JP3675306B2 - 4ロール圧延方法及び圧延設備 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、断面四角形状の線棒材を圧延する方法に関し、特に、縦横比(アスペクト比)が1.3未満の線棒材の圧延に好適な圧延方法及び圧延設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の圧延方法としては、粗圧延機列及び中間圧延機列で圧延された被圧延材を、例えば図7に示すように、2ロール圧延機a,bからなる仕上圧延機列で圧延する方法が知られている。即ち、まず、図7(a)に示すように、断面半楕円形状のカリバー付ロールcを備えた2ロール圧延機aによって断面楕円形状に圧延し、次いで、図7(b)に示すように、コーナーR(A)及びコーナーR(B)を有する断面略V字状のカリバー付ロールdを備えた2ロール圧延機bによって断面四角形状に圧延して断面四角形状の線棒材を得るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の圧延方法においては、二台の2ロール圧延機a,bによる圧延によって得られた断面四角形状の線棒材の平行度(断面四角形の互いに向かい合う2つの辺の平行度)、直角度(断面四角形の隣り合う辺を延長して形成される交叉角の直角度)及びコーナーRの寸法精度(断面四角形4隅コーナー部の曲率半径の寸法精度)が低く、後のダイス引き抜き工程でみがき鋼線を得る際に4隅コーナー部がピン角(90度)となる高寸法精度に加工することが難しいという不都合がある。
【0004】
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、断面四角形状の線棒材の平行度、直角度及びコーナーRの寸法精度を高めることができ、これにより、後のダイス引き抜き工程で高寸法精度のみがき鋼線を得ることができるようにした4ロール圧延方法及び圧延設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る4ロール圧延方法は、圧延方向に複数台配置された4ロール圧延機によって線棒材を断面四角形状に仕上圧延する方法であって、フラットロールを備えた4ロール圧延機によって断面四角形状の4辺を圧延する工程と、断面四角形状の4隅のコーナーRに対応するカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機によって前記4隅のコーナーRを圧延する工程とを備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る圧延設備は、粗圧延機列、中間圧延機列及び仕上圧延機列がこの順に配置されて線棒材を断面四角形状に圧延する圧延設備において、前記仕上圧延機列は、断面四角形状の4辺を圧延するフラットロールを備えた4ロール圧延機と、断面四角形状の4隅のコーナーRを圧延するカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例である圧延方法を説明するための説明的概略平面図、図2はフラットロールを備えた4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図、図3はカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図、図4及び図5は本発明の他の実施の形態を説明するための説明図、図6は従来例と本発明例におけるコーナーRの寸法精度分布を示すグラフ図である。
【0008】
図1において符号Aは加熱炉、Bは粗圧延機列、Cは中間圧延機列であり、粗圧延機列B及び中間圧延機列Cは共に棒鋼1の進行方向(圧延方向)に沿って交互に圧下方向を直交させた状態で配設された複数の2ロール圧延機2によって構成されている。
中間圧延機列Cの下流側には中間圧延機列Cを通過した後の棒鋼1を縦横比(アスペクト比)が例えば1.3未満の断面四角形状に圧延するための仕上圧延機列Dが配置されており、該仕上圧延機列Dは、圧延方向に沿って配置された二台の4ロール圧延機3,4を備えている。二台の4ロール圧延機3,4の内で上流側に配置された4ロール圧延機3は水平ロール対3a,3a及び垂直ロール対3b,3bを備えており、各ロール面はフラット面とされている。一方、下流側に配置された4ロール圧延機4の二組のロール対4a,4a,4b,4bは4ロール圧延機3の二組のロール対3a,3a,3b,3bに対して45°位相をずらして配置されており、また、各ロール面には断面四角形状の4隅のコーナーRに対応するカリバー5が形成されている。
【0009】
そして、加熱炉Aから出た棒鋼1を粗圧延機列B及び中間圧延機列Cによって断面略円形又は断面略四角形状に圧延し、次いで、尾端が中間圧延機列Cを通過した後の棒鋼1を、図2に示すように、仕上圧延機列Dの上流側の4ロール圧延機3の二組のフラットロール対3a,3a,3b,3bによって断面四角形状の4辺を圧延し、次いで、図3に示すように、下流側の4ロール圧延機4の二組のカリバー付ロール対4a,4a,4b,4bによって断面四角形状の4隅のコーナーRを圧延し、これにより、棒鋼1を例えばアスペクト比が1.3未満の断面四角形状に圧延する。
【0010】
このようにこの実施の形態では、一方の4ロール圧延機3の二組のフラットロール対3a,3a,3b,3bによって断面四角形状の4辺を拘束した状態で圧延すると共に、他方の4ロール圧延機4の二組のカリバー付ロール対4a,4a,4b,4bによって断面四角形状の4隅のコーナーRを拘束した状態で圧延しているため、平行度、直角度及びコーナーRの寸法精度の高い断面四角形状の線棒材を得ることができ、この結果、後のダイス引き抜き工程で4隅コーナー部がピン角(90度)となる高寸法精度のみがき鋼線を得ることができる。
【0011】
なお、上記実施の形態では、フラットロール面を備えた4ロール圧延機3を上流側に配置した場合を例に採ったが、必ずしもこのような配置にする必要はなく、カリバー付ロール面を備えた4ロール圧延機4を上流側に配置し、フラットロール面を備えた4ロール圧延機3を下流側に配置するようにしても、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0012】
この場合、尾端が中間圧延機列Cを通過した後の棒鋼1を、図4に示すように、上流側の4ロール圧延機4の二組のカリバー付ロール対4a,4a,4b,4bによって断面四角形状の4隅のコーナーRを圧延し、次いで、下流側の4ロール圧延機3の二組のフラットロール対3a,3a,3b,3bによって断面四角形状の4辺を圧延し、これにより、棒鋼1を例えばアスペクト比が1.3未満の断面四角形状に圧延する。
【0013】
なお、上記実施の形態では、仕上圧延機列Dが二台の4ロール圧延機で構成される場合について説明したが、二台に限る必要はなく、例えば4ロール圧延機を三台配置し、前段の二台をフラットロールを備えた4ロール圧延機とし、後段の一台をカリバー付きロールを備えた4ロール圧延機とすることができる。
【0014】
【実施例】
図7に示す二台の2ロール圧延機a,bを用いて断面四角形状の線棒材を圧延した場合(従来例)と、図2及び図3に示す二台の4ロール圧延機3,4を用いて断面四角形状の線棒材を圧延した場合(本発明例)とで、それぞれ4隅のコーナーRの寸法精度分布を整理した結果を図6に示す。なお、材料及び断面寸法等の圧延条件は使用する圧延機以外は同一条件とし、また、圧延回数は従来例及び本発明例ともにN=23とした。更に、従来例では、図7を参照して、カリバーに拘束されたコーナーRを(A)、カリバーで拘束されないコーナーRを(B)とした。図6から明らかなように、従来例ではコーナーRが1.8〜3.4mmの範囲で寸法精度にばらつきがあり、特にカリバーで拘束されないコーナーR(B)の寸法精度にばらつきが多いのが判る。これに対して、本発明例では、四隅共にコーナーRが2.2〜2.6mmの範囲でばらつきが少なく、しかも、コーナーRが2.4mmに殆ど集中して高寸法精度の圧延ができることが判る。
【0015】
なお、従来法によれば、平行度や直角度の厳しい基準を満足しない寸法不良が0.5%程度発生していたが、本実施例では、不良品の発生率を0.1%程度に抑制できた。
【0016】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明によれば、断面四角形状の線棒材の平行度、直角度及びコーナーRの寸法精度を高めることができるので、後のダイス引き抜き工程で高寸法精度のみがき鋼線を得ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である圧延方法を説明するための説明的概略平面図である。
【図2】2ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図である。
【図3】4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図である。
【図4】2ロール圧延機による圧延工程の変形例を説明するための説明図である。
【図5】4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図である。
【図6】従来例と本発明例におけるコーナーRの寸法の精度分布を示すグラフ図である。
【図7】従来の圧延方法の説明図であって、二台の2ロール圧延機によって断面四角形状の線棒材を圧延する方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…棒鋼(線棒材)
3…4ロール圧延機
3a…フラットロール
3b…フラットロール
4…4ロール圧延機
4a…カリバー付ロール
4b…カリバー付ロール
5…カリバー
【発明の属する技術分野】
本発明は、断面四角形状の線棒材を圧延する方法に関し、特に、縦横比(アスペクト比)が1.3未満の線棒材の圧延に好適な圧延方法及び圧延設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の圧延方法としては、粗圧延機列及び中間圧延機列で圧延された被圧延材を、例えば図7に示すように、2ロール圧延機a,bからなる仕上圧延機列で圧延する方法が知られている。即ち、まず、図7(a)に示すように、断面半楕円形状のカリバー付ロールcを備えた2ロール圧延機aによって断面楕円形状に圧延し、次いで、図7(b)に示すように、コーナーR(A)及びコーナーR(B)を有する断面略V字状のカリバー付ロールdを備えた2ロール圧延機bによって断面四角形状に圧延して断面四角形状の線棒材を得るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の圧延方法においては、二台の2ロール圧延機a,bによる圧延によって得られた断面四角形状の線棒材の平行度(断面四角形の互いに向かい合う2つの辺の平行度)、直角度(断面四角形の隣り合う辺を延長して形成される交叉角の直角度)及びコーナーRの寸法精度(断面四角形4隅コーナー部の曲率半径の寸法精度)が低く、後のダイス引き抜き工程でみがき鋼線を得る際に4隅コーナー部がピン角(90度)となる高寸法精度に加工することが難しいという不都合がある。
【0004】
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、断面四角形状の線棒材の平行度、直角度及びコーナーRの寸法精度を高めることができ、これにより、後のダイス引き抜き工程で高寸法精度のみがき鋼線を得ることができるようにした4ロール圧延方法及び圧延設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る4ロール圧延方法は、圧延方向に複数台配置された4ロール圧延機によって線棒材を断面四角形状に仕上圧延する方法であって、フラットロールを備えた4ロール圧延機によって断面四角形状の4辺を圧延する工程と、断面四角形状の4隅のコーナーRに対応するカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機によって前記4隅のコーナーRを圧延する工程とを備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る圧延設備は、粗圧延機列、中間圧延機列及び仕上圧延機列がこの順に配置されて線棒材を断面四角形状に圧延する圧延設備において、前記仕上圧延機列は、断面四角形状の4辺を圧延するフラットロールを備えた4ロール圧延機と、断面四角形状の4隅のコーナーRを圧延するカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例である圧延方法を説明するための説明的概略平面図、図2はフラットロールを備えた4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図、図3はカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図、図4及び図5は本発明の他の実施の形態を説明するための説明図、図6は従来例と本発明例におけるコーナーRの寸法精度分布を示すグラフ図である。
【0008】
図1において符号Aは加熱炉、Bは粗圧延機列、Cは中間圧延機列であり、粗圧延機列B及び中間圧延機列Cは共に棒鋼1の進行方向(圧延方向)に沿って交互に圧下方向を直交させた状態で配設された複数の2ロール圧延機2によって構成されている。
中間圧延機列Cの下流側には中間圧延機列Cを通過した後の棒鋼1を縦横比(アスペクト比)が例えば1.3未満の断面四角形状に圧延するための仕上圧延機列Dが配置されており、該仕上圧延機列Dは、圧延方向に沿って配置された二台の4ロール圧延機3,4を備えている。二台の4ロール圧延機3,4の内で上流側に配置された4ロール圧延機3は水平ロール対3a,3a及び垂直ロール対3b,3bを備えており、各ロール面はフラット面とされている。一方、下流側に配置された4ロール圧延機4の二組のロール対4a,4a,4b,4bは4ロール圧延機3の二組のロール対3a,3a,3b,3bに対して45°位相をずらして配置されており、また、各ロール面には断面四角形状の4隅のコーナーRに対応するカリバー5が形成されている。
【0009】
そして、加熱炉Aから出た棒鋼1を粗圧延機列B及び中間圧延機列Cによって断面略円形又は断面略四角形状に圧延し、次いで、尾端が中間圧延機列Cを通過した後の棒鋼1を、図2に示すように、仕上圧延機列Dの上流側の4ロール圧延機3の二組のフラットロール対3a,3a,3b,3bによって断面四角形状の4辺を圧延し、次いで、図3に示すように、下流側の4ロール圧延機4の二組のカリバー付ロール対4a,4a,4b,4bによって断面四角形状の4隅のコーナーRを圧延し、これにより、棒鋼1を例えばアスペクト比が1.3未満の断面四角形状に圧延する。
【0010】
このようにこの実施の形態では、一方の4ロール圧延機3の二組のフラットロール対3a,3a,3b,3bによって断面四角形状の4辺を拘束した状態で圧延すると共に、他方の4ロール圧延機4の二組のカリバー付ロール対4a,4a,4b,4bによって断面四角形状の4隅のコーナーRを拘束した状態で圧延しているため、平行度、直角度及びコーナーRの寸法精度の高い断面四角形状の線棒材を得ることができ、この結果、後のダイス引き抜き工程で4隅コーナー部がピン角(90度)となる高寸法精度のみがき鋼線を得ることができる。
【0011】
なお、上記実施の形態では、フラットロール面を備えた4ロール圧延機3を上流側に配置した場合を例に採ったが、必ずしもこのような配置にする必要はなく、カリバー付ロール面を備えた4ロール圧延機4を上流側に配置し、フラットロール面を備えた4ロール圧延機3を下流側に配置するようにしても、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0012】
この場合、尾端が中間圧延機列Cを通過した後の棒鋼1を、図4に示すように、上流側の4ロール圧延機4の二組のカリバー付ロール対4a,4a,4b,4bによって断面四角形状の4隅のコーナーRを圧延し、次いで、下流側の4ロール圧延機3の二組のフラットロール対3a,3a,3b,3bによって断面四角形状の4辺を圧延し、これにより、棒鋼1を例えばアスペクト比が1.3未満の断面四角形状に圧延する。
【0013】
なお、上記実施の形態では、仕上圧延機列Dが二台の4ロール圧延機で構成される場合について説明したが、二台に限る必要はなく、例えば4ロール圧延機を三台配置し、前段の二台をフラットロールを備えた4ロール圧延機とし、後段の一台をカリバー付きロールを備えた4ロール圧延機とすることができる。
【0014】
【実施例】
図7に示す二台の2ロール圧延機a,bを用いて断面四角形状の線棒材を圧延した場合(従来例)と、図2及び図3に示す二台の4ロール圧延機3,4を用いて断面四角形状の線棒材を圧延した場合(本発明例)とで、それぞれ4隅のコーナーRの寸法精度分布を整理した結果を図6に示す。なお、材料及び断面寸法等の圧延条件は使用する圧延機以外は同一条件とし、また、圧延回数は従来例及び本発明例ともにN=23とした。更に、従来例では、図7を参照して、カリバーに拘束されたコーナーRを(A)、カリバーで拘束されないコーナーRを(B)とした。図6から明らかなように、従来例ではコーナーRが1.8〜3.4mmの範囲で寸法精度にばらつきがあり、特にカリバーで拘束されないコーナーR(B)の寸法精度にばらつきが多いのが判る。これに対して、本発明例では、四隅共にコーナーRが2.2〜2.6mmの範囲でばらつきが少なく、しかも、コーナーRが2.4mmに殆ど集中して高寸法精度の圧延ができることが判る。
【0015】
なお、従来法によれば、平行度や直角度の厳しい基準を満足しない寸法不良が0.5%程度発生していたが、本実施例では、不良品の発生率を0.1%程度に抑制できた。
【0016】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明によれば、断面四角形状の線棒材の平行度、直角度及びコーナーRの寸法精度を高めることができるので、後のダイス引き抜き工程で高寸法精度のみがき鋼線を得ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である圧延方法を説明するための説明的概略平面図である。
【図2】2ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図である。
【図3】4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図である。
【図4】2ロール圧延機による圧延工程の変形例を説明するための説明図である。
【図5】4ロール圧延機による圧延工程を説明するための説明図である。
【図6】従来例と本発明例におけるコーナーRの寸法の精度分布を示すグラフ図である。
【図7】従来の圧延方法の説明図であって、二台の2ロール圧延機によって断面四角形状の線棒材を圧延する方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…棒鋼(線棒材)
3…4ロール圧延機
3a…フラットロール
3b…フラットロール
4…4ロール圧延機
4a…カリバー付ロール
4b…カリバー付ロール
5…カリバー
Claims (2)
- 圧延方向に複数台配置された4ロール圧延機によって線棒材を断面四角形状に仕上圧延する方法であって、フラットロールを備えた4ロール圧延機によって断面四角形状の4辺を圧延する工程と、断面四角形状の4隅のコーナーRに対応するカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機によって前記4隅のコーナーRを圧延する工程とを備えたことを特徴とする4ロール圧延方法。
- 粗圧延機列、中間圧延機列及び仕上圧延機列がこの順に配置されて線棒材を断面四角形状に圧延する圧延設備において、前記仕上圧延機列は、断面四角形状の4辺を圧延するフラットロールを備えた4ロール圧延機と、断面四角形状の4隅のコーナーRを圧延するカリバー付ロールを備えた4ロール圧延機とを備えたことを特徴とする圧延設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176222A JP3675306B2 (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 4ロール圧延方法及び圧延設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176222A JP3675306B2 (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 4ロール圧延方法及び圧延設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001353501A JP2001353501A (ja) | 2001-12-25 |
JP3675306B2 true JP3675306B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=18677964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000176222A Expired - Fee Related JP3675306B2 (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 4ロール圧延方法及び圧延設備 |
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JP (1) | JP3675306B2 (ja) |
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2000
- 2000-06-13 JP JP2000176222A patent/JP3675306B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001353501A (ja) | 2001-12-25 |
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