JP3261394B2 - 無線携帯端末装置 - Google Patents
無線携帯端末装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線携帯端末装置に
関し、特に端末使用時のセキュリティ機能の向上に関す
るものである。
関し、特に端末使用時のセキュリティ機能の向上に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話や情報端末に代表される
無線携帯端末装置は、野外で使用される頻度が非常に高
い。また、無線携帯端末の出荷の伸びは非常に高く、今
後もその傾向が顕著である。それに伴い、無線携帯端末
装置が紛失する機会も増加する傾向にある。
無線携帯端末装置は、野外で使用される頻度が非常に高
い。また、無線携帯端末の出荷の伸びは非常に高く、今
後もその傾向が顕著である。それに伴い、無線携帯端末
装置が紛失する機会も増加する傾向にある。
【0003】以上のような状況に鑑みて、従来、携帯端
末装置が紛失した場合の保護機能に関して、無線携帯端
末にユーザ自身がパスワードを設定する等で保護機能を
持たせるような機構を持つ無線携帯端末は多い。
末装置が紛失した場合の保護機能に関して、無線携帯端
末にユーザ自身がパスワードを設定する等で保護機能を
持たせるような機構を持つ無線携帯端末は多い。
【0004】また、例えば、特開平7−193865号
公報に開示されている「携帯端末装置およびそのセキュ
リティ方法」には、無線携帯端末を紛失した場合、無線
携帯端末に電話をかけ、その無線携帯端末と通信を行
い、無線携帯端末が不正に使用されないようにそのセキ
ュリティ機能をアクティブにするようにするものがあ
る。
公報に開示されている「携帯端末装置およびそのセキュ
リティ方法」には、無線携帯端末を紛失した場合、無線
携帯端末に電話をかけ、その無線携帯端末と通信を行
い、無線携帯端末が不正に使用されないようにそのセキ
ュリティ機能をアクティブにするようにするものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線携帯端末装
置は以上のように構成されており、パスワードは無線携
帯端末装置の一部の機能を制限する働きのものが多く、
その多くは他人には知られたくない電話番号等が対象と
なっている。また、無線携帯端末装置そのものを使用で
きないような働きを持つパスワードであっても、そのパ
スワードは使用者が記憶可能な範囲のものであり、無線
携帯端末装置を不正に取得した者が試行錯誤のうちに何
度もパスワードを入力することでその保護機能が解除さ
れて機能しなくなってしまう場合がある。
置は以上のように構成されており、パスワードは無線携
帯端末装置の一部の機能を制限する働きのものが多く、
その多くは他人には知られたくない電話番号等が対象と
なっている。また、無線携帯端末装置そのものを使用で
きないような働きを持つパスワードであっても、そのパ
スワードは使用者が記憶可能な範囲のものであり、無線
携帯端末装置を不正に取得した者が試行錯誤のうちに何
度もパスワードを入力することでその保護機能が解除さ
れて機能しなくなってしまう場合がある。
【0006】また、特開平7−193865号公報に示
されるように、無線携帯端末に電話をかけ、その無線携
帯端末を不正に使用されないようにする方法では、紛失
者が無線携帯端末に電話をかけなければならず、無線携
帯端末の紛失に気がつかない場合には不正に使用される
可能性がある。さらに電波の届かないような場所(不感
地帯)に無線携帯端末があるような場合には、上記方法
による保護機能は実行不可能であることとなる。
されるように、無線携帯端末に電話をかけ、その無線携
帯端末を不正に使用されないようにする方法では、紛失
者が無線携帯端末に電話をかけなければならず、無線携
帯端末の紛失に気がつかない場合には不正に使用される
可能性がある。さらに電波の届かないような場所(不感
地帯)に無線携帯端末があるような場合には、上記方法
による保護機能は実行不可能であることとなる。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、無線携帯端末を紛失して第三者
がこれを取得したとしても、紛失者が該紛失に気付かず
とも自動的にセキュリティ機能が実行される無線携帯端
末装置を提供することを目的とする。
ためになされたもので、無線携帯端末を紛失して第三者
がこれを取得したとしても、紛失者が該紛失に気付かず
とも自動的にセキュリティ機能が実行される無線携帯端
末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明に
係る無線携帯端末装置は、自局を特定するための無線基
地局識別コードを各々送信する複数の無線基地局の中の
1つを通じて通信を行う無線携帯端末装置において、使
用者が設定する、複数の無線基地局の中から通信を行う
特定の無線基地局の識別コードである特定CS−IDを
記憶保持する特定CS−ID記憶手段と、無線基地局よ
り受信した無線データから通信を行う無線基地局の識別
コードを抽出する無線基地局識別コード抽出手段と、前
記特定CS−ID記憶手段で記憶している特定CS−I
Dと、前記無線基地局識別コード抽出部で抽出した通信
を行う識別コードとを比較する無線基地局識別コード比
較手段と、前記無線基地局識別コード比較手段で比較し
た結果、両者が異なる場合に無線携帯端末装置の機能の
制限を行う保護機能手段とを備えたものである。
係る無線携帯端末装置は、自局を特定するための無線基
地局識別コードを各々送信する複数の無線基地局の中の
1つを通じて通信を行う無線携帯端末装置において、使
用者が設定する、複数の無線基地局の中から通信を行う
特定の無線基地局の識別コードである特定CS−IDを
記憶保持する特定CS−ID記憶手段と、無線基地局よ
り受信した無線データから通信を行う無線基地局の識別
コードを抽出する無線基地局識別コード抽出手段と、前
記特定CS−ID記憶手段で記憶している特定CS−I
Dと、前記無線基地局識別コード抽出部で抽出した通信
を行う識別コードとを比較する無線基地局識別コード比
較手段と、前記無線基地局識別コード比較手段で比較し
た結果、両者が異なる場合に無線携帯端末装置の機能の
制限を行う保護機能手段とを備えたものである。
【0009】また、本願の請求項2の発明に係る無線携
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを受信でき
なくなってから再び特定CS−IDを受信するまでに経
過した時間である受信経過時間を測定する受信経過時間
測定手段と、無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを
受信できなくなってから前記保護機能手段が動作するま
での時間である保護機能動作開始時間を記憶する保護機
能動作開始時間記憶手段と、前記受信経過時間と前記保
護機能動作開始時間とを比較する保護機能動作時間比較
手段とを備え、前記無線基地局識別コード比較手段で比
較した結果、受信した無線基地局識別コードと予め保持
している特定CS−IDとが異なり、かつ、前記保護機
能動作時間比較手段で比較した結果、受信時間が保護機
能動作開始時間より大きい場合、無線携帯端末の保護機
能手段により無線携帯端末の保護機能が自動的に作動す
るようにしたものである。
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを受信でき
なくなってから再び特定CS−IDを受信するまでに経
過した時間である受信経過時間を測定する受信経過時間
測定手段と、無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを
受信できなくなってから前記保護機能手段が動作するま
での時間である保護機能動作開始時間を記憶する保護機
能動作開始時間記憶手段と、前記受信経過時間と前記保
護機能動作開始時間とを比較する保護機能動作時間比較
手段とを備え、前記無線基地局識別コード比較手段で比
較した結果、受信した無線基地局識別コードと予め保持
している特定CS−IDとが異なり、かつ、前記保護機
能動作時間比較手段で比較した結果、受信時間が保護機
能動作開始時間より大きい場合、無線携帯端末の保護機
能手段により無線携帯端末の保護機能が自動的に作動す
るようにしたものである。
【0010】また、本願の請求項3の発明に係る無線携
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記抽出した無線基地局識別コードと予め設定され
た特定CS−IDとを比較し、両者が等しいと判断され
た場合、設定されていた保護機能手段が自動的に解除さ
れるようにしたものである。
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記抽出した無線基地局識別コードと予め設定され
た特定CS−IDとを比較し、両者が等しいと判断され
た場合、設定されていた保護機能手段が自動的に解除さ
れるようにしたものである。
【0011】また、本願の請求項4の発明に係る無線携
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記保護機能手段が設定されている場合には、無線
携帯端末装置のシステム設定値の変更を不可とする機能
制限を行うようにしたものである。
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記保護機能手段が設定されている場合には、無線
携帯端末装置のシステム設定値の変更を不可とする機能
制限を行うようにしたものである。
【0012】また、本願の請求項5の発明に係る無線携
帯端末装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の無
線携帯端末装置において、前記無線携帯端末装置は、前
記保護機能手段の設定の有無を使用者に通知する保護機
能通知手段をさらに備えるようにしたものである。
帯端末装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の無
線携帯端末装置において、前記無線携帯端末装置は、前
記保護機能手段の設定の有無を使用者に通知する保護機
能通知手段をさらに備えるようにしたものである。
【0013】また、本願の請求項6の発明に係る無線携
帯端末装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の無
線携帯端末装置において、無線携帯端末装置が起動され
たことを検出する起動検知手段を備え、前記保護機能手
段が設定されている場合には、前記起動検知手段により
無線携帯端末装置の起動が検出された場合にも、前記保
護機能が解除されないようにしたものである。
帯端末装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の無
線携帯端末装置において、無線携帯端末装置が起動され
たことを検出する起動検知手段を備え、前記保護機能手
段が設定されている場合には、前記起動検知手段により
無線携帯端末装置の起動が検出された場合にも、前記保
護機能が解除されないようにしたものである。
【0014】また、本願の請求項7の発明に係る無線携
帯端末装置は、請求項2記載の無線携帯端末装置におい
て、予め設定されたパスワードを記憶するパスワード記
憶手段と、外部よりパスワードを入力するパスワード入
力手段と、入力されたパスワードを解析する手段と、前
記保護機能手段の設定を保留する時間である保留時間を
記憶する保護機能保留時間記憶手段とを備え、前記予め
設定されているパスワードを入力することにより、前記
記憶された保護保留時間が経過するまで前記受信時間経
過後に設定された保護機能の設定が保留され、該保留時
間経過後、該保留が自動的に解除されるようにしたもの
である。
帯端末装置は、請求項2記載の無線携帯端末装置におい
て、予め設定されたパスワードを記憶するパスワード記
憶手段と、外部よりパスワードを入力するパスワード入
力手段と、入力されたパスワードを解析する手段と、前
記保護機能手段の設定を保留する時間である保留時間を
記憶する保護機能保留時間記憶手段とを備え、前記予め
設定されているパスワードを入力することにより、前記
記憶された保護保留時間が経過するまで前記受信時間経
過後に設定された保護機能の設定が保留され、該保留時
間経過後、該保留が自動的に解除されるようにしたもの
である。
【0015】また、本願の請求項8の発明に係る無線携
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記受信している無線基地局識別コードと前記予め
記憶している特定CS−IDとを比較し、両者が異なる
場合、現在無線携帯端末装置が受信している無線基地局
識別コードを、予め使用者によって設定された連絡先に
通知する、または無線携帯端末装置の機能の制限を行
う、または無線携帯端末装置が記憶している特定の情報
を消去する、のいずれかを行うようにしたものである。
帯端末装置は、請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記受信している無線基地局識別コードと前記予め
記憶している特定CS−IDとを比較し、両者が異なる
場合、現在無線携帯端末装置が受信している無線基地局
識別コードを、予め使用者によって設定された連絡先に
通知する、または無線携帯端末装置の機能の制限を行
う、または無線携帯端末装置が記憶している特定の情報
を消去する、のいずれかを行うようにしたものである。
【0016】
【0017】
(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
無線携帯端末装置の構成図であり、それぞれ自局を特定
するための無線基地局識別コードを送信する複数の無線
基地局のうちの1つを通じて通信を行なう無線携帯端末
装置の例を示している。図1において、無線携帯端末装
置100は、無線携帯端末部11と認証部10とで構成
され、さらに上記無線携帯端末部11は、無線データ処
理部1と、受信データ処理部2と、出力部3と、送信デ
ータ処理部4と、入力部5とを含み、認証部10は、無
線基地局識別コード抽出部6と、特定CS−ID(無線
基地局識別コード)記憶部7と、無線基地局識別コード
比較部8と、保護機能処理部9とを含む。
無線携帯端末装置の構成図であり、それぞれ自局を特定
するための無線基地局識別コードを送信する複数の無線
基地局のうちの1つを通じて通信を行なう無線携帯端末
装置の例を示している。図1において、無線携帯端末装
置100は、無線携帯端末部11と認証部10とで構成
され、さらに上記無線携帯端末部11は、無線データ処
理部1と、受信データ処理部2と、出力部3と、送信デ
ータ処理部4と、入力部5とを含み、認証部10は、無
線基地局識別コード抽出部6と、特定CS−ID(無線
基地局識別コード)記憶部7と、無線基地局識別コード
比較部8と、保護機能処理部9とを含む。
【0018】さらに上記構成について詳述すると、上記
無線データ処理部1は、図示しない無線基地局からデー
タを受信し、また、無線基地局に対してデータを送信す
る。受信したデータは受信データ処理部2と無線基地局
識別コード抽出部6にそれぞれ出力され、また送信する
データは送信データ処理部4から入力する構成となって
いる。また、無線基地局とのネゴシエーション(交渉)
や、データのコーディック(符号化/復号化)も行な
う。
無線データ処理部1は、図示しない無線基地局からデー
タを受信し、また、無線基地局に対してデータを送信す
る。受信したデータは受信データ処理部2と無線基地局
識別コード抽出部6にそれぞれ出力され、また送信する
データは送信データ処理部4から入力する構成となって
いる。また、無線基地局とのネゴシエーション(交渉)
や、データのコーディック(符号化/復号化)も行な
う。
【0019】受信データ処理部2は、上記無線データ処
理部1が受信した受信データから、音声、及びデータを
取り出す。この取り出された音声/データは出力部3に
送られる。
理部1が受信した受信データから、音声、及びデータを
取り出す。この取り出された音声/データは出力部3に
送られる。
【0020】出力部3では、受信データ処理部2で取り
出された音声/データを使用者に聞かせたり、表示装置
に出力を行う。ここで、音声やデータを出力する方法と
しては、音声はスピーカを用い、データはLCD(液晶
ディスプレイ)を用いて出力する方法や、イヤホンやC
RT(ブラウン管)を用いる方法等がある。
出された音声/データを使用者に聞かせたり、表示装置
に出力を行う。ここで、音声やデータを出力する方法と
しては、音声はスピーカを用い、データはLCD(液晶
ディスプレイ)を用いて出力する方法や、イヤホンやC
RT(ブラウン管)を用いる方法等がある。
【0021】入力部5は使用者が無線携帯端末装置10
0に対してデータを入力する部位であり、この入力手段
としては音声を入力するためにはマイクを用い、データ
を入力するためにはキーボードを用いる。なお、マイク
やキーボードを入力に用いる以外の入力方法であっても
かまわない。
0に対してデータを入力する部位であり、この入力手段
としては音声を入力するためにはマイクを用い、データ
を入力するためにはキーボードを用いる。なお、マイク
やキーボードを入力に用いる以外の入力方法であっても
かまわない。
【0022】送信データ処理部4は、上記入力部5から
入力された音声/データを無線データ処理部1に通知
し、音声/データの送信を依頼する。
入力された音声/データを無線データ処理部1に通知
し、音声/データの送信を依頼する。
【0023】無線基地局識別コード抽出部6は、受信デ
ータの中から無線基地局識別コードを抽出し、抽出した
無線基地局識別コードを無線基地局識別コード比較部8
に通知する。
ータの中から無線基地局識別コードを抽出し、抽出した
無線基地局識別コードを無線基地局識別コード比較部8
に通知する。
【0024】特定CS−ID記憶部7には、使用者が設
定した特定の無線基地局の識別コード(特定CS−I
D)が記憶されており、無線基地局識別コード比較部8
にこの無線基地局識別コードの通知を行なう。この無線
基地局識別コードは、無線携帯端末の認証に使用される
ものであり、各無線基地局毎に異なるものである。
定した特定の無線基地局の識別コード(特定CS−I
D)が記憶されており、無線基地局識別コード比較部8
にこの無線基地局識別コードの通知を行なう。この無線
基地局識別コードは、無線携帯端末の認証に使用される
ものであり、各無線基地局毎に異なるものである。
【0025】無線基地局コード比較部8は、受信した無
線基地局識別コードと、記憶している特定CS−IDと
を比較し、比較の結果、両者が等しい場合には、保護機
能処理部9に両者が「等しい」ことを通知する。また、
上記比較の結果、両者が異なる場合には、保護機能処理
部9に両者が「異なる」ことを通知する。
線基地局識別コードと、記憶している特定CS−IDと
を比較し、比較の結果、両者が等しい場合には、保護機
能処理部9に両者が「等しい」ことを通知する。また、
上記比較の結果、両者が異なる場合には、保護機能処理
部9に両者が「異なる」ことを通知する。
【0026】そして保護機能処理部9では、無線基地局
識別コード比較部8の通知により、無線基地局識別コー
ドと特定CS−IDが「異なる」場合には、保護機能を
動作させて無線携帯端末部11の機能制限を行なう。一
方、上記無線基地局識別コードと特定CS−IDが「等
しい」場合には、保護機能を解除し、無線携帯端末部1
1の機能制限の解除を行なう。
識別コード比較部8の通知により、無線基地局識別コー
ドと特定CS−IDが「異なる」場合には、保護機能を
動作させて無線携帯端末部11の機能制限を行なう。一
方、上記無線基地局識別コードと特定CS−IDが「等
しい」場合には、保護機能を解除し、無線携帯端末部1
1の機能制限の解除を行なう。
【0027】以下、上記構成を有する無線携帯端末装置
の動作を図2に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。ステップS1において、無線携帯端末装置100
は、図示しない無線基地局からデータ(キャリア信号)
を受信する。そしてステップS2において、受信したデ
ータから無線基地局識別コードを抽出し、予め記憶され
ている特定CS−IDと比較する。ここで両者が「等し
い」場合には、ステップS3へ進んで保護機能解除を行
う、即ち、無線携帯端末部11の保護機能を解除する。
そしてその後、処理を終了(RTN)する。
の動作を図2に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。ステップS1において、無線携帯端末装置100
は、図示しない無線基地局からデータ(キャリア信号)
を受信する。そしてステップS2において、受信したデ
ータから無線基地局識別コードを抽出し、予め記憶され
ている特定CS−IDと比較する。ここで両者が「等し
い」場合には、ステップS3へ進んで保護機能解除を行
う、即ち、無線携帯端末部11の保護機能を解除する。
そしてその後、処理を終了(RTN)する。
【0028】一方、上記ステップS2の比較において両
者が「異なる」場合には、ステップS4に進んで保護機
能設定を行い、無線携帯端末部11の機能制限を設定す
る。そしてその後、処理を終了(RTN)する。
者が「異なる」場合には、ステップS4に進んで保護機
能設定を行い、無線携帯端末部11の機能制限を設定す
る。そしてその後、処理を終了(RTN)する。
【0029】以上のように、本実施の形態1によれば、
無線携帯端末装置100は、使用者が設定した特定の無
線基地局とだけ通信可能な状態となり、無線携帯端末装
置100を紛失したり、紛失したことに気が付かなかっ
たり、あるいは盗難にあった場合にも、第三者は上記特
定の無線基地局とだけしか通信することができず、従っ
て、上記特定の基地局のサービス外のエリアでは全く使
用不可能となり、自動的に保護機能が実行されることに
なる。また、紛失した無線携帯端末装置が正当な使用者
の元に戻って来た場合、無線携帯端末装置100は使用
者が通常使用する無線基地局と交信することで、無線携
帯端末装置100に設定された特定CS−IDを受信
し、従って使用者が何等かの手段を取ることなしに自動
的に保護機能が解除され、無線携帯端末装置は再び使用
可能な状態となる。
無線携帯端末装置100は、使用者が設定した特定の無
線基地局とだけ通信可能な状態となり、無線携帯端末装
置100を紛失したり、紛失したことに気が付かなかっ
たり、あるいは盗難にあった場合にも、第三者は上記特
定の無線基地局とだけしか通信することができず、従っ
て、上記特定の基地局のサービス外のエリアでは全く使
用不可能となり、自動的に保護機能が実行されることに
なる。また、紛失した無線携帯端末装置が正当な使用者
の元に戻って来た場合、無線携帯端末装置100は使用
者が通常使用する無線基地局と交信することで、無線携
帯端末装置100に設定された特定CS−IDを受信
し、従って使用者が何等かの手段を取ることなしに自動
的に保護機能が解除され、無線携帯端末装置は再び使用
可能な状態となる。
【0030】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2による無線携帯端末装置の構成を示す図であり、
自局を特定するための無線基地局識別コードを各々送信
する複数の無線基地局の1つを通じて通信を行なう無線
携帯端末装置において、自分が無線携帯端末装置に設定
していない無線基地局のサービスエリアに移動した際
に、上記保護機能が自動的に働いて自分自身にとって不
具合をもたらすのを回避する構成を備えたものである。
形態2による無線携帯端末装置の構成を示す図であり、
自局を特定するための無線基地局識別コードを各々送信
する複数の無線基地局の1つを通じて通信を行なう無線
携帯端末装置において、自分が無線携帯端末装置に設定
していない無線基地局のサービスエリアに移動した際
に、上記保護機能が自動的に働いて自分自身にとって不
具合をもたらすのを回避する構成を備えたものである。
【0031】図3において、無線携帯端末装置101
は、無線携帯端末部11と認証部19で構成され、さら
に上記無線携帯端末部11は上記実施の形態1と同様
に、無線データ処理部1,受信データ処理部2,出力部
3,送信データ処理部4,入力部5とから構成され、上
記認証部19は、上記実施の形態1の構成に加え、受信
経過時間測定部20と、保護機能動作時間記憶部21
と、保護機能動作時間比較部22とが追加されたものと
なっている。
は、無線携帯端末部11と認証部19で構成され、さら
に上記無線携帯端末部11は上記実施の形態1と同様
に、無線データ処理部1,受信データ処理部2,出力部
3,送信データ処理部4,入力部5とから構成され、上
記認証部19は、上記実施の形態1の構成に加え、受信
経過時間測定部20と、保護機能動作時間記憶部21
と、保護機能動作時間比較部22とが追加されたものと
なっている。
【0032】ここで、無線基地局コード比較部8は、受
信した無線基地局識別コードと、特定CS−ID記憶部
7に記憶している特定CS−IDとを比較し、該比較結
果において両者が等しい場合には、保護機能処理部9と
受信経過時間測定部20に両者が「等しい」ことを通知
する。一方、上記比較結果において両者が異なる場合に
は、保護機能動作時間比較部22に両者が「異なる」こ
とを通知する。
信した無線基地局識別コードと、特定CS−ID記憶部
7に記憶している特定CS−IDとを比較し、該比較結
果において両者が等しい場合には、保護機能処理部9と
受信経過時間測定部20に両者が「等しい」ことを通知
する。一方、上記比較結果において両者が異なる場合に
は、保護機能動作時間比較部22に両者が「異なる」こ
とを通知する。
【0033】受信経過時間測定部20は、特定CS−I
Dを受信できなくなったときから経過した時間を保護機
能動作時間比較部22に通知し、無線基地局識別コード
比較部8より無線基地局識別コードと特定CS−IDが
「等しい」と通知された場合、受信経過時間を消去す
る。
Dを受信できなくなったときから経過した時間を保護機
能動作時間比較部22に通知し、無線基地局識別コード
比較部8より無線基地局識別コードと特定CS−IDが
「等しい」と通知された場合、受信経過時間を消去す
る。
【0034】保護機能動作時間記憶部21は、特定CS
−IDを受信してから保護機能が動作するまでの時間を
保護機能動作時間比較部22に通知する。保護機能動作
時間比較部22は、受信経過時間と保護機能動作時間と
を比較し、保護機能動作時間が経過したのであれば、保
護機能処理部9に保護機能動作時間が経過したことを通
知し、経過していないのであれば保護機能処理部9に保
護機能動作時間が経過していないことを通知する。
−IDを受信してから保護機能が動作するまでの時間を
保護機能動作時間比較部22に通知する。保護機能動作
時間比較部22は、受信経過時間と保護機能動作時間と
を比較し、保護機能動作時間が経過したのであれば、保
護機能処理部9に保護機能動作時間が経過したことを通
知し、経過していないのであれば保護機能処理部9に保
護機能動作時間が経過していないことを通知する。
【0035】そして保護機能処理部9は、上記保護機能
動作時間比較部22より保護機能動作時間が経過したこ
とが通知されると保護機能を設定し、無線携帯端末部1
1の機能制限を行なう。また逆に、無線基地局識別コー
ド比較部8から、無線基地局識別コードと特定CS−I
Dが等しいことが通知された場合、または保護機能動作
時間比較部22からの保護機能動作時間が未経過である
ことが通知された場合、保護機能処理部9は保護機能を
解除し、無線携帯端末部11の機能制限の解除を行な
う。
動作時間比較部22より保護機能動作時間が経過したこ
とが通知されると保護機能を設定し、無線携帯端末部1
1の機能制限を行なう。また逆に、無線基地局識別コー
ド比較部8から、無線基地局識別コードと特定CS−I
Dが等しいことが通知された場合、または保護機能動作
時間比較部22からの保護機能動作時間が未経過である
ことが通知された場合、保護機能処理部9は保護機能を
解除し、無線携帯端末部11の機能制限の解除を行な
う。
【0036】以下、上記構成を有する無線携帯端末装置
の動作を図4に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。ステップS5において、無線携帯端末装置101
は、図示しない無線基地局からデータを受信する。そし
てステップS6において、受信したデータから無線基地
局識別コードを抽出し、予め記憶されている特定CS−
IDと比較する。ここで両者が「等しい」場合にはステ
ップS7へ進み受信経過時間を消去し、さらに保護機能
解除を行ない無線携帯端末の機能制限を解除する。そし
て、その後処理を終了(RTN)する。
の動作を図4に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。ステップS5において、無線携帯端末装置101
は、図示しない無線基地局からデータを受信する。そし
てステップS6において、受信したデータから無線基地
局識別コードを抽出し、予め記憶されている特定CS−
IDと比較する。ここで両者が「等しい」場合にはステ
ップS7へ進み受信経過時間を消去し、さらに保護機能
解除を行ない無線携帯端末の機能制限を解除する。そし
て、その後処理を終了(RTN)する。
【0037】一方、上記ステップS6の比較において両
者が「異なる」場合にはステップS8に進んで受信経過
時間と保護機能動作時間とを比較する。ここで保護機能
動作時間が経過したと判断された場合、ステップS9に
進んで保護機能の設定を行う。その後処理を終了(RT
N)する。一方、上記ステップS8で保護機能動作時間
が経過していないと判断された場合、ステップS10に
進んで保護機能の解除を行なう。そして、その後処理を
終了(RTN)する。
者が「異なる」場合にはステップS8に進んで受信経過
時間と保護機能動作時間とを比較する。ここで保護機能
動作時間が経過したと判断された場合、ステップS9に
進んで保護機能の設定を行う。その後処理を終了(RT
N)する。一方、上記ステップS8で保護機能動作時間
が経過していないと判断された場合、ステップS10に
進んで保護機能の解除を行なう。そして、その後処理を
終了(RTN)する。
【0038】以上のように本実施の形態2によれば、無
線携帯端末装置101は、特定CS−IDを受信できな
い場合にも、予め設定された保護機能動作時間が経過す
るまでは任意の無線基地局とも通信できるようになり、
特定の無線基地局の受け持ちエリア外での使用が可能と
なる。これによって正当な使用者が無線携帯端末装置を
所持している際に、不意に使用不可能になるという不具
合を回避することができる。また、無線携帯端末装置を
紛失したり、そのことに気がつかなかったり、あるいは
盗難にあった場合にも、保護機能動作時間記憶部21に
設定された所定の設定時間が経過すると、自動的に保護
機能が実行される。したがって、不正に使用された場合
にも、正当な使用者の被る通信費やデータの漏洩等の被
害を最小限に抑えることが可能である。
線携帯端末装置101は、特定CS−IDを受信できな
い場合にも、予め設定された保護機能動作時間が経過す
るまでは任意の無線基地局とも通信できるようになり、
特定の無線基地局の受け持ちエリア外での使用が可能と
なる。これによって正当な使用者が無線携帯端末装置を
所持している際に、不意に使用不可能になるという不具
合を回避することができる。また、無線携帯端末装置を
紛失したり、そのことに気がつかなかったり、あるいは
盗難にあった場合にも、保護機能動作時間記憶部21に
設定された所定の設定時間が経過すると、自動的に保護
機能が実行される。したがって、不正に使用された場合
にも、正当な使用者の被る通信費やデータの漏洩等の被
害を最小限に抑えることが可能である。
【0039】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3による無線携帯端末装置の構成を示す図であり、
自局を特定するための無線基地局識別コードを各々送信
する複数の無線基地局の1つを通じて通信を行なう無線
携帯端末装置において、無線携帯端末の使用者が正当な
使用者であるか否かの認証に用いる特定CS−IDの設
定や、保護機能動作期間の設定等のシステムの設定値の
設定や変更に対するセキュリティ機能を持たせたもので
ある。
形態3による無線携帯端末装置の構成を示す図であり、
自局を特定するための無線基地局識別コードを各々送信
する複数の無線基地局の1つを通じて通信を行なう無線
携帯端末装置において、無線携帯端末の使用者が正当な
使用者であるか否かの認証に用いる特定CS−IDの設
定や、保護機能動作期間の設定等のシステムの設定値の
設定や変更に対するセキュリティ機能を持たせたもので
ある。
【0040】図5において、無線携帯端末装置102
は、無線携帯端末部11と保護機能実行部34とで構成
され、さらに上記無線携帯端末部11は上記実施の形態
1と同様に、無線データ処理部1,受信データ処理部
2,出力部3,送信データ処理部4,入力部5とから構
成され、上記保護機能実行部34は、実施の形態2と同
様の認証部19と、入出力切替部32と、パスワード記
憶部31と、パスワード比較部30と、データ記憶部3
3と、起動通知部40と、保護機能処理部9とから構成
されている。
は、無線携帯端末部11と保護機能実行部34とで構成
され、さらに上記無線携帯端末部11は上記実施の形態
1と同様に、無線データ処理部1,受信データ処理部
2,出力部3,送信データ処理部4,入力部5とから構
成され、上記保護機能実行部34は、実施の形態2と同
様の認証部19と、入出力切替部32と、パスワード記
憶部31と、パスワード比較部30と、データ記憶部3
3と、起動通知部40と、保護機能処理部9とから構成
されている。
【0041】ここで上記構成について詳述すると、上記
入出力切替部32は、無線データ処理部1から受信した
受信データを受信データ処理部2に通知したり、これを
しなかったりする動作を行い、同様に送信データ処理部
4からの送信データを無線データ処理部1に通知した
り、しなかったりする動作を行なう。
入出力切替部32は、無線データ処理部1から受信した
受信データを受信データ処理部2に通知したり、これを
しなかったりする動作を行い、同様に送信データ処理部
4からの送信データを無線データ処理部1に通知した
り、しなかったりする動作を行なう。
【0042】パスワード記憶部31は、無線携帯端末の
使用者が正当な使用者であるか否かを認証するためのパ
スワードをパスワード比較部30に通知する。
使用者が正当な使用者であるか否かを認証するためのパ
スワードをパスワード比較部30に通知する。
【0043】パスワード比較部30は、入力部5から入
力された入力パスワードとパスワード記憶部31から送
られてきたパスワードとを比較し、両者が等しい場合に
は、保護機能処理部9に両者が「一致」したことを通知
する。
力された入力パスワードとパスワード記憶部31から送
られてきたパスワードとを比較し、両者が等しい場合に
は、保護機能処理部9に両者が「一致」したことを通知
する。
【0044】データ記憶部33は、無線携帯端末のシス
テム設定値や、保護機能動作時の連絡先を記憶してい
て、保護機能処理部9の要求により、そのデータを読み
出したり、書き込んだりする。
テム設定値や、保護機能動作時の連絡先を記憶してい
て、保護機能処理部9の要求により、そのデータを読み
出したり、書き込んだりする。
【0045】起動通知部40は、無線携帯端末装置10
2が電源投入やリセットにより起動される時に、「起
動」を保護機能処理部9に通知を行なう。
2が電源投入やリセットにより起動される時に、「起
動」を保護機能処理部9に通知を行なう。
【0046】保護機能処理部9は、入出力切替部32,
データ記憶部33の制御を行うものであり、これにより
保護機能の設定を行い、出力部3に対して保護機能動作
の有無の通知,起動時の無線携帯端末の動作の制御,保
護機能の解除を行ない、システム設定値の変更処理,無
線携帯端末装置が起動される時の処理,パスワードを入
力する時の処理,保護機能動作時の処理を実現する。
データ記憶部33の制御を行うものであり、これにより
保護機能の設定を行い、出力部3に対して保護機能動作
の有無の通知,起動時の無線携帯端末の動作の制御,保
護機能の解除を行ない、システム設定値の変更処理,無
線携帯端末装置が起動される時の処理,パスワードを入
力する時の処理,保護機能動作時の処理を実現する。
【0047】以下、上記構成を有する無線携帯端末装置
102の動作を図6〜図12に示すフローチャートを参
照しつつ説明する。図6は、上記システム設定値の変更
処理に対する保護機能の働きを示すフローチャートであ
る。まず、ステップS11において、保護機能処理部9
は、保護機能が設定されているか否か、すなわち、無線
基地局識別コード比較部8からの比較結果を受けて、保
護機能を設定すべき状態であるか否かの判定を行なう。
このステップS12で保護機能が設定されていると判定
された場合、使用者の正当性を確認することができない
こととなるので、データ記憶部33のシステム設定値は
変更可能とならず、ステップS12にて処理が終了(R
TN)する。
102の動作を図6〜図12に示すフローチャートを参
照しつつ説明する。図6は、上記システム設定値の変更
処理に対する保護機能の働きを示すフローチャートであ
る。まず、ステップS11において、保護機能処理部9
は、保護機能が設定されているか否か、すなわち、無線
基地局識別コード比較部8からの比較結果を受けて、保
護機能を設定すべき状態であるか否かの判定を行なう。
このステップS12で保護機能が設定されていると判定
された場合、使用者の正当性を確認することができない
こととなるので、データ記憶部33のシステム設定値は
変更可能とならず、ステップS12にて処理が終了(R
TN)する。
【0048】一方、ステップS12において保護機能が
解除されていると判定された場合、使用者の正当性が確
認されたことになるので、ステップS13に進んでデー
タ記憶部33に記憶されているシステム設定値の変更処
理を可能とする。そして、その後処理を終了(RTN)
する。
解除されていると判定された場合、使用者の正当性が確
認されたことになるので、ステップS13に進んでデー
タ記憶部33に記憶されているシステム設定値の変更処
理を可能とする。そして、その後処理を終了(RTN)
する。
【0049】上記の処理により無線携帯端末装置のシス
テム設定値の保護が可能となり、無線携帯端末装置の正
当な使用者は保護機能の動作の有無を意識することなく
システム値を変更することができる。ここでいうシステ
ム設定値は、保護機能動作時間や特定CS−IDの値も
対象とすることが可能である。また、不当な使用者の場
合、上記システム設定値の変更はできず、従って上記保
護機能動作時間や特定CS−IDの値等を書き換えて保
護機能を解除して、無線携帯端末装置を不正に使用しよ
うとすることは不可能となる。
テム設定値の保護が可能となり、無線携帯端末装置の正
当な使用者は保護機能の動作の有無を意識することなく
システム値を変更することができる。ここでいうシステ
ム設定値は、保護機能動作時間や特定CS−IDの値も
対象とすることが可能である。また、不当な使用者の場
合、上記システム設定値の変更はできず、従って上記保
護機能動作時間や特定CS−IDの値等を書き換えて保
護機能を解除して、無線携帯端末装置を不正に使用しよ
うとすることは不可能となる。
【0050】図7は、保護機能動作の有無の通知を行う
際の処理を示すフローチャートである。まず、ステップ
S11において保護機能処理部9は、保護機能が設定中
であるか否か判定を行なう。該ステップS11におい
て、保護機能が設定されていると判定された場合、ステ
ップS14に進んで出力部3に図8で示されるような文
字の表示を行い、使用者に無線携帯端末装置102に保
護機能が設定されているということを通知する。そし
て、その後処理を終了(RTN)する。
際の処理を示すフローチャートである。まず、ステップ
S11において保護機能処理部9は、保護機能が設定中
であるか否か判定を行なう。該ステップS11におい
て、保護機能が設定されていると判定された場合、ステ
ップS14に進んで出力部3に図8で示されるような文
字の表示を行い、使用者に無線携帯端末装置102に保
護機能が設定されているということを通知する。そし
て、その後処理を終了(RTN)する。
【0051】一方、上記ステップS11において保護機
能が解除されていると判断された場合、ステップS15
に進んで出力部3に図9で示されるような文字の表示を
行い、使用者に無線携帯端末装置102が保護機能が働
いていない状態であるということを通知する。そして、
その後処理を終了(RTN)する。
能が解除されていると判断された場合、ステップS15
に進んで出力部3に図9で示されるような文字の表示を
行い、使用者に無線携帯端末装置102が保護機能が働
いていない状態であるということを通知する。そして、
その後処理を終了(RTN)する。
【0052】なお、上記の例では出力部3に保護機能設
定・解除の有無を表示させるようにしたが、両者の区別
が使用者に判断できるのであれば、どのような文字を使
ってもよく、また文字以外の表示でもかまわない。さら
に上記実施の形態1,2で示した構成の無線携帯端末装
置においても同様の構成を設けることができる。
定・解除の有無を表示させるようにしたが、両者の区別
が使用者に判断できるのであれば、どのような文字を使
ってもよく、また文字以外の表示でもかまわない。さら
に上記実施の形態1,2で示した構成の無線携帯端末装
置においても同様の構成を設けることができる。
【0053】以上の処理によって使用者は、無線携帯端
末装置102を何ら操作することなく、該無線携帯端末
装置102の保護機能の動作の有無を外部から認識する
ことが可能である。
末装置102を何ら操作することなく、該無線携帯端末
装置102の保護機能の動作の有無を外部から認識する
ことが可能である。
【0054】図10は、無線携帯端末装置102が起動
される時の保護機能の動作を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS11において起動通知部40から
端末が起動されたことを通知されると、保護機能処理部
9は該起動時に、無線携帯端末装置102に保護機能が
設定されているか否かの判定を行なう。該ステップS1
1において、保護機能が設定されていると判定された場
合、ステップS16に進んで保護機能の実行を行なう。
そして、その後終了(RTN)する。
される時の保護機能の動作を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS11において起動通知部40から
端末が起動されたことを通知されると、保護機能処理部
9は該起動時に、無線携帯端末装置102に保護機能が
設定されているか否かの判定を行なう。該ステップS1
1において、保護機能が設定されていると判定された場
合、ステップS16に進んで保護機能の実行を行なう。
そして、その後終了(RTN)する。
【0055】一方、上記ステップS11において保護機
能が解除されていると判定された場合、ステップS17
に進んで無線携帯端末装置102の通常の起動シーケン
スを実行する。そして、その後処理を終了(RTN)す
る。
能が解除されていると判定された場合、ステップS17
に進んで無線携帯端末装置102の通常の起動シーケン
スを実行する。そして、その後処理を終了(RTN)す
る。
【0056】以上の処理により、無線携帯端末装置10
2を紛失したり、そのことに気がつかなかったり、ある
いは盗難に遭い、無線携帯端末装置102が特定CS−
ID記憶部7に記憶されていないサービスエリアに移動
して自動的に保護機能が実行された状態で、第3者が無
線携帯端末装置102からその電源を抜いたり、リセッ
トスイッチを押すなどして、システムの起動処理を行な
っても、上述のフローに従って保護機能が動作し、その
無線携帯端末装置102を不正に使用されないようにす
ることができる。
2を紛失したり、そのことに気がつかなかったり、ある
いは盗難に遭い、無線携帯端末装置102が特定CS−
ID記憶部7に記憶されていないサービスエリアに移動
して自動的に保護機能が実行された状態で、第3者が無
線携帯端末装置102からその電源を抜いたり、リセッ
トスイッチを押すなどして、システムの起動処理を行な
っても、上述のフローに従って保護機能が動作し、その
無線携帯端末装置102を不正に使用されないようにす
ることができる。
【0057】なお、この機能は実施の形態2で示した構
成を有する無線携帯端末装置101にも適用することが
できる。
成を有する無線携帯端末装置101にも適用することが
できる。
【0058】図11は、無線携帯端末装置102にパス
ワードを入力した時の保護機能の動作を示すフローチャ
ートである。まず、ステップS18において、パスワー
ド比較部30は、入力部5から入力される入力パスワー
ドと、パスワード記憶部31に記憶されているパスワー
ドとを比較する。このステップS18において両者が等
しい場合、すなわちパスワードが正当なものである場
合、ステップS19に進んでパスワード比較部30は、
保護機能処理部9に対して保護機能の解除通知を行い、
保護機能処理部9は予めシステム値として設定された一
定期間のあいだ保護機能の解除を行なう。そして、その
後終了(RTN)する。
ワードを入力した時の保護機能の動作を示すフローチャ
ートである。まず、ステップS18において、パスワー
ド比較部30は、入力部5から入力される入力パスワー
ドと、パスワード記憶部31に記憶されているパスワー
ドとを比較する。このステップS18において両者が等
しい場合、すなわちパスワードが正当なものである場
合、ステップS19に進んでパスワード比較部30は、
保護機能処理部9に対して保護機能の解除通知を行い、
保護機能処理部9は予めシステム値として設定された一
定期間のあいだ保護機能の解除を行なう。そして、その
後終了(RTN)する。
【0059】一方、上記ステップS18における比較の
結果、両者が異なる場合、すなわちパスワードが不当な
ものである場合、ステップS20に進んでパスワード比
較部30はそのまま処理を終了する。
結果、両者が異なる場合、すなわちパスワードが不当な
ものである場合、ステップS20に進んでパスワード比
較部30はそのまま処理を終了する。
【0060】以上の処理により、入力されたパスワード
が正しければ、すなわち正当な使用者として認められる
場合には、保護機能動作開始に対する延期を行なう。こ
れにより、紛失や盗難等のために、特定CS−ID記憶
部7に記憶されていないサービスエリアに移動して自動
的に保護機能が実行されて使用不可能になった無線携帯
端末装置を使用者のパスワード入力によって手動的に再
度利用することができるようになる。このため実施の形
態2のように、無線携帯端末装置に設定していない無線
基地局のサービスエリア外に移動て自動的に所定時間保
護機能動作が遅延さた後、無線携帯端末に対して保護機
能が設定されても、正当な使用者はこれを解除すること
ができ、正当な使用者にとっては、無線携帯端末装置1
02の保護機能による通信の制限を解除することがで
き、一方、不正な使用者に対しては、所定時間経過後に
保護機能が自動的に動作するために使用する度にパスワ
ードを入力しなければならない煩わしさを生じることに
より、該不正な使用者が使用するのを抑制する効果が得
られる。
が正しければ、すなわち正当な使用者として認められる
場合には、保護機能動作開始に対する延期を行なう。こ
れにより、紛失や盗難等のために、特定CS−ID記憶
部7に記憶されていないサービスエリアに移動して自動
的に保護機能が実行されて使用不可能になった無線携帯
端末装置を使用者のパスワード入力によって手動的に再
度利用することができるようになる。このため実施の形
態2のように、無線携帯端末装置に設定していない無線
基地局のサービスエリア外に移動て自動的に所定時間保
護機能動作が遅延さた後、無線携帯端末に対して保護機
能が設定されても、正当な使用者はこれを解除すること
ができ、正当な使用者にとっては、無線携帯端末装置1
02の保護機能による通信の制限を解除することがで
き、一方、不正な使用者に対しては、所定時間経過後に
保護機能が自動的に動作するために使用する度にパスワ
ードを入力しなければならない煩わしさを生じることに
より、該不正な使用者が使用するのを抑制する効果が得
られる。
【0061】なお、上記パスワード記憶部31に記憶さ
せるべきパスワードは、頻繁に使用するものではなく、
通常は正当な使用者が臨時に使用するものであるので、
使用者が記憶することができないような桁数のものを用
いれば、無線携帯端末装置を不正に取得した者が試行錯
誤で何度もパスワードの入力を試しても、保護機能が解
除されてしまうようなことは少ない。
せるべきパスワードは、頻繁に使用するものではなく、
通常は正当な使用者が臨時に使用するものであるので、
使用者が記憶することができないような桁数のものを用
いれば、無線携帯端末装置を不正に取得した者が試行錯
誤で何度もパスワードの入力を試しても、保護機能が解
除されてしまうようなことは少ない。
【0062】図12は、無線携帯端末装置102の保護
機能動作時の処理を示すフローチャートである。すなわ
ち、上記各実施の形態では、その保護機能として、無線
携帯端末装置の使用そのものを制限することを主たる機
能としたが、ここでは保護機能としてそれ以外の動作を
行うものについていくつか説明を行う。
機能動作時の処理を示すフローチャートである。すなわ
ち、上記各実施の形態では、その保護機能として、無線
携帯端末装置の使用そのものを制限することを主たる機
能としたが、ここでは保護機能としてそれ以外の動作を
行うものについていくつか説明を行う。
【0063】まず、ステップS21において保護機能処
理部9は、現在受信してる無線基地局識別コードが特定
CS−ID記憶部7に記憶されているか否かによって、
現在受信している無線基地局識別コードを送信するか否
かの判定を行なう。このステップS21において、無線
基地局識別コードを送信するべきであると判定された場
合、すなわち無線携帯端末が不正に使用されている可能
性がある場合、ステップS22に進んで保護機能処理部
9は、予め設定されている通知先に自動的に電話をか
け、現在受信している無線基地局識別コードを送信する
送信処理を行なう。次いでステップS23において保護
機能処理部9は、上記ステップS22による処理が行わ
れたか否かによって無線携帯端末の使用を制限するか否
かの判定を行なう。このステップS23において無線携
帯端末の使用を制限すると判定された場合、ステップS
24に進んで入出力切替部32をオフにして、無線デー
タ処理部1からのデータを受信データ処理部2に通知せ
ず、かつ、送信データ処理部4の送信データを無線デー
タ処理部1に通知しないようにする。また、データ記憶
部33に対してアクセスを行えないようにする。したが
って、無線携帯端末装置102は、無線基地局と通信を
行ったり無線携帯端末に設定してあるデータの書き込
み,及び読込みをしたりすることはできなくなる。
理部9は、現在受信してる無線基地局識別コードが特定
CS−ID記憶部7に記憶されているか否かによって、
現在受信している無線基地局識別コードを送信するか否
かの判定を行なう。このステップS21において、無線
基地局識別コードを送信するべきであると判定された場
合、すなわち無線携帯端末が不正に使用されている可能
性がある場合、ステップS22に進んで保護機能処理部
9は、予め設定されている通知先に自動的に電話をか
け、現在受信している無線基地局識別コードを送信する
送信処理を行なう。次いでステップS23において保護
機能処理部9は、上記ステップS22による処理が行わ
れたか否かによって無線携帯端末の使用を制限するか否
かの判定を行なう。このステップS23において無線携
帯端末の使用を制限すると判定された場合、ステップS
24に進んで入出力切替部32をオフにして、無線デー
タ処理部1からのデータを受信データ処理部2に通知せ
ず、かつ、送信データ処理部4の送信データを無線デー
タ処理部1に通知しないようにする。また、データ記憶
部33に対してアクセスを行えないようにする。したが
って、無線携帯端末装置102は、無線基地局と通信を
行ったり無線携帯端末に設定してあるデータの書き込
み,及び読込みをしたりすることはできなくなる。
【0064】さらに保護機能処理部9は、上記ステップ
S24による処理が行われたか否かによってデータ記憶
部33に記憶している情報の消去を行うか否かの判定を
行なう。該ステップS25において、記憶の消去を行な
うと判定された場合、ステップS26に進んでデータ記
憶部33のデータの消去を実行する。そしてその後、ス
テップS27に進んで処理を終了(RTN)する。上記
データ記憶部33の記憶している情報は、電話番号や、
スケジュールなどの個人のデータや、公にしたくないデ
ータが含まれる。
S24による処理が行われたか否かによってデータ記憶
部33に記憶している情報の消去を行うか否かの判定を
行なう。該ステップS25において、記憶の消去を行な
うと判定された場合、ステップS26に進んでデータ記
憶部33のデータの消去を実行する。そしてその後、ス
テップS27に進んで処理を終了(RTN)する。上記
データ記憶部33の記憶している情報は、電話番号や、
スケジュールなどの個人のデータや、公にしたくないデ
ータが含まれる。
【0065】上記の処理により、無線携帯端末装置を紛
失したり、そのことに気がつかなかったり、あるいは盗
難に遭った場合に、送信される無線基地局コードを利用
して端末を発見できる可能性が高くなり、したがって、
正当な使用者の手元に端末が戻る可能性が高くなる。
失したり、そのことに気がつかなかったり、あるいは盗
難に遭った場合に、送信される無線基地局コードを利用
して端末を発見できる可能性が高くなり、したがって、
正当な使用者の手元に端末が戻る可能性が高くなる。
【0066】また、その端末が発見されない場合にも、
不正に使用された場合にかかる通信費用や、公にしたく
ない個人データの漏洩等の被害を最小限に抑えることが
できる。
不正に使用された場合にかかる通信費用や、公にしたく
ない個人データの漏洩等の被害を最小限に抑えることが
できる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
無線携帯端末装置によれば、自局を特定するための無線
基地局識別コードを各々送信する複数の無線基地局の中
の1つを通じて通信を行う無線携帯端末装置において、
使用者が設定する、複数の無線基地局の中から通信を行
う特定の無線基地局の識別コードである特定CS−ID
を記憶保持する特定CS−ID記憶手段と、無線基地局
より受信した無線データから通信を行う無線基地局の識
別コードを抽出する無線基地局識別コード抽出手段と、
前記特定CS−ID記憶手段で記憶している特定CS−
IDと、前記無線基地局識別コード抽出部で抽出した通
信を行う識別コードとを比較する無線基地局識別コード
比較手段と、前記無線基地局識別コード比較手段で比較
した結果、両者が異なる場合に無線携帯端末装置の機能
の制限を行う保護機能手段とを備えるようにしたので、
正当な使用者が無線携帯端末装置の紛失に気が付かない
場合にも自動的に保護機能が働き、無線携帯端末装置を
拾得した者に不正に使用される危険性を減少させること
ができる効果がある。
無線携帯端末装置によれば、自局を特定するための無線
基地局識別コードを各々送信する複数の無線基地局の中
の1つを通じて通信を行う無線携帯端末装置において、
使用者が設定する、複数の無線基地局の中から通信を行
う特定の無線基地局の識別コードである特定CS−ID
を記憶保持する特定CS−ID記憶手段と、無線基地局
より受信した無線データから通信を行う無線基地局の識
別コードを抽出する無線基地局識別コード抽出手段と、
前記特定CS−ID記憶手段で記憶している特定CS−
IDと、前記無線基地局識別コード抽出部で抽出した通
信を行う識別コードとを比較する無線基地局識別コード
比較手段と、前記無線基地局識別コード比較手段で比較
した結果、両者が異なる場合に無線携帯端末装置の機能
の制限を行う保護機能手段とを備えるようにしたので、
正当な使用者が無線携帯端末装置の紛失に気が付かない
場合にも自動的に保護機能が働き、無線携帯端末装置を
拾得した者に不正に使用される危険性を減少させること
ができる効果がある。
【0068】また、本発明の請求項2記載の無線携帯端
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを受信で
きなくなってから再び特定CS−IDを受信するまでに
経過した時間である受信経過時間を測定する受信経過時
間測定手段と、無線携帯端末装置が前記特定CS−ID
を受信できなくなってから前記保護機能手段が動作する
までの時間である保護機能動作開始時間を記憶する保護
機能動作開始時間記憶手段と、前記受信経過時間と前記
保護機能動作開始時間とを比較する保護機能動作時間比
較手段とを備え、前記無線基地局識別コード比較手段で
比較した結果、受信した無線基地局識別コードと予め保
持している特定CS−IDとが異なり、かつ、前記保護
機能動作時間比較手段で比較した結果、受信時間が保護
機能動作開始時間より大きい場合、無線携帯端末の保護
機能手段により無線携帯端末の保護機能が自動的に作動
するようにしたので、使用者が予め指定した時間だけ保
護機能の動作開始を遅延することができ、その時間分、
任意の無線基地局との通信が可能となり、正当な使用者
にとって無線携帯端末装置を使用できる地域が広がり、
かつ、不当に無線携帯端末装置を拾得した使用者にとっ
ては、上記設定した時間の後、無線携帯端末を使用しよ
うとしても、保護機能が自動的に動作することとなり、
不正使用に対するセキュリティも自動的に行うことがで
きる効果がある。
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを受信で
きなくなってから再び特定CS−IDを受信するまでに
経過した時間である受信経過時間を測定する受信経過時
間測定手段と、無線携帯端末装置が前記特定CS−ID
を受信できなくなってから前記保護機能手段が動作する
までの時間である保護機能動作開始時間を記憶する保護
機能動作開始時間記憶手段と、前記受信経過時間と前記
保護機能動作開始時間とを比較する保護機能動作時間比
較手段とを備え、前記無線基地局識別コード比較手段で
比較した結果、受信した無線基地局識別コードと予め保
持している特定CS−IDとが異なり、かつ、前記保護
機能動作時間比較手段で比較した結果、受信時間が保護
機能動作開始時間より大きい場合、無線携帯端末の保護
機能手段により無線携帯端末の保護機能が自動的に作動
するようにしたので、使用者が予め指定した時間だけ保
護機能の動作開始を遅延することができ、その時間分、
任意の無線基地局との通信が可能となり、正当な使用者
にとって無線携帯端末装置を使用できる地域が広がり、
かつ、不当に無線携帯端末装置を拾得した使用者にとっ
ては、上記設定した時間の後、無線携帯端末を使用しよ
うとしても、保護機能が自動的に動作することとなり、
不正使用に対するセキュリティも自動的に行うことがで
きる効果がある。
【0069】また、本発明の請求項3記載の無線携帯端
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、前記抽出した無線基地局識別コードと予め設定さ
れた特定CS−IDとを比較し、両者が等しいと判断さ
れた場合、設定されていた保護機能手段が自動的に解除
されるようにしたので、特定CS−IDを受信している
場合には、保護機能が自動的に解除されるため、パスワ
ードを手入力するというような保護機能解除処理を使用
者が行なうことなしに、無線携帯端末装置を使用できる
効果がある。
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、前記抽出した無線基地局識別コードと予め設定さ
れた特定CS−IDとを比較し、両者が等しいと判断さ
れた場合、設定されていた保護機能手段が自動的に解除
されるようにしたので、特定CS−IDを受信している
場合には、保護機能が自動的に解除されるため、パスワ
ードを手入力するというような保護機能解除処理を使用
者が行なうことなしに、無線携帯端末装置を使用できる
効果がある。
【0070】また、本発明の請求項4記載の無線携帯端
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、前記保護機能手段が設定されている場合には、無
線携帯端末装置のシステム設定値の変更を不可とする機
能制限を行うようにしたので、システムの設定値を変更
する場合には必ず認証チェックが行われ、正当な使用者
の場合にはシステム設定の設定値を保護機能の有無を意
識することなしに変更することができるが、不当な使用
者の場合には、保護機能が動作してシステムの内容を変
更することができないため、例えば、システムの設定値
を変更して無線携帯端末装置の保護機能を解除するよう
なことを防止できる効果がある。
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、前記保護機能手段が設定されている場合には、無
線携帯端末装置のシステム設定値の変更を不可とする機
能制限を行うようにしたので、システムの設定値を変更
する場合には必ず認証チェックが行われ、正当な使用者
の場合にはシステム設定の設定値を保護機能の有無を意
識することなしに変更することができるが、不当な使用
者の場合には、保護機能が動作してシステムの内容を変
更することができないため、例えば、システムの設定値
を変更して無線携帯端末装置の保護機能を解除するよう
なことを防止できる効果がある。
【0071】また、本発明の請求項5記載の無線携帯端
末装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の
無線携帯端末装置において、前記無線携帯端末装置は、
前記保護機能手段の設定の有無を使用者に通知する保護
機能通知手段をさらに備えるようにしたので、使用者が
無線携帯端末装置に対して何ら確認等の操作を行うこと
なしに、保護機能が動作しているかどうかを外部から認
識することができる効果がある。
末装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の
無線携帯端末装置において、前記無線携帯端末装置は、
前記保護機能手段の設定の有無を使用者に通知する保護
機能通知手段をさらに備えるようにしたので、使用者が
無線携帯端末装置に対して何ら確認等の操作を行うこと
なしに、保護機能が動作しているかどうかを外部から認
識することができる効果がある。
【0072】また、本発明の請求項6記載の無線携帯端
末装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の
無線携帯端末装置において、無線携帯端末装置が起動さ
れたことを検出する起動検知手段を備え、前記保護機能
手段が設定されている場合には、前記起動検知手段によ
り無線携帯端末装置の起動が検出された場合にも、前記
保護機能が解除されないようにしたので、保護機能が動
作している時には無線携帯端末装置の電源を入れたり、
切ったりして、無線携帯端末装置のリセットを行おうと
しても、無線携帯端末は使用できない状態となるので、
不正な使用者が使用を試みても、無線携帯端末は使用で
きず、正当な使用者の不利益にならないようにできる効
果がある。
末装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の
無線携帯端末装置において、無線携帯端末装置が起動さ
れたことを検出する起動検知手段を備え、前記保護機能
手段が設定されている場合には、前記起動検知手段によ
り無線携帯端末装置の起動が検出された場合にも、前記
保護機能が解除されないようにしたので、保護機能が動
作している時には無線携帯端末装置の電源を入れたり、
切ったりして、無線携帯端末装置のリセットを行おうと
しても、無線携帯端末は使用できない状態となるので、
不正な使用者が使用を試みても、無線携帯端末は使用で
きず、正当な使用者の不利益にならないようにできる効
果がある。
【0073】また、本発明の請求項7記載の無線携帯端
末装置によれば、請求項2記載の無線携帯端末装置にお
いて、予め設定されたパスワードを記憶するパスワード
記憶手段と、外部よりパスワードを入力するパスワード
入力手段と、入力されたパスワードを解析する手段と、
前記保護機能手段の設定を保留する時間である保留時間
を記憶する保護機能保留時間記憶手段とを備え、前記予
め設定されているパスワードを入力することにより、前
記記憶された保護保留時間が経過するまで前記受信時間
経過後に設定された保護機能の設定が保留され、該保留
時間経過後、該保留が自動的に解除されるようにしたの
で、使用者の認証にパスワードを使用し、パスワードが
正当なものであれば、保護機能を一定時間保留すること
ができ、従って、不正な使用者に対し無線携帯端末装置
に設定していない無線基地局のサービスエリア外での使
用時に保護機能が動作して自動的に使用不能となった無
線携帯端末装置を、手動で使用可能にできるようにな
り、正当な使用者に不利益をもたらす可能性をさらに一
層減少することができる効果がある。また、認証が自動
的に行われるため、ここで使用するパスワードとして
は、使用者が記憶できない桁数でもよく、そのようなパ
スワードを使用することにより、無線携帯端末の保護機
能を高めることができる。さらに、不正な使用者が何ら
かの方法でパスワードを拾得したとしても、上記保留時
間経過後、再度、保護機能が自動的に設定されるので、
使用毎にパスワードを入力する必要が生じ、その面倒さ
から、無線携帯端末装置の使用をあきらめるという可能
性もあり、正当な使用者の不利益を低減できる効果もあ
る。
末装置によれば、請求項2記載の無線携帯端末装置にお
いて、予め設定されたパスワードを記憶するパスワード
記憶手段と、外部よりパスワードを入力するパスワード
入力手段と、入力されたパスワードを解析する手段と、
前記保護機能手段の設定を保留する時間である保留時間
を記憶する保護機能保留時間記憶手段とを備え、前記予
め設定されているパスワードを入力することにより、前
記記憶された保護保留時間が経過するまで前記受信時間
経過後に設定された保護機能の設定が保留され、該保留
時間経過後、該保留が自動的に解除されるようにしたの
で、使用者の認証にパスワードを使用し、パスワードが
正当なものであれば、保護機能を一定時間保留すること
ができ、従って、不正な使用者に対し無線携帯端末装置
に設定していない無線基地局のサービスエリア外での使
用時に保護機能が動作して自動的に使用不能となった無
線携帯端末装置を、手動で使用可能にできるようにな
り、正当な使用者に不利益をもたらす可能性をさらに一
層減少することができる効果がある。また、認証が自動
的に行われるため、ここで使用するパスワードとして
は、使用者が記憶できない桁数でもよく、そのようなパ
スワードを使用することにより、無線携帯端末の保護機
能を高めることができる。さらに、不正な使用者が何ら
かの方法でパスワードを拾得したとしても、上記保留時
間経過後、再度、保護機能が自動的に設定されるので、
使用毎にパスワードを入力する必要が生じ、その面倒さ
から、無線携帯端末装置の使用をあきらめるという可能
性もあり、正当な使用者の不利益を低減できる効果もあ
る。
【0074】また、本発明の請求項8記載の無線携帯端
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、前記受信している無線基地局識別コードと前記予
め記憶している特定CS−IDとを比較し、両者が異な
る場合、現在無線携帯端末装置が受信している無線基地
局識別コードを、予め使用者によって設定された連絡先
に通知する、または無線携帯端末装置の機能の制限を行
う、または無線携帯端末装置が記憶している特定の情報
を消去する、のいずれかを行うようにしたので、無線携
帯端末装置を紛失した場合にも保護機能のレベルを指定
でき、それによりその無線携帯端末装置の正当な使用者
の不利益になることも防止でき、さらに、無線基地局コ
ードを正当な使用者に通知することもできるので、無線
基地局コードを頼りに紛失した無線携帯端末装置を検索
することも可能であるという効果がある。
末装置によれば、請求項1記載の無線携帯端末装置にお
いて、前記受信している無線基地局識別コードと前記予
め記憶している特定CS−IDとを比較し、両者が異な
る場合、現在無線携帯端末装置が受信している無線基地
局識別コードを、予め使用者によって設定された連絡先
に通知する、または無線携帯端末装置の機能の制限を行
う、または無線携帯端末装置が記憶している特定の情報
を消去する、のいずれかを行うようにしたので、無線携
帯端末装置を紛失した場合にも保護機能のレベルを指定
でき、それによりその無線携帯端末装置の正当な使用者
の不利益になることも防止でき、さらに、無線基地局コ
ードを正当な使用者に通知することもできるので、無線
基地局コードを頼りに紛失した無線携帯端末装置を検索
することも可能であるという効果がある。
【0075】
【0076】以上のように、本発明の無線携帯端末装置
によれば、無線携帯端末を紛失した場合、紛失者による
積極的な保護活動を行なう必要が無く、また、パスワー
ド等を入力して無線携帯端末の使用を制限するというよ
うな積極的な活動を行わなくても、正当な使用者である
かどうかを無線携帯端末が自動的に認証し、不当な使用
者の場合、無線携帯端末装置に対して自動的に保護機能
が作動し、正当な使用者の場合、無線携帯端末装置の保
護機能が動作しているかどうかを該使用者が意識せずに
使用できる端末を得ることができる効果が得られる。
によれば、無線携帯端末を紛失した場合、紛失者による
積極的な保護活動を行なう必要が無く、また、パスワー
ド等を入力して無線携帯端末の使用を制限するというよ
うな積極的な活動を行わなくても、正当な使用者である
かどうかを無線携帯端末が自動的に認証し、不当な使用
者の場合、無線携帯端末装置に対して自動的に保護機能
が作動し、正当な使用者の場合、無線携帯端末装置の保
護機能が動作しているかどうかを該使用者が意識せずに
使用できる端末を得ることができる効果が得られる。
【図1】 本願発明の実施の形態1に係る無線携帯端末
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図2】 上記実施の形態1に係る無線携帯端末装置の
保護機能動作処理を説明するためのフローチャートを示
す図である。
保護機能動作処理を説明するためのフローチャートを示
す図である。
【図3】 本願発明の実施の形態2に係る無線携帯端末
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図4】 上記実施の形態2に係る無線携帯端末装置の
保護機能動作処理を説明するためのフローチャートを示
す図である。
保護機能動作処理を説明するためのフローチャートを示
す図である。
【図5】 本願発明の実施の形態3に係る無線携帯端末
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図6】 上記実施の形態3に係る無線携帯端末装置の
システム設定値変更処理のフローチャートを示す図であ
る。
システム設定値変更処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図7】 上記実施の形態3に係る無線携帯端末装置の
保護機能通知処理のフローチャートを示す図である。
保護機能通知処理のフローチャートを示す図である。
【図8】 上記実施の形態3に係る無線携帯端末装置の
保護機能非動作時の表示状態の一例を示す図である。
保護機能非動作時の表示状態の一例を示す図である。
【図9】 上記実施の形態3に係る無線携帯端末装置の
保護機能動作時の表示状態の一例を示す図である。
保護機能動作時の表示状態の一例を示す図である。
【図10】 本願発明の実施の形態3に係る無線携帯端
末装置の起動処理に保護機能を動作させる場合のフロー
チャートを示す図である。
末装置の起動処理に保護機能を動作させる場合のフロー
チャートを示す図である。
【図11】 上記実施の形態3に係る無線携帯端末装置
のパスワード入力処理によって保護機能を解除する際の
フローチャートを示す図である。
のパスワード入力処理によって保護機能を解除する際の
フローチャートを示す図である。
【図12】 上記実施の形態3係る無線携帯端末装置の
保護機能処理の他の例を説明するためのフローチャート
を示す図である。
保護機能処理の他の例を説明するためのフローチャート
を示す図である。
1 無線データ処理部 2 受信データ処理部 3 出力部 4 送信データ処理部 5 入力部 6 無線基地局識別コード抽出部 7 特定CS−ID記憶部 8 無線基地局識別コード比較部 9 保護機能処理部 10 認証部 11 無線携帯端末部 19 認証部 20 受信経過時間測定部 21 保護機能動作時間記憶部 22 保護機能動作時間比較部 34 保護機能実行部 32 入出力切替部 30 パスワード比較部 31 パスワード記憶部 33 データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花浦 敏孝 広島県広島市東区光町1丁目12番20号 株式会社松下電器情報システム広島研究 所内 (56)参考文献 特開 昭63−175532(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (8)
- 【請求項1】 自局を特定するための無線基地局識別コ
ードを各々送信する複数の無線基地局の中の1つを通じ
て通信を行う無線携帯端末装置において、使用者が設定する、複数の無線基地局の中から通信を行
う特定の無線基地局の識別コードである特定CS−ID
を記憶保持する特定CS−ID記憶手段と、 無線基地局より受信した無線データから通信を行う無線
基地局の識別コードを抽出する無線基地局識別コード抽
出手段と、 前記特定CS−ID記憶手段で記憶している特定CS−
IDと、前記無線基地局識別コード抽出部で抽出した通
信を行う識別コードとを比較する無線基地局識別コード
比較手段と、 前記無線基地局識別コード比較手段で比較した結果、両
者が異なる場合に無線携帯端末装置の機能の制限を行う
保護機能手段と を備えたことを特徴とする無線携帯端末
装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを受信できなく
なってから再び特定CS−IDを受信するまでに経過し
た時間である受信経過時間を測定する受信経過時間測定
手段と、 無線携帯端末装置が前記特定CS−IDを受信できなく
なってから前記保護機能手段が動作するまでの時間であ
る保護機能動作開始時間を記憶する保護機能動作開始時
間記憶手段と、 前記受信経過時間と前記保護機能動作開始時間とを比較
する保護機能動作時間比較手段とを備え、 前記無線基地局識別コード比較手段で比較した結果、受
信した無線基地局識別コードと予め保持している特定C
S−IDとが異なり、かつ、前記保護機能動作時間比較
手段で比較した結果、受信時間が保護機能動作開始時間
より大きい場合、無線携帯端末の保護機能手段により無
線携帯端末の保護機能が自動的に作動する ことを特徴と
する無線携帯端末装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記抽出した無線基地局識別コードと予め設定された特
定CS−IDとを比較 し、両者が等しいと判断された場
合、設定されていた保護機能手段が自動的に解除 される
ことを特徴とする無線携帯端末装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記保護機能手段が設定されている場合には、無線携帯
端末装置のシステム設定値の変更を不可とする機能制限
を行う ことを特徴とする無線携帯端末装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の無
線携帯端末装置において、前記無線携帯端末装置は、前記保護機能手段の設定の有
無を使用者に通知する保護機能通知手段をさらに備えた
ことを特徴とする無線携帯端末装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載の無
線携帯端末装置において、無線携帯端末装置が起動されたことを検出する起動検知
手段を備え、 前記保護機能手段が設定されている場合には、前記起動
検知手段により無線携帯端末装置の起動が検出された場
合にも、前記保護機能が解除されない ことを特徴とする
無線携帯端末装置。 - 【請求項7】 請求項2記載の無線携帯端末装置におい
て、予め設定されたパスワードを記憶するパスワード記憶手
段と、 外部よりパスワードを入力するパスワード入力手段と、 入力されたパスワードを解析する手段と、 前記保護機能手段の設定を保留する時間である保留時間
を記憶する保護機能保留時間記憶手段とを備え、 前記予め設定されているパスワードを入力することによ
り、前記記憶された保護保留時間が経過するまで前記受
信時間経過後に設定された保護機能の設定が保留され、
該保留時間経過後、該保留が自動的に解除される ことを
特徴とする無線携帯端末装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の無線携帯端末装置におい
て、前記受信している無線基地局識別コードと前記予め記憶
している特定CS−IDとを比較し、両者が異なる場
合、現在無線携帯端末装置が受信している無線基地局識
別コードを、予め使用者によって設定された連絡先に通
知する、または無 線携帯端末装置の機能の制限を行う、
または無線携帯端末装置が記憶している特定の情報を消
去する、のいずれかを行う ことを特徴とする無線携帯端
末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13356096A JP3261394B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 無線携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13356096A JP3261394B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 無線携帯端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09322246A JPH09322246A (ja) | 1997-12-12 |
JP3261394B2 true JP3261394B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=15107665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13356096A Expired - Fee Related JP3261394B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 無線携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261394B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11323430B2 (en) | 2018-03-21 | 2022-05-03 | Advanced New Technologies Co., Ltd. | Identity verification method and device and electronic device |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7050795B2 (en) * | 2004-06-24 | 2006-05-23 | Denso International America, Inc. | System for programming customizable vehicle features |
JP2006303747A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Nec Saitama Ltd | 携帯電話機及び機能制御方法 |
JP4174535B2 (ja) | 2006-08-22 | 2008-11-05 | Necインフロンティア株式会社 | 無線端末を認証する認証システム及び認証方法 |
JP2008053899A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Nec Saitama Ltd | 携帯端末の自動ロックシステム,携帯端末,携帯端末の自動ロック方法およびプログラム |
JP4957301B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2012-06-20 | 沖電気工業株式会社 | 無線lan通信装置 |
JP4803832B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2011-10-26 | 本田技研工業株式会社 | パトロールランプ点滅同期装置 |
JP2009211466A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Nec Personal Products Co Ltd | 情報処理装置、情報処理装置のセキュリティ管理方法 |
JP6335500B2 (ja) * | 2013-12-17 | 2018-05-30 | キヤノン株式会社 | 電子機器および制御プログラム |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP13356096A patent/JP3261394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11323430B2 (en) | 2018-03-21 | 2022-05-03 | Advanced New Technologies Co., Ltd. | Identity verification method and device and electronic device |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09322246A (ja) | 1997-12-12 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |