JP3665535B2 - 移動通信端末装置、移動通信端末装置のロック制御方法及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種機能にロックをかけることができる移動通信端末装置に係り、特に、ショートメールといった文字メッセージの受信に応じて適切にロックをかけ、あるいは解除することができる移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機やPHS(Personal Handy-phone System)といった移動電話装置に代表される移動通信端末装置には、個人情報の漏洩を防止したり、ユーザの意図しないキー押下による誤動作を防止したりするため、各種機能にロックをかけて使用を禁止するロック機能を有するものが多い。
こうしたロック機能を備えた移動通信端末装置においてロックをかける際、ユーザは、例えば移動通信端末装置が備える入力キーに含まれるロックをかけるためのキーを1秒以上継続して押下することにより、キーロック状態に移行する旨の指示を与える。移動通信端末装置は、入力キーからの指示に従って、各種機能にロックをかける。
【0003】
こうしてロックがかけられてキーロック状態にある移動通信端末装置は、例えばロックを解除するためのキーが1秒以上継続して押下された場合以外には、入力キーから送られる指示情報を無効とし、押下された入力キーに応じた動作を実行しない。このようなロック機能をキーロック機能と呼ぶ。
また、キーロック状態にある移動通信端末装置は、相手端末から発せられた通話を要求する呼を受けると、ロックを解除して、通話のための着信を可能とする。
【0004】
この点、ロックを解除したのち、一定時間が経過すると自動的にロックをかける技術が、特許第2952898号公報に開示されている。
また、ロックを解除したのち、一定時間が経過するまでの間にキー入力がない場合に、自動的にロックをかける技術が、特開平10−23530号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
最近では、ショートメール等の文字メッセージを送受信する機能を備えた移動通信端末装置が普及している。
しかし、上記従来技術によると、キーロック状態にある移動通信端末装置が文字メッセージを受信しても、ロックを解除することはない。
このため、ユーザがキーロック状態にある移動通信端末装置により受信したショートメール等の内容を閲覧するためには、いったんロックを解除するためのキー操作が必要となり、面倒であった。加えて、受信したショートメールの閲覧等の処理を実行したのち、再びキーロック状態とするためには、さらにロックをかけるためのキー操作が必要となる。
こうした操作は、キーロック状態でショートメール等の文字メッセージを頻繁に受信する場合、ショートメール等を閲覧するたびに要求され、非常に煩瑣である。
【0006】
この点、特許第2952898号公報や特開平10−23530号公報に開示されている技術によると、ロックをかけるためのキー操作を省略することが可能となる。しかし、ショートメールの閲覧等の処理を実行するためには、ロックを解除するためのキー操作を省略することができない。
【0007】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、文字メッセージの受信に応じて適切にロックをかけ、あるいは解除することができる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく、この発明の第1の観点に係る移動通信端末装置は、
キー操作を無効とするキーロック機能を備え、例えばショートメールといった、文字メッセージを受信可能な移動通信端末装置であって、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直す第1の施錠タイミングを予め設定し、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作に従った処理を実行して待ち受け状態となった場合にロックをかけ直す第2の施錠タイミングを予め設定し、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちに、第1の施錠タイミングと第2の施錠タイミングのいずれかが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直す、
ことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、キー操作を無効とするキーロック機能を作動させた状態で文字メッセージを受信した場合に、自動的にロックを解除して、キー操作に応じた処理を実行させることができるとともに、第1の施錠タイミングと第2の施錠タイミングのいずれかが到来したときにロックをかけ直すことができる。
これにより、文字メッセージの受信に応じて適切にロックを解除することができるとともに、適切にロックをかけ直すことができる。
【0012】
また、文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態となると、直ちにロックをかけ直してもよい。
【0013】
この発明の第2の観点に係る移動通信端末装置は、
文字メッセージを受信するための通信を行う通信手段と、
動作を指示するための指示情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された指示情報を無効とするロックをかけた状態で前記通信手段の通信により文字メッセージを受信すると、ロックを解除して前記入力手段により入力された指示情報に従った処理を実行する制御処理手段と、
文字メッセージを受信してロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための解除時間情報と、文字メッセージを受信してロックを解除したのち待ち受け状態が継続した場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための施錠時間情報とを記憶する時間情報記憶手段とを備え、
前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信した時点からの経過時間を計測する計時手段を備え、
さらに、前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信してロックを解除すると、前記計測手段が計測した経過時間を参照して、前記時間情報記憶手段に記憶されている解除時間情報により特定されるタイミングと前記時間情報記憶手段に記憶されている施錠時間情報により特定されるタイミングのいずれかが到来したときにロックをかけ直す、
ことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、制御処理手段は、入力手段により入力された指示情報を無効とするロックをかけた状態で、例えばショートメールといった、文字メッセージを受信した場合に、ロックを解除して入力手段により入力された指示情報に従った処理を実行することができる。
これにより、文字メッセージの受信に応じて適切にロックを解除することができる。
【0016】
より詳細には、前記制御処理手段は、前記通信手段により文字メッセージを受信してロックを解除したのちキー操作があったか否かを判別し、キー操作がない場合に、前記計時手段が計測する経過時間を監視して、前記時間情報記憶手段に記憶されている解除時間情報により特定されるタイミングが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直して前記入力手段により入力された指示情報を無効とすることが望ましい。
また、前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信してロックを解除したのち前記入力手段により指示情報が入力されると、当該指示情報に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態とすると、前記計時手段が計測する経過時間をリセットして経過時間の計測を開始させ、前記計時手段が計測する経過時間を監視し、前記時間情報記憶手段に記憶されている施錠時間情報により特定されるタイミングが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直して前記入力手段により入力された指示情報を無効とすることが望ましい。
【0017】
前記制御処理手段は、前記入力手段により入力された指示情報に従って、解除時間情報と施錠時間情報を予め作成し、前記時間情報記憶手段に記憶させることが望ましい。
【0018】
また、前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信してロックを解除したのち前記入力手段により指示情報が入力されると、当該指示情報に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態とすると、直ちにロックをかけ直して前記入力手段により入力された指示情報を無効としてもよい。
【0019】
この発明の第3の観点に係る移動通信端末装置のロック制御方法は、
キー操作を無効とするキーロック機能を備え、文字メッセージを受信可能な移動通信端末装置のキーロック機能を制御するための方法であって、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直す第1の施錠タイミングと、文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作に従った処理を実行して待ち受け状態となった場合にロックをかけ直す第2の施錠タイミングとを予め設定し、文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちに、第1の施錠タイミングと第2の施錠タイミングのいずれかが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直す、
ことを特徴とする。
【0022】
また、文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作があると、当該キー操作に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態となると、直ちにロックをかけ直してもよい。
【0023】
この発明の第4の観点に係る記録媒体は、
キー操作を無効とするキーロック機能を備え、文字メッセージを受信可能な移動通信端末装置として機能するコンピュータを、
文字メッセージを受信するための通信を行う通信手段と、
動作を指示するための指示情報を入力する入力手段と、
文字メッセージを受信してロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための解除時間情報と、文字メッセージを受信してロックを解除したのち待ち受け状態が継続した場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための施錠時間情報とを記憶する時間情報記憶手段と、
前記入力手段により入力された指示情報を無効とするロックをかけた状態で文字メッセージを受信すると、自動的にロックを解除し、前記時間情報記憶手段に記憶されている解除時間情報により特定されるタイミング又は前記時間情報記憶手段に記憶されている施錠時間情報により特定されるタイミングでロックをかけ直す制御処理手段、
として機能させるためのプログラムを記憶し、コンピュータ読取が可能であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る移動通信端末装置について詳細に説明する。
【0025】
図1は、この発明の実施の形態に係る移動通信端末装置100の構成を示す図である。
この移動通信端末装置100は、一例として、PHS(Personal Handy-phone System)に代表される移動電話装置として機能する装置であり、例えばショートメールといった文字メッセージを送受信する機能を備えている。
【0026】
図1に示すように、この移動通信端末装置100は、アンテナ1と、RF(Radio Frequency)信号処理回路2と、ベースバンド信号処理回路3と、CODEC(COder/DECorder)4と、不揮発メモリ5と、RAM(Random Access Memory)6と、入力キー7と、表示器8と、スピーカ9と、マイクロフォン10と、CPU(Central Processing Unit)11とを備えている。
【0027】
RF信号処理回路2は、LNA(Low Noise Amplifier)、HPA(High Power Amplifier)、直交変調器、フィルタ等から構成され、アンテナ1を介して移動体通信ネットワークを構成する基地局との間で送受信する無線信号の変調・復調を行うためのものである。
すなわち、RF信号処理回路2は、ベースバンド信号処理回路3から送られたベースバンド信号に応じた変調を施したRF信号をアンテナ1に供給し、アンテナ1により受信したRF信号からベースバンド信号を復調してベースバンド信号処理回路3に送る。
【0028】
ベースバンド信号処理回路3は、DSP(Digital Signal Processor)等から構成され、RF信号処理回路2が復調したベースバンド信号からCODEC4やCPU11が処理可能な信号を取り出す。また、ベースバンド信号処理回路3は、CODEC4やCPU11から受けた信号を送信用のベースバンド信号に調整し、RF信号処理回路2に送る。
【0029】
CODEC4は、マイクロフォン10から入力された音声信号を符号化してベースバンド信号処理回路3に送る。また、CODEC4は、ベースバンド信号処理回路3から受けた信号を復号化することにより得られる音声信号をスピーカ9に供給する。
【0030】
不揮発メモリ5は、例えばROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electronically Erasable and Programmable-ROM)等から構成され、CPU11が実行するファームウェアのプログラム情報や、各種ID情報、その他の固定的な情報を記憶する。
ここで、不揮発メモリ5は、この移動電話装置100がショートメールを受信して自動的にロックを解除した場合に再びロックをかけ直すまでの時間を特定するための情報を記憶する。
【0031】
例えば、不揮発メモリ5は、移動電話装置100が文字メッセージを受信してロックを解除したのち、キー操作がない場合にロックを解除したまま待機する時間を示す解除時間情報を記憶する。また、不揮発メモリ5は、移動電話装置100がショートメールを受信してロックを解除し、CPU11が入力キー7から入力された指示情報に従った処理を実行して待ち受け状態となったのち、キー操作がない場合にロックをかけ直すまでの時間を示す施錠時間情報を記憶する。
【0032】
RAM6は、CPU11の処理に伴って生じる中間データ、その他の変動する各種データを記憶する。
【0033】
入力キー7は、ダイヤルキーボード及び各種ファンクションキーを有するキーパッド等から構成され、CPU11の動作を指示するための指示情報、文字データや電話番号等を示すデータ情報を入力するためのものである。
【0034】
表示器8は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、CPU11の制御に従って、文字や図形等を示す画像を表示するためのものである。
【0035】
スピーカ9は、CODEC4から送られた音声信号に応じた音声を出力する。マイクロフォン10は、外部から取り込んだ音声に応じた音声信号を生成し、CODEC4に送る。
【0036】
CPU11は、この移動通信端末装置100の各部及び全体の動作を制御するためのものである。このCPU11は、入力キー7により入力された指示情報に従って移動通信端末装置100が備える各種の機能にロックをかけ、あるいはロックを解除する。
この際、CPU11は、この移動通信端末装置100が備える各種の機能にロックをかけると、ロックを解除するための指示情報が入力キー7により入力された場合を除いて、入力キー7から送られた指示情報やデータ情報を無効とする。例えば、CPU11は、ロックをかけていない状態で、入力キー7に含まれる特定のキーが1秒以上継続して押下されると、移動通信端末装置100が備える各種の機能にロックをかけてキーロック状態となる。一方、CPU11は、キーロック状態で、入力キー7に含まれる特定のキーが1秒以上継続して押下されると、ロックを解除して入力キー7からの指示情報やデータ情報に応じた処理を実行可能とする。
【0037】
また、CPU11は、キーロック状態で相手端末から送られたショートメールを受信すると、ロックを一時的に解除する。すなわち、CPU11は、ショートメールを受信すると、入力キー7から送られた指示情報を受け付け、例えばショートメールを閲覧するための処理等を実行可能とする。
ここで、CPU11は、解除したロックを再びかけ直すタイミングを特定するためのタイマー20を実質的に含んでいる。
【0038】
タイマー20は、例えばCPU11が所定の処理プログラムを実行することにより実現され、この移動通信端末装置100がショートメールを受信したタイミングからの経過時間を計測する。また、タイマー20は、この移動通信端末装置100がショートメールを受信したことによりロックを解除すると、計測した経過時間をリセットしたのち、再び経過時間の計測を開始(リスタート)する。
【0039】
さらに、CPU11は、入力キー7から送られた指示情報に従って、文字メッセージを受信してロックを解除した場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための解除時間情報と施錠時間情報を予め作成し、不揮発メモリ5に記憶させる。
【0040】
以下に、この発明の実施の形態に係る移動通信端末装置100の動作を説明する。
この移動通信端末装置100は、文字メッセージ、例えばショートメールを受信すると自動的にロックを解除し、キー操作がない場合や待ち受け状態が一定時間継続した場合に再び自動的にロックをかけることにより、ショートメールの受信に応じて適切にロックをかけ、あるいは解除することができる装置である。
【0041】
CPU11は、この移動通信端末装置100に電源が投入されている状態で、入力キー7からキーロック機能を作動させる旨の指示情報が入力されると、以後、入力キー7から入力される指示情報やデータ情報を無効とし、この移動通信端末装置100が備える各種の機能(例えば、ダイヤルキーの押下による発信機能や電話帳閲覧・登録機能等)にロックをかける。
【0042】
ここで、CPU11は、この移動通信端末装置100がショートメールを受信してロックを自動的に解除した場合に、再びロックをかけ直すタイミングを特定するための解除時間情報と施錠時間情報とを予め作成し、不揮発メモリ5に記憶しておく。
なお、解除時間情報は、この移動電話装置100がショートメールを受信してロックを解除したタイミングから、キー操作がない場合にロックをかけ直すタイミングまでの時間を示す情報である。
また、施錠時間情報は、この移動電話装置100がショートメールを受信してロックを解除したのち、CPU11が入力キー7から送られた指示情報に従った処理を実行し、その処理が終了して移動電話装置100を待ち受け状態としたタイミングから、キー操作がない場合にロックをかけ直すタイミングまでの時間を示す情報である。
【0043】
例えば、CPU11は、ロックを解除した状態において、入力キー7から送られた指示情報に応じて、図2(a)に示すようなキーロック機能に関する設定を行うための画面を表示器8に表示させる。
ユーザは、入力キー7を操作してカーソルCS1を移動させてロックを自動的にかけたり、解除したりするか否かの設定を行う。
【0044】
この際、ユーザは、例えばカーソルCS1を図2(a)に示す項目”ON”にあわせ、入力キー7が備える決定キー(図示せず)を押下する。
これにより、ユーザは、この移動通信端末装置100がショートメールを受信した場合に自動的にロックを解除し、一定時間が経過するまでの間にキー操作がない場合に再びロックをかけるように、この移動通信端末装置100の動作を設定することができる。
【0045】
図2(a)に示す画面にて、項目”ON”が指定されると、CPU11は、例えば図2(b)に示すような解除時間情報と施錠時間情報を作成するための画面を表示器8に表示させる。
【0046】
ユーザは、入力キー7を操作してカーソルCS2を移動させ、解除時間情報と施錠時間情報のいずれか一方の作成を指示する。
ここで、ユーザは、図2(b)に示す項目”解除時間”を選択することにより、解除時間情報の作成を指示することができる。一方、ユーザは、図2(b)に示す項目”設定時間”を選択することにより、施錠時間情報の作成を指示することができる。
【0047】
この際、入力キー7により解除時間情報の作成が指示されると、CPU11は、例えば図2(c)に示すような画面を表示器8に表示させ、ロックをかけ直すタイミングを特定するための情報を取得する。
ここで、ユーザは、この移動通信端末装置100がショートメールを受信してロックを解除するタイミングから、ロックをかけ直すタイミングまでの時間を指定することにより、ショートメール受信後にキー操作がない場合のロックをかけるタイミングを指定することができる。
【0048】
例えば、ユーザは、カーソルCS3の位置に入力する数字を、入力キー7が備える番号キー(図示せず)を押下することにより指定することで時間を指定し、決定キー(図示せず)を押下することにより、時間の指定を確定する。
CPU11は、取得した情報に基づいて解除時間情報を作成し、不揮発メモリ5に記憶させる。
【0049】
一方、図2(b)に示す画面が表示器8に表示されている際に、入力キー7により施錠時間情報の作成が指示されると、CPU11は、例えば図2(d)に示すような画面を表示器8に表示させる。
ここで、ユーザは、この移動通信端末装置100がショートメールを受信することによりロックを解除して入力キー7からの指示情報に従った処理を終了して待ち受け状態となったタイミングから、ロックをかけ直すタイミングまでの時間を指定することにより、この移動電話装置100が待ち受け状態となったのちに自動的にロックをかけ直すタイミングを指定することができる。
なお、移動通信端末装置100の待ち受け状態は、CPU11が例えばショートメール閲覧のための処理プログラム等の各種のプログラムを実行して各種の機能を作動させている状態を除いた、ユーザによるキー操作のない電源投入状態である。
【0050】
ユーザは、例えば入力キー7が備える番号キー(図示せず)を押下してカーソルCS4の位置に入力する数字を指定することにより時間を指定し、決定キー(図示せず)を押下することにより、時間の指定を確定する。
CPU11は、取得した情報に基づいて施錠時間情報を作成し、不揮発メモリ5に記憶させる。
【0051】
こうして不揮発メモリ5に解除時間情報と施錠時間情報が記憶され、入力キー7からの指示情報に従ってキーロック状態となった移動通信端末装置100は、CPU11がRF信号処理回路2及びベースバンド信号処理回路3の動作を制御することにより、移動体通信ネットワークを構成する基地局との間で無線信号を送受信して通信を行う。
なお、ユーザのキー操作による解除時間情報と施錠時間情報が作成されない場合には、CPU11は、不揮発メモリ5が備えるROM(図示せず)に記憶されたデフォルトの解除時間情報と施錠時間情報を用いて以下の処理を実行すればよい。
【0052】
CPU11は、相手端末(または、メール送信機関)から発せられた呼を受けると、呼設定メッセージに含まれる着サブアドレスを示す情報要素と伝送能力を示す情報要素を読み取る。CPU11は、情報要素を読み取った結果に基づいて、相手端末(または、メール送信機関)から発せられた呼が、通話を要求するものであるか、ショートメールの配信を要求するものであるかを判別する。
【0053】
CPU11は、相手端末から発せられた呼が通話を要求するものであると判別すると、図示せぬサウンダに着信音を出力させ、ロックを解除する等といった通話のための着信を可能とする処理を実行する。
【0054】
一方、CPU11は、相手端末(または、メール送信機関)から発せられた呼がショートメールの配信を要求するものであると判別すると、ショートメールを受信した旨をユーザに通知するための画像の表示や着信音の出力といった、通常のショートメールを受信するための処理を実行する。
【0055】
さらに、この際、CPU11は、図3のフローチャートに示すロック機能制御処理を実行する。
【0056】
ロック機能制御処理を開始すると、CPU11は、ショートメールの受信に応答して自動的にロックを解除し、入力キー7から送られた指示情報を有効に受け付ける(ステップS1)。
これにより、CPU11は、例えばショートメールの閲覧や送信を行うための処理プログラム等を入力キー7から送られた指示情報に従って実行することにより、この移動通信端末装置100が備える各種の機能を作動可能とし、キーロック状態を自動的に解除する。
【0057】
この際、CPU11は、タイマー20による経過時間の計測を開始し、この移動通信端末装置100がショートメールを受信してから経過した時間を測定する(ステップS2)。
【0058】
CPU11は、タイマー20により計測された経過時間を監視し、経過時間が不揮発メモリ5に記憶されている解除時間情報に示されるロックをかけ直すタイミングを示す時間(解除時間)と一致するか否かを判別する(ステップS3)。
【0059】
CPU11は、経過時間が解除時間と一致しないと判別すると(ステップS3にてNO)、入力キー7により指示情報が入力されたか否か、すなわち、キー操作があったか否かを判別する(ステップS4)。
CPU11は、キー操作がないと判別すると(ステップS4にてNO)、処理をステップS3にリターンして、経過時間が解除時間と一致するか否かを判別する。
【0060】
ここで、CPU11は、経過時間が解除時間と一致すると判別すると(ステップS3にてYES)、各種機能にロックをかけて入力キー7から送られた指示情報を無効とし(ステップS5)、ロック機能制御処理を終了する。
すなわち、CPU11は、ショートメールを受信してロックを解除したのち、キー操作がないまま解除時間情報に示される時間により特定されるタイミングが到来すると、この移動電話装置100が備える各種機能にロックをかけ、入力キー7から送られた指示情報を無効とする。ただし、例えば入力キー7が備えるロックを解除するためのキーが所定の時間だけ継続して押下された場合のように、ロックを解除する旨の指示情報が入力キー7から送られた場合については、CPU11はこれを有効に受け付ける。
【0061】
また、CPU11は、上記ステップS4にてキー操作があったと判別すると(ステップS4にてYES)、タイマー20による経過時間の計測をストップさせる(ステップS6)。
この後、CPU11は、入力キー7から送られた指示情報に従って、例えばショートメールの閲覧や送信を行うための処理プログラムといった各種の機能を作動させるための処理プログラムを不揮発メモリ5から読み出して実行する(ステップS7)。
CPU11は、キー操作に従った処理を終了すると、この移動電話装置100を待ち受け状態とし(ステップS8)、タイマー20が計測した経過時間をリセットして再び経過時間の計測を開始(リスタート)させる(ステップS9)。
【0062】
CPU11は、タイマー20により計測した時間が、不揮発メモリ5に記憶されている施錠時間情報に示されるロックをかけ直すタイミングを示す時間(施錠時間)と一致するか否かを判別する(ステップS10)。
【0063】
CPU11は、経過時間が施錠時間と一致しないと判別すると(ステップS10にてNO)、入力キー7により指示情報が入力されたか否か、すなわち、キー操作があったか否かを判別する(ステップS11)。
CPU11は、キー操作がないと判別すると(ステップS11にてNO)、処理をステップS10にリターンして、経過時間が解除時間と一致するか否かを判別する。
【0064】
一方、CPU11は、キー操作があったと判別すると(ステップS11にてYES)、処理をステップS6にリターンしてタイマー20をストップさせ、キー操作に従った処理を実行する。
【0065】
また、CPU11は、上記ステップS10にて経過時間が施錠時間と一致すると判別すると(ステップS10にてYES)、処理をステップS5に進めてロックをかけ、ロック機能制御処理を終了する。
【0066】
例えば、ユーザは、図2(c)に示す画面が表示器8に表示されている際に、この移動通信端末装置100がショートメールを受信してロックを解除したタイミングから20秒間だけキー操作がなかった場合にロックをかけ直すように、時間を指定したものとする。また、ユーザは、図2(d)に示す画面が表示器8に表示されている際に、この移動通信端末装置100がショートメールを受信してロックを解除し、CPU11が入力キー7からの指示情報に応じた処理を実行したのち、待ち受け状態が45秒継続した時点でロックをかけ直すように、時間を指定したものとする。
【0067】
CPU11は、図2(c)に示す画面を表示器8に表示させている際に指定された時間(20秒)を特定するための解除時間情報を作成し、不揮発メモリ5に記憶させる。また、CPU11は、図2(d)に示す画面を表示器8に表示させている際に指定された時間(45秒)を特定するための施錠時間情報を作成し、不揮発メモリ5に記憶させる。
【0068】
CPU11は、入力キー7から送られた指示情報に従って、この移動通信端末装置100が備える各種の機能にロックをかけたのち、ショートメールの配信を要求する呼を受信したと判別すると、ロックを解除して入力キー7からの指示情報を有効に受け付ける(図3のステップS1)。
この際、CPU11は、タイマー20による経過時間の計測を開始し(図3のステップS2)、ショートメールを受信したタイミングからの経過時間が解除時間情報により特定される時間(20秒)と一致したことを検出すると(図3のステップS3にてYES)、再びロックをかけ直して入力キー7からの指示情報を無効とする(図3のステップS5)。
一方、CPU11は、経過時間が解除時間情報により特定される時間(20秒)と一致する以前に入力キー7からの指示情報を受けると(図3のステップS4にてYES)、タイマー20による時間の計測をストップさせ(図3のステップS6)、キー操作に従った処理を実行する(図3のステップS7)。
CPU11は、入力キー7から受けた指示情報に従った処理プログラムを不揮発メモリ5から読み出して実行し、その処理が終了して待ち受け状態となるごとに(図3のステップS8)、タイマー20をリスタートさせる(図3のステップS9)。
【0069】
この際、CPU11は、タイマー20を監視して、待ち受け状態が施錠時間情報により特定される時間(45秒)だけ継続すると(図3のステップS10にてYES)、再びロックをかけ直し、入力キー7から送られる指示情報を無効とする(図3のステップS5)。
【0070】
以上説明したように、この発明によれば、キーロック状態でショートメールを受信すると、自動的にロックを解除してキー操作に応じた処理を実行可能とする。また、ショートメールの受信に応じてロックを解除したのち、キー操作がなかった場合や、キー操作に従った処理を実行したのち待ち受け状態が継続した場合に、自動的にロックをかけ直すことができる。
これにより、キーロック状態でショートメールを受信した場合にロックを解除したり、かけ直したりするためのキー操作が不要となり、ショートメールの受信に応じて適切にロックを解除し、あるいはロックをかけ直すことができる。
【0071】
また、ショートメールを受信してロックを解除した際にロックをかけ直すタイミングは、ユーザが入力キー7を用いて指定することができ、ショートメールの受信に応じて適切にロックをかけ、あるいは解除することができる。
【0072】
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、移動通信端末装置100がショートメールを受信して自動的にロックを解除するものとして説明したが、これに限定されず、任意の文字メッセージを受信して自動的にロックを解除するようにしてもよい。
【0073】
また、例えば、上記実施の形態では、移動通信端末装置100がPHSに代表される移動電話装置であるものとして説明したが、これに限定されず、ページャやPDA(Personal Digital Assistants)といった、ロック機能及び文字メッセージ送受信機能を備えた携帯端末にも適用することができる。
【0074】
また、上記実施の形態では、移動通信端末装置100が、ロックをかけるためのキーの押下に応じてロックをかけるキーロック機能を備えるものとして説明したが、これに限定されず、入力キー7により入力された暗証番号に応じてロックをかけるダイヤルロック等のロック機能にも適用することができる。
【0075】
さらに、上記実施の形態では、CPU11は、ショートメールを受信してロックを解除したのちキー操作があると、入力キー7から送られた指示情報に従った処理を実行し、実行終了後、待ち受け状態となって施錠時間情報に示される施錠時間だけ経過すると、再びロックをかけ直すものとして説明したが、これに限定されない。
すなわち、CPU11は、ショートメールを受信してロックを解除したのち、キー操作があると、入力キー7から送られた指示情報に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態となると、直ちにロックをかけ直すようにしてもよい。
また、この場合には、ロックをかけ直すタイミングとして、移動通信端末装置100が待ち受け状態となったタイミングを示す施錠時間情報を作成し、不揮発メモリ5に記憶するようにしてもよい。
【0076】
また、この発明は、専用の装置によらず、キーロック機能を備え、ショートメール等の文字メッセージを受信することができる移動通信端末装置として機能する通常のコンピュータシステムを用いて実現することができる。
例えば、コンピュータシステムに上述の動作を実行するためのプログラムを、媒体(フロッピーディスク、CD−ROM、ROM等)に記録して配布し、これをコンピュータシステムにインストールして実行させることにより、この発明の移動通信端末装置として機能させることができる。インストールによって、当該プログラムは、コンピュータ内のEEPROM等の媒体に記録され、実行に供される。
【0077】
ここで、プログラムを配布する方法は、記録媒体によるものに限らず、例えば、インターネット等の通信ネットワーク上に設けたFTP(File Transfer Protocol)サーバに当該プログラムを登録し、FTPクライアントにネットワークを介して配信してもよく、通信ネットワークの電子掲示板(BBS;Bulletin Board System)等に当該プログラムを登録し、これをネットワークを介して配信してもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上の説明のように、この発明によれば、ショートメールといった文字メッセージを受信すると自動的にロックを解除し、ロックをかけ直すタイミングが到来すると自動的に再度ロックをかけることができる。
これにより、文字メッセージの受信に応じて適切にロックをかけ、あるいは解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る移動通信端末装置の構成を示す図である。
【図2】表示器が表示する画面を例示する図である。
【図3】ロック機能制御処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 RF信号処理回路
3 ベースバンド信号処理回路
4 CODEC
5 不揮発メモリ
6 RAM
7 入力キー
8 表示器
9 スピーカ
10 マイクロフォン
11 CPU
100 移動通信端末装置
Claims (10)
- キー操作を無効とするキーロック機能を備え、文字メッセージを受信可能な移動通信端末装置であって、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直す第1の施錠タイミングを予め設定し、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作に従った処理を実行して待ち受け状態となった場合にロックをかけ直す第2の施錠タイミングを予め設定し、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちに、第1の施錠タイミングと第2の施錠タイミングのいずれかが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直す、
ことを特徴とする移動通信端末装置。 - 文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態となると、直ちにロックをかけ直す、
ことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。 - 文字メッセージを受信するための通信を行う通信手段と、
動作を指示するための指示情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された指示情報を無効とするロックをかけた状態で前記通信手段の通信により文字メッセージを受信すると、ロックを解除して前記入力手段により入力された指示情報に従った処理を実行する制御処理手段と、
文字メッセージを受信してロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための解除時間情報と、文字メッセージを受信してロックを解除したのち待ち受け状態が継続した場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための施錠時間情報とを記憶する時間情報記憶手段とを備え、
前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信した時点からの経過時間を計測する計時手段を備え、
さらに、前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信してロックを解除すると、前記計測手段が計測した経過時間を参照して、前記時間情報記憶手段に記憶されている解除時間情報により特定されるタイミングと前記時間情報記憶手段に記憶されている施錠時間情報により特定されるタイミングのいずれかが到来したときにロックをかけ直す、
ことを特徴とする移動通信端末装置。 - 前記制御処理手段は、前記通信手段により文字メッセージを受信してロックを解除したのちキー操作があったか否かを判別し、キー操作がない場合に、前記計時手段が計測する経過時間を監視して、前記時間情報記憶手段に記憶されている解除時間情報により特定されるタイミングが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直して前記入力手段により入力された指示情報を無効とする、
ことを特徴とする請求項3に記載の移動通信端末装置。 - 前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信してロックを解除したのち前記入力手段により指示情報が入力されると、当該指示情報に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態とすると、前記計時手段が計測した経過時間をリセットして経過時間の計測を開始させ、前記計時手段が計測する経過時間を監視し、前記時間情報記憶手段に記憶されている施錠時間情報により特定されるタイミングが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直して前記入力手段により入力された指示情報を無効とする、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の移動通信端末装置。 - 前記制御処理手段は、前記入力手段により入力された指示情報に従って、解除時間情報と施錠時間情報を予め作成し、前記時間情報記憶手段に記憶させる、
ことを特徴とする請求項3、4又は5に記載の移動通信端末装置。 - 前記制御処理手段は、前記通信手段の通信により文字メッセージを受信してロックを解除したのち前記入力手段により指示情報が入力されると、当該指示情報に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態とすると、直ちにロックをかけ直して前記入力手段により入力された指示情報を無効とする、
ことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の移動通信端末装置。 - キー操作を無効とするキーロック機能を備え、文字メッセージを受信可能な移動通信端末装置のキーロック機能を制御するための方法であって、
文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直す第1の施錠タイミングと、文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作に従った処理を実行して待ち受け状態となった場合にロックをかけ直す第2の施錠タイミングとを予め設定し、文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちに、第1の施錠タイミングと第2の施錠タイミングのいずれかが到来したか否かを判別し、到来した場合に、ロックをかけ直す、
ことを特徴とする移動通信端末装置のロック制御方法。 - 文字メッセージを受信することによりロックを解除したのちキー操作があると、当該キー操作に従った処理を実行し、当該処理が終了して待ち受け状態となると、直ちにロックをかけ直す、
ことを特徴とする請求項8に記載のロック制御方法。 - キー操作を無効とするキーロック機能を備え、文字メッセージを受信可能な移動通信端末装置として機能するコンピュータを、
文字メッセージを受信するための通信を行う通信手段と、
動作を指示するための指示情報を入力する入力手段と、
文字メッセージを受信してロックを解除したのちキー操作がない場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための解除時間情報と、文字メッセージを受信してロックを解除したのち待ち受け状態が継続した場合にロックをかけ直すタイミングを特定するための施錠時間情報とを記憶する時間情報記憶手段と、
前記入力手段により入力された指示情報を無効とするロックをかけた状態で文字メッセージを受信すると、自動的にロックを解除し、前記時間情報記憶手段に記憶されている解除時間情報により特定されるタイミング又は前記時間情報記憶手段に記憶されている施錠時間情報により特定されるタイミングでロックをかけ直す制御処理手段、
として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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