JPH07236051A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07236051A
JPH07236051A JP6025218A JP2521894A JPH07236051A JP H07236051 A JPH07236051 A JP H07236051A JP 6025218 A JP6025218 A JP 6025218A JP 2521894 A JP2521894 A JP 2521894A JP H07236051 A JPH07236051 A JP H07236051A
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JP6025218A
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Inventor
Yoshiaki Hatano
喜章 波多野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率良くかつ高速に、複数ページにわたる合
成画像を作成しつつ複数部の出力を得ることが可能な画
像処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 まず複数のオリジナルの画像データに対し、
Nページ(N≧2)分を出力画像上で1ページに合成し
てM部(M≧2)出力する旨が設定されると、読み込ま
れた画像データが上記Nの値に応じた縮小率で縮小さ
れ、格納手段内で出力画像として合成される。そして、
ページ単位で出力画像が合成完了するたびに、その画像
データを出力手段にそのまま転送して1部目の出力を行
うとともに、同時並行的に当該合成済みの画像データを
情報量的に圧縮して記憶手段に記憶させていく。このよ
うな処理をすべてのオリジナルの画像データについて繰
り返し行い、1部目の出力を完了するとともに、圧縮し
た合成画像データの記憶を完了する。そして、2部目以
降M部までの出力を行う際は、この圧縮された合成画像
データを記憶手段から順次読み出し、出力画像に相当す
る大きさに伸長させて出力するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オリジナルの画像デー
タの複数ページ分を出力画像上で1ページに合成処理
し、その結果を複数部出力させるための画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やファクシミリ、あるいは
コンピュータにおける出力装置などの画像処理装置に関
しては、付加価値の高い画像処理を自動的に行えるよう
にという要求が強くなってきている。例えば複写機にお
いて、複数ページにわたる画像データ(原稿)を複数部
複写する場合の構成として、従来より、自動原稿循環送
り装置(以下、RDHと記す)を備えたものが知られて
いる。すなわち、複数ページの原稿をRDHにセット
し、当該原稿を複写機本体の原稿読み取り位置に順繰り
に自動給送しながら複写を行い、これを所定部数分だけ
繰り返して複数部の複写を行うものが知られている。し
かしながら、このRDHを用いた複写機では、原稿が複
数回にわたって機械的に循環送りされるため、原稿を傷
めやすい、原稿交換速度が遅いために作業効率が低い、
さらには装置が複雑になる等の問題点がある。
【0003】これに対し、例えば特開平2−81563
号公報では、原稿は1度だけ自動給送してその画像デー
タを電子的に記憶装置に書き込み、この記憶された画像
データを読み出して所定部数の複写を行うことにより、
原稿の機械的な循環送りを不要とする画像処理装置(以
下、電子RDHと記す)が提案されている。このような
電子RDHでは、1部目の画像出力時には、画像読み取
り手段から読み取った画像データをそのまま出力すると
同時に、その画像データを記憶装置に記憶していき、2
部目以降は、当該記憶装置から画像データを順次読み出
して出力するため、原稿の汚損、破損等を防止できるば
かりでなく、複数部の出力が要求される場合に処理速度
を速めて作業効率を高められるという利点がある。
【0004】一方、単にオリジナルの画像データをその
まま出力するのではなく、何らかの合成/編集処理を行
ってその結果を出力させるという要求も高まってきてい
る。例えば、画像処理装置に画像格納装置及び画像記憶
装置を設け、オリジナルの画像データを1/2に縮小し
ながら2枚の画像データを並べて格納領域に格納し、こ
れを出力装置に転送するもの(特開昭61−16908
1号公報)、ファクシミリ装置において、基本原稿を記
憶させておき、この基本原稿と別途読み取った原稿とを
合成した合成原稿データを送信するもの(特開平1−2
20573号公報)、デジタルコピー装置において、2
つの格納部を設け、各々に別の画像データを格納してこ
れを合成した合成画像データを印字させるもの(特開平
2−248267号公報)等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
特開平2−81563号公報で提案されている電子RD
Hでは、出力されるのはオリジナルの画像データそのま
まであり、合成/編集処理された画像データを出力する
ことができないという問題がある。さらに、記憶装置に
記憶させる画像データは情報量的に圧縮されていないた
め、2部目以降の出力時に記憶装置から当該画像データ
を読み出すのに時間がかかるという問題がある。
【0006】また、後者の特開昭61−169081号
公報、特開平1−220573号公報、特開平2−24
8267号公報等で提案されているものは、いずれも、
合成画像が複数ページにわたる場合でかつ当該複数ペー
ジの合成画像を複数部出力する場合のことに対しては何
らの考慮もなされておらず、そのような要求には応えら
れないという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、効率良くかつ高速に、複数ページにわたる合成画像
を作成しつつ複数部の出力を得ることが可能な画像処理
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の画像処
理装置は、画像データ入力手段と、画像データ加工手段
と、格納手段と、画像データ圧縮手段と、記憶手段と、
画像データ伸長手段と、画像データ出力手段と、動作指
定手段と、制御手段とを備える画像処理装置において、
制御手段は、 a)画像データ入力手段から入力されるオリジナルの画
像データを画像データ加工手段によって順次加工しなが
ら格納手段の所定の領域に格納し、これを繰り返して出
力用の画像を合成するための画像合成制御手段と、 b)出力用の画像に関して動作指定手段から指定された
条件もしくは予め設定されている条件を満たすと、合成
するページを更新するための合成ページ更新手段と、 c)画像データ圧縮手段を作動させて、合成済みの画像
データをページ単位で圧縮し、さらに当該圧縮合成画像
データを一旦格納手段に格納した後、記憶手段に転送し
て記憶させるための合成画像データ記憶制御手段と、 d)格納手段において合成完了された合成画像データを
そのまま画像データ出力手段へ転送する第1出力動作モ
ード、または、記憶手段に記憶されている圧縮された合
成画像データを動作指定手段から指定されたページ順あ
るいは予め設定されたページ順で格納手段に順次読み出
し、画像データ伸長手段を介して伸長しながら画像デー
タ出力手段へ転送する第2出力動作モードを切り替えて
実行するための合成画像データ出力制御手段とを備え、
1部目の画像処理時には、第1出力動作モードによっ
て、格納手段において出力ページごとの合成画像データ
が合成完了されるたびにそのまま当該合成画像データを
画像データ出力手段へ転送するとともに、当該合成画像
データをページ単位で圧縮して記憶手段に記憶させてい
き、2部目以降の画像処理時には、第2出力動作モード
によって、記憶手段に記憶された合成画像データを所定
のページ順で格納手段に読み出し、伸長しながら画像デ
ータ出力手段へ転送するように制御することを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】本発明では、まず複数のオリジナルの画像デー
タに対し、Nページ(N≧2)分を出力画像上で1ペー
ジに合成してM部(M≧2)出力する旨が設定される
と、読み込まれた画像データが上記Nの値に応じた縮小
率で縮小され、また必要に応じて回転されて、格納手段
内で出力画像として合成される。そして、ページ単位で
出力画像が合成完了するたびに、その画像データを出力
手段にそのまま転送して1部目の出力を行うとともに、
同時並行的に当該合成済みの画像データを情報量的に圧
縮して記憶手段に記憶させていく。このような処理をす
べてのオリジナルの画像データについて繰り返し行い、
1部目の出力を完了するとともに、圧縮した合成画像デ
ータの記憶を完了する。そして、2部目以降M部までの
出力を行う際は、この圧縮された合成画像データを記憶
手段から順次読み出し、出力画像に相当する大きさに伸
長させて出力するようにしている。
【0010】このため、簡単な操作で、複数ページにわ
たる合成画像を作成しつつ複数部の出力を自動的に得る
ことが可能となる。また、1部目の出力と合成画像デー
タの記憶処理とが並行して行われるとともに、記憶され
る合成画像データが情報量的に圧縮されているため、2
部目以降の出力処理も高速に行われ、全体の効率を高め
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の詳細を、図面に示す一実施例
に基づいて説明する。図1は本発明の画像処理装置の基
本的な一構成例を示すブロック図であり、特許請求の範
囲に記載した構成要件に対応した図である。この図1に
おいて、1は画像データ入力手段、2は画像データ加工
手段、3は格納手段、4は画像データ圧縮手段、5は記
憶手段、6は画像データ伸長手段、7は画像データ出力
手段、8は動作指定手段、9は制御手段である。さら
に、10は画像合成制御手段、11は合成ページ更新手
段、12は合成画像データ記憶制御手段、13は合成画
像データ出力制御手段、14は合成画像作成領域、15
は圧縮画像格納領域である。なお、同図中、各ブロック
間に描かれた太い矢印は画像データに関する信号の流れ
を、また、細い矢印は制御信号の流れを示している。
【0012】図1において、まず、動作指定手段8によ
り、画像合成モードの種類(出力画像1ページの中にオ
リジナルの画像データを何ページ分合成するか)、及び
出力する部数を設定する。その際、前記画像合成モード
についてはあらかじめ設定されたものの中から選択する
ようにしてもよいし、またページ数を改めて入力するよ
うにしてもよい。さらに、出力するページ順について設
定する必要がある場合にはそれを設定する。すると、制
御手段9はこれらの情報を格納手段管理テーブルに書き
込むとともに、これらの情報に基づいて格納手段3を合
成画像作成領域14と圧縮画像格納領域15とに分割す
る。
【0013】画像データ入力手段1は、例えば複写機や
ファックスのスキャナ、あるいはワークステーションの
入力部である。スキャナの場合には、公知の自動原稿送
り装置を用いて画像読み取り部に複数ページのオリジナ
ルの原稿を自動送りさせて、画像データを読み取らせる
ようにすることができる。また、ワークステーション等
の場合は、複数の画像データを連続して転送できるよう
に指示する。
【0014】格納領域3に合成画像作成領域14が確保
されると、制御手段9の画像合成制御手段10が画像デ
ータの入力を許可し、設定された画像合成モードに応じ
た縮小率で画像データ加工手段2によって入力画像デー
タを縮小し、合成画像作成領域14内の所定の位置に格
納する。なお、この合成画像作成領域14内の所定の位
置は、動作指定手段8によりその都度指定してもよい
し、また画像合成モードに応じて一義的に定まるように
予め内部で設定しておいてもよい。
【0015】図2には、入力画像データを出力画像デー
タに合成する場合の例を示す。図2の(1)は、出力画
像としてオリジナルの入力画像データ2ページ分を1ペ
ージに合成して出力させる場合を示しており、この場合
には、入力画像データは画像データ加工手段2によって
面積比で1/2に縮小され、さらに90゜回転させられ
て、合成画像作成領域内の所定の位置に格納される。ま
た、図2の(2)には出力画像データとして入力画像デ
ータ4ページ分を1ページに合成する場合について示し
ており、この場合には、入力画像データは面積比で1/
4に縮小され、合成画像作成領域内の所定の位置に格納
される。このような場合には、入力画像データは縮小さ
れるのみであり、画像合成時に回転されることはない。
なお、図2に示したものはあくまでも例であり、入力画
像データを出力画像上でどのように配列するか等につい
ては、任意に設定することができる。
【0016】以上の出力用画像の合成処理動作は、合成
画像ページ更新手段11によって監視され、出力画像用
に設定された条件が満足されると、格納手段3上で合成
画像のページ更新が行われる。すなわち、図2の(2)
の例で具体的に説明すれば、入力画像の4ページ目まで
が所定の位置に格納された時点で出力画像の第1ページ
の合成処理が完了したとして、合成画像のページ更新が
行われる。以下、すべての画像データ合成処理が完了す
るまで、この動作が繰り返される。
【0017】出力画像に関してページ単位で画像データ
の合成処理が完了すると、合成画像データ出力手段13
によってその合成画像データがそのまま画像データ出力
手段7に送られて、出力画像の1部目として出力され
る。その際、同時並行的に、合成画像データ記憶制御手
段12によって、合成画像データが記憶手段5に記憶処
理される。この記憶処理動作は次のように行われる。す
なわち、まず合成画像データが出力画像のページ単位で
画像データ圧縮手段4に転送され、情報量的に圧縮され
た後、先に確保された格納手段3内の圧縮画像格納領域
15に格納される。その上で当該圧縮済みの画像データ
を記憶手段5に転送して記憶させる。
【0018】以上のような1部目の出力動作と画像デー
タの圧縮・記憶処理動作とが、出力画像に関してページ
単位で順次実行される。そして、オリジナルの入力画像
データのすべてに対して上記した所定の処理が完了した
ときには、その時点でフルセットの1部目の出力が得ら
れているとともに、記憶手段5内には合成・圧縮された
すべての出力画像データが記憶されていることになる。
【0019】次に2部目の出力動作に移るが、その際の
動作は次のようになる。まず、合成画像データ出力制御
手段13によって記憶手段5に記憶された出力画像デー
タ(圧縮データ)が格納手段3内の圧縮画像格納領域1
5に読み出される。この読み出しの際のページの順番
は、動作指定手段8から指定することができるが、予め
制御手段9内にプログラムとして設定しておいてもよ
い。このようにして圧縮画像格納領域15に読み出され
た出力画像データは、次に画像データ伸長手段6に順次
転送され、本来の出力画像のサイズに伸長される。そし
て、この伸長された出力画像データが画像データ出力手
段7に転送されて出力される。以上の動作が全ページの
出力画像データについて行われて、2部目のフルセット
の出力を完了する。以下、この2部目の出力動作と同様
の動作が最初に設定された出力必要部数分に達するまで
繰り返されて、全体の画像処理・出力動作を完了する。
【0020】なお、1部目の出力時に、画像データ出力
手段7が他の画像出力作業を行っていたりあるいはトラ
ブル等によって出力動作不可能なことを合成画像データ
出力制御手段14が検知した場合には、上述したような
合成画像データ作成完了直後に1部目の出力を行うよう
な処理は実行しない。このような場合には、記憶手段5
への圧縮画像データの記憶処理のみを行っておき、画像
データ出力制御手段7が出力動作可能な状態になった時
点で、上述した2部目以降の出力処理と同様な処理によ
って、1部目から出力を行う。
【0021】また、格納手段3の合成画像生成領域14
については、画像データの圧縮処理を行っている間は次
のページの上書きを禁止し、同じく圧縮画像格納領域1
5は、記憶手段5への書き込みが終了するでは上書きを
禁止するよう、制御手段8に設定しておく。
【0022】以上のように構成することによって、複数
ページにわたる画像合成処理の複数部出力を、操作を繰
り返し行わせることなく容易に実現することができる。
しかも格納手段3を分割し、一方(合成画像作成領域1
4)に合成画像を、他方(圧縮画像格納領域15)に圧
縮画像を格納させているため、画像合成処理と記憶処理
とを並列化することができ、処理を高速化することがで
きるものである。
【0023】次に、図3は、本発明の画像処理装置の一
実施例を示すハードウェアブロック図である。図3にお
いて、31は画像処理装置本体(Electronic Sub-Syste
m :ESS)、32は自動原稿送り装置(ADF)、3
3は画像読取装置(IIT/IPS)、34は画像入力
信号制御手段(IIT−I/F)、35は画像データ回
転器(ROT)、36はIBUSインターフェース、3
7は画像データ圧縮器(COMP)、38は制御回路、
39は4ビット/バイナリーコンバータ、40は外部入
出力制御装置インターフェース、41はページバッファ
(格納手段)、42はディスク(記憶手段)、43は画
像データ伸長器(De−COMP)、44は画像データ
出力装置インターフェース、45は画像データ出力装
置、46は外部入出力装置、47はパーソナルコンピュ
ータ(PC)、48はファクシミリ(FAX)、49は
動作指定装置(UI)、50はIBUSである。
【0024】図3に示す一実施例において、画像処理装
置本体31は次のような構成要素を含んでいる。すなわ
ち、画像読取装置33とのコマンド/ステータス信号及
び画像入力信号を制御する画像入力信号制御手段34、
画像データを回転させてページバッファ41の所定の位
置に格納する画像データ回転器35、画像データを情報
量的に圧縮させる画像データ圧縮器37、画像データを
格納するページバッファ41、ページバッファ41の画
像データを画像データ回転器35もしくは画像データ圧
縮器37で処理させるためのIBUSインターフェース
36、大容量のデータ蓄積用メモリとしてのディスク4
2、圧縮画像データを元の画像データのサイズに復元す
る画像データ伸長器43、画像データ出力装置45との
通信を行う画像データ出力装置インターフェース44、
外部からの画像データ入力もしくは外部への画像データ
出力を実現する外部入出力制御装置46との通信を行う
外部入出力制御装置インターフェース40、及び制御回
路38からなっている。
【0025】まず、画像処理装置本体31の説明に入る
前に、その周辺機器について説明する。画像読取装置3
3は、例えばCCDセンサを用いて原稿を読み取る画像
読取装置であり、読み取り信号のオフセット調整、ゲイ
ン調整を行ってアナログの画像データをデジタルの画像
データに変換し、ギャップ補正、シェーディング補正等
を行う。そして、カラー読み取りの場合にはR(赤)、
G(緑)、B(青)に分解した3原色の画像データを読
み出し、その画像データに対応して例えば等価中性濃度
変換(END)、カラーマスキング、原稿サイズ検出、
カラー変換、下色除去(UCR)及び墨生成、網点除去
及びエッジ強調、色補正制御(TRC)、縮拡処理、編
集処理等の各種処理を行う。この画像読取装置33に取
付けられ、原稿を自動的にフィードするのが原稿自動送
り装置32である。
【0026】画像データ出力装置45は、レーザプリン
タやインクジェット式プリンタ、熱転写式プリンタのよ
うな出力装置である。例えば、レーザプリンタの場合に
は、画像データから生成されたデータに基づきレーザ光
を各画素ごとに制御して、網点により中間調画像を再現
することができる。
【0027】外部入出力制御装置46は、本実施例では
ローカルエリアネットワーク(LAN)インターフェー
スボード及びFAXボードを有し、ネットもしくは回線
を介して他の端末もしくはFAX送信信号などとの間で
画像データを送受信することができるものであり、画像
処理装置本体31の制御とは独立して、独自に制御され
る。この外部入出力制御装置46と画像処理装置本体3
1とは、外部入出力制御装置インターフェース50を介
して、例えばSCSI等により通信する。
【0028】動作指定手段(ユーザ・インターフェー
ス)49は、ディスプレイやコントロールパネル等で構
成され、種々の機能や編集の設定入力、その内容の表示
出力等を行うものである。
【0029】次に、画像処理装置本体31の主要な構成
要素について詳細に説明する。画像データ回転器35
は、画像データを設定された出力様式に応じて縮小し、
かつ回転させながらページバッファ41の所定の位置に
格納するものであり、これを用いて、図2の(1)で説
明したように、複数の画像データを任意の位置に自由に
並べて合成画像を作成することができる。なお、図2の
(2)で説明したような合成画像を作成する場合には画
像データを回転させる必要はないため、当該画像データ
回転器35は、画像データを縮小させるだけで回転させ
ない(回転角0゜の)ような動作モードも備えている。
図1に示した基本的な構成図においては、画像データ加
工手段2がこの画像データ回転器35に対応する。
【0030】画像データ圧縮器37は、画像データを情
報量的に圧縮して出力する圧縮モードと、画像データを
そのまま通過させるスルーモードとを有しており、この
うちの圧縮モードが選択されたとき、例えば適応予測符
号化方式により画像データを圧縮処理する。この適応予
測符号化方式は、例えば画像データを8画素ごとに複数
の予測器で同時に予測し、最も的中率の高かった予測器
を次の8画素の予測に使用するという方式である。この
場合、予測が的中した画素信号を「0」、外れた画像信
号を「1」で置き換える。
【0031】画像データ伸長器43は、画像データを伸
長する伸長モードと、そのまま通過させるスルーモード
とを有しており、伸長モードが選択されたとき、圧縮さ
れた画像データを伸長することによって元のサイズの画
像データに復元するものである。
【0032】なお、画像データ圧縮器37および画像デ
ータ伸長器43におけるスルーモードは、画像データ圧
縮器37による圧縮処理、あるいは画像データ伸長器4
3による伸長処理を行わずに、画像データ圧縮器37に
入力した画像データをそのままページバッファ41に格
納し、あるいは画像データ出力装置45に向けて直接出
力するときに用いられる。このようなスルーモードは、
1部目を出力する際に使用されるものである。
【0033】ページバッファ41は、図1において説明
した本発明の基本的構成における格納手段3に対応する
ものである。すなわち、原稿の数ページ分の画像データ
を合成して格納するとともに、ディスク42への書き込
みデータやディスク42からの読み出しデータを一時的
に格納したり、出力する画像データをディスク42へ書
き込まずに一時的に格納し制御回路38により書き換え
や置き換え等の編集を行って出力するために用いるもの
である。このページバッファ41は、その内部領域を複
数に分割して、分割した領域に対して各々独立にアクセ
ス可能なモードに切り換えることができる。また、ペー
ジバッファ41の最終アドレスと先頭アドレスが連続し
たモードに切り換えることも可能である。
【0034】ディスク42は、図1において説明した本
発明の基本的構成における記憶手段5に対応するもので
ある。すなわち、圧縮処理された大量の画像データを蓄
積する大容量のデータ蓄積用メモリであり、ディスクコ
ントローラ51によってこの画像データの書き込み、読
み出しが制御される。ディスク42は、ディスクコント
ローラ51とともに画像処理装置31の内部に備えても
よいが、画像処理装置本体31の内部にディスクコント
ローラ51のみを備え、外部に付加的メモリとしてディ
スク42を接続するようにしてもよい。図3に示した一
構成例では、後者のものについて描いている。なお、デ
ィスク42に蓄積するデータには、2値/多値の画像デ
ータがある。
【0035】次に、図3に示したハードウェア構成上で
実行されるジョブ動作を、図4乃至図7に基づいて説明
する。まず、図4は本発明の一実施例構成における動作
の流れを説明するためのフローチャートである。
【0036】図4において、まず、動作指定手段49で
画像合成モード、合成画像枚数、出力部数等のジョブパ
ラメータを指定した後、操作者によってスタートボタン
が押下されるか、あるいはパーソナルコンピュータ4
7、ファクシミリ48等から外部入出力制御装置46を
介してパラメータが付加された画像データ入力要求を受
信すると、ジョブが受け付けられ、ジョブ管理領域にパ
ラメータが設定される(S1)。前のジョブが動作中で
も新しいジョブの受付が行えるように、制御回路38に
おけるジョブ管理領域は複数のジョブのジョブパラメー
タを設定できるようになっている。
【0037】ジョブを受け付け、画像処理装置本体31
が動作可能な状態になると、制御回路38はページバッ
ファ41に対して画像データを格納するための領域を確
保しにいく(S2)。このとき、ページバッファ41内
の格納領域は合成画像作成領域と圧縮画像格納領域とに
分割して確保される。
【0038】合成画像作成領域が確保されると、画像読
取装置33あるいは外部入出力制御装置46から画像デ
ータの入力処理が行われる(S3)。
【0039】入力された画像データは、画像データ回転
器35に転送される。そして、画像合成モードの種類も
しくはパラメータに従って縮小/回転させられ、合成画
像領域の所定の位置に繰り返し格納されて、合成画像デ
ータが作成される(S4)。ここで、画像合成モードの
種類とは、例えば図2において説明したようなものであ
る。すなわち、2枚のオリジナルの画像データを出力画
像として1ページの用紙に印字させるよう、画像データ
を1/2に縮小しかつ90゜回転させながら副走査方向
に2枚並べた形で出力させるもの、4枚のオリジナルの
画像データを出力画像として1ページの紙に印刷させる
よう、1/4に縮小しながら主走査方向に2枚分、副走
査方向に2枚分、左上から順に並べた形で用紙に印字さ
せるもの、同様にして8枚のオリジナルの画像データを
1ページに出力するもの等の種類を指す。このようにN
枚のオリジナルの画像データを1ページの用紙に重ね合
わせずに印字出力させる処理を、ここではNアップと呼
ぶ。上述した例に適用すると、2枚/1枚の場合は2ア
ップ、4枚/1枚の場合は4アップ、8枚/1枚の場合
は8アップとなる。このようなNアップ処理が、出力画
像に関してページ単位で行われる。
【0040】出力画像1ページ分の合成画像データ作成
処理が完了すると(S5)、合成画像作成領域の合成画
像データを画像データ出力装置45に転送し、出力が可
能な状態であれば(S6)、当該画像データの出力処理
を起動する(S7)。この場合、画像データは画像デー
タ伸長器43を通過するが、当該画像データ伸長器43
はスルーモードとされている。また、S6において何ら
かの理由により出力処理が行えないことが検知された場
合には、出力処理は行わず、次に説明する画像データの
圧縮処理のみを行う。
【0041】上記出力処理(S6及びS7)と同時並行
して、制御回路38はページバッファ41内に圧縮画像
格納領域を確保しに行く(S8)。そして、当該領域が
確保された後、合成画像作成領域内の合成画像データの
圧縮処理を実行する(S9)。この圧縮処理は、ページ
バッファ41の合成画像作成領域内の合成画像データを
インターフェース36を介して画像データ圧縮器37に
転送し、情報量的に圧縮した後、今度はページバッファ
41の圧縮画像格納領域に格納することによって行われ
る。これらの出力処理(S6及びS7)と画像データ圧
縮処理(S8及びS9)とは、前述したように同時に実
行させることが可能である。
【0042】画像データ圧縮処理が完了すると、制御回
路38はページバッファ41に格納された圧縮画像デー
タをディスク42に転送して書き込みを行う(S1
0)。
【0043】ここで、上記出力処理(S6及びS7)と
画像データ圧縮処理(S8及びS9)とが終了すると、
もはやページバッファ41内の合成画像作成領域の中の
合成画像データは不要となり、当該領域への上書きが可
能になる。また、圧縮画像データのディスク42への転
送処理(S10)が終了してしまうと、ページバッファ
41の圧縮画像格納領域内の圧縮画像データも不要とな
り、上書きが可能となる。これらの状態を制御回路38
で監視し、ページバッファ41に対する格納手段管理テ
ーブルの内容を更新する(S11)。
【0044】以上のようにして1ページ目の出力処理
(S6及びS7)が終了すると、処理を繰り返すかどう
かの判定をオリジナルの画像データ(原稿)の有無によ
って行い、まだ原稿が残っていると判定されると、S2
に戻って上記の処理を繰り返す(S12)。以上の動作
は、すべてのオリジナルの画像データがなくなるまで続
けられ、その結果として、1部目のフルセットの出力処
理が完了するとともに、圧縮された合成画像データがデ
ィスク42にすべて記憶される。
【0045】このようにして、1部目の出力処理が終了
するとともに圧縮された合成画像データがすべてディス
ク42に記憶され終わると、2部目以降の出力処理に移
行する。
【0046】2部目以降の処理では、もはや画像データ
の入力や合成画像作成処理は行われず、もっぱらディス
ク42に記憶された圧縮合成画像データを読み出して出
力処理が行われる。まず、1部目の出力での処理と同様
に、制御回路38がページバッファ41に圧縮された合
成画像データを格納するための領域を確保しにいく(S
13)。
【0047】ページバッファ41内に圧縮画像格納領域
が確保されると、ディスク12から最初の出力ページの
圧縮合成画像データの読み出しが行われる(S14)。
この場合の読み出しの順序は、動作指定手段39からの
指定に基づいてもよいし、あるいはあらかじめ制御回路
38におけるプログラムとして設定しておいてもよい。
【0048】最初のページの圧縮画像データの読み出し
が完了すると、当該圧縮画像データを画像データ伸長器
43に通して元のサイズに伸長させながら画像データ出
力装置45に転送し、出力処理を起動する(S15)。
このとき、ディスク読み出し処理(S14)に関して
は、第1ページの読み出しが終了した時点で、その出力
処理(S15)の終了たずに第2ページの圧縮合成画像
データの読み出し処理のために圧縮画像領域を確保しに
いく(S13)。このように読み出し処理(S13〜S
14)を出力処理(S15)と並行的に行うことによ
り、効率良く出力処理が実行されることになる。
【0049】出力処理(S15)が終了した時点で、当
該出力に使用された圧縮画像データのページバッファ4
1内の格納領域を解放するために、制御回路38内の格
納手段管理テーブルを更新する(S16)。以上の処理
を最終部数目の最終頁に達するまで繰り返し行う(S1
7)ことによって、最終的に必要部数の合成画像出力を
得るようにしている。
【0050】図5は、図3に示した本発明の一実施例構
成における画像データのフローを説明するための図であ
る。すなわち、図3に示した本発明の一実施例は、シス
テム制御部61、入出力処理部62、ページバッファ管
理部63、蓄積処理部64、及び読み出し処理部65に
よって実現されていることを示している。
【0051】システム制御部61は、UI−TASK6
7から操作者の要求を受け取り、図4のフローチャート
で示すS1を実施する。入出力処理部62はジョブを実
際に動作させる部分で、同じく図4のフローチャートに
おいてS2〜S8、S12、S13、S15及びS17
を実施する。ページバッファ管理部64は、ページバッ
ファ41における格納領域の確保要求及び確保完了を管
理する部分で、図4のフローチャートにおけるS11、
S16を実施する。蓄積処理部64は、合成画像データ
の圧縮処理及びディスク42への書き込み処理を行う部
分で、図4のフローチャートに示すS9、S10を実施
する。読み出し処理部65は、ディスク42からの読み
出し処理を行う部分で、図4のフローチャートで示すS
14を実施する。
【0052】図6は、ページバッファ41における領域
確保の様子を模式的に説明するための図である。ページ
バッファ41内では、図6に示すように、合成画像作成
領域14と圧縮画像格納領域15の2つの領域が、その
ときどきの要求に従って選択的に確保される。まず、合
成画像作成処理を行う場合には、図4のフローチャート
のS2に示すように合成画像作成領域が要求されるた
め、ページバッファ41の先頭番地から出力用紙のサイ
ズに対応する分の領域がこの合成画像作成領域14とし
て確保される。そして、前述した画像合成処理の手順に
従い、入力画像データが縮小/回転され、この領域内の
所定の位置に書き込まれる。
【0053】この図6の例では、4アップの場合を例に
とって図示しているが、この場合には、入力画像データ
の4ページ分を順次縮小して当該領域14に格納するこ
とにより、出力1ページ分の画像データが合成される。
この合成された画像データは次に出力処理と圧縮処理と
に回されるが、それらの処理が完了するまでは、次の入
力画像データは当該領域14には上書きされない。出力
処理と圧縮処理とが完了すると、別の4ページ分の入力
画像データがこの領域14に上書きされる形で取り込ま
れ、次の出力画像が合成される。
【0054】一方、圧縮画像格納領域15は、図4のフ
ローチャートに示すS8に示す要求があった時、上記合
成画像作成領域14の次の番地から割り当てられる。圧
縮画像格納領域15の1ページ分のサイズは、データが
圧縮されるために合成画像作成領域14に比べてかなり
小さいものとなるため、空き領域が存在する限り、複数
ページ分を確保することができる。なお、画像データの
合成処理中(図4のフローチャートにおけるS2〜S
7、S12)は、合成画像作成領域14は確保されたま
まの状態となるため、この間、圧縮画像格納領域15は
常に合成画像作成領域14の次の番地から割り当てられ
ることになる。なお、圧縮された画像データがディスク
42に転送されて記憶処理が完了すると、当該圧縮画像
データ用に確保された格納領域は上書きが可能となり、
別の圧縮画像データが格納できるようになる。このよう
に、圧縮画像格納領域は数ページ分を確保しておき、ル
ープ状に順繰りに上書きをしていくように制御される。
【0055】2部目以降の出力が開始されると、もはや
合成画像作成領域14は不要となるので、図4のフロー
チャートにおけるS13の要求時には、圧縮画像格納領
域15はページバッファ41の先頭番地から確保するこ
とが可能となる。したがって、より多くの圧縮画像デー
タをページバッファ41内に読み出すことが可能とな
る。なお、この場合にも読み出された圧縮画像データが
画像データ出力装置45に転送完了してしまうと、当該
圧縮画像データ用に確保された領域に上書きすることが
可能となる。したがって、複数ページ分を確保してルー
プ状に順繰りに上書きをしていくように制御することが
できる。
【0056】図7は、領域管理テーブル66の一具体例
を示す図である。すなわち、ページバッファ41におけ
る格納領域の管理は、図7に示すようなページバッファ
管理部63に備えられた領域管理テーブル66によって
実行される。図4のフローチャートに示す合成画像作成
領域の確保要求(S2)があると、合成画像作成領域要
求キューにキューイングし、同じく圧縮画像格納領域の
確保要求(S8、S13)があると、圧縮領域要求キュ
ーにキューイングする。ページバッファ41の格納領域
が空いていると、領域確保キューにキューイングし直
し、領域確保したことを入出力処理部62に伝える。要
求された領域が確保できない時は確保できるまで入出力
処理部62に何も伝えないため、入出力処理部62は待
機状態を維持することになる。
【0057】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、本発明の思想を逸脱しない限りいろい
ろな変形が可能である。例えば上記の実施例では、オリ
ジナルの画像データの入力を画像読取装置33または外
部入出力制御装置46から行うものについて説明した
が、前のジョブ等で予めディスク42に書き込んでおい
た画像データを用いてもよい。また、例えば4アップす
る場合、入力画像データの3ページ分は画像読取装置3
3または外部入出力制御装置46から新たに読み込み、
1ページ分は予めディスク42等のメモリ部に記憶させ
ておいたものを取り込む、あるいは白紙状態とするなど
の合成処理を行うことも可能である。さらに、記憶装置
5はディスク42に限らず、不揮発性メモリで実現して
もよい。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、1部目の合成画像データを出力処理するのと
並行して当該画像データを圧縮させながら記憶装置に書
き込んでいき、2部目以降の出力処理時には当該圧縮さ
れた合成画像データを記憶装置から読み出してきて、伸
長させながら出力させるようにしたので、複数ページに
わたる画像合成処理の複数部出力を、繰り返し操作させ
ることなく容易に実現することができる。また、データ
圧縮により記憶装置のアクセス時間が減少するため、2
部目以降の出力処理も効率良く、高速に行うことができ
る。さらに、格納手段を分割し、一方に合成画像データ
を、他方に圧縮画像データを格納させるようにしたの
で、処理を並列化することができ、より一層画像処理の
高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の基本的な一構成例を
示すブロック図である。
【図2】 本発明の画像処理装置の一実施例における出
力画像データの合成例を示す図である。
【図3】 本発明の画像処理装置の一実施例を示すハー
ドウェアブロック図である。
【図4】 本発明の画像処理装置の一実施例構成におけ
る動作の流れを説明するためのフローチャートである。
【図5】 本発明の画像処理装置の一実施例構成におけ
る画像データのフローを説明するための図である。
【図6】 本発明の画像処理装置の一実施例構成におけ
るページバッファにおける領域確保の様子を模式的に説
明するための図である。
【図7】 本発明の画像処理装置の一実施例構成におけ
る領域管理テーブルの一具体例を示す図である。
【符号の説明】
1…画像データ入力手段、2…画像データ加工手段、3
…格納手段、4…画像データ圧縮手段、5…記憶手段、
6…画像データ伸長手段、7…画像データ出力手段、8
…動作指定手段、9…制御手段、10…画像合成制御手
段、11…合成ページ更新手段、12…合成画像データ
記憶制御手段、13…合成画像データ出力制御手段、1
4…合成画像作成領域、15…圧縮画像格納領域、31
…画像処理装置本体(Electronic Sub-System :ES
S)、32…自動原稿送り装置(ADF)、33…画像
読取装置(IIT/IPS)、34…画像入力信号制御
手段(IIT−I/F)、35…画像データ回転器(R
OT)、36…IBUSインターフェース、37…画像
データ圧縮器(COMP)、38…制御回路、39…4
ビット/バイナリーコンバータ、40…外部入出力制御
装置インターフェース、41…ページバッファ(格納手
段)、42…ディスク(記憶手段)、43…画像データ
伸長器(De−COMP)、44…画像データ出力装置
インターフェース、45…画像データ出力装置、46…
外部入出力装置、47…パーソナルコンピュータ(P
C)、48…ファクシミリ(FAX)、49…動作指定
装置(UI)、50…IBUS、61…システム制御
部、62…入出力制御部、63…ページバッファ管理
部、64…蓄積処理部、65…読み出し処理部、66…
領域管理テーブル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ入力手段と、画像データ加工手
    段と、格納手段と、画像データ圧縮手段と、記憶手段
    と、画像データ伸長手段と、画像データ出力手段と、動
    作指定手段と、制御手段とを備える画像処理装置におい
    て、 制御手段は、 a)画像データ入力手段から入力されるオリジナルの画
    像データを画像データ加工手段によって順次加工しなが
    ら格納手段の所定の領域に格納し、これを繰り返して出
    力用の画像を合成するための画像合成制御手段と、 b)出力用の画像に関して動作指定手段から指定された
    条件もしくは予め設定されている条件を満たすと、合成
    するページを更新するための合成ページ更新手段と、 c)画像データ圧縮手段を作動させて、合成済みの画像
    データをページ単位で圧縮し、さらに当該圧縮合成画像
    データを一旦格納手段に格納した後、記憶手段に転送し
    て記憶させるための合成画像データ記憶制御手段と、 d)格納手段において合成完了された合成画像データを
    そのまま画像データ出力手段へ転送する第1出力動作モ
    ード、または、記憶手段に記憶されている圧縮された合
    成画像データを動作指定手段から指定されたページ順あ
    るいは予め設定されたページ順で格納手段に順次読み出
    し、画像データ伸長手段を介して伸長しながら画像デー
    タ出力手段へ転送する第2出力動作モードを切り替えて
    実行するための合成画像データ出力制御手段とを備え、 1部目の画像処理時には、第1出力動作モードによっ
    て、格納手段において出力ページごとの合成画像データ
    が合成完了されるたびにそのまま当該合成画像データを
    画像データ出力手段へ転送するとともに、当該合成画像
    データをページ単位で圧縮して記憶手段に記憶させてい
    き、 2部目以降の画像処理時には、第2出力動作モードによ
    って、記憶手段に記憶された合成画像データを所定のペ
    ージ順で格納手段に読み出し、伸長しながら画像データ
    出力手段へ転送するように制御することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 制御手段が格納手段管理テーブルを備
    え、当該格納手段管理テーブルの状態を参照しながら格
    納手段を合成画像作成領域と圧縮画像格納領域とに分割
    して、合成画像データ及び圧縮画像データの作成及び格
    納制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
JP6025218A 1994-02-23 1994-02-23 画像処理装置 Pending JPH07236051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856146B2 (en) 2005-03-10 2010-12-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device, image forming device, image processing method and program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7856146B2 (en) 2005-03-10 2010-12-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device, image forming device, image processing method and program

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