JP3671857B2 - 燃料電池システムの導電率管理装置 - Google Patents
燃料電池システムの導電率管理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3671857B2 JP3671857B2 JP2001113495A JP2001113495A JP3671857B2 JP 3671857 B2 JP3671857 B2 JP 3671857B2 JP 2001113495 A JP2001113495 A JP 2001113495A JP 2001113495 A JP2001113495 A JP 2001113495A JP 3671857 B2 JP3671857 B2 JP 3671857B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductivity
- coolant
- fuel cell
- circulation
- cell system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04007—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
- H01M8/04044—Purification of heat exchange media
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04007—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
- H01M8/04029—Heat exchange using liquids
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04313—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by the detection or assessment of variables; characterised by the detection or assessment of failure or abnormal function
- H01M8/0444—Concentration; Density
- H01M8/04485—Concentration; Density of the coolant
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04694—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by variables to be controlled
- H01M8/04746—Pressure; Flow
- H01M8/04768—Pressure; Flow of the coolant
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04313—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by the detection or assessment of variables; characterised by the detection or assessment of failure or abnormal function
- H01M8/04664—Failure or abnormal function
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04313—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by the detection or assessment of variables; characterised by the detection or assessment of failure or abnormal function
- H01M8/04664—Failure or abnormal function
- H01M8/04679—Failure or abnormal function of fuel cell stacks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04992—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by the implementation of mathematical or computational algorithms, e.g. feedback control loops, fuzzy logic, neural networks or artificial intelligence
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料電池システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】
固体高分子型燃料電池はその燃料となる水素あるいは水素リッチな改質ガスおよび空気を供給して電気化学反応を起こし電気エネルギを得ている。燃料電池システムには、このような化学反応で発熱した燃料電池を80℃程度の定常運転温度に維持するために冷却系統が設けられている。冷却系統は、冷却液を循環ポンプにより燃料電池へ供給し、燃料電池を通過した冷却液はラジエータのような熱交換器によって冷却した後にタンクに戻す循環系を構成している。
【0003】
冷却液としては一般に純度の高い純水が使用される。純水の導電率が増加すると燃料電池内でショートして発電量の低下さらには発電停止を起こすおそれを生じるので、純水の導電率を低減するためにイオン除去フィルタなどの導電率低減装置が設けられる。このようなイオン除去フィルタを設けたシステムとしては、特開平9?22716号公報に開示されているものが知られている。これは、導電率計にて燃料電池の冷却液の導電率を測定し、測定値に応じてイオン除去フィルタを作動させて導電率を低く管理しようとするものである。
【0004】
しかしながら、こうした従来のイオン除去装置では、例えば燃料電池の負荷が大きくて冷却装置に冷却性能をフルに発揮させたい場合、あるいは燃料電池が定常運転中であっても電力に余裕がない場合などには、冷却液の導電率が許容限界値に達したとしても、冷却性能を優先させる必要からイオン除去処理ができず、あるいはイオン交換用のポンプを駆動する余剰電力がなくてイオン除去処理ができないという問題が生じる
また、一般に導電率計は温度変化による測定精度の劣化が大きく、定格使用温度(25℃程度)に対して温度差が大きくなるほど導電率値が実状とずれてくる。また、測定保証温度範囲もおおむね0〜50℃程度であり、したがって燃料電池の定常運転温度である80℃前後では測定値の信頼性は低い。さらに、導電率計は耐熱性も約80℃と燃料電池の定常運転温度に対して余裕がないので、導電率計そのものの信頼性や耐久性も問題となる。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、運転状態の検出結果に基づいてイオン除去装置などの導電率低減装置への冷却液バイパス割合を可変制御することにより、冷却性能や電力に余裕がない状態で導電率が許容限界値を超える機会を低減してシステムの運用効率を高めることを目的としている。また、本発明では、導電率検知の信頼性を高めることをも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの冷却液温度または燃料電池の要求放熱量を検出する運転状態検出装置を設けると共に、前記制御装置を、導電率が許容限界値以下の条件下にて、前記冷却液温度または要求放熱量が低くなるのに応じて、前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した。
【0007】
第2の発明は、循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、前記燃料電池の要求出力値または循環ポンプの負荷を検出する運転状態検出装置を設けると共に、前記制御装置を、導電率が許容限界値以下の条件下にて前記燃料電池の要求出力値または循環ポンプの負荷が小さくなるのに応じて、前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した。
【0008】
第3の発明は、前記第1または第2の発明において、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置を設け、該導電率検知装置を、前記運転状態検出装置の検出値に基づいて導電率の予測値を求めるように構成した。
【0009】
第4の発明は、前記第1または第2の発明において、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置を設け、該導電率検知装置を、冷却液循環流路内に外部から注入される冷却液の導電率を計測する計測手段を備えた。
【0010】
第5の発明は、前記第1または第2の発明において、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置を設け、該導電率検知装置は、発電前の燃料電池スタックの任意のセパレータ間に電圧を印加し、この時の電流検出結果から導電率を演算するように構成した。
【0011】
第6の発明は、前記第3の発明の導電率検知装置を、冷却液の温度を計測する計測手段を備え、当該計測値に基づいて導電率の予測値を補正するように構成した。
【0012】
第7の発明は、前記第3の発明の導電率検知装置を、冷却液の流量を計測する計測手段を備え、燃料電池の運転時間と冷却液の流量とに基づいて導電率の予測値を補正するように構成した。
【0013】
第8の発明は、前記第3の発明の導電率検知装置を、燃料電池出力から冷却液の温度または流量の少なくとも何れか一方を予測する予測手段を備え、当該予測結果に基づいて導電率の予測値を補正するように構成した。
【0014】
第9の発明は、循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置と、前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの冷却液温度を検出する運転状態検出装置を設けると共に、前記制御装置を、導電率が許容限界値以下の条件下にて、前記冷却液温度が低くなるのに応じて、前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した。
【0015】
第10の発明は、循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置と、前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの前記循環ポンプの要求駆動力を検出する運転状態検出装置を設けると共に、前記制御装置を、導電率が許容限界値以下の条件下にて、前記循環ポンプの要求駆動力が小さくなるのに応じて、前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した。
【0016】
【作用・効果】
前記第1の発明または第9の発明によれば、要求放熱量が少なくて冷却液の循環流量が少ない状態で効率よく冷却液の導電率を低減することができ、冷却性能に余裕がないときに導電率が許容限界値を超える機会を低減でき、したがって燃料電池システムを効率よく運転することが可能となる。
【0017】
第2の発明または第10の発明によれば、燃料電池ないしは循環ポンプの能力の余裕を有効利用して、システムの効率を低下させることなく導電率の低減を促進して導電率を常に低いレベルに維持でき、冷却性能に余裕がないときに導電率が許容限界値を超える機会を低減でき、したがって燃料電池システムを効率よく運転することができる。
【0018】
第3の発明によれば、さらに導電率検知装置を設け、燃料電池システムの運転状態に基づいて導電率の予測値を求めるように構成したことから、導電率が許容限界値を超えるような運転状態を事前に予測して導電率低減装置への冷却液バイパス量を増大でき、これにより導電率が許容限界値を超える機会をより低減しまたは導電率が基準値を超える時期を より遅らせることができる。
【0019】
第4の発明によれば、導電率検知装置を、燃料電池システム内に外部から注入される冷却液の導電率を計測する計測手段を備えるものとしたことから、高温となる冷却液循環系にて導電率計等で計測する必要がなく、それだけ導電率計測の信頼性が向上し、システムの簡素化を図ることもできる。また、冷却液循環系に導電率計を併設する場合においても、検知した導電率を冷却液の初期の正確な導電率に基づいて補正し、導電率低減装置へのバイパス割合をより正確に制御することが可能となる。
【0020】
第5の発明によれば、燃料電池発電前の電位が存在しない状態で任意のセパレータに電圧を印加することにより求められる抵抗値から、冷却水の導電率を正確に求めることができる。また、発電開始毎に計測することができるので常に正確な導電率に基づいて導電率低減装置への冷却液バイパス割合をより的確に制御することができる。
【0021】
第6の発明によれば、第2の発明の導電率検知装置による導電率予測値を、冷却液の温度に基づいて補正するようにしたことから、冷却液温度が上昇するほど導電率が悪化する傾向にしたがってより的確に導電率予測を行うことができる。
【0022】
第7の発明によれば、第2の発明の導電率検知装置による導電率予測値を、冷却液の流量に基づいて補正するようにしたことから、冷却液流量が増大するほど導電率が悪化する傾向にしたがってより的確に導電率予測を行うことができる。
【0023】
第8の発明によれば、第2の発明の導電率検知装置を、燃料電池出力から冷却液の温度または流量の少なくとも何れか一方を予測し、その予測結果に基づいて導電率の予測値を補正するように構成したことから、燃料電池の出力値のみから導電率予測を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1において、1はマイクロコンピュータおよびその周辺装置等から構成される制御装置、2は電気化学反応により起電力を得る燃料電池(スタック)、3は冷却液として純水を供給する電動式の循環ポンプ、4は冷却液の導電率を低減する導電率低減装置としてのイオン除去フィルタ、5は冷却液を冷却する熱交換器、6と7は冷却液の流路を切り替える電磁バルブ、8は冷却液の導電率を検知する導電率検知装置である。10は冷却液を燃料電池2と熱交換器5との間で循環させる循環流路、11は循環流路10の途中から前記電磁バルブ6および7の開度に応じて分流させた冷却液を導電率低減装置4を通して再び循環流路10に戻すバイパス流路である。なお図中の破線は制御系の信号経路を示している。
【0025】
循環ポンプ3は吐出量の要求に応じて回転数が可変制御される構成であり、制御装置1はその回転数の指令値を燃料電池2の運転状態や冷却液温度に応じて決定し、循環ポンプ3の駆動を制御する。循環ポンプ3や各種電気機器の電源としては前記燃料電池2の起電力があてられる。
【0026】
化学反応に伴う燃料電池2の温度上昇を抑制するために冷却液を循環ポンプ3により熱交換器6とのあいだで循環させる。燃料電池2に供給する冷却液は、燃料電池内でのショートにより発電量が低下することを防止するために導電率が低く抑えられていなければならない。自動車等の移動体に搭載するような燃料電池システムでは、外部の純水製造装置から導電率の低い冷却液を自由に供給することができないため、冷却液の導電率を低く維持することは重要である。しかしながら導電性イオンが配管や熱交換器など純水が金属と接触する部分から溶け出すことから、そのまま放置すれば導電率は経時的に上昇してゆく。イオン除去フィルタ4はこの溶け出した導電性イオンを除去する機能を有している。
【0027】
バイパス流路11への流量を切り替える電磁バルブ6と7は、制御装置1からの信号によって開度が連続的または多段階的に可変制御され、循環流路10全開?バイパス流路11全閉の状態から、その逆の状態まで制御装置1からの信号を受け、2つの流路10または11への冷却液量を調節する。このような2つの電磁バルブ6,7を設ける代わりに、流路10と11の分岐部に開度が連続的に変化する特性の単一の三方電磁弁を設けるようにしてもよい。
【0028】
導電率検知装置8としては、冷却液の電気抵抗を測定する原理による導電率計を適用できるほか、後述する各手段ないし手法により導電率の検知または予測を行うことができる。制御装置1は、導電率検知装置8からの冷却液の導電率検知結果に基づいて電磁バルブ6,7ヘの指令値を演算し、循環流路10からバイパス流路11にバイパスさせる冷却液流量の割合を決定している。
【0029】
この実施形態では、導電率検知装置8の検知結果にかかわらず、すなわち導電率が許容しうる上限値(既定値)よりも低い条件下であっても、電磁バルブ6,7の開度を調節してイオン除去フィルタ4にある程度の冷却液をバイパスさせる。これにより、図2に示したように常に導電率を低く維持し、燃料電池2での漏れ電流の発生を抑制する。
【0030】
図3は第2の実施形態であり、導電率検知装置により導電率の変化予測を行い、例えば時間経過に伴う導電率の変化から導電率が既定値を超えると予測されたときにはイオン除去フィルタへの冷却液バイパス割合を増大して導電率を低下させるようにしたものである。これにより、導電率が既定値に達する回数をより低減し、または既定値に達する時期をより遅らせてシステム停止等のおそれを低減することができる。
【0031】
図4は本発明の第3の実施形態である。なお図1と同一の部分には同一の符号を付して示す(以下の各図につき同様)。この実施形態では、制御装置1に循環ポンプ3の負荷をフィードバックしてポンプ能力の余裕を計算し、その余裕代が大であるほどイオン除去フィルタ4ヘの冷却液バイパス割合が増すように電磁バルブ6,7を制御するようにしている。これにより、循環ポンプ3の能力の余裕を有効利用して、余裕代が有る範囲で導電率低減を促進して、導電率を常に低いレベルに維持することができる。なお、循環ポンプ3の余裕代のみならず、冷却液の流量または温度を検出して、冷却液流量または温度に余裕があるときに前記と同様の制御を行うようにしてもよい。前記のような制御を実施する運転条件としては次のような条件が想定される。
・システム始動時で、スタック温度が低く冷却の要求がないかまたは小さい場合。
・システム始動時等で、起動前放置により導電率が悪化している場合。
・アイドル運転時で、スタック発熱量が低減している場合。
・減速過渡応答時で、ポンプ負荷が低い場合。
【0032】
図5は本発明の第4の実施形態である。これは、導電率検知装置としての導電率計8を、燃料電池システムの内部ではなく、冷却液をシステム(冷却液循環流路10)に注入する外部流路12に設け、システム外部にて導電率を測定するようにしたものである。制御装置1は、冷却液をシステムに注入する時に、前記システム外の導電率計8により導電率を測定し、その測定結果による導電率を用いて、または測定結果により以前の導電率検知結果を補正して電磁バルブ6,7の開度を制御する。この実施形態によれば、システム内に導電率計8を設置しないので、流体温度の上昇による測定不良や雰囲気温度の上昇による故障部品の発生を低減でき、システム信頼性が向上し、システム簡素化もできる。またシステム内に注入した冷却液の初期の正確な導電率を把握できる。イオン除去フィルタ4ヘと流す冷却液の制御を、正確な初期の導電率値を基により的確に行うことができる。また、冷却液循環系に導電率計を併設する場合においても、検知した導電率を冷却液の正確な初期導電率に基づいて補正することにより、より精度の高い制御を行うことができる。
【0033】
図6は本発明の第5の実施形態である。この実施形態では、制御装置1は発電前ないし非発電時の燃料電池スタック2の任意のセパレータ2a間に電圧を印加して当該セパレータ間の電流値ないし抵抗値を測定し、その測定結果とセパレータ部の既知の流路形状および長さから冷却液の導電率を算出する。この実施形態によれば、冷却液の導電率を冷却液供給時のみならず、毎回の起動時に測定でき、すなわち導電率の測定頻度を高めて測定精度を高めることができる。また、導電率計を設けることなく導電率を検知することができる。
【0034】
図7は本発明の第6の実施形態である。この実施形態では、制御装置1は燃料電池2の出力電流から冷却液への漏れ電流値を計算する。これは、例えば燃料電池2からの出力電流値が、低い導電率の時と比べた低下分を冷却液への漏れ電流値とする。次にこの計算結果と燃料電池2の既知の冷却液流路形状と絶縁範囲から導電率を算出する。この実施形態によれば、図6の実施形態と同様に導電率計を設けることなく、燃料電池の出力電流値によって導電率を検出することができる。
【0035】
図8は本発明の第7の実施形態である。この実施形態は、燃料電池2に供給する冷却液の温度を測定する温度センサ13を備え、制御装置1はこの温度検出結果から導電率の経時変化を補正する。すなわち、制御装置1は、前記検出温度に応じて冷却液の活性が変化することによる導電率の経時変化を補正するのであり、その結果に応じて電磁バルブ6,7を制御してイオン除去フィルタ4へバイパスさせる冷却液の割合を制御して導電率を低く保つ。制御装置1による前記導電率の演算処理についてさらに図9と図10を用いて説明する。図9は冷却液温度と導電率の変化傾向を表した特性線図、図10は前記導電率演算の手順である。この演算処理ではまず燃料電池システム起動時の導電率を測定または予測する一方、起動後の経過時間と温度履歴に基づきその後の温度変化を予測する。次いで、予測した温度変化に基づき、システム起動時に測定または予測した導電率を初期値として、例えば図9の特性を記憶装置上にマップ化したものを検索して現在あるいは将来の導電率を求める。このようにして冷却液の温度変化を監視することで導電率を検知し、導電率を低減する制御を効果的に行うことができる。
【0036】
図11は本発明の第8の実施形態である。この実施形態は、燃料電池2に循環させる冷却液の流量を測定する流量センサ14を備え、制御装置1はこの流量検出結果から導電率の経時変化を補正する。すなわち、制御装置1は、前記検出流量に応じて冷却液の活性が変化することによる導電率の経時変化を補正するのであり、その結果に応じて電磁バルブ6,7を制御してイオン除去フィルタ4へバイパスさせる冷却液の割合を制御して導電率を低く保つ。制御装置1による前記導電率の演算処理についてさらに図12と図13を用いて説明する。図12は冷却液流量と導電率の変化傾向を表した特性線図、図13は前記導電率演算の手順である。この演算処理ではまず燃料電池システム起動時の導電率を測定または予測する一方、起動後の経過時間と冷却液流量履歴に基づきその後の流量変化を予測する。次いで、予測した流量変化に基づき、システム起動時に測定または予測した導電率を初期値として、例えば図12の特性を記憶装置上にマップ化したものを検索して現在あるいは将来の導電率を求める。このようにして冷却液の流量変化を監視することで導電率を補正し、導電率を低減する制御を効果的に行うことができる。
【0037】
図14は本発明の第9の実施形態である。図は本実施形態の演算処理手順を示したもので、制御装置1において冷却液の温度または流量を検出すると共に、燃料電池2の要求出力値(または取出し出力値)を検知し、その出力値変化から冷却液温度変化と冷却液流量変化の両方またはいずれか一方を予測し、電磁バルブ6,7の開度を制御するものである。この演算処理ではまず燃料電池システム起動時の導電率を測定または予測する一方、燃料電池の要求出力値と、冷却液温度または流量を検出する。次いで起動後の経過時間および要求出力値と冷却液温度または流量の履歴に基づきその後の温度または流量変化を予測する。さらに、予測した温度または流量変化に基づき、システム起動時に測定または予測した導電率を初期値として、例えば温度については図9、流量については図12の特性を記憶装置上にマップ化したものを検索して現在あるいは将来の導電率を求める。このようにして冷却液の温度または流量を予測することで導電率を補正し、導電率を低減する制御を効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のシステム構成図。
【図2】 前記第1の実施形態による導電率の変化特性の説明図。
【図3】 本発明の第2の実施形態による導電率の変化特性の説明図。
【図4】 本発明の第3の実施形態のシステム構成図。
【図5】 本発明の第4の実施形態のシステム構成図。
【図6】 本発明の第5の実施形態のシステム構成図。
【図7】 本発明の第6の実施形態のシステム構成図。
【図8】 本発明の第7の実施形態のシステム構成図。
【図9】 前記第7の実施形態における冷却液温度と導電率の関係を示す特性線図。
【図10】 前記第7の実施形態における導電率算出処理手順の説明図。
【図11】 本発明の第8の実施形態のシステム構成図。
【図12】 前記第8の実施形態における冷却液流量と導電率の関係を示す特性線図。
【図13】 前記実施形態における導電率算出処理手順の説明図。
【図14】 本発明の第9の実施形態における導電率算出処理手順の説明図。
【符号の説明】
1 制御装置
2 燃料電池(スタック)
3 循環ポンプ
4 イオン除去フィルタ(導電率低減装置)
5 熱交換器
6 電磁バルブ
7 電磁バルブ
8 導電率検知装置
10 冷却液の循環流路
11 バイパス流路
12 外部流路
13 温度センサ
14 流量センサ
Claims (10)
- 循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、
この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、
循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、
前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置と
を備えた燃料電池システムにおいて、
燃料電池システムの冷却液温度または燃料電池の要求放熱量を検出する運転状態検出装置を設けると共に、
前記制御装置を、
前記冷却液温度または要求放熱量が低くなるのに応じて、
前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した
燃料電池システムの導電率管理装置。 - 循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、
この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、
循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、
前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置と
を備えた燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池の要求出力値または循環ポンプの負荷を検出する運転状態検出装置を設けると共に、
前記制御装置を、
前記燃料電池の要求出力値または循環ポンプの負荷が小さくなるのに応じて、
前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した
燃料電池システムの導電率管理装置。 - 請求項1または請求項2において、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置を設け、
該導電率検知装置は、前記運転状態検出装置の検出値に基づいて導電率の予測値を求めるように構成されている燃料電池システムの導電率管理装置。 - 請求項1または請求項2において、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置を設け、該導電率検知装置は、冷却液循環流路内に外部から注入される冷却液の導電率を計測する計測手段を備える燃料電池システムの導電率管理装置。
- 請求項1または請求項2において、冷却液の導電率を検知する導電率検知装置を設け、該導電率検知装置は、発電前の燃料電池スタックの任意のセパレータ間に電圧を印加し、この時の電流検出結果から導電率を演算するように構成されている燃料電池システムの導電率管理装置。
- 請求項3において、前記導電率検知装置は、冷却液の温度を計測する計測手段を備え、当該計測値に基づいて導電率の予測値を補正するように構成されている燃料電池システムの導電率管理装置。
- 請求項3において、前記導電率検知装置は、冷却液の流量を計測する計測手段を備え、燃料電池の運転時間と冷却液の流量とに基づいて導電率の予測値を補正するように構成されている燃料電池システムの導電率管理装置。
- 請求項3において、前記導電率検知装置は、燃料電池出力から冷却液の温度または流量の少なくとも何れか一方を予測する予測手段を備え、当該予測結果に基づいて導電率の予測値を補正するように構成されている燃料電池システムの導電率管理装置。
- 循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、
この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、
循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、
冷却液の導電率を検知する導電率検知装置と、
前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置と
を備えた燃料電池システムにおいて、
燃料電池システムの冷却液温度を検出する運転状態検出装置を設けると共に、
前記制御装置を、
導電率が許容限界値以下の条件下にて、前記冷却液温度が低くなるのに応じて、前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した
燃料電池システムの導電率管理装置。 - 循環ポンプにより燃料電池と熱交換器とのあいだで冷却液を循環させる循環流路と、
この循環流路から取り出した冷却液を導電率低減装置を通して循環流路に戻すバイパス流路と、
循環流路からバイパス流路への冷却液バイパス割合を調節するバルブと、
冷却液の導電率を検知する導電率検知装置と、
前記バルブにより冷却液バイパス割合を増大させる制御装置と
を備えた燃料電池システムにおいて、
燃料電池システムの前記循環ポンプの要求駆動力を検出する運転状態検出装置を設けると共に、
前記制御装置を、
導電率が許容限界値以下の条件下にて、前記循環ポンプの要求駆動力が小さくなるのに応じて、
前記冷却液バイパス割合を増大させるように前記バルブの開度を可変制御するように構成した
燃料電池システムの導電率管理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113495A JP3671857B2 (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 燃料電池システムの導電率管理装置 |
US10/115,985 US6709779B2 (en) | 2001-04-12 | 2002-04-05 | Cooling device for fuel cell system and control method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113495A JP3671857B2 (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 燃料電池システムの導電率管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002313377A JP2002313377A (ja) | 2002-10-25 |
JP3671857B2 true JP3671857B2 (ja) | 2005-07-13 |
Family
ID=18964703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001113495A Expired - Fee Related JP3671857B2 (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 燃料電池システムの導電率管理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6709779B2 (ja) |
JP (1) | JP3671857B2 (ja) |
Families Citing this family (54)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3643069B2 (ja) * | 2001-10-16 | 2005-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池の冷却方法 |
JP3783631B2 (ja) * | 2002-02-22 | 2006-06-07 | 日産自動車株式会社 | 移動体用燃料電池の純水純度維持システム |
JP4222019B2 (ja) * | 2002-12-17 | 2009-02-12 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池の診断方法 |
JP4481577B2 (ja) * | 2003-02-28 | 2010-06-16 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池システム |
EP1473791A1 (en) * | 2003-05-02 | 2004-11-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fuel cell power generator |
CN100438163C (zh) * | 2003-07-25 | 2008-11-26 | 松下电器产业株式会社 | 燃料电池系统 |
JP4066361B2 (ja) * | 2003-07-30 | 2008-03-26 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池の冷却システム |
JP4702592B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2011-06-15 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム及びその運転方法 |
US8246817B2 (en) * | 2004-06-10 | 2012-08-21 | Ford Motor Company | Deionization filter for fuel cell vehicle coolant |
US7445705B2 (en) * | 2004-08-19 | 2008-11-04 | Ford Motor Company | Particle filter for fuel cell coolant |
US20090266519A1 (en) * | 2004-09-08 | 2009-10-29 | Honeywell International Inc. | Heat transfer system, fluid, and method |
BRPI0514949A (pt) * | 2004-09-08 | 2008-07-01 | Honeywell Int Inc | resina de troca iÈnica pré-tratada, resina de troca iÈnica, sistema de transferência térmica, dispositivo acionado por uma fonte de energia alternativa, método de manutenção de uma condutividade inferior a 200 Ás/cm em um fluido de transferência térmica inibidor de corrosão, método de fabricação de uma resina de troca iÈnica tratada, e sistema de célula de combustìvel |
CA2578969A1 (en) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Honeywell International Inc. | Colorant treated ion exchange resins, method of making, heat transfer systems and assemblies containing the same, and method of use |
CN101124290B (zh) * | 2004-09-08 | 2015-05-06 | 霍尼韦尔国际公司 | 非导电性经着色的传热流体 |
US8658326B2 (en) | 2004-09-08 | 2014-02-25 | Prestone Products Corporation | Heat transfer system, fluid, and method |
AU2005282359A1 (en) | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Honeywell International Inc. | Corrosion inhibitors, corrosion inhibiting heat transfer fluids, and the use thereof |
JP2006086014A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
US20060063048A1 (en) * | 2004-09-23 | 2006-03-23 | Kolodziej Jason R | Optimal temperature tracking for necessary and accurate thermal control of a fuel cell system |
JP2006100005A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の漏電検出装置 |
DE102004049127B4 (de) * | 2004-10-07 | 2011-12-29 | Viessmann Werke Gmbh & Co Kg | Vorrichtung und Verfahren zur Bestimmung der Leitfähigkeit eines Kühlmediums eines Brennstoffzellensystems |
FR2893186A3 (fr) * | 2005-11-07 | 2007-05-11 | Renault Sas | Dispositif de pile a combustible avec systeme de refroidissement et systeme de purification d'eau |
JP5083587B2 (ja) * | 2005-11-21 | 2012-11-28 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム及びその温度調整方法 |
JP5055751B2 (ja) * | 2005-11-22 | 2012-10-24 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池システム |
US20070141420A1 (en) * | 2005-12-19 | 2007-06-21 | Voss Mark G | Fuel cell thermal management system and method |
JP2008010367A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Toyota Motor Corp | 燃料電池診断装置および診断方法 |
US7921946B2 (en) * | 2007-05-07 | 2011-04-12 | General Electric Company | System and method for cooling a battery |
FR2917903B1 (fr) * | 2007-06-19 | 2009-12-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de regulation de la regeneration du liquide d'echange de chaleur d'une pile a combustible |
JP5106005B2 (ja) * | 2007-08-29 | 2012-12-26 | エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド | 画像表示装置、および画像表示装置の駆動方法 |
JP5353377B2 (ja) | 2009-03-31 | 2013-11-27 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池システムを搭載した電動車両 |
FR2976420B1 (fr) * | 2011-06-07 | 2013-07-12 | Converteam Technology Ltd | Systeme de refroidissement a eau deionisee pour equipement electrique |
JP6001830B2 (ja) | 2011-08-02 | 2016-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 車両用燃料電池システムの始動方法 |
FR2991814B1 (fr) * | 2012-06-08 | 2014-06-06 | Michelin & Cie | Circuit de refroidissement pour pile a combustible |
GB2516957A (en) * | 2013-08-08 | 2015-02-11 | Intelligent Energy Ltd | Coolant purification |
KR101592651B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2016-02-18 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 차량의 열 관리 시스템 및 방법 |
DE102014018307A1 (de) | 2014-12-10 | 2015-06-18 | Daimler Ag | Vorrichtung zur Erhöhung des elektrischen Isolationswiderstands |
DE102015211476A1 (de) | 2015-06-22 | 2016-12-22 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Brennstoffzellensystem und Verfahren zur Reduktion der Leitfähigkeit einer Kühlflüssigkeit |
JP6828559B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-02-10 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム、燃料電池システムの制御方法および燃料電池システム搭載車両 |
JP6846011B2 (ja) * | 2017-04-25 | 2021-03-24 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム |
DE102018202501A1 (de) * | 2018-02-19 | 2019-08-22 | Mahle International Gmbh | Temperiereinrichtung zum Temperieren eines Batteriezellenmoduls einer elektrischen Energieversorgungseinrichtung |
US10728633B2 (en) * | 2018-12-19 | 2020-07-28 | Simmonds Precision Products, Inc. | Configurable distributed smart sensor system |
DE102019203050A1 (de) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | Ford Global Technologies, Llc | System und Verfahren zum Erzeugen von Vibrationen an wenigstens einer Komponente eines Brennstoffzellensystems sowie Brennstoffzellensystem |
DE102019211491A1 (de) * | 2019-08-01 | 2021-02-04 | Audi Ag | Verfahren zum Betreiben einer Brennstoffzellenvorrichtung sowie Kraftfahrzeug mit einer Brennstoffzellenvorrichtung |
CN110718707A (zh) * | 2019-10-08 | 2020-01-21 | 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 | 燃料电池冷却介质导电性监测系统、监测方法及车辆 |
KR20210070451A (ko) * | 2019-12-04 | 2021-06-15 | 현대자동차주식회사 | 연료전지의 제어시스템 및 제어방법 |
WO2021147322A1 (zh) * | 2020-01-21 | 2021-07-29 | 中山大洋电机股份有限公司 | 一种氢气循环泵组件及其应用的燃料电池 |
CN112098854B (zh) * | 2020-08-06 | 2023-07-21 | 上海艾福亿维测试设备有限公司 | 适用于燃料电池测试的冷却测试系统及其控制方法 |
JP7320549B2 (ja) * | 2021-03-31 | 2023-08-03 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池システム |
WO2022231990A1 (en) * | 2021-04-30 | 2022-11-03 | Ph Matter | Oxygen-fed fuel cell system and method of using same |
DE102021209653A1 (de) * | 2021-09-02 | 2023-03-02 | Siemens Mobility GmbH | Überwachung eines Ionenfilters für einen Brennstoffzellen-Kühlkreislauf |
CN114383655A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-04-22 | 中石化南京工程有限公司 | 一种电炉短网水冷系统的监控方法 |
US20230207846A1 (en) * | 2021-12-28 | 2023-06-29 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc | System and method for indirectly monitoring an isolation resistance of one or more fuel cells |
CN114883608A (zh) * | 2022-01-28 | 2022-08-09 | 上海神力科技有限公司 | 一种燃料电池堆单片水路温控系统 |
CN114455806B (zh) * | 2022-02-11 | 2023-11-17 | 芜湖东旭光电科技有限公司 | 一种降温系统 |
US11824234B1 (en) * | 2022-09-29 | 2023-11-21 | First Mode Ipp Limited | Cooling multiple parallel hydrogen fuel cell stacks |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529015A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-05 | Toshiba Corp | 燃料電池発電システム |
JPH06140066A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-20 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池発電システム |
JPH06223852A (ja) * | 1993-01-21 | 1994-08-12 | Hitachi Ltd | 燃料電池システム |
JPH0922716A (ja) * | 1995-07-04 | 1997-01-21 | Fuji Electric Co Ltd | 水冷式燃料電池の冷却水補給装置 |
JP2000208157A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-28 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池運転システム |
JP2002172391A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-18 | Japan Organo Co Ltd | イオン交換システム |
-
2001
- 2001-04-12 JP JP2001113495A patent/JP3671857B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-04-05 US US10/115,985 patent/US6709779B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002313377A (ja) | 2002-10-25 |
US20020164511A1 (en) | 2002-11-07 |
US6709779B2 (en) | 2004-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3671857B2 (ja) | 燃料電池システムの導電率管理装置 | |
CN106941183B (zh) | 燃料电池系统和燃料电池车辆 | |
JP5273415B2 (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムにおける始動時制御方法 | |
JP4735642B2 (ja) | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法 | |
US9246182B2 (en) | Power generation control device and power generation control method for fuel cell | |
JP5790705B2 (ja) | 燃料電池システムおよびその制御方法 | |
KR101046559B1 (ko) | 연료전지시스템, 그 제어방법 및 이동체 | |
JP5106867B2 (ja) | 燃料電池システム | |
US9853311B2 (en) | Fuel cell system and fuel cell powered vehicle | |
JP5435320B2 (ja) | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法 | |
WO2005086268A1 (ja) | 燃料電池の冷却装置および冷却方法 | |
KR20040015029A (ko) | 연료 전지 시스템 및 이 시스템의 정지 방법 | |
CN114744240B (zh) | 一种燃料电池热管理系统的控制方法及装置 | |
JP3659173B2 (ja) | 燃料電池冷却液の導電率管理装置 | |
JP5239112B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2018181654A (ja) | 燃料電池冷却システム | |
JP2005285489A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2008210646A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2004311055A (ja) | 燃料電池システム | |
US11791481B2 (en) | Fuel cell system | |
JP5229364B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5017917B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP7192690B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP7151553B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5229365B2 (ja) | 燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |