JP3670083B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、商品や景品等を装飾的に包装する包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種商品や景品等は、直方体形状の箱に収納されたり、包装紙で包まれたりして包装されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法では、包装箱や包装紙に付される模様を変化させたり、包装紙の包み方を変化させたりして装飾するしかなく、面白味に欠けるものであった。
この発明は、これらの課題を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の包装箱は、中差込片の上に、上面片を折り重ねて施蓋する包装箱であって、前記上面片に、第1抜き起し片が上方に抜き起こされると共に、前記上面片との連設部に形成される離間する2本の折目線で略コ字形状に反対側に折り曲げられて設けられ、第1抜き起し片が抜き起こされることにより前記上面片に形成された開口に、前記中差込片から上方に抜き起こされて前記中差込片との連設部に形成される離間する2本の折目線で略コ字形状に反対側に折り曲げられた第2抜き起し片が差し込まれ、前記第1抜き起し片の2本の折目線に挟まれた立ち上り部と前記第2抜き起し片の2本の折目線に挟まれた立ち上り部が重ね合わされると共に、第1抜き起し片の立ち上り部より先端部と第2抜き起し片の立ち上り部より先端部とが反対方向に折り曲げられ、該2つの先端部によって全体として1つの装飾形状が形成されて施蓋されることを特徴とする。
また、請求項2に記載の包装箱は、中差込片の上に、上面片を折り重ねて施蓋する包装箱であって、前記中差込片に、抜き起し片が一端部を残して上方に抜き起こされ、該抜き起し片の一端部には離間する2本の折目線が形成されると共に、前記一端部に対向する他端部にも前記離間距離に略等しい間隔で2本の折目線が形成され、前記上面片には、前記抜き起し片の前記一端部と対応する位置に、前記抜き起し片が差し通される挿通溝が形成され、この挿通溝を通された前記抜き起し片は、前記上面片から前記離間距離に略等しい間隔で上方に離間して配置されるよう前記折目線で折り曲げられ、前記他端部が前記上面片に形成された係止溝に係止され、前記抜き起し片の中央部が装飾部とされることを特徴とする。
【0005】
請求項3に記載の包装箱は、上部開口を左右の上面片と前後の折込片とで施蓋する包装箱であって、施蓋状態で左右の上面片の対向する端縁に、それぞれ前記上面片との連設部に形成される離間する2本の折目線で略コ字に折り返されてなる起し片が連設されると共に、左右の上面片のうちの一方の上面片の起し片の基端部には端縁と連続に前方から切込みが形成され、左右の上面片のうちの他方の上面片の起し片の基端部には前記端縁と連続に後方から切込みが形成され、前記左右の起し片の2本の折目線に挟まれた立ち上り部が重ね合わされた状態で、前側折込片が一方の上面片の上面に重ね合わされて該上面片の起し片に形成された前記切込みに差し込まれ、他方の上面片の下方に差し込まれると共に、後側折込片が他方の上面片の上面に重ね合わされて該上面片の起し片に形成された前記切込みに差し込まれ、一方の上面片の下方に差し込まれ、一方の上面片の起し片の立ち上り部より先端部と他方の上面片の起し片の立ち上り部より先端部とが反対方向に折り曲げられ、該2つの先端部によって全体として1つの装飾形状が形成されて施蓋されることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の包装箱10,10A,30,50,70について、さらに詳細に説明する。
図1から図4は、この発明の包装箱の第1実施例(10)を示す図であり、図1は展開斜視図、図2は組立途中の状態を示す斜視図、図3は組立完成状態を示す斜視図、図4は図3におけるA−A断面図である。
この実施例の包装箱10は、ボール紙が打抜加工されてなり、折目線を介して略矩形状の紙片が連続に形成されてなるものである。
すなわち、図1に示すように、矩形状の底面片11を中心として、その前後左右の側端部にそれぞれ矩形状の側面片(前側面片12、後側面片13、左側面片14、右側面片15)が折目線を介して連設されており、これらの側面片12〜15は底面片11に対して垂直上方に折り曲げられて使用される。前後の側面片12,13は、互いに同一形状の矩形状に形成されてなり、左右方向寸法が底面片11の左右方向寸法と同一とされてなる。また、左右の側面片14,15は、互いに同一形状の矩形状に形成されてなり、前後方向寸法が底面片11の前後方向寸法と同一とされている。なお、組立時における各側面片12〜15の上下方向寸法は同一とされている。ところで、底面片11と右側面片15との間の連設部の中央部には、後述する差込片25が差し込まれる差込溝26が、折目線より僅かに右側面片15側に離間しつつ折目線と平行して形成されており、その両端部は折目線側に折曲して形成されている。なお、差込溝26が形成された中央部には、折目線は形成されていない。
【0007】
また、前後の側面片12,13には、底面片11が連設された側辺と対向する上端部に、略矩形状の折込片(前側折込片16、後側折込片17)が連設されており、これら折込片16,17は側面片12,13に対して垂直に内側に折り曲げられて使用される。さらに、前後の各側面片12,13の左右両端部には、それぞれ舌片18,18,19,19が連設されており、側面片12,13に対して垂直に内側に折り曲げられて使用される。
一方、左右の側面片14,15には、底面片11が連設された側辺と対向する側端部に、底面片11と略同一形状の上面片20と中差込片21が連設されている。なお、中差込片21の左右方向寸法は、底面片11の左右方向寸法より僅かに小さく形成されている。また、上面片20には、左側面片14が連設された側辺と対向する側端部に、右側面片15と略同一形状の外側面片24が折目線を介して連設されており、この外側面片24には、上面片20が連設された側辺と対向する側端部の前後方向中央部に、略台形状の差込片25が折目線を介して連設されている。差込片25は、先端側に行くに従ってやや幅寸法が小さくなるよう形成されており、差込片25と外側面片24との連設部には、前後方向両端部から略三角形状の切込みが形成されている。なお、差込片25の基端側の最大幅寸法は、底面片11と右側面片15との間に形成された差込溝26の長さと略同一とされている。
【0008】
上面片20と中差込片21には、左右対称形状の第1抜き起し片22と第2抜き起し片23とが左右対称位置に形成されている。すなわち、この実施例では全体として蝶型を形成するために、上面片20の中央部から一側部に、蝶の片側の羽の形状に切込みを入れられて第1抜き起し片22が形成されており、この第1抜き起し片22は上面片20との連設部に、前後方向に延びる2本の折目線22a,22bが左右に離間して形成されている。そして、この内の基端側の折目線22aは、上面片20の左右方向中央部に位置するよう形成されている。一方、中差込片21の中央部から前記一側部と左右対称位置となる他側部には、蝶の片側の羽の形状に切込みを入れられて第2抜き起し片23が形成されており、この第2抜き起し片23は中差込片21との連設部に、前後方向に延びる2本の折目線23a,23bが左右に離間して形成されている。そして、この内の基端側の折目線23aは、上面片20(中差込片21)の左右方向中央部に位置するよう形成されている。
【0009】
次に、この実施例の包装箱10の使用(組立)状態について説明する。
この実施例の包装箱10は、図1において、2つの抜き起し片22,23に形成された各2本の折目線22a,22b,23a,23bで山折りして、上面片20或いは中差込片21に対して抜き起し片22,23を抜き起こすと共にこれら抜き起し片22,23を抜き起し側と反対側に略コ字形状に折り曲げる一方、その他の折目線を谷折りして製作される。
すなわち、前後の側面片12,13の左右両端部に連設された舌片18,19を前後の側面片12,13に対して垂直に折り曲げた後、前後の側面片12,13を底面片11に対して垂直上方に折り曲げると共に、これら側面片12,13に連設された折込片16,17を側面片12,13に対して、互いに近接する方向に垂直に折り曲げる。
次に、底面片11に対して右側面片15を垂直上方に折り曲げ、さらに、この右側面片15に対して中差込片21を垂直に折り曲げて、底面片11の上部に中差込片21を配置する。これにより、中差込片21の下面が前後の折込片16,17の上面に当接されて重ね合わされる。
その後、底面片11に対して左側面片14を垂直上方に折り曲げ、さらに、この左側面片14に対して上面片20を垂直に折り曲げて、中差込片21の上に上面片20を重ね合わせる。この際、中差込片21から上方に抜き起こされた第2抜き起し片23を、第1抜き起し片22を抜き起こしたことにより上面片20に形成された開口に差し込む。そして、外側面片24を右側面片15の外面に沿って重ね合わせるよう上面片20に対して外側面片24を垂直下方に折り曲げた後、外側面片24に対して差込片25を垂直に折り曲げて、差込溝26に差込片25を差し込んで係合する。
これにより、第1抜き起し片22と第2抜き起し片23とが、上方に浮いて蝶型を形成して装飾的効果を発揮した包装箱10が完成する。なお、この包装箱10には、内部に商品や景品等を入れて組み立てられて使用される。
【0010】
図5から図7は、前記第1実施例の包装箱10の変形例を示す図であり、図5は展開斜視図、図6は組立途中の状態を示す斜視図、図7は組立完成状態を示す斜視図である。
この実施例の包装箱10Aは、前記実施例と比べて、上面片20と中差込片21に形成された抜き起し片22,23の形状が木の形状とされてなる点が相違する。すなわち、左右対称形状の木を左右二分割し、それぞれを上面片20と中差込片21とに、左右対称位置に配置したものである。よって、図6に示すように、上面片20や中差込片21から抜き起し片22,23を抜き起して略コ字形状に折り曲げ、第1抜き起し片22を抜き起したことにより上面片20にできた開口に、第2抜き起し片23を差し込んで組み立てることにより、図7に示すように、箱の上部に2つの抜き起し片によって全体として木の形状が浮き上がって形成されることとなる。
このように、前記第1実施例の包装箱10は、左右対称形状の任意の形状を第1抜き起し片22と第2抜き起し片23とによって形成することができるのであり、その形状は蝶や木に限られず適宜変更可能である。
なお、この実施例の包装箱10Aは、組立時における箱の上下方向の厚さを大きくするために、前後左右の側面片12〜15の大きさを前記第1実施例10よりも大きくしている。
【0011】
図8から図10は、この発明の包装箱の第2実施例(30)を示す図であり、図8は展開斜視図、図9は組立途中の状態を示す斜視図、図10は組立完成状態を示す斜視図である。
この実施例の包装箱30は、上面片40と、中差込片41及びこれに形成される抜き起し片43を除いて、前記第1実施例の包装箱10と略同一の構成とされている。
すなわち、図8に示すように、矩形状の底面片31を中心として、その前後左右の側端部にそれぞれ矩形状の側面片(前側面片32、後側面片33、左側面片34、右側面片35)が連設され、前後の側面片32,33には、左右に舌片38,38,39,39が連設されると共に底面片31と対向する端縁に折込片(前側折込片36、後側折込片37)が連設され、左右の側面片34,35には、底面片31と対向する端縁に底面片31と略同一形状の上面片40と中差込片41が連設され、さらに、上面片40には、左側面片34と対向する端縁に外側面片44が連設されている。また、外側面片44の前後方向中央部に、差込片45が連設される一方、底面片31と右側面片35との間の連設部に、この差込片45が差し込まれる差込溝46が形成されている。
さらに、中差込片41に抜き起し片43が形成される一方、上面片40に前記抜き起し片43を差し通すことができる挿通溝42Aと、抜き起し片43の先端部を係止するため係止溝42Bが形成されてなる。
【0012】
抜き起し片43は、一側端部を残してキャラクター等の図形に沿って中差込片41と切り離されてなる。すなわち、抜き起し片43は、一側端部において中差込片41に連設されており、この連設部には、前後方向に沿う2本の折目線43a,43bが互いに離間して形成されると共に、先端側にも前記離間距離に略等しい間隔で2本の折目線43c,43dが前後方向に沿って形成されている。これにより、抜き起し片43の基端側の第1折目線43aから先端側の第4折目線43dの4本の折目線が形成される。なお、図8において、抜き起し片43の裏面側には、図10に示すような図形が印刷されている。
上面片40に形成される挿通溝42Aは、組立時に、前記抜き起し片43の最も基端側の第1折目線43aと対応する位置に、前後方向に沿って形成されている。なお、挿通溝42Aの長さは、抜き起し片43の前後方向の最大寸法よりも大きく形成されている。
また、係止溝42Bは、抜き起し片43の第2折目線43bと第3折目線43cとの離間距離に等しい距離だけ前記挿通溝42Aと離間した位置に、前後方向に沿って形成されている。なお、係止溝42Bの長さは、抜き起し片43の第4折目線43dから先端側の幅寸法と略等しく形成されている。
【0013】
次に、この実施例の包装箱30の使用(組立)状態について説明する。
この実施例の包装箱30は、図8において、抜き起し片43の第1折目線43aを山折りして、中差込片41から抜き起し片43を抜き起こすと共に、その他の折目線を谷折りして製作される。
すなわち、前後の側面片32,33を底面片31に対して垂直上方に折り曲げると共に、これら前後の側面片32,33に連設された舌片38,39と折込片36,37を互いに近接する方向に、前後の側面片32,33に対して垂直に折り曲げる。
次に、底面片31に対して右側面片35を垂直上方に折り曲げた後、この右側面片35に対して中差込片41を垂直に折り曲げて、底面片31の上部に中差込片41を配置する。これにより、中差込片41の下面が前後の折込片36,37の上面に当接されて重ね合わされる。
その後、底面片31に対して左側面片34を垂直上方に折り曲げ、さらに、この左側面片34に対して上面片40を垂直に折り曲げて、中差込片41の上に上面片40を重ね合わせる。この際、図9に示すように、中差込片41から上方に抜き起こされた抜き起し片43を、上面片40に形成された挿通溝42Aに差し込んで、抜き起し片43の第1折目線43aを挿通溝42Aと一致するまで完全に抜き起し片43を上面片41に差し込む。
それから、外側面片44を右側面片35の外面に沿って重ね合わせるよう上面片40に対して外側面片44を垂直下方に折り曲げた後、外側面片44に対して差込片45を垂直に折り曲げて、差込溝46に差込片45を差し込んで係合する。
一方、上面片40から引き出された抜き起し片43は、第2、第3、第4の各折目線43b,43c,43dを折って、上面片40の係止溝42Bに第4折目線43dから先端側を差し込む。これにより、図10に示すように、抜き起し片43が、上面片40から上方に浮いて配置されることとなり、装飾的効果を発揮した包装箱30が完成する。
【0014】
図11から図13は、この発明の包装箱の第3実施例(50)を示す図であり、図11は展開斜視図、図12は組立途中の状態を示す斜視図、図13は組立完成状態を示す斜視図である。
この実施例の包装箱50は、図11に示すように、矩形状の底面片51を中心として、その前後左右の側端部にそれぞれ矩形状の側面片(前側面片52、後側面片53、左側面片54、右側面片55)が折目線を介して連設されている。前後の側面片52,53は、同一形状の矩形状に形成されてなり、左右方向寸法が底面片51の左右方向寸法と同一とされてなる。また、左右の側面片54,55は、同一形状の矩形状に形成されてなり、前後方向寸法が底面片51の前後方向寸法と同一とされると共に、組立時において上下方向寸法が前後の側面片52,53の上下方向寸法と同一となるよう構成されている。なお、左右の側面片54,55の前後方向両端部には、それぞれ舌片58,58,59,59が連設されている。
【0015】
前後の側面片52,53には、底面片51が連設された側辺と対向する側端部に、略台形状の折込片(前側折込片56、後側折込片57)が連設されている。前側面片52に連設された前側折込片56は、前後方向長さが底面片51の前後方向寸法の二分の一よりも若干大きな寸法とされている。また、前側折込片56は、左側端辺56aが前側面片52や底面片51の左側端辺と平行に前後方向に延びて形成されており、前側面片52と対向する先端辺56bが前側面片52との間の折目線56cと平行に且つ底面片51の左右方向寸法の二分の一の寸法だけ左側端辺56aから右側に延びて形成されており、その右端部と前側面片52側の基端辺56cの右端部とが傾斜して結ばれている。すなわち、この傾斜辺56dは、組立時に底面片51の対角線と一致するよう形成されている。
一方、後側面片53に連設された後側折込片57は、前側折込片56と略対称形状に形成されている。すなわち、右側端辺57aが後側面片53や底面片51の右側端辺と平行に前後方向に延びて形成され、後側面片53と対向する先端辺57bが後側面片53との間の折目線57cと平行に形成され、その左端部と後側面片53側の基端辺57cの左端部とが傾斜辺57dで結ばれている。なお、先端辺57bと右側端辺57aとの間は、第2傾斜辺57eによって面取りされている。
【0016】
左右の側面片54,55には、底面片51が連設された側辺と対向する側端部に、略三角形状の上面片(左側上面片60、右側上面片61)が連設されており、さらにこれら各上面片60,61には、組立時において対向する端縁60c,61cに、略半ハート形状の起し片62,63が連設されている。
左側面片54に連設された左側上面片60は、後端辺60aが左側面片54の後端辺と連続に形成されており、その延出長さは、底面片51の左右方向寸法よりやや小さくされている。また、左側上面片60の後端辺60aの先端部は、前後方向と平行に僅かに前方に延びてカット辺60bが形成されており、このカット辺60bの前端縁と左側面片54の前端部とが傾斜辺60cによって結ばれた形状に形成されてなる。なお、この傾斜辺60cは、組立時に底面片51の対角線と一致するよう形成されている。
左側上面片60の前後方向中央部の傾斜辺60cには、略半ハート形状の左側起し片62が略矩形状の連設部を介して連設されている。連設部の左右の側端辺、すなわち左側上面片60の傾斜辺60cと、起し片62を構成するハート形の中心線とが折目線62a,62bとされており、また、起し片62の基端側の折目線62a上には、左側上面片60の傾斜辺60cと連続に、後方から起し片62の略半分の長さだけ切込み62cが形成されている。
右側面片55に連設された右側上面片61は、底面片51の中心に対して前記左側上面片60と点対称形状に形成されている。すなわち、前端辺61aが左右方向に延びると共に、右側面片55の後端部から右側面片55から離間するに従って前方に傾斜する傾斜辺61cが形成され、この先端部に前後方向に延びるカット辺61bが形成されてなる。また、傾斜辺61cには、前記左側起し片62と左右対称形状の半ハート形の右側起し片63が連設部を介して連設されており、この連設部には、傾斜辺61cと連続に前方から切込み63cが形成されている。
【0017】
次に、この実施例の包装箱50の使用(組立)状態について説明する。
この実施例の包装箱50は、図11において、左右の起し片62,63の連設部に形成された各2本の折目線62a,62b,63a,63bを山折りする他、その他の折目線を谷折りして製作される。
すなわち、左右の側面片54,55の前後両端部に連設された舌片58,59を垂直に折り曲げた後、右側面片55を底面片51に対して垂直上方に折り曲げると共に、右側面片55に対して右側上面片61を垂直に折り曲げて底面片51の上方に配置する。そして、この状態で、右側上面片61に対して右側起し片63の連設部を垂直上方に折り曲げると共に、この連設部に対して右側起し片63を折り曲げて右側上面片61の上に右側起し片63を配置する。
次に、底面片51に対して前側面片52を垂直上方に折り曲げ、さらに、この前側面片52に対して前側折込片56を垂直に折り曲げて、右側上面片61の上に重ね合わせる。この際、図12に示すように、前側折込片56の傾斜辺56dを右側起し片63の連設部に形成された切込み63cに差し込む。
その後、底面片51に対して左側面片54を垂直上方に折り曲げ、さらに、この左側面片54に対して左側上面片60を垂直に折り曲げて、前側折込片56の上に左側上面片60を重ね合わせる。また、左側上面片60に対して左側起し片62の連設部を垂直上方に折り曲げると共に、この連設部に対して左側起し片62を折り曲げて左側上面片60の上に左側起し片62を配置する。
さらに、底面片51に対して後側面片53を垂直上方に折り曲げ、この後側面片53に対して後側折込片57を垂直に折り曲げて、左側上面片60の上に後側折込片57を重ね合わせる。この際、後側折込片57の第2傾斜辺57e側を右側上面片61の下方に差し込むと共に、傾斜辺57dの側を左側起し片62の連設部に形成された切込み63cに差し込む。
これにより、図13に示すように、左右の起し片62,63が、上方に浮いてハート型を形成して装飾的効果を発揮した包装箱50が完成する。
【0018】
図14から図16は、この発明の包装箱の第4実施例(70)を示す図であり、図14は展開斜視図、図15は組立途中の状態を示す斜視図、図16は組立完成状態を示す斜視図である。
この実施例の包装箱70は、図14に示すように、矩形状の後側面片73を中心として、その他の片が折目線を介して連設されてなる。
すなわち、図14に基づいて説明すると、後側面片73の右側端部には、後側面片73と同一形状の右側面片75、前側面片72、左側面片74が順に連設されている。また、後側面片73の左側端部には、組立時に前記左側面片74の端部に接着される糊代片82が連設されている。さらに、後側面片73の下端部には、一辺の長さが前後左右の各側面片72〜75の幅寸法に等しい正方形状の底面片71が連設されており、この底面片71には、後側面片73と対向する端部に、略矩形状の差込片81が形成されている。
また、後側面片73の上端部には、一辺の長さが後側面片73の左右方向寸法に等しい正三角形状の後側傾斜片83が連設されており、この後側傾斜片83の左側端部には、後側傾斜片83と同一形状の正三角形状の左側傾斜片84、前側傾斜片85、右側傾斜片86が順に連設されている。
【0019】
左側傾斜片84、前側傾斜片85及び右側傾斜片86には、それぞれ下端部の幅方向中央部に、下方に行くに従ってやや幅寸法が小さくなると共に基端側左右両端部に切込みが入れられた略矩形状の差込舌片91,93,95が連設されている。また、これらの差込舌片91,93,95の左右両端部には、それぞれ下方に行くに従って幅寸法が小さくなる略台形状の折込舌片92,92,94,94,96,96がそれぞれ連設されている。
後側傾斜片83には、右側端部の中央部に略矩形状の傾斜差込舌片87が連設されると共に、その上下両端部に、略台形状の傾斜折込舌片88,88が連設されている。
右側傾斜片86には、前側傾斜片85が連設された辺と対向する側端部に、略台形状の傾斜舌片89が連設されており、この傾斜舌片89と右側傾斜片86との連設部の中央部には、ほぼ折目線に沿って前記後側傾斜片83の傾斜差込舌片87が差し込まれる傾斜差込溝90が形成されている。また、右側傾斜片86と前側傾斜片85との連設部の下方には、半円と半円とを直線で結んだような略長円形状の差込穴97が形成されている。
【0020】
右側面片75、前側面片72及び左側面片74には、それぞれ上端部に、これら側面片75,72,74と略同一形状の略矩形状の折込片(右側折込片78、前側折込片76、左側折込片77)が連設されており、各連設部には、折目線にほぼ沿って、前記傾斜片86,85,84の下端部に形成された差込舌片95,93,91が差し込まれる差込溝103,101,102が形成されている。
また、右側折込片78の右側端部には、円形状の挿通穴98が形成されている。一方、前側折込片76には、右側傾斜片78との間の切込みから左右対称位置に、小穴99aが形成され、この小穴99aには、前記挿通穴98の径と対応して放射状に複数本の割れ溝99bが形成されている。さらに、右側面片75と左側面片74の下端部には、それぞれ略矩形状の舌片80,79が連設されている。
なお、前側面片72には、下向き略コ字形状のミシン目100が入れられている。
【0021】
次に、この実施例の包装箱70の使用(組立)状態について説明する。
この実施例の包装箱70は、図14における各折目線を谷折りして製作される。
すなわち、後側面片73に対して右側面片75を垂直前方に折り曲げた後、この右側面片75に対して前側面片72を垂直左側に折り曲げ、さらにこの前側面片72に対して左側面片74を垂直後方に折り曲げて、その左側面片74の後端部の内面に、後側面片73に対して垂直前方に折り曲げられた糊代片82の外面を接着して固定して、図15に示すような状態とする。
その後、左右の側面片74,75に対して左右の折込片77,78を互いに近接する方向に、左右の折込片77,78に対して垂直に折り曲げると共に、前側面片72に対して前側折込片76を垂直後方に折り曲げる。これにより、右側折込片78の挿通穴98と前側折込片76の割れ溝99b中心の小穴99aとが同心に配置される。
次に、後側傾斜片83に対して傾斜折込舌片88,88を折り込むと共に、右側傾斜片86に対して傾斜舌片89を折り込んだ後、後側面片73に連設の4つの傾斜片83〜86を折り曲げて、後側傾斜片73の傾斜差込舌片83を右側傾斜片86の傾斜差込溝90に差し込んで略正四角錐形状を形成する。なお、好ましくは、傾斜折込舌片88,88と傾斜舌片89とを接着して固定する。
【0022】
さらに、左側傾斜片84、前側傾斜片85及び右側傾斜片86に連設された折込舌片92,94,96をこれら傾斜片84〜86に対して垂直内側に折り込んだ後、各傾斜片84〜86の下端部に連設された差込舌片91,93,95を側面片74,72,75と折込片77,76,78との間に形成された差込溝102,101,103に差し込む。なお、好ましくは、各折込舌片92,94,96と折込片77,76,78とを接着して固定する。
そして、左右の側面片74,75に対して左右の舌片79,80を互いに近接する方向に、左右の側面片74,75に対して垂直に折り曲げる。その後、後側面片73に対して底面片71を垂直前方に折り曲げると共に、底面片71に対して差込片81を垂直上方に折り曲げて前側面片72の後面に重ね合わせるよう差込片81を差し込んで組み立てる。
これにより、図16に示すように、下部が四角柱で上部が四角錐形状の包装箱70が完成する。この包装箱70は、図16に示すように、前後左右の傾斜片83〜86にカレンダー等を印刷して使用すると好適である。また、前側傾斜片85と右側傾斜片86との間に形成された差込穴97が、右側折込片78の挿通穴98や前側折込片76の割れ溝99a中心と同心になるので、図16に示すように、差込穴99bから鉛筆110等を差して使用することができる。この際、割れ溝99bの作用により、鉛筆110の太さに関係なく鉛筆110を安定して立てておくことができるので、便利である。
さらに、前側面片72に形成されたミシン目100を切り離して折り込むことにより、前面に略矩形状の開口を形成し、その開口にメモ用紙120やティッシュ等を入れて使用することもできる。
【0023】
なお、この発明の包装箱は、上記各実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
例えば、第1実施例の包装箱10において、第1抜き起し片22と第2抜き起し片23とは、蝶や木の形状に限らず、左右対称形状の他の図形であってもよいことは勿論であるが、左右対称形状でない他の図形を両方の立ち上り部で連続になるよう形成してもよい。また、これらは、上面片20の中央に配置する必要はなく、任意の位置にずらして形成してもよい。さらに、上面片20と中差込片21との対応する位置に開口を作って、収納される商品の模様等を外部から視認できるようにしてもよい。また、上面片20に外側面片24や差込片25を連設しないで、上面片20の端部を中差込片21に形成した切込溝に差し込んで施蓋する構成であってもよい。
また、第2実施例の包装箱30において、抜き起し片43の基端側の第2折目線43bを省略し、抜き起し片43を三角形状に傾斜して配置する構成であってもよい。
さらに、第3実施例の包装箱50において、左右の起し片62,63によって形成される形状は、ハート形に限らず任意の形状とすることができる。
また、第4実施例の包装箱70において、四角柱形状の箱を四角錐形状の蓋で施蓋する構成は、断面四角形に限らず任意の多角形に変更することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の包装箱によれば、抜き起し片等によって箱を立体的に装飾することができ、内部に入れられる商品の付加価値を高めることができる。しかも、いずれの装飾箱も、一枚の紙を折ってできているので、製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の包装箱の第1実施例を示す展開斜視図である。
【図2】図1の包装箱の組立途中の状態を示す斜視図である。
【図3】図1の包装箱の組立完成状態を示す斜視図である。
【図4】図3におけるA−A断面図である。
【図5】図1の包装箱の変形例を示す展開斜視図である。
【図6】図5の包装箱の組立途中の状態を示す斜視図である。
【図7】図5の包装箱の組立完成状態を示す斜視図である。
【図8】この発明の包装箱の第2実施例を示す展開斜視図である。
【図9】図8の包装箱の組立途中の状態を示す斜視図である。
【図10】図8の包装箱の組立完成状態を示す斜視図である。
【図11】この発明の包装箱の第3実施例を示す展開斜視図である。
【図12】図11の包装箱の組立途中の状態を示す斜視図である。
【図13】図11の包装箱の組立完成状態を示す斜視図である。
【図14】この発明の包装箱の第4実施例を示す展開斜視図である。
【図15】図14の包装箱の組立途中の状態を示す斜視図である。
【図16】図14の包装箱の組立完成状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10A,30,50,70 包装箱
11,31,51,71 底面片
12,32,52,72 前側面片
13,33,53,73 後側面片
14,34,54,74 左側面片
15,35,55,75 右側面片
16,36,56,76 前側折込片
17,37,57 後側折込片
18,19,38,39,58,59,79,80 舌片
20,40 上面片
21,41 中差込片
22 第1抜き起し片
23 第2抜き起し片
24,44 外側面片
25,45,81 差込片
26,46 差込溝
42A 挿通溝
42B 係止溝
43 抜き起し片
43a 第1折目線
43b 第2折目線
43c 第3折目線
43d 第4折目線
60 左側上面片
61 右側上面片
62 左側起し片
63 右側起し片
77 左側折込片
78 右側折込片
83 後側傾斜片
84 左側傾斜片
85 前側傾斜片
86 右側傾斜片
Claims (3)
- 中差込片の上に、上面片を折り重ねて施蓋する包装箱であって、
前記上面片に、第1抜き起し片が上方に抜き起こされると共に、前記上面片との連設部に形成される離間する2本の折目線で略コ字形状に反対側に折り曲げられて設けられ、
第1抜き起し片が抜き起こされることにより前記上面片に形成された開口に、前記中差込片から上方に抜き起こされて前記中差込片との連設部に形成される離間する2本の折目線で略コ字形状に反対側に折り曲げられた第2抜き起し片が差し込まれ、
前記第1抜き起し片の2本の折目線に挟まれた立ち上り部と前記第2抜き起し片の2本の折目線に挟まれた立ち上り部が重ね合わされると共に、第1抜き起し片の立ち上り部より先端部と第2抜き起し片の立ち上り部より先端部とが反対方向に折り曲げられ、該2つの先端部によって全体として1つの装飾形状が形成されて施蓋されることを特徴とする包装箱。 - 中差込片の上に、上面片を折り重ねて施蓋する包装箱であって、
前記中差込片に、抜き起し片が一端部を残して上方に抜き起こされ、該抜き起し片の一端部には離間する2本の折目線が形成されると共に、前記一端部に対向する他端部にも前記離間距離に略等しい間隔で2本の折目線が形成され、
前記上面片には、前記抜き起し片の前記一端部と対応する位置に、前記抜き起し片が差し通される挿通溝が形成され、
この挿通溝を通された前記抜き起し片は、前記上面片から前記離間距離に略等しい間隔で上方に離間して配置されるよう前記折目線で折り曲げられ、前記他端部が前記上面片に形成された係止溝に係止され、前記抜き起し片の中央部が装飾部とされることを特徴とする包装箱。 - 上部開口を左右の上面片と前後の折込片とで施蓋する包装箱であって、
施蓋状態で左右の上面片の対向する端縁に、それぞれ前記上面片との連設部に形成される離間する2本の折目線で略コ字に折り返されてなる起し片が連設されると共に、左右の上面片のうちの一方の上面片の起し片の基端部には端縁と連続に前方から切込みが形成され、左右の上面片のうちの他方の上面片の起し片の基端部には前記端縁と連続に後方から切込みが形成され、
前記左右の起し片の2本の折目線に挟まれた立ち上り部が重ね合わされた状態で、前側折込片が一方の上面片の上面に重ね合わされて該上面片の起し片に形成された前記切込みに差し込まれ、他方の上面片の下方に差し込まれると共に、後側折込片が他方の上面片の上面に重ね合わされて該上面片の起し片に形成された前記切込みに差し込まれ、一方の上面片の下方に差し込まれ、一方の上面片の起し片の立ち上り部より先端部と他方の上面片の起し片の立ち上り部より先端部とが反対方向に折り曲げられ、該2つの先端部によって全体として1つの装飾形状が形成されて施蓋されることを特徴とする包装箱。
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