JP3665289B2 - 昇降ベッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも2つのキャリッジによって支持されたベッドフレームを備え、それにより各キャリッジが前記ベッドフレームを垂直方向に動かすための連係した垂直案内レール上に可動の方法支持される昇降ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヨーロッパ特許公開(EP−B1)第0418415号から、高さにおいて調整され得るベッドフレームおよびベッドフレームを垂直方向に動かすための昇降機構を備えた懸架されたベッドが知られている。懸架されたベッドは、ベッドフレームが垂直方向に動き得るようになっている一端により支持される壁に取り付けられた垂直に走行する案内装置を含んでいる。昇降装置は自己錠止駆動装置を備えそしてそれが述べられた端部においてベッドフレームに作用するように形成かつ配置されている。
【0003】
昇降装置は、自己錠止するように配置される昇降スピンドルを駆動するための少なくとも1つの電動機を含み、それによりクランクハンドル緊急作動のために設けられる。ハンドルは昇降スピンドルと結合されることができ、クランクが回転されるとき昇降スピンドルを駆動する。
【0004】
さらに、ヨーロッパ特許公開第0418415号は、ベツドフレームおよび案内装置の変形が、ベッドフレーム上の一定の負荷が超過されるとき、そのたすけによって阻止される過負荷保護装置を説明している。
【0005】
ヨーロッパ特許第0418415号に記載懸架されたベッドは非常に空間を節約しかつ作動において安全である。とくに、昇降装置が案内装置の領域に配置される場合に関して、実際には、懸架されたベッドが部屋の天井の下に上昇されるとき生活区域が取られない。さらに、自己錠止駆動は、懸架されたベッドが、振動なしに、作動的に安全な方法垂直位置に支持されることを可能にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ヨーロッパ特許公開第0418415号による懸架されたベッドの欠点は、過負荷保護装置の解放が懸架されたベッドの使用者の傷害を導きかつとくに懸架されたベッドの激しい使用は過負荷保護装置の材料疲労を導き、それは過負荷保護装置の自発的な解放を導いているということである。
【0007】
公知の従来技術から出発して、本発明の目的は、改良された安全装置を呈する昇降ベッドにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は特徴部分を備えた特許請求の範囲の請求項1および6の前文に基づいて実施される。
【0009】
とくに、この目的は、少なくとも2つのキャリッジによって支持されたベッドフレームを備え、各キャリッジが前記ベッドフレームを垂直方向に動かすために垂直に配置された案内レール上に可動に支持されそして各キャリッジが前記ベッドフレームの幅に対して平行に延びる水平軸によって相互に傾斜可能な方法支持される2つの部分からなる昇降ベッドによって実現される。各キャリッジの前記2つのキャリッジ部分は、前記キャリッジの第1部分に取り付けられた前記ベッドフレームが水平位置において調整可能であるように前記2つのキャリッジ部分をともに締め付ける調整装置によって接合されている。前記調整装置は、定義された制限負荷に達したとき崩れかつ接続を解放する過負荷保護装置を含んでおり、そしてそれによりまた、前記接続の解放後僅かに角度が付けられた位置に前記ベッドフレームを保持する端部ストッパが設けられる。
【0010】
この発明は、述べられた昇降ベッドが非常に作動し易くかつ高い安全性の要求を満たすという知見に基礎を置いている。
【0011】
請求項2によるさらに他の展開は、過負荷保護装置が特定の制限負荷が超過されるとき割れる剪断ピンであるという利点を有している。
【0012】
請求項3によるさらに他の展開は、端部ストッパが遮断ピンであるという利点を備えている。
【0013】
請求項4によるさらに他の展開は、調整装置が第2キャリッジ部分の適宜なネジ孔に挿入されかつ第1キャリッジ部分に設けられた孔を貫通するネジを含みそして剪断ピンが前記ネジに設けられた孔内に配置されかつベッドフレームに面している側で調整のために前記第1キャリッジ部分の側に接触するという利点を有している。
【0014】
請求項5に記載のさらに他の展開は、ネジが端部ストッパとして形成されるヘッド部分を備えているという利点を備えている。
【0015】
さらにそのうえ、この目的は、少なくとも2つのキャリッジによって支持されるベッドフレームを備え、各キャリッジが連係の垂直案内レール上に可動に支持され、キャリッジの領域において引っ張り装置が各キャリッジに配置され、そして前記引っ張り装置が側方向に傾斜することなく高さにおいて前記ベッドフレームを動かすように共通の作動装置を介して同期して作動されることができ、それにより前記案内レール上の前記キャリッジが、均一でない重量分布によるベッドフレームの側方向への傾斜により摩擦を発生する側ガイドを備えている昇降ベッドによって実現されている。
【0016】
請求項7によるさらに他の展開は、ガイドが各々プラスチツクブロックとして形成されるという利点を有している。
【0017】
請求項8によるさらに他の展開は、ガイドが、各々、ベッドフレームが傾斜するとき、関連の案内レールと対応するガイドとの間に発生する摩擦により停止させるように規定された摩擦係数を呈するという利点を備えている。
【0018】
請求項9によるさらに他の展開は、摩擦係数の値が0.35であるという利点を有している。
【0019】
請求項10によるさらに他の展開は、ガイドが各々金属から形成されそして3mmより少ない遊びにより対応するガイドレール上で動くという利点を備えている。
【0020】
請求項11によるさらに他の展開は、各ガイドレールが対応するガイドに向かい合っている側歯が付けられそして対応する歯装置における関連のガイドの錠止がベッドフレームが傾斜するときに停止をさせるという利点を有している。
【0021】
本発明を以下で、同封の図を参照してより詳細に説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、ベッドフレーム2、例として示されるマットレス3ならびに案内装置4を備えた本発明による昇降ベッド1の概略側面図を示している。案内装置4は、ベッドフレーム2に堅固に接合されるキャリッジ6が、その上を垂直に上下に動き得る、垂直案内レール5を含んでいる。上下運動を容易にするために、キャリッジ6はローラ7および8を介して案内レール5上に可動に支持されかつ方向転換ローラ10を介して引っ張りチェーン9に接合され、方向転換ローラ10は、好ましくは、案内レール5の上方端の近傍にかつ釣り合い重り12を備えたスプロケット11を介して嵌合されている。とくに、スプロケット11は案内レールの上方端に嵌合されることができ、それにより方向転換ローラ10の作用を取り入れている。
【0023】
他の変形例によれば、引っ張りチェーン9は歯付きベルトによって置き換えられることができ、それによりスプロケット11は歯付きベルトを駆動するための適宜な駆動輪によって形成される。
【0024】
この発明の好適な実施例によれば、本発明による昇降ベッド1はベッドフレームの間隔において互いに平行に配置されかつ好ましくは適宜なネジを使用して負荷支持部屋壁に取り付けられる2つの垂直案内装置4を備えている。とくに、案内装置4は、キャリッジ6上のローラ7および8が側部で最小の遊びを有するようにベッドフレームの幅に関連して配置されている。
【0025】
キャリッジ6は各々対応する案内レール5に向かい合っている側に少なくとも1つのガイドFを備えておりそしてこのガイドが、ベッドフレーム2が側方向に傾斜されるとき停止を引き起こす。好ましくは、ガイドFはプラスチツクブロックとして形成されかつ強度要素、結合剤およびガイドFの摩擦係数の適宜な調整のために重要である種々の型の充填材料からなっている。アスベスト繊維、アスベト布または鋼綿が、例えば、強度要素として使用され得る。合成樹脂が結合剤として使用され得る。プラスチツクブロックは、好ましくは、数センチメートルの基辺を有する平行六面体として形成される。
【0026】
この発明の特別な変形例によれば、ガイドは、従来技術において知られかつ例えば、自動車のディスクブレーキに使用されるブレーキパッドから形成されることができる。
【0027】
ベッドフレームが傾斜するとき、ガイドFは傾斜したベッドフレーム2の重量分布に依存する力により案内レール5を押し付ける。したがって、ベッドフレーム2が傾斜すると、停止を生じさせる関連の案内レール5と対応するガイドFとの間の予め定義された摩擦係数に起因してより多くの摩擦が作り出される。
【0028】
停止は、とくに、案内レール5を適宜に形成することによって補強されるかまたは発生されることができ、それによりこれは、本発明の好適な実施例によれば、ベッドフレーム2が傾斜するとき、キャリッジ6が、各々、対応する案内レール5の適宜な歯形状の縁部に「錠止」するように歯が付けられ得る。
【0029】
さらに、ベッドフレーム2は、ベッドフレームの幅に関連して、非均一の重量分布が発生されるように実行される。
【0030】
この実施例の利点は、ベッドフレーム2が傾斜しかつ制御不能の上向きまたは下向き運動によって停止し、ベッドフレーム2を直接停止させるということである。例えば、ベッドフレーム2が一方または両方の引っ張りチェーン9の破壊により「潰れる」場合によれば、対応するガイドは側方向に傾斜しかつベッドフレーム2は倒壊が阻止され得るように遮断される。傾斜および停止は、引っ張りチェーン9の調整不十分が発生しかつ上昇または下降されるべき負荷が一方の引っ張りチェーン9にまたはベッドフレーム2の1側に主として作用するとき発生される。この型の傾斜および停止は、本発明による昇降ベッド1が、例えば、ベッド上の人間によるベッドフレーム2の上昇または下降により適切に使用されないとき、とくに好都合である。
【0031】
さらに、通常、自動車に見られるような、いわゆる安全ベルトが、ベッドフレーム2にまたは少なくともキャリッジ6に嵌合されることができ、その結果ベッドフレーム2の降下は対応する安全ベルトを遮断することによって阻止される。
【0032】
さらに他の変形例によれば、遮断機能なしにこの型の安全ベルトまたは他のベルトが無端ベルトの型式としてベッドフレーム2に設けられることができ、それにより好ましくは、この型の無端ベルトは各案内装置4に沿って、ベッドフレーム2に関連して、すなわち、ベッドフレーム2が案内装置4に通る各領域に配置される。ベッドフレーム2を上昇または下降するとき、ベッドフレーム2により上方にまたは下方に向かって運ばれる無端ベルトは案内装置4の対応する開口を被覆する。さらに、各無端ベルトは、対応する案内装置4に遭遇もまたはそれと「干渉」もできないようにその側で案内される。
【0033】
この無端ベルトの利点は、例えば、ベッドフレーム2を上昇または下降するとき、使用者が案内装置4の内側に近づかず、その結果不適切な使用による怪我が阻止され得るということである。
【0034】
この発明のさらに他の変形例によれば、遮断機能なしに上述されたような安全ベルトまたは他のベルトは各キャリッジ6に設けられることができ、それにより関連のベルトは無端ベルトが含まれない場合に対応する釣り合い重り12による巻き上げおよび巻き戻しの間中締め付けられる。さらに、各無端ベルトは、また、対応する釣り合い重り12に接続されることができる。
【0035】
案内装置4の案内レール5は、好ましくは、各々、部屋の高さに対応する長さを有するT形状の梁材として形成される。T形状の梁材の上方または下方端において、ヘッドプレート13が、ベッドフレームならびに負荷支持天井に沿って、それぞれ負荷支持床に延びる図示されない踏み板に向かって開口する、T形状の梁材の側に対して一般に垂直に取り付けられる。T形状の梁材に取り付けられるヘッドプレート13および踏み板は、好ましくは、各々、30cmの長さを有している。
【0036】
この踏み板型の足部分各案内レール5取り付けることにより、案内レール5が固定されないと仮定すると、変形不能な足部分を位置決めすることにより、床壁縁部に対して平行に横たわっている回転軸線が足部分の端部に移動されるため、部屋内で案内レール5を傾斜することがほとんど不可能であることが保証される。しかしながら、これは、天井に延びる案内レール5が、足部分の端部への回転軸線の移動により、案内レール5のヘッドプレート13が傾斜されるとき天井に押し付けられるため、もはや部屋内で傾斜できないことを意味している。
【0037】
案内レール5のこの設計により、案内レール5が傾斜するときこれをクサビ止めする自己錠止傾斜機構が発生される。ヘッドプレート13と踏み板の屈曲を阻止するために、2つの一般に直角三角形14が各ヘッドプレートおよび踏み板の支持に設けられ、それにより2つの三角形14は、直角三角形14の1側が案内レール5の対応する側に接合されかつ直角三角形14の他の側がヘッドプレート13または踏み板に接合されるように案内レール5の幅に対応する間隔において配置される。ヘッドプレート13または踏み板は、しかしながらまた、2つの三角形14と均一に形成されることもできる。
【0038】
ベッドフレーム2の壁端に配置される、ベッドフレーム2の2つのベッドフレーム隅部の各々に、キャリッジ6が形成され、それにより各キャリッジ6は、方向転換ローラ10および/またはスプロケット11を介して釣り合い重り12に接合される引っ張りチェーン9を介して接続される。2つのスプロケット11は、好ましくは、両方のスプロケット11の同期回転を保証するために結合バーを介して互いに堅固に結合される。
【0039】
図1に示された実施例において、昇降ベッド1はいわゆる夜用モードにある、すなわち、ベッドフレーム2は床の近くに置かれている。ベッドフレーム2を、例えば、それを考え得る最高の垂直位置に、いわゆる昼用モードに持ち来すように垂直に上方に向かって動かすために、次いで、好ましくは、スプロケット11は、釣り合い重り12が垂直方向に下方に向かって動くように回転させられ、それによりベッドフレーム2はキャリッジ6によって垂直に上方に向かって案内レール5に沿って動かされる。ベッドフレーム2が夜用モードから昼用モードへ偶発的に動かされるのを阻止するために、スプロケット11または結合バーは、好ましくは、夜用モードにおいて遮断されることができる。
【0040】
ベッドフレーム2が夜用モードから昼用モードへ動かされる場合に関して、スプロケット11は解放されかつベッドフレーム2が上方に向かって動く一方、釣り合い重り12が垂直に下方に向かって動くように回転させられる。
【0041】
釣り合い重り12は、好ましくは、それらの質量の合計がベッドフレーム2の質量より大きいように実現され、その結果昇降ベッド1が夜用モードに置かれている場合のスプロケット11の解放により、ベッドフレーム2の上向運動が、釣り合い重り12に作用している重力の合計がベッドフレーム2に作用している重力を越えるように生起する。したがって、例えば、ベッドフレーム2を夜用から昼用モードへ動かすために昇降ベッド1の使用者による力の印加は必要とされない。ベッドフレーム2を昼用モードから夜用モードへ動かすために、外部の力が、上述した力のバランスがベッドフレーム2の下向運動が生起するようにベッドフレーム2の有利に変化するようにベッドフレーム2にまたは釣り合い重り12に作用しなければならない。
【0042】
図2は案内装置4の構造を明瞭にするために図1による昇降ベッド1の概略平面図を示している。昇降ベッド1の2つの案内装置4は、一般にベッドフレームの幅に対応する距離において壁15に互いに平行に取り付けられる。案内装置4の各々には案内レール5がT形状の梁材の形において設けられる。T形状の梁材の反対側または脚部の各々に対応するキャリッジ6のローラ7,8が自由に動くように支持され、それにより両方のキャリッジ6は、ベッドフレーム2の壁端に配置される、ベッドフレーム2の2つのベッドフレーム隅部に取り付けられる。さらに、各キャリッジ6は脚部に対して垂直でありかつ傾斜時ベッドフレーム2を故障させるのに使用される関連のT形状の梁材足部と反対の対応するキャリッジ6に嵌合されるガイドFを特色としている。
【0043】
図3は、主リール17、対向リール18ならびにスプロケットを駆動するのにまたは回転させるのに使用され得る駆動ベルト19を備えた1例のベルト駆動装置の例示を含んでいる、図1による昇降ベッド1の概略正面図を示している。
【0044】
図3に示された夜用モードから昼用モードへ例として示されたマットレス3を備えたベッドフレーム2を動かすために、キャリッジ6は案内レール5に沿ってローラ7および8を使用して垂直方向に上方に動かされねばならない。これは、力が引っ張りチェーン9を介してキャリッジ6に作用するようにスプロケット11を回転することにより発生し、結果として所望の運動を生じる。
【0045】
案内レール5上のキャリッジ6の傾斜がベッドフレーム2の上向または下向運動の間中阻止されるために、スプロケット11は両方のキャリッジ6が同一距離だけ同時に上方または下方に動かされるように同期されねばならない。このスプロケット11の同期は両方のスプロケットがそれによってともに堅固に結合される結合バー16を介して生じる。それゆえ、結合バー16の回転はスプロケット11の同時かつ同期回転を発生する。
【0046】
この発明のとくに好適な実施例によれば、結合バー16の回転は、主リール17による駆動ベルト19の巻き上げ、巻き下ろしによって発生する。結果として、結合バー16に堅固に接合される主リール17は回転しかつそれゆえ結合バー16がまた回転する。主リール17による駆動ベルト19の巻き上げおよび巻き下ろしは対向リール18上の駆動ベルト19の巻き上げおよび巻き下ろしを同時に生じる。対向リール18の回転は、好ましくは、従動減速歯車装置を備えたモータを使用して発生する。
【0047】
この型の駆動ベルトの適用の利点は、それらが従来技術において知られておりかつ例えば、ローラシャッタのごとき部屋を暗くする装置に使用されるということである。結果として、これらの駆動ベルトは、適宜に展開的なシリーズ生産であるため、一般に経済的に製造され得る。
【0048】
本発明による昇降ベッド1の便宜的なかつ容易な作動が促進されるため、このベルト駆動装置の適用にはさらに他の利点がある。
【0049】
図3に示された変形例によれば、主リール17および結合バー16は1つの高さに配置されず、その結果主リール17のトルクは、結合バー16上に、例として示される、方向転換ローラ20によって変換されねばならない。とくに、適宜に低い動力を備えたモータが、印加されるべき力が釣り合い重り12とベッドフレーム2との間の質量比によって最小にされるため、使用され得る。
【0050】
釣り合い重り12がベッドフレーム2の質量より大きい質量をともに呈する場合に関して、スプロケット11または結合バー16は昼用モードから夜用モードへ昇降ベッド1を持ち来すために駆動ベルト19によって回転されねばならない。これを行うために、従動減速歯車装置を備えたモータが、好ましくは、駆動ベルト19が主リール17から巻き解かれかつ対向リール18上に巻かれるように対向リール18を回転する。結果として、リール17,18、スプロケット11および結合バー16は回転設定され、それにより重り12は垂直に上方に動かされそしてベッドフレーム2は、これが夜用モードに達するかまたはモータがこのために設けられるスイッチによってオフされるまで下方に向かって動く。ベッドフレーム2がモータが最初にオフされていることなく夜用モードに達する場合に関して、モータは自動的にオフされ、例えば、夜用モード位置にベッドフレーム2を検知するとき適宜な制御信号を発生する適宜なセンサを介して制御されることができる。この型のセンサまたはセンサ装置は、また、ベッドフレーム2の下向運動の間中、物体がベッドフレーム2の下に検知されるか、または、ベッドフレーム2の上向運動の間中、物体がベッドフレーム2上に検知されるとき、モータをオフするのに使用され得る。とくに、モータは、高い伝達比により、自己錠止作用が、ベッドフレーム2が夜用モード位置に留まりかつ好ましくはモータの回復された作動のみがこの自己錠止作用を取り消すように達成され得るような減速歯車装置によって実現される。
【0051】
ベッドフレーム2を夜用モード位置から昼用モード位置へ動かすために、好ましくは、減速歯車装置を備えたモータがオンされ;次いで、例えば、このために設けられたスイッチを作動することにより、駆動ベルト19が、ベッドフレーム2が、好ましくは、モータによるスプロケット11の駆動が必要とされることなく釣り合い重り12とベッドフレーム2との間の質量比により昼用モードに動き得るように解放される。
【0052】
ベッドフレーム2の質量が釣り合い重り12の質量の合計より大きい場合に関して、スプロケット11はベッドフレーム2を夜用モードから昼用モードへ動かすために駆動ベルト19によって始動させられねばならない。
【0053】
好ましくは、主リール17および対向リール18は、それらが差し込み取り付けられ可能でかつ主リール17と対向リール18との間の駆動ベルトの部分が可能な手動操作のために適宜なガイドを介して自由に接近可能に取り付けられ得るように配置されている。
【0054】
それゆえ、例えば、動力不足の場合に、駆動ベルトの自由に接近可能な部分はベッドフレーム2を手動モードにおいて上方にまたは下方に動かすように手で作動され得る。
【0055】
図4は、好ましくは、ベッドフレーム2とキャリッジ6との間に置かれる、この発明のとくに好適な実施例による過負荷保護装置Sの斜視図を示している。
【0056】
過負荷保護装置Sは固定回転継ぎ手部分21、旋回回転継ぎ手部分22および力伝達装置23から構成されており、それにより固定回転継ぎ手部分21はキャリッジ6に取り付けられそして旋回回転継ぎ手部分22はベッドフレームに取り付けられる。
【0057】
固定回転継ぎ手部分21は、中央自由端と、各々傾斜ストッパ面25を備えた2つの側部補強材とを備えている。固定回転継ぎ手部分21の自由端は、中央回転継ぎ手孔24を備えている。それにより自由端の下方前方半分は屈曲形状において実現されそして回転継ぎ手孔の対称線上に置かれる頂部を呈している。上方前方半分は直角で実現されかつベッドフレーム2が傾斜されるとき端部ストッパとして作用し、その結果ベッドフレーム2は水平位置におけるよりも高く傾斜されることができない。固定回転継ぎ手部分21の端部は頂部凹み26を備えている
【0058】
旋回回転継ぎ手部分22はその2つの前方端において、回転継ぎ手部分の頂部に対して中心の継ぎ手貫通孔27と、回転継ぎ手部分の幅に対して中心のかつ固定回転継ぎ手部分21の自由端の長さおよび幅に対応する回転継ぎ手貫通孔27に対して垂直な連続して延びる凹所28とを備えている。凹所28は、その内部、固定回転継ぎ手部分21の自由端の前方半分と同様に形成される区域を備えており、その結果旋回回転継ぎ手部分22は一方で下方に向かって旋回することができ、しかもまた、傾斜されるとき、固定回転継ぎ手部分21の自由端の直角の上方半分に対して凹所28の内側の直角の上方半分との合流時に好都合な方法において遮断され得る。さらに、旋回回転継ぎ手部分22の2つの前方端は、それらが各々それらの上方端において丸みが付けられそして回転継ぎ手部分22の長手方向に対して垂直に置かれかつ対応する前方端の下方側と直角を形成する区域34によって閉止されるように実現される。
【0059】
取り付けられた状態において、固定回転継ぎ手部分21の自由端は、固定回転継ぎ手部分21の回転継ぎ手孔24が旋回回転継ぎ手部分22の回転継ぎ手孔27に対して同中心的に横たわりかつそれらが図示されないピンによってともに接合されるように、旋回回転継ぎ手部分22中央凹所18内に配置されている。結果として、旋回回転継ぎ手部分22に接合されたベッドフレーム2は2つの同中心的に位置決めされた回転継ぎ手孔24,27の対称軸線のまわりに旋回されることができる。
【0060】
旋回回転継ぎ手部分22の内部には、回転継ぎ手部分22の幅および高さに対して中心にかつ旋回回転継ぎ手部分22の長手方向に延びている貫通孔29が設けられている。過負荷保護装置Sの力伝達装置23がこの貫通孔29内に配置されている。過負荷保護装置Sの力伝達装置23は調整ネジ30、圧縮ばね31および傾斜ピンとして形成される可動体32から構成されている。貫通孔29は、その後方端に、調整ネジ30が貫通孔29の長手方向においてそれによって調整され得るネジ山33を有している。調整ネジ30の前方端において、圧縮ばね31および可動体32は貫通孔29に配置されている。調整ネジ30と可動体32との間の圧縮ばね31により、可動体32は貫通孔29に沿って動かされ得る。
【0061】
ベッドフレーム2がその基礎位置にある、すなわち、過負荷保護装置Sが解放されないならば、その場合に、可動体32は固定回転継ぎ手部分21の凹み26に入る。予め定義された力がベッドフレーム2に作用し、それを押し下げるならば、その場合に可動体32は凹み26から押し出されかつ旋回回転継ぎ手部分22の貫通孔29に押し込まれる。この方法において、過負荷保護装置Sは自由になりかつベッドフレーム2は下方に向かって傾斜する。ベッドフレーム2が下方に向かって傾斜している一方、可動体32は固定回転継ぎ手部分21の屈曲形状の自由端の面側で摺動する。
【0062】
ベッドフレーム2は今や面34が固定回転継ぎ手部分21の側補強材の面25上で旋回回転継ぎ手部分22の前方端に接触するまで下方に向かって旋回し、その結果ベッドフレーム2の傾斜領域が面25の傾斜によって制限される。
【0063】
本発明による過負荷保護装置Sの利点は、面25の傾斜により、ベッドフレーム2が、これが本発明による昇降ベッドに発生し得るどのような損傷もなしに安定した位置に達する前に最大でどの程度下方に向かって傾斜し得るかが定義されることができるということである。しかしながら、ベッドフレーム2のさらに他の過負荷は昇降ベッドに損傷を導く。
【0064】
さらに他の利点は、旋回回転継ぎ手部分22の2つの前方端の上方端が、ベッドフレーム2が下方に旋回されるとき、例えば、これらの端部が直角として形成されかつその上で対応する昇降ベッドの怪しまない使用者が傷付けられるかもしれない場合に関してのごとく、鋭い縁部が発生しないように丸みが付けられているということである。
【0065】
ベッドフレーム2を再び基礎位置に動かすために、ベッドフレーム2は可動体32が再び固定回転継ぎ手部分21の自由端の凹み26に入るまで上方に向かって旋回されねばならない。
【0066】
本発明による過負荷保護装置Sの他の利点は、調整ネジ30を回転することにより、調整ネジが貫通孔29の長手方向に調整されることができ、それにより圧縮ばね31は多少圧縮されかつ過負荷保護装置が作動する力が設定されるということである。
【0067】
可動体32が凹み26から押し出される力は調整ネジ30および圧縮ばね31にだけでなく、また凹み26の形状に依存する。同様に、ベッドフレーム2を上方に旋回するのに必要とされる力は固定回転継ぎ手部分21の自由端の屈曲形状の設計に依存している。固定回転継ぎ手部分21の自由端の屈曲形状の設計により、好都合には、過負荷保護装置Sを解放するためより実質上低い力が旋回ベッドフレーム2を上方に旋回するのに必要とされる。
【0068】
図5は、ベッドフレーム2の最大偏位において図4による過負荷保護装置Sの斜視図を示している。図5から見られ得るように、固定回転継ぎ手部分21の面25は、ベッドフレーム2が下方に旋回するとき、面34が面25に合流しかつ次いで好適な方法においてこれらの面25上に平らに横たわるため、ベッドフレーム2または旋回回転継ぎ手部分22がさらに下方に旋回するのを阻止し、その結果昇降ベッドの旋回領域が制限され、それによりベッドフレーム2の最大偏位がキャリッジ6上の面25の傾斜によって決定される。
【0069】
とくに、図5は旋回回転継ぎ手部分22の2つの前方端の丸みが付けられた上方端が、ベッドフレーム2が下方に旋回されるとき上方にどのように回転されるかを示しており、それにより対応する昇降ベッドの怪しまない使用者が傷付けられるかもしれない鋭い縁部が発生しない。
【0070】
図6はローラ7および8およびガイドFを備えた本発明によるキャリッジ6の概略側面図を示している。キャリッジ6はベッドフレーム2に堅固に結合されかつ、軸35を介して互いに接合される、2つの部分に分割されている。2つの部分の各々はローラ7,8を備えており、そしてローラ8を備える部分は、ローラ7を備える部分に関連して、傾斜するためにかつ実際には軸35に対して平行に延びる軸のまわりに支持されている。ガイドFは好ましくは永続的に、これに適する装置41を介してローラ7を備える部分に接合されている。
【0071】
さらに、これら2つの部分は、好ましくは、2つの部分がそれによって相対的に調整可能である調整装置36を介してともに接合される。結果として、ベッドフレーム2が部屋の床に関連して水平に整列され得ることが保証され得る。
【0072】
調整装置36は、好ましくは、両端で対向して延びるネジ山を備えたネジ付きロッドとして実行されかつキャリッジ6の一方の部分においてネジ山37にかつ他方の部分においてキャリッジ6の他方の部分のシリンダ形状のネジ山付きスリーブ38に螺入される。ネジ山付きスリーブ38は、好適な方法ネジ付き孔とネジ山付きスリーブ38のヘッド部分40との間に置かれる過負荷保護装置を受容するための孔を備えている。過負荷保護装置は、好ましくは、剪断ピン39として形成される。剪断ピン39は、定義された制限負荷が剪断ピンを切断または破壊するように超過されねばならないように実行される。この定義された制限負荷は、より低い負荷が機構および構体上にどのような有害な作用も持たないように決定される。
【0073】
定義された剪断力を備えたこの型の剪断ピン39の使用の利点は、ベッドフレーム2の過負荷により、最初に剪断ピンのみが昇降ベッド自体を損傷することなしに切断または破壊するということである。
【0074】
ベッドフレーム2が過負荷にされかつ剪断ピン39が破壊する場合に関して、例えば、キャリッジ6の2つの部分は軸35に対して平行に延びる軸の回転または傾斜によってともに垂直に動き、それによりベッドフレーム2は下方に向かって傾斜しかつネジ付きスリーブ38はキャリッジ6の対応する部分に引っ張られる。傾斜運動はキャリッジ6の対応する部分上に停止する対応して実施されたネジ付きスリーブ38のヘッド部分40によって終端される。結果として、ベッドフレーム2の下方への最大偏位は剪断ピン39を受容するための孔とネジ付きスリーブ38のヘッド部分40との間の距離によって決定され得る。ヘッド部分40はとくにトラップピンとして実施され得る。
【0075】
ベッドフレーム2を再び水平位置に戻すために、ベッドフレーム2は上方に向かって旋回されねばならずかつ新たな剪断ピン39がネジ付きスリーブ38の孔に嵌合されねばならない。
【0076】
とくに、ネジ付きスリーブ38は円錐状にに実施され、それによりヘッド部分40の方向に剪断ピン39用の孔から出発しているネジ付きスリーブ38の直径は大きく、その結果剪断ピン39が破壊するとき、ベッドフレーム2の旋回運動は、定義された量の摩擦がキャリッジ6の対応する部分においてヘッド部分40までネジ付きスリーブ38に引っ張るのに打ち勝たねばならないように制動される。
【0077】
この型のネジ付きスリーブ38の実施の利点は、ベッドフレーム2の制動された傾斜により、例えば、昇降ベッドの損傷またはその上の人間の怪我が回避されるということである。
【0078】
この発明のさらに他の好適な実施例によれば、ネジ付きスリーブ38および調節装置36は分離不能にともに接合され、かつ例えば、適宜に寸法付けられたネジまたは一端にネジ山を有する、シリンダ形状のバーとして形成される。他端においてヘッド部分40としてのこのネジまたはロッドは好ましくは傾斜されたベッドフレーム2をトラップするための適宜なトラップピンを有している。さらに、ネジまたはシリンダ形状のバーは剪断ピン39を受容するための両端間に孔を有しており、それによりベッドフレーム2の下方への最大偏位が剪断ピン39を受容するための孔とトラップピンとの間の距離によって決定される。とくに、ネジまたはシリンダ形状のバーおよびネジ山37は適宜な孔を使用してキャリッジ6の割り当てられた部分に直接取り付けられるかまたは例えば、適宜な装置を使用してキャリッジ6の部分に側部で取り付けられる。
【0079】
さらに、トラップピンはネジ付きスリーブ38、ネジまたはシリンダ形状のバーから独立して別個のトラップ装置にかつそれゆえネジ付きスリーブ38のヘッド部分40なしにまたは上述された対応するバーまたはネジのヘッド部分40なしに実施され得る。
【0080】
本発明のとくに好適な実施例によれば、ベッドフレーム2の最大偏位は下方に向かって35°より多くない角度に対応すべきである。
【0081】
【発明の効果】
叙上のごとく、本発明は、少なくとも2つのキャリッジによって支持されたベッドフレームを備え、各キャリッジが前記ベッドフレームを垂直方向に動かすための連係した垂直案内レール上に可動の方法支持される昇降ベッドにおいて、各キャリッジが前記ベッドフレームの幅に対して平行に延びる水平軸によって相互に傾斜する方法支持される2つの部分からなり、各キャリッジの前記2つのキャリッジ部分が、前記キャリッジの第1部分に取り付けられた前記ベッドフレームが水平位置において調整可能であるように前記2つのキャリッジ部分をともに締め付ける調整装置によって接合され、前記調整装置が、定義された制限負荷に達したとき崩れかつ接続が解放される過負荷保護装置を含んでおり、そしてまた、前記接続が解放された後僅かに角度が付けられた位置に前記ベッドフレームを保持する端部ストッパが設けられる構成としたので、改良された安全装置を呈する昇降ベッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による昇降ベッドを示す概略側面図である。
【図2】図1による昇降ベッドを示す概略平面図である。
【図3】示されたベルト駆動装置を備えた図1による昇降ベッドを示す概略正面図である。
【図4】本発明による過負荷保護装置を示す斜視図である。
【図5】最大偏位により図4の過負荷保護装置を示す斜視図である。
【図6】過負荷保護装置を備えた本発明によるキャリッジを示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 昇降ベッド
2 ベッドフレーム
4 案内装置
5 案内レール
6 キャリッジ
7 ローラ
8 ローラ
9 引っ張りチェーン
10 方向転換ローラ
11 スプロケット
12 釣り合い重り
17 主リール
18 対向リール
19 駆動ベルト
20 方向転換ローラ
21 固定回転継ぎ手部分
22 旋回回転継ぎ手部分
23 力伝達装置
35 水平軸
36 調整装置
37 ネジ付き孔
39 剪断ピン
40 端部ストッパ(ヘッド部分)
F ガイド
S 過負荷保護装置

Claims (11)

  1. 少なくとも2つのキャリッジ(6)によって支持されたベッドフレーム(2)を備え、各キャリッジ(6)が前記ベッドフレーム(2)を垂直方向に動かすための連係した垂直案内レール(5)上に可動の方法支持される昇降ベッドにおいて、各キャリッジ(6)が前記ベッドフレームの幅に対して平行に延びる水平軸(35)によって相互に傾斜する方法支持される2つの部分からなり、各キャリッジ(6)の前記2つのキャリッジ部分が、前記キャリッジの第1部分に取り付けられた前記ベッドフレーム(2)が水平位置において調整可能であるように前記2つのキャリッジ部分をともに締め付ける調整装置(36)によって接合され、前記調整装置(36)が、定義された制限負荷に達したとき崩れかつ接続が解放される過負荷保護装置を含んでおり、そしてまた、前記接続が解放された後僅かに角度が付けられた位置に前記ベッドフレーム(2)を保持する端部ストッパ(40)が設けられることを特徴とする昇降ベッド。
  2. 前記過負荷保護装置が特定の制限負荷が超過されるとき割れる剪断ピン(39)であることを特徴とする請求項1に記載の昇降ベッド。
  3. 前記端部ストッパ(40)が遮断ピンであることを特徴とする請求項1または2に記載の昇降ベッド。
  4. 前記調整装置(36)が前記第2キャリッジ部分の適宜なネジ孔(37)に挿入されかつ前記第1キャリッジ部分に設けられた孔を貫通するネジを含みそして前記剪断ピン(39)が前記ネジに設けられた孔内に配置されかつ前記ベッドフレーム(2)に面している側で調整用の前記第1キャリッジ部分の側に接触することを特徴とする請求項2に記載の昇降ベッド。
  5. 前記ネジが端部ストッパ(40)として形成されるヘッド部分を有していることを特徴とする請求項1に記載の昇降ベッド。
  6. 少なくとも2つのキャリッジ(6)によつて支持されるベッドフレーム(2)を備え、各キャリッジ(6)が可動の方法連係の垂直案内レール(5)上に支持され、引っ張り装置(9)が前記キャリッジ(6)の領域に配置され、そして前記引っ張り装置(9)が側方向に傾斜することなく高さにおいて前記ベッドフレーム(2)を動かすように共通の作動装置(6,17,18,19,20)を介して同期して作動され得る昇降ベッドにおいて、前記案内レール(5)上の前記キャリッジ(6)が、前記ベッドフレーム(2)が側方向に傾斜されるとき、均一でない重量分布により摩擦を発生する側ガイド(F)を備えることを特徴とする昇降ベッド。
  7. 前記ガイド(F)が各々プラスチツクブロックとして形成されることを特徴とする請求項6に記載の昇降ベッド。
  8. 前記ガイド(F)が、各々、前記ベッドフレーム(2)が傾斜するとき、前記関連の案内レール(5)と前記対応するガイド(F)との間に発生する摩擦により停止させるように規定された摩擦係数を呈することを特徴とする請求項6または7に記載の昇降ベッド。
  9. 前記摩擦係数の値が0.35であることを特徴とする請求項8に記載の昇降ベッド。
  10. 前記ガイド(F)は、各々、金属から形成されると共に、3mmより少ない遊びにより対応するガイドレール(5)上で動くことを特徴とする請求項9に記載の昇降ベッド。
  11. 各ガイドレール(5)前記対応するガイド(F)に向かい合っている側歯が付けられそして対応する歯装置における前記関連のガイド(F)の錠止が前記ベッドフレーム(2)が傾斜するときに停止をさせることを特徴とする請求項10に記載の昇降ベッド。
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