JP3676434B2 - 車両用ドアの窓ガラス昇降装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、車両用ドアの窓ガラス昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用ドア窓ガラスの昇降装置としては、従来よりXアーム式の窓ガラス昇降装置が一般に用いられている。Xアーム式のドア窓ガラス昇降装置においては、図3に示すようにドア内(ドアパネルのインナとアウタとの間の空間内)に前後のガラスガイドサッシュaとbが設けられ、該前後のガラスガイドサッシュaとbとで窓ガラスGの昇降をガイドするようになっているのが普通である(例えば実開昭59−125412号公報参照)。
【0003】
上記のようなドア窓ガラス昇降装置において、従来は、後側のガラスガイドサッシュbは、車両側面視にて、Xアーム式ドア窓ガラス昇降装置のメインアームcの先端部の上下移動軌跡dの後方部に配設されているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、後側ガラスガイドサッシュbをメインアームc先端部の上下移動軌跡dの後方部に配設した従来のものでは、特にリヤドアにおいて、後側のガラスガイドサッシュbが、車両側面視で、後席に着座した乗員の腹部から胸部にかけての上半身部とラップし、車両の側面衝突時に後側のガラスガイドサッシュbの存在にてドアパネル(アウタとインナとの間)の衝突エネルギー吸収ストロークが充分に確保できず、後席乗員の上半身部とラップする部分でドアの室内方向への食い込み量が大きくなり、後席乗員の安全性確保の面で好ましくない、という課題を有している。
【0005】
本発明は上記のような従来の課題を解決することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のようなXアーム式窓ガラス昇降装置を装備した車両用ドアにおいて、窓ガラスの昇降をガイドする前後のガラスガイドサッシュのうちの後側ガラスガイドサッシュを、側面視で、メインアームに対するサブアームの回動中心の上下移動軌跡とメインアーム先端部の上下移動軌跡との間にて、平面視で、メインアームとサブアームとの間を上下に通して配設したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成したことによって、メインアーム先端部の上下移動軌跡の後方に後側ガラスガイドサッシュを上下に配設していた従来のものに比べ、後側ガラスガイドサッシュが前方に位置し、リヤドアにおいては、側面視にて、後側ガラスガイドサッシュが後席に着座した乗員の上半身部より前方へ離れた位置となり、該後席乗員の上半身部にラップするリヤドア後部のドアパネルアウタとインナとの間には、側面衝突時のドアパネルの変形を妨げる剛体は存在せず、衝突エネルギー吸収ストロークを充分に確保でき、後席乗員の安全性の向上をはかることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1,2を参照して説明する。
【0009】
図1,2において、1は基部にラック4が固着され先端部にローラ10が取付けられたメインアーム、2は該メインアーム1に中央部を回動可能に取付けられ両端にローラ11,11′をそれぞれ取付けたサブアームであり、メインアーム1をドアパネルインナ12に固着したベースプレート3に主軸9にて軸着し、ローラ10及び11を窓ガラスGの下縁部に設けたAチャンネル7に嵌装すると共に、ローラ11′をドアパネルインナ12に取付けたBチャンネル8に嵌装し、ベースプレート3に回転可能に取付けたピニオン5をハンドル6の操作(又はモータの駆動)にて回転させることにより、該ピニオン5と噛み合っているラック4を介してメインアーム1が主軸9廻りに上下揺動し、それに伴いサブアーム2も上下揺動して窓ガラスGを昇降作動させるようになっている。
【0010】
上記のようなXアーム式ウインドレギュレータにおいて、窓ガラスGはドアパネルアウタ13の内側にほぼ沿って昇降作動するので、窓ガラスG下縁部に取付けられたAチャンネル7はメインアーム1の上下揺動面のアウタ側を通って上下動し、従ってサブアーム2の前側部分21の揺動面はメインアーム1の揺動面よりアウタ側でなくてはならない。一方、Bチャンネル8はドアパネルインナ12に固定されているので、Bチャンネル8に嵌装されるローラ11′を先端に取付けたサブアーム2の後側部分22の揺動面はメインアーム1の揺動面よりインナ側でなくてはならない。
【0011】
そこで、従来よりサブアーム2は前側部分21と後側部分22との2部品に分割構成され、該前側部分21と後側部分22の各基部をメインアーム1のアウタ側の面とインナ側の面とにそれぞれ接合し、メインアーム1の円形孔1′に回転可能に嵌装された枢軸23の両端部を上記前側部分21と後側部分22とにそれぞれカシメ固定してメインアーム1に対し前側部分21と後側部分22とがアウタ側とインナ側とで一体となって回動するよう構成されている。
【0012】
14と15は前側と後側のガラスガイドサッシュであり、該前側と後側のガラスガイドサッシュ14と15は、それぞれ上下2箇所にてドアパネルインナ12にボルト,ナットの締付にて取付けられ、窓ガラスGの下縁部近傍に取付けたローラ又はスライダ等よりなる前側と後側のホルダ16と17が上記前後のガラスガイドサッシュ14と15にそれぞれ転動又は摺動可能に嵌装され、前後のガラスガイドサッシュ14,15にて窓ガラスGがガイドされる。
【0013】
ここで、前側のガラスガイドサッシュ14はベースプレート3及び該ベースプレート3に回動可能に取付支持されたメインアーム1のアウタ側を通って上下方向に配設される。後側のガラスガイドサッシュ15は、車体側面視で、枢軸23の上下移動軌跡eの後方で且つメインアーム1先端部の上下移動軌跡dの前方にて、平面視で、メインアーム1とサブアームの後側部分22との間を通って上下方向に配設される。
【0014】
更に詳しく説明すると、図1(B)に示すように、メインアーム1は枢軸23の後部位置で外側向きの段付部1aが形成され、該段付部1aによりメインアーム1の該段付部1aより先の部分1bは平面視においてAチャンネル7の近傍内側にほぼ沿い、サブアーム2の後側部分22は枢軸23の後部位置で内側向きの段付部22aが形成され、該段付部22aにて後側部分22の該段付部22aより先の部分22bは平面視においてBチャンネル8の近傍外側にほぼ沿い、平面視にてメインアーム1とサブアーム後側部分22との間隔が枢軸23の後部で大となる構成とし、この大きな間隔D内を後側ガラスガイドサッシュ15が上下方向に通って配設された構成となっている。
【0015】
このようにメインアーム1の先の部分1bとサブアーム後側部分22の先の部分22bとの間隔Dを大とし、該間隔D内に後側ガラスガイドサッシュ15を通したことによって、窓ガラス昇降作動は後側ガラスガイドサッシュ15に干渉することなくメインアーム1とサブアーム2との上下揺動にて従来通り行なわれると共に、メインアーム1の先端部の移動軌跡dの後部に後側ガラスガイドサッシュを配設した従来のものに比べて、該後側ガラスガイドサッシュ15の配設位置はかなり前方位置となり、側面視にて、後側ガラスガイドサッシュ15が後席乗員の上半身位置より前方へ離れた位置となる。
【0016】
上記のように構成したことによって、側面視にて、後席乗員の腹部から胸部にかけての上半身部とラップするリヤドアの後部には、ドアパネルアウタ13とドアパネルインナ12との間に側面衝突時のドアパネルの変形を妨げる剛体(後側ガラスガイドサッシュ15)が存在せず、側面衝突時の衝突エネルギー吸収ストロークが充分確保でき、リヤドアの車室内への食い込み量が小さくなり、後席乗員の傷害値の低減をはかることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、メインアームとサブアームとからなるXアーム式窓ガラス昇降装置を装備した車両用ドアにおいて、メインアームに対するサブアームの回動中心より後方で、平面視にて、メインアームとサブアームとの間隔を大とし、該大とした間隔内に後側ガラスガイドサッシュを上下に通し、該後側ガラスガイドサッシュを、上記サブアームの回動中心の上下移動軌跡の後方でメインアーム先端部の上下移動軌跡の前方にて上下に配設した構成を採ったことにより、特にリヤドアにて、車体側面視で、後側ガラスガイドサッシュが後席乗員の上半身部より前方に離れた位置となり、側面衝突時に後席乗員の上半身部にラップするリヤドア後部の衝突エネルギー吸収ストロークを充分に確保でき、後席乗員の安全性の向上をはかることができるもので、新たな部品の追加がなくコストアップを伴わないことと相俟って、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、(A)はリヤドア内に装備されたXアーム式窓ガラス昇降装置を示す側面図、(B)は(A)のX−X断面図、(C)はメインアームとサブアームとの枢軸による連結部を示す断面図である。
【図2】(A)は図1(A)のY−Y断面図、(B)は図1(A)のZ−Z断面図である。
【図3】リヤドア内に装備されたXアーム式窓ガラス昇降装置の従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 メインアーム
1a 段付部
2 サブアーム
3 ベースプレート
4 ラック
5 ピニオン
7 Aチャンネル
8 Bチャンネル
9 主軸
12 ドアパネルインナ
13 ドアパネルアウタ
14 前側ガラスガイドサッシュ
15 後側ガラスガイドサッシュ
16 前側ホルダ
17 後側ホルダ
21 サブアームの前側部分
22 サブアームの後側部分
22a 段付部
23 枢軸
G 窓ガラス
Claims (2)
- ハンドル操作又はモータ駆動にて主軸まわりに回動するメインアームと、該メインアームに中央部を回動可能に枢軸にて取付けられたサブアームとからなり、メインアームの後端部とサブアームの前端部とが窓ガラス下縁部に取付けられたAチャンネルに嵌入ガイドされ、サブアームの後端部がドアパネルインナに取付けられたBチャンネルに嵌入ガイドされ、上記メインアームの主軸まわりの回動にて窓ガラスを昇降させるようになっているXアーム式ドア窓ガラス昇降装置であって、窓ガラスの昇降がドアパネルインナに取付けた前側と後側のガラスガイドサッシュにてガイドされるようになっているものにおいて、後側ガラスガイドサッシュを、側面視で、上記メインアームに対するサブアームの回動中心となる枢軸の移動軌跡とメインアーム先端部の移動軌跡との間にて、平面視で、メインアームとサブアームとの間を上下に通して、ドアパネルインナに取付けたことを特徴とする車両用ドアの窓ガラス昇降装置。
- 請求項1に記載の車両用ドアの窓ガラス昇降装置において、メインアームに対するサブアームの回動中心となる枢軸の後部にて、メインアームにアウタ側へ屈曲する段付部を形成すると共にサブアームにインナ側へ屈曲する段付部を形成し、該メインアームとサブアームに形成した段付部にて、平面視で、メインアームとサブアームとの間隔を大とし、この大とした間隔内を通して後側ガラスガイドサッシュが配設されていることを特徴とする車両用ドアの窓ガラス昇降装置。
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- 1995-05-30 JP JP15525395A patent/JP3676434B2/ja not_active Expired - Fee Related
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