JP3666945B2 - 圧縮機用電動機制御装置 - Google Patents

圧縮機用電動機制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3666945B2
JP3666945B2 JP23810595A JP23810595A JP3666945B2 JP 3666945 B2 JP3666945 B2 JP 3666945B2 JP 23810595 A JP23810595 A JP 23810595A JP 23810595 A JP23810595 A JP 23810595A JP 3666945 B2 JP3666945 B2 JP 3666945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
lock
compressor
count
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23810595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0984387A (ja
Inventor
和典 栗本
啓司 小川
孝二 浜岡
浩洋 渋谷
秀治 小川原
康浩 辻井
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP23810595A priority Critical patent/JP3666945B2/ja
Publication of JPH0984387A publication Critical patent/JPH0984387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3666945B2 publication Critical patent/JP3666945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、圧縮機用電動機制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧縮機用電動機制御装置としては例えば特開昭63−176980号公報に示されているものがある。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来の圧縮機用電動機制御装置を説明する。
図7は、従来の圧縮機用電動機制御装置のブロック図である。図7において、1は三相同期電動機であるモータである。2はインバータでありモータ1に三相出力する。3は汎用マイクロコンピュータからなる制御用マイクロコンピュータであり、モータの運転周波数信号(H)を出力する。4は汎用マイクロコンピュータからなる電源用マイクロコンピュータであり、前記運転周波数信号(H)を入力すると、モータ1を駆動するための波形整形出力を出力する。5はドライブ手段であり、前記波形整形出力を入力とし、トランジスタ等の複数のスイッチング手段で構成し、前記波形整形出力に基づいてインバータ2の6個のパワートランジスタのベースをトリガし、回転磁界を構成し、運転周波数信号(H)に則した回転数でモータ1を駆動する。
【0004】
以上のように構成された圧縮機用電動機制御装置について、以下その動作を説明する。
【0005】
モータ1の起動時の過負荷状態が発生するとモータはロックする。制御用マイクロコンピュータ3はモータ1を何れかの周波数で運転せしめる運転周波数信号(H)を出力し、インバータ2も三相出力を発生しているにもかかわらず、モータ1は停止していることになる。このようなロック状態ではモータ1の巻線に大電流が流れ、長時間流れると巻線の焼損が生じる。これを防止するため、ロック状態では運転周波数信号(H)を0とし、インバータ2からの出力を停止せしめてロック状態を解除している。また、例えばマイクロコンピュータ3で3分間のタイマをカウントし、過負荷状態の原因が消失するのを待ってからモータ1を再起動させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成は、マイクロコンピュータ3で3分間のタイマをカウントして圧縮機の吐出側と吸い込み側との圧力平衡がとれない極めて過負荷な状態時には再びロックが起こり、ロックが連続して起こる可能性がある。このように連続してロックが起こった場合、回路や圧縮機等にストレスを与えて最悪時には破損に至るという欠点があった。
【0007】
本発明は従来の課題を解決するもので、連続してロックが起こった場合、圧縮機運転停止後、再起動しないようにさせる圧縮機用電動機制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明の他の目的は、圧縮機の吐出側と吸込み側との圧力平衡がとれない極めて過負荷な状態を圧力平衡がとれる状態にまで改善させてから圧縮機を再起動させることである。
【0009】
また、上記従来の構成は、万が一回路や圧縮機等に故障があってロックを検出していたとするならユーザーやサービスマンにとって簡単には原因が分からないと言う欠点があった。
【0010】
本発明の他の目的は、圧縮機の吐出側と吸込み側との圧力平衡がとれて、ロックが起こると回路あるいは圧縮機等に故障があると異常表示する制御装置を提供することを目的をする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の圧縮機用電動機制御装置は、交流入力を直流に変換する整流回路と、複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ回路と、ピストンの往復動にて圧縮を行う圧縮機と、前記圧縮機を動作させる直流電動機と、前記直流電動機の回転子の位置を検出するとともに回転パルスを発生する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力をもとに前記インバータ回路の半導体スイッチング素子の動作を決定する転流手段と、前記位置検出手段から前記直流電動機の回転子の位置を検出し回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段によって前記直流電動機のロック状態を判定しロック信号を出力するロック判定手段と、前記ロック信号を入力すると回転数指令0を出力するとともに、後述する第1タイマーカウント手段で出力された時間信号を入力すると前記圧縮機を再起動させるとともに、後述するロックカウント手段から出力する停止信号により回転数指令0を出力する回転数指令手段と、前記回転数指令0を出力するとカウントするロックカウント手段と、前記ロックカウント手段によりカウントを出力すると一定時間t1をカウントする第1タイマーカウント手段と、前記回転数指令手段によりデューティを設定するデューティ設定手段と、前記直流電動機の回転数を可変するためのチョッピングを行うための信号を発生するチョッピング信号発生手段と、前記転流手段の出力と前記チョッピング信号発生手段の出力とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力により前記インバータ回路の半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ手段とから構成されている。
【0012】
また、さらに、上記構成に加え、前記ロックカウント手段によりN回カウントを出力すると一定時間t2をカウントし、時間t2後に前記回転数指令手段で圧縮機を再起動させる第2タイマーカウント手段を備えた構成をなっている。
【0013】
また、さらに、上記構成に加え、前記ロックカウント手段でN回カウントされてさらにロックカウントされようとすると異常判定表示をする異常判定表示手段を備えた構成となっている。
【0014】
【作用】
本発明の圧縮機用電動機制御装置は、ロックがN回連続で起こると圧縮機運転を停止させることで回路あるいは圧縮機等を破損することから防止できる。
【0015】
また、前記圧縮機運転停止後、圧縮機の吐出側と吸込み側との圧力平衡がとれない極めて過負荷な状態を圧力平衡がとれる状態にまで改善されるぐらいの時間を経過してから圧縮機を再起動させることでロックしないようにできる。
【0016】
また、前記圧力平衡がとれて圧縮機を再起動させてもロックが起こった場合、回路あるいは圧縮機等に故障があると判定でき異常判定表示をすることでユーザーやサービスマンに知らせることができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明による圧縮機用電動機制御装置の第1の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は、本発明の第1の実施例による圧縮機用電動機制御装置のブロック図である。図2は、同実施例の動作を示すフローチャートである。
【0019】
図1において、11は交流電源である。12は交流電源11の交流電圧を直流電圧に変換する倍電圧整流回路である。
【0020】
13はインバータ回路であり、6個の半導体スイッチ(トランジスタ)が3相ブリッジ接続されており、かつ各々のトランジスタに並列・逆方向でダイオードが接続されている。
【0021】
14は直流電動機であり、前記インバータ回路13の出力により駆動される。15は圧縮機であり前記直流電動機14により駆動される。16は前記直流電動機14の回転子(図示せず)の回転位置を検出するとともに、回転パルスを発生する位置検出手段であり、前記直流電動機14の逆起電圧から位置を検出する方式である。
【0022】
17は転流手段であり、前記位置検出手段16の出力から前記インバータ回路13の半導体スイッチを転流させ転流パルスを作り出す。18は回転数指令手段であり、前記直流電動機14の回転数指令信号を出力する。19はロック判定手段であり、前記回転数検出手段によって前記直流電動機のロック状態を判定しロック信号を出力する。
【0023】
20は回転数指令手段であり、前記ロック信号を入力すると回転数指令0を出力するとともに、後述する第1タイマーカウント手段で出力された時間信号を入力すると前記圧縮機を再起動させるとともに、後述するロックカウント手段から出力する停止信号により回転数指令0を出力する。
【0024】
21はロックカウント手段であり、前記回転数指令0を出力するとカウントする。
【0025】
22は第1タイマーカウント手段であり、前記ロックカウント手段によりカウントを出力すると一定時間t1をカウントする。
【0026】
23はデューティ設定手段であり、前記回転数指令手段20によりデューティ値を設定する。24はチョッピング信号発生手段であり、前記直流電動機14の回転数を可変するために、前記デューティ値に従い一定周波数でオン/オフ比率の異なる波形を作り出す。
【0027】
25は合成手段であり、前記転流パルスと前記チョッピング信号とを合成する。
【0028】
26はドライブ手段であり、前記合成手段25の出力により前記インバータ回路13の6個の半導体スイッチをオン/オフさせる。
【0029】
以上のように構成された圧縮機用電動機制御装置について、以下その動作を図2のフローチャートをもとにして説明する。
【0030】
まず、STEP1において、ロックカウント手段21でのロックカウント値nは初期値n=0を入力する。
【0031】
次に、STEP2において、圧縮機15を起動する。次に、STEP3において、ロック判定手段19でロックが起こったか否か判定し、ロックが起こらなければ、圧縮機15運転を継続する。ロックが起こると、STEP4において、回転数指令手段20で回転数指令0を出力し、圧縮機15運転を停止する。
【0032】
次に、STEP5において、ロックカウント手段21でロックカウント値nと一定値N(本実施例ではN=10)とを比較し、n<Nでなければ、圧縮機5運転を再起動させない。n<Nであれば、STEP6において、ロックカウント手段21でnをインクリメントし、STEP7において、第1タイマーカウント手段22で時間t=t1(本実施例ではt1=5(分))を入力する。
【0033】
次に、STEP8において、時間tが経過したか否か判定し、時間tが経過していないなら、時間tが経過するのを待つ。時間tが経過したなら、圧縮機15を再び起動するように、回転数指令手段20で圧縮機15運転される回転数指令が出力される。
【0034】
以上のように本実施例の圧縮機用電動機制御装置は、交流電源11と、整流回路12と、インバータ回路13と、直流電動機14と、圧縮機15と、位置検出手段16と、転流手段17と、回転数指令手段18と、ロック判定手段19と、回転数指令手段20と、ロックカウント手段21と、第1タイマーカウント手段22と、デューティ設定手段23と、チョッピング信号発生手段24と、合成手段25と、ドライブ手段26とから構成されているので、ロックがN回連続で起こると圧縮機15運転を停止させ再起動させないことで回路あるいは圧縮機15等を破損することから防止できる。
【0035】
次に、本発明による圧縮機用電動機制御装置の第2の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第1の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0036】
図3は、本発明の第2の実施例による圧縮機用電動機制御装置のブロック図である。図4は、同実施例の動作を示すフローチャートである。
【0037】
図3において、27は第2タイマーカウント手段であり、ロックカウント手段21によりN回カウントを出力すると一定時間t2をカウントする。本実施例は第1の実施例による圧縮機用電動機制御装置に、さらに第2タイマーカウント手段を設けたものである。
【0038】
以上のように構成された圧縮機用電動機制御装置について、以下その動作を図4のフローチャートをもとにして説明する。
【0039】
まず、STEP1において、ロックカウント手段21でのロックカウント値nは初期値n=0を入力する。
【0040】
次に、STEP2において、圧縮機15を起動する。次に、STEP3において、ロック判定手段19でロックが起こったか否か判定し、ロックが起こらなければ、圧縮機15運転を継続する。ロックが起こると、STEP4において、回転数指令手段20で回転数指令0を出力し、圧縮機15運転を停止する。
【0041】
次に、STEP5において、ロックカウント手段21でロックカウント値nと一定値N(本実施例ではN=10)とを比較し、n<Nでなければ、圧縮機5運転を再起動させない。n<Nであれば、STEP6において、ロックカウント手段21でnをインクリメントし、STEP9において、再びロックカウント値nと一定値Nとを比較する。n<Nでなければ、STEP10において、第2タイマーカウント手段27で時間t=t2(本実施例ではt2=60(分))を入力する。STEP7において、第1タイマーカウント手段22で時間t=t1(本実施例ではt1=5(分))を入力する。
【0042】
次に、STEP8において、時間tが経過したか否か判定し、時間tが経過していないなら、時間tが経過するのを待つ。時間tが経過したなら、圧縮機15を再び起動するように、回転数指令手段20で圧縮機15運転される回転数指令が出力される。
【0043】
以上のように本実施例の圧縮機用電動機制御装置は、交流電源11と、整流回路12と、インバータ回路13と、直流電動機14と、圧縮機15と、位置検出手段16と、転流手段17と、回転数指令手段18と、ロック判定手段19と、回転数指令手段20と、ロックカウント手段21と、第1タイマーカウント手段22と、デューティ設定手段23と、チョッピング信号発生手段24と、合成手段25と、ドライブ手段26と、第2タイマーカウント手段27とから構成されているので、圧縮機15運転停止後、圧縮機15の吐出側と吸込み側との圧力平衡がとれない極めて過負荷な状態を圧力平衡がとれる状態にまで改善させてから圧縮機15を再起動させることでロックしないようにできる。
【0044】
次に、本発明による圧縮機用電動機制御装置の第3の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第2の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0045】
図5は、本発明の第3の実施例による圧縮機用電動機制御装置のブロック図である。図6は、同実施例の動作を示すフローチャートである。
【0046】
図5において、28は異常判定表示手段であり、ロックカウント手段21でN回カウントされてさらにロックカウントされようとすると異常判定表示をする。本実施例は第2の実施例による圧縮機用電動機制御装置に、さらに異常判定表示手段を設けたものである。
【0047】
以上のように構成された圧縮機用電動機制御装置について、以下その動作を図6のフローチャートをもとにして説明する。
【0048】
まず、STEP1において、ロックカウント手段21でのロックカウント値nは初期値n=0を入力する。
【0049】
次に、STEP2において、圧縮機15を起動する。次に、STEP3において、ロック判定手段19でロックが起こったか否か判定し、ロックが起こらなければ、圧縮機15運転を継続する。ロックが起こると、STEP4において、回転数指令手段20で回転数指令0を出力し、圧縮機15運転を停止する。
【0050】
次に、STEP5において、ロックカウント手段21でロックカウント値nと一定値N(本実施例ではN=10)とを比較し、n<Nでなければ、圧縮機5運転を再起動させず、STEP11において、異常判定表示をする。n<Nであれば、STEP6において、ロックカウント手段21でnをインクリメントし、STEP9において、再びロックカウント値nと一定値Nとを比較する。n<Nでなければ、STEP10において、第2タイマーカウント手段27で時間t=t2(本実施例ではt2=60(分))を入力する。STEP7において、第1タイマーカウント手段22で時間t=t1(本実施例ではt1=5(分))を入力する。
【0051】
次に、STEP8において、時間tが経過したか否か判定し、時間tが経過していないなら、時間tが経過するのを待つ。時間tが経過したなら、圧縮機15を再び起動するように、回転数指令手段20で圧縮機15運転される回転数指令が出力される。
【0052】
以上のように本実施例の圧縮機用電動機制御装置は、交流電源11と、整流回路12と、インバータ回路13と、直流電動機14と、圧縮機15と、位置検出手段16と、転流手段17と、回転数指令手段18と、ロック判定手段19と、回転数指令手段20と、ロックカウント手段21と、第1タイマーカウント手段22と、デューティ設定手段23と、チョッピング信号発生手段24と、合成手段25と、ドライブ手段26と、第2タイマーカウント手段27と、異常判定手段28とから構成されているので、ロックカウント値n=Nとなり圧縮機15の吐出側と吸込み側との圧力平衡がとれて圧縮機15を再起動させてもロックが起こった場合、回路あるいは圧縮機15等に故障があると判定し異常判定表示をすることでユーザーやサービスマンに知らせることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、交流入力を直流に変換する整流回路と、複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ回路と、ピストンの往復動にて圧縮を行う圧縮機と、前記圧縮機を動作させる直流電動機と、前記直流電動機の回転子の位置を検出するとともに回転パルスを発生する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力をもとに前記インバータ回路の半導体スイッチング素子の動作を決定する転流手段と、前記位置検出手段から前記直流電動機の回転子の位置を検出し回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段によって前記直流電動機のロック状態を判定しロック信号を出力するロック判定手段と、前記ロック信号を入力すると回転数指令0を出力するとともに、後述する第1タイマーカウント手段で出力された時間信号を入力すると前記圧縮機を再起動させるとともに、後述するロックカウント手段から出力する停止信号により回転数指令0を出力する回転数指令手段と、前記回転数指令0を出力するとカウントするロックカウント手段と、前記ロックカウント手段によりカウントを出力すると一定時間t1をカウントする第1タイマーカウント手段と、前記回転数指令手段によりデューティを設定するデューティ設定手段と、前記直流電動機の回転数を可変するためのチョッピングを行うための信号を発生するチョッピング信号発生手段と、前記転流手段の出力と前記チョッピング信号発生手段の出力とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力により前記インバータ回路の半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ手段とから圧縮機用電動機制御装置を構成するのでロックがN回連続で起こると圧縮機運転を停止させることにより回路あるいは圧縮機等を破損することから防止できる。
【0054】
また、さらに、第2タイマーカウント手段を備えたことにより、圧縮機運転停止後、圧縮機の吐出側と吸込み側との圧力平衡がとれない極めて過負荷な状態を圧力平衡がとれる状態にまで改善されるぐらいの時間を経過してから圧縮機を再起動させることによりロックしないようにできる。
【0055】
また、さらに、異常判定表示手段を備えることにより、圧縮機の吐出側と吸込み側との圧力平衡がとれて圧縮機を再起動させてもロックが起こった場合、回路あるいは圧縮機等に故障があると判定でき異常判定表示をすることによりユーザーやサービスマンに知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧縮機用電動機制御装置の第1の実施例のブロック図
【図2】同実施例の圧縮機用電動機制御装置の動作を示すフローチャート
【図3】本発明による圧縮機用電動機制御装置の第2の実施例のブロック図
【図4】同実施例の圧縮機用電動機制御装置の動作を示すフローチャート
【図5】本発明による圧縮機用電動機制御装置の第3の実施例のブロック図
【図6】同実施例の圧縮機用電動機制御装置の動作を示すフローチャート
【図7】従来の圧縮機用電動機制御装置のブロック図
【符号の説明】
11 交流電源
12 整流回路
13 インバータ回路
14 直流電動機
15 圧縮機
16 位置検出手段
17 転流手段
18 回転数検出手段
19 ロック判定手段
20 回転数指令手段
21 ロックカウント手段
22 第1タイマーカウント手段
23 デューティ設定手段
24 チョッピング信号発生手段
25 合成手段
26 ドライブ手段
27 第2タイマーカウント手段
28 異常判定表示手段

Claims (3)

  1. 交流入力を直流に変換する整流回路と、複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ回路と、ピストンの往復動にて圧縮を行う圧縮機と、前記圧縮機を動作させる直流電動機と、前記直流電動機の回転子の位置を検出するとともに回転パルスを発生する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力をもとに前記インバータ回路の半導体スイッチング素子の動作を決定する転流手段と、前記位置検出手段から前記直流電動機の回転子の位置を検出し回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段によって前記直流電動機のロック状態を判定しロック信号を出力するロック判定手段と、前記ロック信号を入力すると回転数指令0を出力するとともに、後述する第1タイマーカウント手段で出力された時間信号を入力すると前記圧縮機を再起動させるとともに、後述するロックカウント手段から出力する停止信号により回転数指令0を出力する回転数指令手段と、前記回転数指令0を出力するとカウントするロックカウント手段と、前記ロックカウント手段によりカウントを出力すると一定時間t1をカウントする第1タイマーカウント手段と、前記回転数指令手段によりデューティを設定するデューティ設定手段と、前記直流電動機の回転数を可変するためのチョッピングを行うための信号を発生するチョッピング信号発生手段と、前記転流手段の出力と前記チョッピング信号発生手段の出力とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力により前記インバータ回路の半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ手段とからなる圧縮機用電動機制御装置。
  2. 交流入力を直流に変換する整流回路と、複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ回路と、ピストンの往復動にて圧縮を行う圧縮機と、前記圧縮機を動作させる直流電動機と、前記直流電動機の回転子の位置を検出するとともに回転パルスを発生する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力をもとに前記インバータ回路の半導体スイッチング素子の動作を決定する転流手段と、前記位置検出手段から前記直流電動機の回転子の位置を検出し回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段によって前記直流電動機のロック状態を判定しロック信号を出力するロック判定手段と、前記ロック信号を入力すると回転数指令0を出力するとともに、後述する第1タイマーカウント手段、第2タイマーカウント手段で出力された時間信号を入力すると前記圧縮機を再起動させるとともに、後述するロックカウント手段から出力する停止信号により回転数指令0を出力する回転数指令手段と、前記回転数指令0を出力するとカウントを出力するロックカウント手段と、前記ロックカウント手段によりカウントを出力すると一定時間t1をカウントする第1タイマーカウント手段と、前記ロックカウント手段によりN回カウントを出力すると一定時間t2をカウントする第2タイマーカウント手段と、前記回転数指令手段によりデューティを設定するデューティ設定手段と、前記直流電動機の回転数を可変するためのチョッピングを行うための信号を発生するチョッピング信号発生手段と、前記転流手段の出力と前記チョッピング信号発生手段の出力とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力により前記インバータ回路の半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ手段とからなる圧縮機用電動機制御装置。
  3. 交流入力を直流に変換する整流回路と、複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ回路と、ピストンの往復動にて圧縮を行う圧縮機と、前記圧縮機を動作させる直流電動機と、前記直流電動機の回転子の位置を検出するとともに回転パルスを発生する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力をもとに前記インバータ回路の半導体スイッチング素子の動作を決定する転流手段と、前記位置検出手段から前記直流電動機の回転子の位置を検出し回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段によって前記直流電動機のロック状態を判定しロック信号を出力するロック判定手段と、後述するロックカウント手段でN回カウントされてさらにロックカウントされようとすると異常を検出し警告を発する異常判定手段と、前記ロック信号を入力すると回転数指令0を出力するとともに、後述する第1タイマーカウント手段、第2タイマーカウント手段で出力された時間信号を入力すると前記圧縮機を再起動させるとともに、後述するロックカウント手段から出力する停止信号により回転数指令0を出力する回転数指令手段と、前記回転数指令0を出力するとカウントするロックカウント手段と、前記ロックカウント手段によりカウントを出力すると一定時間t1をカウントする第1タイマーカウント手段と、前記ロックカウント手段によりN回カウントを出力すると一定時間t2をカウントする第2タイマーカウント手段と、前記回転数指令手段によりデューティを設定するデューティ設定手段と、前記直流電動機の回転数を可変するためのチョッピングを行うための信号を発生するチョッピング信号発生手段と、前記転流手段の出力と前記チョッピング信号発生手段の出力とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力により前記インバータ回路の半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ手段とからなる圧縮機用電動機制御装置。
JP23810595A 1995-09-18 1995-09-18 圧縮機用電動機制御装置 Expired - Lifetime JP3666945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23810595A JP3666945B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 圧縮機用電動機制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23810595A JP3666945B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 圧縮機用電動機制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0984387A JPH0984387A (ja) 1997-03-28
JP3666945B2 true JP3666945B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=17025258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23810595A Expired - Lifetime JP3666945B2 (ja) 1995-09-18 1995-09-18 圧縮機用電動機制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3666945B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100318228B1 (ko) 1998-07-30 2002-04-22 윤종용 냉장고의압축기제어방법
JP4940104B2 (ja) * 2007-10-30 2012-05-30 株式会社東芝 圧縮機の制御装置
JP4946979B2 (ja) * 2008-06-11 2012-06-06 株式会社デンソー 電動コンプレッサの駆動装置、電動コンプレッサ、冷凍サイクル装置、および空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0984387A (ja) 1997-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09163791A (ja) 電動式圧縮機の駆動方法及び駆動装置
JP2002345288A (ja) 三相ブラシレス電動機の起動方法、その駆動制御回路、電動送風機及び電気掃除機
JP2002159195A (ja) Pwm制御回路、電動送風機及び電気掃除機
JP3666945B2 (ja) 圧縮機用電動機制御装置
JP2001128485A (ja) モータシステムおよび該モータシステムを備えた空気調和機ならびにモータの起動方法
US6188551B1 (en) Method of controlling compressor for refrigerator
JP6432049B2 (ja) 直流電動機駆動装置とそれを搭載した天井埋込型換気装置
JP3250590B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPH05227785A (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JP3298267B2 (ja) 位置センサレスdcブラシレスモータの制御装置
JPH08317684A (ja) 永久磁石形モータの制御装置及びこの制御装置を備えた洗濯機
JPH09117188A (ja) 冷凍サイクル装置
JP3248248B2 (ja) ブラシレス直流モータの駆動装置
JP3549312B2 (ja) インバータ装置
JP2940281B2 (ja) ブラシレス直流モータの駆動装置
JPH0683588B2 (ja) 無整流子直流電動機の制御装置
JP4566551B2 (ja) 電動機駆動回路
KR100282366B1 (ko) 센서리스 비엘디씨(bldc) 모터의 구동방법
JP2004260943A (ja) 可変速電動機の運転制御装置およびその運転制御方法
JPH02266891A (ja) モータ制御回路
JP2001128477A (ja) スイッチトリラクタンスモータ制御方法、圧縮機駆動方法およびこれらの装置
JP2000270587A (ja) 冷却サイクルの運転制御装置
JP2010200438A (ja) インバータ制御装置と電動圧縮機および家庭用電気機器
JPH0757104B2 (ja) 電圧形インバータの故障判別装置
JPH07298675A (ja) 圧縮機用電動機制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050405

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080415

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120415

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120415

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130415

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130415

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term