JP2001280935A - 光学検査方法及び光学検査装置 - Google Patents

光学検査方法及び光学検査装置

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JP2001280935A
JP2001280935A JP2000099786A JP2000099786A JP2001280935A JP 2001280935 A JP2001280935 A JP 2001280935A JP 2000099786 A JP2000099786 A JP 2000099786A JP 2000099786 A JP2000099786 A JP 2000099786A JP 2001280935 A JP2001280935 A JP 2001280935A
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JP2000099786A
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Tomoaki Kodama
知晃 児玉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板1やその他の基材(台座を含
む)などに対して略垂直方向に突起が伸びるように、プ
レスフィットにより圧入されている複数のコネクタピン
2などの突起状部材が、所望の形状となるように挿入さ
れているか否かを検査する。 【解決手段】 コネクタピン2などの突起状部材が圧入
されているプリント基板1などの基材に対して、一方向
から面照明3aにより光を当てて、その光により作られ
た基材上に投影された突起状部材の影をCCDカメラ4
により撮像する。さらに面照明3bにより異なる方向か
ら光を当てて、同様にして突起状部材の影を撮像する。
これらの撮像データを基にして画像分析を行い、突起状
部材の影の先端位置を検出して突起状部材の形状を判断
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材に2次元的に
配設された突起状部材が、所望の位置に存在するかどう
かを検査する光学検査方法及び光学検査装置に関し、特
に、プレスフィットにおいてコネクタピンがプリント基
板のスルーホールに正常に圧入されたか否かを検査する
ために好適な光学検査方法及び光学検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレスフィットは、プリント基板などの
基材(台座などを含む)のスルーホールにコネクタピン
などの突起状部材を圧入する方法である。これにより、
例えばハンダを使わずにコネクタピンをプリント基板に
固定することが可能となる。2次元的に配設されたスル
ーホールを有するプリント基板にコネクタピンを挿入す
ることで、コネクタピンはプリント基板上に2次元的に
配設される。上記プレスフィットにより、コネクタピン
が正常にプリント基板に挿入されたか否かの判定を行う
ためにプレスフィット検査が行われる。
【0003】図6は、従来のプレスフィット検査方法の
一例を示す模式図である。また、図7は、従来のプレス
フィット検査方法の他の一例を示す模式図である。従来
のプレスフィット検査方法には、図6のようにCCDカ
メラ4によって1列ずつ横方向からコネクタピン2を撮
像し、その撮像画像を見てコネクタピン2の曲がり及び
コネクタピン2の長さを検出する方法と、図7のように
上方向からコネクタピン2に照明を当てて、上方向から
CCDカメラ4によってコネクタピン2を1本ずつ撮像
し、その撮像画像からコネクタピン2の先端を検出し、
コネクタピン2の曲がりを検査する方法とがある。
【0004】また、特許公報第2599812号におい
て、ほぼ同一形状をもち、先端がほぼ一直線上に配列さ
れた複数の突起状部位を有する被検査部材を、所定角度
で照明して突起状部位の影を作り、その影を撮像した画
像から被検査部材の良/不良を判定する光学検査装置が
開示されている。これは1次元的に配列された突起状部
位の影を撮像して、その撮像画像から製品の良/不良を
判定するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来のプレ
スフィット検査方法では、コネクタピン2などの突起状
部材が2次元に配設されている場合、手前のコネクタピ
ンに関しては検査が可能であるが、奥のコネクタピン2
に関してはどのコネクタピン2が不良なのかを正確に特
定することはできない。また、図7に示す従来のプレス
フィット検査方法では、上方向からコネクタピン2を検
査するため、コネクタピン2の曲がりは検出できても長
さの測定はできず、また、1本1本検査を行うため手間
がかかる。さらに、コネクタピン2の形状やプリント基
板1などの基材の表面の状態によりコネクタピン2の先
端の検出の精度が左右されるので、コネクタピン2の良
/不良を確実に判定することは困難である。
【0006】また、図2から分かるように、プリント基
板1上に投影されるコネクタピン2の影は、コネクタピ
ン2の長さと、照明からのコネクタピン2への照射角度
とによって決まる。したがって、コネクタピン2が2次
元的に配設されている場合、コネクタピン2の影がコネ
クタピン2のピッチ(間隔)より長くなって、その影の
先端位置が隣接するコネクタピン2に重なってしまうこ
とも考えられる。特許公報第2599812号において
開示されている発明を2次元的に配設されたコネクタピ
ン2を有するプリント基板1に適用すると、コネクタピ
ン2の影がプリント基板1上に投影されるため、隣接し
たコネクタピン2に重なることがあり、コネクタピン2
の良/不良を確実に判定することは困難となる。
【0007】本発明は、2次元的に配設されるようにコ
ネクタピンなどの突起状部材が圧入されているプリント
基板やその他の基材に関して、コネクタピンなどの突起
状部材が所望の形状となるよう挿入されているか否かを
検査することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、コネクタピンなどの突起状部材が圧入
されているプリント基板などの基材に対して一方向から
光を当てて、基材上に作られた突起状部材の影を撮像す
る。さらに異なる方向から光を当てて、同様にして突起
状部材の影を撮像する。これらの撮像データを基にして
画像分析を行い、突起状部材が所望の状態となるよう挿
入されているか否かを検査する。また、突起状部材の検
査に対して、突起状部材の影の長さ及び方向が最適とな
るよう突起状部材の影を作る光源の位置を調節する。
【0009】すなわち本発明によれば、基材と、前記基
材に対して略垂直方向に突起が伸びるように前記基材上
に配設された複数の突起状部位の形状を光学的に検査し
て、前記突起状部位を有する被検査部材の良否を判定す
る光学検査方法であって、前記基材上に前記突起状部位
の第1の影を作るために、第1の光源を用いて、前記被
検査部材に所定の角度から光を照射するステップと、前
記第1の影を前記基材に対し略垂直な方向から撮像する
第1撮像ステップと、前記第1撮像ステップで撮像され
た撮像画像から前記第1の影の先端位置を検出するステ
ップと、前記基材上に前記突起状部位の第2の影を作る
ために、第2の光源を用いて、前記突起の前記第1撮像
ステップで照射される部分とは異なる部分が照射される
よう、前記被検査部材に前記所定の角度とは異なる角度
から光を当てるステップと、前記第2の影を前記基材に
対し略垂直な方向から撮像する第2撮像ステップと、前
記第2撮像ステップで撮像された撮像画像から前記第2
の影の先端位置を検出するステップと、検出された前記
第1及び第2の影のそれぞれの先端位置に基づいて、前
記被検査部材の良/不良を判定するステップとを、有す
る光学検査方法が提供される。この構成により、基材に
2次元的に突起状部材が配設されている被検査部材に関
して、突起状部材が所望の形状となっているか否かを検
査することが可能となる。
【0010】さらに前記所定の角度と異なる角度が前記
所定の角度と略90°異なる角度であることを付加する
ことは、本発明の好ましい態様である。また、さらに前
記第1及び第2の光源が面光源であることを付加するこ
とは本発明の好ましい態様である。また、さらに前記突
起状部位の影の長さを調節するため、前記突起状部位の
間隔及び前記突起状部位の長さを基にして最適な光の向
きを算出し、前記最適な光の向きから前記被検査部材を
照射するよう前記第1又は第2の光源の位置を自動的に
調節することは、本発明の好ましい態様である。これら
の構成により、より精度の高い突起状部材の形状の検査
が可能となる。
【0011】また本発明によれば、基材と、前記基材に
対して略垂直方向に突起が伸びるように前記基材上に配
設された複数の突起状部位の形状を光学的に検査して、
前記突起状部位を有する被検査部材の良否を判定する光
学検査方法であって、前記基材上に前記突起状部位の第
1の影を作るために、前記被検査部材に所定の角度から
光を照射する第1の照明手段と、前記基材上に前記突起
状部位の第2の影を作るために、前記突起の前記第1撮
像ステップで照射される部分とは異なる部分が照射され
るよう、前記被検査部材に前記所定の角度とは異なる角
度から光を照射する第2の照明手段と、前記第1及び第
2のそれぞれの影を、前記基材に対し略垂直な方向から
撮像するための撮像手段と、前記撮像手段により撮像さ
れた撮像画像から前記第1及び第2の影のそれぞれの先
端位置を検出する検出手段と、検出された前記第1及び
第2の影のそれぞれの先端位置に基づいて、前記被検査
部材の良/不良を判定する判定手段とを、有する光学検
査装置が提供される。この構成により、基材に2次元的
に突起状部材が配設されている被検査部材に関して、突
起状部材が所望の形状となっているか否かを検査するこ
とが可能となる。
【0012】さらに前記所定の角度と異なる角度が前記
所定の角度と略90°異なる角度であることを付加する
ことは、本発明の好ましい態様である。また、さらに前
記第1及び第2の照明手段が面光源であることを付加す
ることは本発明の好ましい態様である。また、さらに前
記突起状部位の影の長さを調節するため、前記突起状部
位の間隔及び前記突起状部位の長さを基にして最適な光
の向きを算出し、前記最適な光の向きから前記被検査部
材を照射するように前記第1又は第2の照明手段の位置
を自動的に調節することは、本発明の好ましい態様であ
る。これらの構成により、より精度の高い突起状部材の
形状の検査が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の光
学検査方法及び光学検査装置に係る実施の形態を説明す
る。図1は、本発明の光学検査方法及び光学検査装置に
係る一実施の形態を示す模式図である。2次元的に配設
されたスルーホールを有するプリント基板1に、プレス
フィット工法によって複数のコネクタピン2(突起状部
位)が圧入された被検査部材において、プリント基板1
を通過した反対側のコネクタピン2の状態を検査するこ
とで、コネクタピン2がプリント基板1に正しく挿入さ
れたか否かを確認する。プリント基板1を通過したコネ
クタピン2の配列に対して、横から見るとコネクタピン
2が重なって見える方向をそれぞれX軸、Y軸とする。
コネクタピン2はZ軸方向に突起が伸びている。図1に
示すように、面照明3a(第1の光源、第1の照明)及
び面照明3b(第2の光源、第2の照明)からの光によ
りX軸方向及びY軸方向にコネクタピン2の影が作られ
るようにする。後述のように、面照明3からの光の方向
とプリント基板1の面とはΘ1の角度をなしている。ま
た、図1ではX軸方向及びY軸方向に影を作るために2
つの面照明3を設置しているが、1つの面照明3のみを
設置して面照明3又はプリント基板1を略90°回転さ
せて影を作ることも可能である。また、面照明3aと面
照明3bとが異なる方向に影を作れば、理論的にコネク
タピン2の形状を検査することは可能であるが、コネク
タピン2の影の方向が略90°となるように面照明3a
及び面照明3bを設置するのが好ましい。
【0014】CCDカメラ4がプリント基板1の上方に
配設され、このCCDカメラ4によって、プリント基板
1上に作られるコネクタピン2の影がプリント基板1に
垂直な方向から撮像される。CCDカメラ4の撮像によ
る画像信号は、A/Dコンバータ5により量子化され、
2値画像データに変換されて、画像メモリ6に記憶され
る。これらの処理はCPU7により制御されて行われ
る。
【0015】図2は、本発明の光学検査方法及び光学検
査装置に係る面照明からの光によりコネクタピンの影が
プリント基板上に投影される様子を示す模式図である。
プリント基板1に対して角度Θ1となるように、面照明
3からの光が斜め上方から照射される。これにより、プ
リント基板1上にコネクタピン2の影が作られ、CCD
カメラ4によってコネクタピン2の影が投影されている
プリント基板1が上方向から撮像される。こうして撮像
された画像からコネクタピン2の影の先端位置を検出す
ることでコネクタピン2の状態を検査し、コネクタピン
2の良/不良を判定する。
【0016】コネクタピン2に対して異なる2方向から
光を照射してコネクタピン2の影をプリント基板1上に
作り、CCDカメラ4でその様子を撮像してその画像を
分析することで、どの方向にコネクタピン2が曲がって
いても、その曲がりの検出が可能となる。このとき、光
を照射する2方向がプリント基板1に平行な面内におい
て異なる方向であれば、コネクタピン2の曲がりの検出
は可能であるが、図1に示すように光を照射する2方向
を垂直とした場合、コネクタピン2の曲がりの検出の精
度が最も高くなる。
【0017】なお、コネクタピン2の影をプリント基板
1上に投影する照明として点光源を用いることも可能で
あるが、面光源を用いたほうが好ましい。面照明3を用
いることにより、エリアとしてCCDカメラ4によって
得られた画像内のどの部分においても一定方向にコネク
タピン2の影が形成され、エリア内のコネクタピン2を
同一条件で検査が可能となる。
【0018】また、コネクタピン2の影の長さを調節す
るため、本発明の光学検査方法及び光学検査装置は、
X、Y軸方向それぞれのコネクタピン2のピッチ及びコ
ネクタピン2の長さのデータを基にして、下記の式を
用いてプリント基板に垂直な面内における面照明3から
の光の向きの最適な角度を算出し、その最適な角度に設
定されるように面照明3の位置を自動的に調節する自動
照明垂直面内角度調節手段を有する。なお、これらの照
明角度の算出、照明角度の設定はCPUの制御によって
行われる。 Θ1=tan{L/(P−α)} … ただし、Lはコネクタピン2の長さ、Pはコネクタピン
2のピッチ、αは検査余裕のためのバッファ長さであ
る。これにより、コネクタピン2が2次元的に配設され
ている場合、コネクタピン2の影がコネクタピン2のピ
ッチより長くなって、その影の先端位置が隣接するコネ
クタピン2に重なることを防ぐことができる。
【0019】さらに、面照明3をプリント基板1に平行
な面内において移動することにより、コネクタピン2の
影の方向を変えることが可能となる。図4は、本発明の
光学検査方法及び光学検査装置に係るコネクタピンの
X、Y軸方向の配列とは異なる方向に影を作った様子を
示す模式図である。図4のように、コネクタピン2の縦
横並び(X、Y軸方向)と同一の方向へ光を照射するよ
りも、斜め方向に光を照射するほうが隣接するコネクタ
ピン2の影響を受けずに長い影を作ることが可能であ
る。このとき、例えば図4に示す4本のコネクタピン2
が作る四辺形の内側にコネクタピン2の影を作るなら
ば、四辺形の対角に向かって伸びるように影を作ればコ
ネクタピン2の影が最も長くなり、コネクタピン2の良
/不良の判定の精度が向上する。
【0020】また、コネクタピン2の影の方向を調節す
るため、本発明の光学検査方法及び光学検査装置は、
X、Y軸方向それぞれのコネクタピン2のピッチ及びコ
ネクタピン2の長さのデータを基にして、下記の式を
用いてプリント基板に平行な面内における面照明3から
の光の向きの最適な角度を算出し、その最適な角度に設
定されるように面照明3の位置を自動的に調節する自動
照明水平面内角度調節手段を有する。なお、これらの照
明角度の算出、照明角度の設定はCPUの制御によって
行われる。 Θ2=tan(PX/PY) … ただし、PX、PYは、X軸方向、Y軸方向のコネクタピ
ン2のピッチである。
【0021】また、プリント基板1上のコネクタピン2
の影が投影される部分に例えば白色の塗装を施してもよ
い。これにより、照明によってプリント基板1上に投影
されるコネクタピン2の影がより明瞭となり、コネクタ
ピン2の良/不良の判定の精度が向上する。
【0022】図3は、コネクタピンの影のパターンを示
す模式図である。コネクタピン2の状態は、その影の方
向と長さから判断される。図3(a)は、正常に挿入さ
れたコネクタピンの影のパターンを示す模式図である。
この正常に挿入されたコネクタピン2の影の先端位置を
基準にする。コネクタピン2の影の先端位置が所定の基
準を中心とする所定の範囲内にあれば、そのコネクタピ
ン2は正常に挿入されていると判断できる。一方、コネ
クタピン2の影の先端位置が所定の範囲外にある場合
は、そのコネクタピン2は正常に挿入されていないと判
断される。図3(b)、「曲がりNG」のコネクタピン
の影の一例を示す模式図である。図3(b)に示すよう
に、コネクタピン2の影の方向が基準に対して許容範囲
外である場合は「曲がりNG」と判定される。図3
(c)は、「挿入深さNG」のコネクタピンの影の一例
を示す模式図である。図3(c)に示すように、コネク
タピン2の影の長さが許容範囲未満であれば「挿入深さ
NG」と判定される。図3(d)は、「未挿入NG」の
コネクタピンの影の一例を示す模式図である。図3
(d)に示すように、コネクタピン2の影が全くない場
合は「未挿入NG」と判定される。
【0023】また、本発明の光学検査方法及び光学検査
装置では、コネクタピン2がランダムな配列になってい
たり、ランダムな長さのコネクタピン2が混在していた
りする場合でも、コネクタピン2が正常に挿入されてい
るか否かを検査することが可能である。すなわち、コネ
クタピン2の影の撮像画像を分析するときに、その影の
先端位置が存在すべき所定の範囲を各々のコネクタピン
2に関して設定することにより、各コネクタピン2の状
態をそれぞれ検査することが可能となる。また、異なる
2方向から同時に光を当てて異なる方向にコネクタピン
2の影を2本作り、その影の位置を撮像して、その撮像
画像を基に異なる2方向の曲がりや歪みなどを検査する
ことも可能である。
【0024】次に、本発明の光学検査方法及び光学検査
装置の使用に係るフローチャートに関して説明する。図
5は、本発明の光学検査方法及び光学検査装置に係る一
実施の形態のフローチャートである。ステップS1にお
いて、照明3a(X軸方向)が点灯される。これによ
り、コネクタピン2の影がX軸方向に作られる。ステッ
プS2において、CCDカメラ4によってプリント基板
1上にX軸方向に作られたコネクタピン2の影が上方向
から撮像される。この撮像データは、画像メモリ6に記
録される。ステップS3において、照明3a(X軸方
向)が消灯される。ステップS4において、照明3b
(Y軸方向)が点灯される。これにより、コネクタピン
2の影がY軸方向に作られる。ステップS5において、
プリント基板1上にX軸方向に作られたコネクタピン2
の影が、CCDカメラ4によって上方向から撮像され、
画像メモリ6に撮像データが記録される。ステップS6
において、照明3b(Y軸方向)が消灯される。
【0025】ステップS7において、ステップS2で入
力された画像を基に、コネクタピン2の影の先端位置が
検出される。その後、ステップS8において、曲がり角
度が測定され、ステップS9において、コネクタピン2
の影の長さが測定される。ステップS10において、コ
ネクタピン2が正常に挿入されているか否かが判定され
る。このとき、コネクタピン2が図3に示す「曲がりN
G」の状態であるか否か、「挿入深さNG」の状態であ
るか否か、「未挿入NG」の状態であるか否かが判定さ
れる。コネクタピン2が正常に挿入されていないとステ
ップS10で判定された場合、NGと判定されたコネク
タピン2(NGピン)の位置とそのNGの項目がステッ
プS11において記録される。以上のステップS7〜ス
テップS11は、ステップS12で全てのコネクタピン
2の測定が終了したと判定されるまで行われ、X軸方向
に作られた全てのコネクタピン2の影の分析、すなわ
ち、全てのコネクタピン2のY軸方向の曲がりや歪みが
検査される。
【0026】ステップS12において、全てのコネクタ
ピン2の測定が終了したと判定されると、続いてステッ
プS13以降のステップが行われる。ステップS13〜
S18では、ステップS7〜ステップS12と同一のス
テップが、ステップS5で入力された画像に関して行わ
れる。すなわち、全てのコネクタピン2に関して、ステ
ップS5で入力された画像を基に、ステップS13でコ
ネクタピン2の影の先端位置が検出され、ステップS1
4でコネクタピン2の曲がり角度が測定され、ステップ
S15でコネクタピン2の影の長さが測定され、ステッ
プS16でコネクタピン2が正常に挿入されているか否
かが判定される。そしてステップS13〜S16におい
て、コネクタピン2が正常に挿入されていないと判定さ
れた場合、ステップS17において、NGと判定された
コネクタピン2の位置とそのNGの項目が記録される。
以上のステップS13〜ステップS17は、ステップS
18で全てのコネクタピン2の測定が終了したと判定さ
れるまで行われ、Y軸方向に作られた全てのコネクタピ
ン2の影の分析、すなわち、全てのコネクタピン2のX
軸方向の曲がりや歪みが検査される。全てのコネクタピ
ン2の測定が終了した場合、プレスフィット検査は終了
となる。
【0027】コネクタピン2が正常に挿入されていない
プリント基板1では、ステップS11又はステップS1
7でNGピンの位置とそのNGの項目が記録されてい
る。NGピンの存在するプリント基板1は不良品であ
り、良品とは別にされる必要があるが、NGの項目によ
っては、不良品と判定されたプリント基板1は再利用可
能である。例えば「曲がりNG」や「挿入深さNG」の
コネクタピンは挿入圧や挿入方向などの不具合によっ
て、コネクタピン2の挿入が正常に行われなかったと考
えられるので、再度NGピンを挿入し直すことによっ
て、良品を作ることが可能である。一方、「未挿入N
G」と判定されたプリント基板1は、スルーホールの大
きさが大きくなってしまっていて、コネクタピン2が固
定できないと考えられるので、再利用することは不可能
である。
【0028】本発明の光学検査方法及び光学検査装置に
おいて、2つの異なる方向から光を当ててコネクタピン
2の影を撮像した撮像データの分析は、それぞれの方向
において独立である。したがって、ステップS2で画像
メモリ6に記録された画像データをステップS7〜S1
2で分析した後、ステップS4及びステップS5を行
い、ステップS5で画像メモリ6に記録された画像デー
タをステップS13〜S18で分析することも可能であ
る。
【0029】また、上記実施の形態では、プレスフィッ
トによって2次元的に配設されたスルーホールを有する
プリント基板1に圧入されたコネクタピン2の良/不良
を検査しているが、本発明はプリント基板1に圧入され
たコネクタピン2の良/不良の検査に限定されることな
く、薄手の基材やコネクタの台座のようなかさのある基
材などに、突起状部材が配設された被検査部材の検査に
おいても適用することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタピンなどの突起状部材が圧入されているプリン
ト基板などの基材に対して、一方向から光を当てて、そ
の光により作られた基材上に投影された突起状部材の影
をCCDカメラにより撮像し、さらに異なる方向から光
を当てて、同様にして突起状部材の影を撮像して、こう
して撮像された突起状部材の影から突起状部材の形状を
判断するので、基材に対して略垂直方向に突起が伸びる
ように配設された複数の突起状部材が、所望の形状とな
るように挿入されているか否かを検査することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学検査方法及び光学検査装置に係る
一実施の形態を示す模式図である。
【図2】本発明の光学検査方法及び光学検査装置に係る
面照明からの光によりコネクタピンの影がプリント基板
上に投影される様子を示す模式図である。
【図3】(a)は、正常に挿入されたコネクタピンの影
のパターンを示す模式図である。(b)は、「曲がりN
G」のコネクタピンの影の一例を示す模式図である。
(c)は、「挿入深さNG」のコネクタピンの影の一例
を示す模式図である。(d)は、「未挿入NG」のコネ
クタピンの影の一例を示す模式図である。
【図4】本発明の光学検査方法及び光学検査装置に係る
コネクタピンのX、Y軸方向の配列とは異なる方向に影
を作った様子を示す模式図である。
【図5】本発明の光学検査方法及び光学検査装置に係る
一実施の形態のフローチャートである。
【図6】従来のプレスフィット検査方法の一例を示す模
式図である。
【図7】従来のプレスフィット検査方法の他の一例を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 プリント基板(基材) 2 コネクタピン(突起状部材) 3 面照明 4 CCDカメラ 5 A/Dコンバータ 6 画像メモリ 7 CPU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、前記基材に対して略垂直方向に
    突起が伸びるように前記基材上に配設された複数の突起
    状部位の形状を光学的に検査して、前記突起状部位を有
    する被検査部材の良否を判定する光学検査方法であっ
    て、 前記基材上に前記突起状部位の第1の影を作るために、
    第1の光源を用いて、前記被検査部材に所定の角度から
    光を照射するステップと、 前記第1の影を前記基材に対し略垂直な方向から撮像す
    る第1撮像ステップと、 前記第1撮像ステップで撮像された撮像画像から前記第
    1の影の先端位置を検出するステップと、 前記基材上に前記突起状部位の第2の影を作るために、
    第2の光源を用いて、前記突起の前記第1撮像ステップ
    で照射される部分とは異なる部分が照射されるよう、前
    記被検査部材に前記所定の角度とは異なる角度から光を
    当てるステップと、 前記第2の影を前記基材に対し略垂直な方向から撮像す
    る第2撮像ステップと、 前記第2撮像ステップで撮像された撮像画像から前記第
    2の影の先端位置を検出するステップと、 検出された前記第1及び第2の影のそれぞれの先端位置
    に基づいて、前記被検査部材の良/不良を判定するステ
    ップとを、 有する光学検査方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の角度と異なる角度が前記所定
    の角度と略90°異なる角度であることを特徴とする請
    求項1記載の光学検査方法。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の光源が面光源である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光学検査方法。
  4. 【請求項4】 前記突起状部位の影の長さを調節するた
    め、前記突起状部位の間隔及び前記突起状部位の長さを
    基にして最適な光の向きを算出し、前記最適な光の向き
    から前記被検査部材を照射するよう前記第1又は第2の
    光源の位置を自動的に調節することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の光学検査方法。
  5. 【請求項5】 基材と、前記基材に対して略垂直方向に
    突起が伸びるように前記基材上に配設された複数の突起
    状部位の形状を光学的に検査して、前記突起状部位を有
    する被検査部材の良否を判定する光学検査方法であっ
    て、 前記基材上に前記突起状部位の第1の影を作るために、
    前記被検査部材に所定の角度から光を照射する第1の照
    明手段と、 前記基材上に前記突起状部位の第2の影を作るために、
    前記突起の前記第1撮像ステップで照射される部分とは
    異なる部分が照射されるよう、前記被検査部材に前記所
    定の角度とは異なる角度から光を照射する第2の照明手
    段と、 前記第1及び第2のそれぞれの影を、前記基材に対し略
    垂直な方向から撮像するための撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された撮像画像から前記第1及
    び第2の影のそれぞれの先端位置を検出する検出手段
    と、 検出された前記第1及び第2の影のそれぞれの先端位置
    に基づいて、前記被検査部材の良/不良を判定する判定
    手段とを、 有する光学検査装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の角度と異なる角度が前記所定
    の角度と略90°異なる角度であることを特徴とする請
    求項5記載の光学検査装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の照明手段が面光源で
    あることを特徴とする請求項5又は6記載の光学検査装
    置。
  8. 【請求項8】 前記突起状部位の影の長さを調節するた
    め、前記突起状部位の間隔及び前記突起状部位の長さを
    基にして最適な光の向きを算出し、前記最適な光の向き
    から前記被検査部材を照射するように前記第1又は第2
    の照明手段の位置を自動的に調節することを特徴とする
    請求項5ないし7のいずれかに記載の光学検査装置。
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