JP2023007185A - 商品データ処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供可能な技術を提供する。【解決手段】生産者により納品される商品を店舗において販売するための商品データ処理装置であって、生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される入力手段と、商品情報が入力手段により入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の商品情報とを紐づけて記憶する記憶手段と、生産者が納品した商品の売上に関する情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された生産者が納品した商品の売上に関する情報を表示するとともに、出荷時間情報を表示する表示手段と、を有する。【選択図】図17

Description

本発明は、商品データ処理装置、およびプログラムに関する。
産地直売所では、産地直売所の運営者が、農家など商品を納入する生産者から委託されて商品を販売することが多い。
特開2007-156952号公報
生産者は生産者ごとに産地直売所に商品(例えば農産物)を運んで、納品する商品を入力してから陳列を行う。生産者は自らのタイミングで商品を納品するので、売れる時期を逃すこともある。また、生産管理用のツールがあってもそれに気づかずに帰ってしまうことがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供可能な技術を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である商品データ処理装置は、生産者により納品される商品を店舗において販売するための商品データ処理装置であって、前記生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される入力手段と、前記商品情報が前記入力手段により入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の前記商品情報とを紐づけて記憶する記憶手段と、前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を表示するとともに、前記出荷時間情報を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるプログラムは、生産者により納品される商品を店舗において販売するための商品データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される入力手段、前記商品情報が前記入力手段により入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の前記商品情報とを紐づけて記憶する記憶手段、前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を取得する取得手段、前記取得手段により取得された前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を表示するとともに、前記出荷時間情報を表示する表示手段、として機能させることを特徴とする。
POSシステムのネットワークの概念図である。 POS端末20の設置例を示す図である。 POS端末の外観例を示す図である。 POS端末の構成例を示す図である。 ラベルプリンタの外観例を示す図である。 ラベルプリンタの構成例を示す図である。 携帯端末の構成を示す図である。 携帯端末の待機画面の一例を示す図である。 生産者用画面の一例を示す図である。 数量入力画面の一例を示す図である。 数量入力画面の一例を示す図である。 ログイン画面を示す図である。 廃棄関連画面の一例を示す図である。 店舗売上画面の一例を示す図である。 店舗売上画面の一例などを示す図である。 ログイン画面を示す図である。 生産者売上画面の一例を示す図である。 生産者売上画面の一例を示す図である。 表示画面の遷移を示すフローチャートである。 表示画面の遷移を示すフローチャートである。 メールの一例を示す図である。
図1は、POS(Point Of Sales)システム1を含むネットワークの概念図である。図1に示すPOSシステム1は、POS端末20、管理装置301、およびラベルプリンタ302を備える。POS端末20、管理装置301、およびラベルプリンタ302は、LAN(Local Area Network)などの構内ネットワークNWAを介して通信可能に接続されている。なお、POSシステム1は、POS端末20やラベルプリンタ302を複数備えていてもよい。
ネットワークNWAは、WAN(Wide Area Network)などの広域ネットワークNWBと接続する。生産者端末303はNWBと接続する。生産者端末303は、生産者が所持する生産者個人のスマートフォンなどの端末である。
本実施形態におけるPOSシステム1は、生産者が納入した商品を委託により販売を行う直売所(以下、単に「店舗」という)に設置される。管理装置301は据え置き型のPC(Personal Computer)でも、携帯可能なPCでも、タブレットでも良く、店舗に複数台設けられてもいい。また、管理装置301は、生産者が常時操作、閲覧ができるように店舗の特定の場所に置かれる。
管理装置301は、商品マスタなどの取引に必要な各種情報を記憶する。商品マスタは、各商品の商品識別情報(店舗独自のコードやJAN(Japanese Article Number)コード、以下「商品コード」という)、商品名、販売価格などの商品情報を格納するファイルである。また、管理装置301は、商品マスタのほかにも、在庫状況、販売履歴、入出金記録などの各種の情報を記憶する。さらに、管理装置301は、生産者が納入する商品の商品コードを生成したり、納入する商品やその数を登録する。
管理装置301は、POS端末20から売上に関する情報を逐次取得する。また、POS端末20の締め操作により、POS端末20の最終的な売上実績などを取得する。管理装置301は、ラベルプリンタ302に商品マスタとして保持された商品に関する情報を提供する。ラベルプリンタ302は、管理装置301に後述する値札の印刷実績を通知する。なお、POS端末20が店舗に複数存在する場合、管理装置301に代えて、1台のPOS端末20に、管理装置301の機能を実行させてもよい。
POS端末20は、店舗において店員の操作に応じて、商品の登録処理と、登録処理によって登録された商品の精算処理とを実行する。なお、POSシステム1において、POS端末20に加えて、券売装置を設けてもよい。券売装置は、顧客の操作に応じて、商品の登録処理や精算処理を行って、商品を交換する券(例えば食券等)を発行する装置である。
ラベルプリンタ302は、小型で持ち運びが可能な大きさの印刷装置である。ラベルプリンタ302は、生産者が納入する商品に貼付する値札を印刷する。値札には、商品名や、シンボル(バーコードまたは、2次元シンボル(2次元コード))などが印刷される。
図2は、本発明の一実施形態に係るPOS端末20の設置例を示す図である。図2(A)は、POS端末20等を客側から見た斜視図である。図2(B)は、POS端末20等を店員側から見た斜視図である。図2(A)に示すように客側から見てPOS端末20の右側にカウンタが置かれている。
図3は、POS端末20の外観例を示す図である。図3(A)は、POS端末20を客側から見た斜視図である。図3(B)は、POS端末20を店員側から見た斜視図である。図3において、同一部分には同一符号を付している。
以下、図4を参照しつつ、POS端末20の構成例を説明する。POS端末20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、客側表示部205と、客側スキャナ部206と、カード決済部208と、店員側表示部210と、キー操作部211と、店員側スキャナ部212と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、POS端末20の動作を制御する。ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、外部から取得した情報(例えば、管理装置301から取得した商品マスタ等)や、処理において生成した情報(例えば、商品を登録する登録処理において生成した登録情報(登録データ)、買上商品を精算(決済)する精算処理において生成した精算情報等)を記憶する。
ハードディスク204は、種々の情報を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行するプログラム等を記憶してもよい。また、RAM203に代えて、外部から取得した情報や、処理において生成した情報を記憶してもよい。
〈客側表示部〉
客側表示部205は、客用のタッチディスプレイであり、客に種々の情報を表示するとともに、客から種々の入力を受け付ける。
客側スキャナ部206は、客用のスキャナ部であり、各種の情報を光学的に読み取る。
例えば、客側スキャナ部206は、商品に付されているバーコード(商品コード等)や、お会計券(登録商標)に印刷されているコード(バーコード、2次元コード等)を光学的に読み取る。客側スキャナ部206は、上記に加えて、品券類(商品券、クーポン券、優待券)や、各種カード(例えば、会員カード、ポイントカード等)に印刷されているコード(バーコード、2次元コード等)を読み取ってもよい。
なお、客側スキャナ部206は、客が商品を登録する際に用いられるが、客は他の方法によって商品を登録してもよい。例えば、客側表示部205に、商品に対応するプリセットキー(商品を注文するボタン)が表示されている場合、客は、当該プリセットキーを操作(押下)し、商品を登録してもよい。
カード決済部208は、各種カード(クレジットカード、交通系カード等のプリペイドカード、ポイントカード等)による決済機構である。カード決済部208は、カード認識部(読取部)や表示部や操作部を備える。カード認識部は、各種カードの情報を磁気的又は電気的に読み取る。読み取られた情報は、買上商品の決済(精算)を用いられる。なお、カード認識部は、今回の買上商品の決済(精算)に認識した情報を使用する場合(つまり、クレジットカードによるクレジット決済の場合、プリペイドカードによるプリペイドカード決済の場合、ポイントカードの保有ポイントを使用(消費)する場合等)に加えて、今回の買上商品の決済(精算)に認識した情報を使用しない場合(例えば、クレジットカードの提示による特典付与の場合、ポイントカードにポイントを付与する場合等)にも、各種カードを認識してもよい。なお、本実施形態のカード決済部208は、カード認識部(読取部)や表示部や操作部を備えるが、カード決済部208は、少なくともカード認識部を備えるものであればよい。また、本実施形態のカード認識部は、接触型のカード(ICカード、磁気カード)に対応するものであるが、接触型のカードに代えて又は加えて、非接触型のカード(ICカード)に対応するものであってもよい。
精算部209(現金決済部)は、現金による決済機構であり、紙幣や硬貨の投入口、紙幣や硬貨の排出口等を有し、投入口への投入金額を算出し、投入金額と買上金額の差分である釣銭金額を算出し、釣り銭を排出口から排出する。当該精算部209は、客側に向けられており、客が操作するものである。なお、紙幣や硬貨が投入口に投入された場合にはセンサによって検出(投入があった旨の検出、金種別の枚数の検出等)される。カード決済部208と精算部209とにより、精算部が形成される。
〈店員表示部〉
店員側表示部210は、店員用のタッチディスプレイであり、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の入力を受け付ける。
キー操作部211は、各種のキー(ハードウェアキー、ボタン)から構成され、店員から種々の入力を受け付ける。
店員側スキャナ部212は、店員用のスキャナ部であり、各種の情報を光学的に読み取る。例えば、店員側スキャナ部212は、商品に付されているバーコードや、店員の名札に付された店員コードを光学的に読み取る。店員側スキャナ部212は、上記に加えて、品券類や、各種カードに印刷されているコードを読み取ってもよい。
なお、店員側スキャナ部212は、店員が商品を登録する際に用いられるが、店員は他の方法によって商品を登録してもよい。例えば、キー操作部211に、商品に対応するキー(例えば、スポーツ新聞に対応するキー等)が配置されている場合、店員は、当該キーを操作(押下)し、当該商品を登録してもよい。また、店員側表示部210に、商品に対応するプリセットキーが表示されている場合、店員は、当該プリセットキーを操作し、当該商品を登録してもよい。
印刷部213は、各種媒体(レシート等)を印刷、発行する。印刷部213は、店員側から客側、客側から店員側に向き(媒体発行口の方向)を回転自在に変更可能である。印刷部213の向きは、手動で変更してもよいし、自動的に変更(メカ的に制御等)してもよい。なお、印刷部213の向きの正誤をセンサなどで検出してもよい。
音声出力部214は、音声を出力する。例えば、音声出力部214は、音声ガイダンス等を出力する。通信部215は、他端末(他装置:管理装置等)との間において情報を送受信する。
図5は、ラベルプリンタ302の外観例を示す図である。図5に示すように、ラベルプリンタ302は、生産者などの利用者が操作するための操作部11、および利用者に種々の情報を表示するための表示部12を有する。操作部11は、ケース2(本体部)に設けられている。
ラベルプリンタ302は、ラベルを切断する不図示のカッタ部が設けられている。また、印刷されたラベルを発行する通紙部131が設けられる。
ラベルプリンタ302の構成例を図6を用いて説明する。図6に示すように、ラベルプリンタ302は、制御部8(CPU(Central Processing Unit))、フラッシュメモリ9、RAM10、操作部11、表示部12、通信部13、印字制御部14、印字発行部15、カッタ駆動部16、検出部105、およびカウンタ17等を有する。各構成要素は通信線等により接続されている。
制御部8は、フラッシュメモリ9などに記憶されたプログラム(制御プログラム)を実行して、ラベルプリンタ302の各構成要素を統括して制御する。フラッシュメモリ9は、制御プログラムや、制御用データ等を記憶する読み出し専用メモリである。
RAM10は、一時的にデータを呼び出して処理する為のワークエリアを有し、その中に、印字データをドットデータに展開するドット展開エリア、ラベルフォーマットファイルから1つのフォーマットデータを呼び出して記憶する呼出フォーマットエリア、商品データを呼び出して記憶する呼出商品エリア等がある。
また、本実施形態では、RAM10には、ラベル印字のフォーマットを設定するラベルフォーマットファイル、ラベル印字用の各種商品データを設定する商品ファイル等を記憶しており、電源オフ時も商品ファイルやフォーマットファイルを保持するようにバッテリでバックアップしている。
操作部11は、ラベルプリンタ302の操作を行うための入力装置である。例えば、操作部11としては、表示部12と一体に構成するタッチパネルを採用してもよい。表示部12は、各種のメニュー画面やデータを表示するディスプレイである。表示部12は、制御部8の制御により、ラベルプリンタ302に関する表示を行う。また、表示部12は、制御部8の制御により、カウンタ17により計数する切断回数が所定値を超える場合、刃体にオイルを塗布するように報知する処理、例えば、カッタオイル塗布メッセージを表示する処理を行う。
通信部13は、制御部8の制御により、管理装置301などとデータ通信を行う。印字制御部14は、制御部8の制御により、印字発行部15の動作を制御する。印字発行部15は、ロール紙装着部にセットしたラベルロール(ロール紙)からラベル用紙を引き出し、上述したシンボルなどを印刷する。
印字発行部15は、詳細には、不図示の台紙レスラベルロールの台紙レスラベル用紙を、印字部19を構成するサーマルヘッドとステッピングモータで駆動するプラテンローラとの間で挟んで台紙レスラベル用紙を引き出すと共に、台紙レスラベル用紙の表面(感熱発色面)を加熱して印字する。なお、印字部19は、インクを台紙レスラベル用紙に塗布することにより印刷を行ってもよい。
カッタ駆動部16は、制御部8の指令に基づいて、印字部19よりも搬送方向下流位置に配置されたカッタ等を駆動して、印字後の台紙レスラベル用紙を切断し、枚葉状の台紙レスラベル(用紙)を発行する。
制御部8は、フラッシュメモリ9やRAM10などの記憶部に記憶している制御プログラムを実行して、本発明に係る機能をコンピュータとしてのラベルプリンタを制御する。
図7は、管理装置301の構成を示す図である。管理装置301は、CPU110、ROM(Read Only Memory)111、RAM(Random Access Memory)112、表示部113、通信部114、タッチパネル115、およびスキャナ117で構成される。図7に示す各部は、バス119により接続される。
CPU110は、管理装置301全体を制御する。ROM111は、管理装置301のプログラムや各種データなどが記憶されるフラッシュメモリである。RAM112は、プログラムが展開されたり、一時的なデータが記憶される。表示部113は、液晶ディスプレイや有機ELなどで構成される。通信部114は、Wi-Fi(登録商標)によりNWAと接続する。なお、通信部114は、3G、4G(LTE(Long Term Evolution))、5G、Bluetooth(登録商標)などで通信可能であってもよい。
タッチパネル115は、表示部113に重畳されて配置され、操作者による入力を受け付ける。スキャナ117は、例えばバーコードや2次元コードなどのシンボルを読み取り可能である。スキャナ117で読み取られたシンボルは、ソフトウェアによってエンコードされる。
生産者端末303は、CPU、ROM、RAM、表示部、通信部、タッチパネル、マイク、スピーカ、およびカメラで構成される。CPUは、生産者端末303全体を制御する。ROMは、生産者端末303のプログラムや各種データなどが記憶されるフラッシュメモリである。RAMは、プログラムが展開されたり、一時的なデータが記憶される。表示部は、液晶ディスプレイや有機ELなどで構成される。通信部は、Wi-Fi(登録商標)によりNWAと接続する。なお、通信部114は、3G、4G(LTE(Long Term Evolution))、5G、Bluetooth(登録商標)などで通信可能であってもよい。
タッチパネルは、表示部に重畳されて配置され、操作者による入力を受け付ける。マイクは、通話時などにおいて音声が入力される。スピーカは、着信音などの音を出力する。カメラは、例えばバーコードや2次元コードなどのシンボルを読み取り可能である。カメラで読み取られたシンボルは、ソフトウェアによってエンコードされる。
次に、生産者が操作する管理装置301の表示画面等について説明する。この説明に先立ち、まず生産者の納品手順の概要について説明する。生産者は、商品を納入する場合、ラベルプリンタ302から値札を印刷する。生産者は、印刷された値札を商品に貼付する。その後、生産者は、出荷操作を行う。なお、本実施形態における出荷操作とは、店舗に陳列する前に、後述する生産者用画面などを用いて商品情報を入力する操作を意味する。値札には、バーコードが印刷されている。このバーコードは、商品を示す商品情報をエンコードしたものである。商品情報は、少なくとも商品名と生産者名を示し、本実施形態では商品名を示す数値と、生産者名を示す数値で構成される。バーコードを読み取ることで、商品情報が得られるので、管理装置301やPOS端末20は、例えば○○さんのキャベツ、などと特定することができる。以上を踏まえ、以下、管理装置301の表示画面等について説明する。
図8は、管理装置301の待機画面400の一例を示す図である。待機画面400には、生産者ボタン401、廃棄関連ボタン402、店舗売上ボタン403、および生産者売上ボタン404が設けられる。
生産者ボタン401は、生産者による操作を受け付けるボタンである。廃棄関連ボタン402は、店舗の管理者が商品を廃棄する操作を受け付けるボタンである。以下の説明においても、「管理者」は、店舗の管理者を示す。店舗売上ボタン403は、店舗の売上に関する情報を見るための操作を受け付けるボタンである。生産者売上ボタン404は、店舗の売上に関する情報を見るための操作を受け付けるボタンである。
生産者ボタン401が押下されると、管理装置301は、生産者用画面を表示する。図9は、生産者用画面410の一例を示す図である。生産者用画面410には、出荷ボタン411、実績確認ボタン412、持ち帰りボタン413、スキャンボタン414、および手入力ボタン415が設けられる。
出荷ボタン411は、生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される出荷画面を表示するためのボタンである。持ち帰りボタン413は、生産者が納品した商品を、生産者が販売を放棄して持ち帰るための持ち帰り画面を表示するためのボタンである。以下の説明では、生産者が納品した商品を、生産者が販売を放棄して持ち帰ることを単に「持ち帰り」と表現する。実績確認ボタン412は、出荷した数量と、持ち帰りされた数量の履歴を示す不図示の実績確認画面を表示するためのボタンである。スキャンボタン414は、出荷する商品の値札の読み取りを受け付けるボタンである。手入力ボタン415は、出荷する商品を示す商品情報を構成する数値の手入力を受け付けるボタンである。
生産者は、出荷操作において、まず出荷ボタン411を押下する。次いで、生産者はスキャンボタン414または手入力ボタン415を押下する。図9は、スキャンボタン414が押下されたときの画面の表示態様を示している。そのため、「商品バーコードをスキャンしてください」と画面に表示されている。スキャンボタン414が押下されると、管理装置301は、スキャナ117によるバーコードの読み取り待ちとなる。
図10は、バーコードが読み取られた場合に表示される数量入力画面420の一例を示す図である。数量入力画面420には、生産者等表示欄422、戻るボタン423、数量入力領域424、および確定ボタン425が設けられる。また、「出荷する数量を入力してください」が表示されている。
生産者等表示欄422の生産者名は商品情報に示される生産者名を表示する。生産者等表示欄422の商品名は商品情報に示される商品名を表示する。生産者等表示欄422の単価は商品情報に紐づく単価を表示する。なお、単価は商品マスタにおいて、商品情報に紐づけられている。
戻るボタン423は、数量入力画面420に代えて、図9の生産者用画面410を表示するためのボタンである。数量入力領域424は、テンキーで納品する数量を入力するための領域である。確定ボタン425は、出荷を確定させるためのボタンである。この確定ボタン425が押下されると、管理装置301は、確認メッセージを表示して、商品情報と数量とを示す出荷情報を管理装置301に送信する。その後、管理装置301は、図9の生産者用画面410を表示する。管理装置301は、出荷情報を不図示のデータベースに登録する。また、管理装置301は、商品情報が入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の商品情報とを紐づけてROM111に記憶する。
次に、持ち帰りについて説明する。生産者は、持ち帰りを行う場合、図9の持ち帰りボタン413を押下する。次いで、生産者はスキャンボタン414または手入力ボタン415を押下する。図9は、スキャンボタン414が押下されたときの画面の表示態様を示している。そのため、「商品バーコードをスキャンしてください」と画面に表示されている。スキャンボタン414が押下されると、管理装置301は、スキャナ117を起動し、バーコードの読み取り待ちとなる。
図11は、バーコードが読み取られた場合に表示される数量入力画面430の一例を示す図である。数量入力画面430には、生産者等表示欄432、戻るボタン433、数量入力領域434、および確定ボタン435が設けられる。また、「持ち帰る数量を入力してください」が表示されている。
生産者等表示欄432の生産者名は商品情報に示される生産者名を表示する。生産者等表示欄432の商品名は商品情報に示される商品名を表示する。生産者等表示欄432の単価は商品情報に紐づく単価を表示する。なお、単価は商品マスタにおいて、商品情報に紐づけられていることは上述した通りである。
戻るボタン433は、数量入力画面430に代えて、図9の生産者用画面410を表示するためのボタンである。数量入力領域434は、テンキーで納品する数量を入力するための領域である。確定ボタン435は、持ち帰りを確定させるためのボタンである。この確定ボタン435が押下されると、管理装置301は、確認メッセージを表示して、商品情報と数量とを示す持ち帰り情報を管理装置301に送信する。その後、管理装置301は、図9の生産者用画面410を表示する。管理装置301は、持ち帰り情報を不図示のデータベースに登録する。
次に、廃棄について説明する。管理者は、商品を廃棄する場合、図8の廃棄関連ボタン402を押下する。図12は、廃棄関連ボタン402が押下された場合に表示されるログイン画面440を示す図である。ログイン画面440には、ログインID入力欄443、パスワード入力欄444、ログインボタン441、およびキャンセルボタン442が設けられる。
ログインID入力欄443は、管理者に設定されているログインIDの入力欄である。パスワード入力欄444は、管理者に設定されているパスワードの入力欄である。ログインボタン441は、ログインIDとパスワードを入力し、ログインする場合に押下されるボタンである。キャンセルボタン442は、ログインをキャンセルし、ログイン画面440に代えて、図8の待機画面400を表示するためのボタンである。ログインIDやパスワードは、不図示のテンキーにより入力される。
管理者がログインボタン441を押下すると、管理装置301は、管理装置301にログインIDとパスワードとを送信し、管理装置301から認証成功が通知されると、廃棄関連画面を表示する。一方、管理装置301から認証成功が通知されると、管理装置301は、認証が失敗したことを表示し、ログインID等の入力待ちとなる。
図13は、廃棄関連画面450の一例を示す図である。廃棄関連画面450には、廃棄ボタン451、廃棄実績ボタン452、スキャンボタン454、手入力ボタン455、および戻るボタン453が設けられる。
廃棄ボタン451は、納品された商品を廃棄するための廃棄画面を表示するためのボタンである。廃棄実績ボタン452は、廃棄された商品とその数量などを表示する廃棄実績画面を表示するためのボタンである。スキャンボタン454は、廃棄する商品の値札の読み取りを受け付けるボタンである。手入力ボタン455は、廃棄する商品を示す商品情報を構成する数値の手入力を受け付けるボタンである。戻るボタン423は、廃棄関連画面450に代えて、図8の待機画面400を表示するためのボタンである。
管理者は、廃棄する場合、まず廃棄ボタン451を押下する。次いで、生産者はスキャンボタン454または手入力ボタン455を押下する。図13は、スキャンボタン454が押下されたときの画面の表示態様を示している。そのため、「商品バーコードをスキャンしてください」と画面に表示されている。スキャンボタン454が押下されると、管理装置301は、スキャナ117によるバーコードの読み取り待ちとなる。
図14は、バーコードが読み取られた場合に表示される数量入力画面460の一例を示す図である。数量入力画面460には、生産者等表示欄462、戻るボタン463、数量入力領域464、および確定ボタン465が設けられる。また、「廃棄する数量を入力してください」が表示されている。
生産者等表示欄462の生産者名は商品情報に示される生産者名を表示する。生産者等表示欄462の商品名は商品情報に示される商品名を表示する。生産者等表示欄462の単価は商品情報に紐づく単価を表示する。なお、単価は商品マスタにおいて、商品情報に紐づけられていることは上述した通りである。
戻るボタン463は、数量入力画面460に代えて、図13の廃棄関連画面450を表示するためのボタンである。数量入力領域464は、テンキーで廃棄する数量を入力するための領域である。確定ボタン465は、廃棄を確定させるためのボタンである。この確定ボタン465が押下されると、管理装置301は、確認メッセージを表示して、商品情報と数量とを示す廃棄情報を管理装置301に送信する。その後、管理装置301は、図13の廃棄関連画面450を表示する。管理装置301は、廃棄情報を不図示のデータベースに登録する。
次に、待機画面400において、店舗売上ボタン403が押下された場合について説明する。生産者が店舗売上ボタン403を押下すると、管理装置301は、店舗売上画面を表示する。図15(A)は、店舗売上画面470の一例を示す図である。店舗売上画面470は、グラフ領域471、戻るボタン472、客数ボタン473、店舗売上数ボタン474、表示期間設定欄475、表示ボタン476、および生産者売上確認ボタン477が設けられる。
グラフ領域471は、売上実績を時系列で示したグラフを表示する領域である。売上実績の一例として、店舗売上数(図15(A)では店舗の売上金)、および客数を用いているため、縦軸は店舗売上数、または客数であり、横軸は時刻(9時から19時までの1時間単位)を示す。戻るボタン472は、店舗売上画面470に代えて、図8の待機画面400を表示するためのボタンである。生産者売上確認ボタン477は、生産者売上画面を表示するためのボタンである。
客数ボタン473は、店舗で取引された客数を示すグラフをグラフ領域471に表示させるためのボタンである。店舗売上数ボタン474は、店舗全体の売上を示すグラフをグラフ領域471に表示させるためのボタンである。図15の店舗売上画面470では、店舗全体の売上を示すグラフが表示されているため、店舗売上数ボタン474は、選択不能となっている。
表示期間設定欄475は、グラフとして表示するために集計する期間を設定する欄である。生産者は、ラジオボタンで、日、週、および月の3つの期間を設定できる。生産者がラジオボタンで期間を設定後に表示ボタン476を押下すると、管理装置301は、設定された期間の店舗売上数または客数を集計し、集計結果を示すグラフをグラフ領域471に表示する。
図15(A)の場合、期間として日が設定されている。この場合、生産者は、対象日を設定できる。図15(B)は、期間として週が設定されている。具体的な週は、対象日により設定される。対象日が含まれる日曜日から土曜日までの週が期間として設定される。図15(C)は、期間として月が設定されている。具体的な月は、対象月により設定される。さらに、曜日も設定可能である。曜日は、月曜日から日曜日のいずれか、または全て(月全体)を設定可能である。例えば金曜日が設定された場合には、対象月の全ての金曜日の各時刻ごとの総和、または平均が表示される。全てが設定された場合には、対象月の全ての日の各時刻ごとの総和、または平均が表示される。
グラフ領域471に示されるように、売上実績のひとつである店舗売上数は、数値を用いることなく時系列で表示される。店舗売上数の数値を表示していないが、各グラフの長さは数値に比例している。例えば棒グラフAの高さが棒グラフBの高さの2倍であれば、棒グラフAの数値は、棒グラフBの数値の2倍である。これにより生産者は、店舗売上数、および客数の数値は分からないものの、傾向を把握することができる。
次に、待機画面400において、生産者売上ボタン404が押下された場合、および店舗売上画面470において、生産者売上確認ボタン477が押下された場合について説明する。生産者が生産者売上ボタン404または生産者売上確認ボタン477を押下すると、管理装置301は、ログイン画面を表示する。
図16は、ログイン画面480を示す図である。ログイン画面480には、生産者コード入力欄483、パスワード入力欄484、およびログインボタン481が設けられる。
生産者コード入力欄483は、生産者に設定されている生産者コードの入力欄である。パスワード入力欄484は、生産者に設定されているパスワードの入力欄である。生産者コードやパスワードは、テンキーにより入力される。ログインボタン481は、生産者コードとパスワードを入力し、ログインする場合に押下されるボタンである。
生産者がログインボタン481を押下し、認証が成功すると、管理装置301は、生産者売上画面を表示する。一方、認証が失敗すると、管理装置301は、認証が失敗したことを表示し、ログインID等の入力待ちとなる。
図17は、生産者売上画面490の一例を示す図である。生産者売上画面490は、グラフ領域500、戻るボタン491、表示期間設定欄492、検索ボタン493、スキャンボタン494、表示ボタン495、店舗売上確認ボタン496、カテゴリ欄497、および商品欄498が設けられる。生産者売上画面において、店舗売上数および生産者売上数は、商品の売上個数を示す。
戻るボタン491は、生産者売上画面490に代えて、図8の待機画面400または図15(A)の店舗売上画面470を表示するためのボタンである。表示期間設定欄492は、グラフとして表示するために集計する期間を設定する欄である。生産者は、店舗売上画面470と同様に、ラジオボタンで、日、週、および月の3つの期間を設定できる。
生産者売上画面では、店舗売上数および生産者売上数を、あるカテゴリまたは商品の種類に絞ってグラフを表示可能である。生産者売上数とは、生産者が納品した商品が販売された個数である。
グラフがカテゴリに絞って表示している場合には、そのカテゴリがカテゴリ欄497に表示される。カテゴリには、例えば野菜、果物などがある。グラフが商品に絞って表示している場合には、その商品名が商品欄498に表示される。なお、カテゴリはプルダウンメニューにより設定可能である。
例えば、カテゴリが野菜の場合、野菜に属するきゅうりとキャベツのみが販売され、かつきゅうり3個が販売され、キャベツが4個販売された場合には、野菜がカテゴリの売上個数は、3+4で7個となる。一方、グラフとして表示する商品名がキャベツの場合には、売上個数はキャベツの4個となる。
検索ボタン493は、グラフとして表示する商品を検索するためのボタンである。検索ボタン493が押下されると、商品を検索するための不図示の画面が表示される。スキャンボタン494は、グラフとして表示する商品を、商品の値札をスキャンすることで特定するためのボタンである。これにより、生産者は商品を検索することなく、グラフで表示対象とする商品を容易に入力することができる。スキャンボタン494が押下されると、管理装置301は、スキャナ117によるバーコードの読み取り待ちとなる。生産者がラジオボタンで期間を設定し、カテゴリまたは商品の種類を入力し、表示ボタン495を押下すると、管理装置301は、設定された期間の店舗売上数を集計し、集計結果を示すグラフをグラフ領域500に表示する。
次にグラフ領域500について説明する。グラフ領域において、棒グラフは、店舗売上数を示し、折れ線グラフは、生産者売上数を示す。店舗売上数は、店舗で販売された前記生産者が納品した商品と同じ種類の商品の売上に関する店舗売上実績の一例である。また縦棒501は、生産者により納品される商品を示す商品情報が入力された時点を示す。すなわち出荷された(納品された)タイミングを示している。さらに、縦棒の下に表示される出荷数503は、そのときの出荷数を示している。よって、図17の生産者売上画面490では、11時頃(10:30~11:30の時間帯)に、25個の商品が出荷されたことが示されている。また、12時頃(11:30~12:30の時間帯)に表示されている縦棒も同様に出荷されたタイミングを示している。図17の生産者売上画面490では、11時頃と12時頃の2回出荷されたことが示されている。なお、例えば、11時頃に例えば2回など、同じ時間帯に複数回出荷された場合であっても、その時間帯に表示される縦棒は1つである。さらに縦棒の下に表示される出荷数503は、この時間帯に出荷された出荷数の合計を示す。例えば、同じ時間帯に3回出荷された場合、出荷数503は、3回分の合計を示す。
さらに、縦軸には折れ線グラフ用の目盛り502が表示される。この目盛りは生産者売上数を示す。また、各時刻ごとの生産者売上数も表示される。これにより、生産者は、例えば10時には2つ売れ、12時には4つ売れたことなどが分かる。なお、目盛りと各時刻ごとの生産者売上数は、いずれか一方のみを表示するようにしてもよい。
このように、管理装置301は、生産者の売上実績を時系列で表示するとともに、出荷時間情報を表示する。また、管理装置301は、店舗売上実績と前記出荷時間情報とを同一画面上に表示する。生産者売上画面には、店舗売上数が表示されるので、店舗で売れる時間帯を生産者は把握することができる。そのため、生産者は、売れる時間帯の前に出荷すればよいと判断できる。よって、管理装置301は、生産者売上画面を表示することで、生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供することができる。
また、生産者売上画面においても、店舗売上数は、数値を用いることなく時系列で表示される。数値を表示していないが、各グラフの長さは数値に比例していることも同様である。これにより生産者は、店舗売上数の値は分からないものの、傾向を把握することができる。このように、管理装置301は、生産者売上画面では、生産者売上実績を数値を用いて時系列で表示し、店舗売上実績を数値を用いることなく時系列で表示する。
図17の例では、店舗売上数、および生産者売上数は、売れた商品の個数であったが、商品の売上金であってもよい。このようにすることで、店舗での売上実績をより詳細に生産者に提供することができる。
図18は、表示期間設定欄492において月が設定されている場合の生産者売上画面510を示す図である。図18では、2021年1月が対象月に設定され、さらに日曜日が設定されている。また、図18では、日曜日の各時刻ごとの総和を示している。なお、縦軸の目盛りは表示しないパターンで表示している。
一般的に店舗の売上は、曜日により変化する。よって、曜日ごとの売上数を表示させることで、生産者に曜日ごとの納品タイミングを判断するための情報を提供することができる。
図19、図20は、管理装置301が行う、表示画面の遷移を示すフローチャートである。表示画面の遷移以外の処理については省略している。
図19において、管理装置301は、待機画面400を表示する(ステップS101)。管理装置301は、生産者ボタン401が押下されたか否かを判定する(ステップS102)。生産者ボタン401が押下された場合には(ステップS102:YES)、管理装置301は、生産者用画面410を表示する(ステップS103)。
管理装置301は、出荷ボタン411が押下されたか否かを判定する(ステップS104)。出荷ボタン411が押下された場合には(ステップS104:YES)、管理装置301は、数量入力画面420を表示して(ステップS105)、数量等の入力後に、ステップS101に戻る。
上記ステップS104において、管理装置301は、出荷ボタン411が押下されずに持ち帰りボタン413が押下されたか否かを判定する(ステップS106)。持ち帰りボタン413が押下された場合には(ステップS106:YES)、管理装置301は、数量入力画面430を表示して(ステップS107)、数量等の入力後に、ステップS101に戻る。
上記ステップS106において、管理装置301は、持ち帰りボタン413が押下されずに実績確認ボタン412が押下されたか否かを判定する(ステップS108)。実績確認ボタン412が押下された場合には(ステップS108:YES)、管理装置301は、不図示の実績確認画面を表示して(ステップS109)、ステップS101に戻る。実績確認ボタン412が押下されていない場合には(ステップS108:NO)、管理装置301は、ステップS103に戻る。
上記ステップS102において、管理装置301は、生産者ボタン401が押下されなかった場合には(ステップS102:NO)、図20のステップS201に進む。図20において、管理装置301は、廃棄関連ボタン402が押下されたか否かを判定する(ステップS201)。廃棄関連ボタン402が押下された場合には(ステップS201:YES)、管理装置301は、ログイン画面440を表示する(ステップS202)。ここでは認証に成功したものとする。
管理装置301は、廃棄関連画面450を表示する(ステップS203)。管理装置301は、廃棄ボタン451が押下されたか否かを判定する(ステップS204)。廃棄ボタン451が押下された場合には(ステップS204:YES)、管理装置301は、数量入力画面460を表示して(ステップS205)、数量等の入力後に、ステップS101に戻る。
廃棄ボタン451が押下されていない場合には(ステップS204:NO)、管理装置301は、廃棄実績ボタン452が押下されたか否かを判定する(ステップS206)。廃棄実績ボタン452が押下された場合には(ステップS206:YES)、管理装置301は、不図示の廃棄実績画面を表示して(ステップS207)、ステップS101に戻る。廃棄実績ボタン452が押下されていない場合には(ステップS206:NO)、管理装置301は、ステップS203に戻る。
上記ステップS201において、廃棄関連ボタン402が押下されていない場合には(ステップS201:NO)、管理装置301は、店舗売上ボタン403が押下されたか否かを判定する(ステップS208)。店舗売上ボタン403が押下された場合には(ステップS208:YES)、管理装置301は、店舗売上画面470を表示する(ステップS209)。管理装置301は、生産者売上確認ボタン477が押下されたか否かを判定する(ステップS210)。生産者売上確認ボタン477が押下された場合には(ステップS210:YES)、ステップS212に進む。生産者売上確認ボタン477が押下されなかった場合には(ステップS210:NO)、管理装置301は、ステップS101に戻る。
上記ステップS208において、店舗売上ボタン403が押下されていない場合には(ステップS210:NO)、管理装置301は、生産者売上ボタン404が押下されたか否かを判定する(ステップS211)。生産者売上ボタン404が押下されなかった場合には(ステップS211:NO)、管理装置301は、ステップS101に戻る。
生産者売上ボタン404が押下された場合には(ステップS211:YES)、管理装置301は、ログイン画面480を表示する(ステップS212)。ここでは認証に成功したものとする。管理装置301は、生産者売上画面490を表示する(ステップS213)。管理装置301は、店舗売上確認ボタン496が押下されたか否かを判定する(ステップS214)。店舗売上確認ボタン496が押下された場合には(ステップS214:YES)、ステップS209に進む。店舗売上確認ボタン496が押下されなかった場合には(ステップS214:NO)、管理装置301は、ステップS101に戻る。
ここまで管理装置301を用いて生産者が利用するための流れを説明したが、管理装置301がインターネットを介して別の管理サーバ(クラウド)と連結することでデータのやり取りを行うシステムにおいては、管理装置301の代わりに生産者が所有する携帯端末やタブレットを用いて管理サーバにアクセスすることで同様の操作ができるものとする。
次に、管理装置301から生産者端末303に送信されるメールについて説明する。図21は、生産者端末303に送信されるメールの一例を示す図である。メールは、所定時間間隔ごと、またはイベント(在庫数が0になったなど)が発生した場合に送信される。
図21において、メール520には、速報欄521と補充欄522が設けられる。速報欄521は、販売された商品名、点数、売上金額、および合計が記載される。ここでの記載内容は、例えば前回メールを送信してから販売された内容であってもよいし、開店から販売された内容であってもよい。補充欄522は、商品数が設定された個数(商品ごとに設定可能)より少なくなった商品について、補充を促す商品と残数とが記載される。このようにすることで、生産者は、生産者端末303によって、店舗にいなくても販売された商品や補充が必要な商品について直ちに把握することができる。よって、管理装置301およびPOSシステム1も生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供可能である。
なお、管理装置301にWebサーバ機能を設けたり、Webサーバを設けることで、上述した速報や補充について、生産者が生産者端末303を用いて、上述した店舗売上画面など、管理装置301において生産者が閲覧可能な情報を閲覧できるようにしてもよい。さらに、管理装置301において生産者が閲覧可能な情報を生産者端末303に表示するための情報および機能をクラウドに設け、生産者端末303が当該クラウドと通信を行うことで、生産者端末303が管理装置301において生産者が閲覧可能な情報を閲覧できるようにしてもよい。
本実施形態によれば、生産者売上画面によって、生産者は自分が出荷した商品を個別に見ることができて、さらに出荷した時間を把握できる。生産者は、自分が出荷した時間と店舗の売上とから、どのタイミングで出荷していれば良かったのかを事後的に判断できる。
また、AIを用いて、出荷に適切なタイミングであった時間を教えてくれてもいい。例えば、図17の生産者売上画面であれば、11時に売上が一気に伸びているので、10時に出荷していれば良かったことを通知したり、11時の棒グラフのところの表示態様を変えてもいい。表示態様の変更例としては、一番売り上げた棒グラフの表示態様の変更が挙げられる。
以下、実施形態総括を記載する。
[発明の名称]商品データ処理装置、およびプログラム
[技術分野]
本発明は、商品データ処理装置、およびプログラムに関する。
[背景技術]
産地直売所では、産地直売所の運営者が、農家など商品を納入する生産者から委託されて商品を販売することが多い。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2007-156952号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
生産者は生産者毎に産地直売所に商品(例えば農産物)を運んで、納品する商品を入力してから陳列を行う。生産者は自らのタイミングで商品を納品するので、売れる時期を逃すこともある。また、生産管理用のツールがあってもそれに気づかずに帰ってしまうことがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供可能な技術を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
(1)上述した課題を解決するために、本発明の一態様である商品データ処理装置は、生産者により納品される商品を店舗において販売するための商品データ処理装置であって、前記生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される入力手段と、前記商品情報が前記入力手段により入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の前記商品情報とを紐づけて記憶する記憶手段と、前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を表示するとともに、前記出荷時間情報を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供可能となる。
(2)上記(1)の構成において、前記取得手段は、店舗で販売された前記生産者が納品した商品と同じ種類の商品の売上に関する店舗売上実績を取得し、前記表示手段は、取得された前記店舗売上実績と前記出荷時間情報とを同一画面上に表示する。
上記構成によれば、同一画面において店舗売上実績と比較できることから、店舗で売れる時間帯を生産者は把握することができる。そのため、生産者は、売れる時間帯の前に出荷すればよいと判断できる。よって、管理装置301は、生産者売上画面を表示することで、生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供することができる。
(3)上記(2)の構成において、前記取得手段は、店舗で販売された前記生産者が納品した商品の売上に関する生産者売上実績をさらに取得し、前記表示手段は、取得された前記生産者売上実績を表示する場合には、前記生産者売上実績を数値を用いて時系列で表示し、取得された前記店舗売上実績を表示する場合には、前記店舗売上実績を時系列で表示する。
上記構成によれば、店舗での売上実績をより詳細に生産者に提供することができる。
(4)上記(3)の構成において、前記生産者売上実績は、前記生産者が納品した商品の売上金を示す情報、または前記生産者が納品した商品の売上個数を示す情報であり、前記店舗売上実績は、店舗で販売された商品の売上金を示す情報、または店舗で販売された商品の売上個数を示す情報である。
上記構成によれば、生産者は、売上金や売上個数を確認することができる。
(5)上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるプログラムは、生産者により納品される商品を店舗において販売するための商品データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される入力手段、前記商品情報が前記入力手段により入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の前記商品情報とを紐づけて記憶する記憶手段、前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を取得する取得手段、前記取得手段により取得された前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を表示するとともに、前記出荷時間情報を表示する表示手段、として機能させることを特徴とする。
上記構成によれば、生産者に納品タイミングを判断するための情報を提供可能となる。
上記に関連し、POS端末装置20は、商品の登録や精算に関しては、入出力のインターフェース部分に特化したいわゆるシンクライアントとして機能してもよい。つまり、POS端末装置20は、各種の入力(操作者の操作、スキャナ等のデバイスによる検出)を受け付け、入力情報(操作情報、スキャン情報等)をクラウドサーバSvに送信し、当該入力情報に基づくクラウドサーバSvの処理結果(更新画面情報、デバイスの制御情報等)を受信し、各種の出力(表示部への表示、デバイスの制御)を行ってもよい。
なお、以上に説明した管理装置301を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はその実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…POSシステム
2…ケース
3…カバー体
8…制御部
9…フラッシュメモリ
11…操作部
12…表示部
13…通信部
14…印字制御部
15…印字発行部
16…カッタ駆動部
17…カウンタ
19…印字部
20…POS端末
100…管理装置301
105…検出部
131…通紙部
133…カッタ部カバー
201…CPU
202…ROM
203…RAM
204…ハードディスク
205…客側表示部
206…客側スキャナ部
208…カード決済部
209…精算部
210…店員側表示部
211…キー操作部
212…店員側スキャナ部
213…印刷部
214…音声出力部
215…通信部
301…管理装置
302…ラベルプリンタ
303…生産者端末

Claims (5)

  1. 生産者により納品される商品を店舗において販売するための商品データ処理装置であって、
    前記生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される入力手段と、
    前記商品情報が前記入力手段により入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の前記商品情報とを紐づけて記憶する記憶手段と、
    前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を表示するとともに、前記出荷時間情報を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする商品データ処理装置。
  2. 前記取得手段は、店舗で販売された前記生産者が納品した商品と同じ種類の商品の売上に関する店舗売上実績を取得し、
    前記表示手段は、
    取得された前記店舗売上実績と前記出荷時間情報とを同一画面上に表示する請求項1に記載の商品データ処理装置。
  3. 前記取得手段は、店舗で販売された前記生産者が納品した商品の売上に関する生産者売上実績をさらに取得し、
    前記表示手段は、
    取得された前記生産者売上実績を表示する場合には、前記生産者売上実績を数値を用いて時系列で表示し、
    取得された前記店舗売上実績を表示する場合には、前記店舗売上実績を時系列で表示する請求項2に記載の商品データ処理装置。
  4. 前記生産者売上実績は、前記生産者が納品した商品の売上金を示す情報、または前記生産者が納品した商品の売上個数を示す情報であり、前記店舗売上実績は、店舗で販売された商品の売上金を示す情報、または店舗で販売された商品の売上個数を示す情報である請求項3に記載の商品データ処理装置。
  5. 生産者により納品される商品を店舗において販売するための商品データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記生産者により納品される商品を示す商品情報が入力される入力手段、
    前記商品情報が前記入力手段により入力された時点を示す出荷時間情報と、納品された商品の前記商品情報とを紐づけて記憶する記憶手段、
    前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された前記生産者が納品した商品の売上に関する情報を表示するとともに、前記出荷時間情報を表示する表示手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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