JP3458783B2 - リフタ装置 - Google Patents

リフタ装置

Info

Publication number
JP3458783B2
JP3458783B2 JP23394199A JP23394199A JP3458783B2 JP 3458783 B2 JP3458783 B2 JP 3458783B2 JP 23394199 A JP23394199 A JP 23394199A JP 23394199 A JP23394199 A JP 23394199A JP 3458783 B2 JP3458783 B2 JP 3458783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platform
link arm
link
belt
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23394199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001058800A (ja
Inventor
啓之 景井
英紀 木下
春雄 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP23394199A priority Critical patent/JP3458783B2/ja
Publication of JP2001058800A publication Critical patent/JP2001058800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3458783B2 publication Critical patent/JP3458783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はリフタ装置に関し、
特にXリンク上にプラットホームを支持させたリフタ装
置における安全機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2に従来のリフタ装置の外観を示す。
図において、地上に置かれた基台1には左右位置に平行
に延びるガイドレール11,12が設けられ、これらガ
イドレール11,12は内方へ開くコ字形断面に成形さ
れている。Xリンク6A,6Bが左右位置に垂直姿勢で
平行に設けられており、これらXリンク6A,6Bは長
板状のリンクアーム61,62をその中央で回動自在に
結合したもので、リンクアーム61の下端611はガイ
ドレール11,12の一端に、リンクアーム62の上端
はプラットホーム3の両側下面に配設した上記ガイドレ
ール11,12と同構造のガイドレール31,32の一
端にそれぞれ位置固定で回動自在に結合されている。ま
た、リンクアーム61の上端とリンクアーム62の下端
にはそれぞれガイドレール11,12,31,32内を
転動するローラ63,64が装着されている。 【0003】左右のリンクアーム61の下端部611間
にはジャッキ装置7が設けられている。その操作バー7
1を上下方向へ往復作動させると、リンクアーム61が
その下端611のガイドレール11,12との結合部を
中心に上方へ持ち上げ回動させられ、これに伴って各リ
ンクアーム61,62の上端と下端のローラ63,64
がガイドレール11,12,31,32内を移動してリ
ンクアーム61,62の交差角θが小さくなり、図2に
示すようにプラットホーム3が水平姿勢で上昇させられ
る。なお、上記Xリンク6A,6Bを駆動するのにジャ
ッキ装置7に代えて、油圧シリンダや電動アクチュエー
タを使用することもある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
リフタ装置において、ジャッキ装置や油圧シリンダと、
リンクアームとの結合部が破損する等の故障を生じる
と、上昇位置にあるプラットホームが急降下するおそれ
がある。 【0005】そこで、本発明はこのような不具合を防止
するもので、故障時にプラットホームが急降下すること
のない安全機構を具備したリフタ装置を提供することを
目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、一対のリンクアーム(21,22)を中央
で回動自在に結合したXリンク(2A,2B)を垂直姿
勢で平行に設けてこれらXリンク(2A,2B)上にプ
ラットホーム(3)を支持させ、Xリンク(2A,2
B)の各リンクアーム(21,22)の一端(211,
221)を基台(1)とプラットホーム(3)にそれぞ
れ位置固定で結合するとともに、各リンクアーム(2
1,22)の他端(212,222)を基台(1)とプ
ラットホーム(3)にそれぞれ位置移動可能に結合し
て、Xリンク(2A,2B)の交差角(θ)を大小変更
駆動することによりプラットホーム(3)を水平姿勢を
保って昇降動させるようにしたリフタ装置において、プ
ラットホーム(3)の下降に伴って互いに離間する一方
のリンクアーム(22)の端部(221)側に、通常作
動時の一方のリンクアーム(22)の端部(221)側
と他方のリンクアーム(21)の端部(212側との間
隔変化に応じて自在にベルト(52)の引き出しないし
巻き取りを行うとともに、一方のリンクアーム(22)
の端部(221)側に対して他方のリンクアーム(2
1)の端部(212)側が急速に離間した時にはベルト
(52)の引き出しをロックする緊急ロック機能付きベ
ルト巻取り装置(51)を設けるとともに、緊急ロック
機能付きベルト巻取り装置(51)から引き出したベル
ト(52)の先端(53)を他方のリンクアーム(2
1)の端部(212)側に結合する。 【0007】本発明において、通常作動時には、リンク
アームの交差角が大小変更駆動されるのに伴ってXリン
クに支持されたプラットホームが水平姿勢を保って昇降
し、ベルトは一方のリンクアームの端部側と他方のリン
クアームの端部側との間隔変化に応じて自在に緊急ロッ
ク機能付きベルト巻取り装置から引き出され、あるいは
緊急ロック機能付きベルト巻取り装置に巻き取られる。
故障によりリンクアームがプラットホームの自重を受け
て急速に開くと、一方のリンクアームの端部側に対して
他方のリンクアームの端部側が急速に離間し、これに伴
ってベルトは急速に引き出されようとするが、公知の構
造によって緊急ロック機能付きベルト巻取り装置からの
ベルトの引き出しがロックされる。これにより、リンク
アームはその開き作動が阻止されて、プラットホームの
下降が規制される。このように、シートベルトに使用さ
れる既存の緊急ロック機能付きベルト巻取り装置を利用
した簡易な構造によって、故障時のプラットホームの急
降下が阻止されて安全が確保される。 【0008】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。 【0009】 【発明の実施の形態】図1にリフタ装置の一部破断側面
図を示す。図において、リフタ装置は地上の基台1上に
Xリンク2A、2Bを設け、このXリンク2A,2Bに
よって、車椅子Wを載置したプラットホーム3を支持し
ている。各Xリンク2A,2Bは長板状のリンクアーム
21,22をその中央で軸部材23により回動自在に結
合して構成され、これらXリンク2A,2Bは装置の幅
方向(紙面垂直方向)に垂直姿勢で平行に設けられてい
る。そして、リンクアーム21はその下端211が、基
台1の両側部(紙面垂直方向)にそれぞれ設けられたガ
イドレール11(手前側のもののみ図示)の一端に、ピ
ン部材24によって回動自在かつ位置固定で結合されて
いる。また、リンクアーム22はその上端221が、プ
ラットホーム3の両側部下面にそれぞれ設けられたガイ
ドレール32(向こう側のもののみ図示)の一端に、ピ
ン部材25によって回動自在かつ位置固定で結合されて
いる。なお、上記ガイドレール11,32は従来のもの
と同様に装置内方へ開くコ字形断面に成形されている。 【0010】一方、リンクアーム21の上端212とリ
ンクアーム22の下端222にはローラ26,27が設
けられて、基台1のガイドレール11とプラットホーム
3のガイドレール32にそれぞれ転動自在に挿置されて
いる。リンクアーム21,22の交点では軸部材23と
一体に枠体41が設けられて、これに駆動モータ42と
ボールネジ駆動部43、および駆動モータ42の駆動力
をボールネジ駆動部43へ伝達するギヤハウジング44
が一体に保持されている。ボールネジ駆動部43からは
水平にボールネジ431が突出しており、このボールネ
ジ431にトラベルナット45が装着されている。トラ
ベルナット45には枠体46が一体に設けられて、その
長手方向(紙面垂直方向)両端面に突設された支軸47
1に楔ローラ47が装着され、これら楔ローラ47がそ
れぞれリンクアーム21の上半部下側面とリンクアーム
22の下半部上側面に接してこれらの間に位置してい
る。なお、図では一つのみ描いてあるが、リンクアーム
21に接する楔ローラとリンクアーム22に接する楔ロ
ーラとは別体となっている。なお、各楔ローラ47が接
するリンクアーム21の上半部下側面とリンクアーム2
2の下半部上側面は下方ないし上方へ膨出する曲面に成
形されて、後述するプラットホーム3の昇降作動時にお
ける駆動モータ42の負荷変動を小さく抑えている。 【0011】ここで、本実施形態では、リンクアーム2
2の上端221が結合されている部分に近いプラットホ
ーム3の下面に緊急ロック機能付きベルト巻取り装置
(以下、リトラクタという)51が設けてあり、これか
ら引き出されたベルト52の先端にフック53が設けら
れて、このフック53がリンクアーム21の上端212
のローラ支軸261に係止されている。なお、リトラク
タ51は自動車の乗員保護のためのシートベルトに使用
されるものであって、シートベルトが急激に引き出され
る方向に荷重が働くと(あらかじめ設定した値以上の加
速度が作用すると)シートベルトの引き出しをロックす
る機能を有する巻取り装置である。 【0012】このような構造のリフタ装置において、駆
動モータ42によってボールネジ431を自転させる
と、これに応じてトラベルナット45がボールネジ43
1上を直線移動し、リンクアーム21,22間の楔ロー
ラ47が水平方向へ移動する。楔ローラ47の移動に伴
ってリンクアーム21,22の交差角θが変化し、Xリ
ンク2A,2Bに支持されたプラットホーム3が水平姿
勢を保って昇降する。例えばトラベルナット45が図1
の鎖線で示すようにボールネジ431の先端部まで移動
すると、上記交差角θは最大となってプラットホーム3
は基台1の直上間近まで下降する。この間、ベルト52
はリンクアーム上端212,221間の間隔変化に応じ
て自在にリトラクタ51から引き出され、あるいはリト
ラクタ51に巻き取られる。 【0013】楔ローラ47がリンクアーム21,22か
ら外れる等の故障を生じると、リンクアーム21,22
は車椅子Wおよびプラットホーム3の自重を受けて急速
にその交差角θが大きくなるように開き、プラットホー
ム3が急降下するおそれがある。ここにおいて、本実施
形態では、リンクアーム21,22の上端212,22
1間の間隔が急速に大きくなり、これに伴ってベルト5
2が急速に引き出されようとすると、公知の構造によっ
てリトラクタ51からのベルト52の引き出しがロック
される。これにより、リンクアーム21,22はその開
き作動が阻止され、この結果、プラットホーム3の下降
が規制される。このようにして、既存のシートベルト用
リトラクタを利用した簡易な構造により、故障時のプラ
ットホーム3の急降下が阻止されて、プラットホーム3
上の車椅子乗員の安全が確保される。 【0014】なお、上記実施形態において、リトラクタ
51をリンクアーム21の上端212に設けて、シート
ベルト52先端のフック53をリンクアーム上端221
のピン部材25に係止する構成を採用しても良い。ま
た、リトラクタ51とシートベルト52をリンクアーム
21,22の下端211,222間に設けることもでき
る。 【0015】 【発明の効果】以上のように本発明のリフタ装置によれ
ば、自動車のシートベルト巻取り用として多量に製造さ
れている既存の緊急ロック機能付きベルト巻取り装置を
利用した簡易な構成により、故障時におけるプラットホ
ームの急降下を防止してその安全性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】リフタ装置の一部破断全体側面図である。 【図2】従来のリフタ装置の全体斜視図である。 【符号の説明】 1…基台、2A,2B…Xリンク、21,22…リンク
アーム、211…下端,212…上端、221…上端、
222…下端、3…プラットホーム、51…緊急ロック
機能付きベルト巻取り装置(リトラクタ)、52…ベル
ト、53…フック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−345394(JP,A) 特開 平11−36309(JP,A) 実開 昭59−176900(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 7/06 B66F 17/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対のリンクアームを中央で回動自在に
    結合したXリンクを垂直姿勢で平行に設けてこれらXリ
    ンク上にプラットホームを支持させ、前記Xリンクの各
    リンクアームの一端を基台と前記プラットホームにそれ
    ぞれ位置固定で結合するとともに、前記各リンクアーム
    の他端を前記基台とプラットホームにそれぞれ位置移動
    可能に結合して、前記Xリンクの交差角を大小変更駆動
    することにより前記プラットホームを水平姿勢を保って
    昇降動させるようにしたリフタ装置において、前記プラ
    ットホームの下降に伴って互いに離間する一方のリンク
    アームの端部側に、通常作動時の前記一方のリンクアー
    ムの端部側と他方のリンクアームの端部側との間隔変化
    に応じて自在にベルトの引き出しないし巻き取りを行う
    とともに、前記一方のリンクアームの端部側に対して他
    方のリンクアームの端部側が急速に離間した時にはベル
    トの引き出しをロックする緊急ロック機能付ベルト巻取
    り装置を設けるとともに、当該ベルト巻取り装置から引
    き出したベルトの先端を他方のリンクアームの端部側に
    結合したことを特徴とするリフタ装置。
JP23394199A 1999-08-20 1999-08-20 リフタ装置 Expired - Fee Related JP3458783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23394199A JP3458783B2 (ja) 1999-08-20 1999-08-20 リフタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23394199A JP3458783B2 (ja) 1999-08-20 1999-08-20 リフタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001058800A JP2001058800A (ja) 2001-03-06
JP3458783B2 true JP3458783B2 (ja) 2003-10-20

Family

ID=16963026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23394199A Expired - Fee Related JP3458783B2 (ja) 1999-08-20 1999-08-20 リフタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3458783B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6402937B2 (ja) * 2015-08-24 2018-10-10 トヨタ車体株式会社 架台昇降装置
CN113208825A (zh) * 2021-05-13 2021-08-06 湖南应用技术学院 一种快拼快拆式举升升降轮椅

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001058800A (ja) 2001-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4275984B2 (ja) プラットホームの簡易可動柵
US6382358B1 (en) Safety lock device for automobile lifts
JP2007084290A (ja) エレベータの上効き非常止め装置
US5147051A (en) Hoisting device for individuals
JP3458783B2 (ja) リフタ装置
US4196887A (en) Vehicle support
WO2003059685A2 (en) Wheelchair access system for a vehicle
CN111559685B (zh) 一种防冲顶坠落装置
JP2876299B2 (ja) 昇降パネル付き展示ケ−スにおける安全装置
JP2952164B2 (ja) 車両の乗降ステップ装置
JP2784429B2 (ja) 簡易リフター
EP0737465A2 (en) Lift apparatus for invalid
JP4527263B2 (ja) 車両用昇降装置
JP4083705B2 (ja) 鉄道車両用の運転士踏み段装置
JP2548629B2 (ja) トラッククレーン
JP4527262B2 (ja) 車両用昇降装置
JP3163429B2 (ja) 昇降機の落下防止装置
JP2004238097A (ja) リフト装置
JP3331488B2 (ja) 昇降台のバウンド抑制装置
JP2577421Y2 (ja) 自動車整備用リフト
JPH11171426A (ja) 昇降装置におけるケージ落下防止装置
EP4137381A1 (en) Safety apparatus for passengers or pedestrians
CN211173308U (zh) 可防坠落的升降装置
JPH0362867B2 (ja)
JP2005119765A (ja) 車椅子の段差解消機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees