JP3677602B2 - 端子付き電子部品用画像処理検査機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として接続相手部品の所定箇所に配設された複数の貫通孔に対して挿入される複数の端子を備えた端子付き電子部品の各端子における先端部を撮像した後に画像処理した結果に基づいて部品検査の良否判定を行う端子付き電子部品用画像処理検査機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、部品実装用のプリント配線基板やコネクタ等の接続相手部品の所定箇所に配設された複数の貫通孔(スルーホール)に対してそれぞれ端子を挿入して実装するタイプの端子付き電子部品は、端子の曲がりや構成部品の出来具合いにより端子が規定の位置よりずれることがあり、こうした場合にはしばしば貫通孔に端子を挿入できなくなってしまうという問題が発生している。
【0003】
そこで、部品検査の分野では、品質管理上、端子付き電子部品をプリント配線基板に実装する前に各端子における先端部の貫通孔に対する位置精度を検査することが必要となっている。
【0004】
このような端子付き電子部品の各端子における先端部の位置精度を検査する方法としては、例えば各端子における先端部の規定位置に相当する位置に各端子を挿入できるように精度良く孔を開けたリファレンス用治具を用いてその各孔に各端子を挿入できるか否かにより製品の良否を判定する方法が知られている。
【0005】
ところが、このようなリファレンス用治具を用いた場合、端子付き電子部品の各端子の挿抜時に各端子における先端部が傷付くこともあって品質管理上余り好ましくないばかりでなく、繰り返し使用するとしばしば各端子における先端部付近のメッキ等の削れた塵粉が各孔を塞いで使用不能になることもあり、こうしたことを回避するための保守点検が煩雑であり、しかも各孔が変形してしまうと位置精度を維持できなくなるので、結果として長期間に及んで安定して位置精度を保証し難く、検査を信頼性高く行い難いという理由により最近では殆ど採用されていない。
【0006】
そこで、最近ではこうした問題を解決するため、端子付き電子部品の各端子における先端部に照明を当てて先端部を光らせた条件下で撮像を行って画像処理することにより、各端子における先端部の中心位置に関しての規定位置からのずれ量で定義される位置度を算出した上で表示した結果に基づいて部品検査の良否判定を行う手法を適用した端子付き電子部品用画像処理検査機による部品検査が主流となっている。
【0007】
図7は、このような従来の端子付き電子部品用画像処理検査機の要部構成を示した外観斜視図である。この端子付き電子部品用画像処理検査機は、検査ワークである端子付き電子部品12の検査すべき各端子12aにおける先端部12bに向けて対向する斜め上方向から一対の光源としての照明装置13a,13bによりそれぞれ光を照射して各端子12aにおける先端部12bを光らせた状態とした条件下で、これらの先端部12bをレンズ14を介してTVカメラ15で撮像したものを図示されない画像処理装置で画像処理して位置度を算出し、図示されない表示装置(モニタ)の表示画面上に各端子12aにおける先端部12bを反射光による明画像として得るようにし、この画像に基づいて部品検査の良否判定を行うようになっている。
【0008】
因みに、このような端子付き電子部品用画像処理検査機に関連するその他の周知技術としては、例えば特開平9−178445号公報に開示された電子部品の端子曲がり検査装置等が挙げられる。尚、この検査装置の場合も、概ね上述した端子付き電子部品用画像処理検査機の場合と同様な基本構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の端子付き電子部品用画像処理検査機の場合、部品検査時に表示画面上で検査ワークである電子部品の各端子における先端部を反射光による明画像として得るようになっているが、こうした構成であれば各端子における先端部の形状やメッキ状態が不均一な場合には各端子における先端部の光り方がまちまちに不安定なものとなってしまい、その結果として検査精度が劣化して部品検査の良否判定を適確に行うことができなくなってしまうという問題がある。
【0010】
図8は、端子付き電子部品用画像処理検査機に備えられる表示装置の表示画面上に表示される検査ワークである端子付き電子部品の各端子における先端部の反射光による明画像の不具合い状態を示したものである。ここでは、各端子における先端部12b−1〜12b−6の明画像に示されるように、その形状やメッキ状態が不均一な場合であるときに光り方がまちまちな不安定なものとなって検査判定を適確に行い難い様子を示している。
【0011】
図9は、ここでの端子付き電子部品用画像処理検査機により検査対象とされる検査ワークである端子付き電子部品の各端子における先端部の不良な異なる形状を例示した部分拡大斜視図である。ここでは、各端子における先端部のメッキ状態が不均一であるとき、先端部の頂部の形状が製造目標とした滑らかな凸状にならずに劣化され、例えば左側のもののように平坦部が形成されたり、或いは右側のもののように欠けを持って歪に形成されてしまうことを示しており、こうした場合には図8に示したようにモニタ画面上の明画像において各端子における先端部の光り方が不安定となってしまう。即ち、図8中の先端部12b−1〜12b−6のうち、先端部12b−1,12b−3が標準的な形状であるとすれば、図9中の左側のもののような場合には先端部12b−4のように全体的に膨らんだり、或いは図9中の右側のもののような場合には先端部12b−5,12b−6のように全体的に縮んで歪な形状で表示されてしまう。
【0012】
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、端子付き電子部品の各端子における先端部を傷付けること無く、その形状が不均一であっても安定した画像を得て検査判定を適確にして精度良く行い得る端子付き電子部品用画像処理検査機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、接続相手部品の所定箇所に配設された貫通孔に対して挿入される複数の端子を備えた端子付き電子部品の該複数の端子における先端部に対して光を照射する光源としての照明装置と、照明装置による照射で複数の端子における先端部を反射光により光らせた条件下で撮像を行う撮像装置と、撮像装置による複数の端子における先端部の反射光による撮像結果から得られる該複数の端子における先端部の中心位置に関しての規定位置からのずれ量で定義される位置度を算出した上で表示用に画像処理して部品検査の良否判定に供する画像処理装置と、画像処理装置による画像処理の結果を表示画面上に表示する表示装置とを備えた端子付き電子部品用画像処理検査機において、複数の端子における先端部をクリアランスを有して挿入可能なように所定の大きさで貫通して配設された複数の抜き穴を有する遮光性を持った遮光板を備え、照明装置は、複数の端子における先端部を光らせない方向から該複数の端子を照射するように配置され、撮像装置は、遮光板にあっての複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ配置された複数の端子における先端部を光らない状態で撮像するもので、画像処理装置は、画像処理により遮光板にあっての複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ配置された複数の端子における先端部を暗画像として得ると共に、該先端部周囲の該抜き穴部分を明画像として得て表示装置の表示画面上に表示させる端子付き電子部品用画像処理検査機が得られる。
【0014】
又、本発明によれば、上記端子付き電子部品用画像処理検査機において、端子付き電子部品にあっての複数の端子周囲の周縁を支持するように該端子付き電子部品を載置した状態で移動調整されて遮光板にあっての複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ複数の端子における先端部を位置設定可能な検査台を備えた端子付き電子部品用画像処理検査機が得られる。
【0015】
更に、本発明によれば、上記何れかの端子付き電子部品用画像処理検査機において、端子付き電子部品は、複数の端子周囲の所定箇所に一体的に配設された位置度基準用突起を有し、遮光板は、位置度基準用突起を嵌合挿入可能で該位置度基準用突起における先端部を中途部分に配置させるための複数の抜き穴周囲の所定箇所に貫通して配設された位置度基準用貫通穴を有し、位置度基準用突起及び位置度基準用貫通穴は、該位置度基準用突起における先端部が該位置度基準用貫通穴内の中途部分に嵌合挿入された状態で複数の端子における先端部を複数の抜き穴内の中途部分まで挿入するときの位置決めを行うように働くもので、照明装置は、位置度基準用突起における先端部を光らせない方向から該位置度基準用突起を照射するように配置され、撮像装置は、遮光板にあっての位置度基準用貫通穴内の中途部分に配置された位置度基準用突起における先端部を光らない状態で撮像するもので、画像処理装置は、画像処理により遮光板にあっての位置度基準用貫通穴内の中途部分に配置された位置度基準用突起における先端部を暗画像として得ると共に、該先端部周囲の該位置度基準用貫通穴部分を明画像として得て表示装置の表示画面上に表示させる端子付き電子部品用画像処理検査機が得られる。
【0016】
加えて、本発明によれば、上記端子付き電子部品用画像処理検査機において、画像処理装置は、画像処理により位置度基準用貫通穴内の中途部分に配置された位置度基準用突起における先端部の軸芯を基準点として座標系を確立した上で複数の端子における先端部の軸芯で示される計測位置座標を検出して予め入力記憶された複数の抜き穴の軸芯で示される規定位置座標と比較することで位置度の算出を行うと共に、該基準点と該計測位置座標及び該規定位置座標とを表示装置の表示画面上に識別可能に表示させる端子付き電子部品用画像処理検査機が得られる。
【0017】
一方、本発明によれば、上記何れか一つの端子付き電子部品用画像処理検査機において、撮像装置は、移動手段による移動を伴って遮光板にあっての複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ配置された複数の端子における先端部を光らない状態で別個に拡大撮像可能なもので、画像処理装置は、画像処理により複数の端子における先端部の軸芯で示される計測位置座標と複数の抜き穴の軸芯で示される規定位置座標とを検出して位置度の算出を行うと共に、該計測位置座標及び該規定位置座標を表示装置の表示画面上に識別可能に表示させる端子付き電子部品用画像処理検査機が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一つの実施の形態に係る端子付き電子部品用画像処理検査機の基本構成を概略的に示した側面図である。この端子付き電子部品用画像処理検査機は、コネクタ等の接続相手部品の所定箇所に配設された貫通孔に対して挿入される複数の端子1aをインシュレータ底面1c側に備えた検査ワークである端子付き電子部品1の各端子1aにおける先端部1bをクリアランスを有して挿入可能なように所定の大きさで上面2c及び下面2bを貫通して配設された複数の円柱状の抜き穴2aを有する遮光性を持った板状の遮光板2と、各端子1aにおける先端部1bを光らせないように遮光板2の端面方向から各端子1aを照射すべく、端子付き電子部品1及び遮光板2を挟むようにほぼ水平方向に対向して配置された光を照射する光源としての一対の照明装置3a,3bと、遮光板2にあっての各抜き穴2a内の中途部分にそれぞれ配置された各端子1aにおける先端部1bを光らない状態で遮光板2の下面2b側から遮光板2全体を撮像する撮像装置としてのレンズ4を備えたTVカメラ5と、このTVカメラ5による各端子1aにおける先端部1bの撮像結果(撮像データ)から得られる各端子1aにおける先端部1bの中心位置に関しての規定位置からのずれ量で定義される位置度を算出した上で表示用に画像処理して部品検査の良否判定に供し、且つ画像処理により遮光板2にあっての各抜き穴2a内の中途部分にそれぞれ配置された各端子1aにおける先端部1bを暗画像として得ると共に、これらの各先端部1b周囲の各抜き穴2a部分を明画像として得る画像処理装置6と、画像処理装置6による画像処理の結果を表示画面上に表示する表示装置(モニタ)7とを備えて構成されている。
【0020】
即ち、この端子付き電子部品用画像処理検査機では、照明装置3a,3bからの照射光が端子付き電子部品1のインシュレータ底面1cと遮光板2の上面2cとの隙間を通って直接インシュレータ底面1cを照らすと共に、遮光板2の上面2cで反射した光がインシュレータ底面部1cを照らすが、この状態で検査しようとする端子付き電子部品1の各端子1aにおける先端部1bは遮光板2の抜き穴2a内にあって遮光されるため、各端子1aにおける先端部1bには照射されない。従って、各端子1aにおける先端部1bは光らないが、その先端部1b周囲の抜き穴2a部分は抜き穴2aを通してそれに相当する遮光板2の下面2bの局部が反射光により光った状態となる。因みに、遮光板2の抜き穴2aは、各端子1aにおける先端部1bの位置度が極端に悪くない限り先端部1bの挿入時に際して接触せずに十分にクリアランスを持って逃げるように(先端部1bを傷付けないように)大きな寸法で配設されている。
【0021】
そこで、TVカメラ5ではレンズ4を介して遮光板2の下面2b側から各抜き穴2a内の中途部分に挿入された各端子1aにおける先端部1bを含むように遮光板2の下面2b全体を撮像し、TVカメラ5で得られた撮像データが画像処理装置6に入力され、ここで表示用に画像処理された上で表示装置7の表示画面上に各端子1aにおける先端部1bが暗画像、各先端部1b周囲の各抜き穴2a部分が明画像として表示される。尚、画像処理装置6には、予め端子付き電子部品1の各端子1aにおける先端部1bに関する規定位置(寸法)や部品検査の良否判定を行うための判定寸法公差等のデータが入力されており、これらのデータを参照した上で画像処理により得られた位置度に基づいて端子付き電子部品1が良品であるか不良品であるかを判定できるようになっている。
【0022】
図2は、この端子付き電子部品用画像処理検査機に備えられる表示装置7の表示画面上に表示される検査ワークである端子付き電子部品1の各端子1aにおける先端部1bの暗画像状態を例示した模式図である。
【0023】
ここでは、各端子1aにおける先端部1b−1〜1b−6が遮光板2の存在により遮光されて暗画像として表示されるのに対し、それらの各先端部1b−1〜1b−6周囲の各抜き穴2a部分がインシュレータ底面1cに照射された光によって明画像として表示され、コントラストの良い表示状態が得られていることを示している。
【0024】
図3は、この端子付き電子部品用画像処理検査機の要部における動作推移を示した細部の外観斜視図であり、同図(a)は端子付き電子部品1の検査台8a,8bへの載置状態に関するもの,同図(b)は検査台8a,8bを移動しての位置度基準用穴2d,2eに対する位置度基準用突起1d,1eの嵌合挿入途中の照射撮影前状態に関するもの,同図(c)は検査台8a,8bを移動しての位置度基準用穴2d,2eに対する位置度基準用突起1d,1eの嵌合挿入後の照射撮影状態に関するものである。
【0025】
図3(a)〜(b)を参照すれば、この端子付き電子部品用画像処理検査機の場合、詳細に説明すれば、端子付き電子部品1にあっての各端子1a周囲の周縁を支持するように端子付き電子部品1を載置した状態で移動調整されて遮光板2にあっての各柱状抜き穴2a内の中途部分にそれぞれ各端子1aにおける先端部1bを位置設定可能な検査台8a,8bが備えられている他、端子付き電子部品1は各端子1b周囲の所定箇所に一体的に配設された一対の円柱状の位置度基準用突起1d,1eを有し、遮光板2は位置度基準用突起1d,1eを嵌合挿入可能で位置度基準用突起1d,1eにおける先端部を中途部分に配置させるための各抜き穴2a周囲の所定箇所に貫通して配設された一対の四角柱状の位置度基準用貫通穴2d,2eを有し、これらの各位置度基準用突起1d,1e及び各位置度基準用貫通穴2d,2eは、各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部が各位置度基準用貫通穴2d,2e内の中途部分に嵌合挿入された状態で各端子1aにおける先端部1bを各抜き穴2a内の中途部分まで挿入するときの位置決めを行うように働くようになっている。尚、ここでの各位置度基準用突起1d,1eを嵌合挿入可能とするための各位置度基準用貫通穴2d,2eは、後述する遮光板2の各抜け穴2aに挿入される各端子1aにおける先端部1bの位置度の算出を高精度にするため、嵌合挿入時に際して殆どクリアランスを持たない構造となっている。
【0026】
図3(a)に示される状態では、端子付き電子部品1が検査台8a,8bに載置されて各端子1aにおける先端部1bと各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部とがそれぞれ遮光板2の各抜き穴2aと各位置度基準用貫通穴2d,2eとに挿入又は嵌合挿入される前の様子を示している。
【0027】
図3(b)に示される状態では、端子付き電子部品1を載置した検査台8a,8bを鉛垂方向で上方から下方へ移動調整することにより、先ず遮光板2の各位置度基準用貫通穴2d,2e内に端子付き電子部品1の各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部が挿入されている様子を示しているが、引き続いて遮光板2の各抜き穴2a内に各端子1aにおける先端部1bが挿入され、更に各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部が嵌合挿入された状態で各端子1aにおける先端部1bが遮光板2の各抜き穴2a内の中途部分に配置されるように位置設定される。
【0028】
図3(c)に示される状態では、このような位置設定後に照明装置3a,3bで各端子1aを照射してレンズ4を通してTVカメラ5で各端子1aにおける先端部1bを含む遮光板2の下面2b全体を撮像する様子を示している。
【0029】
こうした構成により、照明装置3a,3bは、各端子1aにおける先端部1bばかりでなく、各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部についても、これらを光らせない方向から各位置度基準用突起1d,1eを照射するように配置されており、TVカメラ5についても同様に、各端子1aにおける先端部1bばかりでなく、遮光板2にあっての各位置度基準用貫通穴2d,2e内の中途部分に配置された各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部についても、これらを光らない状態で撮像するようになっており、画像処理装置6についても同様に、各端子1aにおける先端部1bばかりでなく、画像処理により遮光板2にあっての各位置度基準用貫通穴2d,2e内の中途部分に配置された各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部についても、これらを暗画像として得ると共に、それらの先端部周囲の位置度基準用貫通穴2d,2e部分を明画像として得て表示装置7の表示画面上に表示させるようになっている。
【0030】
図4は、上述した端子付き電子部品用画像処理検査機の要部における動作処理を示したフローチャートである。
【0031】
ここでは、先ず検査ワークである端子付き電子部品1を検査台8a,8b上に戴せる(ステップS1)操作を行った後、検査台8a,8bを遮光板2に近付けることで各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部を遮光板2の各位置度基準用貫通穴2d,2e内に挿入し、続いて各端子1aにおける先端部1bを遮光板2の各抜き穴2a内に挿入することで位置設定し、端子先端部を遮光する(ステップS2)処理を行う。このとき、照明装置3a,3bでは、遮光板2の各位置度基準用貫通穴2d,2e内と各抜き穴2a内との中途部分にそれぞれ挿入された端子付き電子部品1の各位置度基準用突起1d,1eの先端部と各端子1aにおける先端部1bとを光らせないように端子付き電子部品1のインシュレータ底面1cと遮光板2の上面2cとの間から適当な位置に配置されて照射を行っている。
【0032】
次に、この位置設定後に照明装置3a,3bにより照射された各端子1aに対し、レンズ4を通してTVカメラ5で各端子1aにおける先端部1bを含む遮光板2の下面2b全体を撮像する(ステップS3)処理を行い、撮像データを画像処理装置6に送る(ステップS4)処理を行う。因みに、TVカメラ5のレンズ4には各端子1aにおける先端部1bで焦点が合うように焦点深度が浅いタイプのものを使用することが好ましく、こうしておけば各端子1aが曲がっているような場合でも先端部1bよりも奥の部分が影とならず、先端部1bのみを暗画像として得るための撮像を行うことができる。
【0033】
そこで、画像処理装置6では画像処理により遮光板2の各位置度基準用貫通穴2d,2e内の中途部分に配置された各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部を検出する(ステップS5)処理を行ってから遮光板2の各抜き穴2a内の中途部分に配置された各端子1aにおける先端部1bを検出する(ステップS6)処理を行い、各端子1aにおける先端部1b位置とその規定位置とを比較して位置度を算出する(ステップS7)処理を行う。この後、全端子1aについて終了しているか否かの判定(ステップS8)処理を行い、終了していなければ各端子1aにおける先端部1bを検出する(ステップS6)処理の前に戻ってその間の処理(ステップS6,S7,S8)を繰り返すように移行するが、終了していれば全端子1aの位置度より良否判定(ステップS9)処理してから動作処理を終了する。尚、画像処理装置6において画像処理された結果は表示装置7の表示画面上に表示されるようになっている。
【0034】
図5は、上述した端子付き電子部品用画像処理検査機の要部の一部である各位置度基準用突起1d,1eを含んで表示装置7の表示画面上に表示される検査ワークである端子付き電子部品1の各端子1aにおける先端部1bの暗画像状態を詳細に例示した模式図である。
【0035】
上述した動作処理における画像処理装置6による画像処理をより詳述すれば、画像処理装置6では画像処理の位置度の算出に際して、図5に示されるように各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部の軸芯を基準点P1,P2として座標系を確立した上で各端子1aにおける先端部1bの軸芯で示される計測位置座標PM を検出して予め入力記憶された各抜き穴2aの軸芯で示される規定位置座標PR と比較することで各端子1aにおける先端部1bの中心位置(計測位置座標PM )に関しての規定位置(規定位置座標PR )からのずれ量を算出する。このとき、画像処理装置6では、表示装置7の表示画面上にこれらの基準点P1,P2と計測位置座標PM 及び規定位置座標PR とを識別可能に表示させる。
【0036】
即ち、図5を参照すれば、画像処理装置6では、各位置度基準用突起1d,1eの基準点P1,P2を検出してこれらの2点間を結ぶ直線を基準軸とすると共に、基準点P1,P2の何れか一方を原点とした上、各端子1aにおける先端部1bの位置を検出するときの座標系を確立する。上述した動作処理での各位置度基準用突起1d,1eにおける先端部を検出する(ステップS5)処理にあって、基準点P1,P2を検出する方法としては、様々な手段があるが、例えば事前に登録しておいた検出パターンと比較して位置を検出する相関法を用いたパターンマッチング手法が有効である。又、画像処理装置6では、上述した動作処理での各端子1aにおける先端部1bを検出する(ステップS6)処理にあって、各端子1aにおける先端部1bの計測位置座標PM を検出してこれに先立って確立した座標系に対する位置を算出する。この計測位置座標PM を検出する方法としては、例えば上述した場合と同様にパターンマッチング手法が有効である。更に、画像処理装置6では、上述した動作処理での各端子1aにおける先端部1b位置とその規定位置とを比較して位置度を算出する(ステップS7)処理にあって、予め入力記憶されている規定位置座標PR と計測位置座標PM とを比較して位置度を算出し、全端子1aについて終了しているか否かの判定(ステップS8)処理で終了を判定した時点で行われる全端子1aの位置度より良否判定(ステップS9)処理にあって、予め入力されている判定寸法公差と算出した位置度とを比較して良否判定を行う。
【0037】
ところで、上述した一つの実施の形態に係る端子付き電子部品用画像処理検査機では、一対の対向する照明装置3a,3bにより2方向から光を照射する構成として説明したが、本願発明の端子付き電子部品用画像処理検査機はこのような構成には限定されない。即ち、光源としての照明手段は、端子付き電子部品1のインシュレータ底面1c全体を均一に照明し、各端子1aにおける先端部1bを暗画像で得られるような照明の仕方であれば良く、例えば図3(c)に示されるインシュレータ底面1cと遮光板2の上面2cとの隙間付近に光量を調整するためのスリットを設けたり、或いは乳白色の光拡散板を設ける等の手段等を適用することも有効である。
【0038】
又、画像処理装置6では、各位置度基準用突起1d,1eを検出して基準点P1,P2を得た上で各端子1aにおける先端部1bの位置を検出するときの座標系を確立するものとして説明したが、端子付き電子部品1の位置決め精度を良くできると共に、遮光板2の各抜き穴2aの位置精度が優れている場合には、例えば図6に示すように各端子1aにおける先端部1bと遮光板2の各抜き穴2aとを拡大撮像して撮像データを得た上、画像処理により各抜き穴2aの規定位置座標PR と各端子1aにおける先端部1bの計測位置座標PM とを検出してこれらを比較することで精度良く位置度を算出することができるし、画像処理自体も簡単になる。但し、ここではレンズ4及びカメラ5を移動するための移動手段である移動機構を追加することが有効であり、こうした場合に全端子1aにおける先端部1bを個別に撮像した撮像データに基づいて位置度の算出が精度良く行われ、その結果として部品検査が信頼性高く行われる。
【0039】
更に、各端子1aの断面形状を円形とすると共に、遮光板2の各抜き穴2aの断面形状も円形である場合を説明したが、これ以外の形状であっても同様に適用できる。
【0040】
加えて、端子付き電子部品1として各位置度基準用突起1d,1eを有しているものを対象にして説明したが、こうした位置度基準部を持たない場合でも隣接する各端子1aにおける先端部1bの位置関係を検査するピッチ検査,配列パターン検査等には適用可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の端子付き電子部品用画像処理検査機によれば、遮光板の各抜き穴内の中途部分に配置された端子付き電子部品の各端子における先端部を照明装置により光らない状態で照射したまま撮像装置で撮像し、画像処理装置により各端子における先端部の中心位置に関しての規定位置からのずれ量を示す位置度を算出した上で表示用に画像処理して部品検査の良否判定に供し、しかも画像処理により遮光板の各抜き穴内の中途部分に配置された各端子における先端部を暗画像として得ると共に、各先端部周囲の各抜き穴部分を明画像として得るようにしてコントラストが明瞭化された良好な画像としているので、従来のように電子部品の各端子における先端部を傷付けること無く、しかもその形状が不均一でも安定した画像を得て検査判定を適確にして精度良く行い得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る端子付き電子部品用画像処理検査機の基本構成を概略的に示した側面図である。
【図2】図1に示す端子付き電子部品用画像処理検査機に備えられる表示装置の表示画面上に表示される検査ワークである端子付き電子部品の各端子における先端部の暗画像状態を例示した模式図である。
【図3】図1に示す端子付き電子部品用画像処理検査機の要部における動作推移を示した細部の外観斜視図であり、(a)は端子付き電子部品の検査台への載置状態に関するもの,(b)は検査台を移動しての位置度基準用穴に対する位置度基準用突起の嵌合挿入途中の照射撮影前状態に関するもの,(c)は検査台を移動しての位置度基準用穴に対する位置度基準用突起の嵌合挿入後の照射撮影状態に関するものである。
【図4】図1及び図3(a)〜(c)で説明した端子付き電子部品用画像処理検査機の要部における動作処理を示したフローチャートである。
【図5】図3(a)〜(c)で説明した端子付き電子部品用画像処理検査機の要部の一部を含んで表示装置の表示画面上に表示される検査ワークである端子付き電子部品の各端子における先端部の暗画像状態を詳細に例示した模式図である。
【図6】図1及び図3(a)〜(c)で説明した端子付き電子部品用画像処理検査機に備えられる表示装置の表示画面上に表示される検査ワークである端子付き電子部品の各端子における先端部に関する位置度の算出の簡易な状況を説明するために示した一端子における先端部の暗画像を拡大して例示した模式図である。
【図7】従来の端子付き電子部品用画像処理検査機の要部構成を示した外観斜視図である。
【図8】図7で説明した端子付き電子部品用画像処理検査機に備えられる表示装置の表示画面上に表示される検査ワークである端子付き電子部品の各端子における先端部の反射光による明画像の不具合い状態を例示した模式図である。
【図9】図7で説明した端子付き電子部品用画像処理検査機により検査対象とされる検査ワークである端子付き電子部品の各端子における先端部の不良な異なる形状を例示した部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1,12 端子付き電子部品
1a,12a 端子
1b,1b−1〜1b−6,12b,12b−1〜12b−6 先端部
1c インシュレータ底面
1d,1e 位置度基準用突起
2 遮光板
2a 抜き穴
2b 下面
2c 上面
2d,2e 位置度基準用貫通穴
3a,3b,13a,13b 照明装置
4,14 レンズ
5,15 TVカメラ
6 画像処理装置
7 表示装置(モニタ)
8a,8b 検査台
P1,P2 基準点
PM 計測位置座標
PR 規定位置座標
Claims (5)
- 接続相手部品の所定箇所に配設された貫通孔に対して挿入される複数の端子を備えた端子付き電子部品の該複数の端子における先端部に対して光を照射する光源としての照明装置と、前記照明装置による照射で前記複数の端子における先端部を反射光により光らせた条件下で撮像を行う撮像装置と、前記撮像装置による前記複数の端子における先端部の反射光による撮像結果から得られる該複数の端子における先端部の中心位置に関しての規定位置からのずれ量で定義される位置度を算出した上で表示用に画像処理して部品検査の良否判定に供する画像処理装置と、前記画像処理装置による前記画像処理の結果を表示画面上に表示する表示装置とを備えた端子付き電子部品用画像処理検査機において、前記複数の端子における先端部をクリアランスを有して挿入可能なように所定の大きさで貫通して配設された複数の抜き穴を有する遮光性を持った遮光板を備え、前記照明装置は、前記複数の端子における先端部を光らせない方向から該複数の端子を照射するように配置され、前記撮像装置は、前記遮光板にあっての前記複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ配置された前記複数の端子における先端部を光らない状態で撮像するもので、前記画像処理装置は、前記画像処理により前記遮光板にあっての前記複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ配置された前記複数の端子における先端部を暗画像として得ると共に、該先端部周囲の該抜き穴部分を明画像として得て前記表示装置の表示画面上に表示させることを特徴とする端子付き電子部品用画像処理検査機。
- 請求項1記載の端子付き電子部品用画像処理検査機において、前記端子付き電子部品にあっての前記複数の端子周囲の周縁を支持するように該端子付き電子部品を載置した状態で移動調整されて前記遮光板にあっての前記複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ前記複数の端子における先端部を位置設定可能な検査台を備えたことを特徴とする端子付き電子部品用画像処理検査機。
- 請求項1又は2記載の端子付き電子部品用画像処理検査機において、前記端子付き電子部品は、前記複数の端子周囲の所定箇所に一体的に配設された位置度基準用突起を有し、前記遮光板は、前記位置度基準用突起を嵌合挿入可能で該位置度基準用突起における先端部を中途部分に配置させるための前記複数の抜き穴周囲の所定箇所に貫通して配設された位置度基準用貫通穴を有し、前記位置度基準用突起及び前記位置度基準用貫通穴は、該位置度基準用突起における先端部が該位置度基準用貫通穴内の中途部分に嵌合挿入された状態で前記複数の端子における先端部を前記複数の抜き穴内の中途部分まで挿入するときの位置決めを行うように働くもので、前記照明装置は、前記位置度基準用突起における先端部を光らせない方向から該位置度基準用突起を照射するように配置され、前記撮像装置は、前記遮光板にあっての前記位置度基準用貫通穴内の中途部分に配置された前記位置度基準用突起における先端部を光らない状態で撮像するもので、前記画像処理装置は、前記画像処理により前記遮光板にあっての前記位置度基準用貫通穴内の中途部分に配置された前記位置度基準用突起における先端部を暗画像として得ると共に、該先端部周囲の該位置度基準用貫通穴部分を明画像として得て前記表示装置の表示画面上に表示させることを特徴とする端子付き電子部品用画像処理検査機。
- 請求項3記載の端子付き電子部品用画像処理検査機において、前記画像処理装置は、前記画像処理により前記位置度基準用貫通穴内の中途部分に配置された前記位置度基準用突起における先端部の軸芯を基準点として座標系を確立した上で前記複数の端子における先端部の軸芯で示される計測位置座標を検出して予め入力記憶された前記複数の抜き穴の軸芯で示される規定位置座標と比較することで前記位置度の算出を行うと共に、該基準点と該計測位置座標及び該規定位置座標とを前記表示装置の表示画面上に識別可能に表示させることを特徴とする端子付き電子部品用画像処理検査機。
- 請求項1〜3の何れか一つに記載の端子付き電子部品用画像処理検査機において、前記撮像装置は、移動手段による移動を伴って前記遮光板にあっての前記複数の抜き穴内の中途部分にそれぞれ配置された前記複数の端子における先端部を光らない状態で別個に拡大撮像可能なもので、前記画像処理装置は、前記画像処理により前記複数の端子における先端部の軸芯で示される計測位置座標と前記複数の抜き穴の軸芯で示される規定位置座標とを検出して前記位置度の算出を行うと共に、該計測位置座標及び該規定位置座標を前記表示装置の表示画面上に識別可能に表示させることを特徴とする端子付き電子部品用画像処理検査機。
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