JP3672793B2 - Dsrc車載器 - Google Patents

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    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station
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    • G07C5/008Registering or indicating the working of vehicles communicating information to a remotely located station

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)のETC(Electronic Toll Collection System:道路自動料金収受システム)などに用いられるDSRC(Dedicated Short−Rage Communication:狭域通信)車載器に関し、特に車載器本体の無線通信電力レベル(通信能力)の低下による通信不調を事前に自動チェックし、不調発生時に運転者に警報報知することのできるDSRC車載器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ETCなどの料金収受システムに用いられるDSRC車載器において、車載器アンテナ部を有する車載器本体は、路上機の路側無線装置との間で十分なレベルの信号波を送受信するために、通常、車室内のダッシュボード付近(ダッシュボード上またはダッシュボード内)に設置されている。
【0003】
また、車載器本体内の車載器制御部は、車載器アンテナ部を介して路側無線装置からの信号波を受信した後、路側無線装置に向けて信号波を送信することにより、路上機との間で通信回線を成立させるように構成されている。
【0004】
したがって、通常、DSRC車載器は、路上機からの受信信号待ち受け状態にある。
特に、従来のDSRC車載器は、車載器アンテナ部のチェック手段を具備していないので、車室内の状況や車載器アンテナ部の設置状態などに関わらず、受信待ち受け状態にある。
【0005】
一方、料金収受システムなどに用いられるDSRC車載器おいては、周知のように狭域無線通信を用いているので、車載器アンテナ部は、車両の上方向に位置する路側無線装置に向けて鋭い指向性を有している。
【0006】
したがって、たとえば運転者の不注意により、車載器アンテナ部の上に電磁波伝搬の妨げとなるような障害物(本や衣類など)が置かれた場合、または、車載器本体の取付時に車載器アンテナ部が著しく傾いて設置された場合、路側無線装置からの信号波が車載器アンテナ部に十分に受信されず、車載器本体の通信機能に致命的な障害を与えるおそれがある。
【0007】
すなわち、従来のDSRC車載器は、車載器アンテナ部の上に障害物が存在して路側無線装置からの信号波を受信できない場合に、障害物を検知することができないので、路上機との通信領域内に車両が進入しても、受信待ち受け状態のままで通信回線が成立しないおそれがある。
【0008】
同様に、車載器アンテナ部が著しく傾いて設置されている場合には、車載器アンテナ部に対する受信電力レベル(受信強度)が著しく低レベルとなるので、通信回線が成立しないおそれがある。
【0009】
このような状態で、有料道路の自動料金収受レーンに車両が進入した場合、車載器アンテナ部と路側無線装置との間の通信回線が成立していないので、料金収受機能が無効となるうえ、自動料金収受レーン内で車両を停車せざるを得ない状態が発生してしまう。
【0010】
そこで、上記問題を解決するために、たとえば特開平11−64416号公報に記載された車載器検査装置が提案されている。
しかしながら、上記公報に記載の装置によれば、車載器の不調を検査するために、作業員が検査装置の設置場所まで移動しなければならず、実用性に欠けることは明らかである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のDSRC車載器は以上のように、車載器アンテナ部の通信能力チェック手段を具備していないので、路側無線装置からの信号波が車載器アンテナ部に十分に到達しない受信不可の状況下にあっても、車載器アンテナ部の不調状態を運転者が認識することができず、路側無線装置との間で通信できずに種々の不具合が発生するという問題点があった。
【0012】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、車載器アンテナ部での通信能力の低下による不調状態を自動的にチェックし、車載器アンテナ部の不調状態を運転者に報知することにより、上記不具合の発生を未然に防ぐことのできるDSRC車載器を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るDSRC車載器は、車両の走行路上に設置された路上機との間で無線通信を行う車載器アンテナ部および車載器制御部を有する車載器本体と、車載器制御部に接続された報知出力手段と、車載器アンテナ部と路上機の路側無線装置との間に位置するように車両内に配設され、車載器アンテナ部との間で無線通信を行う検査用アンテナ部および検査回路部を有する検査器と、車載器アンテナ部と検査用アンテナ部との間の検査信号波の通信状態に基づいて、車載器アンテナ部の通信能力を判定する車載器アンテナ部判定手段とを備え、車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部の通信能力が所定値以下を示す場合に警報信号を出力し、車載器制御部は、警報信号に応答して報知出力手段を警報駆動するものである。
【0014】
また、この発明の請求項2に係るDSRC車載器は、請求項1において、車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部から送信される検査信号波の検査用アンテナ部での受信強度が所定値以下を示す場合に、警報信号を出力するものである。
【0015】
また、この発明の請求項3に係るDSRC車載器は、請求項1において、車載器アンテナ部判定手段は、検査用アンテナ部から送信される検査信号波の車載器アンテナ部での受信強度が所定値以下を示す場合に、警報信号を出力するものである。
【0016】
また、この発明の請求項4に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項3までのいずれかにおいて、検査信号波の送信強度は、車載器アンテナ部から路側無線装置への通常送信強度よりも小さい値に設定されたものである。
【0017】
また、この発明の請求項5に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項4までのいずれかにおいて、検査信号波は、電源投入時に送信されるものである。
【0018】
また、この発明の請求項6に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項5までのいずれかにおいて、車両の車速を検出する車速検出部と、車速に基づいて車両の停止状態を判定する停止判定手段とを備え、検査信号波は、車両の停止時に送信されるものである。
【0019】
また、この発明の請求項7に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項6までのいずれかにおいて、報知出力手段は、表示部および音声出力部の少なくとも一方を含むものである。
【0020】
また、この発明の請求項8に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項7までのいずれかにおいて、車載器本体は、車両のダッシュボード付近に配設され、検査器は、車両のフロントガラス付近に配設されたものである。
【0021】
また、この発明の請求項9に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項8までのいずれかにおいて、車載器本体と検査器とを電気的に接続するケーブルを備え、車載器制御部は、検査信号波の送信タイミングをケーブルを介して検査器に伝送するものである。
【0022】
また、この発明の請求項10に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項9までのいずれかにおいて、検査器は、車載器本体から隔離構成され、車載器制御部は、検査信号波の送信タイミングを無線通信により検査器に伝送するものである。
【0023】
また、この発明の請求項11に係るDSRC車載器は、請求項10において、車載器アンテナ部判定手段は、検査信号波の送信時に検査器からの応答信号が得られない場合に警報信号を出力するものである。
【0024】
また、この発明の請求項12に係るDSRC車載器は、請求項1から請求項11までのいずれかにおいて、車載器制御部は、有料道路上に設置された路上機との間で料金収受に関する情報を授受し、料金収受に関する情報に基づいて自動的に料金収受を行うものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図面にしたがって詳細に説明する。
図1〜図7はこの発明の実施の形態1を説明するための図であり、図1は車載器本体1および検査器2の機能構成を示すブロック図である。
【0026】
図2〜図5は車載器本体1および検査器2と路側無線装置4との位置関係を示す図であり、図2は概略的なブロック図、図3は外観的な側面図、図4は車両内から見た正面図、図5は障害物5が存在する場合の概略的なブロック図である。
【0027】
図6は車載器アンテナ部12の指向性を示す説明図である。
また、図7は車載器本体1が傾斜した場合の路側無線装置4との位置関係を概略的に示すブロック図である。
【0028】
ここでは、代表的に、ETC車載器の場合を例にとって説明する。
この場合、車載器本体1には、各種のETC情報が格納されたICカードなどの外部記憶媒体(図示せず)が接続される。
【0029】
図1において、車載器本体1は、車載器制御部10、車載器無線回路部11、車載器アンテナ部12、表示部13および音声出力部14を備えている。
検査器2は、検査回路部20および検査用アンテナ部21を備えている。
【0030】
車載器本体1内の車載器制御部10は、車載器アンテナ部12および車載器無線回路部11を介して、車両の走行路上に設置された路上機との間で無線通信を行う。
【0031】
検査器2内の検査回路部20は、検査用アンテナ部21および車載器アンテナ部12を介して、車載器本体1との間で検査用の無線通信を行う。
すなわち、車載器アンテナ部12の検査時において、検査用アンテナ部21は、車載器アンテナ部12からの検査信号波Dを受信する。
【0032】
また、検査器2内の検査回路部20は、車載器アンテナ部判定手段を含み、車載器制御部10と関連して車載器アンテナ部12の不調状態の有無を判定し、不調発生時に警報信号を出力する。
【0033】
車載器制御部10に接続された表示部13および音声出力部14は、報知出力手段を構成しており、車載器アンテナ部12の通信能力が所定値以下を示す場合(不調状態検出時)に、少なくとも一方が警報駆動されるようになっている。
【0034】
図2〜図4において、検査器2は、車載器アンテナ部12と路上機の路側無線装置4との間に位置するように車両内に配設されている。
この場合、検査器2内の検査回路部20は、ケーブルを介して車載器本体1内の車載器制御部10に電気的に接続されている。
【0035】
また、車載器本体1は、車両のダッシュボード付近に配設され、検査器2は、車載器本体1の上方に位置するフロントガラスの上部付近に設けられている。
【0036】
次に、図1〜図4に示したこの発明の実施の形態1による車載器アンテナ部12の不調検出動作について説明する。
まず、電源投入時において、車載器制御部10は、検査信号波Dの送信タイミングを、ケーブルを介して検査器2に伝送し、車載器アンテナ部判定手段を起動する。
【0037】
これに応答して、検査器2から車載器本体1に向けて、ケーブルを介して応答信号が返送される。
この応答信号の生成後に、車載器本体1の車載器アンテナ部12から検査器2の検査用アンテナ部21に向けて検査信号波Dが送信される。
【0038】
すなわち、車載器起動時において、車載器制御部10は、車載器無線回路部11に検査信号を出力する。この検査信号は、車載器無線回路部11により変調された後、車載器アンテナ部12から通常送信時よりも微弱な検査信号波Dとして送信される。
【0039】
検査器2内の車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部12と検査用アンテナ部21との間の検査信号波の通信状態に基づいて、車載器アンテナ部12の通信能力の良否を判定する。
【0040】
すなわち、検査器2内の車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部12から送信される検査信号波Dの検査用アンテナ部21での受信電力レベル(受信強度)を所定値と比較し、受信強度が正常な範囲内にあるか否かにより、車載器アンテナ部12の通信能力の良否を判定する。
【0041】
車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部12の通信能力が所定値以下を示す場合には、ケーブルを介して車載器制御部10に警報信号を出力する。
この警報信号に応答して、車載器制御部10は、表示部13および音声出力部14を警報駆動し、警報ランプの点灯やブザー音により運転者に警報報知する。
【0042】
すなわち、検査器2内の車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部12の不調状態を検出した場合に、車載器制御部10により表示部13および音声出力部14を警報駆動させる。
【0043】
たとえば、図2のように、車室内に障害物が存在せず且つ車載器本体1が正しく設置されている場合、車載器アンテナ部12は、路側無線装置4との間で正常な通信が可能な状態にある。
【0044】
図2において、車室内での自由空間損失をα[dB]、微弱な検査信号波Dの送信電力をβ[dBm]、車載器アンテナ部12および検査用アンテナ部21の各利得をγ[dBi]とすると、検査用アンテナ部21を介した検査器2への入力電力は、β+2γ−α[dBm]となる。
【0045】
したがって、検査回路部20は、車載器アンテナ部12での入力電力レベル(受信強度)が通信に必要な所定範囲(β+2γ−α±δ[dBm])内にある場合、検査信号波Dを検波した信号を、ケーブルを介して車載器制御部10に出力する。
【0046】
車載器制御部10は、最初に出力した検査信号と検査回路部20で検波された信号とを照合し、両者の一致を確認することにより、車載器アンテナ部12が正常に通信可能な状態にあると判定する。
【0047】
次に、図5を参照しながら、この発明の実施の形態1による障害物5が存在する場合の検査動作について説明する。
この場合、検査信号波Dの検査器2での受信強度は、前述(図2参照)の正常時よりも減少する。
【0048】
すなわち、図5において、車載器本体1の上に電磁波の伝搬を妨げる障害物5が存在する場合、車室内での自由空間損失は、α1[dB] (>α[dB])となり、検査器2の入力電力レベル(受信強度)は、β+2γ−α1[dBm](<β+2γ−α[dBm])となる。
【0049】
この入力電力レベル(=β+2γ−α1[dBm])が、通信に必要な所定範囲(=β+2γ−α±δ[dBm])内にない場合には、検査回路部20は、検査信号波Dを検波することができないので、検波不能状態を警報信号として出力する。
【0050】
したがって、車載器制御部10においては、車載器アンテナ部12から送信した検査信号と検査器2からの検波信号とを照合することができず、受信エラー状態が発生する。
【0051】
これにより、車載器制御部10は、車載器アンテナ部12が通信不可状態にあると判定して表示部13および音声出力部14を駆動し、ランプまたは音声やブザーなどにより運転者に警報報知を行う。
【0052】
次に、図6および図7を参照しながら、この発明の実施の形態1による車載器本体1の傾斜時の検査動作について説明する。
この場合も、検査信号波Dの検査器2での受信強度は、前述(図2参照)の正常時よりも減少する。
【0053】
すなわち、車載器アンテナ部12は、図6のように鋭い指向性を有しているので、図7のように、車載器本体1とともに著しく傾斜された場合には、路側無線装置4の方向に対する車載器アンテナ部12の利得は、γ1[dBi](<γ[dBi])となる。
【0054】
したがって、検査器2での入力電力は、β+γ1+γ−α[dBi](<β+2γ−α[dBm])となる。
【0055】
この入力電力レベル(=β+γ1+γ−α[dBi])が、通信に必要な所定範囲(=β+2γ−α±δ[dBi])内にない場合には、前述と同様に、車載器制御部10において検査信号と検波信号との同期がとれずに、受信エラー状態が発生する。
【0056】
以下、車載器制御部10は、車載器アンテナ部12が通信不可状態にあると判定して、表示部13および音声出力部14を警報駆動する。
【0057】
このように、車両が料金所に進入する前に通信不調の有無を自動的に検査し、通信の妨げになる障害物5が車室内に存在した場合や、車載器が正しく設置されていない場合には、不調発生状態と判定して運転者に警報報知することができる。
【0058】
したがって、料金所で車両を停車せざるを得ない事態を回避することができ、料金所付近での交通渋滞および交通事故を低減させることができる。
【0059】
また、検査信号波Dの送信強度は、車載器アンテナ部12から路側無線装置4への通常送信強度よりも小さい値に設定されているので、検査器2以外の車外通信機器に影響を与えることもない。
【0060】
また、障害物5の存在や車載器アンテナ部12の設置不備状態の検出動作は、車載器起動時に実行されるので、運転開始時に、速やかに車載器アンテナ部12の状態を報知することができる。
【0061】
また、通常に設けられている表示部13および音声出力部14を不調判定時の警報手段として用いたので、特にコストアップを招くこともなく、運転者に確実に不調状態を報知することができる。
【0062】
また、ダッシュボード付近に設置される車載器本体1に対して、検査器2をフロントガラス付近に設置したので、車載器アンテナ部12と路側無線装置4との間の通信に大きな支障を与えることなく、車載器アンテナ部12の通信状態を確実に検査することができる。
【0063】
さらに、車載器制御部10と検査回路部20とをケーブルを介して直接接続したので、車載器制御部10および検査回路部20の間で確実に情報授受を行うことができる。
【0064】
なお、警報手段として表示部13および音声出力部14を用いたが、他の報知出力手段を用いてもよい。
また、車載器本体1をダッシュボード付近に設置し、検査器2をフロントガラス付近に設置した場合を示したが、それぞれ他の車内箇所に設置してもよい。
【0065】
また、車載器アンテナ部判定手段を検査回路部20側に設けたが、車載器制御部10側に設けてもよく、車載器制御部10または検査回路部20に属することなく個別の手段として設けてもよい。
【0066】
さらに、ETC車載器を例にとり、有料道路上の路側無線装置4との間で料金収受情報を交信して自動的に料金収受を行う場合について説明したが、他のDSRC車載器に適用しても同等の作用効果を奏する。
【0067】
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、車載器アンテナ部12の検査時において、車載器本体1側から検査信号波Dを送信して、検査器2側での受信強度を判定したが、検査器2側から検査信号波Dを送信して、車載器本体1側での受信強度を判定してもよい。
【0068】
この場合、車載器制御部10は、車載器アンテナ部12の検査開始時に、検査回路部20に対して微少レベルの検査信号波Dの送信を促し、これに応答して、検査回路部20は、検査用アンテナ部21から車載器アンテナ部12に向けて、検査信号波Dを送信することになる。
【0069】
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1では、電源投入時(車載器起動時)に車載器アンテナ部12の不調の有無を検出したが、車両の停止時に車載器アンテナ部12の不調の有無を検出してもよい。
【0070】
図8は停車状態を検査開始条件としたこの発明の実施の形態3の機能構成を示すブロック図であり、前述(図1参照)と同様のものについては同一符号を付し、前述に対応するものについては符号の後に「A」を付して、それぞれ詳述を省略する。
【0071】
また、図9はこの発明の実施の形態3による検査信号波Dの検出動作を示す説明図であり、横軸は時間、縦軸は車速Vrである。
この場合、検査信号波Dの検出動作は、車載器起動時および停車時の両方において実行される。
【0072】
図8において、車載器制御部10Aには、車両の車速Vrを検出する車速検出部3が設けられている。
また、車載器制御部10Aは、車速Vrに基づいて車両の停止状態を判定する停止判定手段を含み、車両の停止時に検査信号波Dを送信する。
【0073】
このように、電源投入時のみならず、走行開始後の停車時においても、車載器アンテナ部12の不調状態の有無を検出することにより、車載器アンテナ部12の状態をリアルタイムに且つ確実に知ることができる。
【0074】
特に、自動車の停車時には車内の搭載物が移動し易いので、停車時において障害物5(図5参照)の有無を検査することは効果的である。
また、停車時においては運転操作を妨げることがないので、検査器2、表示部13および音声出力部14を駆動しても、何ら支障を与えることもない。
【0075】
また、車載器本体1Aから検査器2に検査信号波Dを送信したが、前述と同様に、検査器2から車載器本体1Aに検査信号波Dを送信してもよく、前述と同等の作用効果を奏することは言うまでもない。
【0076】
実施の形態4.
なお、上記実施の形態1では、車載器本体1と検査器2とをケーブルを介して電気的に接続したが、車載器本体および検査器を互いに隔離構成してもよい。
この場合、車載器本体と検査器との間の情報授受は、検査信号波Dの送信と同様に電磁波を用いた無線通信により行われる。
【0077】
図10は車載器本体および検査器を隔離構成したこの発明の実施の形態4の機能構成を示すブロック図であり、前述(図1参照)と同様のものについては同一符号を付し、前述に対応するものについては符号の後に「B」を付して、それぞれ詳述を省略する。
【0078】
図10において、車載器本体1Bおよび検査器2Bは、互いに隔離構成されている。
検査器2Bは、検査回路部20Bにより制御される検査用無線部22を備えており、受信された検査信号波Dを検査用無線部22で検波する。
【0079】
検査回路部20Bは、車載器アンテナ部12からの検査信号波Dを、検査用アンテナ部21および検査用無線部22を介して受信するとともに、検波信号波Eなどの各種応答信号を、検査用無線部22を介して、検査用アンテナ部21から車載器アンテナ部12に送信する。
【0080】
このとき、車載器本体1Bおよび検査器2Bは、微弱な検査信号波Dおよび検波信号波Eなどの双方向通信により情報授受を行う。
車載器本体1Bおよび検査器2Bによる具体的な送受信処理動作については、前述と同様なので詳述を省略する。
【0081】
図10において、車載器制御部10Bは、電源投入時に、車載器本体1Bから隔離された検査器2Bに対して、検査信号波Dの送信タイミングを無線通信により伝送する。
【0082】
車載器制御部10Bは、車載器アンテナ部判定手段を含み、検査信号波Dの送信時に正常に通信が行われているか否かを判定する。
すなわち、車載器制御部10Bは、車載器無線回路部11による検査信号の検波結果と検査器2Bからの応答信号波E(検波信号)とを照合することにより、車載器アンテナ部12Bの良否を判定する。
【0083】
このとき、検査器2Bから応答信号波Eが得られない場合には、通信が正常に行われていないものと見なして警報信号を出力し、表示部13および音声出力部14を警報駆動して運転者に報知する。
【0084】
このように、車載器本体1Bに対して検査器2Bを隔離構成することにより、ケーブルが不要となり、コストダウンを実現するとともに、検査器20の設置自由度を向上させることができる。
【0085】
また、この場合、検査信号波Dの受信レベルを所定値と比較することなく、応答信号波Eの有無のみに基づいて、車載器アンテナ部12の不調状態の有無を判定することもできる。
【0086】
なお、車載器本体1Bから検査器2Bに検査信号波Dを送信したが、前述と同様に、検査器2Bから車載器本体1Bに検査信号波Dを送信してもよい。
【0087】
【発明の効果】
以上のようにこの発明の請求項1によれば、車両の走行路上に設置された路上機との間で無線通信を行う車載器アンテナ部および車載器制御部を有する車載器本体と、車載器制御部に接続された報知出力手段と、車載器アンテナ部と路上機の路側無線装置との間に位置するように車両内に配設され、車載器アンテナ部との間で無線通信を行う検査用アンテナ部および検査回路部を有する検査器と、車載器アンテナ部と検査用アンテナ部との間の検査信号波の通信状態に基づいて、車載器アンテナ部の通信能力を判定する車載器アンテナ部判定手段とを備え、車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部の通信能力が所定値以下を示す場合に警報信号を出力し、車載器制御部は、警報信号に応答して報知出力手段を警報駆動し、運転者に異常報知するようにしたので、車載器アンテナ部の不調状態を気付かずに不具合を招く事態を未然に防ぐことのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0088】
また、この発明の請求項2によれば、請求項1において、車載器アンテナ部判定手段は、車載器アンテナ部から送信される検査信号波の検査用アンテナ部での受信強度が所定値以下を示す場合に、警報信号を出力するようにしたので、車載器アンテナ部の不調状態を気付かずに不具合を招く事態を未然に防ぐことのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0089】
また、この発明の請求項3によれば、請求項1において、車載器アンテナ部判定手段は、検査用アンテナ部から送信される検査信号波の車載器アンテナ部での受信強度が所定値以下を示す場合に、警報信号を出力するようにしたので、車載器アンテナ部の不調状態を気付かずに不具合を招く事態を未然に防ぐことのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0090】
また、この発明の請求項4によれば、請求項1から請求項3までのいずれかにおいて、検査信号波の送信強度は、車載器アンテナ部から路側無線装置への通常送信強度よりも小さい値に設定されたので、車載器アンテナ部の検査時に、他の通信機器に影響を与えることのないDSRC車載器が得られる効果がある。
【0091】
また、この発明の請求項5によれば、請求項1から請求項4までのいずれかにおいて、検査信号波は、電源投入時に送信されるようにしたので、車両運転時に速やかに不調検査を実行することができ、車載器アンテナ部の不調状態を気付かずに不具合を招く事態を未然に防ぐことのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0092】
また、この発明の請求項6によれば、請求項1から請求項5までのいずれかにおいて、車両の車速を検出する車速検出部と、車速に基づいて車両の停止状態を判定する停止判定手段とを備え、検査信号波は、車両の停止時に送信されるようにしたので、運転中の車両停止毎に常に不調検査を実行することができ、車載器アンテナ部の不調状態を気付かずに不具合を招く事態を未然に防ぐことのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0093】
また、この発明の請求項7によれば、請求項1から請求項6までのいずれかにおいて、報知出力手段は、表示部および音声出力部の少なくとも一方を含むので、不調状態を運転者に確実に報知することのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0094】
また、この発明の請求項8によれば、請求項1から請求項7までのいずれかにおいて、車載器本体は、車両のダッシュボード付近に配設され、検査器は、車両のフロントガラス付近に配設されたので、車載器アンテナ部の不調状態を確実に検査することのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0095】
また、この発明の請求項9によれば、請求項1から請求項8までのいずれかにおいて、車載器本体と検査器とを電気的に接続するケーブルを備え、車載器制御部は、検査信号波の送信タイミングをケーブルを介して検査器に伝送するようにしたので、車載器本体と検査器との間で確実に情報授受を行うことができるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0096】
また、この発明の請求項10によれば、請求項1から請求項9までのいずれかにおいて、検査器は、車載器本体から隔離構成され、車載器制御部は、検査信号波の送信タイミングを無線通信により検査器に伝送するようにしたので、ケーブルが不要となり、検査器の設置自由度を向上させたDSRC車載器が得られる効果がある。
【0097】
また、この発明の請求項11によれば、請求項10において、車載器アンテナ部判定手段は、検査信号波の送信時に検査器からの応答信号が得られない場合に警報信号を出力するようにしたので、検査信号波の受信レベルを比較することなく車載器アンテナ部の不調状態を判定することのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【0098】
また、この発明の請求項12によれば、請求項1から請求項11までのいずれかにおいて、車載器制御部は、有料道路上に設置された路上機との間で料金収受に関する情報を授受し、料金収受に関する情報に基づいて自動的に料金収受を行うようにしたので、特にETC車載器に適用した場合に、車載器アンテナ部の不調状態を気付かずに料金所での交通渋滞などを未然に防ぐことのできるDSRC車載器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の路側無線装置に対する位置関係を正常時の受信強度とともに示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の路側無線装置に対する位置関係を外観的に示す側面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の路側無線装置に対する位置関係を車両内から見た状態で示す正面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の路側無線装置に対する位置関係を障害物を介した受信強度とともに概略的に示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による車載器アンテナ部の指向性を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態1の路側無線装置に対する位置関係を車載器本体が傾斜した場合の受信強度とともに示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3の機能構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による検査信号波の検出動作を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態4の機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 車載器本体、2、2B 検査器、3 車速検出部、4 路側無線装置、5 障害物、10、10A、10B 車載器制御部、12 車載器アンテナ部、13 表示部、14 音声出力部、20 検査回路部、21 検査用アンテナ部、D 検査信号波、E 応答信号波、Vr 車速。

Claims (12)

  1. 車両の走行路上に設置された路上機との間で無線通信を行う車載器アンテナ部および車載器制御部を有する車載器本体と、
    前記車載器制御部に接続された報知出力手段と、
    前記車載器アンテナ部と前記路上機の路側無線装置との間に位置するように前記車両内に配設され、前記車載器アンテナ部との間で無線通信を行う検査用アンテナ部および検査回路部を有する検査器と、
    前記車載器アンテナ部と前記検査用アンテナ部との間の検査信号波の通信状態に基づいて、前記車載器アンテナ部の通信能力を判定する車載器アンテナ部判定手段とを備え、
    前記車載器アンテナ部判定手段は、前記車載器アンテナ部の通信能力が所定値以下を示す場合に警報信号を出力し、
    前記車載器制御部は、前記警報信号に応答して前記報知出力手段を警報駆動することを特徴とするDSRC車載器。
  2. 前記車載器アンテナ部判定手段は、前記車載器アンテナ部から送信される検査信号波の前記検査用アンテナ部での受信強度が所定値以下を示す場合に、前記警報信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のDSRC車載器。
  3. 前記車載器アンテナ部判定手段は、前記検査用アンテナ部から送信される検査信号波の前記車載器アンテナ部での受信強度が所定値以下を示す場合に、前記警報信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のDSRC車載器。
  4. 前記検査信号波の送信強度は、前記車載器アンテナ部から前記路側無線装置への通常送信強度よりも小さい値に設定されたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のDSRC車載器。
  5. 前記検査信号波は、電源投入時に送信されることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のDSRC車載器。
  6. 前記車両の車速を検出する車速検出部と、
    前記車速に基づいて前記車両の停止状態を判定する停止判定手段とを備え、
    前記検査信号波は、前記車両の停止時に送信されることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のDSRC車載器。
  7. 前記報知出力手段は、表示部および音声出力部の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載のDSRC車載器。
  8. 前記車載器本体は、前記車両のダッシュボード付近に配設され、
    前記検査器は、前記車両のフロントガラス付近に配設されたことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載のDSRC車載器。
  9. 前記車載器本体と前記検査器とを電気的に接続するケーブルを備え、
    前記車載器制御部は、前記検査信号波の送信タイミングを前記ケーブルを介して前記検査器に伝送することを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載のDSRC車載器。
  10. 前記検査器は、前記車載器本体から隔離構成され、
    前記車載器制御部は、前記検査信号波の送信タイミングを無線通信により前記検査器に伝送することを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかに記載のDSRC車載器。
  11. 前記車載器アンテナ部判定手段は、前記検査信号波の送信時に前記検査器からの応答信号が得られない場合に警報信号を出力することを特徴とする請求項10に記載のDSRC車載器。
  12. 前記車載器制御部は、
    有料道路上に設置された路上機との間で料金収受に関する情報を授受し、
    前記料金収受に関する情報に基づいて自動的に料金収受を行うことを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれかに記載のDSRC車載器。
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