JP3235818U - 紙製包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば配送用包装容器として使用した後に、小物入れや置物などとして容易に再利用が可能で、デザイン性に優れた包装容器を有効活用できる紙製包装容器を提供する。【解決手段】前板、左側板、右側板3、後板4、天板5及び底板とからなる直方体状の紙製包装容器であって、前板、左側板及び右側板3を上下に分断するための切離線7が形成され、後板4には折り線8が設けられ、前板、左側板及び右側板3を切離線7で切り離して後板4を折り線8で後板4の表面上部4aと表面下部4bとが合わさるように二つ折りすることで、直方体状の第一の状態から二つの収納部が前後に並設された第二の状態となるように構成され、表面上部4a及び表面下部4bには、いずれか一方に送り先を表示する送り先表示部10が設けられ、第二の状態では前記送り先表示部10が隠蔽される。【選択図】図2
Description
本考案は、紙製包装容器に関するものである。
特許文献1には、前板、左側板、右側板、後板、底板及び天板とからなる直方体状の紙製容器であって、前板、左側板及び右側板を切離線で切り離して上下に分断した後、後板を折り線で当該後板の表面上部と表面下部とが合わさるように二つ折りすることで、直方体状の第一の状態から上部が開口する二つの収納部が前後に並設された第二の状態とし得るものが開示されている。
本考案は、例えば配送用包装容器として使用した後に、小物入れや置物などとして容易に再利用が可能で、デザイン性に優れた包装容器を有効活用できる、これまでにない紙製包装容器を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
前板1、左側板2、右側板3、後板4、天板5及び底板6とからなる直方体状の紙製包装容器であって、
前記前板1、前記左側板2及び前記右側板3を上下に分断するための切離線7が、前記左側板2の前記後板4側の端部から前記前板1を横断するように前記右側板3の前記後板4側の端部まで形成され、
前記後板4には、前記切離線7の端部同士を繋ぐように直線状の折り線8が設けられ、
前記前板1、前記左側板2及び前記右側板3を前記切離線7で切り離して上下に分断すると共に、前記後板4を前記折り線8で当該後板4の表面上部4aと表面下部4bとが合わさるように二つ折りすることで、直方体状の第一の状態から上部が開口する二つの収納部9が前後に並設された第二の状態となるように構成され、
前記後板4の表面上部4a及び表面下部4bには、いずれか一方に送り先を表示する送り先表示部10が設けられ、前記第二の状態では前記送り先表示部10が隠蔽されるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
前記前板1、前記左側板2及び前記右側板3を上下に分断するための切離線7が、前記左側板2の前記後板4側の端部から前記前板1を横断するように前記右側板3の前記後板4側の端部まで形成され、
前記後板4には、前記切離線7の端部同士を繋ぐように直線状の折り線8が設けられ、
前記前板1、前記左側板2及び前記右側板3を前記切離線7で切り離して上下に分断すると共に、前記後板4を前記折り線8で当該後板4の表面上部4aと表面下部4bとが合わさるように二つ折りすることで、直方体状の第一の状態から上部が開口する二つの収納部9が前後に並設された第二の状態となるように構成され、
前記後板4の表面上部4a及び表面下部4bには、いずれか一方に送り先を表示する送り先表示部10が設けられ、前記第二の状態では前記送り先表示部10が隠蔽されるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項1記載の紙製包装容器において、前記後板4の表面上部4a及び表面下部4bの他方には、前記第二の状態への変形手順を説明する説明表示部11が設けられ、前記第二の状態では前記送り先表示部10及び前記説明表示部11が隠蔽されるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項2記載の紙製包装容器において、前記送り先表示部10及び前記説明表示部11は、前記後板4の表面上部4a若しくは表面下部4b以外の他の部位には設けられていないことを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項1~3いずれか1項に記載の紙製包装容器において、前記左側板2及び前記右側板3の前記切離線7は、前記後板4側の端部から前記前板1側の端部に向かって下方へ傾斜するように形成されていることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項1~4いずれか1項に記載の紙製包装容器において、前記前板1の前記切離線7は上下一対設けられ、当該切離線7間の帯状部12を除去できるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項5記載の紙製包装容器において、前記帯状部12の中央部には帯状部12を左右に分断するスリットにより摘み部13が形成され、この摘み部13を摘まんで前記帯状部12を前記切離線7に沿って引き剥がせるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項5,6いずれか1項に記載の紙製包装容器において、前記左側板2及び前記右側板3の前記切離線7の前記前板1側の端部は前記前板1に設けられた上下一対の切離線7と夫々接続するように分岐していることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項1~7いずれか1項に記載の紙製包装容器において、段ボール製であることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
また、請求項8記載の紙製包装容器において、前記切離線7はミシン目であることを特徴とする紙製包装容器に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、例えば配送用包装容器として使用した後に、小物入れや置物などとして容易に再利用が可能で、デザイン性に優れた包装容器を有効活用できる、これまでにない紙製包装容器となる。
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
商品20が収納された紙製包装容器を受け取った受取人は、天板5(上蓋)若しくは底板6(下蓋)を開けて商品20を取り出した後、切離線7に沿って切り離し、折り線8で二つ折りすることで、当該容器を第二の状態として利用することができる。
この際、送り先表示部10(貼着された送り状等)は二つ折り時に内側に隠蔽されるため、例えば単なる段ボール箱ではなく装飾されたデザイン性の高い包装容器の場合、その美観を損なうことなく、例えば図5に図示したように小物入れなどとして二次利用することが可能となる。
また、本紙製包装容器は、配送用に限らず、店頭で商品を詰め合わせた状態で販売することもでき、この場合、包装・袋入れの必要がなく、また、小物入れとして二次利用が可能となるなど、非常にエコな包装容器となる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図1、2に図示したように、前板1、左側板2、右側板3、後板4、天板5及び底板6とからなる直方体状であり、前記前板1、前記左側板2及び前記右側板3を上下に分断するための切離線7が、前記左側板2の前記後板4側の端部から前記前板1を横断するように前記右側板3の前記後板4側の端部まで形成され、前記後板4には、前記切離線7の端部同士を繋ぐように直線状の折り線8が設けられ、前記前板1、前記左側板2及び前記右側板3を前記切離線7で切り離して上下に分断すると共に、前記後板4を前記折り線8で当該後板4の表面上部4aと表面下部4bとが合わさるように二つ折りすることで、直方体状の第一の状態から上部が開口する二つの収納部9が前後に並設された第二の状態となるように構成された紙製包装容器である。
本実施例は、表裏の原紙間に中芯原紙が設けられた段ボール製であり、前記切離線7はミシン目(破線状の切り込み)であり、前記折り線8は(表原紙は切らず)裏原紙及び中芯原紙のみに直線状の切り込み(スリット)を入れて形成されるものである。なお、(裏原紙は切らず)表原紙及び中芯原紙のみにスリットを入れて折り線8を形成しても良い。
各部を具体的に説明する。
前記後板4の表面上部4a及び表面下部4bには、いずれか一方に送り先を表示する送り先表示部10が設けられ、他方には前記第二の状態への変形手順を説明する説明表示部11が設けられ、前記第二の状態では前記送り先表示部10及び前記説明表示部11が隠蔽されるように構成されている。本実施例は、配送用の包装容器として利用することは勿論、店頭販売用の包装容器としても利用できる。
本実施例では、表面上部4aに送り先表示部10を、表面下部4bに説明表示部11を設けているが、位置関係は逆にしても良い。
前記折り線8は、後板4の上下方向中央に後板4の上下軸方向と直交する左右方向に設けられて丁度二つ折りできるように構成されており、前記第二の状態としたとき、天板5及び底板6を平坦な底面として自立できると共に、前記送り先表示部10及び前記説明表示部11が内側に隠蔽されるように構成されている。
また、本実施例では、前記送り先表示部10及び前記説明表示部11は、前記後板4の表面上部4a若しくは表面下部4b以外の他の部位には設けられていない。したがって、体裁を損なうことなく二次利用が可能となる。
また、前記左側板2及び前記右側板3の前記切離線7は、前記後板4側の端部から前記前板1側の端部に向かって下方へ傾斜するように形成されている。したがって、第二の状態としたとき、前後に並設される2つの収納部の開口部の上端左右縁が前方に向かって下り傾斜する傾斜縁となり、上端後縁が上端前縁より高くなる。
前記前板1の前記切離線7は上下一対設けられ、当該切離線7間の帯状部12を除去できるように構成されている。
具体的には、前記帯状部12の中央部には帯状部12を左右に分断する直線状の切り込みにより摘み部13が形成され、この摘み部13を摘まんで前記切離線7に沿って左右の帯状部12を引き剥がすことができ、容易に切り離しを開始できる。
また、前記左側板2及び前記右側板3の前記切離線7の前記前板1側の端部は前記前板1に設けられた上下一対の切離線7と夫々接続するように分岐している。すなわち、この分岐した切離縁7で囲まれた前記帯状部12の左右両端に連設する小片部19も、帯状部12と共に除去される。
また、本実施例は、図3の一枚板状の段ボール材を、直方体状となるように、後板4に設けられた糊代部17を右側板3の裏側に貼着し、左側板2及び右側板3の内フラップ16が内側にとなるようにして天板5及び底板6に設けられた差し込み片15を差し込んで組み立てる。なお、本実施例は前板1、左側板2及び右側板3に水玉模様(ランダムドット)が印刷されている。図中、符号14は天板5及び底板6を持ち上げやすくするための切り欠き部、18は糊代部17に設けられた右側板3の切離線7の傾斜部と一致する切離線である。
以上のように構成した本実施例は、商品20等が収納され、送り先表示部10に例えば送り状等が貼着されて配送業者により配送される。
そして、受取人は、上蓋(天板5)を開けて商品20を取り出し、上蓋を閉め(図4(a))、続いて、摘み部13を摘まんで左右の帯状部12(及び小片部19)を引き剥がし(図4(b))、続いて、残りの切離線7を切り離しつつ折り線8で二つ折りにし(図4(c))、表面上部4a及び表面下部4bが合わさるようにして第二の状態とすることができる(図4(d))。なお、このような第二の状態への変形手順を説明表示部11に表示する。
したがって、本実施例は、単に配送用の包装容器としてだけでなく、送り先表示部10及び説明表示部11を隠蔽した第二の状態で二次利用でき、例えば装飾されたデザイン性の高い包装容器の場合、その美観を損なうことなく、図5に図示したようなスタンド式の小物入れなどとして二次利用することが可能となる。
よって、本実施例は、配送用包装容器として使用した後に、小物入れや置物などとして容易に再利用が可能で、デザイン性に優れた包装容器を有効活用できる、これまでにない紙製包装容器となる。
1 前板
2 左側板
3 右側板
4 後板
4a 表面上部
4b 表面下部
5 天板
6 底板
7 切離線
8 折り線
9 収納部
10 送り先表示部
11 説明表示部
12 帯状部
13 摘み部
2 左側板
3 右側板
4 後板
4a 表面上部
4b 表面下部
5 天板
6 底板
7 切離線
8 折り線
9 収納部
10 送り先表示部
11 説明表示部
12 帯状部
13 摘み部
Claims (9)
- 前板、左側板、右側板、後板、天板及び底板とからなる直方体状の紙製包装容器であって、
前記前板、前記左側板及び前記右側板を上下に分断するための切離線が、前記左側板の前記後板側の端部から前記前板を横断するように前記右側板の前記後板側の端部まで形成され、
前記後板には、前記切離線の端部同士を繋ぐように直線状の折り線が設けられ、
前記前板、前記左側板及び前記右側板を前記切離線で切り離して上下に分断すると共に、前記後板を前記折り線で当該後板の表面上部と表面下部とが合わさるように二つ折りすることで、直方体状の第一の状態から上部が開口する二つの収納部が前後に並設された第二の状態となるように構成され、
前記後板の表面上部及び表面下部には、いずれか一方に送り先を表示する送り先表示部が設けられ、前記第二の状態では前記送り先表示部が隠蔽されるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器。 - 請求項1記載の紙製包装容器において、前記後板の表面上部及び表面下部の他方には、前記第二の状態への変形手順を説明する説明表示部が設けられ、前記第二の状態では前記送り先表示部及び前記説明表示部が隠蔽されるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器。
- 請求項2記載の紙製包装容器において、前記送り先表示部及び前記説明表示部は、前記後板の表面上部若しくは表面下部以外の他の部位には設けられていないことを特徴とする紙製包装容器。
- 請求項1~3いずれか1項に記載の紙製包装容器において、前記左側板及び前記右側板の前記切離線は、前記後板側の端部から前記前板側の端部に向かって下方へ傾斜するように形成されていることを特徴とする紙製包装容器。
- 請求項1~4いずれか1項に記載の紙製包装容器において、前記前板の前記切離線は上下一対設けられ、当該切離線間の帯状部を除去できるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器。
- 請求項5記載の紙製包装容器において、前記帯状部の中央部には帯状部を左右に分断するスリットにより摘み部が形成され、この摘み部を摘まんで前記帯状部を前記切離線に沿って引き剥がせるように構成されていることを特徴とする紙製包装容器。
- 請求項5,6いずれか1項に記載の紙製包装容器において、前記左側板及び前記右側板の前記切離線の前記前板側の端部は前記前板に設けられた上下一対の切離線と夫々接続するように分岐していることを特徴とする紙製包装容器。
- 請求項1~7いずれか1項に記載の紙製包装容器において、段ボール製であることを特徴とする紙製包装容器。
- 請求項8記載の紙製包装容器において、前記切離線はミシン目であることを特徴とする紙製包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021004265U JP3235818U (ja) | 2021-11-05 | 2021-11-05 | 紙製包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021004265U JP3235818U (ja) | 2021-11-05 | 2021-11-05 | 紙製包装容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3235818U true JP3235818U (ja) | 2022-01-13 |
Family
ID=80111312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021004265U Active JP3235818U (ja) | 2021-11-05 | 2021-11-05 | 紙製包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3235818U (ja) |
-
2021
- 2021-11-05 JP JP2021004265U patent/JP3235818U/ja active Active
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