JP3665298B2 - トリテルペンの抽出法 - Google Patents
トリテルペンの抽出法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3665298B2 JP3665298B2 JP2002044768A JP2002044768A JP3665298B2 JP 3665298 B2 JP3665298 B2 JP 3665298B2 JP 2002044768 A JP2002044768 A JP 2002044768A JP 2002044768 A JP2002044768 A JP 2002044768A JP 3665298 B2 JP3665298 B2 JP 3665298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extraction
- alcohol
- ethanol
- triterpene
- heated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、霊芝エキスの抽出法、特に霊芝からのアルコールによるトリテルペンの抽出法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、霊芝をメタノールで抽出したエキスを分画し、通常のカラムクロマトグラフィーや高速液体クロマトグラフィーで分離、精製し、抗HIV作用を有するガノデリオールF(ganoderiol F)及びガノデルマノントリオール(ganodermanontriol)やHIV−プロテアーゼ阻害作用を有するガノデリン酸A(ganoderic acid A)、ガノデリン酸B(ganoderic acid B)、ルシデュモールA(lucidumol A)、ガノデリオールA(ganoderiol A)などのトリテルペンのアルコール類画分及び酸類画分の各種の化合物が有効成分として単離することが知られている。
一方、霊芝をメタノールやエタノールなどのアルコールにより有効成分を抽出するには、特開平5−51324号公報では、40〜70℃の温度に加熱した50〜60%濃度のアルコール水溶液で抽出することが好ましいことを教示している。また、特開平9−56362号公報では、50℃以上に加熱した30〜70体積%のアルコール水溶液で抽出することが好ましいことを教示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、霊芝からアルコールを用いて上記の抗HIV作用やHIV−プロテアーゼ阻害作用を有する各種の有効成分化合物を含むトリテルペンを効率良く抽出するには、上記従来の出願公開公報に記載のようなアルコール濃度のアルコールで加熱抽出する抽出法では、むしろ不適であることが判った。
本発明者等は、上記従来の特許出願公開公報に教示する上記の抽出手段を廃し、アルコールを用いて霊芝から特に高濃度に含むトリテルペンを確実に抽出することを発明の目的とし、従って、更に詳細には、霊芝からその酸類画分及びアルコール類画分を含むトリテルペンの有効成分を多量に含むエキスを高能率に且つ確実に抽出することを発明の目的とする抽出法を提供することに在る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来の課題を解決し、且つ上記の目的を達成したトリテルペンを高濃度に含むエキスの抽出法を提供するもので、霊芝の細砕物を、アルコール濃度70〜99容量%の加熱しない含水エタノールで抽出処理することを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記の本発明の抽出法によれば、霊芝を上記特定の濃度範囲の加熱しない含水エタノールで抽出処理することにより、後記に明らかにするように、従来のアルコール濃度で且つ加熱したアルコール水溶液による抽出法に比し、トリテルペンの抽出量は著しく増大する。更に詳細には、その酸類画分の抽出量の増大と共に、特に、アルコール類画分の抽出量の増大が顕著に認められると共に、上記特定の濃度範囲の加熱しない含水エタノールによるトリテルペンを高濃度に含むエキスを高能率且つ確実に抽出することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の態様を詳述する。
採取した霊芝(Ganoderma lucidum)別名、マンネンタケの無数の胞子が付着している子実体を、天日乾燥や温風乾燥により水分含量約10〜15%程度に乾燥した乾物を切細し、或いは粉砕して得られる細砕物を被抽出物として用意する。目的とする抽出物である苦味性のトリテルペンは、特に胞子に含まれるので、特許第1466395号により開示された発明に係る霊芝類の凍結粉砕法を用いて細砕物を調製することが好ましい。
該細砕物からトリテルペンを抽出するに用いるアルコール溶剤としては、人体に無害で且つ容易に且つ多量に入手し得るエタノール(エチルアルコール)が最適である。本発明によれば、そのアルコール濃度の範囲を特定することにより、トリテルペンの抽出量の増大を確実にもたらす、換言すれば、トリテルペンの抽出効率の向上を確実にもたらすための抽出条件は、多くの比較試験研究の結果、(1)アルコール濃度は、70〜99容量%の含水エタノールであること、(2)そのアルコール濃度範囲のエタノールを加熱することなく、冷たい常温で抽出処理に使用することである。アルコール濃度100容量%の無水のエタノールで抽出した場合は、後記に明らかにするように、トリテルペンの酸類画分の抽出量は、従来用いられる好ましいアルコール濃度70%の加熱した含水エタノールで抽出処理する場合に比し、低くなり、増量効果は得られなかった。酸類画分の抽出量の増大ばかりでなく、同時にアルコール類画分の抽出量の増大をもたらすためには、即ち、両区分を含むトリテルペンの抽出量を増大するには、水分含有量が少なくとも1容量%含む、換言すれば、アルコール濃度99%の加熱しない水エタノールで抽出処理することにより、その目的を達成することが判った。
上記のアルコール濃度範囲の加熱しない含水エタノールにより、霊芝の細砕物を抽出処理するに当たり、浸漬抽出処理と還流抽出処理のいずれでも良い。浸漬抽出処理の場合は、容器内に投入した一定量細砕物当たり、例えば、細砕物100gに当たり2000ml程度注入し、撹拌又は振とうし乍ら所定時間抽出処理を行う。還流処理は、公知の所望の還流装置を用い所定時間還流抽出処理を行う。
このようにして抽出処理を行った後、その処理液を濾過し、得られた濾液を減圧濃縮乾固し、クロロホルムを用い、以下定法により3回抽出し次いで得られた抽出液のシリカゲルにコートし、フロリジルで酸類画分とアルコール類画分に分画し、次いで夫々の画分につきHPLCで分析し、各成分を定量した。その結果は、酸類画分に含有成分の総量及びアルコール類画分に含有する各有効成分の総量は、いずれも従来の最も好ましいアルコール濃度の加熱した含水エタノールによる抽出に比し増大し、抽出効率の著しい向上をもたらしトリテルペンを高濃度に含有するエキスが確実に得られることが認められた。
【0007】
以下にその詳細な比較試験につき詳述する。
抽出処理:
霊芝の子実体の乾物(水分含量約10%)を、粉砕により被処理物を多量に用意した。アルコールとしてエタノールを用い、そのアルコール濃度が、容量で70%、80%、90%の3種類の含水エタノールとアルコール濃度100%の無水エタノールとを調製して用意した。前記の霊芝粉体を試料とし、その一定量、例えば50gの試料を容器に夫々投入し、その夫々の容器に、上記に調製した加熱しない70%エタノール(サンプル1)、加熱しない80%エタノール(サンプル2)、加熱しない90%エタノール(サンプル3)、加熱しない無水エタノール(サンプル4)を夫々1000ml注入し、振とう機にて60回/分で24時間振とう抽出処理を行った。比較のため、50gの試料を容器に投入し、これに70%含水エタノールを1000ml注入し、振とうすると共に加熱により沸点付近まで加熱した70%エタノール(サンプル5)により、3時間振とう抽出処理を行った。
トリテルペンの抽出と測定:
次に、上記のサンプル1〜5により抽出した夫々の抽出処理物を濾紙で濾過を行い、各濾液をエバポレーターにて減圧乾燥し、各検体とした。
次に、その夫々のトリテルペンの抽出量を測定するため、各検体につき、先ず、検体が漬かる程度にクロロホルムを添加し、70〜80℃程度で3時間還流抽出を行い、その抽出液を濾過し、濾液を得た。次にその残渣につき、再度、同量のクロロホルムで還流抽出を行い、その抽出液を濾過し、濾液を得た。その残渣につき、再度、同量のクロロホルムで還流抽出を行い、その抽出液を濾過し、濾液を得た。かくして、上記3回で取得した濾液を合わせ、予め風袋重量を測ったナスコルを用いて、該合体した濾液を35℃のエバポレーターで減圧濃縮乾固し、そのトリテルペンの抽出量を測定した。
分画:
上記の抽出した各トリテルペンにつき、酸類画分とアルコール類画分とに次のように分画した。
使用カラムとして、フロリジル(半井テスクフロリジル)を用い、これにヘキサン対アセトン=9対1でフロリジルをカラムに充填し、サンプルとして上記の抽出したトリテルペンをクロロホルムに溶かし、該サンプルの3倍量のシリカゲル(富士シリカゲル化学 BW/820MH)にコーティングし、そのコーティングしたシリカゲルをカラムに充填し、次で、予め風袋を測定したナスコルにヘキサン7:アセトン3の配合比の混合溶剤でアルコール類画分を溶出した。また、予め風袋を測定したナスコルにクロロホルム1:メタノール2の配合比の混合溶剤で酸類画分を溶出した。次いで、アルコール類の画分及び酸類の画分の夫々を減圧乾固し、重量を測定した。次いで、乾固して得た酸類の画分を、メタノールに20〜40mg/mlの割合で溶解し、液クロ用サンプルを調製する一方、乾固して得たアルコール類の画分を、メタノールに40〜20mg/mlの割合で溶解し、液クロ用サンプルを調製した。
各画分の成分の分析定量:
上記の調製した酸類の画分及びアルコール類の画分の夫々の液クロ用サンプルにつき、下記の条件の液体クロマトグラフィーにてHPLCにより分析を行い、酸類画分の各成分及びアルコール類画分の各成分を定量した。その結果を下記表1及び表2に示す。また、酸類画分の総量とアルコール類画分の総量を合わせた全総量を表3に示す。
液クロの条件:
カラム :ODS−80Ts
測定波長:243nm(アルコール類)
250nm(酸類)
移動相 :2%AcOH−CH3 CN(4:6)(アルコール用)
2%AcOH−CH3 CN(7:3)(酸類用)
条件 :流速 1.0ml/min
溶媒 A液 2%AcOH−水
B液 CH3 CN
【0008】
【表1】
【0009】
【表2】
【0010】
【表3】
【0011】
上記表1〜表3から明らかなように、アルコール濃度70〜90%の加熱しないエタノールによる抽出は、エタノール濃度90%の加熱したアルコールによる抽出に比し、トリテルペンの酸類画分として抽出したHIV−プロテアーゼ阻害作用を有する化合物として既知のガノデリン酸A(ganoderic acid A)他4種の抽出成分の抽出総量は増大し、抽出効率の向上をもたらすと特に、トリテルペンのアルコール類画分として抽出したHIV−プロテアーゼ阻害作用を有する化合物として既知のルシデュモールA(lucidumol A)その他4種の抽出成分及び強い抗HIV作用を有する化合物として既知のガノデリオールA(ganoderiol A)及びガノデリオールF(ganoderiol F)の抽出成分の抽出総量は著しく増大し、両画分を合わせた全総量、即ち、トリテルペンの抽出量は、抽出効率の著しい向上をもたらすことが判る。
一方、加熱しない無水エタノールによるトリテルペンの抽出効率は、加熱した70%エタノールによる抽出効率に比しむしろ低下することが判明し、トリテルペンの抽出効率を向上するにはエタノールに水分を含有しなければならないことが判った。
この点に鑑み、エタノール濃度95%、97%、99%の3種の加熱しないエタノールにより上記の比較試験と同じ条件の浸漬振とう抽出処理を行ったところ、これら3種のアルコール濃度の加熱しないエタノールのいずれも加熱した70%エタノールに比しトリテルペンの抽出効率の向上をもたらした。
一方、比較のため、アルコール濃度70%未満の加熱しないエタノールとして、加熱しない65%エタノールにより上記の比較試験と同じ条件の振とう抽出処理を行ったところ、上記の加熱した70%エタノールによるトリテルペンの抽出効率より低下する結果を得た。
結局、アルコール濃度70〜99%の加熱しない含水エタノールによるトリテルペンの抽出効率は、従来の最大の抽出効率をもたらす加熱した70%エタノールによるトリテルペンの抽出効率を比し、向上をもたらすことが判った。
また、特に、エタノール濃度90%を中心とし、アルコール濃度85〜95%の範囲の加熱しない含水エタノールによる抽出効率が特に優れていることが判った。
尚、上記の浸漬抽出処理に代え、還流抽出処理によってもトリテルペン抽出効率の向上、即ち、その酸類画分及びアルコール類画分を含むトリテルペンの抽出効率の向上をもたらした。
【0012】
【発明の効果】
このように本発明によるときは、霊芝からのトリテルペンを抽出溶剤として、アルコール濃度が70〜99%の範囲に限定した加熱しない含水アルコールを用い、これにより霊芝の抽出処理を行うようにしたので、従来の加熱した含水アルコール、アルコール濃度70%未満の加熱しない含水エタノール、或いは無水エタノールによる抽出処理に比し、抗HIV作用及びHIV−プロテアーゼ阻害作用をもたらす各種の化合物を含むトリテルペンを高濃度に含むエキスを確実に抽出でき、トリテルペンの抽出効率の向上をもたらす。
Claims (1)
- 霊芝の細砕物を、アルコール濃度70〜99容量%の加熱しない含水エタノールで抽出処理することを特徴とするトリテルペンの抽出法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002044768A JP3665298B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | トリテルペンの抽出法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002044768A JP3665298B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | トリテルペンの抽出法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003235502A JP2003235502A (ja) | 2003-08-26 |
JP3665298B2 true JP3665298B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=27784008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002044768A Expired - Fee Related JP3665298B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | トリテルペンの抽出法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3665298B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045713A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Iskra Ind Co Ltd | 霊芝胞子抽出物及び霊芝胞子製剤 |
JP4808580B2 (ja) * | 2005-10-03 | 2011-11-02 | 日本メナード化粧品株式会社 | 美白剤 |
JP5236335B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2013-07-17 | 日本メナード化粧品株式会社 | ラノスタ−8−エン誘導体およびこれらを含有する皮膚外用剤 |
JP6016006B2 (ja) * | 2012-02-29 | 2016-10-26 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 有効成分を高濃度含有するマンネンタケ子実体及びマンネンタケ子実体の栽培方法 |
JP2016044154A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 国立大学法人九州大学 | アンギオテンシン変換酵素(ace)の阻害剤、これを含む食品および薬剤、並びにそれらの製造方法 |
JP2019150046A (ja) * | 2019-05-13 | 2019-09-12 | 国立大学法人九州大学 | アンギオテンシン変換酵素(ace)の阻害剤、これを含む食品および薬剤、並びにそれらの製造方法 |
CN113081978B (zh) * | 2021-03-24 | 2022-04-01 | 浙江万寿康生物科技有限公司 | 一种去壁灵芝孢子粉的制剂 |
-
2002
- 2002-02-21 JP JP2002044768A patent/JP3665298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003235502A (ja) | 2003-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Yalavarthi et al. | A review on identification strategy of phyto constituents present in herbal plants | |
JP2004537578A (ja) | アーティチョーク葉抽出物 | |
EP2779845B1 (en) | Chicory extract and method of preparing | |
JPH0657118B2 (ja) | スパイス抽出物の製造方法 | |
EP3106171A1 (en) | Citrus seed extract-containing composition, food, drug, and method for producing citrus seed extract-containing composition | |
AU2002342778B2 (en) | Solvent extraction process | |
JP3502415B2 (ja) | メイラード反応阻害剤 | |
Alves et al. | Improved extraction of bioactive compounds from Monteverdia aquifolia leaves by pressurized-liquid and ultrasound-assisted extraction: Yield and chemical composition | |
JP3665298B2 (ja) | トリテルペンの抽出法 | |
AU2002342778A1 (en) | Solvent extraction process | |
KR101836348B1 (ko) | 카카오닙스의 추출물 제조방법 및 그 추출물을 함유하는 피부노화 억제용 화장료 조성물 | |
CA2281910C (en) | Barley malt oil containing ceramide derivatives and their production method | |
KR100303641B1 (ko) | 알로에바아바덴시스로부터유리된신나모일-c-글리코시드크로모네 | |
Hendrawati et al. | Characterization and properties of Gedi (Abelmoschus manihot L.) leaf extract with liquid chromatography mass spectrometry using quadrupole time-of-flight technology (LCMS-QToF) | |
Kumar et al. | Green and proficient process for industrial-scale preparation of Gymnema sylvestre standardized-extract enriched with Gymnemic acids through polymer-matrix-adsorption to reduce hyperglycemia | |
JP2000239170A (ja) | 糖尿病治療剤 | |
JP3438029B2 (ja) | 体液中の脂質量を調節するために枇杷核エキスを含有する医薬組成物 | |
JPH0753560A (ja) | 3′(r),4′(r)−3′−エポキシアンゲロイルオキシ−4′−アセトキシ−3′,4′−ジヒドロセセリンの取得方法 | |
KR102634733B1 (ko) | 금화규로부터 콜라겐을 추출하는 방법 | |
RU2799883C1 (ru) | Способ получения сухого растительного экстракта | |
KR0180689B1 (ko) | 흑화 성분을 제거하여 개선된 미백효과를 갖는 반하 비극성 지질 분획 추출물 및 이를 함유하는 기미, 주근깨 개선 및 피부미백용 조성물 | |
CN109369582B (zh) | 一种二氢呋喃查尔酮类化合物及其制备方法 | |
JP3763670B2 (ja) | プロアントシアニジン抽出物の脱色法 | |
Adou et al. | Evaluation of the antioxidant potential and aglycone coumarins contents of ethereal extracts of 4 medicinal plants from Côte d’Ivoire | |
EP3253229B1 (en) | Process for the fractionation of seeds from oleaginous plants. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050331 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100408 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110408 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |