JP3674222B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像形成装置に関するものであり、特に、画像データ出力の際に画像を一旦ページメモリに展開する構成を持つデジタルコピー機等の画像形成装置のメモリ制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、メモリ付デジタルコピー機においては、読取った画像に網かけ処理を施し、別の読取った画像と合成するような編集動作が行なわれるようになってきている。
【0003】
たとえば、米国特許5146554号には、キャラクタジェネレータにより展開されたデータに濃淡をつける技術が開示されている。また、特開平4−26273号公報には、原稿に網かけ処理を行なう装置において、スキャナで読取った網かけパターンを登録できる技術が開示されている。
【0004】
さらに、特開平4−10960号公報には、プリンタにおいて印字文字にのみ網かけを行なう技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数の画像に網かけ処理を施し合成して出力しようとする場合には、別々の領域で展開した画像に網かけ処理を施し、網かけ処理の完了したそれぞれの画像を重ね合わせるような処理が必要となる。具体的には、出力用のページメモリに1つ目の画像を展開して網かけ処理を行ない、2つ目以降の画像は別の網かけ処理用の領域に展開して網かけ処理を行ない、出力用のページメモリに重ね合わせるという処理が必要となる。その結果、この網かけ処理用の領域分だけメモリが余分に必要となり、コストが上がってしまうという問題があった。
【0006】
また、複数の画像に異なる濃度の網かけ処理を施して合成しようとする場合にも、上記と同様別々の領域で展開した画像に網かけ処理を施し、網かけ処理の完了した画像を重ね合わせることが必要となる。その結果、同様に網かけ処理用の領域分だけメモリが余分に必要となり、コストが上がってしまうという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、上述の問題点を解決し、複数の画像に網かけ処理を施して合成する機能を付加する場合でも、コストを上げることなくその機能を達成できる画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明による画像形成装置は、入力された画像を圧縮する圧縮手段と、圧縮手段により圧縮された画像を記憶する圧縮画像メモリと、網かけパターンを記憶するための網かけパターン記憶手段と、圧縮画像メモリに置かれた画像を伸張する伸張手段と、伸張手段により伸張された画像を展開するページメモリと、ページメモリ上の画像を出力するプリント手段とを備え、圧縮画像メモリに記憶された複数の画像に網かけ処理を行ないページメモリ上で合成して出力する際に、第1の画像と網かけパターンとの論理積により第1の網かけ処理を行なうと共に、網かけ処理された第1の画像に第2の画像を合成して得られる画像と網かけパターンとの論理積により第2の網かけ処理を行ない、第1、第2の網かけ処理に対するそれぞれの網かけのパターンがページメモリ上で重なるように展開することを特徴としている。
【0009】
この発明によれば、メモリに蓄積した画像をページメモリに展開して出力する構成において、蓄積した複数の画像に網かけ処理を施し合成して出力する際に、網かけされたそれぞれの画像の網かけパターンが重なり合うようにページメモリ上に展開する。そのため、ページメモリ内の同一領域での画像の展開が可能となり、網かけ画像を重ね合わせる際に別の領域で網かけ画像を展開する必要がない分だけページメモリを小さくすることができる。
【0010】
また、この発明による画像形成装置は、入力された画像を圧縮する圧縮手段と、圧縮手段により圧縮された画像を記憶する圧縮画像メモリと、第1の濃度に対応する第1の網かけパターンと第1の濃度よりも濃い第2の濃度に対応する第2の網かけパターンとを記憶するための網かけパターン記憶手段と、圧縮画像メモリに置かれた画像を伸張する伸張手段と、伸張手段により伸張された画像を展開するページメモリと、ページメモリ上の画像を出力するプリント手段とを備え、第2の網かけパターンと第1の網かけパターンとの論理和が第2の網かけパターンと一致するように構成され、圧縮画像メモリに記憶された複数の画像にそれぞれ濃度の異なる網かけ処理を行ないページメモリ上で合成して出力する際に、第1の画像と第1の網かけパターンとの論理積により第1の網かけ処理を行なうと共に、網かけ処理された第1の画像に第2の画像を合成して得られる画像と第2の網かけパターンとの論理積により第2の網かけ処理を行なって、ページメモリ上に画像を展開することを特徴としている。
【0011】
この発明によれば、メモリに蓄積した画像をページメモリに展開して出力する構成において、蓄積した複数の濃度の異なる画像に網かけ処理を施し合成して出力する際に、網かけされたそれぞれの画像の網かけパターンが重なり合うようにページメモリ上に展開し、さらに濃度の薄い網かけパターンが濃度の濃い網かけパターンに含まれるように展開する。そのため、ページメモリ内の同一領域で画像の展開が可能となり、網かけ画像を重ね合わせる際に別の領域で網かけ画像を展開する必要がない分だけページメモリを小さくすることができる。
【0012】
その結果、この発明によれば、メモリ容量を増加させることなく、蓄積した複数の画像に網かけ処理を施し合成して印字する処理を達成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、デジタルコピー機の一例の概略構成を示すブロック図である。
【0014】
図1を参照して、このデジタルコピー機1は、大きく原稿から画像を読取るイメージリーダ部11と、読取った画像を複数枚記憶する画像メモリ部12と、読取った画像をプリントするプリンタ部13と、全体を制御する全体制御部(図示せず)とから構成される。
【0015】
イメージリーダ部11は、CCDなどにより原稿から画像データをデジタル形式で読込むことが可能な従来のスキャナであり、原稿を連続的に読込むことが可能なものである。画像メモリ部12は、画像データを記憶するRAMおよび圧縮伸張回路等から構成され、複数の画像をRAMに圧縮して記憶することができる。プリンタ部13は、電子写真方式で画像を用紙上に形成する従来のプリンタである。
【0016】
イメージリーダ部11と画像メモリ部12とプリンタ部13とは、制御信号線aと、画像バスA、Bによって結線されている。制御信号線aは、原稿の給紙、読込、用紙の給紙、およびプリント動作のタイミングをとるための信号線であり、動作のスタートを指示するコマンドや、現在の状態を示すステータスをやり取りする。また、画像バスAは、イメージリーダ部11から読込んだ画像を画像メモリ部12に転送する経路であり、画像バスBは、画像メモリ部12内の画像をプリンタ部13へ転送する経路である。
【0017】
コピー動作を行なう場合には、まず、制御信号線aにより、イメージリーダ部11に原稿読込指示が送られる。イメージリーダ部11は、読込んだ画像を画像バスAを通じて、画像メモリ部12へ転送する。画像メモリ部12で記憶された画像は、画像バスBを通じてプリンタ部13へ送られる。プリンタ部13では、画像メモリ部12からの制御信号線aの指示により、画像信号と同期をとりながら用紙上に画像を形成する。
【0018】
このデジタルコピー機1は、画像メモリ部12に複数画像を蓄えることが可能な構成になっているので、イメージリーダ部11で読込んだ画像を画像メモリ部12に記憶しておき、同一画像を何度もプリンタ部13に送ることにより、同じ原稿を何度もプリントしたり、プリントの順番を入れ替えたりすることができる。
【0019】
図2は、図1に示す画像メモリ部12の内部構成を示すブロック図である。
図2を参照して、画像メモリ部12は、ROM24内に格納されたプログラムの手順に従い、CPU21が制御を実行する。
【0020】
また、イメージリーダ部11とプリンタ部13と通信ドライバ23とにより、制御信号線aで通信を行なっている。
【0021】
さらに、CPU21と、タイマ22と、通信ドライバ23と、ROM24と、システムRAM25と、画像RAM26と、DMAC(ダイナミックメモリアクセスコントロール)27とは、システムバスCにより結線されている。
【0022】
画像バスA、Bは画像RAM26と繋がり、画像がここに記憶される。画像の転送制御は、数チャンネルの転送が可能なDMAC27によって行なわれる。また、画像バスA、Bには圧縮器28、伸張器29が接続され、圧縮伸張動作を行なうことが可能である。
【0023】
この画像RAM26に蓄えられた画像についての情報は、システムRAM25に記憶されている。また、システムRAM25には、プログラムを動作させるのに必要なパラメータなども記憶されている。
【0024】
また、ROM24には、最小反復単位の複数の網かけパターンが記憶されている。CPU21により記憶した網かけパターンを読出し、画像RAM26に書込むことができる。
【0025】
図3は、図1に示す画像メモリ部12における画像データの流れを示すブロック図である。
【0026】
図3を参照して、図2に示す画像RAM26は、入力画像メモリ261、ページメモリとして作用する出力画像メモリ262、および圧縮画像メモリ263に分かれている。各メモリ間の画像転送は、図2に示すDMAC27により行なわれる。DMAC27に転送アドレス、転送サイズを指定することにより、画像データの転送が行なわれる。また、このDMAC27の転送カウンタを読出すことにより、どの位置まで画像を転送したかを確認することができる。
【0027】
図1に示すイメージリーダ部11から読込んだ画像は、画像バスAを通じて入力画像メモリ261に格納される。前述したように、DMAC27の転送カウンタを読出すことにより、入力画像メモリ261のどのラインまで画像が転送されたかを確認することができる。入力画像メモリ261に蓄えられた画像は、圧縮器28により圧縮され、圧縮画像メモリ263上に転送される。
【0028】
圧縮画像メモリ263に置かれた画像は、伸張器29により伸張され、出力画像メモリ262に転送される。出力画像メモリ262に転送する際には、論理演算を行ない転送することが可能である。
【0029】
出力画像メモリ262に転送された画像は、DMAC27により画像バスBを介してプリンタ部13へ転送され、用紙上にプリントされる。このとき、DMAC27の転送カウンタを確認することにより、画像が出力画像メモリ262上のどこまで転送されたかがわかる。
【0030】
上記経路を利用して、原稿のコピー処理が行なわれる。
イメージリーダ部11から読込まれた画像は、入力画像メモリ261に置かれ、画像が1ページ読込まれた段階で、圧縮器28を使い画像を圧縮し、圧縮画像メモリ263に圧縮画像が転送される。この圧縮されたデータを、伸張器29を通して出力画像メモリ262に転送することにより、元の画像を復元することができる。この画像を画像バスBを通じプリンタ部13に送ることにより、読込んだ画像がプリントできる。
【0031】
また、出力画像メモリ262に転送された画像上に、ROM24内に記憶した網かけパターンを論理演算(論理積)して重ね合わせることにより、画像に網かけ処理を施すことが可能となる。
【0032】
ここで、圧縮画像メモリ263には複数枚の画像データを保持することができるため、前述の機能を利用して、以下のようにメモリを使用したソートが可能となる。
【0033】
すなわち、まず最初に複数枚の原稿を連続的に読込む。次に、入力画像メモリ261上に画像が読込まれたら圧縮器28により画像を圧縮し、圧縮画像メモリ263上に圧縮画像を保持する。この動作を順次繰返し、圧縮画像メモリ263上に圧縮画像をすべて置く。この処理が終了したら、連続的に1ページ目からnページ目まで伸張器29により画像を伸張し、出力画像メモリ262に画像を送り、プリンタ部13へ転送する。この伸張と出力を必要回繰返すことにより、ドキュメント単位に画像を並べて出力することができ、いわゆる機械で行なっていたソートをメモリによって行なうことができる。
【0034】
また、圧縮画像メモリ263上の画像を出力画像メモリに転送する際には、論理演算をすることができるので、圧縮画像メモリ上の画像を合成することが可能となる。
【0035】
圧縮画像メモリ263には、複数の画像を置くことが可能であるため、これらの画像を管理する管理テーブル(圧縮画像管理テーブル)をシステムRAM25内に作成している。
【0036】
テーブルには、画像単位情報を記憶しているが、画像単位情報には、圧縮前の画像のサイズ、圧縮画像が圧縮画像メモリのどこに記憶されているのかを示すポインタ、圧縮サイズ、圧縮時間、一連の原稿の何枚目の原稿であるかの情報などが記憶されている。
【0037】
一方、上述したようなメモリに蓄積した画像情報を出力画像メモリに展開して出力するような構成において、蓄積した複数の画像に網かけ処理を施し合成して出力する場合、別々の領域にそれぞれの画像を展開して網かけ処理を行なった後にそれぞれの画像を合成したのでは、出力する画像の2面分の領域が必要となってしまう。
【0038】
そこで、本発明は、メモリに蓄積した複数の画像に網かけ処理を施し合成して出力する場合、網かけされたそれぞれの画像の網かけパターンが重なり合うようにページメモリ上に展開することにより、同じ領域にて展開することを可能にしている。
【0039】
図4〜図7は、本発明による画像形成装置の網かけ処理の動作を説明するための図である。
【0040】
以下、図4〜図7を参照して、本発明による画像形成装置の網かけ処理の動作を説明する。
【0041】
まず、本発明による画像形成装置の網かけ処理の一例として、図4(A)に示す画像Iと図4(B)に示す画像IIとを同じ濃度で網かけ処理して、図4(C)に示す画像IIIと重ね合わせる場合について説明する。なお、画像Iおよび画像IIは、図5(A)に示す網かけパターンαの濃度で網かけ処理をするものとする。
【0042】
図6を参照して、圧縮画像データを伸張する際に上記図4(A)に示す画像Iと図4(B)に示す画像IIとを同じ濃度で網かけ処理して図4(C)に示す画像IIIと重ね合わせるモードであれば、まず圧縮画像メモリ263上の画像Iを伸張器29により伸張し、出力ページメモリ(図示せず)に転送する(図6(A)参照)。次に、ROM24内の網かけパターンを、網かけパターンの最小単位ごとに出力ページメモリ上の画像全面に論理積で論理演算を行ない、重ね合わせながら展開する(図6(B)参照)。次に、圧縮画像メモリ263上の画像IIを伸張器29により伸張し、出力ページメモリに論理和で論理演算を行ない、重ね合わせながら転送する(図6(C)参照)。次に、ROM24内の網かけパターンを、網かけパターンの最小単位ごとに出力ページメモリ上の画像全面に論理積で論理演算を行ない、重ね合わせながら展開する(図6(D)参照)。このとき、網かけパターンがぴったり重なり合うように展開する。次に、圧縮画像メモリ263上の画像IIIを伸張器29により伸張し、出力ページメモリに論理和の論理演算を行ない、重ね合わせながら転送する(図6(E)参照)。このようにして、出力画像メモリ262上へのすべての画像の展開が完了すれば、出力画像メモリ262上の画像をプリンタ部13へ転送する処理を開始する。
【0043】
次に、本発明による画像形成装置の網かけ処理の他の例として、図4(A)に示す画像Iと図4(B)に示す画像IIとを異なる濃度で網かけ処理して図4(C)に示す画像IIIと重ね合わせる場合について説明する。なお、画像Iは図5(A)に示す網かけパターンαで網かけ処理するものとし、画像IIは図5(B)に示す網かけパターンβで網かけ処理するものとする。
【0044】
図7を参照して、圧縮画像データを伸張する際に上記図4(A)に示す画像Iと図4(B)に示す画像IIとを異なる濃度で網かけ処理して図4(C)に示す画像IIIと重ね合わせるモードであれば、まず、網かけ処理する画像の薄い方の画像Iを圧縮画像メモリ263上から伸張器29により伸張し、出力ページメモリに転送する(図7(A)参照)。次に、ROM24内の第1の画像の網かけの濃度に対応した網かけパターンを網かけパターンの最小単位ごとに出力ページメモリ上の画像全面に論理積で論理演算を行ない、重ね合わせながら展開する(図7(B)参照)。次に、圧縮画像メモリ上の画像IIを伸張器29により伸張し出力ページメモリに転送する(図7(C)参照)。次に、ROM24内の画像IIの網かけの濃度に対応した網かけパターンを網かけパターンの最小単位ごとに出力ページメモリ上の画像全面に論理積で論理演算を行ない、重ね合わせながら展開する(図7(D)参照)。このとき、画像IIの網かけパターンが画像Iの網かけパターンを含んで重なるように展開する。次に、圧縮画像メモリ263上の画像IIIを伸張器29により伸張し、出力ページメモリに論理和の論理演算を行ない、重ね合わせながら転送する(図7(E)参照)。このようにして、出力画像メモリ262上へのすべての画像の展開が完了すれば、出力画像メモリ262上の画像をプリンタ部13へ転送する処理を開始する。
【0045】
以上のように、本願発明によれば、メモリに蓄積した複数の画像に網かけ処理を施し合成して出力する場合でも、網かけされたそれぞれの画像の網かけパターンが重なり合うようにページメモリ上に展開することにより、同じ領域にて展開することが可能となり、メモリ容量を増加させることなく複数の画像を網かけして重ね合わせることが可能となる。
【0046】
次に、図8〜図12を参照して、本発明による画像形成装置のフローについて説明する。
【0047】
図8は、本発明による画像形成装置の画像メモリ部における制御のメインルーチンの一例を示すフローチャートであり、特に、本発明に関係する部分について示したものである。
【0048】
図8を参照して、まず、電源が投入されると、内部のステータスなどの状態の初期化が行なわれ(S310)、コピースタートが指示されたか否かが判別される(S320)。コピースタートが指示されるまでは、待ち状態でループしている。一方、コピースタートが指示されると、原稿読取処理(S330)、圧縮処理(S340)、画像の合成を含む伸張処理(S350)、プリント処理(S360)が順次行なわれる。その後、コピー終了か否かが判別され(S370)、コピー終了までこれらの各処理(S330〜S360)が繰返される。一方、コピーが終了したら、再びコピースタートが指示されたか否かが判別される(S320)。
【0049】
図9は、図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つである原稿読取処理を示すフローチャートである。
【0050】
図9を参照して、まず、原稿読取中であるか否か、すなわち、イメージリーダ部11から画像メモリ部12の入力画像メモリ261への画像転送中か否かが判別される(S410)。
【0051】
原稿読取中である場合には、原稿読取処理は行なわれない。一方、原稿読取中でない場合には、圧縮中であるか否かが判別される(S420)。
【0052】
圧縮中である場合には、原稿読取処理は行なわれない。一方、圧縮中ではない場合には、読取るべき原稿があるか否かが判別される(S430)。
【0053】
読取るべき原稿がない場合には、原稿読取処理は行なわれない。一方、読取るべき原稿がある場合には、原稿読取処理がスタートされる(S440)。原稿読取処理は、具体的には、DMAC27をスタートさせ、イメージリーダ部11へ制御信号線aを介して読取要求を出す処理をいう。なお、読取動作の詳細については、公知技術と同様であるので、その説明は省略する。
【0054】
図10は、図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つである圧縮処理を示すフローチャートである。
【0055】
図10を参照して、まず、圧縮中であるか否かが判別される(S510)。
圧縮中である場合には、圧縮処理は行なわれない。一方、圧縮中でない場合には、圧縮直後の圧縮終了状態であるか否かが判別される(S520)。
【0056】
圧縮直後の圧縮終了状態でない場合には、圧縮すべき画像があるか否かが判別される(S540)。一方、圧縮直後の圧縮終了状態であった場合には、圧縮画像についての圧縮情報を前述の圧縮画像管理テーブルに登録した後(S530)、圧縮すべき画像があるか否かが判別される(S540)。
【0057】
圧縮すべき画像がない場合には、圧縮処理は行なわれない。一方、圧縮すべき画像がある場合には、原稿読取中であるか否かが判別される(S550)。
【0058】
読取中である場合には、圧縮処理は行なわれない。一方、読取中でない場合には、画像の圧縮処理がスタートされる(S560)。ここでの圧縮処理では、圧縮器28を動作させるとともに、入力画像メモリ261の画像を圧縮器28に与え、圧縮画像を圧縮画像メモリ263に転送する。この画像転送は、DMAC27によって行なわれる。なお、読取画像がどの程度入力画像メモリ261に転送されたかは、DMAC27の転送カウンタを読取ることにより確認することができる。
【0059】
図11は、図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つである伸張処理を示すフローチャートである。
【0060】
図11を参照して、まず、伸張もしくはプリント中であるか否かが判別される(S610)。
【0061】
伸張もしくはプリント中である場合には、伸張処理は行なわれない。一方、伸張もしくはプリント中でない場合には、1画像分の伸張終了状態であるか否かが判別される(S620)。
【0062】
伸張終了状態でない場合には、伸張すべき画像があるか否かが判別される(S650)。一方、伸張終了状態である場合には、その画像が網かけ処理されるべき画像であるか否かが判別される(S630)。
【0063】
網かけ処理すべき画像でない場合には、伸張すべき画像があるか否かが判別される(S650)。一方、網かけ処理すべき画像である場合には、網かけ処理が行なわれる(S640)。ここで、すべての伸張処理が終了しているか否かが判別され(S643)、全面伸張されている場合には、伸張処理が完了したことを記憶しておく(S645)。
【0064】
次に、前述の圧縮画像管理テーブルにより伸張すべき画像があるか否かが判別される(S650)。伸張処理すべき画像がない場合には、伸張処理は行なわれない。一方、伸張処理すべき画像がある場合には、伸張処理がスタートされる(S660)。なお、伸張処理は、伸張器29をスタートすることにより行なわれる。また、画像の転送は、DMAC27により行なわれる。さらに、画像合成モードであり伸張すべき画像が複数ある場合には、画像の網かけの濃度の薄いものから伸張処理がスタートされる。
【0065】
図12は、図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つであるプリント処理を示すフローチャートである。
【0066】
図12を参照して、まず、プリント中であるか否かが判別される(S710)。
【0067】
プリント中である場合には、プリント処理は行なわれない。一方、プリント中でない場合には、プリントすべき画像があるか否かが判別される(S720)。
【0068】
プリントすべき画像がない場合には、プリント処理は行なわれない。一方、プリントすべき画像がある場合には、伸張処理が完了したか否かが判別される(S730)。
【0069】
伸張処理が完了していない場合には、プリント処理は行なわれない。一方、伸張処理が完了した場合には、プリント処理がスタートされる(S740)。ここで、プリント処理は、DMAC27をスタートした後、制御信号線aを通じ、給紙、印字処理をプリンタ部13へ要求することにより行なわれる。なお、プリント処理についての詳細は、従来のプリンタの処理と全く同様であるので、その説明は省略する。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記憶された画像を一旦ページメモリに展開してから出力する構成において、記憶した複数の画像に網かけ処理を施し、この網かけを施された画像を複数重ね合わせる際に、それぞれの画像の網かけパターンが重なるように網かけを施すことにより、ページメモリ内の同一領域で画像の展開が可能となる。したがって、網かけ画像を重ね合わせる際に、別の領域で網かけ画像を展開する必要がない分だけページメモリを小さくすることができる。
【0071】
また、濃度の異なる網かけを施した画像を重ね合わせて展開する場合には、薄い濃度の網かけパターンが濃い濃度の網かけパターンに含まれるようなパターンにし、濃度の異なる網かけを施した画像を展開する場合に、薄い濃度のものから展開することにより、上記と同様にページメモリ内の同一領域で画像の展開が可能となる。したがって、上記と同様に網かけ画像を重ね合わせる際に、別の領域で網かけ画像を展開する必要がない分だけページメモリを小さくすることができる。
【0072】
その結果、メモリ容量を増加させることなく、蓄積した複数の画像に網かけ処理を施し合成して印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルコピー機の一例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すデジタルコピー機の画像メモリ部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示すデジタルコピー機の画像メモリ部における画像データの流れを示すブロック図である。
【図4】本発明による画像形成装置の網かけ処理の動作を説明するための図である。
【図5】本発明による画像形成装置の網かけ処理の動作を説明するための図である。
【図6】本発明による画像形成装置の網かけ処理の動作を説明するための図である。
【図7】本発明による画像形成装置の網かけ処理の動作を説明するための図である。
【図8】本発明による画像形成装置の画像メモリ部における制御のメインルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図9】図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つである原稿読取処理を示すフローチャートである。
【図10】図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つである圧縮処理を示すフローチャートである。
【図11】図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つである伸張処理を示すフローチャートである。
【図12】図8に示すメインルーチン中のサブルーチンの1つであるプリント処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルコピー機
11 イメージリーダ部
12 画像メモリ部
13 プリンタ部
21 CPU
22 タイマ
23 通信ドライバ
24 ROM
25 システムRAM
26 画像RAM
27 DMAC
28 圧縮器
29 伸張器
261 入力画像メモリ
262 出力画像メモリ
263 圧縮画像メモリ
A 画像バス
B 画像バス
a 制御信号線
なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

  1. 入力された画像を圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段により圧縮された画像を記憶する圧縮画像メモリと、
    網かけパターンを記憶するための網かけパターン記憶手段と、
    前記圧縮画像メモリに置かれた画像を伸張する伸張手段と、
    前記伸張手段により伸張された画像を展開するページメモリと、
    前記ページメモリ上の画像を出力するプリント手段と、を備え、
    前記圧縮画像メモリに記憶された複数の画像に網かけ処理を行ない前記ページメモリ上で合成して出力する際に、第1の画像と前記網かけパターンとの論理積により第1の網かけ処理を行なうと共に、前記網かけ処理された第1の画像に第2の画像を合成して得られる画像と前記網かけパターンとの論理積により第2の網かけ処理を行ない、前記第1、第2の網かけ処理に対するそれぞれの網かけのパターンが前記ページメモリ上で重なるように展開することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 入力された画像を圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段により圧縮された画像を記憶する圧縮画像メモリと、
    第1の濃度に対応する第1の網かけパターンと前記第1の濃度よりも濃い第2の濃度に対応する第2の網かけパターンとを記憶するための網かけパターン記憶手段と、
    前記圧縮画像メモリに置かれた画像を伸張する伸張手段と、
    前記伸張手段により伸張された画像を展開するページメモリと、
    前記ページメモリ上の画像を出力するプリント手段と、を備え、
    前記第2の網かけパターンと前記第1の網かけパターンとの論理和が前記第2の網かけパターンと一致するように構成され、
    前記圧縮画像メモリに記憶された複数の画像にそれぞれ濃度の異なる網かけ処理を行ない前記ページメモリ上で合成して出力する際に、第1の画像と前記第1の網かけパターンとの論理積により第1の網かけ処理を行なうと共に、前記網かけ処理された第1の画像に第2の画像を合成して得られる画像と前記第2の網かけパターンとの論理積により第2の網かけ処理を行なって、ページメモリ上に画像を展開することを特徴とする、画像形成装置。
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