JP3267252B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ通信
機能とコピー機能を有する通信端末装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、通信端末装置には、ファクシミリ
通信機能とともにコピー機能が付加されている。しか
し、従来の通信端末装置では、切り換えスイッチなどに
よって通信機能あるいはコピー機能のいずれか一方に切
り換えて、選択された機能を実行している。例えば同じ
原稿をコピーするとともにファクシミリ送信する場合に
は、コピー機能において原稿を読み取って記録し、さら
に通信機能において原稿を読み取ってファクシミリ送信
する必要がある。このように同じ原稿をコピー機能のと
きと通信機能のときとで別々に読み取らせる必要があっ
た。
【0003】このような不具合を解消するため、コピー
機能と通信機能を同時に指定し、1回の原稿の読み取り
のみでコピーおよびファクシミリ送信を行う装置も開発
されている。しかし、このような装置においては、コピ
ー機能あるいはファクシミリ通信機能のうち、一方を優
先して実行している。
【0004】例えばコピーを優先して行う場合には、コ
ピー機能に適した原稿読取を行い、コピー機能に適した
画像処理を行うので、コピーの品質は維持される。しか
し、ファクシミリ送信の際には、コピーに適した画質の
画像をファクシミリ送信に適した画像、例えば2値画像
へ変換するため、画質が劣化する。また、データ量が多
くなりがちであり、通信時間が長くかかるなどの問題を
有している。逆にファクシミリ送信を優先して行う場
合、ファクシミリ送信に適した原稿読取を行うため、送
信画質および通信時間とも、通常の通信時と変わりなく
送信できる。しかし、ファクシミリ送信時の画質は、コ
ピー時の画質に比べて悪いため、コピーの画質は劣化し
てしまう。
【0005】このように、コピー機能実行時とファクシ
ミリ通信機能実行時とで、原稿読取時の最適な画質およ
びその後の画像処理が異なる。そのため、従来のように
いずれかを固定して優先させ、実行すると、一方の機能
が十分生かされないという問題があった。また、従来の
装置では、いずれを優先させるかを指定することはでき
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、コピー機能と通信機能を同
時に設定できるとともに、コピー画質または通信画質の
いずれを優先させるかを設定可能な通信端末装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信端末装置
において、原稿画像を読み取る読取手段と、コピー機能
設定と通信機能設定とコピー画質または通信画質のいず
れかを優先させる優先設定が可能な操作手段と、該操作
手段でコピー機能と通信機能が設定されたとき優先設定
に応じてコピー用画質または通信用画質のいずれで読み
取るかを選択して読取手段による読み取りを1回だけ行
って必要部数のコピーと相手先へのファクシミリ送信を
行うように制御する制御手段を有することを特徴とする
ものである。これによって、コピー機能と通信機能を同
時に設定できるとともに、コピー画質または通信画質の
いずれかを優先させる指定を行うことができる。そして
1回の読み取りだけでコピー機能と通信機能を実行する
ことができる。
【0008】例えば、操作手段においてコピー機能と通
信機能が設定されるとともにコピー画質を優先させる設
定がなされたとき、読取手段によりコピー用画質で原稿
画像を読み取らせ、コピー機能を実行するとともに、読
み取ったコピー画質の原稿画像をファクシミリ送信用の
画像に変換してファクシミリ送信することができる。こ
の場合、コピー用画質で原稿の読み取りが行われるの
で、高画質のコピーを得ることができる。また、改めて
原稿を読み取らせることなく、ファクシミリ送信させる
ことができる。なお、この場合にはコピー機能実行後に
ファクシミリ送信することができる。
【0009】また、操作手段においてコピー機能と通信
機能が設定されるとともに通信画質を優先させる設定が
なされたとき、読取手段により通信用画質で原稿画像を
読み取らせ、読み取った原稿画像をファクシミリ送信す
るとともに、読み取った通信用画質の原稿画像をコピー
記録することができる。この場合、通信用画質で原稿の
読み取りが行われているので、良好な送信画質で高速に
通信することができる。それとともに、通信した画像を
コピーとして取得することができる。なおこの場合に
は、ファクシミリ送信後にコピー機能を実行することが
できる。
【0010】なお、読取手段によりコピー用画質で読み
取った場合にはコピー用の高画質処理手段によって読み
取った画像に処理を施し、また、読取手段により通信用
画質で読み取った場合には通信用の画質処理手段によっ
て読み取った画像に対して通信に最適な処理を施しても
よい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、1は主制
御部、2は表示部、3は操作部、4はコピーキー、5は
FAXキー、6は優先切換キー、7はスタートキー、8
は読取部、9は読取画像処理部、10はコピー用画像処
理部、11は通信用画像処理部、12は画像メモリ、1
3は記録画像処理部、14は記録部、15はNCU、1
6はモデム、17はRAM、18はROM、19はバス
である。本発明の通信端末装置においては、少なくとも
ファクシミリ送信機能およびコピー機能を有しているも
のとする。もちろんこのほか、ファクシミリ受信機能を
有しているし、プリンタ機能などの他の機能を有してい
てよい。また、各機能ごとに各種の設定が可能なように
構成されている。
【0012】主制御部1は、装置全体を制御し、各部を
動作させる。例えばファクシミリ送信機能や、コピー機
能など、各種の機能を、その機能に対する設定に従って
実行する。特に本発明では、ファクシミリ送信機能とコ
ピー機能の同時設定を可能とするとともに、両機能が設
定された場合にはいずれの機能における画質を優先する
かを操作部3から選択可能にしている。主制御部1は、
この選択操作に従って、例えばコピー画質を優先する場
合には、読取部8に対してコピーに適した原稿読取を実
施させるとともに、読取画像処理部9のコピー用画像処
理部10によりコピーに適した画像処理を実施する。ま
た、コピー用に読み込んだ画像をファクシミリ送信に適
した画像に変換した後、ファクシミリ送信を実施する。
また例えばファクシミリ送信に適した画質を優先する場
合には、読取部8に対してファクシミリ送信に適した原
稿読取を実施させるとともに、読取画像処理部9の通信
用画像処理部11によりファクシミリ送信に適した画像
処理を実施する。また、ファクシミリ送信用に読み込ん
だ画像をコピーに適した画像に変換した後、コピーを実
施する。なお、ファクシミリ送信とコピーの機能は順次
行ったり、あるいは並行して実行することが可能であ
る。
【0013】表示部2は、使用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。操作部3は、
使用者からの情報の入力や、装置に対する各種の指示を
行う際に用いられる。これら表示部2および操作部3を
用いて、各種の機能設定を行うことができる。
【0014】この例では、操作部3に設けられているキ
ーとして、コピーキー4、FAXキー5、優先切換キー
6、スタートキー7等を例示している。コピーキー4
は、コピー機能を利用することを指定するためのキーで
ある。またFAXキー5は、ファクシミリ送信機能を利
用することを指定するためのキーである。このコピーキ
ー4およびFAXキー5は、同時に指定することが可能
である。優先切換キー6は、コピーキー4およびFAX
キー5によりコピー機能とファクシミリ送信機能を同時
に指定した際に、コピー画質またはファクシミリ送信画
質のいずれを優先するかを設定するためのキーである。
スタートキー7は、設定されている機能の実行を指示す
るためのキーである。もちろん操作部3にはこれらの
他、テンキーなど、種々のキーを有している。これらの
キーを利用して、コピー機能、ファクシミリ通信機能な
どの種々の機能について、各種の設定を行うことが可能
である。なお各種のキーは、押しボタンやキーボードの
ように機械的に上下動するキースイッチに限らず、表示
部2上に配置されたタッチパネルのような電気的なスイ
ッチや、画面上に表示されている仮想的なボタンをポイ
ンティングデバイスで指示するものなど、様々な入力手
法を適用することができる。
【0015】読取部8は、主制御部1からの指示に従
い、ファクシミリ送信機能あるいはコピー機能に適した
画質で原稿上の画像を読み取る。具体例としては、ファ
クシミリ送信機能に適した画質で読み取る場合には、解
像度が100×200dpi程度、2値による読取を行
うことができる。また、コピー機能に適した画質で読み
取る場合には、解像度が400×400dpi程度以
上、多値データあるいは擬似中間調データとして読み取
ることができる。読取部8としては、例えばイメージス
キャナなどの画像入力機器で構成することができる。
【0016】読取画像処理部9は、読取部8で読み取っ
た画像に対して、各種の画像処理を施す。読取画像処理
部9には、コピー用画像処理部10および通信用画像処
理部11が設けられており、主制御部1の指示に従って
いずれか一方が読取画像に対する処理を行う。なお、こ
の読取画像処理部9は、主制御部1においてソフトウェ
アとして実現することも可能である。コピー用画像処理
部10は、読取部8で読み取った画像に対して、コピー
に最適な画像となるように、各種の画像処理を行う。ま
た、通信用画像処理部11は、ファクシミリ送信を行う
のに最適な画像となるように、各種の画像処理を行う。
【0017】画像メモリ12は、読取部8で読み取り、
読取画像処理部9で画像処理を施したコピー用の画像あ
るいはファクシミリ送信用の画像を一時的に蓄積する。
また、ファクシミリ受信した画像データ、その他処理中
の画像データなども蓄積することができる。
【0018】記録画像処理部13は、記録部14で記録
する画像に対して、記録のための各種の画像処理を行
う。記録部14は、記録画像処理部13で画像処理を施
した後のコピー画像あるいはファクシミリ受信画像など
を被記録媒体上に形成する。また、装置からのメッセー
ジなど、他の種々の情報を被記録媒体上に形成してもよ
い。この記録部14としては、例えば電子写真方式やイ
ンクジェット方式、感熱方式など、種々の記録方式を適
用することができる。
【0019】NCU15は、回線を制御して相手先の通
信端末装置との通信を行う。モデム16は、送受信する
画像データの変復調を行う。
【0020】RAM17は、主制御部1や他の各部の処
理においてデータの保存等に用いられる。ROM18
は、主制御部1の動作を規定したプログラムや、固定的
なデータなどを格納している。
【0021】バス19は、主制御部1,表示部2,操作
部3,読取部8,読取画像処理部9,画像メモリ12,
記録画像処理部13,記録部14,NCU15,モデム
16,RAM17,ROM18等を互いに接続し、各部
相互間のデータ転送を可能にしている。もちろん、これ
らのほか、外部記憶装置など、各種の機器がバス19に
接続されていてもよい。
【0022】図2、図3は、本発明の通信端末装置の実
施の一形態における動作の一例を示すフローチャートで
ある。ここでは、コピーキー4とFAXキー5によりコ
ピー機能とファクシミリ送信機能とが同時に設定された
場合の動作の一例について説明する。コピーキー4とF
AXキー5によりコピー機能とファクシミリ送信機能と
が同時に設定されると、まずファクシミリ送信機能およ
びコピー機能を実行する上で必要となるパラメータがセ
ットされていることを確認する。
【0023】まずS21において、ファックスモードへ
移行する。S22においてスタートキー7が操作される
まで待つ。スタートキー7が操作されると、S23にお
いて、ファクシミリ送信に必要なパラメータがセットさ
れているか否かを判定し、パラメータのセットが不足し
ている場合にはS24で優先順位の高いパラメータの入
力要求を表示部2に表示し、利用者にパラメータの設定
を促す。利用者はこの表示に従い、ファクシミリ送信に
必要な各種のパラメータを操作部3で設定する。そして
S22に戻り、再度、スタートキー7が操作されるまで
待つ。
【0024】ファクシミリ送信に必要なパラメータがセ
ットされている場合には、次にコピー機能の実行に必要
なパラメータがセットされているか否かを判定する。S
25においてコピーモードへ移行し、S26においてス
タートキー7が操作されるのを待つ。スタートキー7が
操作されると、S27において、コピーに必要なパラメ
ータがセットされているか否かを判定し、パラメータの
セットが不足している場合にはS28で優先順位の高い
パラメータの入力要求を表示部2に表示し、利用者にパ
ラメータの設定を促す。利用者はこの表示に従い、コピ
ーに必要な各種のパラメータを操作部3で設定する。そ
してS26に戻り、再度、スタートキー7が操作される
まで待つ。
【0025】このようにコピー機能およびファクシミリ
送信機能について、未設定のパラメータについて表示
し、利用者による設定を促すことによって、利用者はス
ムーズな操作を行うことができる。
【0026】このようにしてファクシミリ送信およびコ
ピーに必要なパラメータがセットされ、スタートキー7
が操作されると、S29において、優先切換キー6の設
定に応じて処理を切り替える。優先切換キー6がコピー
画質優先を指定している場合には、S30において、読
取部8でコピーに最適な画質で原稿上の画像の読み取り
を開始する。読取部8で読み取った画像は、読取画像処
理部9のコピー用画像処理部10においてコピー用の画
像処理が施され、画像メモリ12に格納される。
【0027】S31において、画像メモリ12に格納さ
れた画像を読み出し、記録画像処理部13で記録のため
の画像処理を施した後、記録部8でコピー記録を行う。
さらにS32において、画像メモリ12内の画像に対し
て、ファクシミリ送信に適した画像に変換処理し、モデ
ム16およびNCU15を介して送信する。
【0028】このようにして、画像の読み取りを1回だ
け行うだけで、1つの原稿のコピーを必要部数だけ行
い、なおかつ、指定された相手先にファクシミリ送信す
ることができる。この場合、コピーを優先しているの
で、記録部14における画像形成の際には、コピー用の
画質によって行われる。そのため、高画質のコピー画像
を得ることができる。例えば解像度600dpi、擬似
中間調の画像を得ることができる。
【0029】ファクシミリ送信は、コピー用の画像から
ファクシミリ送信用の画像に変換して行われる。例えば
解像度200dpi、2値の画像に変換される。このと
きの処理によって多少、画質が劣化する。また擬似中間
調の画像を扱うため、データ量が多くなりがちであり、
通信時間が長くなる。
【0030】なお、S30における画像の読取とS31
におけるコピー記録動作、さらにはS32におけるファ
クシミリ送信動作は、順に実行するほか、例えば複数ペ
ージの場合にはそれぞれを並行して実行してもよい。図
3に示した順に実行した場合には、長時間かかるファク
シミリ送信の終了を待たずにコピーを得ることができ
る。もちろん、並行して行うことにより処理時間を短縮
することができる。
【0031】S29において優先切換キー6によりファ
クシミリ送信画質を優先する指定がなされている場合に
は、S33において、読取部8でファクシミリ送信に最
適な画質で原稿上の画像の読み取りを開始する。具体例
として、例えば解像度200dpi、2値の画像として
読み取ることができる。読取部8で読み取った画像は、
読取画像処理部9の通信用画像処理部11においてファ
クシミリ送信用の画像処理が施され、画像メモリ12に
格納される。
【0032】S34において、画像メモリ12に格納さ
れた画像を、モデム16およびNCU15を介して相手
先へ送信する。S35において、ファクシミリ送信が完
了するまで待つ。ファクシミリ送信完了後、S36にお
いて画像メモリ12に格納されたファクシミリ送信用の
画像を読み出し、記録部8でコピー記録を行う。このと
き、設定によりファクシミリ送信の際のヘッダ情報など
を合わせて記録させるように構成してもよい。
【0033】このようにして、画像の読み取りを1回だ
け行うだけで、指定された相手先にファクシミリ送信
し、なおかつ、1つの原稿のコピーを必要部数だけ行う
ことができる。この場合、ファクシミリ送信を優先して
いるので、ファクシミリ送信のみを設定した場合と同様
の通信画質および通信時間で送信を行うことができる。
しかし、ファクシミリ送信用として読み取った画像であ
るので、コピー記録された画像は、通常のコピー時に比
べて画質は劣っている。このファクシミリ送信優先の設
定の場合、例えばファクシミリ送信した画像と同じ画像
を手元に残す場合などに利用できる。
【0034】なお、このファクシミリ送信優先の場合に
も、画像の読取とファクシミリ送信、さらにはコピー出
力を並行して実行するように構成してもよい。上述のよ
うにファクシミリ送信後にコピー出力する場合には、送
信完了をコピー出力によって確認できるという利点があ
る。また、並行して実行すれば、処理時間の短縮を図る
ことができる。
【0035】このようにして、優先切換キー6の設定に
従って、コピー画質を優先した画像の読取およびその後
の処理と、ファクシミリ送信画質を優先した画像の読取
およびその後の処理を切り替えて行うことができる。利
用者は、原稿を高画質でコピーするとともにファクシミ
リ送信したい場合にはコピー画質優先を設定してコピー
機能およびファクシミリ送信機能を設定すればよい。こ
れによって、高画質でコピーを得ることができるととも
に、多少のデメリットはあるものの、ファクシミリ送信
を行うことができる。
【0036】また、利用者は、画質の劣化なく、また通
信時間をかけずにファクシミリ送信するとともに、送信
した画像を手元に保存しておきたい場合には、ファクシ
ミリ送信画質優先を設定すればよい。これによって、通
常のファクシミリ送信時と同様の画質および通信時間で
原稿をファクシミリ送信できるとともに、送信した画像
をコピー出力させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コピー機能とファクシミリ送信機能を同時に
設定できるとともに、コピー画質とファクシミリ送信画
質のいずれを優先して画像の読取や読取後の処理を実行
させるかを、利用者が用途に応じて指定することができ
るという効果がある。例えばコピーの画質を優先したい
場合にはコピー画質を指定すればよく、またファクシミ
リ送信の画質および通信時間を優先したい場合には、フ
ァクシミリ送信画質優先を指定すればよい。ファクシミ
リ送信優先を指定した場合、相手先に送信された画像を
そのままコピー出力させることができるというメリット
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
動作の一例を示すフローチャート(続き)である。
【符号の説明】
1…主制御部、2…表示部、3…操作部、4…コピーキ
ー、5…FAXキー、6…優先切換キー、7…スタート
キー、8…読取部、9…読取画像処理部、10…コピー
用画像処理部、11…通信用画像処理部、12…画像メ
モリ、13…記録画像処理部、14…記録部、15…N
CU、16…モデム、17…RAM、18…ROM、1
9…バス。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読取手段と、コピー
    機能設定と通信機能設定とコピー画質または通信画質の
    いずれかを優先させる優先設定が可能な操作手段と、該
    操作手段でコピー機能と通信機能が設定されたとき前記
    優先設定に応じてコピー用画質または通信用画質のいず
    れで読み取るかを選択して前記読取手段による読み取り
    を1回だけ行って必要部数のコピーと相手先へのファク
    シミリ送信を行うように制御する制御手段を有すること
    を特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記操作手段において
    コピー機能と通信機能が設定されるとともにコピー画質
    を優先させる設定がなされたとき、前記読取手段により
    コピー用画質で原稿画像を読み取らせ、コピー機能を実
    行するとともに読み取ったコピー画質の原稿画像をファ
    クシミリ送信用の画像に変換してファクシミリ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記操作手段において
    コピー機能と通信機能が設定されるとともに通信画質を
    優先させる設定がなされたとき、前記読取手段により通
    信用画質で原稿画像を読み取らせ、読み取った原稿画像
    をファクシミリ送信するとともに読み取った通信用画質
    の原稿画像をコピー記録することを特徴とする請求項1
    に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記操作手段において
    コピー機能と通信機能が設定されるとともにコピー画質
    を優先させる設定がなされたとき、前記読取手段により
    コピー用画質で原稿画像を読み取らせ、コピー機能を実
    行した後にファクシミリ送信することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記操作手段において
    コピー機能と通信機能が設定されるとともに通信画質を
    優先させる設定がなされたとき、前記読取手段により通
    信用画質で原稿画像を読み取らせ、読み取った原稿画像
    をファクシミリ送信した後にコピー機能を実行すること
    を特徴とする請求項1または請求項3に記載の通信端末
    装置。
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