JP3675728B2 - 扁平型振動モータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、捲線コイルが設けられた上部基板に比重の大きい分銅を具備させて安定した振動特性を保障しつつ、モータの薄型化を図るようにした扁平型振動モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に通信機器で必ず必要とされる機能の一つが着信機能であって、この着信機能に最も多く用いられているのがメロディや電子音のような音や機器を震わせる振動である。
【0003】
換言すれば、使用者が予め着信に必要とする機能を選択しておけば、使用者は、着信時に選択された機能が作動することによって、着信を感知することができるのである。
【0004】
こうした着信時の機能のなかから、特に、振動機能は多くの人が殺到している場所で他人に騷音の迷惑を掛けないようにするための配慮として、主に使われる。
【0005】
着信時の機能のなかで、メロディや電子音のような音機能は、主に内部に予め入力させた多様な種類のメロディや電子音を小型のスピーカを介して外部に伝達して着信を感知できるようにするものである。振動機能は小型の振動モータを駆動させて振動力を機器のケースに伝えて機器を振動させるのが一般的である。
【0006】
一方、従来使われている振動機能は、機器内に別途に装着される振動モータによって作動されている。こうした振動モータの最も代表的なものが図1に示したような直径の厚さより相対的に大きい外形を有する、俗にパンケーキ、又はコインタイプと言われる扁平型振動モータである。
【0007】
この扁平型振動モータは、大きく、固定部材であるマグネット3及びケースによりなるステータと、回転部材であるロータrとから構成され、ステータとロータrとの間の電気的な接続はブラシ7bによって達成されている。
【0008】
即ち、円形の平板である下部ケース1の上部面には、板面に回路が印刷された下部基板2が接合等により付着されるようにし、この下部基板2の上側にはドーナッツ形状のマグネット3が同じ方法で付着されている。
【0009】
このとき、前記下部基板2は、下部ケース1の上部面の一部に付着されているため、前記マグネット3は下部ケース1と下部基板2に幅広く付着されている。
【0010】
そして、下部ケース1の上部には、下方が開放されたキャップ形状の上部ケース4によってカバーされ、下部ケース1と上部ケース4は、これら中央をシャフト5によって堅固に連結されている。
【0011】
一方、下部ケース1に付着される下部基板2は、従来ではハード基板を主に使用したが、最近ではフレキシブル基板を使用する場合がほとんどである。
【0012】
このような構成によって固定子であるステータを具備し、このステータにはシャフト5を中心に回転されるロータrが設けられている。
【0013】
ロータrは、総じて円形の平板を所定の角度に切り欠いてシャフト5に偏心支持されるようにする上部基板6を備えている。この上部基板6のシャフト5に支持される回転中心部の底面周縁部には複数のセグメントとからなる整流子7aが備えられる。また、上部基板6の上部面には捲線コイル8が付着され、この捲線コイル8の付着面を除外した上部基板6の上部面には一般的な樹脂材の絶縁体9が射出成形によって一体に形成されている。
【0014】
このようにステータとロータrとからなるモータで、外部から入力される電源は、まず下部基板2を介して誘導され、下部基板2へ誘導される電源は、ブラシ7bを介して整流子7aに伝達される。
【0015】
このとき、ブラシ7bは、電源入力側のブラシ7bと電源出力側のブラシ7bの一対で構成され、これらブラシ7bは、互いに一定の角度をもって離隔されている。各ブラシ7bの下端はそれぞれ下部基板2の回路に固定された状態で連結されるようにし、上端は整流子7aのセグメントにすべり接触される状態に維持されている。
【0016】
従って、下部基板2を介して誘導される電流は、一側のブラシ7bを介して整流子7aと上部基板6を経て捲線コイル8に伝達され、捲線コイル8からは、また上部基板6と整流子7aと他側のブラシ7bを介して電流が流れるようになる。前記捲線コイル8には、常に通電される状態が維持され、このときの捲線コイル8とその底部側に設けられたマグネット3との相互作用によって電磁気力を発生させ、駆動力を得るようになっている。
【0017】
このとき、前記ロータrは、シャフト5に偏心支持されているため、偏心駆動するようになり、こうした偏心駆動力がシャフト5を介して外部に伝えられて機器を振動させる作用が奏される。
【0018】
従って、振動モータの性能は、振動量によって左右され、こうした振動量は、ロータrの偏心量によって大きく左右されるため、単純に上部基板6を円形に対して所定の角度で切り欠いた形状に設け、こうした上部基板6に捲線コイル8が回転中心に対して一側に偏心するように配置される構造では、必要とされる偏心量を得るのに限界がある。
【0019】
従って、現在使われている振動モータでのロータrは、上部基板6に捲線コイル8が配置されつつ、この捲線コイル8の周囲に絶縁体9が満たされるが、このときの絶縁体9に、通常、タングステンのような比重の大きい金属が含有される比重の大きい樹脂材を使用することによって、必要とされる偏心量が提供されて充分な振動量が得られるようにしている。
【0020】
このようなロータrは、通常、図2に示すように、上部基板6の両側に捲線コイル8を配置しつつ、これら捲線コイル8と上部基板6とを絶縁体9のインサート射出成形によって一体に結合されるようにして、ロータrでの偏心量が増大するようにしている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上部基板6と捲線コイル8をインサート射出成形によって結合させるようにする絶縁体9には樹脂にタングステンのような比重の大きい金属成分が含まれていているため、絶縁体9の流動性は害されることになる。
【0022】
従って、絶縁体9によるインサート射出成形時には、相当に大きな圧力が必要とされ、こうした射出作業時に加えられる圧力によって上部基板6と捲線コイル8が変形されたり、回路の断線などを招くことで製品不良を誘発する、といった不都合があった。特に、射出作業の難しさから生産性が低下する、といった不都合もあった。
【0023】
また、比重の大きい材料からなる絶縁体9は、実際にロータr全体で占める偏心の重さ比率がたいへん小さいだけでなく、さらに図2のように、シャフト5に支持される中心部で絶縁体9が一側にのみ形成されず、それに対向する他側にも一部形成される場合には他側に形成された絶縁体9がロータrの偏心量をむしろ減少させるようになり、ロータrによる偏心駆動力を低下させていた。
【0024】
そして、比重の大きい材料からなる絶縁体9は、ロータrでなされる機能の割には製造原価がたいへん高いため、非経済的である、といった不都合もあった。
【0025】
本発明は、上記従来技術における不都合に着目するものであり、その主な目的は、円形の上部基板とこの上部基板の一側に配置される捲線コイルに対向する部位に分銅が設けられるようにし、ロータの厚さ縮小による偏心量の低減が防止されるようにしてモータの薄型化を図ることにある。
【0026】
また、本発明の他の目的は、上部基板を円形に形成して別途の切欠加工の工程を省略して生産工程を減少させることにある。
【0027】
さらに、本発明のもう一つの目的は、分銅による偏心量を極大化させて薄型化されたモータの振動性能を向上させることにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、下部ケースと、前記下部ケースの上部を覆う上部ケースと、前記下部ケースと前記上部ケースの中心間を連結して支持するシャフトと、前記下部ケースの上側面の一部に付着される下部基板と、前記下部基板の外側で前記下部ケースの上側面に付着されるマグネットと、前記シャフトに回転可能に支持されて円形の薄板である上部基板と、前記上部基板の底面で軸中心の周縁部に多数個のセグメントとして設けられる整流子と、前記下部基板に一端が固定され、他端は整流子に接触して電気的に接続される一対のブラシと、前記上部基板の一面で一側に相互に一定の角度で離間配置される一対の捲線コイルと、前記捲線コイルに対向して上部基板の他側に配置される比重の大きい分銅と、前記上部基板に対して取り付けられた前記分銅と前記捲線コイルとを、インサート射出成形によって一体に固定する比重の小さい樹脂製絶縁体と、を含むことを特徴とする。
【0029】
また、本発明は、下部ケースと、前記下部ケースの上部を覆う上部ケースと、前記下部ケースと前記上部ケースとの中心間を連結して支持するシャフトと、前記下部ケースの上側面に付着される下部基板と、前記下部基板の外側で前記下部ケースの上側面に付着されるマグネットと、前記シャフトに回転可能に支持されて円形の薄板を所定の角度に切り欠いてシャフトに偏心支持されるように不均衡に形成される上部基板と、前記上部基板の底面で軸中心の周縁部に多数個のセグメントとして設けられる整流子と、前記下部基板に一端が固定され、他端は整流子に接触して電気的に接続される一対のブラシと、前記上部基板の一面で一側に相互に一定の角度で離間配置される一対の捲線コイルと、前記一対の捲線コイルの間に配置される比重の大きい分銅と、前記上部基板に対して取り付けられた前記分銅と前記捲線コイルとを、インサート射出成形によって一体に固定する比重の小さい樹脂製絶縁体と、を含むことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明は、上部基板に比重の大きい分銅を配置させてロータの偏心を誘導して安定した振動特性を保障しつつ、同時にロータのスリム化に伴う偏心量低下を防止してモータの薄型化が図られた扁平型振動モータに関する。
【0031】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0032】
図4乃至図6は、本発明の一実施形態を示した図面であり、図示したとおり、上部基板25に固着される捲線コイル27に対向する方向に分銅30を配置するように構成されている。
【0033】
即ち、下部ケース20の上部面の一部には、下部基板21が付着され、この下部基板21と下部ケース20の上部にはマグネット22が設けられている。
【0034】
そして、前記下部ケース20の中央には、シャフト24が支持されるようにしつつ、シャフト24の上端には上部ケース23が結合され、下部ケース20の上部に設けられる部品が外部から安全に保護されている。
【0035】
そして、シャフト24には回転可能に上部基板25が偏心されるように結合され、上部基板25の上部面には捲線コイル27が付着されている。一方、上部基板25の底面には多数個のセグメントとからなる整流子26aを設けつつ、下部基板21と整流子26aのセグメント間は、一対のブラシ26bによって連結されるようにして電気的な信号が円滑に伝達されるようにする。
【0036】
このような構成から、本発明のロータrは従来と同様の印刷回路基板である上部基板25と、この上部基板25にそれぞれ付着、又は一体にインサート射出成形される捲線コイル、分銅30、整流子26a、及び絶縁体28とから構成されている。
【0037】
薄板の印刷回路基板である上部基板25は、特に従来には円形状の平板を所定の角度に切り欠いた形状であったが、本発明では円形状の平板をそのまま使用する点に一つの特徴がある。
【0038】
このような円形の上部基板25には、従来と同様に中心から一側に偏心されるように捲線コイル27が配置される。
【0039】
このとき、捲線コイル27は振動モータの駆動特性に従って単相又は2相及び3相などに形成することができ、上部基板25に接合等により付着される。
【0040】
一方、捲線コイル27が配置される一側に対向する上部基板25の他側には比重が大きい重量体である分銅30が配置される点が本発明の最大の特徴である。
【0041】
分銅30は、ロータrで偏心量を決定する主な要素であって、材質としては、例えば、比重の大きいタングステンを使用する。
【0042】
そして、分銅30は、形成ピッチが最小の機械角で45゜〜180゜内で形成されるようにすることが最も望ましい。
【0043】
このように本発明は、上部基板25を円形上に形成させながら、分銅30を捲線コイル27が配置される方向に対向する位置に配置する点に構造的な特徴がある。
【0044】
一方、上部基板25の底面にはシャフト24に支持される中心部側の周縁部に多数個のセグメントとからなる整流子26aが従来と同様に形成され、捲線コイル27と分銅30が配置される上部基板25の上部面には捲線コイル27と分銅30を除外した残りの空間にインサート射出成形によって絶縁体28が所定の厚さに成形される。
【0045】
このときの絶縁体28は、通常、上部基板25に捲線コイル27と分銅30を各自の位置に接合等によって付着させた直後のインサート射出成形によって形成させるようになる一般樹脂系の絶縁体28である。
【0046】
そして、整流子26aは、多数個のセグメントが上部基板25の底面で均一の間隔で形成され、底部でブラシ26bの上端部とすべり接触され、これらセグメントは上部基板25に印刷された回路と電気的に連結される。
【0047】
このように、本発明での上部基板25は、完璧な円形からなる形状で、中心がシャフト24に平衡支持され、一側としては、従来と同様に、一対の捲線コイル27が配置される。
【0048】
このように上部基板25の一側に捲線コイル27が配置され、他側の上部基板25には重量体の分銅30が広範囲に配置されている。
【0049】
このように上部基板25の一側に捲線コイル27を配置し、他側には分銅30を配置させるようにしつつ、上部基板25での荷重は、重量が重い分銅30側に作用しながら上部基板25を分銅30が配置される側に傾くようにする。
【0050】
換言すれば、上部基板25で一側に一対の捲線コイル27を所定の角度で離隔させて配置し、これに対向する他側に分銅30を広範囲に形成させると、実際に、捲線コイル27自体の重量は非常に軽いため、相対的に重い比重の大きい分銅30側に偏心荷重が作用するようになる。
【0051】
このように分銅30を上部基板25の捲線コイル27と対向する他側に広範囲に形成させると、分銅30側の偏心量が大幅に増大しつつ、振動性を極大化させることができるようになる。
【0052】
このとき、捲線コイル27は、分銅30の偏心荷重に対して、負荷として作用するものの、捲線コイル27の重量はたいへん軽いので、偏心荷重に及ぼす影響は極めて小さい。
【0053】
一方、上部基板25で分銅30は、形成ピッチを機械角で最小45゜以上になるようにし、望ましくは分銅30の両端部が捲線コイル27の両端部に近接する大きさに形成されるようにする。
【0054】
分銅30は、最小限の底面が上部基板25と接着剤により付着されるが、仮に、分銅30の両端部が捲線コイル27の両端部と近接する大きさに形成される場合には捲線コイル27の終端部と上部基板25との間の底面に、同時に接着剤が塗布されつつ、上部基板25で堅固に固定状態が維持される。
【0055】
このような捲線コイル27と分銅30を除外した残り面積は、図5に示したとおり、捲線コイル27と同じ高さに絶縁体28がインサート射出成形によって一体に成形されるようにする。
【0056】
このときの絶縁体28は、捲線コイル27からの電気的特性を絶縁させるとともに、捲線コイル27と分銅30が上部基板25で堅固に付着される状態が安定して維持することができるようにする機能を同時に果たす。
【0057】
特に、絶縁体28は、分銅30による偏心量に影響をほとんど及ぼさないようにするため、非常に小さな比重を有する材質で形成されるようにし、使用材質は現在も大部分適用されている一般的な合成樹脂を使用することが最も望ましい。
【0058】
このように、絶縁体28は分銅30の偏心量を増大させるために、図7に示したとおり、一対の捲線コイル27の間に形成された空間部には成形されないように構成されることが望ましい。
【0059】
一方、図8乃至図9は、本発明に係る扁平型振動モータの第2実施形態を図示したものであり、本実施形態でのロータrは、印刷回路基板である上部基板25と、この上部基板25にそれぞれ付着、又は一体にインサート射出成形される捲線コイル27、分銅30、整流子26a及び絶縁体28とからなる。
【0060】
このような、ロータrで上部基板25は、円形状の平板が使われて、このような円形の上部基板25には中心で一側に偏心されるように捲線コイル27が配置される。
【0061】
このときの捲線コイル27は、振動モータの駆動特性に従って単相、又は2相及び3相などに配置可能で、上部基板25に接着等によって付着される。
【0062】
一方、捲線コイル27が配置される一側に対向する上部基板25の他側にはタングステンのような比重の大きい重量体である分銅30が配置される。この分銅30の形成ピッチは、モータの偏心量によって機械角で45゜〜180゜内で形成される。
【0063】
このような構成は、図4乃至図6で示した扁平型振動モータの構造と同様であり、ただ、本実施形態での分銅30は、外周面に段差部31が形成されるようにする点に特徴がある。
【0064】
即ち、本実施形態でのロータrは、円形状の上部基板25を形成させ、捲線コイル27が配置される方向に対向する位置へ分銅30を配置させつつ、分銅30の外周面に段差部31が形成されている。
【0065】
ここで、前記分銅30の外周面に形成される段差部31の大きさ及び幅は、分銅30の重量に伴う振動量に影響を与えず、絶縁体28の強度を最大に向上させることができる程度に設定されることが望ましい。
【0066】
一方、上部基板25の底面には、シャフト24に支持される中心部側の周縁部に多数個のセグメントとからなる整流子26aが前述した実施形態と同様に形成され、捲線コイル27と分銅30が配置される上部基板25の上部面には、捲線コイル27と分銅30を除外した残りの空間にインサート射出により絶縁体28が所定の厚さに成形される。
【0067】
このときの絶縁体28は、捲線コイル27からの電気的特性を絶縁させるとともに、捲線コイル27と分銅30が上部基板25に堅固に付着された状態が維持されるように機能する。通常、絶縁体28は、上部基板25に捲線コイル27と分銅30をそれぞれの位置に接合等によって付着させた直後のインサート射出成形によって形成されるようになり、一般的な樹脂系のものが使われる。
【0068】
即ち、前記絶縁体28は、分銅30による偏心量に影響をほとんど与えないようにするために、非常に小さな比重を持つ材質で形成されるようにし、使用材質は、現在もほとんど適用されている通常の合成樹脂を使用することが望ましい。
【0069】
特に、前記絶縁体28は、分銅30の偏心量を増大させるために、図10に示したように、一対の捲線コイル27の間に形成された空間部には成形されないように構成することが望ましい。
【0070】
そして、整流子26aは、多数個のセグメントが上部基板25の底面で均一の間隔に形成され、底部でブラシ26bの上端部とすべり接触されて、これらセグメントは、上部基板25に印刷された回路と電気的に連結する。
【0071】
このように本実施形態に従うロータrで上部基板25は、円形の薄板形状を有し、中心がシャフト24に平衡支持され、一面の一側としては、前述した実施形態と同様に一対の捲線コイル27が配置される。
【0072】
このように上部基板25の一側に捲線コイル27が配置されると、これに対向する他側の上部基板25には、外周面に段差部31が形成された分銅30が広範囲に配置されるように構成される。
【0073】
このとき、前記分銅30を含んでいる樹脂製の絶縁体28は、段差部31側で厚さが増大するので結果的に剛性が向上する。
【0074】
従って、前記分銅30は、回転力及び遠心力によってロータrで離脱されようとしても前記段差部31が絶縁体28に受容され、堅固にかかるように作用されることで樹脂製である絶縁体28の強度が弱くても分銅30が離脱されることを抑制する。
【0075】
特に、前記分銅30の段差部31を覆いかぶせる絶縁体28の一端部は、分銅30で発生される回転力及び遠心力が集中することを吸収して分散させるようになる。
【0076】
即ち、厚さが比較的厚い絶縁体28の外周端部で回転力及び遠心力が最終的に作用するによって前記分銅30で発生される回転力及び遠心力が容易に吸収分散できるようになる。
【0077】
このように構成されるロータrで捲線コイル27と分銅30を除外した残り面積は、図8に示したように、捲線コイル27と同じ高さに絶縁体28がインサート射出成形によって一体に成形される。
【0078】
以上のような構成に従う扁平型振動モータの作用動作は、次のとおりである。
【0079】
まず、本発明のようにロータrは、上部基板25を円形に形成しつつ、捲線コイル27に対向する位置に分銅30を広範囲に形成させるようになるので、分銅30側への偏心荷重をより大きく増大させることができるようになる。
【0080】
特に、従来のロータrで一対の捲線コイル27間にインサート射出成形によって配置される比重の大きい絶縁体28が占める面積は、捲線コイル27によって相当の制限を受けるため、その大きさが限定されて偏心量を増大させるのには限界があった。
【0081】
しかしながら、本発明と同じように上部基板25を円形に形成しつつ、この上部基板25の一側に捲線コイル27を配置し、それに対向する他側に分銅30を配置させるようになると、分銅30が占めるようになる面積が大きく拡張されるため、分銅30の重量を極大化できる。
【0082】
このような分銅30の重量増加は、結局、ロータrの偏心量に決定的な影響を及ぼすようになるため、振動モータの振動特性が大きく改善できるようになる。
【0083】
特に、最近、機器の小型化及び薄型化の趨勢に伴ってモータがスリム化されたとき、従来ではロータrの薄型化に起因して軸に伴う偏心量の低下が不可避であったが、本実施形態では、分銅30の相対的な配置面積の極大化で偏心量の低下を防止させることができることはもちろん、より大きい偏心量を提供することができるようになる。
【0084】
一方、本発明での分銅30は、捲線コイル27に全く干渉を受けない位置に配置されるため、ロータrの設計の自由度及びレイアウトに非常に有利である。従って、上部基板25への捲線コイル27と分銅30の組み立てをより容易にすることができる。
【0085】
また、分銅30の大きさ調整を容易に可能となるため、振動モータが要求する最も理想的な偏心量を決定することができるようになる。
【0086】
一方、図11乃至図12は、本発明に係る扁平型振動モータの第3実施形態を示した図面である。
【0087】
本実施形態に示したロータrは、円形の平板を所定の角度に切り欠いた形状を有する上部基板25と、この上部基板25で互いの所定の電気角で離隔するように配置された一対の捲線コイル27と、この一対の捲線コイル27の間に配置される比重の大きい分銅30を構成し、これら、即ち、上部基板25、捲線コイル27、及び分銅30を比重が小さい樹脂製の絶縁体28と共にインサート射出成形によって一体に結合させる。
【0088】
換言すれば、本実施形態でのロータrは、上部基板25、捲線コイル27、分銅30、及び絶縁体28によって構成され、一対の捲線コイル27は所定の電気角で離隔されて上部基板25の一面の両側に配置される。一方、分銅30は、これら一対の捲線コイル27の間に形成された空間部で上部基板25の外周縁部に配置される。
【0089】
そして、これら上部基板25に備わる捲線コイル27及び分銅30は、一般の樹脂製の絶縁体28と共に、インサート射出成形によって一体に結合させている。
【0090】
このとき、上部基板25、捲線コイル27、及び分銅30を結合する手段である絶縁体28は、捲線コイル27からの電気的特性を絶縁させることができるように、金属成分が含まれていない純粋な樹脂材が使われ、比重が非常に小さいながらも流動性が良好な性質を有する合成樹脂を使用することが望ましい。
【0091】
また、前記上部基板25の両側に備えられる捲線コイル27の間には、特に、上部基板25のシャフト24に支持される回転中心点から外側の周縁部に分銅30が配置されるようにするが、このときの重量体は比重が非常に大きいタングステンのような材質を使用することが望ましい。
【0092】
【発明の効果】
以上、詳述したように、上部基板に備えられる一対の捲線コイルの間に分銅を配置させると、ロータでの偏心量を極大化させることができ、結果的に、振動モータの駆動時にロータのより大きい偏心駆動力を得ることができ、振動特性を改善させることができるようになる。
【0093】
また、比重が小さい絶縁体は、流動性が非常に高いため、インサート射出成形時に、従来のような高圧の射出圧力を必要としないため、上部基板、又は捲線コイルの変形及び断線の危険を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係る扁平型振動モータの構造を示した断面図である。
【図2】従来技術に係る扁平型振動モータでのロータ構成を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明に従う扁平型振動モータの構造を示した断面図である。
【図5】本発明に従う扁平型振動モータでのロータ構成を示した斜視図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5の他の実施形態を示した斜視図である。
【図8】本発明に係る扁平型振動モータの第2実施形態を示した斜視図である。
【図9】図8のC−C線を示した断面図である。
【図10】図8の他の実施形態を示した斜視図である。
【図11】本発明に従う扁平型振動モータの第3実施形態を示した斜視図である。
【図12】図11のD−D線断面図である。
【符号の説明】
20 下部ケース
21 下部基板
22 マグネット
23 上部ケース
24 シャフト
25 上部基板
26a 整流子
26b ブラシ
27 捲線コイル
28 絶縁体
30 分銅
Claims (4)
- 下部ケースと、
前記下部ケースの上部を覆う上部ケースと、
前記下部ケースと前記上部ケースの中心間を連結して支持するシャフトと、
前記下部ケースの上側面の一部に付着される下部基板と、
前記下部基板の外側で前記下部ケースの上側面に付着されるマグネットと、
前記シャフトに回転可能に支持されて円形の薄板である上部基板と、
前記上部基板の底面で軸中心の周縁部に多数個のセグメントとして設けられる整流子と、
前記下部基板に一端が固定され、他端は整流子に接触して電気的に接続される一対のブラシと、
前記上部基板の一面で一側に相互に一定の角度で離間配置される一対の捲線コイルと、
前記捲線コイルに対向して上部基板の他側に配置される比重の大きい分銅と、
前記上部基板に対して取り付けられた前記分銅と前記捲線コイルとを、インサート射出成形によって一体に固定する比重の小さい樹脂製絶縁体と、
を含むことを特徴とする扁平型振動モータ。 - 前記分銅の大きさは、機械角で45゜〜180゜内で形成されることを特徴とする、請求項1記載の扁平型振動モータ。
- 前記分銅は、外周面に段差部が形成されることを特徴とする、請求項1記載の扁平型振動モータ。
- 前記分銅は、比重の大きい合金であることを特徴とする、請求項1記載の扁平型振動モータ。
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