JP3681839B2 - 商品販売データ登録処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商店,飲食店等で用いられている商品販売データ登録処理システム、いわゆるPOS(販売時点情報管理)システムに関わり、特に、商品販売登録用端末、いわゆるPOSターミナルでのメッセージ出力機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット,百貨店等の量販店やチェーン展開しているコンビニエンスストア等の商店においては、本部にホストコンピュータ等のストア制御装置を設置し、このストア制御装置に通信回線を介して店舗の各売場にそれぞれ設置されているPOSターミナルを接続して、ストア制御装置により各POSターミナルで登録処理された各商品の販売データを収集し集計するようにしたPOSシステムが広く活用されている。
このPOSシステムにおいて、ストア制御装置から各POSターミナルに所定のメッセージデータを適時配信し、各POSターミナルにおいては受信したメッセージデータのメッセージをオペレータ用表示部または客用表示部のいずれか一方もしくは両方に表示するようにしたメッセージ出力機能を備えたものが知られている。この機能を備えることにより、電話等の通信手段を用いなくても本部から各POSターミナルのオペレータに業務連絡などのメッセージを容易に伝達できる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本部から伝達されるメッセージとしては、オペレータに対する業務連絡以外に客に対する広告用のメッセージもある。しかしながら、従来のこの種のPOSシステムにおいては、ストア制御装置から受信したメッセージデータのメッセージを予め設定された出力先、すなわちオペレータ用表示部または客用表示部のいずれか一方もしくは両方に表示していたので、オペレータ用表示部に広告用メッセージが表示されたり、客用表示部に業務用メッセージが表示されたりする不都合があった。
また、オペレータ用表示部または客用表示部に表示されたメッセージは、オペレータのクリア操作によって消去されるようになっていた。このため、例えば業務用のメッセージを確認したオペレータがクリア操作した後で別のオペレータと交替したために、その交替したオペレータに必要な業務連絡が伝わらない場合もあった。
【0004】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、ストア制御装置から各商品販売登録用端末に配信されるメッセージの種類に応じて該端末の適当な出力先からそのメッセージを出力することができる商品販売データ登録処理システムを提供しようとするものである。
また本発明は、ストア制御装置から各商品販売登録用端末に配信されるメッセージを該端末にて必要な時間まで表示出力できる商品販売データ登録処理システムを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願第1の発明は、各商品の販売データを記憶部に登録処理するとともにその登録処理結果をオペレータ用表示部及び客用表示部に表示する複数台の商品販売登録用端末と、各商品販売登録用端末の記憶部に登録処理されたデータを収集し集計するストア制御装置とを、通信回線で接続してなる商品販売データ登録処理システムにおいて、ストア制御装置に、商品販売登録用端末から出力するメッセージデータを予め記憶するメッセージファイルと、このメッセージファイルにメッセージの種類を識別するデータを含むメッセージデータを設定するメッセージ設定手段と、このメッセージ設定手段によりメッセージファイルに設定されたメッセージデータを読出し通信回線を通じて各商品販売登録用端末へ配信するメッセージ配信手段とを設け、各商品販売登録用端末に、ストア制御装置から受信したメッセージデータの種類を判別するメッセージ種類判別手段と、この判別手段により判別したメッセージデータの種類に応じて該当メッセージをオペレータ用表示部及び客用表示部の少なくとも一方に表示させるメッセージ出力制御手段とを設けたものである。
【0006】
このものにおいて、メッセージ出力制御手段は、判別手段により判別したメッセージデータの種類が業務用であれば該当メッセージをオペレータ用表示部に表示させ、広告用であれば該当メッセージを客用表示部に表示させる。
【0007】
本願第2の発明は、ストア制御装置に、商品販売登録用端末から出力するメッセージデータを予め記憶するメッセージファイルと、このメッセージファイルにメッセージの出力時間を含むメッセージデータを設定するメッセージ設定手段と、このメッセージ設定手段によりメッセージファイルに設定されたメッセージデータを読出し通信回線を通じて各商品販売登録用端末へ配信するメッセージ配信手段とを設け、各商品販売登録用端末に、ストア制御装置から受信したメッセージデータの出力時間を認識する出力時間認識手段と、ストア制御装置から受信したメッセージデータのメッセージをオペレータ用表示部及び客用表示部の少なくとも一方に表示させるメッセージ出力制御手段と、この制御手段により表示制御されるメッセージの表示時間を計時する計時手段と、この計時手段による計時時間が出力時間認識手段により認識した出力時間に達するとメッセージを消去するメッセージ消去手段とを設けたものである。
【0008】
ここで、本願第1または第2の発明において、メッセージ設定手段は、メッセージ配信先を指定するデータを含むメッセージデータを設定し、メッセージ配信手段は、メッセージファイルから読出したメッセージデータを配信先に指定された商品販売登録用端末に選択的に配信するようにしたものである。
【0009】
また、本願第1または第2の発明において、メッセージ設定手段は、メッセージ配信時刻を指定するデータを含むメッセージデータを設定し、メッセージ配信手段は、メッセージ配信時刻が経過したメッセージデータをメッセージファイルから読出し通信回線を通じて各商品販売登録用端末に配信するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
なお、この実施の形態では、本発明を図1に示す構成のPOSシステムに適用した場合について説明する。
【0011】
図1において、1はコンピュータで構成したストア制御装置であり、このストア制御装置1に、LAN(Local Area Network)等の通信回線2を介して、複数台のPOSターミナル3を接続している。因みに、この実施の形態では、POSターミナ3の台数を8台とし、そのうちの3台のPOSターミナル3a〜3cが1階の売場Aに設置され、1台のPOSターミナル3dが1階の売場Bに設置され、2台のPOSターミナル3e,3fが2階の売場Cに設置され、残りの2台のPOSターミナル3g,3hが2階の売場Dに設置されているものとする。
【0012】
前記ストア制御装置1には、図2に示すように、一連のファイル番号41別に予約日付42,予約時刻43,伝言区分44,表示時間45及び配信先区分46のメッセージ出力制御情報とともにメッセージ本文47を格納したメッセージファイル4を形成している。
ここで、予約日付42及び予約時刻43は、このメッセージをPOSターミナル3に配信する日時である。伝言区分44は、このメッセージの種類を識別するデータであり、業務用メッセージを“1”とし、広告用メッセージを“2”とする。表示時間45は、このメッセージの表示時間である。配信先区分46は、このメッセージを配信するPOSターミナル3を指定するデータであり、全POSターミナル3a〜3hに配信する場合は“0”とし、1階のPOSターミナル3a〜3dに配信する場合は“F1”とし、2階のPOSターミナル3e〜3hに配信する場合は“F2”とする。また、売場AのPOSターミナル3a〜3cに配信する場合は“Ga”とし、売場BのPOSターミナル3dに配信する場合は“Gb”とし、売場CのPOSターミナル3e,3fに配信する場合は“Gc”とし、売場DのPOSターミナル3g,3hに配信する場合は“Gd”とする。さらに、POSターミナル3a〜3hの個別に配信する場合は“Ty”(yは該当POSターミナルのID番号1〜8)とする。
【0013】
図3は前記ストア制御装置1の要部構成を示すブロック図であって、制御部本体を構成するCPU(Centrl Processing Unit)11と、主記憶部を構成するROM(Read Only Memoly)12及びRAM(Random Access Memoly)13を搭載している。前記ROM12には、プログラム等の固定的データが予め格納されている。前記RAM13には、前記メッセージファイル4の他、図5に示すように、各POSターミナル3のID番号1〜8別にそのPOSターミナルが設置されているフロアと売場のデータを格納したPOS管理ファイル51、前記メッセージファイル4のファイル番号nを計数するファイル番号カウンタ52、前記メッセージファイル4に格納されているデータ数Nを計数するデータ数カウンタ53等のメモリエリアが形成されている。
なお、前記メッセージファイル4,POS管理ファイル51及びデータ数カウンタ53の各記憶データは、ストア制御装置1の電源オフ時にはハードディスク装置18に書込まれて安定に保持されるようになっている。
【0014】
またストア制御装置1は、現日付及び時刻を計時する時計部14、前記通信回線2を通じて各POSターミナル3との間で行うデータ通信を制御する通信コントローラ15、キーボード16が接続されるキーボードインタフェース16a、CRTディスプレイ17等の表示装置が接続される表示装置インタフェース17a、ハードディスク装置18の駆動を制御するHDDコントローラ18a、フロッピーディスク装置19の駆動を制御するFDDコントローラ19a等を搭載している。そして、前記CPU11と、ROM12,RAM13,時計部14,通信コントローラ15,キーボードインタフェース16a,表示装置インタフェース17a,HDDコントローラ18a,FDDコントローラ19aとをアドレスバス,データバス等のバスラインBLで相互に接続している。
【0015】
図4は各POSターミナル3の要部構成を示すブロック図であって、制御部本体を構成するCPU31と、主記憶部を構成するROM32及びRAM33を搭載している。前記ROM32には、プログラム等の固定的データが予め格納されている。前記RAM33には、商品販売データを登録処理する売上メモリの他、図6に示すように、ストア制御装置1から受信したメッセージデータを一時格納するメッセージ受信バッファ55、メッセージの表示時間Tを計時する計時手段としてのタイマカウンタ56等のメモリエリアが形成されている。
【0016】
また各POSターミナル3は、現日付及び時刻を計時する時計部34、前記通信回線2を通じてストア制御装置1との間で行うデータ通信を制御する通信コントローラ35、商品販売データ等を入力するためのキーボード36が接続されるキーボードインタフェース36a、オペレータ用表示部37X及び客用表示部37Yが接続される表示装置インタフェース37a、レシート印字用のプリンタ38が接続されるプリンタインタフェース38a、バーコード等を光学的に読取るスキャナ39が接続されるスキャナインタフェース39a等を搭載している。そして、前記CPU31と、ROM32,RAM33,時計部34,通信コントローラ35及び各種入出力機器のインタフェース36a,37a,38a,39aとをアドレスバス,データバス等のバスラインBLで相互に接続している。
【0017】
このような構成のPOSシステムにおいて、前記ストア制御装置1は、キーボード16のキー入力によりメッセージ設定業務が選択されると、CPU11が図8の流れ図に示す手順のメッセージ設定処理を実行するようにプログラムを構成している。(メッセージ設定手段)
すなわちCPU11は、このメッセージ設定処理を開始すると、ST(ステップ)1としてCRTディスプレイ17に図9に示すようなメッセージ設定画面80を表示させたならば、予約日時,伝言区分,表示時間,メッセージ本文及び配信先指定番号がキーボード16から順に入力されるのを待機する。そして、ST2としてテンキーにより予約日時(年・月・日・時・分)が入力されたならばメッセージ設定画面80の予約日時エリア81に表示させる。ST3としてテンキーにより伝言区分(1または2)が入力されたならばメッセージ設定画面80の伝言区分エリア82に表示させる。ST4としてテンキーにより表示時間(分単位)が入力されたならばメッセージ設定画面80の表示時間エリア83に表示させる。ST5としてテンキー及び文字キーによりメッセージ本文が入力されたならばメッセージ設定画面80のメッセージエリア84に表示させる。ST6としてテンキーにより配信先指定番号が入力されたならばメッセージ設定画面80の配信先番号エリア85に表示させる。
【0018】
ここで、配信先番号が0(全端末)の場合には配信先区分を“”とする。配信先番号が1(フロア別)の場合にはフロア番号の入力を待機し、テンキーによりフロア番号x(xは1または2)が入力されたならば、配信先区分をFxとする。配信先番号が2(売場別)の場合には売場コードの入力を待機し、文字キーにより売場コードk(kはa〜d)が入力されたならば配信先区分をGkとする。配信先番号が3(個別)の場合にはPOSターミナルのID番号の入力を待機し、テンキーによりID番号y(yは1〜8)が入力されたならば配信先区分をTyとする。
【0019】
しかる後、CPU11は、ST7としてデータ数カウンタ53のカウント値Nを“1”だけカウントアップしたならば、ST8としてメッセージファイル4のN番目エリアにST2〜ST6にて入力されたメッセージ出力制御情報42〜46及びメッセージ本文47からなるメッセージデータを格納して、この処理を終了する。
【0020】
また、上記ストア制御装置1は、時計部14にて計時されている現時刻が1分を経過する毎に、CPU11が図10の流れ図に示す手順のメッセージ配信処理を実行するようにプログラムを構成している。(メッセージ配信手段)
すなわちCPU11は、このメッセージ配信処理を開始すると、ST1としてファイル番号カウンタ52のカウント値nを“0”にリセットする。次に、ST2として上記ファイル番号カウンタ52のカウント値nを“1”だけカウントアップしたならば、ST3としてメッセージファイル4のn番目エリアにメッセージデータが格納されているか調べる。
【0021】
そして、n番目エリアにメッセージデータが格納されている場合には、ST4としてそのn番目エリアのメッセージデータの予約日付42及び時刻43と時計部14で計時している現日付及び時刻とを比較して、予約日時が経過しているか否かを判別する。
そして、経過している場合には、ST5としてそのn番目エリアのメッセージデータに基づいて図7に示すフォーマットのメッセージ電文を編集する。このとき、POS管理ファイル51を参照して、該当メッセージデータの配信先区分46に相当するPOSターミナル3を抽出し、そのPOSターミナル3のID番号を送信先Noとするメッセージ電文をそれぞれ編集する。なお、上記メッセージ電文において、「電文F」はメッセージ電文であることを特定するフラグである。また、「伝言区分」,「表示時間」及び「メッセージ本文」はそれぞれ該当メッセージデータの伝言区分44,表示時間45及びメッセージ本文47である。
【0022】
こうして、配信先に指定されたPOSターミナルに対するメッセージ電文をそれぞれ編集したならば、このメッセージ電文を通信コントローラ5から通信回線2上に配信する。
しかる後、ST6としてデータ数カウンタNを“1”だけカウントダウンしたならば、ST2に戻り、ファイル番号カウンタ52のカウント値nを“1”だけカウントアップし、メッセージファイル4のn番目エリアにメッセージデータが格納されているか調べる。
【0023】
なお、ST4にて予約日時が経過していない場合には、ST5,ST6の処理を行うことなくST2に戻り、上記と同様にファイル番号カウンタ52のカウント値nを“1”だけカウントアップし、メッセージファイル4のn番目エリアにメッセージデータが格納されているか調べる。
こうして、メッセージファイル4に格納されている全てのメッセージデータについて順に予約日時が経過しているか否かを判断し、経過している場合にはそのメッセージデータに基づいてメッセージ電文を編集して、配信先区分で指定されたPOSターミナル3に通信回線2を介して配信する。
【0024】
以上の処理を完了し、ST3にてメッセージファイル4のn番目エリアにメッセージデータが格納されていないことを確認すると、ST7としてメッセージファイル4から各POSターミナル3に配信したメッセージデータ、すなわち予約日時が経過しているメッセージデータを削除し、残りのメッセージデータをファイル番号が小さい順に並べ換えたならば、この処理を終了する。
【0025】
一方、各POSターミナル3は、ストア制御装置1から通信回線2を介して伝送されるメッセージ電文のうち送信先Noが自己のID番号に一致するメッセージ電文を通信コントローラ35で受信すると、CPU31が図11の流れ図に示す手順のメッセージ表示処理を実行するようにプログラムを構成している。なお、CPU31は、通常の商品販売データ登録処理と並行してこのメッセージ受信処理を行えるようになっている。
【0026】
すなわち、CPU31は、このメッセージ表示処理を開始すると、ST1としてその受信電文中の伝言区分44,表示時間45及びメッセージ本文47をメッセージ受信バッファ54に格納する。次に、ST2としてタイマカウンタ55のカウント値Tを上記メッセージ受信バッファ54に格納した表示時間45とする(出力時間認識手段)。
【0027】
次に、ST3として上記メッセージ受信バッファ54内の伝言区分44を調べる(メッセージ種類判別手段)。ここで、伝言区分44が“1”の場合には業務用のメッセージなので、ST4として、上記メッセージ受信バッファ54内のメッセージ本文47をオペレータ用表示部37Xに表示させる。これに対し、伝言区分44が“2”の場合には広告用のメッセージなので、ST5として、同メッセージ本文47を客用表示部37Yに表示させる(メッセージ出力制御手段)。
【0028】
しかる後、ST6として時計部34にて計時される現時刻が1分を経過するのを待機する。そして、1分を経過する毎に、ST7として上記タイマカウンタ55のカウント値Tを“1”ずつカウントダウンする(計時手段)。そして、ST8として上記タイマカウンタ55のカウント値Tが“0”になったことを確認したならば、ST9としてオペレータ用表示部37Xまたは客用表示部37Yに表示しているメッセージを消去して(メッセージ消去手段)、この処理を終了する。
【0029】
このように、本実施の形態においては、ストア制御装置1のキーボード16を操作して各POSターミナル3のオペレータ用表示部37Xまたは客用表示部37Yに表示させるメッセージ本文を入力する。このとき、メッセージを表示する日時及び表示時間とともにそのメッセージがオペレータ(店員)に対する業務用のメッセージなのか客に対する広告用のメッセージなのかの伝言区分も入力する。また、メッセージの配信先が全てのPOSターミナル3a〜3hの場合には配信先指定番号“1”を入力し、フロア別ならば配信先指定番号“2”とともにそのフロアを入力し、売場別ならば配信先指定番号“3”とともにその売場コードを入力し、個別ならば配信先指定番号“4”とともにそのID番号を入力する。これにより、予約日付42,予約時刻43,伝言区分44,表示時間45,配信先区分46及びメッセージ本文47からなるメッセージデータが一連のファイル番号41順にメッセージファイル4に格納される。
【0030】
こうして、メッセージファイル4に格納されたメッセージデータは、予約日時になると、指定された配信先のPOSターミナルに配信される。すなわち、配信先指定番号“1”が指定されたメッセージデータは全てのPOSターミナル3a〜3hに配信され、配信先指定番号“2”が指定されたメッセージデータは1階のものであればPOSターミナル3a〜3dに配信され、2階のものであればPOSターミナル3e〜3hに配信される。また、配信先指定番号“3”が指定されたメッセージデータはそれぞれ指定された売場のPOSターミナルに配信され、配信先指定番号“4”が指定されたメッセージデータはそれぞれ指定された1台のPOSターミナルに配信される。
【0031】
メッセージデータを受信したPOSターミナル3においては、そのメッセージデータに含まれる伝言区分44が判別される。ここで伝言区分が“1”、すなわち業務用のメッセージデータの場合には、図12(a)に示すように、オペレータ用表示部37XのメッセージエリアA2に該当するメッセージが表示される。なお、オペレータ表示部37XのエリアA1は販売登録された商品の明細データ及び合計データの表示エリアである。
一方、伝言区分が“2”、すなわち広告用のメッセージデータの場合には、図12(b)に示すように、客用表示部37YのメッセージエリアA2に該当するメッセージが表示される。なお、客用表示部37YのエリアA1は販売登録された商品の明細データ及び合計データの表示エリアである。
【0032】
こうして、オペレータ表示部37X及び客用表示部37YのメッセージエリアA2に選択的に表示されたメッセージは、該当するメッセージデータに含まれる表示時間45が経過すると自動的に消去される。因みに、メッセージが表示されている間も、各POSターミナル3においては、客買上げ商品の販売データ登録処理が通常通り行われる。
【0033】
以上説明したように、本実施の形態のPOSシステムは、ストア制御装置1に、POSターミナル3から出力するメッセージデータを予め記憶するメッセージファイル4と、このメッセージファイル4にメッセージの種類を識別するデータである伝言区分44を含むメッセージデータを設定する手段と、このメッセージファイル4に設定されたメッセージデータを読出し、通信回線2を通じて各POSターミナル3へ配信する手段とを備える一方、各POSターミナル3に、ストア制御装置1から受信したメッセージデータの種類を判別する手段と、その判別したメッセージデータの種類に応じて該当メッセージをオペレータ用表示部37X及び客用表示部37Yの少なくとも一方に表示させる手段とを備えている。詳しくは、メッセージデータの種類が業務用であれば該当メッセージをオペレータ用表示部37Xに表示させ、広告用であれば該当メッセージを客用表示部37Yに表示させている。
したがって、オペレータ用表示部37Xには本部からオペレータへの伝言である業務用メッセージのみ表示され、広告用メッセージは表示されないので、オペレータはオペレータ用表示部37Yに表示されるメッセージを強く意識するようになり、本部からの業務連絡をオペレータに正確に伝達できるようになる。同様に、客用表示部37Yには広告用メッセージのみ表示され、業務用メッセージは表示されないので、業務連絡を客に知られるおそれはない。
【0034】
また、本実施の形態のPOSシステムは、ストア制御装置1において、メッセージファイル4にメッセージの表示時間45を含むメッセージデータを設定し、このメッセージデータを各POSターミナル3へ配信する一方、各POSターミナル3においては、メッセージの表示時間を計時し、その計時時間が当該メッセージの表示時間に達するとメッセージを消去するようにしている。
したがって、各POSターミナル3ではメッセージが必要な時間だけ表示され、その後自動的に消去されるので、従来のようにオペレータがメッセージのクリア操作を行ってメッセージを消去させる必要はなくなる。その結果、メッセージの表示時間中にオペレータが交替しても、その交替したオペレータに必要な業務連絡が確実に伝わるようになる。
【0035】
また、本実施の形態においては、ストア制御装置1において設定するメッセージデータにメッセージ配信先を指定するデータである配信先区分46を含ませている。そして、その配信先区分により指定されたPOSターミナル3に選択的にメッセージデータを配信するようにしている。したがって、例えば1階用の業務連絡であれば1階の売場に設置されたPOSターミナル3a〜3dにメッセージを表示させ、2階用の売場に設置されたPOSターミナル3e〜3hにはこのメッセージを表示させない運用が可能となる。
【0036】
また、ストア制御装置1において設定するメッセージデータにメッセージ配信時刻を指定するデータである予約日付42及び予約時刻43を含ませている。そして、その予約日付42及び予約時刻43の日時になると各POSターミナル3にメッセージデータを配信するようにしている。したがって、本部の担当者は業務が空いている時間に必要なメッセージを前もって設定することができる。
【0037】
なお、本発明は前記一実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施の形態では、ストア制御装置1において予約日時になるとメッセージデータを各POSターミナル3に配信するようにしたが、ストア制御装置1から各POSターミナル3に配信するメッセージ電文に予約日付42及び予約時刻43のデータを含ませ、POSターミナル3においては受信したメッセージデータを蓄積し、予約日時を経過したメッセージを検出して表示させるようにしてもよい。
【0038】
また、前記実施の形態では、メッセージの種類を業務用と広告用の2種類で説明したが、これに限定されるものではなく、例えばオペレータと客の両方に必要なメッセージであれば、オペレータ用表示部37Xと客用表示部37Yの両方に表示させることも可能である。また、例えば業務用及び広告用のメッセージ以外にレシート印字用のメッセージデータをストア制御装置1から各POSターミナル3に配信し、このレシート印字用のメッセージデータを受信したPOSターミナル3においては、プリンタ38でレシートを印字し発行する毎に当該メッセージを印字出力するようにしてもよい。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願第1の発明によれば、ストア制御装置から各商品販売登録用端末に配信されるメッセージの種類に応じて該端末の適当な出力先からそのメッセージを出力することができる商品販売データ登録処理システムを提供できる。
また、本願第2の発明によれば、ストア制御装置から各商品販売登録用端末に配信されるメッセージを該端末にて必要な時間まで表示出力できる商品販売データ登録処理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSシステムの全体図。
【図2】 図1に示すメッセージファイルに格納されるメッセージデータのフォーマット図。
【図3】 図1に示すストア制御装置の要部ブロック図。
【図4】 図1に示すPOSターミナルの要部ブロック図。
【図5】 図3に示すRAMの主要なメモリエリア構成図。
【図6】 図4に示すRAMの主要なメモリエリア構成図。
【図7】 同実施の形態においてストア制御装置からPOSターミナルに送信するメッセージ電文のフォーマット図。
【図8】 同実施の形態においてストア制御装置のCPUが実行するメッセージ設定処理の手順を示す流れ図。
【図9】 図8に示すメッセージ設定処理中のメッセージ設定画面の一例図。
【図10】同実施の形態においてストア制御装置のCPUが実行するメッセージ配信処理の手順を示す流れ図。
【図11】同実施の形態においてPOSターミナルのCPUが実行するメッセージ表示処理の手順を示す流れ図。
【図12】図11に示すメッセージ表示処理中のメッセージ表示画面の一例図。
【符号の説明】
1…ストア制御装置
2…通信回線
3(3a〜3h)…POSターミナル(商品販売登録用端末)
4…メッセージファイル
11,31…CPU
14,34…時計部
15,35…通信コントローラ
37X…オペレータ用表示部
37Y…客用表示部
51…POS管理ファイル
55…タイマカウンタ
80…メッセージ設定画面

Claims (5)

  1. 各商品の販売データを記憶部に登録処理するとともにその登録処理結果をオペレータ用表示部及び客用表示部に表示する複数台の商品販売登録用端末と、各商品販売登録用端末の記憶部に登録処理されたデータを収集し集計するストア制御装置とを、通信回線で接続してなる商品販売データ登録処理システムにおいて、
    前記ストア制御装置は、前記商品販売登録用端末から出力するメッセージデータを予め記憶するメッセージファイルと、このメッセージファイルにメッセージの種類を識別するデータとメッセージ配信先を指定するデータとを含むメッセージデータを設定するメッセージ設定手段と、このメッセージ設定手段により前記メッセージファイルに設定されたメッセージデータを読出し前記通信回線を通じて前記メッセージ配信先に指定された各商品販売登録用端末へ選択的に配信するメッセージ配信手段とを具備し、
    前記各商品販売登録用端末は、前記ストア制御装置から受信したメッセージデータの種類を判別するメッセージ種類判別手段と、この判別手段により判別したメッセージデータの種類に応じて該当メッセージを前記オペレータ用表示部及び客用表示部の少なくとも一方に表示させるメッセージ出力制御手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ登録処理システム。
  2. メッセージ出力制御手段は、判別手段により判別したメッセージデータの種類が業務用であれば該当メッセージをオペレータ用表示部に表示させ、広告用であれば該当メッセージを客用表示部に表示させることを特徴とする請求項1記載の商品販売データ登録処理システム。
  3. 各商品の販売データを記憶部に登録処理するとともにその登録処理結果をオペレータ用表示部及び客用表示部に表示する複数台の商品販売登録用端末と、各商品販売登録用端末の記憶部に登録処理されたデータを収集し集計するストア制御装置とを、通信回線で接続してなる商品販売データ登録処理システムにおいて、
    前記ストア制御装置は、前記商品販売登録用端末から出力するメッセージデータを予め記憶するメッセージファイルと、このメッセージファイルにメッセージの出力時間とメッセージ配信先を指定するデータとを含むメッセージデータを設定するメッセージ設定手段と、このメッセージ設定手段により前記メッセージファイルに設定されたメッセージデータを読出し前記通信回線を通じて前記メッセージ配信先に指定された各商品販売登録用端末へ選択的に配信するメッセージ配信手段とを具備し、
    前記各商品販売登録用端末は、前記ストア制御装置から受信したメッセージデータの出力時間を認識する出力時間認識手段と、前記ストア制御装置から受信したメッセージデータのメッセージを前記オペレータ用表示部及び客用表示部の少なくとも一方に表示させるメッセージ出力制御手段と、この制御手段により表示制御されるメッセージの表示時間を計時する計時手段と、この計時手段による計時時間が前記出力時間認識手段により認識した出力時間に達すると前記メッセージを消去するメッセージ消去手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ登録処理システム。
  4. メッセージ設定手段により設定されるメッセージ配信先を指定するデータは、フロア別,売場別または個別に商品販売登録用端末を指定するデータであることを特徴とする請求項1または3のいずれか1項記載の商品販売データ登録処理システム。
  5. メッセージ設定手段は、メッセージ配信時刻を指定するデータを含むメッセージデータを設定し、メッセージ配信手段は、メッセージ配信時刻が経過したメッセージデータをメッセージファイルから読出し前記通信回線を通じて各商品販売登録用端末に配信することを特徴とする請求項1または3のいずれか1項記載の商品販売データ登録処理システム。
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