにより、ポリウレタン樹脂の本来の利点を保持しながら、マーキングフィルムのブロッキング現象が発生するのを防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明では、ポリウレタン樹脂からなる表皮層にアクリル系添加剤及びシリコン系添加剤の両方を添加するようにした。
【0008】
具体的には、請求項1の発明では、離型シートとなる支持フィルム層と、該支持フィルム層上に積層されたポリウレタン樹脂表皮層と、該ポリウレタン樹脂表皮層上に積層されたホットメルト型接着剤層とを備えてなり、上記接着剤層により衣類の基布に熱接着される表示用マーキングフィルムを前提とする。
【0009】
そして、上記ポリウレタン樹脂表皮層は、アクリル系添加剤及びシリコン系添加剤の両方が添加されたポリウレタン樹脂からなり、上記アクリル系添加剤は、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5〜40重量部添加され、上記シリコン系添加剤は、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5〜60重量部添加されているものとする。
【0010】
このようにポリウレタン樹脂表皮層にアクリル系添加剤を添加することにより、ポリウレタン樹脂の融点が高くなるので、ポリウレタン樹脂によるマーキングフィルムのブロッキング現象が発生し難くなる。また、シリコン系添加剤の添加によって、シリコンによりポリウレタン樹脂表面が改質されるので、ポリウレタン樹脂によるマーキングフィルムのブロッキング現象が発生し難くなる。よって、ポリウレタン樹脂によるマーキングフィルムの風合いの良さや伸びの良さを良好に保ちつつ、マーキングフィルムのブロッキング現象の発生を防止することができる。
【0011】
また、各添加剤の添加量の多少によってブロッキング現象の発生する温度が異なるため、その添加量の変更によりブロッキング発生温度を調節することもできる。
【0012】
さらに、アクリル系添加剤の添加によってマーキングフィルムのカッティングがし易くなり、しかも熱接着時の収縮が少なくなって寸法安定性を良くすることができる。また、シリコン系添加剤の添加によって、マーキングフィルムのふんわり感が増してその風合いをさらに向上させることができる。
【0013】
そして、このアクリル系添加剤の添加量は、5重量部未満では、添加量が少なすぎるためにブロッキング現象の発生を良好に防止することができない一方、40重量部を超えると、ブロッキング現象が発生しないものの、耐寒時にポリウレタン樹脂に割れや白化等が生じるので、5〜40重量部の範囲に設定されている。
【0014】
また、シリコン系添加剤の添加量は、5重量部未満では、添加量が少なすぎるためにブロッキング現象の防止効果が不十分となる一方、60重量部を超えると、アクリル系添加剤の添加の場合と同様に、耐寒時にポリウレタン樹脂に割れや白化等が発生するので、5〜60重量部の範囲に設定されている。
【0015】
よって、耐寒時にポリウレタン樹脂に割れや白化等が生じるのを防止しつつ、80〜140℃の高温下でポリウレタン樹脂によるマーキングフィルムのブロッキング現象が発生するのを確実に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る表示用マーキングフィルム10を示し、このマーキングフィルム10は、表面側から裏面側に向かって順に、支持フィルム層1、表皮層2、ベースフィルム層3及びホットメルト型接着剤層4の4層からなっている。表面側端の支持フィルム層1は離型シートとなり得るものであり、主として厚さ100μのポリエチレンテレフタレートフィルムが使用される。この支持フィルム層1は、後述の如くマーキングフィルム10がカッティングされるときから衣類等に熱接着されてマーキングが完了するまで、表皮層2を所定の表示形状に保持して衣類への熱接着を容易にするためのもので、熱接着後に表皮層2から剥がされる。
【0017】
支持フィルム層1裏面側の表皮層2は、支持フィルム層1が剥がされた後は、図5に示すように表面層となって所定の表示形状を表すマークとなる。そして、表皮層2にはポリウレタン樹脂が使用され、このポリウレタン樹脂にアクリル系添加剤、シリコン系添加剤の両方が添加されている。
【0018】
上記アクリル系添加剤の添加量は、ポリウレタン樹脂100重量部に対して、5〜40重量部の範囲に、またシリコン系添加剤の添加量は同5〜60重量部の範囲にそれぞれ調整する。すなわち、アクリル系添加剤の添加量が、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5重量部未満であるときには、添加量が少なすぎるためにマーキングフィルム10のブロッキング現象の発生を十分に防止することができない一方、40重量部を超えると、ブロッキング現象の発生がないものの、耐寒時にポリウレタン樹脂に割れや白化等が発生する。
【0019】
また、シリコン系添加剤の添加量が、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5重量部未満では、添加量が少なすぎるためにブロッキング現象の防止を十分に図ることができない一方、60重量部を超えると、アクリル系添加剤の添加の場合と同様に、耐寒時にポリウレタン樹脂に割れや白化等が生じる。
【0020】
上記表皮層2の裏面側のベースフィルム層3は、ポリウレタン樹脂等が使用されてベース層となるものである。
【0021】
裏面側端にある接着剤層4は、熱プレス時に溶けてマーキングフィルム10を衣類に熱接着するためのものである。
【0022】
以上の構成からなるマーキングフィルム10を衣類に熱接着する方法を以下に示す。先ず、図2に示すように、カッティング刃7によりマーキングフィルム10を、その表皮層2が表面側(支持フィルム層1側)から見て目印の表示形状となるように、裏面側(接着剤層4側)から支持フィルム層1を残した状態でカッティングする。
【0023】
このカッティング後、図3に示すように、カッティングにより生じたカスを取り除く作業を行って、表示部分以外の不要な箇所を完全に取り除く。
【0024】
次に、図4に示すように、マーキングフィルム10を衣類の基布5表面上のマーキングしようとする箇所に裏面側の接着剤層4を当接させて重ね、両者を熱プレスして接着剤層4により熱接着する。
【0025】
さらに、冷却後、図5に示すように、支持フィルム層1を表皮層2から剥がすことによって基布5へのマーキングが完了する。尚、この図5では、接着剤層4は、熱によって溶かされて基布5と混ざり合っている状態を模式的に示している。
【0026】
このように、表皮層2にポリウレタン樹脂を使用し、このポリウレタン樹脂にアクリル系添加剤及びシリコン系添加剤の両方を添加したことにより、アクリル系添加剤添加によってポリウレタン樹脂の融点が高くなり、シリコン系添加剤添加によってシリコンによりポリウレタン樹脂表面が改質されるので、ポリウレタン樹脂によるマーキングフィルム10のブロッキング現象が発生し難くなる。よって、ポリウレタン樹脂によるマーキングフィルム10の風合いの良さや伸びの良さを良好に保ちつつ、マーキングフィルム10のブロッキング現象の発生を良好に防止することができる。
【0027】
また、各添加剤の添加量の多少によってブロッキング現象の発生する温度が異なるので、その添加量を変更することによってブロッキング発生温度を調節することもできる。
【0028】
特に、アクリル系添加剤添加によってマーキングフィルム10のカッティングがし易くなり、熱接着時の収縮が少なくなって寸法安定性の向上を図ることができる。また、シリコン系添加剤添加によってマーキングフィルム10のふんわり感が増してその風合いをさらに良くすることができる。
【0029】
そして、アクリル系添加剤の添加量がポリウレタン樹脂100重量部に対して、5〜40重量部の範囲で、またシリコン系添加剤の添加量が同5〜60重量部の範囲でそれぞれ添加されているので、耐寒時にポリウレタン樹脂に割れや白化等が生じるのを防止しつつ、80〜140℃の高温下でポリウレタン樹脂によるマーキングフィルム10のブロッキング現象が発生するのを確実に防止することができる。
【0030】
尚、本実施形態では、表皮層2の下側にベースフィルム層3を設けたが、本発明はベースフィルム層3がない3層の表示用マーキングフィルムにも適用することができ、同様の作用効果を得ることができる。
【0031】
【実施例】
次に、具体的に実施した実施例について説明する。表皮層2に使用するポリウレタン樹脂として、一液型ポリウレタン樹脂(商品名「レザミンME−3134」大日精化工業(株)製)100重量部にメチルエチルケトンを40重量部添加し混合攪拌して得た一般ポリウレタン樹脂を使用した。
【0032】
また、上記一般ポリウレタン樹脂に添加するアクリル系添加剤として、メタクリル酸メチルと有機溶剤の混合物(商品名「UAC43B」特殊色料(株)製)を使用し、シリコン系添加剤として、シリコンアクリル共重合体(商品名「クリスボンアディティブNO5」大日本インキ(株)製)を使用した。
【0033】
そして、上記アクリル系添加剤及びシリコン系添加剤の添加量をそれぞれ調整して10種類の表皮層2を得た。この各表皮層2をそれぞれ使用して10種類(本発明例1〜5及び比較例1〜5)の表示用マーキングフィルム10を作製した。このとき、ベースフィルム層3にはポリウレタン樹脂を使用した。各種類の詳細は以下のとおりである(表1参照)。
【0034】
(本発明例1)
上記一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、上記アクリル系添加剤のみを5重量部添加した。
【0035】
(本発明例2)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、上記シリコン系添加剤のみを5重量部添加した。
【0036】
(本発明例3)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、アクリル系添加剤を10重量部、シリコン系添加剤を10重量部それぞれ添加した。
【0037】
(本発明例4)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、アクリル系添加剤のみを40重量部添加した。
【0038】
(本発明例5)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、シリコン系添加剤のみを60重量部添加した。
【0039】
但し、上記本発明例1〜5のうち、実際の本発明となるものは、アクリル系添加剤及びシリコン系添加剤の両方を添加する本発明例3であり、その他は、各添加剤の添加量の効果を調べるためのものである。
【0040】
(比較例1)
上記一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、添加剤を全く添加しなかった。
【0041】
(比較例2)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、上記アクリル系添加剤のみを3重量部添加した。
【0042】
(比較例3)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、アクリル系添加剤のみを45重量部添加した。
【0043】
(比較例4)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、上記シリコン系添加剤のみを3重量部添加した。
【0044】
(比較例5)
一般ポリウレタン樹脂100重量部に対して、シリコン系添加剤のみを65重量部添加した。
【0045】
このような本発明例1〜5と比較例1〜5との各表皮層について次のような比較実験を行った。
【0046】
先ず、図6に示すようなデサント法に準じた試験を行い、ブロッキング性を評価した。すなわち、上記各表皮層を有するマーキングフィルム10を基布5上に重ねて温度150℃、圧力500g/cm2 、時間20秒の条件下で熱プレスにより基布5にそれぞれ熱接着し、支持フィルム層1を表皮層2から剥がした後、各表皮層2の表面が内側となるように二つ折りにして合わせた。大きさ6cm×6cmの上下2枚のガラス板21,22間にガラス板21,22がこの二つ折りの表皮層2を合わせた面と反対側の基布5に接するように挟み、下側のガラス板21を丈夫な台24の上に置き、上側のガラス板22の上に重さ4.5kgの重り23を載せて荷重をかけた。この状態で、温度25℃の下で90分間放置し、その放置後、合わされた表皮層2の表面が手の力で剥がれるかどうかを調べた(初期ブロッキング性評価)。また、同様にして、温度70℃の下で90分間放置し、表皮層2の剥がれ状態を調べた(耐熱時ブロッキング性評価)。
【0047】
次に、JIS規格K6772に示されている耐寒試験に準じた試験を行って耐寒衝撃性を評価した。すなわち、何度の温度で表皮層2に割れや白化等が生じるかを調べた。
【0048】
以上の初期ブロッキング性評価、耐熱時ブロッキング性評価及び耐寒衝撃性評価の結果を表1に示す。尚、表1中、ブロッキング性評価での記号○は、合わされた表皮層2の表面が手の力で剥がれたことを、また×は手の力では剥がれなかったことを、さらに△は手の力では剥がれ難かったが一応剥がれたことをそれぞれ意味している。
【0049】
また、耐寒衝撃性評価での記号○は、0℃以下で表皮層2に割れや白化等が生じたが0℃以上では生じなかったことを、また×は0℃以上でも表皮層2に割れや白化等が生じたことを、さらに△は0℃付近で表皮層2に割れや白化等が生じたがそれ以上では生じなかったことをそれぞれ意味している。
【0050】
そして、総合評価では、○はブロッキング現象が生じることもなく、0℃以下で表皮層2に割れや白化等が生じることもなく良好であったことを、×はブロッキング現象が生じたか又は0℃以上で表皮層2に割れや白化等が生じて問題となったことをそれぞれ意味している。
【0051】
【表1】
Figure 0003682103
【0052】
この表1から、アクリル系添加剤の添加の場合、5重量部以下では25℃でブロッキング現象は生じないが、70℃でブロッキングが生じ、40重量部以上では70℃でもブロッキング現象は生じないが、0℃以上で表皮層2に白化が生じることが判る。
【0053】
また、シリコン系添加剤の添加の場合、5重量部以下では25℃でもブロッキング現象は生じ、60重量部以上では70℃でもブロッキング現象は生じないが、0℃以上で表皮層2に白化が生じることが判明した。
【0054】
次に、本発明例1〜5のデサント法(温度130℃、圧力5.0kg/36cm2 、90分)によるブロッキング性を評価した。
【0055】
その結果、本発明例1〜5のすべてについて貼り合わされた表皮層2の表面が手の力で剥がれ、ブロッキング現象は生じなかった。
【0056】
したがって、アクリル系添加剤の添加の場合は5〜40重量部の範囲とし、シリコン系添加剤の添加の場合は5〜60重量部の範囲とすることにより、0℃以上では表皮層2に割れや白化等が生じることがなく、80〜140℃の高温下でポリウレタン樹脂によるマーキングフィルム10のブロッキング現象は発生しないことが判る。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によると、表示用マーキングフィルムにおけるポリウレタン樹脂からなる表皮層に、アクリル系添加剤及びシリコン系添加剤の両方を添加するようにしたことにより、ポリウレタン樹脂によるマーキングフィルムの風合いの良さや伸びの良さという本来の利点を保持しながら、マーキングフィルムのブロッキング現象発生の防止を図ることができる。
【0058】
また、アクリル系添加剤、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5〜40重量部添加、シリコン系添加剤、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5〜60重量部添加するようにしたことにより、耐寒時にポリウレタン樹脂に割れや白化等が生じるのを防止し、しかも80〜140℃の高温下であってもブロッキング現象が発生するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る表示用マーキングフィルムを示す断面図である。
【図2】 カッティング作業中の表示用マーキングフィルムを示す断面図である。
【図3】 カス取り作業終了時の表示用マーキングフィルムを示す断面図である。
【図4】 表示用マーキングフィルムを衣類等の基布に熱接着している状態を示す断面図である。
【図5】 表示用マーキングフィルムの基布へのマーキングが完了した状態を示す断面図である。
【図6】 デサント法に準じた試験方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 支持フィルム層
2 表皮層
3 ベースフィルム層
4 接着剤層
5 基布
10 表示用マーキングフィルム

Claims (1)

  1. 離型シートとなる支持フィルム層と、該支持フィルム層上に積層されたポリウレタン樹脂表皮層と、該ポリウレタン樹脂表皮層上に積層されたホットメルト型接着剤層とを備えてなり、上記接着剤層により衣類の基布に熱接着される表示用マーキングフィルムにおいて、
    上記ポリウレタン樹脂表皮層は、アクリル系添加剤及びシリコン系添加剤の両方が添加されたポリウレタン樹脂からなり、
    上記アクリル系添加剤は、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5〜40重量部添加され、
    上記シリコン系添加剤は、ポリウレタン樹脂が100重量部に対して5〜60重量部添加されていることを特徴とする表示用マーキングフィルム。
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