JP3666158B2 - 部材供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は部材供給装置に係り、特に、粘着層を備えた供給部材をシート上に貼着した状態で所定の送り経路に沿って送り、供給部材をシートから一つ一つ剥離しながら他の場所へ供給するように構成された供給装置に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種製品の製造工程においては、粘着層を備えた供給部材をシート上に貼着させた状態で所定の送り方向に送り、供給部材をシートから剥離して所望の場所に供給するように構成される部材供給方法が採用されている。この場合には、上記送り方向にて送られる送り経路上に屈曲部を設けて、シートを供給部材の貼着側とは反対側に急角度で屈曲させることにより、供給部材を剥離させ、この剥離した供給部材を真空チャックを備えた把持機構によって把持し、他の場所へ搬送する方法が知られている。
【0003】
上記シート上の供給部材の例としては、粘着テープ材等があるが、特に、光学素子に用いられる樹脂製の位相差板の一面に粘着テープ材と同様に粘着層を形成したものを、セパレータと呼ばれるシートに貼着させたものがある。位相差板はシートとともに所定の送り経路上を送られ、やがてカット装置によって所定の長さに切れ目を入れたのち、上記屈曲部へと送られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような部材供給方法においては、カット装置によってカットされる供給部材の間隔が小さくなり、供給部材の長さが短くなると、真空吸着面積もまた小さくなるため、把持機構による把持力が低下し、供給部材とシートとの貼着力とほぼ同じ程度若しくはそれ以下になってしまう場合がある。このため、供給部材がシートから剥離し難くなるとともに、把持による供給部材の引き離し力も低下するので、把持機構による把持不良が発生し、シート上から供給部材を取り外すこと自体ができなくなったり、把持が不完全になって正規の位置若しくは姿勢で供給部材を供給することができなくなったりするという問題点がある。
【0005】
そこで本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、上述のようにシートに貼着された供給部材を剥離して供給するように構成した部材供給装置において、供給部材のシートからの剥離を確実にかつ安定して行うことができるように構成した新規の供給構造を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は、シート上に貼着された複数の供給部材を順次剥離して供給するように構成された部材供給装置において、前記シートを所定の送り方向に送った後に、前記シートを前記供給部材の貼着側とは反対側に屈曲させるように構成された屈曲部を備えたシート送り経路と、前記屈曲部と対向する側に前記供給部材の送り方向に見た長さよりも短い間隔を介して前記供給部材の貼着面側に設置され、前記送り方向と略平行に構成されたガイド面と、前記屈曲部において前記供給部材が前記シートから剥離し、前記ガイド面上において前記送り方向に突出した際に、前記供給部材を把持するための部材把持手段と、を備え、前記シートは、前記シート送り経路上を搬送される貼着テープに貼着された状態で送られることを特徴とする。
【0007】
この手段によれば、シートを送り方向に送ると、シートは屈曲部にて供給部材の貼着側とは逆側に折れ曲がるため、シートから供給部材が剥離し、供給部材だけが、屈曲部に対向する位置に形成されたガイド面上に突出する。ここで、部材把持手段が供給部材を把持する際に、供給部材の貼着面側にはガイド面があるため、供給部材が支持され、安定した状態で部材把持手段により供給部材を把持することができる。したがって、供給部材の把持不良や把持姿勢の異常が発生しにくく、安定した部材の供給を行うことができる。
また、シートを貼着テープに貼着した状態で送ることによって、シート自体の強度が低くても、強い張力を粘着テープに加えることが可能になるため、屈曲部における屈曲半径を小さくすることができることから、供給部材とシートとの剥離を容易に行うことができる。しかも貼着テープの接着力によって供給部材からシートを確実に剥離することが可能になる。
【0010】
また、前記供給部材のシート貼着面には粘着層が形成されており、前記ガイド面は、前記粘着層に接着しにくい表面を備えていることが好ましい。
【0011】
この手段によれば、供給部材のシート貼着面に粘着層が形成されている場合には、ガイド面を粘着層の接着し難い、例えば、表面粗さをきわめて小さくしたり、樹脂コーティングを施したりする等、の表面とすることによって、供給部材とガイド面との接着を防止し、或いはその接着力を低減することができるので、供給部材を確実に部材把持手段によって把持し、所望の場所へと搬送することができる。また、供給部材の粘着層とガイド面との接着強度を低減できることから、供給部材の粘着層の表面に塵埃が付着しにくくなるとともに、粘着層の粘着強度の低下を抑制できる。
【0012】
さらに、前記供給部材のシート貼着面には粘着層が形成されており、前記ガイド面には、前記供給部材の粘着層との接触面積を低減させるための、凹部又は貫通部で構成された非接触領域が形成されていることが好ましい。
【0013】
この手段によれば、ガイド面に凹部又は貫通部で構成された非接触領域が形成されているため、供給部材とガイド面との接触面積が低減され、両者の接着力を低減することができるので、供給部材を確実に部材把持手段によって把持し、所望の場所へと搬送することができる。また、供給部材の粘着層とガイド面との接着面積を低減できることから、供給部材の粘着層の表面に塵埃が付着しにくくなるとともに、粘着層の粘着強度の低下を抑制できる。
【0014】
この場合にはまた、前記送り方向に突出した前記供給部材に対し、前記ガイド面の側から流体を当てることにより押圧する流体供給手段を設けることが望ましい。
【0015】
この手段によれば、流体供給手段によってガイド面の側から流体を当てるようになっているため、ガイド面と供給部材との接着を抑制し、また接着力を低減し、さらに、部材把持手段による把持動作を助けることができるため、安定かつ確実に供給部材を把持することができる。また、供給部材の粘着層とガイド面との接着強度をさらに低減できることから、供給部材の粘着層の表面に塵埃がより付着しにくくなるとともに、粘着層の粘着強度の低下をさらに確実に防止できる。なお、上記流体供給手段は、ガイド面に凹部又は貫通部が形成されている場合には、凹部又は貫通部を通して流体を当てることが、装置構成上効果的である。また、前記供給部材は、前記シート上に連続的に貼着された一体部材を適宜の間隔でカットすることにより複数に分断されてなるものであることが好ましい。この手段によれば、供給部材の管理及び供給が容易になり、多数の供給部材を適宜の形状にカットして連続的に供給することができる。
【0016】
この場合にはさらに、前記送り方向に突出した前記供給部材を前記部材把持手段が把持した際に、前記シートを前記送り方向とは逆方向に移動させるシート戻し機構を設けることが望ましい。
【0017】
この手段によれば、カットすることにより分断された供給部材が隣接する供給部材に接着していたり、カットの不足により連結されていても、部材把持手段が供給部材を把持した際に、シートを送り方向とは逆方向に移動させるシート戻し機構が設けられているため、把持された供給部材と接着され或いは連結されている次の供給部材を離反させることができるから、確実に部材を供給することが可能になる。
【0018】
さらに、前記供給部材の送り出しに同期して、前記部材把持手段による前記供給部材の把持前に前記ガイド面を上方へ移動させるためのガイド面移動手段を備えていることが好ましい。
【0019】
この手段によれば、ガイド面移動手段によって、供給部材が送り出され、ガイド面の上方に突出すると、ガイド面が上方へ移動するため、供給部材が下方に垂れ下がろうとしてもガイド面の下からの押し上げによって姿勢が矯正されるため、支障なく部材把持手段により供給部材を把持することができる。特に、ガイド面によって供給部材を下から押し上げるように動作することによって、部材把持手段が吸着保持機構である場合には、供給部材の吸着動作をより確実に行うことが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。図1は本発明に係る部材供給装置の実施形態の全体構成を示す概略構成図である。以下に説明する実施形態は、剥離紙上に粘着層を備えた位相差板用シートが貼着されてなる供給テープ20を搬送テープ11に接着した状態で搬送し、位相差板用シートをカットし、短冊型の位相差板を形成した後、剥離紙上から位相差板を剥離させて次段の貼着工程に一つずつ供給するための装置に関するものである。
【0021】
この位相差板は、偏光分離面を有する偏光ビームスプリッタ(PBS)の表面に部分的に貼着されることによって、一般的な光源から発せられた光を所定の偏光方向を備えた光に揃えるためのものであり、好ましくは、偏光分離面を備えた断面正方形の角棒状の領域を複数配列させてなる板状の偏光ビームスプリッタの光射出面に貼着されるため、細長い短冊形状の位相差板として用いられる。
【0022】
このような偏光ビームスプリッタは、マイクロレンズアレイ等の集光レンズを組み合わせてなる光インテグレータとともに用いられ、特定の偏光成分を備えた光成分のみを高効率で供給するために使用される。例えば、その後にダイクロイックミラー等によって波長領域別に光を3分割し、それぞれの波長成分の光を液晶シャッタに通して各波長成分毎の画像を構成し、最終的に各波長成分の画像を重ねあわせて所望のカラー画像を得るように構成された液晶プロジェクタに用いられる。このような液晶プロジェクタにおいては、明るい画像を得るために、光源の光をなるべく高効率で所定の偏光方向を備えた光に変換することが要求されるため、高性能の偏光ビームスプリッタが求められる。
【0023】
供給ローラ10には、粘着面を備えた搬送テープ11が巻回されており、この搬送テープ11は複数のローラによって引き出され、接合ローラ12と駆動ローラ13との間に導かれる。接合ローラ12と駆動ローラ13との間には、搬送テープ11とほぼ同幅の後述する供給テープ20が引き込まれ、搬送テープ11の粘着面に接着された状態となり、搬送テープ11とともに搬送されていくように構成されている。
【0024】
駆動ローラ13は駆動モータ31により駆動ベルト32を介して間欠的に駆動されるようになっている。駆動ローラ13が回転すると、供給テープ20は搬送テープ11とともに送り方向に送られる。
【0025】
搬送テープ11及び供給テープ20とは、相互に接着した状態で平坦な送り面21aを備えた送り台21の上に引き出される。送り台21の上方にはカット機構14が配置され、その上下に移動するカット刃15によって供給テープ20の一部に一定間隔の切れ目が形成される。送り台21の端部には鋭角に形成された、送り経路に屈曲部を構成するための鋭角端21bが設けられ、この鋭角端21bにて送り経路が屈曲することによって、搬送テープ11及び供給テープ20は下方へと折り返される。
【0026】
送り台21の送り方向には、所定間隔を介してガイド台22が対向配置されている。このガイド台22の上面は、送り台21の送り面21aと平行に形成されたガイド面22aとなっている。ガイド面22aの上方には、真空吸着により把持するように構成された部材把持部24を備えた部材搬送機構23が配置されている。
【0027】
送り台21の鋭角端21bにて屈曲された搬送テープ11及び供給テープ20は下方へと送られ、テンションローラ16及び17を経て、最終的に巻き取りローラ18にて巻き取られる。テンションローラ16,17は、搬送テープ11に加わる送り経路上のテンションを自動調節するものである。
【0028】
装置のフレーム33は、上記供給ローラ10、接合ローラ12、駆動ローラ13、駆動モータ31、送り台21、カット機構14、テンションローラ16,17、巻き取りローラ18を支持している。また、上記ガイド台22はメインフレーム33とは別体の補助フレームに支持されている。
【0029】
フレーム33は図示しない架台上において図示左右方向に移動可能に支持されており、フレーム33の一部は駆動シリンダ35のシリンダロッド34の先端部に接続されている。この駆動シリンダ35は、上記駆動モータ31の間欠駆動の動作と同期して、フレーム33を僅かに図示右側に移動させ、続いて元の位置に復帰させる往復動作を行うシート戻し機構を構成している。
【0030】
図2は、上述の接合ローラ12及び駆動ローラ13の近傍を拡大して示す図である。この図に示すように、駆動ローラ13が回転することにより、図示右側から供給される供給テープ20が搬送テープ11の粘着面11aに接着された状態で接合ローラ12と駆動ローラ13との間に引き込まれ、図示左側へと送られる。供給テープ20は、図示しないローラに予め巻き取られた状態で配置されており、駆動ローラ13の回転に従って引き出されるようになっている。
【0031】
図3には、上記のように搬送テープ11に接着された状態で送られる供給テープ20の上方からカット機構14のカット刃15を定期的に降下させ、供給テープ20に切り込みを入れる状態を示すものである。搬送テープ11は約100μm程度の厚さの粘着テープであり、その粘着層11aは、供給テープ20のシート25が剥離しないように強力な粘着性を備えたものとなっている。
【0032】
供給テープ20は、剥離しやすいワックスコーティングや樹脂膜のコーティング等を施された剥離面を備えた厚さ50μm程度のシート25と、このシート25の剥離面に貼着された状態の粘着層26aを備えた厚さ100μm程度の位相差テープ26と、この位相差テープ26の表面上に貼着された厚さ50μm程度の保護紙27とから構成される。
【0033】
カット刃15は、上方から降下して、保護紙27及び位相差テープ26を切断するが、その下のシート25及び搬送テープ11は切断しないように降下位置が予め設定されている。カット刃15を用いてカット部28により分断された保護紙27及び位相差テープ26は、所望の長さ(本実施形態では4mm)を有する位相差板29となり、そのままシート25上に貼着された状態で送られていく。図4は、上記の送り台21及びガイド台22の対向部分近傍の構造を拡大して示すものである。供給テープ20が送り台21の送り面21a上を送り方向Fに沿って送られていくと、送り台21の先端に形成された鋭角端21bにて搬送テープ11及びシート25が下方に屈曲されることによって、シート25に貼着されていた位相差板29が剥離し、最も先端に配置されていた位相差板29は、送り台21に対向配置されているガイド台22のガイド面22aの上方に突出するようになる。
【0034】
この状態で、ガイド面22a上に突出した位相差板29の上方から部材把持部24が降下し、位相差板29の表面の保護紙27を吸着する。部材把持部24は位相差板29を確実に吸着し、部材把持部24からの空気の流入がなくなり、図示しない排気系の排気圧が充分に低くなったことが圧力センサ等により確認されると、図1に示す駆動シリンダ35が動作してフレーム33を図示右側へ約5mmだけ移動させる。この移動により、送り台21とともに、部材把持部24に吸着把持されている位相差板29以外の2つ目以降の位相差板29は図4の右側へと移動し、部材把持部24に把持されている位相差板29と完全に離反させられる。この後、図1に示す部材搬送機構23は部材把持部24を上方へと引き上げ、図示しない部材供給場所へ搬送するようになっている。
【0035】
次に、駆動シリンダ35は再びシリンダロッド34を元どおりの位置に復帰させるので、フレーム33及び上記送り台21もまた元の位置に戻る。そして、再び接合ローラ13が所定量回転して、供給テープ20は約4mm送られ、上記の動作を繰り返す。
【0036】
ここで、位相差板29がガイド面22a上に突出したとき、突出した位相差板29はやや下方に垂れ下がる場合があり、この垂れ下がりによって部材把持部24による吸着が不完全になったり、吸着するまでに時間がかかったり、或いは吸着そのものができなくなったりする場合がある。しかし、本実施形態では、ガイド面22aが形成されているため、位相差板29が下方へ垂れ下がろうとしても下方から位相差板29を支持することができるので、大きな垂れ下がりを防止することができる。
【0037】
また、ガイド面22aは、部材把持部24が降下して位相差板29を押し下げる際に、位相差板29の下方への逃げを防止する役目を果たす。位相差板29の底面部には粘着層26aが形成されており、ガイド面22aに接触した場合にはこの粘着層26aがガイド面22aに接着される場合もあるが、その接着状態は一時的なものであることから接着強度は弱く、部材把持部24による位相差板29の引き離し動作に支障を与えることはない。
【0038】
なお、位相差板29のように供給部材が底面部に粘着層26aを備えている場合には、ガイド面22aの表面には、樹脂コーティング等を施して、粘着層26aに対する接着性を低減することが好ましい。接着性を低減するには、表面をきわめて平滑に、すなわち、表面粗さを小さく形成したり、粘着層と反応しにくい材質で構したり、粘着層の粘着物質が浸透しにくい材質で構成すればよい。このようにするのは、一旦、粘着層26aがガイド面22aに接着されてしまった場合に、部材把持部24による位相差板29のガイド面22aからの引き離しに対抗する接着力を低下させることができるからである。また、この接着力の低下によって位相差板29の底面に形成された粘着層26aに塵埃が付着するのを抑制でき、また、粘着層26aの粘着性が低下することを抑制することができる。
【0039】
上記装置においては、駆動モータ31によって接合ローラ13が間欠的に回転駆動され、ちょうど位相差板29の長さと同じ長さだけ供給テープ20が送られて、上記のように部材把持部24によって位相差板29が取出される工程が繰り返し行われ、順次位相差板29が所望の供給場所へと供給される。
【0040】
この実施形態によれば、送り台21の鋭角端21bに対向する位置にガイド面22aが配置され、鋭角端21bによって送り経路が屈曲され、折り返されることによってガイド面22a上に突出する位相差板29を、そのガイド面22aが下方から支持するように構成されているので、位相差板29の姿勢が安定するため、部材把持部24による位相差板29の把持動作を確実にかつ安定して行うことができるため、位相差板29の長さが短くても位相差板29の把持不良が発生しにくく、支障なく位相差板の供給を続けることができる。
【0041】
上記構造において、送り台21の送り面21aの高さと、ガイド台22のガイド面22aの高さとの高低差Dは、例えばガイド台22の高さを変えることのできる昇降機構によって適宜に調整することができる。上記高低差Dは、通常は100μm程度とし、ガイド面22aの方をやや低く設定することが、搬送テープ11及びシート25の厚さ分だけ送り面21aよりも供給テープ20が上にあるにも拘わらず、動作不良の発生頻度を低減するためには好ましい。これはあくまでも実験上の経験値ではあるが、その理由は、突出する位相差板29の先端部は自重によりやや垂れ下がることから、垂れ下がる位相差板29の先端部がガイド面をやや低くすることにより引っかかり難くなるためであると考えられる。
【0042】
また、送り台21の先端の鋭角端21bと、ガイド台22の先端部22bとの間隔Gは、本実施形態では1〜2mm程度となっている。この間隔Gは、搬送テープ11の可撓性や厚さ、及び位相差板29の長さ等に応じて適宜調整することが好ましい。本実施形態においては、ガイド台22を補助フレームに対して水平方向に移動することにより、間隔Gを調整することができるようになっている。上記構造では、ガイド台22の先端部22bの形状を、搬送テープ11及びシート25を下方へ折り返すために必要な送り台21の先端の鋭角端21bとほぼ同様の形状に、鋭角に形成している。これには、装置の稼動前に搬送テープ11を送り経路上に架け渡す作業を行う際に、搬送テープ11の粘着面11aがガイド台22の先端部22bより下方の側面に接着されることを防止し、当該作業を容易にする効果がある。
【0043】
(第2実施形態)
次に、図5及び図6を参照して、本発明に係る第2実施形態について説明する。この第2実施形態の全体構成は、上記図1に示すものとほぼ同様であり、従ってその説明は省略する。本実施形態においては、図5に示すように、図1に示すフレーム33に固定された送り台41と、補助フレームに上下位置を調整可能に取り付けられたガイド台42とを備えている。送り台41の上面は送り面41aとなっており、この送り面41上には、搬送テープ11とともに送られる供給テープ20を両側から案内する案内枠43,43が取り付けられている。
【0044】
送り台41の先端部は第1実施形態と同様の鋭角端41bとなっている。この鋭角端41bに対向する位置には、ガイド台42の先端部42bが配置されている。この先端部42bは、第1実施形態と同様に鋭角に形成されている。このガイド台42の先端部42bには、多数の切り込み部42cがガイド台42の幅方向に沿って等間隔に配列形成されている。これらの切り込み部42cの形成によって、ガイド台42の先端部42bは櫛歯状になっている。
【0045】
図6には、本実施形態における送り台41及びガイド台42の先端部近傍の拡大構造を示す。この実施形態では、上記第1実施形態と同様に、間欠的に供給テープ20が送られてくることによって、先端の位相差板29がガイド面42a上に突出する。このとき、ガイド面42aの先端部42bには上記切り込み部42cが形成されているため、短冊状の位相差板29と、ガイド面42aとの接触面積が低減され、突出した位相差板29とガイド面42aとが接着されても、その接着力を低下させることができる。また、位相差板29の粘着層26aとガイド面22aとの間の接触面積を低減できるため、粘着層26aの表面に塵埃が付着したり、粘着力が低下したりすることを抑制することができる。
【0046】
なお、ガイド面42aには、上記のような切り欠き部を設ける代わりに、スリット状の孔若しくは丸孔等の孔を設けてもよく、或いはまた、単にガイド面42aに凹部を形成してもよい。さらに、後述するように、ガイド面42aを蛇腹状に形成してもよい。
【0047】
(第3実施形態)
次に、添付の図7を参照して本発明に係る第3実施形態について説明する。この実施形態においては、第2実施形態とほぼ同様の構造のガイド台42の下方位置にエア吹出口52aを備えたエア供給部50を設けたものである。その他の構成は上記第2実施形態と同様であるのでその説明は省略し、同一部分には同一符号を付す。
【0048】
エア供給部50は、ガイド台42を支持する補助フレームに対して取り付けられた図示しないエアコンプレッサ等からなる給気装置と、この給気装置に接続された給気路51aを備えた給気ブロック51と、この給気ブロック51に接続されるように構成され、給気路51aに連結されるとともに全体として拡幅した形状の給気路52bを内部に備えたノズル体52とから構成される。
【0049】
ノズル体52の給気路52bの開口部として形成されたエア吹出口52aは、上記ガイド台42の先端部42bに沿って細長く開いた形状となっている。このエア吹出口52aからは、上述のように位相差板29が部材把持部24によって吸着される期間と同期間においてエアが吹出され、位相差板29を下方から押し上げる働きをする。このため、位相差板29がガイド面42aに引っかかったり、強く接着されたりすることを防止でき、かつ、部材把持部24による位相差板29の吸着を補助する。また、位相差板29の粘着層26aがガイド面42aに強く接触することを防止できるので、粘着層26aの表面に塵埃が付着したり、粘着力が低下したりすることを防止できる。
【0050】
このエア供給部50の構成としては、結果として、ガイド面42aの上方に位置する位相差板29を吹き上げるようになっていればよく、例えばガイド台42のガイド面自体若しくはガイド面に形成された凹部等にエア吹出口を設けても同様の効果が得られる。また、吹き付けるものはエアに限らず、他の気体や水等の液体など、各種流体を用いることができる。
【0051】
図8には、本実施形態の変形例を示す。この例においては、ガイド台62に蛇腹状、すなわち断面山形の凹凸形状を備えたガイド面62aが設けられている。このガイド面62aの斜面62bには、多数の開口部62cが形成されており、これらの開口部62cからエアが吹出されるように構成されている。このガイド台62においては、ガイド面62aの接触面積がきわめて小さく、かつ、ガイド面62aからエアが吹出すようになっているので、供給テープ20の先端部の位相差板の接着力を低減でき、円滑に位相差板を離反させて供給することができるようになっている。
【0052】
図9は、上記のガイド台42を支持するための補助フレームの概略構造を示すものである。この補助フレームは、ガイド台42の水平位置及び垂直位置を送り台41に対して調節できるように構成されている。
【0053】
ガイド台42は、上述のようにノズル体52を取り付けた給気ブロック51の上面に固定されている。給気ブロック51は支持部材53に取り付けられ、この支持部材53は昇降ブロック54に固定されている。昇降ブロック54はガイドブロック55に対して垂直方向に案内されており、このガイドブロック55は水平位置決め機構57の上に取り付けられている。水平位置決め機構57は支持台58の上に固定され、この支持台58は複数本の支柱59によって支持されている。
【0054】
ガイドブロック55には駆動シリンダ56が取付固定されている。この駆動シリンダ56の駆動軸56aは、昇降ブロック54に対して固定され、昇降ブロック54の側面部に設けられた被動部54aに接続されている。ガイドブロック55の上端部には、被動部54aの上面部に当接するように取り付けられた度当り調整ネジ55aが取り付けられている。
【0055】
水平位置決め機構57には、スライド機構が設けられており、マイクロメータ57aを回転させることによって、間接的に図示左右方向、すなわち、図示しない送り台41に接離する方向にガイド台42を移動させることができるようになっている。
【0056】
以上のような補助フレームの構造によれば、マイクロメータ57aによってガイド台42と送り台41との間隔を調整することができるとともに、駆動シリンダ56によってガイド台42を昇降させることができる。
【0057】
ここで、プログラマブルコントローラ等の制御装置によって、ガイド台42の昇降動作と供給テープ20の供給動作或いは部材把持部24の把持動作とを同期させることができる。そして、供給テープが所定量送られて、送り台41の先端から位相差板29が突出したときに、ガイド台42を下方から上方へと移動させ、位相差板29を下方から押し上げるようにすることによって、位相差板29の垂れ下がりを矯正し、部材把持部24における吸着動作を安定的に行わせることができる。また、部材把持部24の吸着動作と同期してガイド板42を上昇させ、位相差板29を下方から吸着面に押し付けるように動作させることも可能であり、部材把持部24が下方から押し上げられ、十分に支持された状態の位相差板29に対して吸着動作を行うため、位相差板29を確実に把持することが可能になる。
【0058】
この構造においては、上記の度当り調整ネジ55aによって被動部54aの上昇限度を規定することによって駆動シリンダ56によるガイド台42の最上位置を決定することができる。度当り調整ネジ55aは回転させることによって被動部54aに対する度当り部の高さを調整することができるから、ガイド台42の最上位置を調整することができる。
【0059】
上記構成においては、駆動シリンダ56による昇降ブロック54の最下位置を規定することによって、ガイド台42の初期高さをも適宜に設定でき、調整できるように構成してもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば以下の効果を奏する。
【0061】
本発明によれば、シートを送り方向に送ると、シートは屈曲部にて供給部材の貼着側とは逆側に折れ曲がるため、シートから供給部材が剥離し、供給部材だけが、屈曲部に対向する位置に形成されたガイド面上に突出する。ここで、部材把持手段が供給部材を把持する際に、供給部材の貼着面側にはガイド面があるため、供給部材が支持され、安定した状態で部材把持手段により供給部材を把持することができる。したがって、供給部材の把持不良や把持姿勢の異常が発生しにくく、安定した部材の供給を行うことができる。
【0062】
また、本発明によれば、シートを貼着テープに貼着した状態で送ることによって、シート自体の強度が低くても、強い張力を粘着テープに加えることが可能になるため、屈曲部における屈曲半径を小さくすることができることから、供給部材とシートとの剥離を容易に行うことができる。しかも貼着テープの接着力によって供給部材からシートを確実に剥離することが可能になる。
【0063】
本発明によれば、供給部材のシート貼着面に粘着層が形成されている場合には、ガイド面を粘着層の接着し難い、例えば、表面粗さをきわめて小さくしたり、樹脂コーティングを施したりする等、の表面とすることによって、供給部材とガイド面との接着を防止し、或いはその接着力を低減することができるので、供給部材を確実に部材把持手段によって把持し、所望の場所へと搬送することができる。また、供給部材の粘着層とガイド面との接着強度を低減できることから、供給部材の粘着層の表面に塵埃が付着しにくくなるとともに、粘着層の粘着強度の低下を抑制できる。
【0064】
本発明によれば、ガイド面に凹部又は貫通部で構成された非接触領域が形成されているため、供給部材とガイド面との接触面積が低減され、両者の接着力を低減することができるので、供給部材を確実に部材把持手段によって把持し、所望の場所へと搬送することができる。また、供給部材の粘着層とガイド面との接触面積を低減できることから、供給部材の粘着層の表面に塵埃が付着しにくくなるとともに、粘着層の粘着強度の低下を抑制できる。
【0065】
本発明によれば、流体供給手段によってガイド面の側から流体を当てるようになっているため、ガイド面と供給部材との接着を抑制し、また接着力を低減し、さらに、部材把持手段による把持動作を助けることができるため、安定かつ確実に供給部材を把持することができる。また、供給部材の粘着層とガイド面との接着強度をさらに低減できることから、供給部材の粘着層の表面に塵埃が付着しにくくなるとともに、粘着層の粘着強度の低下をさらに確実に防止できる。
【0066】
本発明によれば、供給部材の管理及び供給が容易になり、多数の供給部材を適宜の形状にカットして連続的に供給することができる。
【0067】
本発明によれば、カットすることにより分断された供給部材が隣接する供給部材に接着していたり、カットの不足により連結されていても、部材把持手段が供給部材を把持した際に、シートを送り方向とは逆方向に移動させるシート戻し機構が設けられているため、把持された供給部材と接着され或いは連結されている次の供給部材を離反させることができるから、確実に部材を供給することが可能になる。
【0068】
本発明によれば、ガイド面移動手段によって、供給部材が送り出され、ガイド面の上方に突出すると、ガイド面が上方へ移動するため、供給部材が下方に垂れ下がろうとしてもガイド面の下からの押し上げによって姿勢が矯正されるため、支障なく部材把持手段により供給部材を把持することができる。特に、ガイド面によって供給部材を下から押し上げるように動作することによって、部材把持手段が吸着保持機構である場合には、供給部材の吸着動作をより確実に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部材供給装置の第1実施形態の全体構造を示す概略全体構成図である。
【図2】第1実施形態における搬送テープと供給テープとの接合部を示す拡大説明図である。
【図3】第1実施形態における供給テープのカット部を示す拡大断面図である。
【図4】第1実施形態における剥離部の構造を示す拡大断面図である。
【図5】本発明に係る部材供給装置の第2実施形態の主要部の構造を示す部分斜視図である。
【図6】第2実施形態における剥離部の構造を示す拡大断面図である。
【図7】本発明に係る部材供給装置の第3実施形態の主要部の構造を示す拡大断面図である。
【図8】第3実施形態の変形例の主要部を示す部分斜視図である。
【図9】第3実施形態におけるガイド台の位置決め機構及び移動機構の概略を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 供給ローラ
11 搬送テープ
12 接合ローラ
13 駆動ローラ
14 カット機構
15 カット刃
16,17 テンションローラ
18 巻き取りローラ
20 供給テープ
21,41 送り台
21a 鋭角端
22,42 ガイド台
22a,42a ガイド面
23 部材搬送機構
24 部材把持部
25 シート
26 位相差テープ
26a 粘着層
27 保護紙
28 カット部
29 位相差板
31 駆動モータ
33 フレーム
34 シリンダロッド
35 駆動シリンダ
42c 切り欠き部
50 エア供給部
52a エア吹出口

Claims (7)

  1. シート上に貼着された複数の供給部材を順次剥離して供給するように構成された部材供給装置において、
    前記シートを所定の送り方向に送った後に、前記シートを前記供給部材の貼着側とは反対側に屈曲させるように構成された屈曲部を備えたシート送り経路と、前記屈曲部と対向する側に前記供給部材の送り方向に見た長さよりも短い間隔を介して前記供給部材の貼着面側に設置され、前記送り方向と略平行に構成されたガイド面と、
    前記屈曲部において前記供給部材が前記シートから剥離し、前記ガイド面上において前記送り方向に突出した際に、前記供給部材を把持するための部材把持手段と、
    を備え、
    前記シートは、前記シート送り経路上を搬送される貼着テープに貼着された状態で送られることを特徴とする部材供給装置。
  2. 請求項1において、前記供給部材のシート貼着面には粘着層が形成されており、前記ガイド面は、前記粘着層に接着しにくい表面を備えていることを特徴とする部材供給装置。
  3. 請求項1において、前記供給部材のシート貼着面には粘着層が形成されており、前記ガイド面には、前記供給部材の粘着層との接触面積を低減させるための、凹部又は貫通部で構成された非接触領域が形成されていることを特徴とする部材供給装置。
  4. 請求項1又は請求項3において、前記送り方向に突出した前記供給部材に対し、前記ガイド面の側から流体を当てることにより押圧する流体供給手段を設けたことを特徴とする部材供給装置。
  5. 請求項1において、前記供給部材は、前記シート上に連続的に貼着された一体部材を適宜の間隔でカットすることにより複数に分断されてなるものであることを特徴とする部材供給装置。
  6. 請求項5において、前記送り方向に突出した前記供給部材を前記把持手段が把持した際に、前記シートを前記送り方向とは逆方向に移動させるシート戻し機構を設けたことを特徴とする部材供給装置。
  7. 請求項1において、前記供給部材の送り出しに同期して、前記部材把持手段による前記供給部材の把持前に前記ガイド面を上方へ移動させるためのガイド面移動手段を備えていることを特徴とする部材供給装置。
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