JP3681585B2 - ランプソケット、片口金蛍光灯用ソケット、照明器具および片口金蛍光灯器具 - Google Patents

ランプソケット、片口金蛍光灯用ソケット、照明器具および片口金蛍光灯器具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ランプソケット、片口金蛍光灯用ソケット、照明器具および片口金蛍光灯器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
片口金蛍光灯用ソケットにおいて、ランプを回動操作によってソケットに嵌合取付けするタイプのもの(例えば実開昭63-47586号) は、ばね100を設けたランプソケットのランプピン接触片101がランプ102の挿入に対して、ランプピン105を押し戻す方向へ荷重を与え、さらにランプ102を回動させた位置に、ランプ口金の突起103に対応した凹部104へ嵌合させ、ランプ102を保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この片口金蛍光灯用ソケットは、ランプ102とランプソケットの嵌合がランプ口金の2つの突起103だけのため外力が加わった場合、ランプ102が容易に動いてしまい、ランプピン105の接触が不安定になる。
【0004】
また、ランプ102の挿入を押し戻す方向にばね力が働いてランプ102を保持しているため、ランプ取付操作が押しながら回すので、押す力によって回転トルクに違いがでるとともに操作感触も変化し、クリック感が不明確であり、操作性が良好でない。
【0005】
したがって、この発明の目的は、操作性を向上できるとともに、ランプを安定保持することができるランプソケット、片口金蛍光灯用ソケット、照明器具および片口金蛍光灯器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のランプソケットは、側部に被係止突起を設けたランプ口金を挿入する口金受け部を有し、前記ランプ口金を前記口金受け部に挿入する際に前記被係止突起が通る第1の溝と前記ランプ口金を前記口金受け部に挿入した状態で回転することにより前記被係止突起が通る第2の溝を前記第1の溝に連続して設けたランプソケットにおいて、
前記ランプ口金を前記口金受け部に挿入した状態で回転することにより前記被係止突起を係脱可能に弾性係止する弾性係止片を前記口金受け部に設け、
かつ、前記弾性係止片が弾性を有する樹脂により形成されて前記ランプ口金を挿入方向に押し付けるものであり、前記口金受け部に一体に成形されているものである。
【0007】
請求項1記載のランプソケットによれば、被係止突起が第1の溝および第2の溝を通り弾性係止片に弾性係止するため、ランプ取付操作が回転力のみでできるので、従来のようにランプソケットに押し付けながら回転させるものに比較して操作力および操作感触を一定にでき、操作性を向上できるとともに、ランプ口金の底面をランプソケットの開口部の底面に受けることができランプ口金を安定保持でき、ランプが傾きにくくランプピンの接触も安定化できる。
【0011】
とくに、弾性係止片で被係止突起を介してランプ口金を口金受け部に押し付けるため、より安定保持できる。
【0012】
請求項記載のランプソケットは、請求項1において、前記弾性係止片が前記ランプ口金を回転する際に乗り越えさせるとともに前記ランプ口金を挿入方向に押し付ける屈曲部を有する板ばねとしている。
【0013】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項1と同様な効果がある。
【0014】
請求項記載のランプソケットは、請求項において、前記弾性係止片が先端部に係合突部を有しかつ基端部が前記口金受け部に連結され、前記基端部と前記先端部を結ぶ方向が前記口金受け部の周方向である。
【0015】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、被係止突起が弾性係止片を押圧する点と基端部との距離が取付時と取外し時とで異なり、かつ後者の方が短いので、ランプを取付けやすく外れにくくなる。
【0016】
請求項記載のランプソケットは、請求項において、前記基端部がL字状に屈曲しているものである。
【0017】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、小さなスペースで弾性係止片を形成することができる。
【0018】
請求項記載のランプソケットは、請求項において、前記弾性係止片が係合突部より前記基端部寄りに前記被係止突起の入り込みを規制するストッパを有するものである。
【0019】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、ストッパにより回転止めになり、ランプが傾きにくくなり、またランプソケットの軸線に対して傾斜する方向にランプを傾けるランプこじりに対して、被係止突起をストッパで受けることができ、弾性係止片の基端部に応力集中がかからないので、基端部の変形、亀裂や破損を防止できる。
【0020】
請求項記載のランプソケットは、請求項において、前記弾性係止片の先端部が前記口金受け部の径方向の外方に変形するのを防止する変形防止片を設けたものである。
【0021】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、ランプが片寄せで取付けられた場合でも、変形防止片により規制できるので被係止突起が係合突部に不完全嵌合することがなく、ランプの取付不良による弾性係止片の破壊を防止できる。また外力を変形防止片と弾性係止片で受けるため耐衝撃強度が向上する。
【0022】
請求項記載のランプソケットは、請求項において、前記弾性係止片の弾力により、前記ランプ口金の電気接続部周辺のランプ口金平面と前記口金受け部のソケット受金平面との平面同志を接触させるものである。
【0023】
請求項7記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果がある。
【0024】
請求項記載のランプソケットは、請求項において、前記ランプ口金が前記口金受け部内で回転したとき前記口金受け部の内周面に回転止めされるものである。
【0025】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、口金受け部の周壁とランプ口金の側面との当接によってランプ装着の回転を止めるため、接する面積が広く過度の操作力が加わっても破壊しにくい。
【0026】
請求項記載のランプソケットは、請求項において、前記ランプ口金が前記口金受け部内で回転したとき前記弾性係止片の基端部に回転止めされるものである。
【0027】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、ランプ口金の側面が弾性係止片の基端部に当接するため弾性係止片を変形することがない。
【0028】
請求項10記載のランプソケットは、請求項において、前記弾性係止片が前記係合突部の前記基端部側に隣接して係合凹部を有し、前記基端部が前記係合凹部から周方向に離れているものである。
【0029】
請求項10記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、被係止突起の全体を弾性係止片で押すことができるのでランプ保持の安定性がより高い。
【0030】
請求項11記載の片口金蛍光灯用ソケットは、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10記載のランプソケットである。
【0031】
請求項11記載の片口金蛍光灯用ソケットによれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10と同様な効果がある。
【0032】
請求項12記載の照明器具は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10記載のランプソケットを用いたものである。
【0033】
請求項12記載の照明器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10と同様な効果がある。
【0034】
請求項13記載の片口金蛍光灯器具は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10記載のランプソケットを用いたものである。
【0035】
請求項13記載の片口金蛍光灯器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10と同様な効果がある。
【0036】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1から図9により説明する。すなわち、このランプソケットは、例えば片口金蛍光灯用ソケットに適用したものであり、図2に示す片口金蛍光ランプなど、側部に被係止突起1を設けたランプ口金2を有するランプ3を装着するものである。被係止突起1は上端中央が頂部となって尖った山形に形成されている。4はランプ口金平面5より突出した電気接続部であるランプピンである。
【0037】
この片口金蛍光灯ソケットは、ランプ3の被係止突起1を開口部縁の下面に回転係止するものにおいて、開口部縁に形成されて被係止突起1を係止する係止部9Aが、奥端側で開口部縁に連なりかつ被係止突起1が挿入される側を自由端とする。
【0038】
すなわち、片口金蛍光灯ソケットは、開口部を形成する口金受け部6と、第1の溝7と、第2の溝8と、係止部9Aを形成する弾性係止片9を有する。口金受け部6は、ランプ口金2を挿入するもので、図5に示すようにランプ口金2を収容する凹部10をソケットボディ12の上端部に形成してなる。10bが開口部である。凹部10の内底面はランプ口金の装着時にランプ口金平面5と接触するソケット受け金平面10aとなっている。このソケット受け金平面10aの中央にランプピン4を遊嵌する長孔11を形成している。一方、ソケットボディ12の下端部には長孔11を貫通したランプピン4がランプ口金2の回転により挿着されるランプピン接触片13を例えば一体形成した端子14を取付け、カバー15をソケットボディ12に取付けることによりカバー15で端子14を覆っている。
【0039】
第1の溝7は、図1に示すようにランプ口金2を口金受け部6に挿入する際に被係止突起1が通る縦溝である。第2の溝8はランプ口金2を口金受け部6に挿入した状態で回転することにより被係止突起1が通る横溝で第1の溝7に連続して設けている。
【0040】
弾性係止片9は、ランプ口金2を口金受け部6に挿入した状態で回転することにより被係止突起1を係脱可能に弾性係止するもので、口金受け部6に設けている。実施の形態では、凹部10を形成する周壁の一部に第1の溝7および第2の溝8をスリット状に形成することにより周壁に形成している。すなわち弾性係止片9は弾性を有する樹脂により形成されて口金受け部6に一体に成形され、ランプ口金2を挿入方向に押し付けている。この弾性係止片9は先端部9bに第2の溝8に向く係合突部17を有しかつ基端部9aが口金受け部6に連結され、基端部9aと先端部9bを結ぶ方向が口金受け部6の周方向である。また弾性係止片9は図4等に示すように係合突部17より基端部9a寄りに被係止突起1の入り込みを規制するストッパ18を有する。図5に示すように弾性係止片9の先端部9bが口金受け部6の径方向の外方に変形するのを防止する変形防止片19を設けている。そして弾性係止片9の弾力により被係止突起1を挿入方向に押付けて、ランプ口金2の電気接続部周辺のランプ口金平面5と口金受け部6のソケット受金平面10aとの平面同志を当接させるようにしている。
【0041】
また口金受け部6において、ランプ口金2は口金受け部6内で回転したとき凹部10の周壁の例えば弾性係止片9の基端部9aに当接して回転止めされる。弾性係止片9は係合突部17の基端部9a側に隣接して係合凹部20を有し、弾性係止片9の口金受け部6に連結する基端部9aが係合凹部20から周壁の周方向に離れて位置する。
【0042】
26はソケット取付面である。
【0043】
この実施の形態によれば、図4に示すように、ランプ口金2の平面5をランプソケットの受金平面10aにより受けるため、ランプ口金2が口金受け部6に嵌着した状態となり、被係止突起1が弾性係止片9に係止した状態では、ランプ3が傾きにくく、ランプピン4の接触が安定する。
【0044】
図1に示すように、ランプ取付操作が回転力のみで行なえる。すなわち同図(a)はランプ口金2を口金受け部6に挿入し口金平面5を受け金平面10aに当接した状態であり、被係止突起1が第1の溝7に入った状態である。同図(b)はランプ口金2を回転した状態であり、被係止突起1が第2の溝8に入るとともに、弾性係止片9の先端部9bが被係止突起1により押上げられて弾性変形する。同図(c)は被係止突起1が弾性係止片9の係合突部17を乗り越えて係合突部17が復元し係合凹部20が被係止突起1に嵌合した状態であり、弾性係止片9の係合凹部20で被係止突起1を受け金平面10aに向けて押えつけてランプ3を安定保持する。したがって、従来のように押しながら回転させるものと比較して操作力(回転トルク)、クリック感触が得られ、操作感触を一定にでき、操作性が向上する。
【0045】
図6(a)に示すように、ランプ着脱時の操作力が装着時は小さくて取付けやすいが、取り外し時は大きてく外れにくくなる。すなわち、A1は弾性係止片9の基端部9aからランプ取付け時に被係止突起1が弾性係止片9を押し上げ始める点a1までの距離、A2は基端部9aからランプ取り外し時に被係止突起1が弾性係止片9を押し上げ始める点a2までの距離である。図のようにランプ口金2の被係止突起1の取付回動方向P1に弾性係止片9の変形の支点(9a)をおくと、ランプ3の取付けと取り外しによって、被係止突起1と弾性係止片9の接触位置が変わるため、A1>A2となり、ランプ着脱の操作力は、取付時<取り外し時、となる。
【0046】
図6(b)に示すように、弾性係止片9の支点の位置B1がランプ装着時のランプ口金2の被係止突起1の位置B2よりもランプ取付回動方向P1に離れている場合、被係止突起1の凸部全体を弾性係止片9により押えるため、ランプ保持の安定性が高い。
【0047】
図7に示すように、ランプ軸Xが口金受け部6に対して傾斜するようなこじり力が作用した場合、被係止突起1をストッパ18により受けるので、弾性係止片9の破壊を防止できる。すなわち、同図(a)はランプ装着状態であり、被係止突起1が係合突部17を乗り越え、係合凹部20に係合し、かつストッパ18に当接した状態である。ストッパ18があるため被係止突起1はそれ以上回転することができ図回転止めされる。同図(b)はランプ装着状態で外力によりランプ3にこじり力が加わった場合であり、被係止突起1が傾くと被係止突起1が係合突部17とストッパ20に当たりこれらがこじり力を受ける。そのため、弾性係止片9の基端部にはこじり力が伝わらない。
【0048】
図8に示すように、ランプ3が不完全装着による取付不良であっても弾性係止片9の破壊を防止できる。すなわち、同図(c)に示すように、ランプ口金2が被係止突起1側に寄せられた場合、被係止突起1が第1の溝7に入らずに弾性係止片9を口金受け部6を形成する凹部10の内面側から外に押して変形させる。このとき、変形防止片19により弾性係止片9が外側に変形するのを防止することができる。
【0049】
図9に示すように、ランプ装着時に被係止突起1と弾性係止片9の当接ではなく、ランプ口金2の側面と口金受け部6を形成する凹部10の周壁との当接によってランプ装着の回動を止めるため、接する面積が広いので過度の操作力が加わっても破壊しにくい。すなわち図9の(a)、(b)はランプ口金2を口金受け部6に挿入し回転した状態であり、このとき、ランプ口金2の側面が凹部10の周壁の内面に当接部24で当接して回転止めする。またその当接位置を弾性係止片9の基端部9aの近傍にすると弾性係止片9に悪影響がない。
【0050】
この発明の第2の実施の形態を図10および図11により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、弾性係止片9の基端部9aをL字状に屈曲しているものである。実施の形態では凹部10を形成する周壁の弾性係止片9の基端部9aの後方に縦スリット30を形成して、弾性係止片9の形状を被係止突起1の差し込み回動に対して被係止突起1を囲むようにL字状にしている。図11(a)は想像線で示すようにランプ取付時は被係止突起1によって弾性係止片9のL字形の縦片部9a1 および横片部9a2 の両方とも変形する。一方、図11(b)に示すようにランプ取り外し時は、弾性係止片9の縦片部9a1 は取り外しの方向に対して開かない方向へ変形しようとするので大きなランプ取り外し力が必要となり、そのためランプ保持性が良好になる。また弾性係止片9の基端部9aをL字状にすることにより、小さなスペースで弾性係止片を形成できる。
【0051】
なお、第1の実施の形態のストッパ18は縦片部9a1 が兼ねており、また第1の実施の形態の変形防止片19は設けていない。
【0052】
この発明の第3の実施の形態を図12および図13により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、弾性係止片9はランプ口金2を回転する際に乗り越えさせる屈曲部を有する板ばねにより形成している。すなわち、第1の溝7と第2の溝8のコーナ部で第2の溝8側に折り曲げた板ばねの一片31aを取付け、他片31bをくの字に折曲して、係合突部17を形成している。したがって、ランプ3を差し込み回動すると被係止突起1に押されてくの字形の他片31bが弾性変形し被係止突起1が他片31bを乗り越え、他片31bに抜止め係止し、このときクリック感触が得られる。ランプ3を外すときも同様に作用する。
【0053】
なお、第1の実施の形態のストッパ18は第2の溝8の内端部でストッパ機能を果たしている。また第1の実施の形態の変形防止片19は設けていない。また板ばねに限らず他の形状のばね部材を用いることができる。
【0054】
なお、この発明は、片口金蛍光灯用ソケットに適用したが、その他のランプソケットに適用でき、またこれらを用いた照明器具や、片口金蛍光灯器具に適用することができる。
【0055】
【発明の効果】
請求項1記載のランプソケットによれば、被係止突起が第1の溝および第2の溝を通り弾性係止片に弾性係止するため、ランプ取付操作が回転力のみでできるので、従来のようにランプソケットに押し付けながら回転させるものに比較して操作力および操作感触を一定にでき、操作性を向上できるとともに、ランプ口金の底面をランプソケットの開口部の底面に受けることができランプ口金を安定保持でき、ランプが傾きにくくランプピンの接触も安定化できる。
【0057】
とくに、弾性係止片で被係止突起を介してランプ口金を口金受け部に押し付けるため、より安定保持できる。
【0058】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果がある。
【0059】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、被係止突起が弾性係止片を押圧する点と基端部との距離が取付時と取外し時とで異なり、かつ後者の方が短いので、ランプを取付けやすく外れにくくなる。
【0060】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、小さなスペースで弾性係止片を形成することができる。
【0061】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、ストッパにより回転止めになり、ランプが傾きにくくなり、またランプソケットの軸線に対して傾斜する方向にランプを傾けるランプこじりに対して、被係止突起をストッパで受けることができ、弾性係止片の基端部に応力集中がかからないので、基端部の変形、亀裂や破損を防止できる。
【0062】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、ランプが片寄せで取付けられた場合でも、変形防止片により規制できるので被係止突起が係合突部に不完全嵌合することがなく、ランプの取付不良による弾性係止片の破壊を防止できる。また外力を変形防止片と弾性係止片で受けるため耐衝撃強度が向上する。
【0063】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果がある。
【0064】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、口金受け部の周壁とランプ口金の側面との当接によってランプ装着の回転を止めるため、接する面積が広く過度の操作力が加わっても破壊しにくい。
【0065】
請求項記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、ランプ口金の側面が弾性係止片の基端部に当接するため弾性係止片を変形することがない。
【0066】
請求項10記載のランプソケットによれば、請求項と同様な効果のほか、被係止突起の全体を弾性係止片で押すことができるのでランプ保持の安定性がより高い。
【0067】
請求項11記載の片口金蛍光灯用ソケットによれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10と同様な効果がある。
【0068】
請求項12記載の照明器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10と同様な効果がある。
【0069】
請求項13記載の片口金蛍光灯器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のランプ装着動作の説明図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】片口金蛍光ランプの装着状態の斜視図である。
【図4】その部分側面図である。
【図5】ランプソケットの斜視図である。
【図6】ランプソケットの被係止突起を係止する際の動作状態の説明図である。
【図7】被係止突起がストッパに当接した状態の説明図である。
【図8】(a)はランプソケットの斜視図、(b)はそのランプ口金を装着した状態を想像線で示す平面図、(c)はランプ口金がずれて挿入され被係止突起で弾性係止片を外方に押した状態の部分平面図である。
【図9】(a)はランプ口金を装着した状態の斜視図、(b)はその平面図である。
【図10】第2の実施の形態のランプソケットの斜視図である。
【図11】(a)は被係止突起を係止する直前の弾性係止片の動作状態の説明図、(b)は被係止突起を弾性係止片から外す直前の説明図である。
【図12】第3の実施の形態のランプソケットの斜視図である。
【図13】その概略破断側面図である。
【図14】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 被係止突起
2 ランプ口金
3 ランプ
4 ランプピン
5 ランプ口金平面
6 口金受け部
7 第1の溝
8 第2の溝
9 弾性係止片
9a 基端部
9b 先端部
10 凹部
10a ソケット受け金平面
10b 開口部
17 係合突部
18 ストッパ
19 変形防止片
20 係合凹部
24 当接部

Claims (13)

  1. 側部に被係止突起を設けたランプ口金を挿入する口金受け部を有し、前記ランプ口金を前記口金受け部に挿入する際に前記被係止突起が通る第1の溝と前記ランプ口金を前記口金受け部に挿入した状態で回転することにより前記被係止突起が通る第2の溝を前記第1の溝に連続して設けたランプソケットにおいて、
    前記ランプ口金を前記口金受け部に挿入した状態で回転することにより前記被係止突起を係脱可能に弾性係止する弾性係止片を前記口金受け部に設け、
    かつ、前記弾性係止片が弾性を有する樹脂により形成されて前記ランプ口金を挿入方向に押し付けるものであり、前記口金受け部に一体に成形されているランプソケット。
  2. 前記弾性係止片は前記ランプ口金を回転する際に乗り越えさせるとともに前記ランプ口金を挿入方向に押し付ける屈曲部を有する板ばねである請求項1記載のランプソケット。
  3. 前記弾性係止片は先端部に係合突部を有しかつ基端部が前記口金受け部に連結され、前記基端部と前記先端部を結ぶ方向が前記口金受け部の周方向である請求項記載のランプソケット。
  4. 前記基端部はL字状に屈曲している請求項記載のランプソケット。
  5. 前記弾性係止片は係合突部より前記基端部寄りに前記被係止突起の入り込みを規制するストッパを有する請求項記載のランプソケット。
  6. 前記弾性係止片の先端部が前記口金受け部の径方向の外方に変形するのを防止する変形防止片を設けた請求項記載のランプソケット。
  7. 前記弾性係止片の弾力により、前記ランプ口金の電気接続部周辺のランプ口金平面と前記口金受け部のソケット受金平面との平面同志を接触させる請求項記載のランプソケット。
  8. 前記ランプ口金は前記口金受け部内で回転したとき前記口金受け部の内周面に回転止めされる請求項記載のランプソケット。
  9. 前記ランプ口金は前記口金受け部内で回転したとき前記弾性係止片の基端部に回転止めされる請求項記載のランプソケット。
  10. 前記弾性係止片は前記係合突部の前記基端部側に隣接して係合凹部を有し、前記基端部が前記係合凹部から周方向に離れている請求項記載のランプソケット。
  11. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10記載の片口金蛍光灯用ソケット。
  12. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10記載のソケットを用いた照明器具。
  13. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10記載のソケットを用いた片口金蛍光灯器具。
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