JPH10174361A - 偏平コアレス振動モータ - Google Patents

偏平コアレス振動モータ

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JPH10174361A
JPH10174361A JP33658496A JP33658496A JPH10174361A JP H10174361 A JPH10174361 A JP H10174361A JP 33658496 A JP33658496 A JP 33658496A JP 33658496 A JP33658496 A JP 33658496A JP H10174361 A JPH10174361 A JP H10174361A
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JP
Japan
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rotor
flat
coils
degrees
commutator
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JP33658496A
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English (en)
Inventor
Koji Furuya
屋 興 二 古
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SYMTEC KK
Original Assignee
SYMTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2個のコイルで起動死点のない偏平コアレス
振動モータを提供すること。 【解決手段】 ロータ(54)には2個の偏平コイル
(49a、49b)が設けられ、それらの偏平コイル
(49a、49b)は全体的に扇形状でロータの外周に
位置する外周部分(a)と、ロータの内側に位置する内
周部分(b)と、それらの外周部分および内周部分を結
ぶ両側の半径部分(c、d)とで構成され、それらの偏
平コイル(49a、49b)の半径部分(c、d)はロ
ータの中心を通る直線上に位置し、かつ両側の半径部分
(c、d)の成す角度(θ1)は65度ないし80度で
あり、また互いの偏平コイルの半径部分(c、d)のな
す角度(θ2)は55度ないし65度で位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は偏平コアレス振動モ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の携帯電話、ポケットベル等の小型
携帯用通信機器の大幅な普及で、その公共の場所での使
用が着信音ノイズ公害として大きな社会的問題となりつ
つある。
【0003】又その様な機器が同時に着信信号音を受け
ると、どの携帯機器に掛かってきたか判断が付きにく
い。この様な不具合を取り除く為に、着信信号として音
の替わりに振動を利用することが多くなってきた。この
様な振動は携帯機器に振動モータを備えつける事によっ
て行われている。従来この様な携帯機器に使用されてい
る振動モータの振動発生方法は二通りある。その第一は
モータの回転体であるロータ軸に偏心重量を付加して、
その結果生じる偏心した遠心力を利用する方法である。
第二の方法は、その回転部であるロータ自身を偏心させ
て振動力を発生させる方法である。第一の方法を用い偏
心モータを円筒型振動モータといい、第二の方法を使用
しているモータを偏平コアレス振動モータという。
【0004】偏平コアレス振動モータは例えば特開平6
−205565号公報に開示されるごとく、ロータ部の
コイルとして三個、又はそれ以上を必要とする。使用コ
イル数が多いため、部品点数が多く、組立てが面倒であ
るという欠点を有している。図7は従来の偏平コアレス
振動モータに使用されているロータの平面図を示してい
る。このロータ60には三個のコイル61a、61b、
61c及ぴシャフト62が合成樹脂部材63により一体
化されて、半円形状のロータ60を形成している。この
ようにロータ60の三個のコイル61a、61b、61
cは角度的にほぼ180度内に配置してあり、従って隣
同志のコイルの角度ピッチは約60度である。かかるモ
ータの回転部であるロー夕の重心の位置並びに重量はコ
イルの形状とこれを一体化モールドする樹脂の比重によ
って決定される。その偏心重量や偏心量を増やす為に錘
等を付加する事が一般的に行われるが、三個のコイルが
近接して配置されている為、錘を設置する場所がない。
これを実現する為にはロータの厚みを増やさなければな
らない。
【0005】一般に直流モータの設計における最大の課
題は、ある位置にロータが静止すると次に起動させよう
としても回転を始めない点すなわち回転起動時の死点を
なくす事である。本発明において最小のコイル数でこの
回転起動時の死点がなくなっているので、本発明の理解
を深めるために、この起動死点について図8に示す直流
モータMの基本構成図を用いて詳細に説明する。一般に
直流モータMは一対のマグネット1、一個のコイル2、
一対の2極コンミユテータ3、それに対応する一対のブ
ラシ4から構成されている。このモータMに生じる回転
力はフレミングの左手の法則にしたがって図9のごとく
なる。この図から判る如く、コイル2が垂直位置、即ち
図9の90度の位置にくると、回転力はゼロとなり、コ
イルがたまたまこの位置に静止した場合はいかに電圧を
上げても始動しない。この点のことを直流モータの起動
死点と呼び、図9では90度と270度の2点が対応し
ている。この問題を解決する通常の方法は図10に示す
ように2個(又はそれ以上)のロータのコイル2a、2
bを等分に配置する事である。図10に示す2個コイル
2a、2bのロータを持った直流モータの回転力を図1
1に示す。この図の符号10、11で示す通り、一方の
コイル2aの回転力がゼロになった時点では他方のコイ
ル2bの回転力が最大となるので、2個のコイル2a、
2bを合わせた総合回転力はどの位置でもゼロにはなら
ず、起動死点は存在しない。
【0006】現在一般に使用されている偏平コアレス振
動モータに於いても同様の議諭が成立する。例えば前記
の特開平6−205565号公報に開示される如く、こ
れら振動モータでは三個又はそれ以上のコイルをロータ
上に装備する事によって起動死点の無いように設計され
ている。図12はこの様な偏平コアレス振動モータの作
動原理を説明する為の模式図である。図12には4極の
マグネット6と、ロータ20上の3個のコイル7と、同
じく6極のコンミュテータ8が示されている。この場
合、ブラシの接点9はマグネットのN極とS極との間に
設置され、回転しながら接触するコンミユテータ8を通
してコイル7にそれぞれ直流電流を供給するようになっ
ている。図12では振動モータの原理を説明する為、本
来円心形状を持つマグネットと、扇型形状を持つロータ
とコイルとを直線上に表してある。コンミュテータ8は
2個飛びおきに接続されている。即ち図12に示すコン
ミュテータ8の第1番と第4番、第2番と第5番、第3
番と第6番が接続配線されている。図12ではロータ2
0が0度の位置から15度ずつ回転した時のマグネット
6との相対位置を示している。したがって、コイル巾が
マグネット巾より狭い場合、コイル7がマグネット6の
N又はS極の中に完全に入る位置では、フレミングの左
手の法則からして、コイルの放射状部分に左右同等の相
反する力が生じ回転力はゼロとなる。図12の設計例で
はコイル7を三個使用する事によって、コイルがこの様
な起動死点に位置する時は電源が切れる様に、コンミュ
テータ8とブラシ9の相対位置、並びにコイル7の結線
を施してある。例えばコイル7の1番目は回転角度がお
およそ15度から45度の間は起動死点にあるため、電
流は流れていない様に設計されており、一方この位置で
はコイル7の2番目と3番目に電流が流れ、有効な回転
力を誘起している。更にコイル7の2番目は回転角度が
おおよそ45度から75度まで起動死点にあるが同じく
電流は切られており、替わりにコイル7の1番目と3番
目に電流が流されている。コイル7の3番目に関しても
同様で回転角度がおおよそ75度から105度にあって
起動死点にあり、電流は切られている。このように図1
2の様にマグネット6、コイル7、コンミュテータ8、
ブラシ9、及びその結線を適正配置する事によって回転
力が生じうるコイル7のうちに符号1、2、3の中2個
のみに電流を流して起動死点が無いように設計されてい
る。
【0007】そこで、図12において、2番目のコイル
を除去して、2個コイル付きのロータ20とした場合を
考えてみる。この場合が図13に示されており、図13
に於いて、回転角度が15度付近ではブラシ9はコンミ
ュテータ8の2と3に接触し電流を供給しているが、こ
れに接続されているのはコイル7の第3番目のコイルの
みで、そのコイルはマグネット6のS極の内部に位置し
ている為、回転力を生じない。この様な起動死点は10
5度付近にも存在し、その他に同図には示されていない
が、90度置きにこの様な起動死点が存在する。即ち図
示の例では一回転360゜中に合計4箇所起動死点が存
在する事が判る。この様に従来使われている偏平コアレ
ス振動モータのコイルの数をただ一個除去して二個コイ
ルの振動モー夕を構成することはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2個のコイ
ルで起動死点のない偏平コアレス振動モータを提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、全体的
に円形平板状のケーシングを備え、そのケーシングの中
には中心のシャフトに扇形のロータが回転自在に取付け
られ、そのロータには複数の偏平コイルが設けられ、さ
らにそのロータ上には同心状に取付けられた6等分割し
た平板状のコンミュテータが設けられ、そのロータに対
してN.S極を合計で4つ有するリング状マグネットが
前記コンミュテータの外側に位置して上記偏平コイルに
相対して設けられ、かつ前記コンミュテータと摺動する
ブラシが設けられている偏平コアレス振動モータにおい
て、前記ロータには2個の偏平コイルが設けられ、それ
らの偏平コイルは全体的に扇形状でロータの外周に位置
する外周部分と、ロータの内側に位置する内周部分と、
それらの外周部分および内周部分を結ぶ両側の半径部分
とで構成され、それらの偏平コイルの半径部分はロータ
の中心を通る直線上に位置し、かつ両側の半径部分の成
す角度は65度ないし80度であり、また互いの偏平コ
イルの半径部分の成す角度は55度ないし65度であ
る。
【0010】また本発明によれば、全体的に円形平板状
のケーシングを備え、そのケーシングの中には中心のシ
ャフトに扇形のロータが回転自在に取付けられ、そのロ
ータには複数の偏平コイルが設けられ、さらにそのロー
タ上には同心状に取付けられた9等分割した平板状のコ
ンミュテータが設けられ、そのロータに対してN.S極
を合計で6つ有するリング状マグネットが前記コンミュ
テータの外側に位置して設けられ、かつ前記コンミシュ
テータと摺動するブラシが設けられている偏平コアレス
振動モータにおいて、前記ロータには2個の偏平コイル
が設けられ、それらの偏平コイルは全体的に扇形状でロ
ータの外周に位置する外周部分と、ロータの内側に位置
する内周部分と、それらの外周部分と内周部分とを結ぶ
両側の半径部分とで構成され、それらの偏平コイルの半
径部分はロータの中心を通る直線上に位置し、かつ両側
の半径部分の成す角度は45度ないし60度であり、互
いの偏平コイルの半径部分の成す角度は35度ないし4
5度である。
【0011】さらに本発明によれば、2個の偏平コイル
の中間に比重の重い錘を取付けてある。
【0012】前述のように、マグネットのN又はSの極
の巾よりコイルの扇角すなわちコイルの両半径部分のな
す角度が小さい場合、コイルがマグネットの極の中に完
全に入った位置に来ると、そのコイルに電流が加えても
回転力は生じない。更に二個のコイルの間隔が小さいと
起動死点が存在する。したがって上記の構成によりコイ
ルの扇角を大きくすると共に、コイルの間隔を大きく取
ることに依って起動死点がなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0014】図1、図2および図3は本発明の第1実施
例を示し、図において、ケース41は平面円形の上側部
分41aと、この上側部分4laの外周部から下方に延
びている円筒形状のスカート部41bとによって形成さ
れている。このケース41に底部ケース42が嵌合さ
れ、全体的に円形平板状のケーシング40を構成してい
る。底部ケース42にリング状の4極のN.Sを持つ希
土類平板マグネット43が装着されており、図2におい
て符号43a、43cはN極を、そして43b、43d
はS極を示している。平板マグネット43の空部43e
にブラシベース44、ブラシターミナル板45、該ブラ
シターミナル板45に接続したブラシ46、シャフト4
7が設けられている。ロータ54はシャフト47、コイ
ル49a、49b(総称して符号49を用いる)、平板
コンミユテータ50、このシャフト47、コイル49を
一体化する合成樹脂製部材51から構成されている。前
記シャフト47は扇型のロータ54の丁度、要の位置に
配されている。コイル49の端末は平板コンミユテータ
50に結線され、この平板コンミュテータ50には前記
ブラシ46が弾性的に接触させてある。前記シャフト4
7を支持する為に含油軸受52a、52b、スライダ5
3a、53bが設けられている。
【0015】図3はこの偏平コアレス振動モータのロー
タ54の平面図である。ロータ54には二個のコイル4
9a、49b、シャフト47が合成樹脂部材51で一体
化されている。このロータ54にコンミュテータ50が
接着剤で取り付けられている。 図示の通り、それらの
コイル49a、49bはいずれもロータ54の外周付近
に位置している外周部分aとシャフト47の付近の内周
部分bと、両側の半径部分c、dとよりなっている。こ
れらの半径部分c、dはいずれもシャフト47から半径
方向に延びる線上に位置している。そして半径部分c、
dのなす角θ1は65度ないし80度であり、隣接する
コイルの半径部分d、cの成す角度θ2は55度ないし
65度である。図示の例ではθ1=70度、θ2=60
度で示している。
【0016】次に図4を参照して本発明を実施した偏平
コアレス振動モータが起動死点を有しない理由を説明す
る。この図は前述した図12と同様に示しており、ロー
タ54が回転した時のマグネット43との相対位置を1
5度毎に示してある。二個のコイル49a、49bの一
端同志をコンミュテータ50の第2番目の端子に接続
し、他の端をコンミュテータの第1番目と第3番目の端
子に接続する。4極マグネット43の各極の角度は90
度であるのに対してコイル49のそれぞれの扇角度θ1
は70度とし、二個のコイルのなす角度θ2は60度に
配置してある。図4の一番上はロータ54の位置を0度
とし、これを基準に該ロータ54を15度ずつ回転させ
た図を順次その下に示してある。それぞれのロータ回転
角度においてコイル49a、49bに生じる回転力を図
5(a)、(b)に示す。ロー夕54に生じる総合回転
力はこれらの和であり、それを図5(c)に示す。図か
ら明らかなように二個のコイルしか使用しなくても、本
発明によればコイルのマグネット、ブラシに対して好適
に配置する事によって回転起動死点を持たない。すなわ
ちコイル49aとコイル49bとが互いに起動死点を補
完している。
【0017】本発明では、マグネットが4極でその各極
の扇角度が90度の場合は、コイルの扇角度をそれより
10度から25度少ない角度、即ち65度〜80度とす
る。二個のコイルの間隔は55度〜65度となす。もし
マグネットに6極のものを使用した場合はN.Sの各極
の扇角度は60度となるので、それに使用される二個コ
イルの扇角度はそれより度少ない角度、即ち45度〜6
0度が最適である。この場合の二個のコイルの間隔は3
5度〜45度となる。
【0018】図6は本発明の別の実施例を示し、隣接す
る2つのコイル49a、49bの間のスペース51に偏
心重量すなわち比重の重い材料例えば鉛の錘60を合成
樹脂のロータ54に埋込んで取付けた例である。この錘
60は接着その他の方法で取付ることができる。その他
の構成は図1と同様であるので、説明は省略する。
【0019】なお、寸法の一例を示すと、ロータ54の
半径は8.5mm、直径3.0mmの錘50はシャフト
47から6.0mmの位置に埋設されている。このよう
にすると偏心力は30ないし40%増加する。
【0020】以上はいずれもマグネット43が4枚の
N.Sを有する場合について説明したが、マグネット4
3が6枚のN.Sを有する場合の平板コンミュテータ5
0が9等分割された場合には請求項2に記載の構成を具
備すればよい。この場合も前記実施例と同様に作動す
る。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、二個の偏
平コイルで起動死点のない偏平コアレス振動モータを得
ることができるので、部品点数や材料が少なく、組立作
業が簡単化し省力化ができる。また偏平コイルの間隔が
広くなるので、大きい偏心重量すなわち錘を取付けるこ
とが可能となり振動力を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した偏平コアレス振動モータを示
す断面図。
【図2】図1に実施されるマグネットの平面図。
【図3】図1の偏平コアレス振動モータに使用したロー
タの平面図。
【図4】図1に示す偏平コアレス振動モータのロータ、
コンミュテータ、マグネット、ブラシの接点の相対位置
を示す模式図。
【図5】図1に示す偏平コアレス振動モータの各コイル
に生じる回転力及びロータに生じる総合回転力と回転角
度との関係を示し、(a)は第1のコイルの回転力を、
(b)は第2の回転力を、そして(c)は総合回転力を
示している。
【図6】本発明による偏平コアレス振動モータに実施す
る別のロータを示す平面図。
【図7】従来の偏平コアレス振動モータを示すロータの
平面図。
【図8】最も基本的な直流モータを説明するための概念
図。
【図9】図8に示す直流モータに生じる回転力と角度と
の関係を示す図。
【図10】2コイルを持つ直流モータを説明するための
概念図。
【図11】図10に示す直流モータに生じる回転力と角
度との関係を示す図。
【図12】従来の3コイルを持つ偏平コアレス振動モー
タのロータ、コンミュテータ、マグネット、ブラシの接
点の相対位置を示す模式図。
【図13】図12に示す3コイルを持つ偏平コアレス振
動モータのうち、真中のコイルを除いた場合のロータ、
コンミュテータ、マグネット、ブラシの接点の相対位置
を示す模式図。
【符号の説明】
40・・・円形平板状のケーシング 41・・・ケース 41a・・・上側部分 41b・・・スカート部 42・・・底部ケース 43・・・マグネット 43a、43c・・・N極 43b、43d・・・S極 43e・・・空部 44・・・ブラシベース 45・・・ブラシターミナル板 46・・・ブラシ 47・・・シャフト 49、49a、49b・・・コイル 50・・・コンミュテータ 51・・・合成樹脂部材 52a、52b・・・軸受 53a、53b・・・スライダ 54・・・ロータ 60・・・錘 a・・・外周部分 b・・・内周部分 c、d・・・半径部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体的に円形平板状のケーシングを備
    え、そのケーシングの中には中心のシャフトに扇形のロ
    ータが回転自在に取付けられ、そのロータには複数の偏
    平コイルが設けられ、さらにそのロータ上には同心状に
    取付けられた6等分割した平板状のコンミュテータが設
    けられ、そのロータに対してN.S極を合計で4つ有す
    るリング状マグネットが前記コンミュテータの外側に位
    置して上記偏平コイルに相対して設けられ、かつ前記コ
    ンミュテータと摺動するブラシが設けられている偏平コ
    アレス振動モータにおいて、前記ロータには2個の偏平
    コイルが設けられ、それらの偏平コイルは全体的に扇形
    状でロータの外周に位置する外周部分と、ロータの内側
    に位置する内周部分と、それらの外周部分および内周部
    分を結ぶ両側の半径部分とで構成され、それらの偏平コ
    イルの半径部分はロータの中心を通る直線上に位置し、
    かつ両側の半径部分の成す角度は65度ないし80度で
    あり、また互いの偏平コイルの半径部分の成す角度は5
    5度ないし65度であることを特徴とする偏平コアレス
    振動モータ。
  2. 【請求項2】 全体的に円形平板状のケーシングを備
    え、そのケーシングの中には中心のシャフトに扇形のロ
    ータが回転自在に取付けられ、そのロータには複数の偏
    平コイルが設けられ、さらにそのロータ上には同心状に
    取付けられた9等分割した平板状のコンミュテータが設
    けられ、そのロータに対してN.S極を合計で6つ有す
    るリング状マグネットが前記コンミュテータの外側に位
    置して設けられ、かつ前記コンミシュテータと摺動する
    ブラシが設けられている偏平コアレス振動モータにおい
    て、前記ロータには2個の偏平コイルが設けられ、それ
    らの偏平コイルは全体的に扇形状でロータの外周に位置
    する外周部分と、ロータの内側に位置する内周部分と、
    それらの外周部分と内周部分とを結ぶ両側の半径部分と
    で構成され、それらの偏平コイルの半径部分はロータの
    中心を通る直線上に位置し、かつ両側の半径部分の成す
    角度は45度ないし60度であり、互いの偏平コイルの
    半径部分の成す角度は35度ないし45度であることを
    特徴とする偏平コアレス振動モータ。
  3. 【請求項3】 2個の偏平コイルの中間に比重の重い錘
    を取付けた請求項1又は請求項2に記載の偏平コアアレ
    ス振動モータ。
JP33658496A 1996-12-17 1996-12-17 偏平コアレス振動モータ Pending JPH10174361A (ja)

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